JPH07319086A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH07319086A
JPH07319086A JP6114929A JP11492994A JPH07319086A JP H07319086 A JPH07319086 A JP H07319086A JP 6114929 A JP6114929 A JP 6114929A JP 11492994 A JP11492994 A JP 11492994A JP H07319086 A JPH07319086 A JP H07319086A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
laser diode
image
image forming
photoconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6114929A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiro Inoue
道浩 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP6114929A priority Critical patent/JPH07319086A/ja
Publication of JPH07319086A publication Critical patent/JPH07319086A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチビームLDアレイの各ビームにより形
成されるトナードット径を各々等しくし、良質な画像を
得る。 【構成】 コントローラ44がPSD素子48で求めら
れた光量分布に応じて各LDの有効下限露光量で定まる
トナードット径が同一となるようにマルチビームLDア
レイ14を構成する各LDの露光量を各別に制御する。
このため、画像信号に基づく露光を開始する前に、コン
トローラ44が各LDの露光量をトナードット径が同一
となるように調整し、しかる後に、画像信号に基づく露
光を行えば、感光ドラム12表面でのトナードット径が
均等になり各LDで作成される画像のばらつきが無くな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に係り、特
に光源としてマルチビームレーザダイオードアレイ(以
下、適宜「LDアレイ」と略述する)を備えた画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】露光源として複数のレーザダイオードか
ら成るいわゆるマルチビームLDアレイを使用した画像
形成装置が知られている。このマルチビームLDアレイ
は、特開昭51−100742等に開示されている。
【0003】この種のマルチビームLDアレイを使用し
た画像形成装置では、特開昭56−105686号公報
に開示される如く、単一のモニタ用フォトダイオードを
用いてマルチビームLDアレイを構成する各レーザダイ
オード(以下、適宜「LD」と略述する)から後方に漏
れるバックビームを検出し、この検出された光量をコン
パレータにより光量基準信号電圧と比較して光量コント
ロール信号を生成し、この光量コントロール信号に基づ
き各レーザダイオードの光量が等しくなるように制御す
るという手法が、主に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各LD
の光量を上記のように等しくしても、各LDのビームは
同一の光量分布をしているとは限らず、その結果、1画
素分のビーム出力により形成される感光体表面のトナー
ドット径及び記録紙上のドット径は必ずしも同一とはな
らない。ここで、感光体感度特性と走査露光特性とを同
時に示す図10を用いてこの理由について詳述する。
【0005】周知の如く、いわゆるイメージライティン
グの場合は、帯電された感光体は露光されることにより
表面電位が低下し、この表面電位がある一定の電位(図
10では、この電位がEthで示されている)以下になる
と、この電位の低下した領域にトナーは付着する。一
方、露光量が一定値以上になると感光体の表面電位は殆
ど変化しなくなる。この時の電位が図10では、Es
示されており、当然にE thはEs 以上でなければならな
い。
【0006】前記の電位Ethに対応した有効下限露光量
th以下で露光された感光体表面にはトナーは付着しな
いので、ドット径は有効下限露光量Lthにおけるレーザ
ビームの露光特性によって定まることになる。しかしな
がら、マルチビームLDアレイを構成する各LDのビー
ムは主走査方向の光量分布が全く同一とは限らないの
で、その結果、図10の右側に示されるように光量分布
が異なるビームA、ビームBにより形成されるトナード
ット径は異なる。
【0007】従って、マルチビームLDアレイを使用し
た画像形成装置において各LDからのレーザビームの光
量が等しくなるように調整を行う場合は、各ビームの光
量分布のばらつきにより、形成されるトナードット径も
ばらつき、これがため、良質なトナー画像を形成するこ
とが困難であるという不都合があった。
【0008】本発明は、上記のような事情の下になされ
たもので、その目的は、マルチビームLDアレイから出
力される各ビームにより形成されるトナードット径を各
々等しくし、良質な画像を得ることができる画像形成装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
マルチビームレーザダイオードアレイからなる露光源
と、この露光源からのレーザビームを一様帯電された感
光体表面上を走査するレーザ走査装置と、前記レーザビ
ームの走査によって前記感光体表面に形成される静電潜
像を現像してトナーにより顕在化させる現像手段とを備
えた画像形成装置であって、 前記マルチビームレーザ
ダイオードアレイを構成する各レーザダイオードの出射
ビームの光量分布を測定する光量分布測定手段と、前記
光量分布測定手段で測定された光量分布に応じて前記各
レーザダイオードの出射ビームの有効下限露光量におけ
る光量分布曲線の幅が同一となるように前記各レーザダ
イオードの露光量を各別に制御する制御手段と、を有す
る。
【0010】請求項2記載の発明は、マルチビームレー
ザダイオードアレイからなる露光源と、この露光源から
のレーザビームを一様帯電された感光体表面上を走査す
るレーザ走査装置と、前記レーザビームの走査によって
前記感光体表面に形成される静電潜像を現像してトナー
により顕在化させる現像手段とを備えた画像形成装置で
あって、現像後に前記感光体表面に形成された画像若し
くはこれを用紙に転写した画像の濃度を測定する濃度測
定手段と、前記マルチビームレーザダイオードアレイを
構成する各レーザダイオードを同一露光量で各別に駆動
して前記感光体表面を所定ライン分づつ走査すると共に
前記濃度測定手段で測定される各レーザダイオードの走
査部位に対応する前記濃度の平均値に応じて各トナー像
の平均濃度が等しくなるように前記各レーザダイオード
の露光量を各別に制御する制御手段と、を有する。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、前記制御手段が、前記各レーザダ
イオードを同一露光量で各別に駆動する方法として所定
周期でオン・オフさせることを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において前記制御手段が、各レーザダイオー
ドの出射ビームの有効下限露光量における光量分布曲線
の幅が同一となるように露光量を調整するに際し、前記
各レーザダイオードの変調信号のデューティ比を制御す
ることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、制御手段が光量
分布測定手段で測定された光量分布に応じて各レーザダ
イオードの出射ビームの有効下限露光量における光量分
布曲線の幅が同一となるように各レーザダイオードの露
光量を各別に制御する。このため、画像信号に基づく露
光を開始する前に、制御手段がマルチビームレーザダイ
オードアレイを構成する各レーザダイオードを各別に駆
動し、上記の露光量の制御を行えば、感光体表面に形成
されるトナー像のトナードット径が同一となり、しかる
後に、画像信号に基づく露光を行えば、各レーザダイオ
ードで作成される画像のばらつきが無くなる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、制御手段
が、マルチビームレーザダイオードアレイを構成する各
レーザダイオードを同一露光量で各別に所定時間間隔で
駆動して前記感光体表面を所定ライン分づつ走査すると
共に前記画像濃度測定手段で測定される各レーザダイオ
ードの走査部位に対応する前記濃度の平均値に応じて各
トナー像の平均濃度が等しくなるように前記各レーザダ
イオードの露光量を各別に制御する。このため、画像信
号に基づく露光を開始する前に、制御手段が、上記の如
くして各レーザダイオードの露光量を各別に制御すれ
ば、各レーザビームの露光量が最適に調整され、しかる
後、画像信号に基づく露光を行えば、各レーザダイオー
ドからの出射ビームにより感光体表面に形成されるトナ
ードット径が結果的に均等になり各レーザダイオードで
作成される画像のばらつきが無くなる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明と同様の作用を奏する。請求項4記載の発明によれ
ば、制御手段が、制御手段が、各レーザダイオードの出
射ビームの有効下限露光量における光量分布曲線の幅が
同一となるように露光量を調整するに際し、前記各レー
ザダイオードの変調信号のデューティ比を制御する。こ
のため、制御手段が、各レーザダイオードの出射ビーム
の有効下限露光量における光量分布曲線の幅が同一とな
るように各レーザダイオードの変調信号のデューティ比
を制御すれば、変調信号が階調情報を含む多値信号であ
っても、感光体表面でのトナードット径が均等になり、
各レーザダイオードで作成される画像のばらつきがなく
なる。
【0016】
【実施例】
《第1実施例》以下、本発明の第1実施例を図1ないし
図2に基づいて説明する。
【0017】図1には、第1実施例に係る画像形成装置
の主要部の構成が示されている。この画像形成装置10
は、感光体としての感光ドラム12と、光源としてのマ
ルチビームLDアレイ14と、このマルチビームLDア
レイ14からのレーザビームを感光ドラム12の長手方
向一方から他方に走査するレーザ走査装置16とを有し
ている。
【0018】感光ドラム12は、図示しない駆動モータ
により軸12Aを中心として矢印A方向に回転駆動され
るようになっており、この感光ドラム12の表面がレー
ザビームの走査面とされている。即ち、レーザビーム
は、前記レーザ走査装置16により感光ドラム12表面
を主走査され、当該感光ドラム12の回転により副走査
されるようになっている。
【0019】マルチビームLDアレイ14は、筐体内に
収容された複数(ここでは、3つ)のLD、即ち第1な
いし第3のLDから成り、筐体内には各LDからのバッ
クビームを検出するモニタ用フォトダイオードが設けら
れている。
【0020】前記レーザ走査装置16は、マルチビーム
LDアレイ14からのレーザビームの進行方向先に、順
次配置されたコリメータレンズ18、シリンドリカルレ
ンズ20、及び反射ミラー22と、この反射ミラーで反
射されたレーザビームを連続的に偏向し所定角度範囲内
で一方から他方に走査する回転多面鏡24と、この回転
多面鏡24で偏向されるレーザビームの進行方向先に順
次配置されたfθレンズ26、及びシリンドリカルレン
ズ(走査レンズ)28とによって構成されている。
【0021】また、感光ドラム12端部の画像形成領域
外には、前記レーザビームを検出する光センサ30が設
けられており、この光センサ30の出力するビーム位置
検出信号によって画像信号の出力タイミングが設定され
るようになっている。
【0022】前記マルチビームLDアレイ14の発信制
御手段32は、当該マルチビームLDアレイ14を構成
する3つのLDにその出力端子a,b,cが各別に接続
された第1ないし第3のスイッチング回路34A,34
B,34Cから構成されている。これらのスイッチング
回路34A,34B,34Cは、各2個の入力端子,a
1 ,a2 、b1 ,b2 、c1 ,c2 とをそれぞれ備えて
いる。
【0023】第1のスイッチング回路34Aの一方の入
力端子a1 には第1のラインメモリ36Aの出力端が、
第2のスイッチング回路34Bの一方の入力端子b1
は第2のラインメモリ36Bの出力端が、第3のスイッ
チング回路34Cの一方の入力端子c1 には第3のライ
ンメモリ36Cの出力端が、それぞれ接続されている。
これら第1ないし第3のラインメモリ36A〜36Cの
入力端は、画像メモリ38に共通に接続されている。
【0024】また、第1のスイッチング回路34Aの他
方の入力端子a2 には第1の光量コントロール回路40
Aが、第2のスイッチング回路34Bの他方の入力端子
2には第2の光量コントロール回路40Bが、第3の
スイッチング回路34Cの他方の入力端子c2 には第3
の光量コントロール回路40Cが、それぞれ接続されて
いる。前記第1ないし第3のスイッチング回路34A
は、実際には、後述するコントローラ44により切替え
制御されるようになっている。
【0025】また、本実施例では、光量モニタ用フォト
ダイオードの出力を各LDに対する光量基準信号電圧と
それぞれ比較する第1ないし第3の比較器42A,42
B,42Cが設けられ、これらの比較器42A〜42C
の出力である光量コントロール信号が、第1ないし第3
の光量コントロール回路40A〜40Cに入力され、一
時的に保持されるようになっている。
【0026】前記光センサ30の出力端はコントローラ
44に接続されており、このコントローラ44の出力す
るタイミング制御信号により画像メモリ、ラインメモリ
及び光量コントロール回路の起動タイミングが制御され
るようになっている。
【0027】前記コントローラ44は、CPU,RO
M,RAM、入力インタフェース及び出力インタフェー
ス(いずれも図示省略)等から成るいわゆるマイクロコ
ンピュータにより構成されている。
【0028】また、このコントローラ44と第1ないし
第3の比較器42A〜42Cとの間には、第1ないし第
3の光量基準電圧信号発生回路50A,50B,50C
がそれぞれ設けられ、コントローラ44から出力される
ディジタル信号である光量制御信号を対応する光量基準
電圧信号(アナログ信号)に変換して出力するようにな
っている。
【0029】更に、マルチビームLDアレイ14とコリ
メータレンズ18との間には、ハーフミラー46が配置
されており、このハーフミラー46で分割されたレーザ
ビームの進行方向先にはレーザビームを受光し、位置に
応じた光量信号を出力する光量分布測定手段としてのP
SD素子(Photosensitive Detector )48が配置され
ている。このPSD素子48の出力は、コントローラ4
4に入力されるようになっている。なお、光量分布測定
手段は、位置に応じた光量を検出できるものであれば、
何を用いて構成してもよく、例えばCCDラインセンサ
等を用いて構成することも可能である。
【0030】また、本実施例では、トナー付着部でのト
ナー分布が均一になるように、前述した図 におけるE
thがEs 以上で、かつできるだけEs に近い感光体とト
ナーの組合せを用いるものとする。即ち、トナーの付着
量は感光ドラム12(感光体)表面の電位にほぼ比例す
るので、図2の(a)に示すようにEthがEs から離れ
ていると、トナー付着部において感光体表面の電位分布
が均一でないため、トナー分布も均一でない。従って、
仮に、トナードット径を均一になるように露光量を制御
したとしてもトナー分布は均一とはならず、良質な画像
は得られない。
【0031】これに対し、図2の(b)に示すようにE
thがEs 以上で、かつできるだけE s に近いと感光体表
面のトナー付着部の電位はほぼ全てEs となり、均一な
電位分布となる。従って、トナードット径を均一になる
ように露光量を制御した場合には、感光体表面のトナー
付着部のトナー分布もほぼ均一となり良質な画像が得ら
れるからである。
【0032】上述のようにして構成された本第1実施例
の作用を説明する。まず、図示しない電源スイッチがオ
ンされると、回転多面鏡及び感光ドラム12の回転が開
始され、これと同時に図示しない高圧帯電器により感光
ドラム12表面が一様に帯電される。
【0033】所定時間経過後、コントローラ44では、
発信制御手段32を構成するいずれか一つのスイッチ回
路、例えば第1のスイッチ回路34Aを入力端子a2
が出力端子a側に接続されるように切り換える。コント
ローラ44では、これと同時に、第1の光量基準電圧信
号出力回路50Aを介して第1の比較器42Aの他方の
入力端に所定レベルの光量基準電圧信号出力すると共
に、第1の光量コントロール回路40Aにタイミング信
号を出力する。これにより、第1の比較器からのHiレ
ベルの光量コントロール信号が第1の光量コントロール
回路40A及び第1のスイッチ回路34Aを介してマル
チビームLDアレイ14を構成する第1のLDに入力
し、レーザビーム(これを、便宜上「ビームa」と呼
ぶ)が出射される。このビームaがハーフミラー46で
分割され、分割された一方はコリメータレンズ18に入
射し、他方はPSD素子48で受光される。PSD素子
48では、ビームaの位置に応じた光量信号をコントロ
ーラ44に出力する。コントローラ44では、このPS
D素子48の出力に基づき光量分布を求めてRAM内で
マップに展開して記憶する。
【0034】一方、コリメータレンズ18側に向かった
レーザビームは、前記レーザ走査装置16により感光ド
ラム12上を主走査される。
【0035】次に、コントローラ44では、第1の比較
器42Aの他方の入力端への光量基準電圧信号出力を停
止すると共に、第1の光量コントロール回路40Aへの
タイミング信号の出力を停止し、第2のスイッチ回路3
4Bを入力端子a2 側が出力端子a側に接続されるよう
に切り換える。これと同時に、コントローラ44では、
第2の比較器42Bの他方の入力端に第2の光量基準電
圧信号出力回路50Bを介して所定レベルの光量基準電
圧信号を出力すると共に、第2の光量コントロール回路
40Bにタイミング信号を出力する。これにより、第1
のLDからのビームaの出力が停止すると同時に、第2
のLDからレーザビーム(これを、便宜上「ビームb」
呼ぶ)が出力され、上記と同様にしてPSD素子48に
よるビームbの位置に応じた光量信号の出力と、レーザ
走査装置16によるビームbの主走査とが行われる。コ
ントローラ44では、PSD素子48の出力に基づき光
量分布を求めてRAM内でマップに展開して記憶すると
共に、前述した有効下限露光量(この露光量は、予め実
験等により求められ、ROM内に記憶されている)にお
ける光量分布曲線の幅が先に記憶されたビームaのもの
と一致するようにビームbの露光量の調整を行う。モニ
タ用フォトダイオードの出力が第2の比較器50Bにフ
ィードバックされているので、コントローラ44では、
PSD素子48からの出力を見ながら光量基準電圧信号
のレベルを調整することによりこの露光量の調整を容易
に行える。
【0036】この光量の調整作業が終了すると、上記と
同様にして第3のLDからの出力されるレーザビーム
(これを、便宜上「ビームc」と呼ぶ)の光量調整を行
う。
【0037】このようにして、各LDから出力されるレ
ーザビームの光量調整終了後、次に光センサ30からの
ビーム位置検出信号が入力されると、前記の第1ないし
第3のスイッチ回路34A〜34Cを入力端子a1 ,b
1 ,c1 と出力端子a,b,cとがそれぞれ接続される
ように切替え、前記のビーム位置検出信号の入力から所
定時間経過後に、タイミング制御信号を画像メモリ3
8、第1ないし第3のラインメモリ36A〜36C及び
第1ないし第3の光量コントロール回路40A〜40C
に送出し、周知の如く、画像信号に応じた露光を開始す
る。このとき、各光量基準電圧信号のレベルは上記調整
後の値が用いられている。これにより、画像メモリ38
から第1ライン,第2ライン及び第3ラインの画像信号
がそれぞれ対応するラインメモリ36A,36B,36
Cに読みだされ、これらのラインメモリ36A〜36C
からの変調信号に応じて3つのLDが駆動され、3ライ
ン分の主走査が同時になされる。
【0038】そして、この3ライン分の主走査(画像デ
ータの書き込み)がなされると、次のビーム位置検出信
号の入力から所定タイミング遅れて次の3ライン分の主
走査がなされる。なお、感光ドラム12の回転はこの主
走査に同期してなされており、これによって3ライン毎
の副走査がなされていることはいうまでもない。
【0039】このようにして、1頁分の走査(画像デー
タの書き込み)が終了すると、レーザビームが走査され
電位が低下した部分(静電潜像)に図示しない現像手段
により現像が施され、電位の低下した静電潜像部にトナ
ーが付着して、感光ドラム12表面にトナー画像が形成
され、図示しない転写手段により記録用紙に画像が転写
される。
【0040】この場合において、本実施例では、上述し
た如く、有効下限露光量における光量分布曲線の幅が一
致するように各LDの露光量が各別に調整されているこ
とから、感光ドラム12に付着する各トナードット径が
同一径になると共に、上記の如くトナー分布がほぼ均一
となるような感光体とトナーの組み合わせが用いられて
いるので、最終的にムラのない画質の良好な画像を得る
ことができる。
【0041】なお、この場合において、画像データの書
き込みと次の画像データの書き込みとの間で、定期的に
露光量の調整を行うようにしてもよい。
【0042】上記第1実施例では、1色の画像を形成す
る場合について例示したが、感光体の構成を工夫すると
共に、各LDを赤(R)、緑(G)、青(B)発光のも
のを使用して3色カラーの画像を形成するような場合で
あっても上で説明した露光制御方法を適用することは可
能と思われる。 《第2実施例》次に、本発明の第2実施例を図3に基づ
いて説明する。ここで、前述した第1実施例と同一又は
同等の構成部分については同一の符号を用いると共に、
その説明を省略する。
【0043】この第2実施例では、前述した第1実施例
におけるハーフミラー46及びPSD素子48が除去さ
れると共に、これらに代えて濃度検出手段としての濃度
センサ52が設けられ、この濃度センサ52の出力がコ
ントローラ44に入力されるようになっている。
【0044】ここで、濃度センサ52としては、感光ド
ラム12表面上に付着したトナー像の濃度(より具体的
には、表面濃度)を1ライン分検出できるセンサであれ
ばどのようなものでも使用でき、例えば、トナー像から
の反射光を光電受光器により測定する光電式濃度計やデ
ィジタル読み取り装置等が使用できる。この他、CCD
ラインセンサとこのCCDラインセンサの出力を所定の
スレッショルドレベルで2値化する2値化回路等により
濃度センサ52を構成してもよいが、本実施例では、こ
の種の画像形成装置に通常装備されている濃度モニター
用の濃度センサが用いられている。その他の部分の構成
は、コントローラ44の機能が異なる(これについては
後述する)点を除けば、前述した第1実施例と同様であ
る。
【0045】次に、本第2実施例の作用を説明する。ま
ず、図示しない電源スイッチがオンされると、回転多面
鏡24及び感光ドラム12の回転が開始され、これと同
時に図示しない高圧帯電器により感光ドラム12表面が
一様に帯電される。
【0046】所定時間経過後、コントローラ44では、
発信制御手段32を構成するいずれか一つのスイッチ回
路、例えば第1のスイッチ回路34Aを入力端子a2
が出力端子a側に接続されるように切り換える。これと
同時に、第1の比較器42Aの他方の入力端に所定レベ
ルの光量基準電圧信号を出力すると共に、第1の光量コ
ントロール回路40Aにタイミング信号を出力する。こ
れにより、第1の比較器42AからのHiレベルの光量
コントロール信号が第1の光量コントロール回路40A
及び第1のスイッチ回路34Aを介してマルチビームL
Dアレイ14を構成する第1のLDに入力し、ビームa
が出射され、前記レーザ走査装置16ににより感光ドラ
ム12上を主走査される。
【0047】レーザビームの走査が所定ライン分終了す
ると、コントローラ44では、第1の比較器42Aの他
方の入力端への光量基準電圧信号出力及び第1の光量コ
ントロール回路40Aへのタイミング信号の出力を停止
する。これにより、ビームaの出力が停止される。所定
時間後、コントローラ44では、第2のスイッチ回路3
4Bを入力端子b2 側が出力端子b側に接続されるよう
に切り換える。これとと同時に、コントローラ44で
は、第2の比較器42Bの他方の入力端に所定レベルの
光量基準電圧信号出力すると共に、第2の光量コントロ
ール回路40Bにタイミング信号を出力する。これによ
り、第2のLDからビームbが出力され、上記と同様に
してレーザ走査装置16によるレーザ光の主走査が行わ
れる。
【0048】このビームbの走査が所定ライン分終了す
ると、コントローラ44では、上記と同様にしてビーム
bの出力を停止し、所定時間後、上記と同様にして第3
のLDからのビームcの走査を所定ライン行う。
【0049】上記各レーザビームの走査が行われる間
に、図示しない現像手段により、各LDからのレーザビ
ームによる走査領域の現像が順次行われ、それぞれトナ
ー像が感光ドラム12上に形成され、濃度センサ52か
らの出力が順次コントローラ44に入力される。
【0050】コントローラ44では、濃度センサ52の
出力に基づき、各レーザビームによる走査領域の平均濃
度をそれぞれ算出し、この算出結果に応じて各光量基準
電圧信号を調整しつつ、上記の制御動作を繰り返し、算
出された各レーザビームによる走査領域の平均濃度が等
しくなった時点で各LDの光量の制御を終了する。この
ようにして、各LDの光量の調整終了後、次に光センサ
30からのビーム位置検出信号が入力されると、上記と
同様にして画像信号に応じた露光を開始し、3ライン分
づつ画像信号の書き込みを行う。
【0051】このようにして、1頁分の走査(画像デー
タの書き込み)が終了すると、図示しない現像手段によ
り現像が施され、感光ドラム12表面にトナー画像が形
成され、図示しない転写手段により記録用紙に画像が転
写される。
【0052】以上説明したように、本第2実施例による
と、感光ドラム12表面に形成されたトナー像の濃度が
等しくなるように、各LDの光量の調整が行われるの
で、画質の良好な画像を最終的に得ることができる。
【0053】なお、上記第2実施例では、濃度の平均値
が一致するまで、濃度センサ52の出力を取り込み続け
て各LDの光量を独立に調整する場合を例示したが、濃
度の平均値を1度だけ取り込んで、演算により各LDの
光量を調整することも可能である。
【0054】また、上記実施例では、感光ドラム12上
に形成されたトナー像の濃度に基づいて各LDの光量を
独立して調整する場合について例示したが、図4に示さ
れるように、用紙54に転写された画像の平均濃度に基
づいて各LDの光量を独立して調整しても上記と同様の
効果が得られることは言うまでもない。しかしながら、
上記実施例のように感光ドラム12上に形成されたトナ
ー像の濃度を用いる場合には、濃度センサ52としてこ
の種画像形成装置に通常装備されている濃度モニタ等を
兼用できるという利点がある。
【0055】更に、上記第2実施例では、各LDの光量
の調整のため、レーザビームを走査する際に、各LDを
連続して点灯させる場合を例示したが、各LDからのレ
ーザビームの駆動信号を所定の周期で変調させながら、
上記と同様の手法により、各LDの光量を独立して調整
しても良く、このようにしても上記と同様に画質の良好
な画像を得ることができる。 《第3実施例》次に、本発明の第3実施例を図5ないし
図9に基づいて説明する。
【0056】この第3実施例は、上記第1,第2実施例
と異なり、中間調を表現する濃度情報を持つ画像信号を
用いる画像形成装置に本発明を適用した場合のものであ
る。
【0057】図5には、本第3実施例の主要部の構成が
概略的に示されている。この図5から明らかなように、
この実施例は、第1ないし第3のスイッチング回路34
A,34B,34Cの前段に、第1ないし第3のデュー
ティ比制御回路53A,53B,53Cがそれぞれ設け
られている点に特徴を有するものである。
【0058】図6には、第1のデューティ比制御回路5
3Aの具体的構成例が示されている。
【0059】この第1のデューティ比制御回路53A
は、中間調を表現するため濃度情報を持つ8ビットのデ
ィジタル信号である画像信号(ビデオ信号)をビデオク
ロックの入力タイミングでラッチすると共に前段でラッ
チした画像信号を出力するラッチ回路54と、ビデオク
ロックの入力によりこのラッチ回路54から出力された
画像信号をデジタル−アナログ変換するD/Aコンバー
タ56とを有している。このD/Aコンバータ56の出
力電圧のレベルは、可変抵抗器58によって調整可能と
なっている。
【0060】また、この第1のデューティ比制御回路5
3Aは、ビデオクロックと同期するスクリーンクロック
を2分周してデューティ比がスクリーンクロックの50
%であるクロック信号を出力する分周器60と、この分
周器60からのクロック信号をバッファ62を介して入
力し積分して基準三角波を生成する積分回路64(この
積分回路は、抵抗R1とコンデンサC1とから成る)
と、この三角波のバイアス電圧を調整するコンデンサC
2及び可変抵抗器66と、このバイアス電圧が調整され
た三角波が保護抵抗R2を介して入力されるバッファア
ンプ68と、前記D/Aコンバータ56から出力される
電圧信号(アナログ信号)を一方の入力とすると共に、
前記バッファアンプ68から出力される三角波を他方の
入力とする比較器70と、を有している。
【0061】ここで、ビデオクロック、スクリーンクロ
ックは、ビデオ信号に同期した信号で図示しないイメー
ジスキャナ等から送られてくるものである。
【0062】このようにして構成された第1のデューテ
ィ比制御回路53Aによれば、ビデオクロックの入力タ
イミングでビデオ信号がラッチ回路54でラッチされる
と同時に前段でラッチされていたビデオ信号がD/A変
換器56で所定の電圧信号に変換され。
【0063】一方、スクリーンクロックは分周器で2分
周されてクロック信号となり、このクロック信号がバッ
ファ62を介して積分回路64に入力し、基準三角波が
生成され、この基準三角波のバイアス分がコンデンサC
2及び可変抵抗器66で調整され、このバイアス電圧が
調整された三角波が保護抵抗R2を介してバッファアン
プ68に入力し増幅される。
【0064】そして、比較器70では、D/A変換器5
6から出力される電圧信号と基準三角波とを比較してパ
ルス幅変調を行う。即ち、この第1のデューティ比制御
回路53Aは、一種のパルス幅変調回路(PWM回路)
である。
【0065】図7には、バイアス電圧一定の時のこの第
1のデューティ比制御回路53Aの出力パルスが、最低
レベルのビデオ信号「00」に対するD/A変換器56
の出力レベルと、最高レベルのビデオ信号「FF」に対
するD/A変換器56の出力レベルとに関して示されて
いる。ここで、「00」,「FF」は8ビットのビデオ
信号に含まれる256階調の最小値と最高値とを意味す
る。
【0066】このように、入力されるデータの数値によ
り、この第1のデューティ比制御回路53Aから出力さ
れるパルスのデューティ比は変化する。
【0067】さらに、この第1のデューティ比制御回路
53Aでは、可変抵抗器66の抵抗値を調整することに
より図8に示されるように、三角波のバイアス電圧を変
化させることができ、この場合には、入力データの数値
が一定でも第1のスイッチング回路34Aに対する出力
パルスのデューティ比を変化させることができる。
【0068】第2、第3のデューティ比制御回路53
B,53Cも第1のデューティ比制御回路53Aと同様
に構成される。
【0069】本第3実施例では、コントローラ44によ
りこれら第1ないし第3のデューティ比制御回路53A
〜53Cの三角波のバイアス電圧が独立して調整される
ようになっている。
【0070】即ち、図9に示されるように、コントロー
ラ44では、前述した第1実施例と同様の光量分布測定
手段48で測定された光量分布が狭い場合(図9(A)
の符号P1参照)は、デューティ比を高く(図9(B)
の符号W1参照)、光量分布が広い場合(図9(A)の
符号P2参照)は、デューティ比を低くする(図9
(B)の符号W2参照)ことにより、同じ変調信号Sで
あってもLDのビームの光量分布に応じて前記有効下限
露光量Lthにおける光量分布曲線における幅で定まる感
光体表面でのトナードット径を均等になるように第1な
いし第3のデューティ比制御回路53A〜53Cの出力
パルス(レーザ駆動パルス)のデューティ比を制御する
ようになっている(図9(C)参照)。なお、このデュ
ーティ比の制御に先立ち、コントローラ44では、各L
Dが同一の発光量となるように、各光量基準電圧を調整
するようになっている。
【0071】以上説明した本第3実施例によると、第1
実施例と同様に、各LDからのレーザビームの走査によ
り得られる画像のばらつきが無くなり、良質な画像を得
ることができる他、中間調を表現する場合であっても各
LDのレーザビームの露光により感光体表面に形成され
るトナードット径を均等になるように調整することがで
きる。従って、本第3実施例で採用した光量制御の手法
は、カラー画像形成装置に適用すると、特に好適である
といえる。
【0072】なお、上記第3実施例では、デューティ比
の制御を行うため、デューティ比制御回路の三角波のバ
イアス電圧を調整する場合を例示したが、要は、デュー
ティ比制御回路の出力パルスのデューティ比を調整する
ことができれば足り、例えば、可変抵抗器58を調整し
てビデオ信号の変換レベルを調整しても良い。このよう
にしても第3実施例と同様の効果が得られる。
【0073】なお、上記第1ないし第3実施例で採用さ
れた種々の各LDの光量制御方法は上記の如く単独に使
用してもよいが、例えば、第1実施例で採用した光量分
布に基づく露光量制御と第2実施例で採用した画像濃度
に基づく露光量制御とを組み合わせる等、種々の組み合
わせが可能であり、このようにすれば色々な装置を得る
ことができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マルチビームLDアレイから出力される各ビームにより
形成されるトナードット径を各々等しくすることがで
き、良質な画像を得ることができるという従来にない優
れた効果がある。
【0075】特に、請求項4記載の発明によれば、階調
を表現する場合であっても、マルチビームLDアレイか
ら出力される各ビームにより形成されるトナードット径
を各々等しくすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の主要部を示す概略構成図である。
【図2】有効下限露光量に対応する感光体表面電位Eth
と最小表面電位ES との大小関係と、感光体表面に形成
される1ドット内のトナーの付着状況との関係を示す図
である。
【図3】第2実施例の主要部を示す概略構成図である。
【図4】第2実施例の変形例を説明するための図であっ
て、各ビームにより形成されたトナー像が用紙上に転写
された状態を示す図である。
【図5】第3実施例の主要部の構成を概略的に示すブロ
ック図である。
【図6】第5のデューティ比制御回路の具体的構成例を
示す回路図である。
【図7】基準三角波のバイアス電圧が一定の場合のデュ
ーティ比制御回路の入力と出力との関係を示す線図であ
る。
【図8】バイアス電圧が変化した場合の基準三角波の変
化とデューティ比制御回路の出力の変化との関係を示す
線図である。
【図9】第3実施例の作用を説明するための図であっ
て、(A)は光量分布曲線を示す図、(B)は変調信号
とデューティ比が制御された変調信号を示す図、(C)
は上記のデューティ比制御の結果光量分布曲線の有効下
限露光量Lthにおける幅で定まるトナードット径が均一
とされた状態を示す図である。
【図10】発明が解決しようとする課題を説明するため
の図であって、感光体感度特性線と光量分布曲線とを同
時に示す図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置 12 感光ドラム(感光体) 14 マルチビームLDアレイ 16 レーザ走査装置 44 コントローラ(制御手段) 48 PSD素子(光量分布測定手段) 52 濃度センサ(濃度測定手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 303 15/04 111 15/043 15/04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチビームレーザダイオードアレイか
    らなる露光源と、この露光源からのレーザビームを一様
    帯電された感光体表面上を走査するレーザ走査装置と、
    前記レーザビームの走査によって前記感光体表面に形成
    される静電潜像を現像してトナーにより顕在化させる現
    像手段とを備えた画像形成装置であって、 前記マルチビームレーザダイオードアレイを構成する各
    レーザダイオードの出射ビームの光量分布を測定する光
    量分布測定手段と、 前記光量分布測定手段で測定された光量分布に応じて前
    記各レーザダイオードの出射ビームの有効下限露光量に
    おける光量分布曲線の幅が同一となるように前記各レー
    ザダイオードの露光量を各別に制御する制御手段と、 を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 マルチビームレーザダイオードアレイか
    らなる露光源と、この露光源からのレーザビームを一様
    帯電された感光体表面上を走査するレーザ走査装置と、
    前記レーザビームの走査によって前記感光体表面に形成
    される静電潜像を現像してトナーにより顕在化させる現
    像手段とを備えた画像形成装置であって、 現像後に前記感光体表面に形成された画像若しくはこれ
    を用紙に転写した画像の濃度を測定する濃度測定手段
    と、 前記マルチビームレーザダイオードアレイを構成する各
    レーザダイオードを同一露光量で各別に駆動して前記感
    光体表面を所定ライン分づつ走査すると共に前記濃度測
    定手段で測定される各レーザダイオードの走査部位に対
    応する前記濃度の平均値に応じて各トナー像の平均濃度
    が等しくなるように前記各レーザダイオードの露光量を
    各別に制御する制御手段と、 を有する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記各レーザダイオー
    ドを同一露光量で各別に駆動する方法として所定周期で
    オン・オフさせることを特徴とした請求項2記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、各レーザダイオードの
    出射ビームの有効下限露光量における光量分布曲線の幅
    が同一となるように露光量を調整するに際し、前記各レ
    ーザダイオードの変調信号のデューティ比を制御するこ
    とを特徴とした請求項1記載の画像形成装置。
JP6114929A 1994-05-27 1994-05-27 画像形成装置 Pending JPH07319086A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6114929A JPH07319086A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6114929A JPH07319086A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07319086A true JPH07319086A (ja) 1995-12-08

Family

ID=14650164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6114929A Pending JPH07319086A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07319086A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09197776A (ja) * 1996-01-18 1997-07-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH11338322A (ja) * 1998-03-05 1999-12-10 Xerox Corp 画像プロセス装置における故障識別方法
US6204870B1 (en) 1998-09-08 2001-03-20 Canon Kabushiki Kaisha Image formation apparatus control by measurement of image patterns having different emission rising characteristics

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09197776A (ja) * 1996-01-18 1997-07-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JPH11338322A (ja) * 1998-03-05 1999-12-10 Xerox Corp 画像プロセス装置における故障識別方法
US6204870B1 (en) 1998-09-08 2001-03-20 Canon Kabushiki Kaisha Image formation apparatus control by measurement of image patterns having different emission rising characteristics
US6384856B2 (en) 1998-09-08 2002-05-07 Canon Kabushiki Kaisha Image formation apparatus correction system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0515162B1 (en) Image processing method and apparatus
JP3245205B2 (ja) 画像形成装置
JPH09197313A (ja) マルチビーム光走査装置
US5973719A (en) Laser scanning unit having automatic power control function
JPH0969662A (ja) 光走査装置の光強度変調回路
US5473153A (en) Light intensity control circuit for an optical scanning unit
US6320682B1 (en) Image forming apparatus
JP2588880B2 (ja) 画像濃度補正装置
JPH07319086A (ja) 画像形成装置
JP3147458B2 (ja) デジタル画像形成法
US7408567B2 (en) Light beam scanning apparatus and image forming apparatus
JP5274139B2 (ja) 画像形成装置
JP2872271B2 (ja) 画像形成装置
JPH08146328A (ja) レーザ記録装置および画像読取装置
US6836279B2 (en) Light beam scanning apparatus and image forming apparatus
US5671078A (en) Accurate laser power control for dual/multiple beams
US5450118A (en) Image forming apparatus
JP3630766B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP3047437B2 (ja) レーザ変調装置
JPH1134389A (ja) 画像記録装置
JP3270565B2 (ja) 画像形成装置
JPH11216908A (ja) 画像形成装置
JPS638671A (ja) レ−ザビ−ムプリンタ
JPH01120578A (ja) 画像形成装置
EP0566932A2 (en) Image forming apparatus