JPH0731797U - 高所作業車のステップ装置 - Google Patents

高所作業車のステップ装置

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JPH0731797U JP6235093U JP6235093U JPH0731797U JP H0731797 U JPH0731797 U JP H0731797U JP 6235093 U JP6235093 U JP 6235093U JP 6235093 U JP6235093 U JP 6235093U JP H0731797 U JPH0731797 U JP H0731797U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手摺とブームとの干渉を回避しながら、使い
勝手が良好な手摺をステップ装置の近傍に設置してバケ
ットへの乗り降りの便宜を図る。 【構成】 格納位置のバケット7の近傍の車体2上に形
成された階段部11と、階段部11の近傍に取り付けら
れ、手摺用電磁弁31により駆動制御される油圧シリン
ダにより上下に伸縮駆動される手摺12と、バケット7
の格納を検出するブーム格納検出スイッチ47と、手摺
12の伸縮指令信号を出力する手摺用昇降スイッチ43
と、これらのスイッチ47,43からの信号を受け手摺
用電磁弁31へ信号を出力する制御装置41とを有し、
制御装置41は、スイッチ47の格納状態検出時に、ス
イッチ43からの伸縮指令信号に対応して手摺用電磁弁
31を手摺12の伸長側または縮小側に切り換え、スイ
ッチ47の非格納状態検出時に、スイッチ43の操作信
号にかかわらず手摺用電磁弁31を手摺12の縮小側へ
切り換える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、高所作業車のバケットへの乗り降りに用いるステップ装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
高所作業車の車体上で格納状態となったバケットに作業者が乗り降りするため に、高所作業車の車体上にステップ装置を設置したものがある。
【0003】 この種のステップ装置においては、格納状態とされたバケットの位置が地上か ら高く、かつ車体上においてステップ装置に使用し得る空間が狭小であるので、 勾配が急で階段の狭いステップ装置となっており、バケットへの乗降を慎重に行 なうことが必要である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように勾配が急で階段の狭いステップ装置によるバケットへの乗降の便宜 を図る上では、ステップ装置の近傍に、手摺を設置することが考えられる。
【0005】 しかしながら、高所作業車のバケットは車体上の格納状態からブームに支持さ れて起伏,旋回等の駆動をされるものであるので、手摺とブームとの干渉を回避 することが必要である。
【0006】 この考案は、このような背景に基づいてなされたもので、手摺とブームとの干 渉を回避しながら、使い勝手が良好な手摺をステップ装置の近傍に設置してバケ ットへの乗り降りの便宜を図ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載の考案は、車体上に旋回並びに起伏 自在に取り付けた伸縮ブームの先端にバケットを装備してなり、前記伸縮ブーム を縮小、倒伏並びに適宜旋回した格納位置にして走行移動する高所作業車に用い られるステップ装置であって、前記格納位置にあるバケットの近傍の車体上に形 成された階段部と、この階段部の近傍となる車体上に取り付けられ、切換弁から なる制御弁により駆動制御される油圧シリンダにより上下方向に伸縮駆動される 手摺と、バケットの格納を検出する格納検出スイッチと、前記手摺の伸長または 縮小を指令する操作信号を出力する操作スイッチと、前記格納検出スイッチおよ び操作スイッチからの信号を受け取り、前記制御弁へ制御信号を出力する制御装 置とを有し、前記制御装置は、前記格納検出スイッチが格納状態を検出している 状態では、前記操作スイッチからの伸長および縮小指令信号に対応して前記制御 弁を手摺の伸長側にまたは縮小側に切り換え、前記格納検出スイッチが非格納状 態を検出している状態では、前記操作スイッチの操作信号の如何にかかわらず前 記制御弁を手摺の縮小側へ切り換えるよう構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、バケットへの乗降はバケットを格納状態として 行なうので、その際に手摺を突出させて乗降の便宜に供することができ、作業時 の伸縮ブームの移動範囲にかかわらず手摺位置を高く設定できるので使い勝手が 良好である。
【0009】 また、高所作業を行なう場合には、伸縮ブームが駆動され非格納状態となるの で、この際に手摺が没入し手摺と伸縮ブームとの干渉を回避することができ、手 摺が伸縮ブームの移動範囲を制限することもない。
【0010】
【実施例】
以下、図面に示す実施例によりこの考案を説明する。
【0011】 まず、図1および2により高所作業車の全体概略を説明するが、これらの図は ブームを格納した状態を示すものである。
【0012】 図1において、1は高所作業車を示し、2は自走可能な車体で、その前後にア ウトリガ装置3を有する。
【0013】 そして、この車体2上には、鉛直軸回りに油圧モータにより旋回駆動される不 図示の旋回台が設置され、この旋回台に一体的に立設された支柱部4が設けられ ている。
【0014】 この支柱部4の上端部に伸縮ブーム5が枢軸4aを介して枢支され、油圧シリ ンダからなる起伏シリンダ6により伸縮ブーム5が起伏可能となっている。
【0015】 この実施例における伸縮ブーム5は、複数のブーム部をテレスコピックにはめ 合わせて油圧シリンダからなる伸縮シリンダで伸縮可能としたものであるが、本 願は伸縮機能を有しないブームであっても同様に実施することが可能である。
【0016】 そして、前記伸縮ブーム5の先端部にはバケット7が取付金具によって装着さ れている。
【0017】 この実施例のバケット7は、そのバケット7内の電気絶縁性を高く維持するた め、バケット7への乗降用の出入口とする切欠き部をその側面に形成せず、繊維 強化プラスチックで一体の容器形状に形成したものである。
【0018】 そして、この実施例の高所作業車1の伸縮ブーム5およびバケット7は、図2 に示すように車体2の中央に後向きに格納するようになっており、格納状態にお いて伸縮ブーム5は車体2上に設置されたブームレスト8上に支持されている( 図1参照)。
【0019】 なお、車体2上に格納された前記伸縮ブーム5の両側の空間は工具箱等の配置 空間として利用されている。
【0020】 そして、この実施例の高所作業車1においては、図1において伸縮ブーム5の 手前側となる工具箱等の上面を利用して階段部11が形成されており、この階段 部11の上部で車体側方側となる近傍に手摺12を設置してステップ装置10が 形成されている。
【0021】 この手摺12は、前記階段部11の上部の段部を形成する工具箱内から上方に 向けて出没可能に装着したもので、出没駆動用の油圧シリンダからなる手摺用シ リンダ23を有するものである。
【0022】 この実施例において、前記手摺12は階段部11の高い位置に設置されており 、かつその手摺12は突出状態では高さの大きな手摺であるので乗降の便宜上と くに有益となる(図1中の仮想線参照)。
【0023】 そして、このような手摺12は、図3に示す油圧回路15により駆動され、そ の油圧回路15は図4に示す制御装置41により後述するように動作する。
【0024】 この油圧回路15は、高所作業車1のアウトリガ装置3や起伏シリンダ6等の 伸縮ブーム5を駆動する駆動用シリンダを駆動するものであって、この油圧回路 15中に前記手摺12の出没駆動を行なう前記手摺用油圧シリンダ23が設置さ れている。
【0025】 油圧回路15において、24は油圧ポンプであって、この油圧ポンプ24の吐 出管路16には前記アウトリガ装置3を駆動するアウトリガ用油圧回路17が接 続されている。なお、図3において、24aは前記油圧ポンプ24と並列に設置 された非常用油圧ポンプである。
【0026】 アウトリガ用油圧回路17は、第1の方向切換弁25と流路切換弁26とを有 し、第1の方向切換弁25はアウトリガ装置3を構成する油圧シリンダの伸縮動 作の方向を切り換えるものであり、流路切換弁26はアウトリガ装置3の張り出 しシリンダ3aあるいはジャッキシリンダ3bのいずれを作動させるかを選択操 作するものである。
【0027】 すなわち、第1の方向切換弁25は、6ポート3位置型の切換弁からなり、左 側のオフセット位置においては、前記アウトリガ装置3の張り出しシリンダ3a あるいはジャッキシリンダ3bを伸長させ、右側のオフセット位置においてはこ れらを格納動作させるものである。
【0028】 また、前記流路切換弁26は、4ポート3位置型の切換弁からなり、左側のオ フセット位置においては前記張り出しシリンダ3aを、右側のオフセット位置で はジャッキシリンダ3bを作動させるものである。
【0029】 そして、このアウトリガ装置3への油圧の供給は、前記吐出管路16から前記 第1の方向切換弁25を介して行なわれ、また前記アウトリガ装置3からの圧油 の還流は前記流路切換弁26または前記第1の方向切換弁25からオイルタンク 27に戻り管路18を経て行なわれるようになっている。
【0030】 なお、前記吐出管路16と戻り管路18との間には、切換弁19が設置されて おり、図示の状態においては前記吐出管路16と戻り管路18との間を連通させ て圧油をリークさせて油圧回路15を停止状態とし、油圧回路15の作動に際し ては切換弁19を上側のオフセット位置として油圧ポンプ24からの圧油を前記 第1の方向切換弁25に導くものである。
【0031】 そして、かかるアウトリガ用油圧回路17の前記第1の方向切換弁25から分 岐された第1の管路21と、前記戻り管路18において前記切換弁19より上流 側で分岐された第2の管路22との間に、起伏シリンダ6の油圧回路と手摺用油 圧シリンダ23への油圧回路とが並列に接続されている。
【0032】 まず、起伏シリンダ6の油圧回路について説明すると、前記第1の管路21と 前記第2の管路22とは第2の方向切換弁29に接続され、この第2の方向切換 弁29を介して前記起伏シリンダ6が第1および第2の管路21,22に接続さ れている。
【0033】 前記第2の方向切換弁29は、6ポート3位置型の切換弁であって、その左側 のオフセット位置において前記起伏シリンダ6が伸長され、右側のオフセット位 置においては縮小される。
【0034】 手摺用油圧シリンダ23の油圧回路は、前記第1および第2の管路21,22 の間に接続されており、前記第1および第2の管路21,22は手摺用電磁弁3 1に接続されている。
【0035】 この手摺用電磁弁31は4ポート3位置型の電磁切換弁であって、左側のオフ セット位置においては手摺用油圧シリンダ23が伸長し、右側のオフセット位置 においては縮小するものである。そして、この手摺用電磁弁31は次に説明する 制御装置41からの電源電流によりその切り換え動作が行なわれるものである。
【0036】 このような油圧回路15を有する高所作業車1において、前記油圧回路15の 前記切換弁19を上側のオフセット位置とし,第1の方向切換弁25を中立位置 とした場合に限り、手摺用油圧シリンダ23はその動作が可能であり、図3に示 すように切換弁19が開放されている場合には動作しない。
【0037】 制御装置41は、たとえばマイクロコンピュータからなる演算装置41aと、 前記手摺用電磁弁31の励磁部への電源電流を制御するコントローラ41bとか らなるものであり、前記演算装置41aには次のスイッチから各種の信号が入力 されるようになっている。
【0038】 42は手摺操作モードの選択スイッチであり、オンにより制御装置41は後述 の動作を行なうが、オフの場合には機能しない。
【0039】 43は、手摺昇降スイッチであり、前記油圧回路15が前記したように切換弁 19を上側のオフセット位置とし第1の方向切換弁25を中立位置とした場合に 、手摺12をそのスイッチの人為操作により昇降させるものである。なお、この 手摺昇降スイッチ43は、本願でいう操作スイッチに該当するものであり、また 手動式伸縮指令スイッチにも該当するものである。
【0040】 44は手摺12の上限位置検出スイッチであって、手摺用油圧シリンダ23が 伸長動作を停止する位置を検出するものである。逆に、45は手摺12の下限位 置検出スイッチであって、手摺12の格納の完了を検出して手摺用油圧シリンダ 23の縮小動作を停止するものである。
【0041】 46は、アウトリガ装置3のジャッキシリンダ3bによるジャッキアップ状態 にあることを油圧から検出するジャッキアップスイッチである。このジャッキア ップスイッチ46は本願の走行状態検出スイッチに該当するものである。
【0042】 なお、走行状態検出スイッチとしては、かかるジャッキアップスイッチ46に 限らず、PTO軸からの出力停止,駐車ブレーキの解除あるいは走行用変速機の操 作等を検出するスイッチを用いてもよい。
【0043】 47は本願の格納検出スイッチに該当するもので、バケット7自体の格納の検 出に代えて、伸縮ブーム5がブームレスト8上に格納されたことを検出するブー ム格納検出スイッチである。なお、バケット7自体の格納を検出するスイッチを 用いてもよいことはいうまでもない。
【0044】 このような各スイッチからの信号は、演算装置41a内において所要のプログ ラムに基づいて所定の演算が行なわれ、その結果がコントローラ41bに出力さ れ、このコントローラ41bにおいて手摺用電磁弁31の励磁部への電源電流が 適宜制御される。
【0045】 たとえば、図1に示す走行姿勢から前記アウトリガ装置3を張り出し、そのジ ャッキシリンダ3bを伸長させてジャッキアップ状態とすると、ブーム格納検出 スイッチ47が作動しているので、前記ジャッキアップスイッチ46からの信号 に応じて制御装置41は前記手摺用電磁弁31を左側のオフセット位置に切り換 え、油圧ポンプ24からの圧油を手摺用油圧シリンダ23の伸長側油室に供給し 、手摺12は自動的に上昇する。
【0046】 なお、この手摺12の上昇は、前記上限位置検出スイッチ44からの信号が演 算装置41aに入力された時点で前記制御装置41からの電源電流が停止される ことにより停止する。
【0047】 また、ブームレスト8上に格納されていた伸縮ブーム5が、ブームレスト8か ら離間した場合、前記ブーム格納検出スイッチ47からの検出信号が制御装置4 1に入力されなくなり、これによって手摺用電磁弁31は右側のオフセット位置 に切り換えられ、手摺用油圧シリンダ23の縮小により手摺12は自動的に降下 し格納状態となる。
【0048】 逆に、起立していた伸縮ブーム5をブームレスト8上に格納すると、前記ブー ム格納スイッチ47からの信号の制御装置41への入力に基づいて、手摺用電磁 弁31が左側のオフセット位置に切り換えられ、手摺12は自動的に上昇する。
【0049】 また、前記とは逆に、前記アウトリガ装置3のジャッキシリンダ3bを縮小し ジャッキアップ状態を解消すると、前記ジャッキアップスイッチ46からの検出 信号が入力されなくなり、前記手摺用電磁弁31が右側のオフセット位置に切り 換わり、手摺12は自動的に降下し格納状態となる。なお、これらの動作におい ても、前記上限位置検出スイッチ44あるいは下限位置検出スイッチ45からの 信号が演算装置41aに入力された時点で前記制御装置41からの電源電流が停 止されることによりその動作が停止することは同様である。
【0050】 以上説明した実施例においては、ジャッキアップスイッチ46も関連させた作 動として説明したが、ブーム格納検出スイッチ47だけに関連させた作動として もよいことはもちろんである。
【0051】 また、前記した実施例では前記手摺12を前記伸縮ブーム5の格納等に応じて 自動的に行なうこととしたが、これに限らず、手動による手摺12の操作を禁じ る,いわゆるインタロックを解除することとしてもよい。
【0052】 前記した実施例のように階段部11の高い位置に手摺12を設置し、その手摺 12を大きく突出させると、高所作業車1の最上部に手摺12が位置し、高所作 業車1の車高が手摺12の上端位置で定まることとなるが、伸縮ブーム5の非格 納やアウトリガ装置3のジャッキアップ等により手摺12を没入させ,あるいは 没入可能とすることにより、手摺12の必要時以外は高所作業車1の車高を大き くしないので高所作業車1の走行性が損なわれない利点がある。
【0053】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1記載の考案によれば、バケットへの乗降はバケ ットを格納状態として行なうので、その際に手摺を突出させて乗降の便宜に供す ることができ、作業時の伸縮ブームの移動範囲にかかわらず手摺位置を高く設定 できるので使い勝手が良好である。
【0054】 また、高所作業を行なう場合には、伸縮ブームが駆動され非格納状態となるの で、この際に手摺が没入し手摺と伸縮ブームとの干渉を回避することができ、手 摺が伸縮ブームの移動範囲を制限することもない。
【0055】 さらに、請求項4記載の考案によれば、高所作業車の走行時に手摺が没入する ので、手摺が高所作業車の車高を高めず、手摺が高所作業車の走行性能を損なう おそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】高所作業車の側面図である。
【図2】高所作業車の平面図である。
【図3】手摺の昇降駆動用油圧回路図である。
【図4】手摺用電磁弁の制御装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 高所作業車 2 車体 5 伸縮ブーム 7 バケット 11 ステップ装置 12 手摺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 林 康則 香川県高松市太田上町696−10 (72)考案者 櫨林 幹夫 香川県高松市峰山町1838−17

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体上に旋回並びに起伏自在に取り付け
    た伸縮ブームの先端にバケットを装備してなり、前記伸
    縮ブームを縮小、倒伏並びに適宜旋回した格納位置にし
    て走行移動する高所作業車に用いられるステップ装置で
    あって、 前記格納位置にあるバケットの近傍の車体上に形成され
    た階段部と、この階段部の近傍となる車体上に取り付け
    られ、切換弁からなる制御弁により駆動制御される油圧
    シリンダにより上下方向に伸縮駆動される手摺と、バケ
    ットの格納を検出する格納検出スイッチと、前記手摺の
    伸長または縮小を指令する操作信号を出力する操作スイ
    ッチと、前記格納検出スイッチおよび操作スイッチから
    の信号を受け取り、前記制御弁へ制御信号を出力する制
    御装置とを有し、 前記制御装置は、前記格納検出スイッチが格納状態を検
    出している状態では、前記操作スイッチからの伸長およ
    び縮小指令信号に対応して前記制御弁を手摺の伸長側に
    または縮小側に切り換え、前記格納検出スイッチが非格
    納状態を検出している状態では、前記操作スイッチの操
    作信号の如何にかかわらず前記制御弁を手摺の縮小側へ
    切り換えるよう構成したことを特徴とする高所作業車の
    ステップ装置。
  2. 【請求項2】 前記操作スイッチが手動操作スイッチで
    あることを特徴とする請求項1記載の高所作業車のステ
    ップ装置。
  3. 【請求項3】 前記操作スイッチが車両の走行状態を検
    出して手摺の縮小を指令する操作信号を出力するスイッ
    チで構成されており、前記制御装置が走行状態検出スイ
    ッチからの検出信号を受けた時手摺の縮小信号を出力す
    るよう構成してあることを特徴とする請求項1記載の高
    所作業車のステップ装置。
  4. 【請求項4】 車体上に旋回並びに起伏自在に取り付け
    た伸縮ブームの先端にバケットを装備してなり、前記伸
    縮ブームを縮小、倒伏並びに適宜旋回した格納位置にし
    て走行移動する高所作業車に用いられるステップ装置で
    あって、 前記格納位置にあるバケットの近傍の車体上に形成され
    た階段部と、この階段部の近傍となる車体上に取り付け
    られ、切換弁からなる制御弁により駆動制御される油圧
    シリンダにより上下方向に伸縮駆動される手摺と、バケ
    ットの格納を検出する格納検出スイッチと、前記手摺の
    伸長または縮小を指令する操作信号を出力する操作スイ
    ッチと、前記格納検出スイッチおよび操作スイッチから
    の信号を受け取り、前記切換弁へ制御信号を出力する制
    御装置とを有するとともに、 前記操作スイッチが、手動式の伸縮指令スイッチと走行
    状態検出スイッチとで構成されており、 さらに、前記制御装置は、前記格納検出スイッチが格納
    状態を検出している状態では、前記操作スイッチからの
    伸長および縮小指令信号に対応して前記制御弁を手摺の
    伸長側にまたは縮小側に切り換え、 前記制御装置は、走行状態検出スイッチが走行状態を検
    出している状態では前記手動式の伸縮指令スイッチの操
    作の如何にかかわらず前記制御弁を手摺の縮小側に切り
    換えるように構成したことを特徴とする高所作業車のス
    テップ装置。
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