JPH07318439A - ロードセル - Google Patents

ロードセル

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JPH07318439A
JPH07318439A JP3306395A JP3306395A JPH07318439A JP H07318439 A JPH07318439 A JP H07318439A JP 3306395 A JP3306395 A JP 3306395A JP 3306395 A JP3306395 A JP 3306395A JP H07318439 A JPH07318439 A JP H07318439A
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博 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏荷重に対する調整を行ったロードセルを提
供しようとすること。 【構成】 所定の厚みで略長方形状の中央部に長方形状
の中空部を設けるとともに、中空部の上、下面の両側部
を円弧凹状面5に切削し、この凹状面5に対応する荷重
受体2の上、下面に検出素子7を貼着し、検出素子7を
ブリッジ回路に電気的に接続して出力するよう構成し、
荷重受体の一端部に支持部材に支持する支持部を設け、
可動端部に秤量皿を取り付ける取付部を設けたロードセ
ルにおいて、可動端部に偏荷重を作用させても、各偏荷
重に応じてブリッジ回路の出力が変化しないように検出
素子7が貼着された面裏側の凹状面5部の側部を斜めに
所定量削り取った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は荷重受体に貼着した抵
抗線歪素子あるいは水晶振動子よりなる検出素子の電気
特性の変化により重量を検出するようにしたロードセル
において、可動端部に作用する偏荷重による重量表示を
調整したロードセルに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来から、弾性体よりなる荷重受体にスト
レーンゲージ等の検出素子を貼着し、この荷重体の一端
部を支持部材に支持させるとともに、荷重受体の可動端
部に秤量皿を取り付け、この秤量皿に被計量物を載せた
際の荷重受体の歪みに対応して上記検出素子が歪むの
で、この歪みによる電気特性の変化を検出してこれを重
量に変換することにより、被計量物の重量を計測するよ
うにしたロードセル式荷重計が実用化されており、この
種の荷重計は構成が比較的簡単な上に高精度が得られ、
しかも、電気信号で出力するので、電気的なデジタル表
示秤などにそのまま利用できるなどの利点を有してい
る。
【0003】また上述したように、検出素子の歪みを電
気信号で出力するので、複数枚の検出素子を使用すると
電子信号の出力も大きくなるので、最近は荷重受体の異
なる個所に複数枚の検出素子を貼着したものが多く使用
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】荷重計の場合、必ずし
も被計量物を秤量皿の中心部にばかり載せるとは限ら
ず、たまには秤量皿の隅部の片寄った個所に被計量物を
のせる場合があるが、このような偏荷重の場合でも正確
に重量を計測できるようにしなければならない。しかる
に、1個のロードセルで荷重計を構成したロードセル式
荷重計の場合は弾性体よりなる荷重受体の加工精度、複
数枚の検出素子の材質及び加工精度、各検出素子の貼着
位置及び貼着状態、接着剤の厚み及び性質等の各種の条
件が計測精度に大きく影響し、理想としては製造時に上
記各条件が製作要件をすべて満たしていることが望まし
いが、これらすべての条件を充分に満たした状態で初め
から製造することは困難である。
【0005】そして上記各条件の一部でもずれている場
合には各検出素子に作用する応力がアンバランスになる
ので、特に秤量皿の各隅部に片寄って作用する荷重に対
して重量表示にずれが生じ、正確に計測することは困難
である。即ち、1個のロードセルで荷重計を構成した場
合でのロードセルの偏荷重誤差には2つの要素があり、
1つは荷重受体の水平ビームの軸方向の偏荷重によって
水平ビームに鉛直下方に押し下げようとする剪断力以外
に水平ビームを屈曲させようとする偶力、即ち、荷重受
体の水平ビームの軸方向の偏荷重に対する曲げモーメン
トによる誤差と、あと1つは荷重受体の軸方向と直角方
向の偏荷重によって水平ビームをねじろうとする偶力、
即ち荷重受体の水平ビームの軸方向と直角方向の偏荷重
に対するねじりモーメントによる誤差が発生するが、各
隅部に片寄って作用する荷重に対する重量表示のずれは
上記2種類の偏荷重誤差が合成されたものである。
【0006】これらの誤差はロードセルに対して秤量皿
が大きいほど無視できない大きなものとなり、このた
め、上記のような場合にはそれぞれの偏荷重に対する重
量表示が一致するように調整してやる必要があるが、こ
れら荷重受体に対する曲げモーメント及びねじりモーメ
ントによる誤差を複合的に修正する有効な調整方法は見
当らなかった。
【0007】このため従来からロードセルの大きさに比
べて秤量皿が大きいために四隅誤差が生じ、秤精度を低
下させる恐れがある場合は、3個以上の複数のロードセ
ルで計量皿を支えるようにし、前記各モーメントが働く
ことがないようにした上で、各々のロードセルの出力感
度を一致させるように調整して四隅誤差を少なくしたよ
うな秤が最も一般的であった。
【0008】また一部には前記各モーメントによる誤差
のうち、曲げモーメントのみを取り除く調整を行なうも
のもあったが、ねじりモーメントを取り除くことができ
ないことから最低でも2個のロードセルを使用しなけれ
ばならず、更に、2個のロードセルでは計量皿を容易に
載せただけでは転覆してしまう所から、2個のロードセ
ルの可動端部に強固に秤量皿を固定する必要があり、こ
の際、計量皿とロードセル可動端の取付面が衝撃や荷重
でずれたりすると、ロードセルがお互いにある程度水平
方向に引き合ったり、押し合ったりして零点出力やスパ
ンが変化したりして、2個のロードセルの曲げモーメン
トによる誤差の調整をした上に、更にこうした障害まで
生じる所から、むしろ前述した方法の曲げモーメントに
対し無調整で3個以上の複数のロードセルを用いた方法
が効果的に良かった。
【0009】この発明は上記事情を改善するためになさ
れたもので、その目的とするところは、偏荷重に対する
調整を行ったロードセルを提供しようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、所定の厚みで略長方形状の中央部に長方形状
の中空部を設けるとともに、中空部の上、下面の両側部
を円弧凹状面に切削し、この凹状面に対応する荷重受体
の上、下面に検出素子を貼着し、検出素子をブリッジ回
路に電気的に接続して出力するよう構成し、一端部に支
持部材に支持する支持部を設け、可動端部に秤量皿を取
り付ける取付部を設けたロードセルにおいて、可動端部
に偏荷重を作用させても、各偏荷重に応じてブリッジ回
路の出力が変化しないように検出素子が貼着された面裏
側の凹状面部の側部を斜めに所定量削り取ったことを特
徴とする。
【0011】
【作用】上記のようにロードセルの可動端部に偏荷重を
作用させても、各偏荷重に応じてブリッジ回路の出力が
変化しないように検出素子が貼着された面裏側の凹状面
部の側部を斜めに所定量削り取ってあることにより、こ
のロードセルを用いて荷重計を構成した場合、偏荷重に
よる誤差のない正確な計量ができる荷重計が構成でき
る。
【0012】また、本ロードセルの検出素子が貼着され
た面裏側の凹状面部の側部を斜めに所定量削り取るだで
けで偏荷重による誤差を調整するので、偏荷重による重
量表示の調整が極めて簡単にできる。
【0013】
【実施例】以下、本願発明を実施例により説明する。図
1においてロードセル式荷重計で、これを順次説明す
る。上記荷重計1の荷重受体2は図3に示すように、所
定の厚みで長方形状に形成され、その中央部に長方形状
の中空部3が設けられているとともに、中空部3の上、
下面4の両側部を円弧凹状面5に切削し、この凹状面5
に対応する荷重受体2の上、下面6の4ケ所のストレン
ゲージよりなる検出素子7を貼着し、また、検出素子7
の貼着部の厚み(上、下面6と円弧凹状面5との距離)
は所定の寸法に高精度で仕上げられている。
【0014】また、上記4枚の検出素子7をブリッジ回
路形式に電気的に接続して、4枚の検出素子7より電気
信号が合成されて出力されるようになっている。上記荷
重受体2の両側面8の距離を所定の寸法に仕上げ、一方
の側面8を基板9上に固定されたL字形の支持部材10
の垂直部に固定して支持させるとともに、上記荷重受体
2の可動端側の側面8に皿取付部材11の下部を固定
し、この皿取付部材11の上部に平板状の秤量皿12の
下面中央部を固定する。
【0015】そして秤量皿12上に被計量物を載せる
と、これの重量が荷重受体2の可動端側に作用するの
で、荷重受体2の検出素子7貼着部分の4ケ所が応力を
受けて歪む(上側後部と下側前部の部分には引っ張り応
力が作用し、上側前部と下側後部の部分には圧縮応力が
作用する)ので、この部分に貼着されている4枚の検出
素子7もそれぞれ歪み、この歪みに対応して電気信号を
出力し、また4枚の検出素子7はブリッジ回路形式に接
続されているので、4枚の検出素子7よりの電気信号が
合計され、拡大されて出力され、この電気信号の出力量
を重量に変換して表示することにより、上記被計量物の
重量を計測するものである。
【0016】次に、この発明の要旨について説明する。
即ち、製作時に荷重受体2、検出素子7の加工寸法や材
質、あるいは検出素子7の貼着位置などが理想条件と一
致しなかったため、偏荷重に対する重量表示にずれが生
じた場合には正確な計測ができないので調整する必要が
あるが、その方法を順次説明する。
【0017】まず、秤量皿12の片寄った部分である各
隅部A,B,C,Dの各部に荷重を順次作用させ、各
A,B,C,D部における偏荷重表示値を検出する。な
お、正確な荷重の重量(例えば1000g)に対して重
量表示が多かった場合には+とし、重量表示が少なかっ
た場合には−とし、例えばA,B,Cの各部が1gだけ
多かった場合には1000g+1g=1001gと実量
表示されるので、+1表示とし、D部のみが1gだけ少
なかった場合には1000g−1g=999gと表示さ
れるので−1表示となる。
【0018】このことは−1表示となったD部分に対す
る荷重受体2のイ部分の歪み量が他の部分に対して結果
的に少なかったためである。このため、荷重受体2のイ
部分を削り取ることにより、このイ部分の歪み量を増加
させると、D部分の重量表示が大きくなって−から+に
変わり、このようにして偏荷重表示値に対応して荷重受
体2の所定の部分を図1の斜線部で示す如く削り取るこ
とにより、各A,B,C,Dの表示値を一致させるまで
調整する。そして、各A,B,C,Dの各部分の表示値
が一致したら、全体のバランスがとれたことになるの
で、一致した表示値に対応して重量変換回路を調整する
と、偏荷重に対する計測誤差がなくなるので正確に計測
できる。
【0019】なお、調整方法としては上記実施例に限ら
ず、例えばA,Bの2個所が−表示になった場合にはこ
れに対応する荷重受体2の部分を削り取って、最終的に
各隅部における偏荷重表示値を一致させて調整すればよ
いし、また検出する各隅部の位置も適宜選定することが
できることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、ロード
セルの可動端部に偏荷重を作用させても、各偏荷重に応
じて前記ブリッジ回路の出力が変化しないように検出素
子が貼着された面裏側の凹状面部の側部を斜めに所定量
削り取っているので、下記のような優れた効果を有す
る。
【0021】(1)本発明のロードセルを用いて荷重計
を構成した場合、偏荷重による誤差のない正確な計量が
できる荷重計を構成できる。
【0022】(2)また、本ロードセルの検出素子が貼
着された面裏側の凹状面部の側部を斜めに所定量削り取
るだけで偏荷重による誤差を調整するので、偏荷重によ
る重量表示の調整が極めて簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するロードセル式荷重
計の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するロードセル式荷重
計の側面図である。
【図3】本発明が対象とするロードセルの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ロードセル式荷重計 2 荷重受体 7 検出素子 9 基板 10 支持部材 11 皿取付部材 12 秤量皿 A 秤量皿の隅部 B 秤量皿の隅部 C 秤量皿の隅部 イ 荷重受体の削り取る部分
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来技術】従来から、弾性体よりなる荷重受体にスト
レンゲージ等の検出素子を貼着してロードセルを構成
、このロードセルの荷重体の一端部を支持部材に支
持させるとともに、荷重受体の可動端部に秤量皿を取り
付け、この秤量皿に被計量物を載せた際の荷重受体の歪
みに対応して上記検出素子が歪むので、この歪みによる
電気特性の変化を検出してこれを重量に変換することに
より、被計量物の重量を計測するようにしたロードセル
式荷重計が実用化されており、この種の荷重計は構成が
比較的簡単な上に高精度が得られ、しかも、電気信号で
出力するので、電気的なデジタル表示秤などにそのまま
利用できるなどの利点を有している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】これら誤差はロードセルに対して秤量皿が
大きいほど無視できない大きなものとなり、このため、
上記のような場合にはそれぞれの偏荷重に対する重量表
示が一致するように調整する必要があるが、従来はこれ
ら荷重受体に対する曲げモーメント及びねじりモーメン
トによる誤差を複合的に修正する有効な調整方法は見当
らなかった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、所定の厚みで略長方形状の外形を有し、その
中央部に長方形状の中空部を設けるとともに、中空
部の上面及び下面の両側部を円弧凹状面に切削した荷重
受体と荷重受体の上面及び下面の前記円弧凹状面に
対応する部分に貼着した検出素子とからなり、前記検出
素子をブリッジ回路に接続して電気的出力を得るように
構成し、かつ前記荷重受体の一端部に支持部材に支持す
ための支持部を設けるとともに他端の可動端部に秤量
皿を取り付けるための取付部を設けたロードセルにおい
て、前記可動端部に偏荷重を作用させても、各偏荷重に
応じて前記ブリッジ回路の出力が変化しないように前記
検出素子が貼着された面裏側の円弧凹状面部の側部を斜
めに所定量削り取ったことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【実施例】以下、本願発明を実施例により説明する。
3は本願発明が対象とするロードセルを示すもので、
重受体2は所定の厚みで長方形状に形成され、その中央
部に長方形状の中空部3が設けられているとともに、中
空部3の上、下面4の両側部を円弧凹状面5に切削され
ている。そしてこの円弧凹状面5に対応する荷重受体2
の上、下面6の4ケ所ストレンゲージよりなる検出素
子7が貼着されている。検出素子7の貼着部の厚み
(上、下面6と円弧凹状面5との距離)は所定の寸法に
高精度で仕上げられている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、上記4枚の検出素子7をブリッジ回
路形式に電気的に接続して、4枚の検出素子7より電気
信号が合成されて出力されるようになっている。そして
上記荷重受体2の両側面8の距離を所定の寸法に仕上
げ、側面8の一方を支点側として支持部材に支持するた
めの支持部とし、他方を重点側(可動端部)として計量
皿を取り付けるための取付部としてロードセルを構成す
る。この構造のロードセルは公知であり、まだ偏荷重に
対する調整が行なわれたものではない。本発明は偏荷重
に対する調整を行なうため、まず、前記ロードセルを用
いて図1に示すように荷重計1を構成する。即ち荷重受
体2の一方の側面8(支点側)を基板9上に固定された
L字形の支持部材10の垂直部に固定して支持させると
ともに、上記荷重受体2の可動端側(重点側)の側面8
に皿取付部材11の下部を固定し、この皿取付部材11
の上部に平板状の秤量皿12の下面中央部を固定する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】この秤量皿12上に被計量物を載せると、
これの重量が荷重受体2の可動端側に作用するので、荷
重受体2の検出素子7貼着部分の4ケ所が応力を受けて
歪む(上側後部と下側前部の部分には引っ張り応力が作
用し、上側前部と下側後部の部分には圧縮応力が作用す
る)ので、この部分に貼着されている4枚の検出素子7
もそれぞれ歪み、この歪みに対応して電気信号を出力
し、また4枚の検出素子7はブリッジ回路形式に接続さ
れているので、4枚の検出素子7よりの電気信号が合計
され、拡大されて出力され、この電気信号の出力量を重
量に変換して表示することにより、上記被計量物の重量
を計測することができる
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】このことは−1表示となったD部分に対す
る荷重受体2のイ部分の歪み量が他の部分に対して結果
的に少なかったためである。このため、荷重受体2のイ
部分を削り取ることにより、このイ部分の歪み量を増加
させると、D部分の重量表示が大きくなって−から+に
変わり、このようにして偏荷重表示値に対応して荷重受
体2の所定の部分を図1の斜線部で示す如く削り取るこ
とにより、各A,B,C,Dの表示値を一致させるまで
調整する。そして、各A,B,C,Dの各部分の表示値
が一致したら、全体のバランスがとれたことになるの
で、一致した表示値に対応して重量変換回路を調整する
と、偏荷重に対する計測誤差がなくなるので正確に計測
できる。このようにして、偏荷重に対する調整を行なっ
たロードセルを構成することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、ロード
セルの可動端部に偏荷重を作用させても、各偏荷重に応
じて前記ブリッジ回路の出力が変化しないように検出素
子が貼着された裏面側の凹状面部の側部を斜めに所定量
削り取って偏荷重に対する調整を行なっているので、下
記のような優れた効果を有する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】(2)また、本発明のロードセル検出素
子が貼着された面裏側の凹状面部の側部を斜めに所定量
削り取るだけで偏荷重による誤差を調整するので、偏荷
重による重量表示の調整が極めて簡単にできる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の厚みで略長方形状の中央部に長方
    形状の中空部を設けるとともに、中空部の上、下面の両
    側部を円弧凹状面に切削し、この凹状面に対応する荷重
    受体の上、下面に検出素子を貼着し、前記検出素子をブ
    リッジ回路に電気的に接続して出力するよう構成し、荷
    重受体の一端部に支持部材に支持する支持部を設け、可
    動端部に秤量皿を取り付ける取付部を設けたロードセル
    において、 可動端部に偏荷重を作用させても、各偏荷重に応じて前
    記ブリッジ回路の出力が変化しないように前記検出素子
    が貼着された面裏側の凹状面部の側部を斜めに所定量削
    り取ったことを特徴とするロードセル。
JP7033063A 1995-01-30 1995-01-30 ロードセル Expired - Lifetime JP2654513B2 (ja)

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