JPH0731772B2 - デジタル信号記録回路 - Google Patents
デジタル信号記録回路Info
- Publication number
- JPH0731772B2 JPH0731772B2 JP7769986A JP7769986A JPH0731772B2 JP H0731772 B2 JPH0731772 B2 JP H0731772B2 JP 7769986 A JP7769986 A JP 7769986A JP 7769986 A JP7769986 A JP 7769986A JP H0731772 B2 JPH0731772 B2 JP H0731772B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- digital signal
- recording
- signal
- resistor
- circuit
- Prior art date
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- Digital Magnetic Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、PCM信号の記録再生装置等に使用して好適な
デジタル信号記録回路に関する。
デジタル信号記録回路に関する。
本発明はデジタル信号記録回路に関し、信号の所定の高
域を強調すると共に、さらに高域の不要信号成分を除去
することによって記録アンプの負担を転減するものであ
る。
域を強調すると共に、さらに高域の不要信号成分を除去
することによって記録アンプの負担を転減するものであ
る。
PCM信号等のデジタル信号の記録においては、低域信号
の記録効率が高いため、一般に第3図に示すように所定
以上の高域の記録信号を強調して全体の記録特性が向上
されるようにしている。
の記録効率が高いため、一般に第3図に示すように所定
以上の高域の記録信号を強調して全体の記録特性が向上
されるようにしている。
ところがデジタル信号の記録においては記録波形が矩形
波であるため、この記録信号を磁気ヘッドに供給したと
きに発生する微分波形のピークレベルが高くなり、さら
にこの信号に高域の強調がかけられた場合にはピークレ
ベルが極めて大きくなって記録アンプに大きな負担をか
けることになる。またピークトウピークの振幅が大きく
なるためにアンプのダイナミックレンジも極めて広くす
る必要があった。
波であるため、この記録信号を磁気ヘッドに供給したと
きに発生する微分波形のピークレベルが高くなり、さら
にこの信号に高域の強調がかけられた場合にはピークレ
ベルが極めて大きくなって記録アンプに大きな負担をか
けることになる。またピークトウピークの振幅が大きく
なるためにアンプのダイナミックレンジも極めて広くす
る必要があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕 このように従来の技術では、デジタル信号の微分波形の
ピークレベルが高くなり、記録アンプの負担が大きくな
るなどの問題点があった。
ピークレベルが高くなり、記録アンプの負担が大きくな
るなどの問題点があった。
本発明は、記録されるデジタル信号の所定の高域を強調
する第1の手段(抵抗器(2)コンデンサ(3))と、
上記デジタル信号のクロック周波数以上の帯域を減衰す
る第二の手段(抵抗器(20)(21)浮遊容量(30))と
からなり、上記第1及び第2の手段が直列に設けられて
なるデジタル信号記録回路である。
する第1の手段(抵抗器(2)コンデンサ(3))と、
上記デジタル信号のクロック周波数以上の帯域を減衰す
る第二の手段(抵抗器(20)(21)浮遊容量(30))と
からなり、上記第1及び第2の手段が直列に設けられて
なるデジタル信号記録回路である。
これによれば、記録信号の不要な高域成分が除去されて
いるので、この記録信号の微分波形のピークレベルが上
がり過ぎることがなく、記録アンプに負担をかけないと
共に、アンプのダイナミックレンジも狭くすることがで
きる。
いるので、この記録信号の微分波形のピークレベルが上
がり過ぎることがなく、記録アンプに負担をかけないと
共に、アンプのダイナミックレンジも狭くすることがで
きる。
第1図において、デジタル信号の供給される入力端子
(1)が抵抗器(2)及びコンデンサ(3)の並列回路
を介してコンデンサ(4)の一端に接続され、このコン
デンサ(4)の他端が可変抵抗器(5)を通じて接地さ
れる。この可変抵抗器(5)の摺動子が抵抗器(6)を
通じてアンプ(7)の入力端に接続され、このアンプ
(7)の出力端が抵抗器(8)及びコンデンサ(9)の
並列回路を通じて抵抗器(10)の一端に接続され、この
抵抗器(10)の他端が接地される。さらにこの抵抗器
(10)の一端が抵抗器(11)を通じてトランジスタ(1
2)のベースに接続される。また抵抗器(10)の一端が
抵抗器(13)(14)を通じてトランジスタ(15)のベー
スに接続されると共に、抵抗器(13)(14)の接続中点
がコンデンサ(16)を通じて接地される。さらにトラン
ジスタ(12)(15)のエミッタが抵抗器(17)(18)を
通じて互に接続され、この抵抗器(17)(18)の接続中
点が定電流源(19)を通じて接地される。またトランジ
スタ(12)(15)のコレクタが抵抗器(20)(21)を通
じて互に接続され、この抵抗器(20)(21)の接続中点
がコンデンサ(22)(23)の並列回路を通じて接地され
ると共に、この抵抗器(20)(21)の接続中点が抵抗器
(24)を通じて電源端子(25)に接続され、さらにこの
抵抗器(24)と電源端子(25)との接続中点がコンデン
サ(26)(27)の並列回路を通じて接地される。そして
トランジスタ(12)(15)のコレクタからそれぞれ出力
端子(28)(29)が導出される。なお図中の数字は各素
子の値を示す。
(1)が抵抗器(2)及びコンデンサ(3)の並列回路
を介してコンデンサ(4)の一端に接続され、このコン
デンサ(4)の他端が可変抵抗器(5)を通じて接地さ
れる。この可変抵抗器(5)の摺動子が抵抗器(6)を
通じてアンプ(7)の入力端に接続され、このアンプ
(7)の出力端が抵抗器(8)及びコンデンサ(9)の
並列回路を通じて抵抗器(10)の一端に接続され、この
抵抗器(10)の他端が接地される。さらにこの抵抗器
(10)の一端が抵抗器(11)を通じてトランジスタ(1
2)のベースに接続される。また抵抗器(10)の一端が
抵抗器(13)(14)を通じてトランジスタ(15)のベー
スに接続されると共に、抵抗器(13)(14)の接続中点
がコンデンサ(16)を通じて接地される。さらにトラン
ジスタ(12)(15)のエミッタが抵抗器(17)(18)を
通じて互に接続され、この抵抗器(17)(18)の接続中
点が定電流源(19)を通じて接地される。またトランジ
スタ(12)(15)のコレクタが抵抗器(20)(21)を通
じて互に接続され、この抵抗器(20)(21)の接続中点
がコンデンサ(22)(23)の並列回路を通じて接地され
ると共に、この抵抗器(20)(21)の接続中点が抵抗器
(24)を通じて電源端子(25)に接続され、さらにこの
抵抗器(24)と電源端子(25)との接続中点がコンデン
サ(26)(27)の並列回路を通じて接地される。そして
トランジスタ(12)(15)のコレクタからそれぞれ出力
端子(28)(29)が導出される。なお図中の数字は各素
子の値を示す。
従ってこの回路において、抵抗器(2)コンデンサ
(3)等の回路にてデジタル信号の所定の高域が強調さ
れると共に、抵抗器(8)コンデンサ(9)等の回路に
てその高域側の特性が平坦にされる。
(3)等の回路にてデジタル信号の所定の高域が強調さ
れると共に、抵抗器(8)コンデンサ(9)等の回路に
てその高域側の特性が平坦にされる。
そしてさらにこの回路において、トランジスタ(12)
(15)のコレクタ間には浮遊容量(30)が形成され、こ
の浮遊容量(30)と抵抗器(20)(21)等の回路によっ
て、例えばデジタル信号のクロック周波数以上を減衰す
るローパスフィルタが形成される。
(15)のコレクタ間には浮遊容量(30)が形成され、こ
の浮遊容量(30)と抵抗器(20)(21)等の回路によっ
て、例えばデジタル信号のクロック周波数以上を減衰す
るローパスフィルタが形成される。
これによってこの回路の全体の特性は第2図に示すよう
になり、出力端子(28)(29)には高域が強調されると
共に高域側の不要信号成分が除去された信号が取出され
る。
になり、出力端子(28)(29)には高域が強調されると
共に高域側の不要信号成分が除去された信号が取出され
る。
そしてこの信号が記録アンプ(図示せず)に供給されて
デジタル信号の記録が行われるわけであるが、上述の回
路によれば、不要な高域成分が除去されているので、こ
の信号の微分波形のピークレベルが必要以上に高くなる
ことがなく、記録アンプの負担が小さくなると共に、ア
ンプのダイナミックレンジも狭くてよい。
デジタル信号の記録が行われるわけであるが、上述の回
路によれば、不要な高域成分が除去されているので、こ
の信号の微分波形のピークレベルが必要以上に高くなる
ことがなく、記録アンプの負担が小さくなると共に、ア
ンプのダイナミックレンジも狭くてよい。
この発明によれば、記録信号の不要な高域成分が除去さ
れているので、この記録信号の微分波形のピークレベル
が上がり過ぎることがなく、記録アンプに負担をかけな
いと共に、アンプのダイナミックレンジも狭くすること
ができるようになった。
れているので、この記録信号の微分波形のピークレベル
が上がり過ぎることがなく、記録アンプに負担をかけな
いと共に、アンプのダイナミックレンジも狭くすること
ができるようになった。
第1図は本発明の一例の構成図、第2図はその説明のた
めの図、第3図は従来の技術の説明のための図である。 (2)(3)は高域強調のための素子、(20)(21)
(30)は高域減衰のための素子である。
めの図、第3図は従来の技術の説明のための図である。 (2)(3)は高域強調のための素子、(20)(21)
(30)は高域減衰のための素子である。
Claims (1)
- 【請求項1】記録されるデジタル信号の所定の高域を強
調する第1の手段と、 上記デジタル信号のクロック周波数以上の帯域を減衰す
る第2の手段とからなり、 上記第1及び第2の手段が直列に設けられてなるデジタ
ル信号記録回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7769986A JPH0731772B2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 | デジタル信号記録回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7769986A JPH0731772B2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 | デジタル信号記録回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62234204A JPS62234204A (ja) | 1987-10-14 |
JPH0731772B2 true JPH0731772B2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=13641141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7769986A Expired - Lifetime JPH0731772B2 (ja) | 1986-04-04 | 1986-04-04 | デジタル信号記録回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731772B2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-04 JP JP7769986A patent/JPH0731772B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62234204A (ja) | 1987-10-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |