JPH0731895B2 - カセット用ビス締め検査装置 - Google Patents

カセット用ビス締め検査装置

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JPH0731895B2
JPH0731895B2 JP522388A JP522388A JPH0731895B2 JP H0731895 B2 JPH0731895 B2 JP H0731895B2 JP 522388 A JP522388 A JP 522388A JP 522388 A JP522388 A JP 522388A JP H0731895 B2 JPH0731895 B2 JP H0731895B2
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JP
Japan
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screw
cassette
screw tightening
inspection device
moving member
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP522388A
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English (en)
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JPH01182983A (ja
Inventor
一雄 窪田
正明 坂口
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテープカセットの組立検査工程において、確実
にビス締めがなされているか否かを検査する装置に関
し、特に、ビスが所定深さまで螺入されているか否かを
検査するカセット用ビス締め検査装置に関するものであ
る。
(従来の技術) ビデオやオーディオの磁気テープカセットは複数本のビ
スにより上下カセットハーフを互いにビス締めして組み
立てられる。このようなテープカセットにおいては、ビ
スが十分に締められていないと、デッキ装填不良や取出
不良、あるいはビスの外れ等トラブルの原因となる。
このようなビス締めに関する不良品を取り除くため、検
査工程においてビス締めの良否を判定する装置が使用さ
れている。このような装置としては、例えばビスを締め
付ける時のドライバの回転数や、ビス締めトルクを測定
し、これらの測定値を基準値と比較してビス締めの良否
を判定するものが知られている(特開昭51−67174号公
報,同53−27199号公報,同57−163073号公報)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、一般にビスの形状やカセットハーフのビ
ス用下穴の形状に微妙な相違があると、ドライバの回転
数や回転トルクは同じであってもビスが所定深さにセッ
トすることができないことがあり、いわゆるビス浮き状
態であってもビス締め良好と判断されることがあった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、ビ
スや下穴の形状が異なっていてもビス浮き状態であるか
否か等を正確かつ短時間に自動判定し得るカセット用ビ
ス締め検査装置を提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明のカセット用ビス締め検査装置は、カセット位置
決め手段によりカセットを基準位置に位置決めし、上下
ハーフをビス締めするビスの螺入方向に移動する測定子
をビスの頭部に当接せしめるとともに、この測定子と同
方向に移動する移動部材を上記ビスの近傍に位置するカ
セットの一部に当接せしめ、検出手段を用いてこれら測
定子と移動部材との、これら両者の移動方向の相対変位
を検出し、判定回路により検出手段からの検出値を基準
値と比較してビス締めの良否を示す判定信号を出力する
ことを特徴とするものである。
(発明の作用および効果) 本発明のカセット用ビス締め検査装置は、測定子をビス
の頭部に、移動部材をビス締め前後で位置ずれのない、
ビス近傍のカセットの一部に各々当接せしめ、移動部材
に対する測定子の相対変位を検出して基準位置からビス
の頭部までの距離を検出するようにしているのでビスを
所定深さまで螺入し得たか否かを正確かつ短時間に判定
することができる。これにより、ビスの形状や下穴の形
状が基準のものに比べて多少相違するものを用いる場合
であっても、いわゆるビス浮き状態等が発生しているカ
セットを誤判定なしに排除することとができる。
さらに、本発明の装置では上記相対変位を基準値と比較
してこの比較結果を判定信号として出力しているので検
査員に対して判定結果をLED表示することや、カセット
自動選別機等と接続して不良品の排除を自動的に行なう
ことも可能でカセット良否の選別を迅速に行なうことが
できる。
(実 施 例) 以下、本発明の一実施例について図面を用いて説明す
る。
第1a図は5本のビスを用いてビス締めされているビデオ
カセットにおけるビス締めの良否判定を同時に行ない得
るカセット用ビス締め検査装置の一実施例を示すもので
あり、第1b図はこの装置の側面図を示すものである。こ
の装置は第2図に示すような5本のビス1にて上下カセ
ットハーフをビス締めされてなるビデオカセット2を所
定の基準位置に位置決めするカセット位置決め手段3
と、カセット2に対して上下動し得る上下駆動板4に取
付けられた5本の差動トランス5の各々先端に位置し
て、該差動トランス5が下方に駆動されたときバネ6に
よりビス1の頭部方向に付勢されてビス1の頭部に当接
する測定子7と、連結部材8により差動トランス5の外
壁部と一体的に上下動して、該差動トランス5が下方に
駆動されたときビス1の近傍のカセット上面に当接され
る移動部材9と、差動トランス5の内部に配された、測
定子7と移動部材9の相対変位を検出する検出手段(図
示せず)と、この検出手段からの検出値と基準値(ビス
の頭部が正常位置にあるときの測定子7と移動部材9の
相対変位に相当する値)を電気的に比較し、その比較結
果に基づいてビス締め良否の信号を出力する判定回路10
からなっている。なお、ビデオカセット2はベルトコン
ベア,ターンテーブル等の搬送手段11にて次々とビス締
め検出位置に搬送されるようになっている。
また、上記カセット位置決め手段3は、カセットの側面
のうちいずれか2面もしくは3面または全4面に当接し
て、測定子7が下降したときこの測定子7がビス1の頭
部に当接し得るようカセットをその横方向に位置調整す
るものである。また、上下移動板4はカセット2が位置
決めされたとき差動トランスを、移動部材9がカセット
の一部に当接するまで下降せしめるように設定されてい
る。また、測定子7および移動部材9の先端は測定子7
の移動方向に対して直交する平面をなすように形成され
ている。また、測定子7の上方に配されたロッド12は差
動トランス5内の可動鉄心(図示せず)と連結されてお
り、差動トランス5内に配されたバネにより測定子7方
向に付勢されて測定子7を下方へ押圧するものである。
また、検出手段はロッド12に連結された可動鉄心の変位
量に応じた検出値としての電流信号をコイルから発生す
るようになっている。判定回路10は検出手段からの電気
信号の値を基準値と比較し、この比較結果に応じてHま
たはLの電気信号を出力するコンパレータからなってい
る。
第3図は、ビスの頭部に測定子7を当接させる様子を示
すものである。この第3図に示すように、ビス締め検出
時において、測定子7の先端がビス1の頭部に当接する
とともに移動部材9の先端がビス配設位置近傍の所定の
カセット表面に当接するようになっており、この場合測
定子7の先端が形成する平面をA平面、移動部材9の先
端が形成する平面をB平面とすれば、ビス1の頭部の基
準位置からの距離はA平面とB平面の距離Cとなり、こ
のCの値が、判定回路10にて正常値(基準値)よりも大
きいか小さいかあるいは正常範囲(基準値)内に入って
いるか否かが判断される。
なお、本実施例においては5本のビスを同時に検査し得
るようにしているが、同時検査のビス数は被検査体に応
じて適宜選択すればよく、例えばビス1本ずつ検査する
ようにしてもよい。
第4図は、第1a,1b図に示す実施例とは別の実施例を示
すものである。この装置は、この装置の上方の所定位置
に位置決めしたカセット2に対し、上下駆動板4を上方
に移動せしめることにより上下限リミット設定可能な接
点付ダイヤルゲージ(例えばトリメトロンIS−010)の
測定子7aをビス1に対し、また前述した実施例における
移動部材9の先端に相当するゲージ本体の上端部13をカ
セット表面に対し、各々当接せしめ、この上端部13から
飛び出した測定子7aの長さが予めリミット設定ツマミ14
a,14bにより設定された範囲内であるときはその値をメ
ータが指示し、その範囲外であるときはゲージ端子から
所定の接点信号が判定回路10aに送出されるようになっ
ており、この判定回路10aは入力された所定の接点信号
に応じてカセットネジ締めの良否を示す判定信号を出力
する。なお、第4図には1つのビス1に対するビス締め
検査装置が配されているが、第1a,1b図に示された実施
例のように、第4図に示す装置を複数個設けて複数個の
ビスの検査を同時に行なうようにしてもよい。
なお、上記2つの実施例における測定子7,7aがドライバ
をも兼ねるように形成して、ビス締めとビス締め検査を
同時に行なうようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明の一実施例のカセット用ビス締め検査装
置を示す正面図、第1b図は第1a図に示す装置の側面図、
第2図は第1a,1b図において示す装置により検査される
カセットのビス配設位置を示す概略図、第3図は、第1a
図に示す装置の一部拡大図、第4図は第1a,1b図に示す
実施例装置とは別の実施例装置を示す正面図である。 1……ビス、2……磁気テープカセット 3……カセット位置決め手段 4……上下駆動板、5……差動トランス 6……バネ、7,7a……測定子 8……連結部材、9……移動部材 10,10a……判定回路、11……搬送手段 12……ロッド、13……ゲージ本体上端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビスにより上下カセットハーフがビス締め
    されてなるテープカセットのビス締めの良否を判定する
    カセット用ビス締め検査装置において、 ビス締めされた前記カセットを基準位置に位置決めする
    カセット位置決め手段と、 前記基準位置に位置決めされた前記カセットの前記ビス
    の頭部に当接するようこのビスの螺入方向に移動する測
    定子と、 前記ビスの近傍において、前記カセットの一部に当接す
    るよう前記測定子の移動方向と同じ方向に移動する移動
    部材と、 この移動部材と前記測定子の前記移動方向の相対変位を
    検出する検出手段と、 この検出手段による検出値を基準値と比較し、この比較
    結果に基づき判定信号を出力する判定回路を備えたこと
    を特徴とするカセット用ビス締め検査装置。
JP522388A 1988-01-13 1988-01-13 カセット用ビス締め検査装置 Expired - Lifetime JPH0731895B2 (ja)

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JPH01182983A JPH01182983A (ja) 1989-07-20
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