JPH07315737A - 移乗台 - Google Patents

移乗台

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Publication number
JPH07315737A
JPH07315737A JP6114864A JP11486494A JPH07315737A JP H07315737 A JPH07315737 A JP H07315737A JP 6114864 A JP6114864 A JP 6114864A JP 11486494 A JP11486494 A JP 11486494A JP H07315737 A JPH07315737 A JP H07315737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
floor
base plate
wheelchair
transfer table
Prior art date
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Pending
Application number
JP6114864A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Kumagai
久昭 熊谷
Shohei Kaneko
昌平 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP6114864A priority Critical patent/JPH07315737A/ja
Publication of JPH07315737A publication Critical patent/JPH07315737A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば、1階床から玄関土間に降りる場合の
ように、1階床と玄関土間との間の段差が大きい場合に
使用して好適な移乗台を提供するにある。 【構成】 基板1の上方に移乗台板2が設けられ、基板
1と移乗台板2との間に昇降装置3が設けられ、昇降装
置3の作動により移乗台板2が基板1に対して昇降され
るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移乗台に関し、詳細に
は、例えば、高齢者等が1階床から玄関土間に降りる際
に使用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実公平4−9398号公
報、実公平4−32106号公報等に記載されているよ
うに、高齢者等が入浴する為に浴室の入口から浴槽に至
る区間を移動する際に利用する移乗台が知られている。
このような移乗台においては、高齢者等が浴室入口にお
いて車椅子から移乗台に乗り移り、移乗台の上を移動し
て浴槽に到達できるようになっているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな移乗台では、例えば、1階床から玄関土間に降りる
際には、1階床と玄関土間との間の段差が大きいために
使用できない。
【0004】本発明は、従来の移乗台におけるこのよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、上記の問題を解決し、例えば、1階床から玄
関土間に降りる場合のように、1階床と玄関土間との間
の段差が大きい場合に使用して好適な移乗台を提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明移乗台においては、基板の上方に移乗台板
が設けられ、基板と移乗台板との間に昇降装置が設けら
れ、昇降装置の作動により移乗台板が基板に対して昇降
されるようになっていることを特徴とするものである。
【0006】本発明において、基板及び移乗台板の材質
は、特に限定されるものではないが、例えば、鋼、ステ
ンレス鋼、アルミニウム等の金属、木材、FRP等が使
用でき、移乗台板の上面には、高齢者等が腰掛けて安楽
感が得られるように座布団、発泡合成樹脂シート、ゴム
スポンジシート等のクッション材が設けられていること
が好ましい。
【0007】又、本発明において、昇降装置は基板に対
して移乗台板を昇降できるものであれば特に限定される
ものではないが、例えば、所謂ジャッキに使用される昇
降機構であるパンタグラフ機構、雄めじと雌ねじとの組
み合わせ機構、油圧、空気圧利用のピストン機構、歯車
機構等、或いは、これらの組み合わせ機構等が使用でき
る。
【0008】
【作用】本発明移乗台においては、基板の上方に移乗台
板が設けられ、基板と移乗台板との間に昇降装置が設け
られ、昇降装置の作動により移乗台板が基板に対して昇
降されるようになっているので、高齢者等が例えば、1
階床から玄関土間に降りる場合には、本発明移乗台の基
板を玄関土間上において1階床端部に近接させて設置
し、1階床上の車椅子を移乗台に接近させ、移乗台板の
高さを1階床上の車椅子の座台の高さとほぼ同一高さと
することにより、高齢者等を車椅子から移乗台板上に乗
り移らせて移乗台板上に腰掛けさせ、高齢者等が腰掛け
た移乗台板を玄関土間にある車椅子の座台の高さ付近に
下降させ、玄関土間の車椅子を移乗台に接近させ、高齢
者等を移乗台板上から玄関土間の車椅子に乗り移らせて
車椅子に腰掛けさせることにより高齢者等を1階床から
玄関土間に安全容易に降ろすことができる。
【0009】又、逆に、高齢者等を玄関土間から1階床
に上がるときは、玄関土間の車椅子を移乗台に接近さ
せ、移乗台板の高さを玄関土間の車椅子の座台の高さと
ほぼ同一高さとし、高齢者等を玄関土間の車椅子から移
乗台板上に乗り移らせて腰掛けさせ、高齢者等が腰掛け
た状態で移乗台板を上昇させて1階床の車椅子の座台の
高さとし、高齢者等を移乗台板上から1階床上の車椅子
に乗り移らせることにより高齢者等を玄関土間から1階
床上に安全容易に上げることができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。 〔実施例1〕図1は、本発明移乗台の一例を示す斜視
図、図2は、図1に示す本発明移乗台に使用する昇降装
置を示す斜視図である。
【0011】図1において、1は本発明移乗台Aの木製
矩形状基板であり、基板1の周囲には立上板11が立設
され、全体が上方開口する箱状に構成されている。2は
基板1の上方に設けられた木製の矩形移乗台板であり、
移乗台板2の下面周囲には、垂下壁21が垂設され、全
体が下方に開口された箱形に構成されている。このよう
に箱形に構成された移乗台板2の垂下壁21の開口部内
に基板1の立上壁11が挿入嵌合されている。
【0012】基板1と矩形移乗台板で2との間に、図2
に示す昇降装置3が設けられている。昇降装置3には、
2枚の下板31、31の上に一対のリンク32、32か
らなる一対のパンタグラフ機構33、33が設けられ、
一対の又状リンク32、32の結合部にはナット34が
設けられ、ナット34には両端付近において相互に逆方
向の雄ねじが設けられたねじ杆体35の雄ねじ部がねじ
込まれ、ねじ杆体35の正逆方向に回転することにより
一対の又状リンク32、32が開脚状にリンク32間の
角度が開き、或いは閉脚状にリンク32間の角度が閉じ
るようになっている。
【0013】37は動力伝達装置であり、動力伝達装置
37にはハンドル371の回転により回転する中央スプ
ロケットホイール372とこの中央スプロケットホイー
ル372の回転がチェイン373により回転が伝達され
る端部スプロケットホィール374が設けられ、端部ス
プロケットホイール374はねじ杆体35の軸受け37
5に軸受けされた一端に取付けられており、ハンドル3
71を正逆方向に回転することによりハンドル371の
正逆方向の回転が中央スプロケットホイール372、チ
ェイン373及び端部スプロケットホイール374によ
り伝達されて、ねじ杆体35が正逆方向に回転されるよ
うになっている。
【0014】36は2本のねじ杆体35同士を接続する
継手であり、一方のねじ杆体35の回転が他方のねじ杆
体35に伝達されるようになっている。下板31、31
は基板1の上面に取付けられ、上方の又状リンク32の
又部には上板38が設けられ、上板38は移乗台板2の
下面に取付けられている。従って、ハンドル371を正
逆方向に回転することにより移乗台板2が昇降されるよ
うになっている。
【0015】〔実施例1の作用〕次に、図1、2に示す
作用を図3について説明する。図3において、4は1階
床、5は玄関土間、6は玄関戸、7は玄関ポーチであ
る。1階床4と玄関土間5との間に高低差Hが存在す
る。Aは本発明移乗台であり、本発明移乗台Aは1階床
4の上がり框41に接近して設置されている。
【0016】1階床4の高齢者が玄関土間5に降りる場
合には、本発明移乗台Aのハンドル371を回転して移
乗台板2の上面の高さを、二点鎖線で示すように、1階
床4の車椅子8の座台の高さにほぼ一致させ、高齢者を
乗せた車椅子8を、矢印で示すように、移乗台板2に接
近させて高齢者を車椅子8から移乗台板2の上に乗り移
らせ、腰掛けさせる。
【0017】次いで、ハンドル371を回転して高齢者
を乗せた移乗台板2を降下させ、移乗台板2の高さが、
実線で示すように、玄関土間5の車椅子8aの座台の高
さになったときに玄関土間5の上の車椅子8aを移乗台
板2に接近させ、高齢者を移乗台板2の上から矢印で示
すように玄関土間5の車椅子8aに乗り移らせ、玄関土
間5から玄関戸6を開いて外出させることができる。
【0018】逆に、高齢者が玄関土間5の上の車椅子8
aから1階床4に上がるには、玄関土間5の車椅子8a
を本発明移乗台Aに接近させ、本発明移乗台Aのハンド
ル371を回転して移乗台板2の高さを玄関土間5の車
椅子8aの座台の高さとし、高齢者を玄関土間5の車椅
子8aから移乗台板2の上に乗り移らせて腰掛けさせ、
ハンドル371を回転して高齢者が腰掛けた移乗台板2
を、二点鎖線で示すように、上昇させ、移乗台板2の上
面の高さを1階床3の上の車椅子8の座台の高さにほぼ
一致させ、1階床3の車椅子8を移乗台板2に接近させ
て高齢者を移乗台板2上から1階床3の車椅子8に乗り
移らせて車椅子8により建物内に入れることができる。
【0019】〔実施例2〕図4は本発明移乗台の他の一
例を示す正面図、図5は図4に示す本発明移乗台の移乗
台板を取り去った状態を示す平面図である。図4に本発
明移乗台Bにおいては、左右のねじ杆体35は基板1上
のほぼ中央部において接続されると共に端部スプロケッ
トホイール374に取付けられ、この端部スプロケット
ホイール374の回転がチェイン373により中央スプ
ロケットホイール372に伝達され、端部スプロケット
ホイール374に伝達されるようになっている。
【0020】一方のねじ杆体35の一端に減速機39が
設けられ、減速機39に取付けられたハンドル371を
回転することにより減速機39によりハンドル371の
回転が減速増力されて一方のねじ杆体35に伝達され、
一方のねじ杆体35の回転が端部スプロケットホイール
374、チェイン373及び中央スプロケットホイール
372に伝達されて全てのねじ杆体35に伝達され、ハ
ンドル371の正逆方向の回転により上板38に取付け
られた移乗台板2を昇降できるようになっている。
【0021】〔実施例3〕図6は本発明移乗台の更に他
の一例を示す一部切欠正面図である。図6に示す本発明
移乗台Cにおいては、一方のねじ杆体35にモーターM
が設けられ、モーターMの回転力によりねじ杆体35を
正逆方向に回転させてパンタグラフ機構33を作動さ
せ、移乗台板2を昇降できるようになっている。尚、3
7はスプロケットホイール及びチエインが設けられた継
手を兼ねた動力伝達装置である。
【0022】以上、本発明の実施例を図により説明した
が、本発明の構成は図示の実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更は本発
明に含まれる。
【0023】例えば、図示の実施例のように昇降装置3
のスプロケットホイール及びチェインを使用する代わり
に、ホイール及びベルトを使用してもよい。又、昇降装
置3は図示の実施例のようにパンタグラフ機構を使用す
る代わりに歯車、油圧シリンダー等を使用したものでも
よい。
【0024】又、本発明移乗台は図示の実施例のよう
に、1階床と玄関土間との間に限らず、その他の段差の
大きい場所に使用して好適である。
【0025】
【発明の効果】本発明移乗台においては、基板の上方に
移乗台板が設けられ、基板と移乗台板との間に昇降装置
が設けられ、昇降装置の作動により移乗台板が基板に対
して昇降されるようになっているので、高齢者等が例え
ば、1階床から玄関土間に降りる場合には、本発明移乗
台の基板を玄関土間上において1階床端部に近接させて
設置し、1階床上の車椅子を移乗台に接近させ、移乗台
板の高さを1階床上の車椅子の座台の高さとほぼ同一高
さとすることにより、車椅子から移乗台板上に乗り移ら
せて移乗台板上に腰掛けさせ、次いで、玄関土間の車椅
子を移乗台に接近させ、高齢者等が腰掛けた移乗台板を
玄関土間にある車椅子の座台の高さ付近に下降させ、高
齢者等を移乗台板上から玄関土間の車椅子に乗り移らせ
て車椅子に腰掛けさせることにより高齢者等を1階床か
ら玄関土間に安全容易に降ろすことができる。
【0026】又、逆に、高齢者等を玄関土間から1階床
に上げるときは、玄関土間の車椅子を移乗台に接近さ
せ、移乗台板の高さを玄関土間の車椅子の座台の高さと
ほぼ同一高さとし、高齢者等を玄関土間の車椅子から移
乗台板上に乗り移らせて高齢者等を腰掛けさせた状態で
移乗台板を上昇させて1階床上の車椅子の座台の高さと
し、高齢者等を移乗台板上から1階床上の車椅子に乗り
移らせることにより高齢者等を玄関土間から1階床上に
安全容易に上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明移乗台の一例を示す斜視図。
【図2】図1に示す本発明移乗台に使用する昇降装置を
示す斜視図。
【図3】図1に示す本発明移乗台の使用態様を示す説明
図。
【図4】本発明移乗台の他の一例を示す正面図。
【図5】図4に示す本発明移乗台の一部切欠平面図。
【図6】本発明移乗台の更に他の一例を示す一部切欠正
面図。
【符号の説明】
A、B、C 本発明移乗台 1 基板 11 立上板 2 移乗台板 21 垂下板 3 昇降装置 31 下板 32 リンク 33 パンタグラフ機構 34 ナット 35 ねじ杆体 36 継手 37 伝達装置 371 ハンドル 372 中央スプロケットホイール 373 チェイン 374 端部スプロケットホイール 375 軸受け 38 上板 39 減速装置 M モーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66F 7/06 C E04F 19/00 B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の上方に移乗台板が設けられ、基板
    と移乗台板との間に昇降装置が設けられ、昇降装置の作
    動により移乗台板が基板に対して昇降されるようになっ
    ていることを特徴とする移乗台。
JP6114864A 1994-05-27 1994-05-27 移乗台 Pending JPH07315737A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6114864A JPH07315737A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 移乗台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6114864A JPH07315737A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 移乗台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07315737A true JPH07315737A (ja) 1995-12-05

Family

ID=14648613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6114864A Pending JPH07315737A (ja) 1994-05-27 1994-05-27 移乗台

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JP (1) JPH07315737A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012144362A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Tokkyokiki Corp リフター及びリフターを用いたオーディオ機器の設置方法
CN103072865A (zh) * 2013-01-18 2013-05-01 西继迅达(许昌)电梯有限公司 电梯再平层方法及系统
WO2023169588A1 (zh) * 2022-05-30 2023-09-14 浙江工业大学之江学院 一种轮椅专用升降器

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