JPH07317321A - 鉄筋曲伸装置 - Google Patents

鉄筋曲伸装置

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Publication number
JPH07317321A
JPH07317321A JP14067594A JP14067594A JPH07317321A JP H07317321 A JPH07317321 A JP H07317321A JP 14067594 A JP14067594 A JP 14067594A JP 14067594 A JP14067594 A JP 14067594A JP H07317321 A JPH07317321 A JP H07317321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing bar
cylinder
hydraulic device
reinforcement
bending
Prior art date
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Pending
Application number
JP14067594A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Egawa
輝雄 江川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIRIKU KK
Original Assignee
TAIRIKU KK
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Publication date
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Publication of JPH07317321A publication Critical patent/JPH07317321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】油圧装置を使ってシリンダの押圧軸の往復運動
を起し、この往復運動を利用して鉄筋を折り曲げたり、
曲げた鉄筋を元の真直の状態に復元することができる鉄
筋曲伸装置を提供する。 【構成】右腕杆4a、左腕杆4bをV形状に設け、この
両腕杆の先端部に鉄筋受部5、5aをそれぞれ設けた台
4の中心部に貫通した穴9を設け、この穴9に、油圧装
置10によって押圧軸3が出入する機構のシリンダ1を
固定し、前記鉄筋受部5、5aに鉄筋受ローラ6、6a
を取り付けた鉄筋折曲装置において、前記押圧軸3の先
端にU形状の切込みaを設けた鉄筋曲伸部3aを設け、
シリンダ1を押引加圧機構に構成し、このシリンダ1に
押加圧管2、引加圧管2aを介して油圧装置10を連設
し、この油圧装置10にコード12を介してスイッチ1
1を連設したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧式の鉄筋折曲装置を
改良し、V形状の腕杆の先端部に鉄筋受部を設けた円盤
状の台に押引自在の押圧軸を摺動自在に嵌着したシリン
ダーを設け、押圧軸の先端部に切込みaを設けた鉄筋曲
伸部を設け、押引機構の油圧装置を利用することによっ
て鉄筋を曲げたり、曲がった鉄筋を伸ばす鉄筋曲伸装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルディング等のコンクリート建
造物に使用される鉄筋を折り曲げる場合はテコを応用し
て手動で折り曲げる道具から油圧装置を利用して折り曲
げる装置まで数多く提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの鉄筋
折曲具や装置はそれぞれ欠点があり、手動で折り曲げる
用具はテコを応用したものであるが、D−10〜D−1
3程度の太さの鉄筋は簡単に折り曲げることができない
ばかりでなく作業時間が長く、正確に折り曲げることは
できなかった。又、近年開発された鉄筋折曲装置(図3
a、図3b参照)は油圧装置を利用して鉄筋を折り曲げ
るもので、簡単に折り曲げると共に正確に折り曲げるこ
とができるが、これらのものは何れも鉄筋を折り曲げる
だけのもので、曲がった鉄筋を伸ばすことはできない装
置であった。本発明は、先端部にU形状の切込みを形成
した鉄筋曲伸部を設けたシリンダの押圧軸の往復運動を
油圧装置を使って行うことによって鉄筋を折り曲げた
り、曲げた鉄筋を元の真直の状態に復元することができ
る鉄筋曲伸装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、右腕杆4a、左腕杆4bをV字状に設け、こ
の両腕杆の先端部に鉄筋受部5、5aを設けた台4の中
心部に貫通した穴9を設け、この穴9に、油圧装置10
によって押圧軸3が出入する機構のシリンダ1を固定
し、前記鉄筋受部5、5aに鉄筋受ローラ6、6aを取
り付けた鉄筋折曲装置において、前記押圧軸3の先端に
U形状の切込みaを設けた鉄筋曲伸部3aを設け、シリ
ンダ1を押引加圧機構に構成し、このシリンダ1に押加
圧管2、引加圧管2aを介して油圧装置10を連設し、
この油圧装置10にコード13を介してスイッチ11を
連設したものである。
【0005】
【作用】上記のように構成した本発明を実際に鉄筋の曲
伸作業に使用する場合は次のようになる。油圧装置1に
電源コード15を介して連設された差込み14をコンセ
ントに差し込んだ後、図2aに示したように、鉄筋曲伸
部の切込みaに鉄筋13の曲げようとする部位を挿着
し、この部位の両側部分を鉄筋受ローラ6、6aの後部
に当接するように装置Aをセットした後、押圧スイッチ
11aを押すと押圧軸3がシリンダ1から押し出され、
鉄筋13の上方部分後方へ折り曲げられる。又、既に曲
っている鉄筋を真直に伸ばす場合は、図2bに示したよ
うに、鉄筋13の折れ曲った部分を鉄筋曲伸部3aの切
込みaに挿着し、両側の鉄筋13を鉄筋受ローラ6、6
aの外側に当接するようにセットした後、引加圧スイッ
チ11bを押すと、曲がった鉄筋は簡単に元の真直な状
態に復帰する。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の斜視図、図2は本発明の装置の作動
状態を示した図で、図中の符号Aは曲伸装置を示す。1
は曲伸装置Aのシリンダで、押圧軸3を内設し、シリン
ダ1の前側部に一端を油圧装置10に連結した引加圧管
2aが連結され、後部に油圧装置10に連結した押加圧
管2が連結されている押引両用のシリンダである。シリ
ンダ1内に摺動自在に設けられている押圧軸3は、油圧
装置10から押加圧管2を介して加圧されると前方へ押
し出され、引加圧管2aを介して加圧されるとシリンダ
1内に引き戻されるようになっている。4は台で、この
台4の中心部に前記シリンダ1を固定するための穴9が
設けられていて、図2に示したようにシリンダ1を固定
した場合、押圧軸3が出入りするようになっている。台
4はV形状に左腕杆4a、右腕杆4bが設けられ、この
両腕杆の先端に鉄筋受部5、5aが設けられ、鉄筋受部
5、5aに鉄筋受ローラ6、6aがそれぞれ設けられて
いる。鉄筋受ローラ6、6aは鉄筋を折り曲げる際、鉄
筋の表面周囲に設けられている突条部bによって鉄筋の
折り曲げが妨げられないように設けられたもので、この
鉄筋受ローラ6、6aは支軸7、7aによって支えられ
ている。8は把手で、曲伸装置本体Aを持ち上げる際に
使用するものであるが、内部に前記引加圧管2aが挿通
され、シリンダ1の前部に連設されていて、油圧装置1
0から引加圧力がシリンダ1の前部から入り、押圧軸3
がシリンダ1内に引き戻されるようになっている。11
は油圧装置10を制御するスイッチで、このスイッチ1
1には押加圧スイッチ11aと引加圧スイッチ11bが
設けられていて、油圧装置10の差込み14を電源のコ
ンセントに差し込んだ後、押加圧スイッチ11aを押す
と、押加圧管2を介してシリンダ1の後方から加圧さ
れ、押圧軸3が前方へ押し出されるようになっている。
又、引加圧スイッチ11bを押すと、引加圧管2aを介
してシリンダ1の前方から加圧され、押圧軸3は後退す
るようになっている。従って、鉄筋13を折り曲げよう
とする場合、鉄筋13の折り曲げようとする部分を鉄筋
曲伸部3の切込みaに挿着し、両側を鉄筋受ローラ6、
6aの後部に図4に示すように当接させた後、押加圧ス
イッチ11aを押すと、押圧軸3が突出し、これに連動
して鉄筋曲伸部3aも前進し、鉄筋は確実に折り曲げら
れる。曲がった鉄筋を直状に伸ばす場合は、切込みaに
曲がった部分を挿着した鉄筋の両側を鉄筋受ローラ6、
6a前部に当接した状態にして引加圧スイッチ11aを
押すと、曲がった鉄筋は簡単に真直になるが、同じ操作
で真直の鉄筋を折り曲げることもできる。符号15は電
源コードを示す。又、スイッチ11を足操作機構にする
ことも可能で、図4に示したように足文式操作スイッチ
16内にスイッチ11を装着し、片方の足で板16aを
前後に踏み替えることによって、手を使わずに簡単にス
イッチの切替操作ができる。
【0007】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、従
来の鉄筋折曲装置のように、単に鉄筋を折り曲げるだけ
でなく、曲がった鉄筋を元のように簡単に、しかも正確
に戻すことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の曲伸装置の作動状態を示した図であ
る。
【図3】従来の折曲装置の一例を示した図である。
【図4】本発明の足踏式補助スイッチの作動状態を示し
た図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 押加圧杆 2a 引加圧杆 3 押圧軸 3a 鉄筋曲伸部 4 台 4a 左腕杆 4b 右腕杆 5 鉄筋受部 5a 鉄筋受部 6 鉄筋受ローラ 6a 鉄筋受ローラ 7 軸 7a 軸 8 把手 9 穴 10 油圧装置 11 スイッチ 11a 押加圧スイッチ 11b 引加圧スイッチ 12 コード 13 鉄筋 14 差込み 15 電源コード 16 補助スイッチ a 切込み
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の斜視図である。
【図2】 本発明の鉄筋を曲げる作動状態を示した図で
ある。
【図3】 本発明の鉄筋を伸ばす作動状態を示した図で
ある。
【図4】 従来の折曲装置の一例を示した図である。
【図5】 本発明の足踏式補助スイッチの作動状態を示
した図である。
【符号の説明】 1 2 2a 3 3a 4 4a 4b 5 5a 6 6a 7 7a 8 9 10 11 11a 11b 12 13 14 15 16 a
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の腕杆をV形状に設け、このV形状
    の腕杆の先端部に鉄筋受部を設けた台の中心部に穴を設
    け、この穴に、油圧装置によって押圧軸が出入する機構
    のシリンダを固定し、前記鉄筋受部に鉄筋受ローラを取
    り付けた鉄筋曲伸装置において、前記押圧軸の先端にU
    形状の切込みを設けた鉄筋曲伸部を設け、シリンダを押
    引加圧機構に構成し、このシリンダに押加圧管、引加圧
    管を介して油圧装置を連設し、この油圧装置にコードを
    介してスイッチを連設したことを特徴とする鉄筋曲伸装
    置。
  2. 【請求項2】 スイッチが足操作機構であることを特徴
    とする請求項1記載の鉄筋曲伸装置。
JP14067594A 1994-05-19 1994-05-19 鉄筋曲伸装置 Pending JPH07317321A (ja)

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JP14067594A JPH07317321A (ja) 1994-05-19 1994-05-19 鉄筋曲伸装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104588535A (zh) * 2013-10-31 2015-05-06 南京惠德机械有限公司 弹簧钢线扎丝成型机
CN108480516A (zh) * 2018-06-13 2018-09-04 重庆科技学院 一种钢筋折弯装置、方法及其应用

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104588535A (zh) * 2013-10-31 2015-05-06 南京惠德机械有限公司 弹簧钢线扎丝成型机
CN108480516A (zh) * 2018-06-13 2018-09-04 重庆科技学院 一种钢筋折弯装置、方法及其应用
CN108480516B (zh) * 2018-06-13 2023-06-06 重庆科技学院 一种钢筋折弯装置、方法及其应用

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