JPH0731526Y2 - コイル部品の印刷基板への取付け構造 - Google Patents

コイル部品の印刷基板への取付け構造

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JPH0731526Y2
JPH0731526Y2 JP1990115464U JP11546490U JPH0731526Y2 JP H0731526 Y2 JPH0731526 Y2 JP H0731526Y2 JP 1990115464 U JP1990115464 U JP 1990115464U JP 11546490 U JP11546490 U JP 11546490U JP H0731526 Y2 JPH0731526 Y2 JP H0731526Y2
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JP
Japan
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coil
coil component
lead frame
circuit board
printed circuit
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JP1990115464U
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JPH0472610U (ja
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一三 小林
真史 後藤
伸夫 北島
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、印刷基板に設けた穴または切欠きにトランス
やインダクタ等のコイル部品を取付ける構造に係り、特
に薄型、小型化が要求されるOA機器や一般民生機器等に
用いられるDC−DCコンバータ等におけるコイル部品の取
付け構造に関する。
(従来の技術) 従来のDC−DCコンバータにおけるコイル部品の取付け構
造は、第5図の側面図に示すように、印刷基板1上にコ
イル部品(トランス)2を搭載してコイル部品2のコア
3の底部に形成されたコイル端末固定部4(該コイル端
末固定部4にコイル5の端末が巻かれ固定される)を印
刷基板1上に形成された導体6に半田付けし、印刷基板
1に半田付けした端子7と前記コイル端末固定部4のコ
イル端末とを導体6を介して接続する構造を有してい
た。8は印刷基板1の表裏面に半田付けされた他の電子
部品、9は端子7の一部を除いて一体にモールドする保
護用の樹脂である。
この従来構造においては、コイル部品2のコイル端末固
定部4の印刷基板1への半田付けは、他の電子部品8と
共に印刷基板1上に搭載して熱風をかけるか、あるいは
遠赤外線を照射する等の加熱処理(リフロー)により、
予め印刷基板1上の導体6上およびコイル端末固定部4
に付している半田を溶融させてコイル端末固定部4を半
田付けせざるをえなかった。
(考案が解決しようとする課題) このような従来のコイル部品2の取付け構造によれば、
他の電子部品と同時にリフローによりハンダ付けを行な
わざるをえないため、コイル部品2のコイル5に熱がか
かり、絶縁劣化等、品質上、悪影響を及ぼすという問題
点があった。
また、印刷基板1に全部品を搭載して半田付けするた
め、一部でも半田不良等が存在すれば廃棄しなければな
らず、歩留りが悪いという問題点があった。
また、第5図のH1で示すように、製品が厚く、全体のサ
イズが大きく、また重くなり、コスト高を招くという問
題点もあった。
本考案は、上述の問題点に鑑み、半田付け時におけるコ
イル部品への熱的影響を軽減でき、歩留り、信頼性、小
型軽量化および価格の面でも有利となるコイル部品の印
刷基板への取付け構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前記目的を達成するため、リードフレームに
形成した成形片に、コイル部品の載置部と、該成形片か
ら分岐して前記コイル部品の載置部に対してほぼ垂直に
立てた固定用突起とを形成し、コイル部品以外の部品を
半田付けした印刷基板の穴または切欠き部にコイル部品
を挿通し、該コイル部品のコイル端末固定部を、前記リ
ードフレームのコイル部品の載置部に載せ、かつ前記リ
ードフレームの固定用突起を前記印刷基板の端子取付け
穴に挿通し、前記コイル端末固定部および印刷基板上の
回路を、それぞれ前記載置部と固定用突起に半田付け
し、前記成形片を端子としたことを特徴とする。
(作用) 本考案は、上記構造を有するので、印刷基板にコイル部
品以外の他の電子部品を半田付けした後、印刷基板の端
子取付け穴にリードフレームの固定用突起を挿着してリ
ードフレームに印刷基板を固定し、この状態で印刷基板
の穴または切欠きにコイル部品を挿通し、コイル部品の
コイル端末固定部をリードフレームの端子形成部上に載
置し、リードフレームを加熱してリードフレームを介し
て前記コイル端末固定部とリードフレームとの間の半田
溶融と、前記固定用突起と印刷基板との間の半田溶融を
行ない、半田付けを行なう。このような半田付けを行な
えば、半田付けの際におけるコイル部品の温度上昇が緩
和される。
(実施例) 第1図は本考案によるコイル部品の取付け構造の一実施
例をDC−DCコンバータについて示す断面図(第3図のA
−Aに相当する断面図)、第2図は該実施例におけるリ
ードフレームとコイル部品を組立前の状態で示す斜視
図、第3図はリードフレームに印刷基板およびコイル部
品を組合わせた状態を示す平面図である。
第1図ないし第3図において、第5図と同じ符号は同じ
機能を発揮するものを示す。10はリードフレームであ
り、該リードフレーム10は帯状金属材の打抜きおよびプ
レス加工により等間隔に基板取付け部を形成してなるも
ので、11a〜11dはコイル部品2の端子12(第1図)とな
る成形片であり、各成形片11a〜11dはほぼ垂直に起立さ
せた固定用突起13を有する。14はコイル部品2以外の導
体6に接続される成形片である。印刷基板1には、前記
固定用突起13を挿着する取付け穴15と、前記成形片14を
挿着する取付け穴16とを設けると共に、前記コイル部品
2を挿通する穴17(切欠き部でも良い)を設ける。
コイル部品2は、前記のように、コア3の底部の四隅に
下方に突出したコイル端末固定部4を有し、各コイル端
末固定部4にコイル5の端末を巻着け、印刷基板1への
取付け前に半田あるいは導電性接着剤により固めてお
く。
リードフレーム10へのコイル部品2の取付けは次のよう
にして行なう。印刷基板1の表裏面にコイル部品2以外
の電子部品8を予めリフローを利用した半田付けにより
取付けておき、リードフレーム10の成形片11a〜11dの各
固定用突起13と前記成形片14を、印刷基板1に設けた取
付け穴15、16に挿入して印刷基板1をリードフレーム10
に固定する。この場合、固定用突起13および成形片14
は、垂直部分の下部を広幅に形成してあり、肩部13a、1
4aが印刷基板1の裏面に当接するまで取付け穴15、16に
挿入される。
また、コイル部品2を印刷基板1の穴17に挿通してコイ
ル部品2のコイル端末固定部4を成形片11a〜11dの先端
水平部18に載置し、リードフレーム10をヒータ等によっ
て加熱する。これにより、リードフレーム10を介して、
取付け穴15、16の部分の導体6、コイル部品2のコイル
端末固定部4および成形片11a〜11d、14に予め塗布して
おいた半田を溶融させることにより、半田付けを行な
う。その後、必要に応じて樹脂9によりモールドし、成
形片11a〜11d、14を、成形片の一部が前記印刷基板から
突出するように切断して端子12とする。コイル部品2の
コイル端末固定部4の一部または全部のコイル端末は、
端末12と印刷基板1上の導体6を介して電子部品8等に
電気的に接続される。
上述のように、リードフレーム10を加熱し、リードフレ
ーム10を介する伝熱によって半田の溶融を行なうことに
より、コイル部品2の半田付け時におけるコイル5の巻
胴部における温度は従来よりはるかに低くなり、熱的悪
影響を無くすることができる。
また、コイル部品2を印刷基板1に取付ける前に、コイ
ル部品2と、コイル部品2以外の電子部品を搭載した回
路の検査を予め別々に行なっておき、不良品があれば廃
棄することにより、全体が組合わせた後にのみ検査を行
なう場合に比較して、歩留りが向上する。
また、最も高さの高い部品であるコイル部品2を印刷基
板1に設けた穴17に挿通したので、コイル部品2の印刷
基板1の表面からの突出幅が小となり、全体の厚みH2
(第1図参照)を小さくすることができ、小型軽量化が
達成できる。
このような薄型化は、第4図に示すように、印刷基板1
の表裏面に設ける電子部品8a、8bの印刷基板1からの突
出高さH3、H4が、コイル部品2の上面と成形片11a〜11d
の底面までの各突出高さH5、H6以内におさまるように構
成することにより、全体の厚みH2を最小に設定できる。
(考案の効果) 本考案によれば、リードフレームでなる端子を介してコ
イル部品が印刷基板に固定される構造であるから、コイ
ル部品のコイル端末固定部への加熱をリードフレームを
介する伝熱によって行なうことができ、これにより、コ
イル部品のコイルへの熱的悪影響が緩和され、ダメージ
を低減できる。また、コイル部品を搭載していない基板
回路の検査と、コイル部品の検査とが別々に行なえるた
め、それぞれ別個に不良品の検出が行なえ、歩留りが向
上する。また、全体の厚さを小さくでき、小型化、薄型
化、軽量化が達成でき、かつ価格低減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるコイル部品の取付け構造の一実施
例を示す第3図A−A線相当断面図、第2図は該実施例
の一部省略分解斜視図、第3図は該実施例の組立状態を
示す平面図、第4図は該実施例の寸法関係図、第5図は
従来のコイル部品の取付け構造を示す側面図である。 1:印刷基板、2:コイル部品、3:コア、4:コイル端末固定
部、5:コイル、6:導体、8:電子部品、9:樹脂、10:リー
ドフレーム、11a〜11d、14:成形片、12:端子、13:固定
用突起、15、16:取付け穴、17:穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リードフレームに形成した成形片に、コイ
    ル部品の載置部と、該成形片から分岐して前記コイル部
    品の載置部に対してほぼ垂直に立てた固定用突起とを形
    成し、 コイル部品以外の部品を半田付けした印刷基板の穴また
    は切欠き部にコイル部品を挿通し、 該コイル部品のコイル端末固定部を、前記リードフレー
    ムのコイル部品の載置部に載せ、かつ前記リードフレー
    ムの固定用突起を前記印刷基板の端子取付け穴に挿通
    し、 前記コイル端末固定部および印刷基板上の回路を、それ
    ぞれ前記載置部と固定用突起に半田付けし、 前記成形片を端子とした ことを特徴とするコイル部品の印刷基板への取付け構
    造。
JP1990115464U 1990-11-02 1990-11-02 コイル部品の印刷基板への取付け構造 Expired - Lifetime JPH0731526Y2 (ja)

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JPH0472610U JPH0472610U (ja) 1992-06-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01167009U (ja) * 1988-05-13 1989-11-22
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