JPH07314239A - ケーブル切断装置 - Google Patents

ケーブル切断装置

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JPH07314239A
JPH07314239A JP13519194A JP13519194A JPH07314239A JP H07314239 A JPH07314239 A JP H07314239A JP 13519194 A JP13519194 A JP 13519194A JP 13519194 A JP13519194 A JP 13519194A JP H07314239 A JPH07314239 A JP H07314239A
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JP
Japan
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blade
movable blade
cutting device
movable
concave
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JP13519194A
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English (en)
Inventor
Isao Kato
功 加藤
Kuichi Watanabe
九一 渡辺
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C Kiyuubu Kk
Kiyuubu Kk C
Original Assignee
C Kiyuubu Kk
Kiyuubu Kk C
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円弧状の凹状刃部14bを有する固定刃14
と、凹状刃部14bに対向する円弧状の凹状刃部15b
を有し固定刃14に対して回転可能に組付けられて進退
する可動刃15と、可動刃15を固定刃14の凹状刃部
14bに対して前進させる駆動手段と、駆動手段と可動
刃15との駆動可能な連結を解除する解除手段23とを
備え、可動刃15を前進させて可動刃15の凹状刃部1
5bを固定刃14の凹状刃部14bに重合させることに
より両刃14,15間に介在させたケーブルを切断する
ケーブル切断装置において、ケーブル切断後に可動刃1
5を自動的に後退位置へ確実に復帰させ、次のケーブル
切断作業に迅速に対処する。 【構成】 可動刃15を後退方向に付勢するスプリング
24と、可動刃15の後退復帰位置を規定するストッパ
ピン14cを設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はケーブル切断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ケーブル切断装置の一形式として、内周
側に円弧状の凹状刃部を有する固定刃と、内周側に前記
固定刃の凹状刃部に対向する円弧状の凹状刃部を有し同
固定刃に対して回転可能に組付けられて進退する可動刃
と、同可動刃を前記固定刃の凹状刃部に対して前進させ
る駆動手段と、同駆動手段と前記可動刃との駆動可能な
連結を解除する解除手段を備え、前記可動刃を前進させ
て同可動刃の凹状刃部を前記固定刃の凹状刃部に重合さ
せることによりこれら両刃間に介在させたケーブルを切
断するケーブル切断装置がある。
【0003】図8には、この種形式の従来のケーブル切
断装置が示されている。当該ケーブル切断装置は具体的
には同図に示すように、装置本体1の先端に固定刃2が
設けられているとともに、固定刃2の先端部に可動刃3
の基端部が回転可能に組付けられていて、可動刃3を2
点鎖線で示す位置から手動で回転させて図示しない駆動
手段に一旦連結した後、駆動手段の駆動により可動刃3
を実線で示す前進位置まで回転させて、これら両刃2,
3間に介在させたケーブルを切断すべく機能する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該形式の
ケーブル切断装置においては、ケーブルを切断した状態
では図8に示すように可動刃3の凹状刃部3aが固定刃
2の凹状刃部2aに重合した状態にあり、次のケーブル
切断作業を行うには可動刃3を手で後退方向へ回転しな
ければならず、また可動刃3の後退方向への回転量が一
定とはならないために、回転量が少ない場合には切断す
べきケーブルを固定刃2と可動刃3との間に介在させる
ことができず、再度可動刃3を後退方向へ回転させなけ
ればならないこととなる。また、当該形式のケーブル切
断装置においては、固定刃2と可動刃3の配置関係から
可動刃3の回転範囲が大きくて狭い場所でのケーブル切
断作業がしずらく、さらには周囲に種々の部品が配設さ
れている場所で使用する場合には、配設部品を損傷する
おそれがある。
【0005】従って、本発明の目的は、ケーブル切断後
に可動刃が自動的に元の後退位置に確実に回転復帰する
ように構成して、上記した前者の問題を解決するととも
に、可動刃の回転範囲を小さくして後者の問題を解決す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、内周側に円弧
状の凹状刃部を有する固定刃と、内周側に前記固定刃の
凹状刃部に対向する円弧状の凹状刃部を有し同固定刃に
回転可能に組付けられて進退する可動刃と、同可動刃を
前記固定刃の凹状刃部に対して前進させる駆動手段と、
同駆動手段と前記可動刃との駆動可能な連結を解除する
解除手段とを備え、前記可動刃を前進させて同可動刃の
凹状刃部を前記固定刃の凹状刃部に重合させることによ
りこれら両刃間に介在させたケーブルを切断するケーブ
ル切断装置において、前記可動刃を後退方向に付勢する
付勢手段と、前記可動刃の後退位置を規定する回転規制
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0007】当該ケーブル切断装置においては、前記固
定刃と前記可動刃の先端部が同方向へ互いに突出して設
けられ、前記可動刃が後退位置に位置している時、これ
ら両刃の先端が最大限離間してこれら両刃の凹状刃部が
互いに対向しているように構成すること、前記固定刃の
先端部に、前記可動刃の前進時に同可動刃の先端部が嵌
合される嵌合溝を設けることが好ましい。
【0008】
【発明の作用・効果】このように構成したケーブル切断
装置においては、駆動手段を作動させて可動刃を固定刃
の凹状刃部に対して前進させることにより固定刃と可動
刃の間に介在させたケーブルを容易に切断することがで
きるとともに、ケーブル切断作業終了後には解除手段を
作動させて駆動手段と可動刃との駆動可能な連結を解除
することにより可動刃を後退位置へ回転復帰させること
ができる。この場合、ケーブル切断装置には可動刃を後
退方向に付勢する付勢手段と、可動刃の後退位置を規定
する回転規制手段が設けられているため、解除手段によ
り駆動手段と可動刃との連結を解除すると、可動刃は付
勢手段の付勢力により後退方向に回転し、かつ回転規制
手段の作用により元の後退位置に確実に回転復帰する。
従って、当該ケーブル切断装置によれば、その後のケー
ブル切断作業に先だって可動刃を再度後退方向へ回転さ
せる余分な作業が不要であり、ケーブル切断作業を迅速
かつ容易に行うことができる。
【0009】また、当該ケーブル切断装置において、可
動刃と固定刃とをそれらの先端部を同方向へ互いに突出
して設けて、可動刃が後退位置に位置している時、これ
ら両刃の先端が最大限離間してこれら両刃の凹状刃部が
互いに対向するように構成すれば、ケーブル切断作業に
おける可動刃の回転範囲を少なくすることができて、狭
い場所でのケーブル切断作業を容易にすることができる
とともに、このような場所に配設されている各種の配設
部品をケーブル切断作業の際にケーブル切断装置により
損傷するおそれがない。また、当該ケーブル切断装置に
おいて、固定刃の先端部に、可動刃の前進時に可動刃の
先端部が嵌合される嵌合溝を設ければ、可動刃の先端部
が固定刃に重合してケーブルを切断する際に可動刃の摺
接面が固定刃の摺接面から離間するようなことがなく、
これら両摺接面が離間してケーブルの切断に支障をきた
すようなことがなく、ケーブルの切断を一層容易かつ迅
速にすることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を基づいて説明
するに、図1には本発明に係るケーブル切断装置が示さ
れており、また図2には当該ケーブル切断装置の要部の
縦断面が示されている。当該ケーブル切断装置において
は、装置本体を構成するケース11内に駆動モータ、モ
ータの駆動源である電池等が収容されていて、ケース1
1から突出する駆動用のスイッチ12aの押動操作によ
りモータを駆動させて作動させること、およびケース1
1から突出する回転数切替用のスイッチ12bの押動操
作によりモータの回転数を切替えること、装置本体のケ
ース11の開口部に露呈する固定部材13に固定刃14
が設けられていること、および固定刃14に可動刃15
が回転可能に組付けられていること等については、図8
に示す従来のケーブル切断装置と同様である。
【0011】しかして、当該ケーブル切断装置において
は図2および図3に示すように、固定刃14は固定部材
13の先端側に設けられて装置本体の先端側に突出して
いるもので、固定刃14の刃本体14aの先端部には円
弧状の凹状刃部14bが形成されている。凹状刃部14
bは略半円周状を呈していて、刃本体14aの先端部に
おける内側縁部に位置している。可動刃15は固定刃1
4に類似する外形形状を呈しており、刃本体15aの先
端部には円弧状の凹状刃部15bが形成されているとと
もに、刃本体15aの後端部側の周縁部に円弧状歯部1
5cが形成されている。凹状刃部15bは刃本体15a
の先端部における内側縁部に位置しており、また円弧状
歯部15cは刃本体15aの後端部における外側縁部に
て凹状刃部15bとは略反対側の縁部に位置している。
【0012】可動刃15はその刃本体15aにおける凹
状刃部15bの根本部に近接した部位にて、固定刃14
の凹状刃部14bの根本部に近接した部位に支持ピン1
5dを介して回転可能に組付けられていて、凹状刃部1
5bは固定刃14の凹状刃部14bに対向して位置し、
かつ回転時には凹状刃部14bに摺接しつつ重合する位
置にある。また、固定刃14の刃本体14aにおける先
端部の略中央にはストッパピン14cが突設されてい
る。ストッパピン14cは本発明の回転規制手段に該当
するもので、可動刃15の後退位置を規定すべく機能す
る。図2に示す可動刃15は後退位置に復帰している状
態を示すもので、この状態では固定刃14の刃本体14
aの先端と可動刃15の刃本体15aの先端とが最大限
離間して、両凹状刃部14b,15bが互いに対向して
いる。
【0013】固定刃14における刃本体14aの先端部
には、図2〜図4に示す溝部形成材16が固着されてい
る。溝形成部材16は刃本体14aにおける可動刃15
との摺接面側に固着されていて、刃本体14aとの間に
溝部16aを形成している。溝部16aは、可動刃15
が回転して固定刃14の凹状刃部14bに対して前進し
た際に可動刃15の刃本体15aの先端部が漸次嵌合し
通過させるもので、可動刃15の凹状刃部15bが固定
刃14の凹状刃部14bに重合した際にこれら両刃1
4,15の摺接状態を保持するものである。
【0014】当該ケーブル切断装置においては、回転カ
ム17、揺動リンク18、および駆動アーム19からな
る駆動手段を備えている。かかる駆動手段は図8に示す
公知のケーブル切断装置が備えている駆動手段と同様の
ものであり、回転カム17はカム本体17aの外周に波
形状のカム溝17bを備え、図示しないモータの出力軸
21の先端に固着されている。揺動リンク18は連結ピ
ン18aを介して固定部材13に揺動可能に連結されて
いるとともに、その先端部に突接した係合ピン18bが
回転カム17のカム溝17bに係合した状態で回転カム
17に連結されている。駆動アーム19はその先端部の
外周縁部に駆動用歯部19aを備えているもので、基端
部にて連結ピン19bを介して揺動リンク18の基端部
に回動可能に連結されている。連結ピン19bは搖動リ
ンク18の連結ピン18aに対して所定量偏位した位置
にある。また、駆動アーム19の先端部には掛止ピン1
9cが突設されていて、この掛止ピン19cには固定部
材13に突設した掛止ピン13aに支持して同固定部材
13の底部に一端を掛止した圧縮スプリング22aの他
端が掛止されている。圧縮スプリング22aはこの状態
で駆動アーム19の駆動用歯部19aを可動刃15の円
弧状歯部15cに弾撥的に噛合させている。
【0015】可動刃15の円弧状歯部15cと駆動アー
ム19の駆動用歯部19aの形状は、可動刃15が図2
の矢印A方向で示す図示反時計方向に回転する場合に両
歯部15c,19aが互いに噛合し、かつこれとは逆に
矢印B方向へ回転する場合に両歯部15c,19aの噛
合が解除される形状、換言すれば駆動アーム19が矢印
B方向へ移動する場合には両歯部15c,19aが互い
に噛合し、かつこれとは逆に矢印A方向へ移動する場合
には両歯部15c,19aの噛合が解除される形状に形
成されている。当該駆動手段においては、モータの駆動
により回転カム17が回転させると、搖動リンク18が
図2の図示実線で示す位置と2点鎖線で示す位置との間
で上下方向に繰返し搖動して、駆動アーム19を実線で
示す位置と2点鎖線で示す位置との間で搖動する。この
結果、駆動アーム19は矢印A方向およびB方向に繰り
返し移動し、B方向への移動時に可動刃15を矢印B方
向へ間欠的に回転させ、固定刃14の凹状刃部14bと
可動刃15の凹状刃部15c間に介在させたケーブルを
切断する。
【0016】当該ケーブル切断装置においては、駆動ア
ーム19の可動刃15に対する噛合を解除する解除手段
を備えている。解除手段は図2、図6および図7に示す
ように、リセットプレート23と、一対の圧縮スプリン
グ22a,22bからなるもので、リセットプレート2
3は固定部材13の先端部の側面に位置している。リセ
ットプレート23は先端部側に切欠溝23aを有すると
ともに、後端部側に掛止ピン23bを備えているもの
で、駆動アーム19に突設されて固定部材13の長穴1
3bを貫通する掛止ピン19cを切欠溝23aにて支承
している。また、掛止ピン23bは固定部材13に設け
た長穴13cを貫通していて、固定部材13に突設した
掛止ピン13aにて支持されて固定部材13の底部に一
端を掛止した圧縮スプリング22bの他端を掛止してい
る。従って、リセットプレート23は両圧縮スプリング
22a,22bの付勢力にて上動しており、下方へ押圧
されると両圧縮スプリング22a,22bに抗して下動
し、図7に示すように駆動アーム19を下方へ押し下げ
で駆動アーム19の可動刃15に対する噛合を解除す
る。
【0017】当該ケーブル切断装置においては、可動刃
15を矢印A方向へ付勢するテンションスプリング24
を備えているとともに、可動刃15の同方向への回転を
規制する係合歯25を備えている。テンションスプリン
グ24は可動刃15の側面に突設した掛止ピン15eと
搖動リンク18の連結ピン18a間に張設されているも
ので、可動刃15を常に矢印A方向に付勢している。ま
た、係合歯25はリセットプレート23の内面側に突設
されているもので、固定部材13に設けた長穴13dを
貫通して可動刃15の円弧状歯部15cに至り、同歯部
15cの1つに噛合して、可動刃15をテンションスプ
リング24の付勢力にかかわらずその回転を規制してい
る。係合歯25は、リセットプレート23を押圧操作し
た際これと一体に下動して可動刃15の円弧状歯部15
cとの噛合状態を解除され、可動刃15の矢印A方向へ
の回転を許容する。
【0018】このように構成したケーブル切断装置は、
図8に示す従来のケーブル切断装置と同様に作動して固
定刃14と可動刃15の両凹状刃部14b,15b間に
介在させたケーブルを切断する。すなわち、図示しない
モータを駆動させると、回転カム17が回転して搖動リ
ンク18を上下方向へ繰返し搖動させ、駆動アーム19
を図2の図示矢印A,B方向へ繰り返し往復動させる。
これにより、可動刃15は矢印B方向へ間欠的に回転し
て固定刃14の凹状刃部14b側へ漸次前進し、先端部
が固定刃14の摺接面側に設けた溝部16a内に嵌合し
てさらに前進して凹状刃部15bを図6に示す状態に固
定刃14の凹状刃部14bに重合させる。この結果、こ
れら両刃部14b,15b間に介在させたケーブルはこ
れら両刃部14b,15bにより切断される。
【0019】当該ケーブル切断装置においては、ケーブ
ルの切断作業終了後にはリセットプレート23を下方へ
押圧する。これにより、図7に示すように、駆動アーム
19の駆動用歯部19aおよびリセットプレート23に
設けた係合歯25が可動刃15の円弧状歯部15cから
離間してそれらの噛合が解除され、可動刃15の矢印A
方向(後退方向)への回転を許容する。この結果、可動
刃15はテンションスプリング24の付勢力にて後退方
向へ回転してストッパピン14cに当接し、それ以上の
回転が規制される。可動刃15がストッパピン14cに
当接する位置は、可動刃15の後退位置に当たる。その
後、リセットプレート23の押圧操作を解除すると、駆
動アーム19および係合歯25が上動して可動刃15の
円弧状刃部15cに噛合して、ケーブル切断装置は図2
に示す状態にリセットされる。
【0020】このように、当該ケーブル切断装置におい
ては、モータを駆動させて可動刃15を固定刃14の凹
状刃部14bに対して前進させることにより、固定刃1
4と可動刃15の間に介在させたケーブルを容易に切断
することができるとともに、ケーブル切断作業終了後に
リセットプレート23を押圧操作させて可動刃15と駆
動アーム19、および係合歯25との噛合を解除するこ
とにより、可動刃15を後退位置へ回転復帰させること
ができる。この場合、当該ケーブル切断装置には可動刃
15を後退方向に付勢するテンションスプリング24と
後退位置を規定するストッパピン14cが設けられてい
るため、可動刃15と駆動アーム19、および係合歯2
5との噛合を解除すると、可動刃15はテンションスプ
リング24の付勢力により後退方向に回転し、かつスト
ッパピン14cの規制作用により元の後退位置に確実に
回転復帰する。従って、当該ケーブル切断装置によれ
ば、その後のケーブル切断作業に先だって可動刃15を
再度後退方向へ回転させる余分な作業が不要であり、ケ
ーブル切断作業を迅速かつ容易に行うことができる。
【0021】また、当該ケーブル切断装置においては、
可動刃15と固定刃14の先端部を同方向へ互いに突出
して設けて、可動刃15が図2に示す後退位置に位置し
ている時、固定刃14および可動刃15の先端が最大限
離間してこれら両刃14,15の凹状刃部14b,15
bが互いに対向するように構成しているため、ケーブル
切断作業における可動刃15の回転範囲を図8に示す従
来のケーブル切断装置に比較して小さくすることができ
て、狭い場所でのケーブル切断作業を容易にすることが
できるとともに、このような場所に配設されている各種
の配設部品をケーブル切断作業の際に切断、損傷するお
それがない。
【0022】また、当該ケーブル切断装置においては、
固定刃14の先端部の摺接面側に、可動刃15の前進時
に可動刃15の先端部が嵌合される溝部16aを設けて
いるため、可動刃15の先端部が固定刃14に重合して
ケーブルを切断する際に可動刃15の摺接面が固定刃1
4の摺接面から離間するようなことがなく、これら両摺
接面が離間してケーブルの切断に支障をきたすようなこ
とがなく、ケーブルの切断を一層容易かつ迅速にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るケーブル切断装置の斜
視図
【図2】同ケーブル切断装置における両刃の配設部位の
一部縦断正面図
【図3】同ケーブル切断装置における両刃の配設部位の
一部縦断側面図
【図4】同ケーブル切断装置における図2の矢印C−C
線方向に見た断面図
【図5】同ケーブル切断装置における図2の矢印D−D
線方向に見た断面図
【図6】同ケーブル切断装置の作動状態を示す一部省略
正面図
【図7】同ケーブル切断装置における可動刃の駆動アー
ムおよび係合歯に対する噛合解除状態を示す解除手段の
作動説明図
【図8】従来のケーブル切断装置の正面図
【符号の説明】
11→ケース 13→固定部材 14→固定刃 15→
可動刃 14b,15b→凹状刃部 15c→円弧状歯部 16
a→溝部 17→回転カム 18→搖動リンク 19→駆動アーム 19a→駆動用歯部 21→出力軸 22a,22b→
圧縮スプリング 23→リセットプレート 24→テンションスプリング
25→係合歯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周側に円弧状の凹状刃部を有する固定
    刃と、内周側に前記固定刃の凹状刃部に対向する円弧状
    の凹状刃部を有し同固定刃に回転可能に組付けられて同
    固定刃の凹状刃部に対して進退する可動刃と、同可動刃
    を前記固定刃の凹状刃部に対して前進させる駆動手段
    と、同駆動手段と前記可動刃との駆動可能な連結を解除
    する解除手段とを備え、前記可動刃を前進させて同可動
    刃の凹状刃部を前記固定刃の凹状刃部に重合させること
    によりこれら両刃間に介在させたケーブルを切断するケ
    ーブル切断装置において、前記可動刃を後退方向に付勢
    する付勢手段と、前記可動刃の後退位置を規定する回転
    規制手段を設けたことを特徴とするケーブル切断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のケーブル切断装置にお
    いて、前記固定刃と前記可動刃の先端部が同方向へ互い
    に突出して設けられ、前記可動刃が後退位置に位置して
    いる時、これら両刃の先端が最大限離反してこれら両刃
    の凹状刃部が互いに対向していることを特徴とするケー
    ブル切断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のケーブル切断
    装置において、前記固定刃の先端部に、前記可動刃の前
    進時に同可動刃の先端部が嵌合される嵌合溝を設けたこ
    とを特徴とするケーブル切断装置。
JP13519194A 1994-05-24 1994-05-24 ケーブル切断装置 Pending JPH07314239A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202008012415U1 (de) * 2008-09-18 2010-02-11 Weidmüller Interface GmbH & Co. KG Bohrmaschinenvorsatz
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