JPH0756416A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH0756416A
JPH0756416A JP5206604A JP20660493A JPH0756416A JP H0756416 A JPH0756416 A JP H0756416A JP 5206604 A JP5206604 A JP 5206604A JP 20660493 A JP20660493 A JP 20660493A JP H0756416 A JPH0756416 A JP H0756416A
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JP
Japan
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image forming
unit
process cartridge
forming apparatus
color image
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JP5206604A
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English (en)
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Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 カラー画像形成装置を白黒画像用として用い
てもカラー画像用として用いても効率よく稼働し、取扱
い易く経済的なカラー画像形成装置を提供する。 【構成】 像形成体とその周囲に配置されたY,M,
C,黒の各現像器201,202,203,204及び
クリーニング部116を有するカラー画像形成装置10
において、像形成体と黒の現像器204とクリーニング
部116からなる着脱可能なプロセスカートリッジ21
02とY,M,Cの現像器201,202,203から
なる着脱可能なユニットから構成されると共に、前記着
脱の方向は該プロセスカートリッジ2102では像形成
体の回動軸と平行方向であり、該ユニットでは該回動軸
と直角方向であり、該プロセスカートリッジ2102の
着脱には該ユニットが干渉する配置とし、脱装に際して
は該ユニットを優先し、該プロセスカートリッジ210
2と該ユニットとは互いに直交する方向又は互いに平行
な方向に着脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー像を表面に形成
する感光体ドラム又は感光体ベルトを用いたカラー画像
形成装置に関し、特に黒トナー像のほかカラー現像器の
オプションを装着することによりカラー画像も記録する
ようにできるカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体ドラム又は感光体ベルトを用いた
画像記録装置は、感光体ドラム又は感光体ベルトに対し
て複数の現像器を配置しており、特に感光体ベルトを用
いるものに対しては各現像器をほぼ同じ状態に配設する
ことが容易にできる点で、沢山の現像器を必要とするカ
ラー画像の記録に適しており、それぞれイエロー,マゼ
ンタ,シアン,黒のトナーを現像剤に用いた4個の現像
器を配設して黒トナー像とカラー画像の記録ができるも
のも知られている。そのような従来のカラー画像形成装
置は、4個の現像器の交換やそれらへのトナーの補充が
容易にできるように、4個の現像器を感光体ドラム又は
感光体ベルトと共に着脱可能にするか、それとも感光体
ドラム又は感光体ベルトとは別に一体的に画像形成装置
に対して着脱し得るものにしていて、黒トナー像だけを
記録する場合は黒トナー以外の現像器が完全に余分なも
のとなるし、使用頻度の高い黒トナーだけの補充に他の
現像器も一緒に着脱して交換したりせねばならないと言
ったように、無駄の多いものになり易いと言う問題があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を解消するためになされたものであり、カラー画像用の
Y,M,C各現像剤の現像器をオプションで追加するこ
とができて、カラー画像を記録する場合のカラー画像用
の現像器の配設は交換可能のY,M,C各現像器のユニ
ットの装着で簡単にでき、各現像器へのトナーの補給は
交換可能のプロセスカートリッジまたは現像器のユニッ
トを取出すことで白黒画像用の現像器とカラー画像用の
現像器について独立に行うことができる感光体ドラム又
は感光体ベルトを用いた画像形成装置の提供を目的とす
る。
【0004】即ち、本発明は、カラー画像形成装置の現
像器を白黒用とカラー用の2つに分離可能で分離したま
ま白黒用画像形成装置として使用することもでき、結合
して名実ともにカラー画像形成装置として稼働させるこ
ともできるようにし、その白黒用として稼働する頻度と
カラー用として稼働する頻度に応じてトナー補給や現像
器の更新が簡単確実に効率良く行われ高画質で取扱性の
良いカラー画像形成装置を提供することを課題目的にす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は次の(1)〜(2
5)項の技術手段のいずれか1項の構成によって達成され
る。
【0006】(1)像形成体とその周囲に配置されたY,
M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なユニットから構
成されると共に、前記着脱の方向は該プロセスカートリ
ッジでは像形成体の回動軸と平行方向であり、該ユニッ
トでは該回動軸と直角方向であり、該プロセスカートリ
ッジの着脱には該ユニットが干渉する配置とし、脱装に
際しては該ユニットを優先し、該プロセスカートリッジ
と該ユニットとは互いに直交する方向に着脱することを
特徴とするカラー画像形成装置。
【0007】(2)前記ユニットの着脱はカラー画像形成
装置上方より行うことを特徴とする(1)に記載のカラー
画像形成装置。
【0008】(3)前記プロセスカートリッジには、その
像形成体の前記ユニットに対向する位置を開閉可能にす
る遮閉部材が設けられていることを特徴とする(1)に記
載のカラー画像形成装置。
【0009】(4)前記プロセスカートリッジ及び前記ユ
ニットは着装時には各々カラー画像形成装置に固定され
ることを特徴とする(1)に記載のカラー画像形成装置。
【0010】(5)像形成体とその周囲に配置されたY,
M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なユニットから構
成されると共に、前記着脱の方向は共に像形成体の回動
軸と直角方向であり、該プロセスカートリッジの着脱に
は該ユニットが干渉する配置とし、脱装に際しては該ユ
ニットを優先し、該プロセスカートリッジと該ユニット
とは互いに同一方向に着脱することを特徴とするカラー
画像形成装置。
【0011】(6)前記着脱はカラー画像形成装置上方よ
り行うことを特徴とする(5)に記載のカラー画像形成装
置。
【0012】(7)前記着脱はカラー画像形成装置の現像
器側より行うことを特徴とする(5)に記載のカラー画像
形成装置。
【0013】(8)(5)において、前記プロセスカートリ
ッジの像形成体が前記ユニットに対向する位置を開閉可
能にする遮閉部材を該プロセスカートリッジに設けたこ
とを特徴とするカラー画像形成装置。
【0014】(9)(5)において、前記プロセスカートリ
ッジと前記ユニットとは、カラー画像形成装置に対し各
々固定されることを特徴とするカラー画像形成装置。
【0015】(10)像形成体とその周囲に配置されたY,
M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なユニットから構
成されると共に、前記着脱の方向は共に像形成体の回動
軸と直角方向であり、該プロセスカートリッジの着脱に
は該ユニットが干渉する配置とし、脱装に際しては該ユ
ニットを優先し、該プロセスカートリッジと該ユニット
とは該回動軸をはさんで互いに近接又は離間する方向に
着脱することを特徴とするカラー画像形成装置。
【0016】(11)前記ユニットの着脱はカラー画像形成
装置側方より行うことを特徴とする(10)に記載のカラー
画像形成装置。
【0017】(12)(10)において、前記プロセスカートリ
ッジの像形成体が前記ユニットに対向する位置を開閉可
能にする遮閉部材を該プロセスカートリッジに設けたこ
とを特徴とするカラー画像形成装置。
【0018】(13)(10)において、前記プロセスカートリ
ッジ及び前記ユニットは、カラー画像形成装置に対し各
々固定されることを特徴とするカラー画像形成装置。
【0019】(14)像形成体とその周囲に配置されたY,
M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なカラー現像器ユ
ニットとから構成されると共に、前記着脱の方向は該プ
ロセスカートリッジに於ては像形成体の回動軸と直角方
向であり、かつ、該ユニットの側であり、該ユニットで
は該回動軸と平行方向であり、該プロセスカートリッジ
の着脱には該ユニットが干渉する配置とし、脱装に際し
ては該ユニットを優先し、該プロセスカートリッジ及び
該ユニットは互いに直交する方向に着脱することを特徴
とするカラー画像形成装置。
【0020】(15)前記ユニットの着脱はカラー画像形成
装置側方より行うことを特徴とする(14)に記載のカラー
画像形成装置。
【0021】(16)前記プロセスカートリッジには、その
像形成体の前記ユニットに対向する位置を開閉可能にす
る遮閉部材が設けられていることを特徴とする(14)に記
載のカラー画像形成装置。
【0022】(17)前記プロセスカートリッジ及び前記ユ
ニットは着装時には各々カラー画像形成装置に固定され
ることを特徴とする(14)に記載のカラー画像形成装置。
【0023】(18)像形成体とその周囲に配置されたY,
M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なユニットから構
成されると共に、前記着脱の方向は該プロセスカートリ
ッジでは像形成体の回動軸と直角方向であり、かつ、該
ユニットと反対側であり該ユニットでは該回動軸と平行
方向であり、該プロセスカートリッジの着脱には該ユニ
ットが干渉する配置とし、着脱に際しては該ユニットを
優先し、該プロセスカートリッジ及び該ユニットは互い
に直交する方向に着脱することを特徴とするカラー画像
形成装置。
【0024】(19)前記ユニットの着脱はカラー画像形成
装置側方より行うことを特徴とする(18)に記載のカラー
画像形成装置。
【0025】(20)前記プロセスカートリッジには、その
像形成体の前記ユニットに対向する位置を開閉可能にす
る遮閉部材が設けられていることを特徴とする(18)に記
載のカラー画像形成装置。
【0026】(21)前記プロセスカートリッジ及び前記ユ
ニットは着装時には各々カラー画像形成装置に固定され
ることを特徴とする(18)に記載のカラー画像形成装置。
【0027】(22)像形成体とその周囲に配置されたY,
M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なユニットから構
成されると共に、前記着脱の方向は共に像形成体の回動
軸と平行方向であり、前記プロセスカートリッジの着脱
には前記ユニットが干渉する配置とし、脱装に際しては
該ユニットを優先し、該プロセスカートリッジと該ユニ
ットとは互いに同一方向に着脱することを特徴とするカ
ラー画像形成装置。
【0028】(23)前記着脱は前記ユニットが前記プロセ
スカートリッジの像形成体の回動軸に対し直角方向に待
避した後行うことを特徴とする(22)に記載のカラー画像
形成装置。
【0029】(24)(22)において、前記プロセスカートリ
ッジの像形成体が前記ユニットに対向する位置を開閉可
能にする遮閉部材を該プロセスカートリッジに設けたこ
とを特徴とするカラー画像形成装置。
【0030】(25)(22)において、前記プロセスカートリ
ッジ及び前記ユニットは、カラー画像形成装置に対し着
装時に各々固定されることを特徴とするカラー画像形成
装置。
【0031】
【作用】すなわち、本発明の画像形成装置は、黒トナー
の現像器を像形成体に組付けたプロセスカートリッジ
と、カラー画像用のY,M,C3個の現像器のユニット
とを、それぞれ交換可能に画像形成装置に装着されるも
のにしているから、黒トナー像だけを記録する場合はプ
ロセスカートリッジを装着してカラー用現像器のユニッ
トは装着しなくてよいし、黒トナーを補給するのは、プ
ロセスカートリッジの交換またはプロセスカートリッジ
の現像器の交換あるいはプロセスカートリッジの現像器
へのトナーの補充と言ったように、プロセスカートリッ
ジだけを着脱することで行うことができ、カラー画像を
記録する場合にカラー画像用のトナーを補給するのは、
カラー用現像器のユニットの交換または該ユニットの各
現像器へのトナーの補充と言ったように、カラー用の
Y,M,C3個の現像器のユニットを着脱することで行
うことができる。
【0032】また、本体構成の上からいっても、大きな
方のプロセスカートリッジを先に本体に駆動系とカップ
ルにして固定した後、現像器ユニットの着脱を行なうこ
とが、確実な装着を可能にする。さらに、現像器ユニッ
トがプロセスカートリッジの一部に突き当てる構造をと
ることが可能となり、特に感光体と現像器ユニット内の
現像スリーブの間隙維持が保証できる。
【0033】また、カラー用現像器のユニットは黒のホ
ッパー及び現像器を組込んだプロセスカートリッジと共
に常時画像形成装置を構成させることができるが、その
カラー用のY,M,C現像器は黒の現像器のユニットと
同程度の回数使用して寿命が来たときはプロセスカート
リッジから取外して新規のものと取換えることも可能に
なり保守点検することも、途中で各色のトナーを補充す
ることも容易に簡単に行うことが可能である。
【0034】しかし、この組合わせのカラー画像形成装
置は殆んどカラー画像用として使用する場合に好都合で
あるが、殆んど白黒用の画像形成装置としてしか使わな
い場合にはカラー用のY,M,C現像器を常に装着して
いるため得策とは言えない。
【0035】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて説明する。
【0036】図1は本発明のカラー画像形成装置の一実
施例を示したものである。
【0037】図において100は像形成体である感光体ド
ラムで、OPC感光体をドラム上に塗布したもので接地
されて時計方向に駆動回転される。112は帯電器で、感
光体ドラム100の周面に配置され、この帯電器112による
帯電に先だって、前プリントまでの感光体の履歴をなく
すために発光ダイオード等を用いたPCLによる露光を
行って感光体周面の除電をしておくようにしてある。
【0038】感光体への一様帯電ののち像露光手段113
により画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手
段113は図示しないレーザダイオードを発光光源とし回
転するポリゴンミラー1131、fθレンズ等を経て反射ミ
ラー1132により光路を曲げられ走査がなされるもので、
感光体ドラム100の回転(副走査)によって潜像が形成
される。本実施例では画像部の露光を行ない、反転潜像
を形成するようにしてある。
【0039】感光体ドラム100周縁にはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等
のトナーとキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵し
た現像器201,202,203,204が設けられていて、先ず1
色目の現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持して回転
する現像スリーブ206によって行われる。現像剤はフェ
ライトをコアとしてそのまわりに絶縁性樹脂をコーティ
ングしたキャリアと、ポリエステルを主材料として色に
応じた顔料と荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加え
たトナーとからなるもので、現像剤は穂切り規制板によ
って現像スリーブ206上の層厚を規制されて現像域へと
搬送される。
【0040】現像域における現像スリーブ206と感光体
ドラム100との間隙は層厚(現像剤)よりも大きい間隙
SDとして、この間にバイアスが印加される。このバイ
アスとトナーの帯電は何れも同極性であるため、このバ
イアス電圧によってキャリアから離脱するきっかけを与
えられたトナーにより、顕像化(反転現像)が行われ
る。
【0041】1色目の顕像化が終った後2色目の画像形
成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器112による一
様帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像露
光手段113によって形成される。このとき1色目の画像
形成行程で行われたPCLによる除電は、1色目の画像
部に付着したトナーがまわりの電位の急激な低下により
飛び散るため行わない。
【0042】再び感光体ドラム100の周面の全面に亘っ
て高電位となった感光体のうち、1色目の画像のない部
分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現像が行わ
れるが、1色目の画像がある部分に対し再び現像を行う
部分では、1色目の付着したトナーにより遮光とトナー
自身のもつ電荷によって潜像が形成され、バイアスの電
位差に応じた現像が行われる。
【0043】3色目、4色目についても2色目と同様の
画像形成行程が行われ、感光体ドラム100の周面上には
4色の顕像が形成される。
【0044】一方、給紙カセット121より給紙機構122に
よって給送された記録紙Pは、転写ベルト131を張架し
た転写ベルト装置130によって転写域へと給送され、感
光体ドラム100の周面上の多色像が一括して記録紙P上
に移される。
【0045】転写ベルト131はウレタンゴムの基体の外
側FLC層を形成した106〜1014Ω・cm抵抗を持つ厚さ
0.4〜1.0mmの無端状のゴムベルトである。この転写ベル
ト131は保持ローラ132,133の間に張架されている。記
録紙Pは感光体ドラム100と転写ベルト131とで形成され
るニップ部(転写域)に進入し、転写ベルト131裏面よ
りコロナ放電器136により転写電界が付与され、記録紙
P上に多色像が転移する。
【0046】感光体ドラム100より分離した記録紙P
は、転写ベルト131を張架する下流側の保持ローラ133の
軸を対向電極としてACコロナ放電による除電を受けた
のち、あるいはACコロナ放電を受けながら転写ベルト
131から分離する。この転写ベルト装置130の転写ベルト
131は多色像形成中は下流側の保持ローラ133の軸133a
を回動中心として感光体ドラム100より離間されてい
る。
【0047】転写ベルト装置130から分離した多色像を
保持した記録紙Pは、少くとも一方のローラ内部にヒー
タを有する2本の圧着ローラからなる定着装置123へと
搬送され、圧着ローラ間で熱と圧力を加えられることに
より付着トナーは溶融し、記録紙P上に固定されたの
ち、装置外へ排出される。
【0048】転写後の感光体ドラム100の周面上に残っ
た残留トナーはACコロナ放電器を用いた除電器により
除電を受けたのち、クリーニング部116にいたり感光体
に当接したゴム材から成るクリーニングブレード116a
によってクリーニング部116内に掻き落とされ、スクリ
ュ等により排出あるいは貯留される。
【0049】クリーニング部116によって残留トナーを
除去された感光体ドラム100はPCLによる露光を受け
たのちスコロトロン帯電器112によって一様帯電を受
け、次の画像形成サイクルにはいる。多色像形成中はク
リーニングブレード116aは感光体表面から離間され、
除電器によるAC除電はOFF状態に保たれる。
【0050】以上は像形成体が感光体ドラム100である
場合の説明であるが、像形成体を図30及び図31の側面図
に示すような感光体ベルト101を使用した場合について
もほぼ同様のプロセスにより良好な画像形成がなされ
る。
【0051】次に本発明の特許請求の範囲の各請求項に
基づく実施例について具体的に図を用いて説明する。
【0052】請求項1の実施例は前述したカラー画像形
成の一般機能を有するカラー画像形成装置の中で、図5
及び図6の斜視図に示すように、感光体ドラム100とク
リーニング部116と帯電器112と黒のトナーホッパー204
Hをスクリューパイプ204Pで連結した黒の現像器204と
を一体化してプロセスカートリッジ2102としたものと図
5,図6の斜視図に示すようにY,M,Cの各カラー現
像器201,202,203を組込んだカラー現像器ユニット200
1又は2003又は2004としたものとが、互いに離間できる
ようにしたものである。
【0053】また、図2,図3,図4の斜視図には各カ
ラー用現像器201,202,203を一体にしたカラー用現像
器ユニット2004、それに各トナーホッパー201H,202
H,203H及びその補給口201S,202S,203Sを組込ん
だカラー現像器ユニット2001,2003が示されている。
【0054】そして、請求項1の実施例はこのように、
カラー現像器ユニット2001又は2003又は2004と、少くと
も、感光体ドラム100、黒のトナーホッパー204H、該ホ
ッパー204Hからトナーを供給すべき黒の現像器204、該
現像器204及び該ホッパー204Hの両者を連結するス
クリューパイプ204Pより構成されるプロセスカート
リッジ2102とは本体10の中に装着されているが該カート
リッジ2102と該ユニット2001又は2003又は2004は、スリ
ーブローラ206と感光体ドラム100の表面とは近接されて
おり両者を本体10から脱着させたり装着させたりすると
きは感光体を傷めないように配慮することが必要であ
り、そのために、脱着時に該ユニットを優先することに
より該プロセスカートリッジとの干渉をしないようにし
たものである。感光体ドラム100の回動軸又は図30,図3
1の側面図に示すような感光体ベルト101の回動軸に対し
て該カートリッジ2105又は2106は同方向、Cの方向に、
該ユニット2001又は2003又は2004は直角方向、Lの方向
に、窓13を経て着脱する場合、着装時には感光体を含む
プロセスカートリッジを優先し、脱装時には該ユニット
2001又は2003又は2004を優先するようにして効果を上げ
ている。尚、図6の斜視図は現像器ユニットを図2の斜
視図に示す2004のものを装着したものであり、その他の
部分は図5に全く同じである。
【0055】請求項2の実施例は該ユニット2001又は20
03又は2004の着脱を図5,図6に示す本体10の上方Uの
方向に対して窓11を経て行うようにしたものである。
【0056】請求項3の実施例は該ユニット又は該カー
トリッジの着脱に際して、図21,図22の側面図、図23,
図24の側面図に示すようにプロセスカートリッジ2102を
少し変形した別の実施例のプロセスカートリッジ2103の
枠体2103Aとその蓋2103Cにばね付勢をしておき、カラ
ー用現像器ユニット2004を装着時には該蓋2103Cが2103
Bを支軸にして押し上げられているが、該ユニット2004
を脱装すると感光体ドラム100の表面が光を浴びて劣化
してしまうので、図22に示すように蓋2103Cが閉まって
塞がれ光密が達成されるようにしてある。
【0057】また、図23に示すように該ユニット2004又
は2001又は2003を装着時には該ユニットが感光体ドラム
100の表面を塞ぐので、遮閉板2103Sは天井部に逃げて
いるが脱着時は図24に示すように該遮閉板2103Sは感光
体表面を塞いでくれるので光による感光体の劣化は回避
される。
【0058】また、図25の斜視図、図26の断面図及び図
27の側面図に示すような遮光装置では、感光体ドラム10
0の表面に近く感光体100の両端に遮光幕104が固定ピン1
06に片側をフックされたばね107に付勢されて張架され
るようにしてあり、各現像器のはずされるときや転写極
136近くからはずされるときに応じて図示してないモー
タ動力が回動円板105に作動して該遮光幕104を巻き上げ
たり巻き戻されたりしながら感光体面の光による劣化が
防止されるようにしてある。
【0059】尚遮光幕104の先端は、感光体ドラム100の
両側に同心に設けられた前記回動円板105に固定された
バー103に保持されている。
【0060】請求項4の実施例は該ユニットや該プロセ
スカートリッジ2102が本体10に装着されるとき完全に正
しい位置に固定されてしまうようにしてある。
【0061】以上請求項1,2,3,4の実施例は、図
28,図29に示すような2分割型の感光体ドラム式画像形
成装置についても同様に適応可能である。即ち、上本体
10Aに装着されている他の実施例のプロセスカートリッ
ジ2104及び、カラー用現像器ユニット2004の着脱方向、
順序及び感光体の遮光手段が図5,図6や図21〜図27で
示した手段と同様に可能である。
【0062】また、図30,図31に示したようなベルト感
光体を用いた画像形成装置に対しても、前記カートリッ
ジ2105又は2106及び前記ユニット2004の着脱方向順序が
前述の実施例と同様に可能である。
【0063】請求項5の実施例は、図7,図8の斜視図
に示すように前記ユニット2004又は2001又は2003とプロ
セスカートリッジ2102とが着脱されるとき、その着脱の
方向を感光体ドラム100の回転軸と直角方向であってし
かも両者が同じ方向即ち、前記ユニットが装置本体10の
上面Uの方向なら前記カートリッジも同じUの方向に、
該ユニットが側面Lの方向であれば、該カートリッジも
同じLの方向になされるようにしたものである。
【0064】そして、請求項1と同様な作用をさせるた
め、該カートリッジの着脱には該ユニット2004又は2001
又は2003が干渉しないようにしたもので脱装については
該ユニットを優先的に脱装させ、着装については該プロ
セスカートリッジを優先させるようにして感光体の保護
がほぼ完全なものとなっている。
【0065】そして請求項6の実施例は上記着脱は図7
又は図8の側面図に示すようにカラー画像形成装置本体
10の上方Uの方向に対して行うことにより簡単化されて
いる。そして、その着脱は、装置本体10の上面に設けた
図示しないカバーが開けられ、天井窓11が形成されて行
われる。
【0066】請求項7の実施例はその着脱を本体10の現
像器が配置される側即ち図7又は8のLで示す方向に行
われるようにしたものである。そして、着脱は装置本体
10の側面に設けた図示しないカバーが開かれ開口部13が
形成されて行われる。
【0067】請求項8の実施例は請求項3で行った感光
体面の遮閉手段を同様に適用させたものである。
【0068】請求項9の実施例は、このように着脱され
るユニットやプロセスカートリッジは着装に際しては完
全に装着してクランプされるようにし、正確な組付けが
行われた状態でカラー画像形成装置を正しく稼働し、高
品位の画像形成が行われるようにしたものである。
【0069】以上、請求項5,6,7,8,9の実施例
は、図28,図29に示すような2分割型の感光体ドラム式
画像形成装置についても同様に適応可能である。即ち、
上本体10Aに装着されている他の実施例のプロセスカー
トリッジ2101及び、カラー用現像器ユニット2004の着脱
方向、順序及び感光体の遮光手段が図7,図8や図21〜
27で示した手段と同様に可能である。
【0070】また、図30,図31に示したようなベルト感
光体を用いた画像形成装置に対しても、前記カートリッ
ジ2105及び前記ユニット2004の着脱方向順序が前述の実
施例と同様に可能である。
【0071】但し、共に上方向に着脱するときには図30
の場合には、給紙カセットと転写極を含めた給紙ガイド
をあらかじめ上方に抜いておくことが必要であり、図31
の場合には光学系ユニットをあらかじめ上方に抜いてお
くことが必要である。
【0072】請求項10の実施例は図9,図10の斜視図に
示すように前記ユニット2004又は2001又は2003とプロセ
スカートリッジ2102とが共に本体10から着脱可能に設け
られ、その着脱は共に感光体の回動軸と直角で互いに離
間する方向であり前記カートリッジが一方の側面Rの方
向に着脱されるときに前記ユニットは反対側の側面Lの
方向に着脱されるようにしてあり、脱装には該ユニット
が優先し着装には該カートリッジが優先するようにして
ある。
【0073】請求項11の実施例は、請求項10の実施例の
中でそのユニットの着脱方向は図5又は図6の斜視図に
示すようにカラー画像形成装置本体10の側方Lの方向に
行いお互いの干渉が避けられ、着脱が容易に正確に行わ
れるようにしたものである。そして、着脱には装置本体
10の側面に形成された前記開口部13によって該ユニット
が着脱され反対側の側面に設けられた開口部14によって
定着器123と共に前記カートリッジが着脱される。
【0074】請求項12の実施例は、プロセスカートリッ
ジに対して遮閉部材を設けたもので請求項3、請求項8
等前記した実施例と同じ方法手段による感光体の保護が
達成されるものである。
【0075】請求項13の実施例は、そのように着脱を行
うプロセスカートリッジ及びカラー現像器ユニットがそ
れぞれ装着されるときは、所定の位置に正確に固定され
るようにしたものである。そして安定した高画質が得ら
れるようにしたものである。
【0076】以上、請求項10,11,12,13の実施例は、
図28,図29に示すような2分割型の感光体ドラム式画像
形成装置についても同様に適応可能である。即ち、上本
体10Aに装着されている他の実施例のプロセスカートリ
ッジ2101及び、カラー用現像器ユニット2004の着脱方
向、順序及び感光体の遮光手段が図9,図10や図21〜27
で示した手段と同様に可能である。但し図29の場合には
下本体10Bの定着器123をあらかじめ取外しておく必要
がある。
【0077】また、図30に示したようなベルト感光体を
用いた画像形成装置に対しても、前記カートリッジ2105
又は2106及び前記ユニット2004の着脱方向順序が前述の
実施例と同様に可能である。
【0078】但し、図30のような場合カラー用現像器ユ
ニット2004を側方Lの方向に着脱し、該プロセスカート
リッジ2101を反対の側方に着脱するときは、像露光手段
113及び定着器123はあらかじめ抜いておくことが必要で
ある。図31の場合には本請求項の実施は不可能である。
【0079】請求項14の実施例は、図11,図12の斜視図
に示すように、前記ユニット2004又は2001又は2003とプ
ロセスカートリッジ2102とが着脱されるとき、該カート
リッジの着脱の方向を感光体ドラム100の回動軸に直角
の方向でかつ、該ユニットの位置する側、即ち、図のL
の方向であり、該ユニットの着脱方向を感光体ドラム10
0の回転軸方向Cとしたものである。
【0080】そして該カートリッジ2102の着脱は本体10
に設けられた開口部13を通って行われる。
【0081】そして該カートリッジと該ユニットは互い
に直行する方向に着脱し、また着脱に際してはそのまま
では互いに干渉し合う関係にしてある。着装は該プロセ
スカートリッジ優先、脱装は該ユニット優先として互い
の損傷が生ずることを防いでいる。
【0082】請求項15の実施例は前記カラー現像器ユニ
ットの着脱方向をカラー画像形成装置本体10の正面でな
く側方としたものである。
【0083】請求項16の実施例は、請求項14の実施例に
おけるプロセスカートリッジの感光体がカラー現像器ユ
ニットに対向する面を開閉可能にする遮閉部材を請求項
3で説明したものと同様に取付けたものである。これに
より感光体の光による劣化が防止される。
【0084】請求項17の実施例は請求項14の実施例にお
けるプロセスカートリッジ及びカラー現像器ユニットが
着装されるときは正確な位置に確実に固定してクランプ
されるようにしたものでこれによって安定した高画質の
画像形成がなされるものである。
【0085】以上、請求項14,15,16,17の実施例は、
図28,図29に示すような2分割型の感光体ドラム式画像
形成装置についても同様に適応可能である。即ち、上本
体10Aに装着されている他の実施例のプロセスカートリ
ッジ2101及びカラー用現像器ユニット2004の着脱方向、
順序及び感光体の遮光手段が図11,図12や図21〜27で示
した手段と同様に可能である。
【0086】また、図30に示したようなベルト感光体を
用いた画像形成装置に対しても、前記カートリッジ2105
又は2106及び前記ユニット2004の着脱方向順序が前述の
実施例と同様に可能である。
【0087】請求項18の実施例は、図13,図14の斜視図
に示すようにプロセスカートリッジ2102の着脱方向を感
光体100の回動軸に直角方向で、かつ、カラー用現像器
ユニット2001又は2003又は2004と反対の側、即ち、図1
3,図14に示すRの方向にし、該ユニットの着脱は該回
動軸と平行方向であるようにしたものである。そして、
該カートリッジと該ユニットは互いに干渉し合う関係で
あり、その着脱についての優先関係は、請求項14のもの
と反対にしてあり、互いの損傷は未然に防がれる。尚、
該カートリッジの着脱には定着器123も共に着脱され、
開口部14が形成されてそこを通って行われる。
【0088】請求項19の実施例は、そのカラー現像器ユ
ニットの着脱を図5,図6に示すようにカラー画像形成
装置の側面へ向って行うように限定したものである。
【0089】請求項20の実施例は請求項3の実施例と同
様に該カートリッジのスリーブローラ206に対向する感
光体ドラム面には、開閉可能な光密にするための遮閉部
材が作動するように該プロセスカートリッジに設けてあ
る。これにより該感光体面が光で劣化を起すことがなく
なる。
【0090】請求項21の実施例では該カートリッジ及び
該ユニットが本体10に着装されるときは正しい位置にク
ランプして固定されるようにしてある。これにより請求
項18に示したカラー画像形成装置は高画質が安定して維
持可能になる。
【0091】以上、請求項18,19,20,21の実施例は、
図28,図29に示すような2分割型の感光体ドラム式画像
形成装置についても同様に適応可能である。即ち、上本
体10Aに装着されている他の実施例のプロセスカートリ
ッジ2101及びカラー用現像器ユニット2004の着脱方向、
順序及び感光体の遮光手段が図13,図14や図21〜27で示
した手段と同様に可能である。但し、図29の場合には下
本体10Bの定着器123をあらかじめ取外しておく必要が
ある。
【0092】また、図30,図31に示したようなベルト感
光体を用いた画像形成装置に対しても、前記カートリッ
ジ2105又は2106及び前記ユニット2004の着脱方向順序が
前述の実施例と同様に可能である。
【0093】但し、共に上方向即ち、カラー現像器ユニ
ットと反対側に着脱するときは図30の場合には、給紙カ
セットと転写極を含めた給紙ガイドをあらかじめ上方に
抜いておくことが必要であり、図31の場合には光学系ユ
ニットをあらかじめ上方に抜いておくことが必要であ
る。
【0094】請求項22の実施例は、図15,図16の斜視図
に示すように、プロセスカートリッジ2102とカラー用現
像器ユニット2001又は2003又は2004とは共に感光体ドラ
ム100の回動軸と平行な方向、かつ、同方向に着脱可能
にさせ、両者はそのままではお互いに干渉する関係にあ
り、脱装には該ユニットを優先させ着装には該カートリ
ッジを優先させるようにしたものである。
【0095】これにより保全、点検、交換等の操作が容
易になる。
【0096】請求項23の実施例は請求項22とほぼ同様で
あるが前記プロセスカートリッジの着脱に際しては図1
7,図18の斜視図に示すように前記ユニットが前記回動
軸に直角方向にあらかじめ少し待避させてから行うよう
にしたもので互いの損傷は更に完全に解消される。
【0097】請求項24の実施例は、請求項22又は23の実
施例に加えて、請求項3で示した開閉可能な感光体の遮
閉板を設けたもので光による感光体の劣化を防いでい
る。
【0098】請求項25の実施例は、請求項22,23,24の
実施例に加えて更に、前記カートリッジや前記ユニット
が本体10に着装されたときは正しい位置にクランプされ
るようにし、安定した高画質の画像が得られるようにし
たものである。
【0099】以上、請求項22,23,24,25の実施例は、
図28,図29に示すような2分割型の感光体ドラム式画像
形成装置についても同様に適応可能である。即ち、上本
体10Aに装着されている他の実施例のプロセスカートリ
ッジ2101及びカラー用現像器ユニット2004の着脱方向、
順序及び感光体の遮光手段が図15,図16,図17,図18や
図21〜27で示した手段と同様に可能である。
【0100】また、図30,図31に示したようなベルト感
光体を用いた画像形成装置に対しても、前記カートリッ
ジ2105又は2106及び前記ユニット2004の着脱方向順序が
前述の実施例と同様に可能である。
【0101】また、カラー用現像器ユニット2004は図19
の側面図に示すように本体10の斜めの溝15に沿って該ユ
ニット2004に設けられた2本のピン2004A,2004Bがガ
イドされて感光体面から離脱して脱装させるようにした
ものがある。これは感光体面損傷防止の面から望まし
い。
【0102】また図20に示すものは、プロセスカートリ
ッジ2104に対して、カラー現像器ユニット2004が矢印方
向に揺動し、干渉が回避できるようにしたものである。
これも、感光体面の損傷がより確実に回避できる手段で
ある。
【0103】
【発明の効果】カラー画像形成装置で像形成体(感光
体)、黒の現像器及びそのトナーホッパーを基体とし、
場合によっては帯電器、クリーナ、除電器等の周辺機能
も含めたプロセスカートリッジと、カラー用のY,M,
C各現像器を一体化してユニットとしたもの、更にその
ユニットにトナーホッパーも結合させたものを1つのユ
ニットにしたものとその他本体に付帯するものとの3つ
のブロックにわけて編成し、本体ブロックに対して該カ
ートリッジのブロックと該ユニットのブロックを着脱可
能にすることにより、カラー画像形成装置を白黒を主体
にする使い方をするときはカラー用現像器ユニットは外
しておいて、必要時のみそのユニットを取付けてカラー
画像形成を行うようにすることが可能になる。
【0104】このため、白黒用として使っていて、どう
してもカラー用としても使いたいという要求がでてきた
ときオプションとしてカラー用現像器ユニットを購入し
て、そのときにカラー画像形成装置に変身させることも
可能になる。
【0105】Y,M,Cの各現像器をまとめて1つのユ
ニットにしてあるためこのユニットの寿命が来るまで、
又は中のトナーの交換時期が来るまでカラーバランスを
保ちながら、トナーを無駄にすることなく、トナー供給
回数やユニット交換回数を最少に押えることが可能にな
った。
【0106】そして、黒の使用頻度の高い場合、黒カー
トリッジとして消耗が大きいのでその交換の必要がでて
来るがY,M,Cの使用頻度は低いので、分割構造でユ
ニットにしてあるため、これはまだまだ再使用されてゆ
くようにできる。これに対してカラーと黒の現像器を全
く一体にした従来のものでは黒の現像器に寿命がきたと
きは、高価な新品同様に使用可能なカラー用の現像器も
共に廃棄してしまうので無駄になってしまう。本発明に
よりこの問題は全く解消される。
【0107】そして、このことは使用分野毎の事情にマ
ッチさせた有効な活用法をカラー画像形成装置に付与さ
せることになる。即ち、ビジネス分野では黒プリントの
使用が多くグラフィック分野ではカラーの使用量が多い
といった事情を伴うが本発明のカラー画像形成装置の編
成にしておけばどちらの要望にも抵抗なく応えられるも
のである。
【0108】そして、カートリッジの着脱防止時の干渉
防止が容易である。
【0109】また、各カートリッジはトナーホッパーが
一体化できて便利である。
【0110】完全にY,M,Cのカラー現像ユニットを
着脱しないでも黒のカートリッジを着脱することが可能
であるので、黒のトナー補充だけの操作は更に簡単化さ
れる。
【0111】また、該カートリッジと該ユニットの干渉
防止機構を簡単確実なもので済ませることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の側面図。
【図2】本発明のカラー用現像器ユニットの一実施例の
斜視図。
【図3】本発明のカラー用現像器ユニットの一実施例の
斜視図。
【図4】本発明のカラー用現像器ユニットの一実施例の
斜視図。
【図5】本発明の一実施例の斜視図。
【図6】本発明の一実施例の斜視図。
【図7】本発明の一実施例の斜視図。
【図8】本発明の一実施例の斜視図。
【図9】本発明の一実施例の斜視図。
【図10】本発明の一実施例の斜視図。
【図11】本発明の一実施例の斜視図。
【図12】本発明の一実施例の斜視図。
【図13】本発明の一実施例の斜視図。
【図14】本発明の一実施例の斜視図。
【図15】本発明の一実施例の斜視図。
【図16】本発明の一実施例の斜視図。
【図17】本発明の一実施例の斜視図。
【図18】本発明の一実施例の斜視図。
【図19】カラー用現像器ユニットの取り外しガイドを
組込んだカラー画像形成装置の部分側面図。
【図20】プロセスカートリッジとカラー用現像器ユニ
ットの結合状態を表わす側面図。
【図21】プロセスカートリッジに感光体光疲労防止用
遮閉板を設けた状態を表わす一実施例の側面図。
【図22】プロセスカートリッジに感光体光疲労防止用
遮閉板を設けた状態を表わす一実施例の側面図。
【図23】プロセスカートリッジに感光体光疲労防止用
遮閉板を設けた状態を表わす他の一実施例の側面図。
【図24】プロセスカートリッジに感光体光疲労防止用
遮閉板を設けた状態を表わす他の一実施例の側面図。
【図25】遮光幕を有する感光体ドラムの斜視図。
【図26】遮光幕を有する感光体ドラムの断面図。
【図27】遮光幕を有する感光体ドラムの側面図。
【図28】二分割型一実施例の側面図。
【図29】二分割型一実施例の側面図。
【図30】ベルト感光体を用いたプロセスカートリッジ
とカラー用現像器ユニットを組込んだカラー画像形成装
置の側面図。
【図31】ベルト感光体を用いたプロセスカートリッジ
とカラー用現像器ユニットを組込んだカラー画像形成装
置の側面図。
【符号の説明】
10 本体 11,12 天井窓 15 溝 100 感光体ドラム 101 ベルト感光体 103 バー 104 遮光幕 105 回動円板 106 固定ピン 107 ばね 112 帯電器 116 クリーニング部 136 転写極 201,202,203,204 Y,M,C,黒各現像器 201H,202H,203H,204H Y,M,C,黒各トナー
ホッパー 201S,202S,203S,204S Y,M,C,黒各トナー
補給口 204P スクリューパイプ 2001,2003,2004 カラー用現像器ユニット 2004A,2004B ピン 2101,2102,2103,2104,2105 プロセスカートリッジ 2103A 枠体 2103B 支軸 2103C 蓋 2103S 遮閉板

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成体とその周囲に配置されたY,
    M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
    ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
    ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
    Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なユニットから構
    成されると共に、前記着脱の方向は該プロセスカートリ
    ッジでは像形成体の回動軸と平行方向であり、該ユニッ
    トでは該回動軸と直角方向であり、該プロセスカートリ
    ッジの着脱には該ユニットが干渉する配置とし、脱装に
    際しては該ユニットを優先し、該プロセスカートリッジ
    と該ユニットとは互いに直交する方向に着脱することを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ユニットの着脱はカラー画像形成装
    置上方より行うことを特徴とする請求項1に記載のカラ
    ー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記プロセスカートリッジには、その像
    形成体の前記ユニットに対向する位置を開閉可能にする
    遮閉部材が設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記プロセスカートリッジ及び前記ユニ
    ットは着装時には各々カラー画像形成装置に固定される
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 像形成体とその周囲に配置されたY,
    M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
    ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
    ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
    Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なユニットから構
    成されると共に、前記着脱の方向は共に像形成体の回動
    軸と直角方向であり、該プロセスカートリッジの着脱に
    は該ユニットが干渉する配置とし、脱装に際しては該ユ
    ニットを優先し、該プロセスカートリッジと該ユニット
    とは互いに同一方向に着脱することを特徴とするカラー
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記着脱はカラー画像形成装置上方より
    行うことを特徴とする請求項5に記載のカラー画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記着脱はカラー画像形成装置の現像器
    側より行うことを特徴とする請求項5に記載のカラー画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記プロセスカート
    リッジの像形成体が前記ユニットに対向する位置を開閉
    可能にする遮閉部材を該プロセスカートリッジに設けた
    ことを特徴とするカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項5において、前記プロセスカート
    リッジと前記ユニットとは、カラー画像形成装置に対し
    各々固定されることを特徴とするカラー画像形成装置。
  10. 【請求項10】 像形成体とその周囲に配置されたY,
    M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
    ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
    ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
    Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なユニットから構
    成されると共に、前記着脱の方向は共に像形成体の回動
    軸と直角方向であり、該プロセスカートリッジの着脱に
    は該ユニットが干渉する配置とし、脱装に際しては該ユ
    ニットを優先し、該プロセスカートリッジと該ユニット
    とは該回動軸をはさんで互いに近接又は離間する方向に
    着脱することを特徴とするカラー画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記ユニットの着脱はカラー画像形成
    装置側方より行うことを特徴とする請求項10に記載のカ
    ラー画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項10において、前記プロセスカー
    トリッジの像形成体が前記ユニットに対向する位置を開
    閉可能にする遮閉部材を該プロセスカートリッジに設け
    たことを特徴とするカラー画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項10において、前記プロセスカー
    トリッジ及び前記ユニットは、カラー画像形成装置に対
    し各々固定されることを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】 像形成体とその周囲に配置されたY,
    M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
    ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
    ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
    Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なカラー現像器ユ
    ニットとから構成されると共に、前記着脱の方向は該プ
    ロセスカートリッジに於ては像形成体の回動軸と直角方
    向であり、かつ、該ユニットの側であり、該ユニットで
    は該回動軸と平行方向であり、該プロセスカートリッジ
    の着脱には該ユニットが干渉する配置とし、脱装に際し
    ては該ユニットを優先し、該プロセスカートリッジ及び
    該ユニットは互いに直交する方向に着脱することを特徴
    とするカラー画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記ユニットの着脱はカラー画像形成
    装置側方より行うことを特徴とする請求項14に記載のカ
    ラー画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記プロセスカートリッジには、その
    像形成体の前記ユニットに対向する位置を開閉可能にす
    る遮閉部材が設けられていることを特徴とする請求項14
    に記載のカラー画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記プロセスカートリッジ及び前記ユ
    ニットは着装時には各々カラー画像形成装置に固定され
    ることを特徴とする請求項14に記載のカラー画像形成装
    置。
  18. 【請求項18】 像形成体とその周囲に配置されたY,
    M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
    ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
    ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
    Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なユニットから構
    成されると共に、前記着脱の方向は該プロセスカートリ
    ッジでは像形成体の回動軸と直角方向であり、かつ、該
    ユニットと反対側であり該ユニットでは該回動軸と平行
    方向であり、該プロセスカートリッジの着脱には該ユニ
    ットが干渉する配置とし、着脱に際しては該ユニットを
    優先し、該プロセスカートリッジ及び該ユニットは互い
    に直交する方向に着脱することを特徴とするカラー画像
    形成装置。
  19. 【請求項19】 前記ユニットの着脱はカラー画像形成
    装置側方より行うことを特徴とする請求項18に記載のカ
    ラー画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記プロセスカートリッジには、その
    像形成体の前記ユニットに対向する位置を開閉可能にす
    る遮閉部材が設けられていることを特徴とする請求項18
    に記載のカラー画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記プロセスカートリッジ及び前記ユ
    ニットは着装時には各々カラー画像形成装置に固定され
    ることを特徴とする請求項18に記載のカラー画像形成装
    置。
  22. 【請求項22】 像形成体とその周囲に配置されたY,
    M,C,黒の各現像器及びクリーニング部を有するカラ
    ー画像形成装置において、像形成体と黒の現像器とクリ
    ーニング部からなる着脱可能なプロセスカートリッジと
    Y,M,Cの現像器からなる着脱可能なユニットから構
    成されると共に、前記着脱の方向は共に像形成体の回動
    軸と平行方向であり、前記プロセスカートリッジの着脱
    には前記ユニットが干渉する配置とし、脱装に際しては
    該ユニットを優先し、該プロセスカートリッジと該ユニ
    ットとは互いに同一方向に着脱することを特徴とするカ
    ラー画像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記着脱は前記ユニットが前記プロセ
    スカートリッジの像形成体の回動軸に対し直角方向に待
    避した後行うことを特徴とする請求項22に記載のカラー
    画像形成装置。
  24. 【請求項24】 請求項22において、前記プロセスカー
    トリッジの像形成体が前記ユニットに対向する位置を開
    閉可能にする遮閉部材を該プロセスカートリッジに設け
    たことを特徴とするカラー画像形成装置。
  25. 【請求項25】 請求項22において、前記プロセスカー
    トリッジ及び前記ユニットは、カラー画像形成装置に対
    し着装時に各々固定されることを特徴とするカラー画像
    形成装置。
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EP94305604A EP0639801B1 (en) 1993-08-20 1994-07-28 Color image forming apparatus having a process cartridge and a color developer cartridge
DE69406228T DE69406228T2 (de) 1993-08-20 1994-07-28 Farbbilderzeugungsgerät mit Prozesseinheit und Farbentwicklungskartusche

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6721521B2 (en) * 2000-03-03 2004-04-13 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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