JPS6227623A - ロ−ドセルを用いた計量装置 - Google Patents
ロ−ドセルを用いた計量装置Info
- Publication number
- JPS6227623A JPS6227623A JP16582385A JP16582385A JPS6227623A JP S6227623 A JPS6227623 A JP S6227623A JP 16582385 A JP16582385 A JP 16582385A JP 16582385 A JP16582385 A JP 16582385A JP S6227623 A JPS6227623 A JP S6227623A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- load cell
- supporting
- main body
- rods
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は計量装置に係り、特にロードセルを用いた計量
装置に関する。
装置に関する。
〈従来の技術〉
ロードセルは、it量(重量)や力の測定や制御に使用
され、高い信頼性と安定した精度を有するため近年利用
範囲は益々拡大する傾向にある。
され、高い信頼性と安定した精度を有するため近年利用
範囲は益々拡大する傾向にある。
ここで、ロードセルの利点としてはつぎの点を挙げるこ
とができる。
とができる。
(1)秤量に比較して小型であり、取りつけに大きなス
ペースを必要としない。
ペースを必要としない。
(2)可動部分が無く密閉構造であるため、設置場所の
条件が悪くても性能が低下するおそれが無く保守が容易
で信頼性が高い。
条件が悪くても性能が低下するおそれが無く保守が容易
で信頼性が高い。
(3)機械的寸法と、電気的特性で完全な互換性を持ち
、ゼロ点のみを補正すれば校正を行うことなく交換利用
できる。
、ゼロ点のみを補正すれば校正を行うことなく交換利用
できる。
しかし、ロードセルは荷重(応力)の加わった起歪体の
微小な変位(歪み)を電気量に変換して読み取り、その
荷重を計測するものであるので、荷重が小さくなると精
度が悪くなり、信頼性が低下してしまうと言う欠点があ
った。
微小な変位(歪み)を電気量に変換して読み取り、その
荷重を計測するものであるので、荷重が小さくなると精
度が悪くなり、信頼性が低下してしまうと言う欠点があ
った。
第5図および第6図はロードセルを用いた従来の重量計
測方法を示す。図中、ロードセル本体(起歪体)1は秤
量装置の所定の位置に取りつけである。2はこのロード
セル本体のうち最も応力の集中する部分に取りつけたス
トレインゲージ(以下単に「ゲージ」と称する)であり
、本体1に加わった応力Wを電気量に変換する。この構
成において、例えば100gの荷重を1/3000の精
度で、かつ出力をl m V / Vとするとゲージ取
りつけ部の厚さtは0.3 w程度と極めて薄くなって
しまう。このためゲージ基材、ゲージ取りつけ用の接着
剤、表面コーティング剤の剛性等の影響が無視できなく
なり、ヒステリシスや再現性が悪くなって性能が低下し
てしまう。更にこの厚さtの減少によって、秤として利
用した場合、受は皿に対する荷重の偏在の影響によるロ
ードセル本体の歪みも大きくなる。さらには衝撃に対し
ても変形し易くなって零点がシフトしてしまい、これも
性能低下の原因となる。この問題を解決するには厚さt
を大きくしなければならないが、tを大きくすることは
ロードセル本体全体の大きさを増す事を意味し、結局装
置自体を大型化せざるを得ない。
測方法を示す。図中、ロードセル本体(起歪体)1は秤
量装置の所定の位置に取りつけである。2はこのロード
セル本体のうち最も応力の集中する部分に取りつけたス
トレインゲージ(以下単に「ゲージ」と称する)であり
、本体1に加わった応力Wを電気量に変換する。この構
成において、例えば100gの荷重を1/3000の精
度で、かつ出力をl m V / Vとするとゲージ取
りつけ部の厚さtは0.3 w程度と極めて薄くなって
しまう。このためゲージ基材、ゲージ取りつけ用の接着
剤、表面コーティング剤の剛性等の影響が無視できなく
なり、ヒステリシスや再現性が悪くなって性能が低下し
てしまう。更にこの厚さtの減少によって、秤として利
用した場合、受は皿に対する荷重の偏在の影響によるロ
ードセル本体の歪みも大きくなる。さらには衝撃に対し
ても変形し易くなって零点がシフトしてしまい、これも
性能低下の原因となる。この問題を解決するには厚さt
を大きくしなければならないが、tを大きくすることは
ロードセル本体全体の大きさを増す事を意味し、結局装
置自体を大型化せざるを得ない。
く本発明の目的〉
本発明は上述の問題点に鑑み構成したものであり、小さ
い荷重でもロードセル本体を大型化することなく正確に
計測することの可能な装置を提供することを目的とする
。
い荷重でもロードセル本体を大型化することなく正確に
計測することの可能な装置を提供することを目的とする
。
〈本発明の概要〉
要するに、本発明はてこ(梃子)を用いてロードセルに
加わる荷重を増加させ、小さな荷重を、ロードセルの性
能が充分発揮できる範囲に増加させて計測精度を高める
よう構成した装置である。
加わる荷重を増加させ、小さな荷重を、ロードセルの性
能が充分発揮できる範囲に増加させて計測精度を高める
よう構成した装置である。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例につき図面を用いて具体的に説明
する。
する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す。符号3及び4は
平行に配置した水平支持環であり、支持面5に対して回
動可能に取りつけである。6はこれら水平支持環3.4
に対してほぼ直交し1、かつこれらに対して回動可能な
ように取りつけた垂直支持環であり、これら水平支持環
3.4及び垂直支持環6により変形可能な四辺形(ロバ
ーバル機構)を構成する。7は垂直支持環6に取りつけ
た受は皿であり被計量物を載置する。
平行に配置した水平支持環であり、支持面5に対して回
動可能に取りつけである。6はこれら水平支持環3.4
に対してほぼ直交し1、かつこれらに対して回動可能な
ように取りつけた垂直支持環であり、これら水平支持環
3.4及び垂直支持環6により変形可能な四辺形(ロバ
ーバル機構)を構成する。7は垂直支持環6に取りつけ
た受は皿であり被計量物を載置する。
次に、ロードセル本体1は支持部材8に取りつけてあり
、水平支持環3の押圧部9により、受は皿7に載置した
荷重Wがこのロードセル本体1に対して応力として作用
するよう構成しである。つまり、水平支持環3は梃子と
して作用する。10はロードセル本体1に取りつけたス
トレインゲージである。
、水平支持環3の押圧部9により、受は皿7に載置した
荷重Wがこのロードセル本体1に対して応力として作用
するよう構成しである。つまり、水平支持環3は梃子と
して作用する。10はロードセル本体1に取りつけたス
トレインゲージである。
以上の装置において、水平支持環3の全長をa1支点1
1と押圧部9の作用点との距離をbとした場合、a /
bを例えば5とすれば受は皿7の荷重Wはロードセル
本体1に対して5wとして加わることになる。つまり1
00gの荷重であれば500gとなり、a / bを適
正にセットしておけば、本来測定精度が低下してしまう
ような小さな荷重でもロードセルの適正計量範囲で計測
することが可能となり、測定精度を向上させることがで
きる。
1と押圧部9の作用点との距離をbとした場合、a /
bを例えば5とすれば受は皿7の荷重Wはロードセル
本体1に対して5wとして加わることになる。つまり1
00gの荷重であれば500gとなり、a / bを適
正にセットしておけば、本来測定精度が低下してしまう
ような小さな荷重でもロードセルの適正計量範囲で計測
することが可能となり、測定精度を向上させることがで
きる。
第2図は第2の実施例を示す。符号12は水平支持環3
及び4と平行に位置させた作用枠であり、一端は垂直支
持環6に対して回動可能に接続してあり、他端はロード
セル本体1に接続し、さらに所定の比al/blをもっ
て支持部材8により回動可能に支持されている。この構
成においては荷重Wは、作用枠12を介してロードセル
本体lに対して引っ張り荷重として作用する。
及び4と平行に位置させた作用枠であり、一端は垂直支
持環6に対して回動可能に接続してあり、他端はロード
セル本体1に接続し、さらに所定の比al/blをもっ
て支持部材8により回動可能に支持されている。この構
成においては荷重Wは、作用枠12を介してロードセル
本体lに対して引っ張り荷重として作用する。
第3図は第3の実施例を示す。この構成は、二本の水平
支持環3.4のうち一方をロードセル本体に対する引っ
張り荷重用の作用枠として利用するようにしたもの(図
示の場合は水平支持環3を作用枠としている)である。
支持環3.4のうち一方をロードセル本体に対する引っ
張り荷重用の作用枠として利用するようにしたもの(図
示の場合は水平支持環3を作用枠としている)である。
この実施例においては装置の構成をより単純化すること
ができる。
ができる。
第4図は第4の実施例を示す。ロードセル本体に加わっ
た荷重は実際の荷重よりも大きいのでこの荷重による電
気量に基づいて表示部にそのまま荷重の表示をすること
はできない。つまり、ロードセル本体1のゲージから出
力された電気信号を一旦調整回路13に入力し、実際の
荷重の信号に演算し直してから表示部14に出力する。
た荷重は実際の荷重よりも大きいのでこの荷重による電
気量に基づいて表示部にそのまま荷重の表示をすること
はできない。つまり、ロードセル本体1のゲージから出
力された電気信号を一旦調整回路13に入力し、実際の
荷重の信号に演算し直してから表示部14に出力する。
この場合、調整回路13に対して重力加速度などの補正
値15を入力し得るよう構成しておけばより効果的であ
る。
値15を入力し得るよう構成しておけばより効果的であ
る。
以上本発明の実施例につき具体的に説明したが、梃子の
構成は図示の構造に限定するものではなく、かつロード
セルも、空隙部を形成したものの外、フラットビーム型
等いずれの形式であっても構わない。
構成は図示の構造に限定するものではなく、かつロード
セルも、空隙部を形成したものの外、フラットビーム型
等いずれの形式であっても構わない。
〈効果〉
本発明は以上のように構成しであるので、小さな荷重も
増幅してロードセルに伝達することができ、ロードセル
の適正計測の範囲内で小さな荷重を計測することが可能
となり、ロードセルが従来持っている利点を損なうこと
なく計測精度を大幅に向上させることができる。
増幅してロードセルに伝達することができ、ロードセル
の適正計測の範囲内で小さな荷重を計測することが可能
となり、ロードセルが従来持っている利点を損なうこと
なく計測精度を大幅に向上させることができる。
第1図は本発明の第1の実施例を示す秤量装置の構成図
、第2図は本発明の第2の実施例を示す秤量装置の構成
図、第3図は本発明の第3の実施例を示す秤量装置の構
成図、第4図は本発明の第4の実施例を示す秤量装置の
構成図、第5図及び第6図は従来装置のロードセルによ
る計量方法を示す概念図である。 1・・・ロードセル本体 3.4・・水平支持棒6・・
・垂直支持棒 W・・・荷重第1図 第2図 第3図 第4図
、第2図は本発明の第2の実施例を示す秤量装置の構成
図、第3図は本発明の第3の実施例を示す秤量装置の構
成図、第4図は本発明の第4の実施例を示す秤量装置の
構成図、第5図及び第6図は従来装置のロードセルによ
る計量方法を示す概念図である。 1・・・ロードセル本体 3.4・・水平支持棒6・・
・垂直支持棒 W・・・荷重第1図 第2図 第3図 第4図
Claims (3)
- (1)ロードセル本体に加わった荷重を電気量に変換し
て荷重の計測を行う装置において、このロードセル本体
に対して梃子機構を接続し、ロードセルに加わる荷重を
実際の荷重よりも増加させ、低荷重での計測精度の低下
を防止するよう構成したことを特徴とするロードセルを
用いた計量装置。 - (2)前記梃子機構をロバーバル機構の一部に組み込ん
だことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のロ
ードセルを用いた計量装置。 - (3)前記ロバーバル機構を平行に位置する二本の水平
支持桿と、これら水平支持桿とほぼ直交する垂直支持桿
とから構成し、このロバーバル機構に対してロードセル
本体を接続し、ロバーバル機構に加わった荷重がロード
セル本体に対して引っ張り荷重若しくは圧縮加重として
作用するよう構成したことを特徴とする特許請求の範囲
第(1)項または第(2)項記載のロードセルを用いた
計量装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16582385A JPS6227623A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ロ−ドセルを用いた計量装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16582385A JPS6227623A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ロ−ドセルを用いた計量装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6227623A true JPS6227623A (ja) | 1987-02-05 |
Family
ID=15819675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16582385A Pending JPS6227623A (ja) | 1985-07-29 | 1985-07-29 | ロ−ドセルを用いた計量装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6227623A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2632400A1 (fr) * | 1988-06-02 | 1989-12-08 | Esselte Moreau Sa | Dispositif capteur de force pour appareil de mesure, notamment instrument de pesage, a systeme d'amortissement integre |
-
1985
- 1985-07-29 JP JP16582385A patent/JPS6227623A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2632400A1 (fr) * | 1988-06-02 | 1989-12-08 | Esselte Moreau Sa | Dispositif capteur de force pour appareil de mesure, notamment instrument de pesage, a systeme d'amortissement integre |
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