JPH0731314A - 屑紙粉並びにその製造方法及び利用 - Google Patents

屑紙粉並びにその製造方法及び利用

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JPH0731314A
JPH0731314A JP22291493A JP22291493A JPH0731314A JP H0731314 A JPH0731314 A JP H0731314A JP 22291493 A JP22291493 A JP 22291493A JP 22291493 A JP22291493 A JP 22291493A JP H0731314 A JPH0731314 A JP H0731314A
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JP
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less
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particles
particle size
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JP22291493A
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Hiroshi Ito
伊藤  博
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Daiki Co Ltd
Original Assignee
Daiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンチ屑紙等の屑紙を、粉砕及び/又は造粒
して、汎用性のある新規なパンチ屑紙粉等の屑紙粉並び
にパンチ屑紙粉造粒物を提供して、パンチ屑紙等の屑紙
の有効な利用をはかる。 【構成】 屑紙を乾式粉砕して、水分が5重量%以下
で、粒径が1mm以下であり、0.3mm以下の粒子を
40重量%以上含有する粉状物とし、このまま、又は、
配合物質等を配合して、造粒して粒径が1mm以上の造
粒物として、動物の排泄物処理材、防虫機能及び防湿機
能を有する配合物、鮮度保持機能を有する梱包材料等に
使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屑紙を原料とする屑紙
粉造粒物並びにその利用及び製法に関し、特に、板紙、
新聞紙及び雑誌等の使用済みの紙などの古紙、並びにコ
ンピュータ用連続伝票、PPC用紙、ファクシミリロー
ル紙及びプリンター用紙等の事務用紙の製造上副製され
るパンチ屑紙を原料とするパンチ屑紙及び屑紙等の屑紙
粉造粒物並びにその利用及び製法に関する。また本発明
は、前記微細な紙の粉を使用した動物の排泄物処理材に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、集荷された古紙は、水中で離解
し、除塵し、脱インキ処理し、洗浄し、漂白してパルプ
化して再利用されている。一方、例えば、コンピュータ
機器の普及に伴い、送り穴を有するプリンタ用紙が大量
に使用され、また事務用紙のバインダー化に伴い、バイ
ンダー綴じ用の穴が開けられた用紙が大量に使用されて
いるが、このような用紙の製造に当たっては、パンチ屑
紙が大量に発生しており、その量は、凡そ5000トン
に達するとされている。しかし、紙に再生されるのはそ
の一部にすぎず、その多くは焼却されているのが現状で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、パンチ屑紙等
の屑紙の再生を行うとしても、このような事務用紙等の
屑紙には、多くの填料、サイズ剤、カーボン、印刷イン
ク又は耐水樹脂などが使用されるために、パンチ屑紙に
はこれらの物質が混入又は付着しており、パンチ屑紙を
再生する上で不可欠とされるこれらの物質の分離が困難
であり、問題とされている。また、このようなパンチ屑
紙等の屑紙を唯焼却するのは、資源の有効利用を図る上
で問題である。本発明は、このようなパンチ屑紙等の屑
紙の再生及び廃棄に係る問題点を解決することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、パンチ屑紙等
の屑紙を原料とした、汎用性のパンチ屑紙粉等の屑紙粉
並びにその利用及び製造方法を提供することを目的とし
ている。即ち、本発明の要旨は、水分が5重量%以下で
あり、粒径が1mm以下であり、0.3mm以下の粒子
を40重量%以上含有する屑紙の粉状物であることを特
徴とする屑紙粉にあり、また本発明の要旨は、屑紙を乾
式粉砕して、水分が5重量%以下で、粒径が1mm以下
であり、0.3mm以下の粒子を40重量%以上含有す
る粉状物とすることを特徴とする屑紙粉の製造方法にあ
る。そしてまた、本発明の要旨は、水分が5重量%以下
であり、粒径が1mm以下であり、0.3mm以下の粒
子を40重量%以上含有する屑紙の粉状物及び配合物質
を含有し、粒径が1mm以上の造粒物であることを特徴
とする屑紙粉造粒物にあり、さらに、本発明は、屑紙
を、乾式により微粉砕して生成する、粒径が1mm以下
であり、0.3mm以下の粒子を40重量%以上含有す
る屑紙の粉状物に配合物を混合して、1mm以上の粒径
の粒子に造粒することを特徴とするを屑紙粉造粒物の製
造方法にある。そしてさらに、本発明は、水分が5重量
%以下であり、粒径が1mm以下であり、0.3mm以
下の粒子を40重量%以上含有する屑紙の粉状物、吸着
機能を有する配合物質及び接着性物質を含有し、粒径が
1mm以上の造粒物であることを特徴とする動物の排泄
物処理材にあり、また、本発明は、前記屑紙の粉状物、
配合物質、乾燥剤及び防虫剤が配合されて、粒径が1m
m以上の造粒物であることを特徴とする防虫機能及び防
湿機能を有する配合物にある。さらにまた、本発明は、
前記屑紙の粉状物、配合物質及び吸着性物質が配合され
て、粒径が1mm以上の造粒物であることを特徴とする
鮮度保持機能を有する梱包材料にある。
【0005】本発明において、屑紙は、使用済みの紙及
び板紙等の古紙、並びに穴開き事務用紙その他穴開き紙
製品を製造するときに、紙に穴を開ける工程で分離発生
する穴部分の紙の所謂パンチ屑紙を意味するが、この他
に、シュレッダー等による裁断時に発生する裁断された
屑紙をも意味する。
【0006】本発明において、屑紙は、ハンマクラッシ
ャーやハンマーミル等の衝撃粉砕機を使用して乾式によ
り粉砕される。粉砕は、粉砕された屑紙の粉の粒度分布
が1mm以下、好ましくは0.5mm以下となるよう
に、繰り返し粉砕される。篩分け又は分級して、0.0
01mm以下の微細な粒子を分離してもよい。
【0007】1mmの篩目の開きの篩を通過するように
粉砕した場合、屑紙粉の粒度分布は、0.6mmを超え
る粒子の割合は20乃至30重量%であり、0.6mm
乃至0.3mmの粒子の割合は30乃至40重量%であ
り、0.3mm乃至0.15mmの粒子の割合は20乃
至30重量%であり、0.15mm未満の粒子の割合は
20乃至30重量%である。0.5mmの篩目の開きの
篩を通過するように粉砕した場合、屑紙粉の粒度分布
は、0.3mmを超える粒子の割合は15乃至25重量
%であり、0.3mm乃至0.15mmの粒子の割合は
3乃至10重量%であり、0.15mm未満の粒子の割
合は65乃至82重量%である。
【0008】この粉砕工程は、粗粉砕工程と微粉砕工程
とに分けて行うことができる。この場合には、粗粉砕工
程を湿式で行うことができる。しかし、このように粗粉
砕を湿式で行う場合でも、微粉砕工程は乾式で行われ
る。この場合、粗粉砕時の水分は微粉砕の過程で除去さ
れる。微粉砕工程は、乾式で行わないと粉砕された屑紙
粉が互いに付着して粉砕効果を得るのが難しくなる。
【0009】本発明において、屑紙としてパンチ屑紙を
使用すると、一般にパンチ屑紙は、小さい寸法に形成さ
れるので、粗粉砕工程を省略できるので好ましい。本発
明において製造される屑紙粉は、例えば、屑紙に付着す
る印刷インキ、填料、サイズ剤、その他製紙工程で使用
される紙薬品、填料等が、含有している。本発明におい
て、屑紙粉は、種々の配合材料及び機能性物質と混合さ
せて造粒することにより、動物の排泄物処理材、防虫兼
防湿機能を有する配合物及び鮮度維持機能及び緩衝機能
を有する梱包材料等に使用することができる。
【0010】本発明において、屑紙粉に配合する配合物
質としては、コーヒー抽出液抽出残渣、茶殻、樹皮、お
が屑、木粉、籾殻、ビール粕、ビートパルプ及び無機物
質がある。前記無機物質としては、ベントナイト、ゼオ
ライト、セピオライト、炭酸カルシウム及び塩化マグネ
シウムなどを使用することができる。
【0011】本発明において、屑紙粉に配合物質を配合
して造粒することにより、動物の排泄物処理材とする場
合には、尿に触れて粉体粒子相互を接着させて、容易に
塊を形成して、尿に触れた部分を容易に取り出し易くさ
せるように、接着機能を有する物質、即ち接着性物質
を、上記配合物質を配合するのが好ましい。このような
接着機能を有する物質には、水溶性又は水分散性の接着
機能を有する物質として、パルプスラッジ、ポリビニル
アルコール(PVA)、小麦粉、澱粉、コーンスター
チ、カルボキシメチルセルロース(CMC)、アルギン
酸ナトリウム、プルラン、高吸水性樹脂、澱粉グリコー
ル酸ナトリウム、プロピレングリコール脂肪酸エステ
ル、カゼイン又はゼラチンなどがあり、これらは、単独
で使用されるか、又はこれら2種以上を混合して配合物
質として使用される。また、アルコール溶解性の配合物
質としては、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、
ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)又はポリビニ
ルピロリドン或は(PVP)などがあり、この場合も同
様に、単独で使用されるか、又はこれら2種以上を混合
して接着機能を有する物質として使用される。
【0012】本発明の屑紙粉を使用する動物の排泄物処
理材においては、その吸水能及び保水機能を高めるため
に、粉状の高吸水性物質を屑紙粉に配合することができ
る。本発明において動物の排泄物処理材に配合される高
吸水性物質は、自重の数十倍から二千倍程度の水を吸収
しても形を保持できる高吸水性樹脂であり、例えば、ビ
ニルエステルとエチレン系不飽和カルボン酸又はその誘
導体との共重合体鹸化物、澱粉とアクリル酸のグラフト
重合体、ポリアクリル酸の架橋物、ビニルアルコールと
アクリル酸の共重合体、ポリアクリロニトリルの部分加
水分解物、カルボキシメチルセルロースの架橋物、ポリ
エチレングリコールの架橋物、キトサンの塩又はプルラ
ンのゲルなどがあり、これらの高吸水性樹脂は、単独で
又は2種以上の混合物として配合することができる。
【0013】本発明において、動物の排泄物処理材の色
彩を例えば白一色に揃えると、指示薬の発色の確認が容
易となり、適宜の指示薬を配合して、動物の排泄物によ
る検診を簡単に行うことができる。本発明において使用
される動物用の尿検査用指示薬は、従来の動物用の尿検
査用指示薬と同様に、人の尿検査用指示薬、即ち尿pH
指示薬、尿蛋白指示薬、尿糖指示薬、尿ヘモグロビン指
示薬及びその他の人の尿検査用指示薬が使用することが
できる。尿pH指示薬の場合は、使用される着色物質及
び配合物質はpHに影響を与えないものとされ、例え
ば、チタン白等が使用される。
【0014】本発明において、動物の排泄物処理材に
は、動物が排泄した尿等が分解して汚臭となるのを極力
避けるために、補助脱臭剤として、10重量%以下の量
で、吸着能を有する白色粉状のベントナイト、ゼオライ
ト等、又は例えば黒色のたばこ用のチャコールフイルタ
ーの屑といった活性炭入りパルプ廃物などを配合するこ
とができる。これらは造粒物中に配合されるのが好まし
い。
【0015】本発明において、動物の排泄物処理材は、
保存時の黴の発生を避けるために、殺菌作用を有する物
質を添加することができる。本発明において、このよう
な殺菌作用を有する物質は、変色乃至脱色作用を有しな
いものが好ましい。したがって、食塩、ソルビン酸又は
その塩、プロピオン酸カルシウム及び安息香酸又はその
塩などの殺菌剤、防腐剤及び防黴剤が使用される。配合
物が酸化により容易に変色されない場合には、次亜塩素
酸カルシウムを配合することができる。
【0016】本発明において、使用時の動物の排泄物処
理材の粉化を避けるために、接着機能を有する配合物質
を、粉砕パンチ屑紙粉に配合するのが好ましい。このよ
うな配合物質には、水溶性又は水分散性の配合物質とし
て、紙粉、製紙用パルプ、ポリビニルアルコール(PV
A)、小麦粉、澱粉、コーンスターチ、カルボキシメチ
ルセルロース(CMC)、プルラン又はゼラチンなどが
あり、これらは、単独で使用されるか、又はこれら2種
以上を混合して配合物質として使用される。また、アル
コール溶解性の配合物質としては、ヒドロキシエチルセ
ルロース(HEC)、ヒドロキシプロピルセルロース
(HPC)又はポリビニルピロリドン或(PVP)など
があり、この場合も同様に、単独で使用されるか、又は
これら2種以上を混合して配合物質として使用される。
【0017】本発明において、動物の排泄物処理材は、
粉砕パンチ屑紙粉等の微細な粉塵の存在を極力避けるた
めに、例えば1mm以上の粒径の造粒物に造粒されるの
が好ましいが、3mm以上の粒径の粒子に造粒すると、
例えばトイレ用の箱から室内に散り難くなり、仮令散っ
たとしても、粒子を拾い集めるのが容易であり、室内の
衛生を保つ上で好ましい。しかし、これらの場合、1m
m以下の粒子の存在や、3mm以下の粒子の存在を完全
に排斥するものではない。造粒物は、球状、柱状、粒
状、顆粒状等各種形状に形成することができる。
【0018】本発明において、屑紙粉は、造粒装置によ
り造粒される。造粒装置としては、従来周知の、押出し
造粒装置を使用することができる。しかし、この他に、
パン型、ドラム型及び流動層型の各種造粒装置を使用す
ることができる。コーヒー抽出液抽出残渣、茶殻等の有
色物を配合物として使用する場合は、これらの造粒装置
において、造粒物が形成されたところで、造粒物表面
に、例えば白色粉末を直接付着させたり、又は白色粉末
を溶液又は懸濁液に変えて、噴霧等により付着させるこ
とができる。
【0019】
【作用】本発明において、屑紙は、粉砕されて、1mm
以下の粒度、好ましくは0.5mm以下の粒度を有する
屑紙の粉状物とされるので、屑紙では発揮できない、比
重の比較的小さく、且つ比較的大きい吸水能力を有する
粉状物として、充填材、吸水材として、広く使用するこ
とができる。したがって、本発明において、パンチ屑紙
の粉状物は、コーヒー抽出液抽出残渣、茶殻、樹皮、お
が屑、木粉、籾殻、ビール粕、ビートパルプ及び無機物
質を配合して造粒することにより、動物の排泄物処理
材、防虫及び防湿機能を有する配合物、鮮度保持機能を
有する梱包材料及び吸油材等の粒状物の原料として活用
することができる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施の態様の例を説明する
が、本発明は、以下の例示及び説明により何等限定され
るものではない。図1は、本発明の屑紙の製造について
の一実施例において使用される粉砕装置についての概略
の説明図であり、図2は、本例に使用される屑紙粉を配
合物等を配合して造粒する装置の一例を示す概念図であ
る。
【0021】図1の実施例において、粉砕機1は、屑紙
供給部2、粉砕室3、分級室4を備えている。屑紙供給
部2には、屑紙供給用ホッパー5を一方の端部6に備
え、他方の端部7が送気用空気導入管8に接続している
スクリューフィーダー9が設けられている。送気用空気
導入管8は、ターボランナー10を備える粉砕室3の入
口部11に接続している。粉砕室3の出口部12は、循
環室13に開口しており、ターボランナー10の回転に
より吹き飛ばされた屑紙の粉砕物が、リターンシュート
14を備える上昇部15に容易に導入されるように形成
されている。
【0022】リターンシュート14の下部は粉砕室3の
出口部12の方に突き出て形成されており、粗い粉砕物
が容易に回転するターボランナー10に吸い込まれるよ
うに形成されている。循環室13は、上部が分級ロータ
ー16を備える分級室4に接続しており、分級ローター
16の回転により、循環流17により送られてくる粉砕
物の分級を行う。
【0023】本例においては、回転する分級ローター1
6の中央部の吸引力により、屑紙の粉砕物が分級される
ように分級ローター16の回転数が調整されている。分
級室4の分級ローター16の吸引部18は、分級ロータ
ー16の回転軸19が挿通されている渦巻きケース20
の入口部21内に同軸に開口しており、渦巻きケース2
0の出口部22は、集塵装置(図示されていない)に接
続しており、分級室4で分級された、一定粒度以下の屑
紙の粉砕物が気流23と共に排出され、集塵装置に送ら
れるように形成されている。集塵装置は集塵された気流
が円滑に排出されるように、排風装置(図示されていな
い)に接続して設けられている。
【0024】本例は以上のように構成されているので、
屑紙は屑紙供給用ホッパー5から供給される。供給され
た屑紙は、スクリューフィーダー9により、粉砕室3に
送られ回転するターボランナー10の羽根24の衝撃、
及び、この衝撃により飛ばされて粉砕室3の内壁に衝突
する衝撃により粉砕される。粉砕された屑紙は、粉砕室
3の出口部12より、循環室13に入り、循環流17に
より循環室13の上昇部15に送られ、上昇して、分級
室4に送られる。分級室4に送られた、屑紙の粉砕物は
分級ローター16の回転により、所定の粒径より小さく
粉砕された屑紙の粒子は、分級ローター16の吸引部1
8から吸引されて渦巻きケース20の出口22から気流
23と共に排出される。
【0025】粗い屑紙の粒子は、分級ローター16から
吸い込まれずに、循環流17と共に、分級室4から粉砕
室3に排出される。粉砕室3に排出された粗い粒子は、
送気管8から送気流25と共に、粉砕室3に導入される
屑紙と一緒に粉砕される。このようにして粗い粒子の粉
砕物は、新たに導入された屑紙の粉砕物と共に循環室1
3から分級室4に送られ、そこで分級される。このよう
にして、分級された粗い粒子は、所定の粒径になるまで
繰り返し粉砕される。所定の粒径に粉砕された粉砕物
は、渦巻きケース20の出口より排出され、集塵室に至
って回収される。
【0026】図2において、屑紙粉供給用の管路26が
設けられている屑紙粉供給用の原料タンク27、底部に
配合物質のコーヒー抽出液抽出残渣供給用の管路28が
設けられているコーヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タ
ンク29及び同様に底部に高吸水性樹脂供給用の管路3
0が設けられている高吸水性樹脂供給用の原料タンク3
1が設けられている。夫々の原料タンク27、29及び
31の管路26、28及び30は、夫々、流路切換装置
32に接続しており、流路切換装置32の流路を切換え
ることにより、屑紙粉、コーヒー抽出液抽出残渣又は高
吸水性樹脂を、流路切換装置32の流出側に設けられて
いる管路33を介して、選択的に撹拌装置34に導入す
ることができる。
【0029】本例において、撹拌装置34への、屑紙
粉、コーヒー抽出液抽出残渣及び高吸水性樹脂の導入
は、撹拌装置34に接続する真空装置35を動作させ
て、その吸引力により行われるように構成されている。
流路切換装置32からの管路33及び真空装置35への
管路36は、何れも撹拌装置34の上方空間部に接続し
ている。
【0030】撹拌装置34の下部開閉口37は、ベルト
コンベヤ38の供給側ホッパー39の上方に位置して設
けられる。ベルトコンベヤ38は、造粒装置40の供給
側ホッパー41上にまで延びて設けられている。本例に
おいて、造粒装置40は、押出し造粒装置であり、直径
5.8mm、厚さ30mmのダイス(図示されていな
い)が設けられている。造粒物は造粒装置40のダイス
部出口42から押し出される。造粒装置40のダイス部
出口42の下方には、造粒物搬送用のネットコンベヤ4
3が設けられている。このネットコンベヤ43は、噴霧
装置44を貫通して、熱風加熱円盤乾燥器45の上部導
入口46まで延びて設けられている。
【0031】噴霧装置44には、ネットコンベヤ43の
上方及び下方に、ネットコンベヤ43に向けて噴霧用ノ
ズル47が設けられており、ネットコンベヤ43上を搬
送される粒子に、噴霧用ノズル47から被覆物質を噴霧
することができる。噴霧装置44の底部48には、被覆
物質供給口49、被覆物質搬送用管路50及び熱風加熱
円盤乾燥器45の底部51に接続する被覆物質戻送用管
路52が設けられている。被覆物質搬送用管路50は搬
送ポンプ53に接続し、搬送ポンプ53は被覆物質搬送
用上部管路54に接続しており、被覆物質搬送用上部管
路54は噴霧用ノズル47に接続している。
【0032】被覆物質は、噴霧装置44の底部に、被覆
物質供給口49から新規に供給される被覆物質、造粒物
に付着しないで底部48に集まる被覆物質及び被覆物質
戻送用管路52から戻送される被覆物質を、搬送ポンプ
53を介して吸引して、被覆物質搬送用上部管路54か
ら噴霧用ノズル47に送り、噴霧用ノズル47から造粒
物に噴霧される。噴霧装置44で被覆物質を噴霧された
被覆物質が被着された造粒物は、噴霧装置44からネッ
トコンベヤ43により熱風加熱円盤乾燥器45に送られ
る。
【0033】熱風乾燥器45の上部に設けられた排気管
路55は、加熱装置56の気体入口57に接続し、加熱
装置56の気体出口58は、熱風導入管路59を介して
熱風乾燥器45の底部51に接続している。したがっ
て、熱風加熱円盤乾燥器45の排気は加熱装置56に送
られ加熱され、熱風導入管路59を介して熱風乾燥器4
5の底部51に送られて、熱風加熱円盤乾燥器の加熱に
循環使用される。熱風乾燥器45の底部51には、篩
(図示されていない)が設けられており、篩上出口に
は、屑紙粉の乾燥造粒物を包装装置60に送る乾燥造粒
物搬送用コンベヤ61が設けられている。熱風加熱円盤
乾燥器45の底部51には噴霧装置底部48に接続して
被覆物質戻送用管路52が形成されており、熱風加熱円
盤乾燥器45の乾燥工程で砕けた篩下部分は被覆用粉体
として、噴霧装置44に送られ、噴霧ノズル47から噴
霧され、再度造粒物の被覆に使用される。
【0034】本例の装置は以上のように構成されている
ので、先ず流路切換装置32を動作させて、屑紙粉を原
料タンク27から撹拌装置34内に導入し、次いで流路
切換装置32の流路を切り替えて、コーヒー抽出液抽出
残渣を原料タンク29から撹拌装置34内に導入して、
さらに流路切換装置32を切り替えて、高吸水性樹脂を
原料タンク31から撹拌装置34内に導入して、撹拌装
置34により撹拌を行う。
【0035】配合工程が終了したところで、撹拌装置3
4の下部開閉口37を開いて、コーヒー抽出液抽出残渣
及び高吸水性樹脂が配合された屑紙粉の配合物を、ホッ
パー39へ入れる。ホッパー39に入れられた屑紙粉の
配合物は、ベルトコンベヤ38により造粒装置40のホ
ッパー41に入れられ、造粒される。造粒された屑紙粉
配合物の造粒物は、ネットコンベヤ43によつて、被覆
物質を噴霧により被着させるために、噴霧装置44に送
られ、噴霧ノズル47から被覆物質が噴霧される。
【0036】被覆物質が被着された屑紙粉配合物の造粒
物は、ネットコンベヤ43によって、熱風加熱円盤乾燥
器45に送られ、乾燥される。乾燥された屑紙粉配合物
の造粒物の1mm以上の粒径のものが、コンベヤ61に
よつて、包装装置60に送られ、動物の排泄物処理材と
なる。本例の動物の排泄物処理材製造装置において、造
粒装置40は、脱水を行うことができる脱水造粒装置で
あり、脱水される水は、排水管62に流れ、浄水装置6
3により浄化される。
【0037】例1 本例において、粉砕機としては、株式会社みやこ物産発
売の両用型粉砕機FM10J(商品名)のハンマークラ
ッシャーを使用した。この粉砕装置は、一部が篩面とな
っている円筒内で、粉砕翼を回転させて、衝撃粉砕を行
うものである。円筒面の篩の目開きを、1.0mmとし
て、パンチ屑紙を、ハンマークラッシャーで粉砕し、ス
クリーン目1.0mmを通過したパンチ屑紙粉を集塵装
置により捕集した。このパンチ屑紙粉について粒度分布
を調べたところ、0.6mmを超える大きさの屑紙の粒
子の割合は、24重量%であり、0.6mm乃至0.3
mmの大きさの屑紙の粒子の割合は、26重量%であ
り、0.15mm未満の大きさの屑紙の粒子の割合は、
26重量%であった。
【0038】円筒面の篩の目開きを、0.5mmとし
て、パンチ屑紙を、ハンマークラッシャーで粉砕し、ス
クリーン目0.5mmを通過したパンチ屑紙粉を集塵装
置により捕集した。このパンチ屑紙粉について粒度分布
を調べたところ、0.3mmを超える大きさの屑紙の粒
子の割合が、19重量%であり、0.3mm乃至0.1
5mmの大きさの屑紙の粒子の割合は、6重量%であ
り、0.15mm未満の大きさの屑紙の粒子の割合は、
75重量%であった。
【0039】このように粉砕されたパンチ屑紙粉300
gを容器に入れ、これに次いで、配合物質として、ハイ
モ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商
標)60g、及び水400mlを加え、撹拌した。厚さ
30mm及び口径5.8mmのダイスを備える押出し造
粒装置により造粒した。このようにして、直径5mm乃
至5.8mmのペレット状のパンチ屑紙粉の造粒物を得
た。
【0040】このパンチ屑紙粉の造粒物50gを容器に
取り、1%の塩水50mlを入れ吸水の様子を調べた。
30秒後には、加えられた塩水50mlは全量がパンチ
屑紙粉造粒物に吸われた。そこで1%の塩水を新たに1
00ml加えて吸水の様子を調べた。新たな塩水を加え
た後、30秒後には、新たに加えた塩水100mlは、
全量が吸水された。パンチ屑紙粉造粒物50g当たりの
1分後の吸水量は150gであった。
【0041】比較例1 比較のために、パンチ屑紙300gに、配合物質とし
て、ハイモ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500
(登録商標)60g、及び水400mlを加え、撹拌
し、この混合物を、厚さ30mm及び口径5.8mmの
ダイスを備える押出し造粒装置により造粒した。このよ
うにして、直径5mm乃至5.8mmのペレット状のパ
ンチ屑紙の造粒物を得た。このパンチ屑紙の造粒物50
gを容器に取り、1%の塩水50mlを入れ吸水の様子
を調べた。30秒後には、加えられた塩水50mlの中
の10mlが吸水されずに残った。パンチ屑紙造粒物は
吸水速度が小さく、吸水能が低いことを示した。
【0042】例2 パンチ屑紙をハンマーミルで粉砕し、スクリーン目1.
0mmを通して集塵装置により捕集されたパンチ屑紙粉
10gを容器に取り、1%の塩水20mlを入れ、吸水
の様子を調べた。30秒後には、加えられた塩水20m
lは全量がパンチ屑紙粉に吸われた。そこで1%の塩水
を新たに40ml加えて、吸水の様子を調べた。新たな
塩水を加えた後、30秒後には、新たに加えた塩水40
mlは、全量が吸水された。パンチ屑紙粉10g当たり
の1分後の吸水量は60mlであった。
【0043】比較例2 パンチ屑紙10gを容器に入れ、そこに1%の塩水20
mlを加え、吸水の様子を調べた。30秒後の塩水の残
量は10mlであり、60秒後には、塩水の残量は7m
lであった。本比較例において、60秒後の吸水量13
mlであり、パンチ屑紙はパンチ屑紙粉に比して、吸水
速度が著しく小さく、且つ吸水能が低いことを示した。
【0044】例3 粒径が1mm以下の屑紙粉1kgを屑紙粉供給用の原料
タンク27に入れ、含水率65%のコーヒー抽出液抽出
残渣5kgをコーヒー抽出液抽出残渣供給用の原料タン
ク29に入れ、ハイモ株式会社製の高吸水性樹脂ハイモ
サブ500(登録商標)0.34kgを高吸水性樹脂供
給用の原料タンク31に入れる。夫々の原料タンク2
7、29及び31に供給する原料を入れたところで、流
路切換装置32を動作させて、屑紙粉を屑紙粉供給用原
料タンク27から撹拌装置34内に導入し、次いで流路
切換装置32の流路を切り替えて、コーヒー抽出液抽出
残渣をコーヒー抽出液抽出残渣供給用原料タンク29か
ら撹拌装置34内に導入して、さらに流路切換装置32
を切り替えて、高吸水性樹脂を原料タンク31から撹拌
装置34内に導入して、撹拌装置34により撹拌を行
う。
【0045】配合工程が終了したところで、撹拌装置3
4の下部開閉口37を開いて、コーヒー抽出液抽出残渣
及び高吸水性樹脂が配合された屑紙粉の配合物を、ホッ
パー39へ入れ、ベルトコンベヤ38により造粒装置4
0のホッパー41に入れて、造粒する。造粒された屑紙
粉配合物の造粒物は、ネットコンベヤ43によつて噴霧
装置44へ送られ、そこで噴霧ノズル47から、ハイモ
株式会社製の高吸水性樹脂ハイモサブ500(登録商
標)6重量部、澱粉グリコール酸ナトリウム2重量部及
び屑紙粉2重量部からなる被覆用混合物が噴霧されて、
造粒物の表面に被着させる。
【0046】被覆用混合物が被着された屑紙粉配合物の
造粒物は、さらに液状ポリイソブチレン及びプロピレン
グリコールの被覆用混合溶液を噴霧されて、ネットコン
ベヤ43によって、円盤乾燥器45に送られ、乾燥され
る。乾燥された屑紙粉配合物の造粒物は6mmの粒径を
有し、コンベヤ61によつて、包装装置60に送られ、
動物の排泄物処理材となる。
【0047】
【発明の効果】本発明において、パンチ屑紙等の屑紙
は、粉砕されて、1mm以下の粒度、好ましくは、0.
5mm以下の粒度を有する屑紙の粉状物とされるので、
従来の紙粉と比較して、大きい吸水能力を有する粉状物
として、広く使用することができる。しかも、本発明に
おいて、パンチ屑紙は、例えばコンピュータ用連続伝
票、ファクシミリロール紙、PPC用紙等の製造工程で
産出されるものであり、紙粉等に比して、紙製品以外
の、異物の混入の少ないものであるから、その粉状物
は、紙製品の粉状物であり、比重のほぼ均一な粉状混合
物として、他の粒状物及び粉状物と簡単に混合でき、例
えば、コーヒー抽出液抽出残渣、茶殻、樹皮、おが屑、
木粉、籾殻、ビール粕及びビートパルプ等の廃物と配合
し、造粒することにより、多目的の用途を有する新規な
粒状物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屑紙の製造についての一実施例におい
て使用される粉砕装置についての概略の説明図である。
【図2】本例に使用される屑紙粉を配合物等を配合して
造粒する装置の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 粉砕機 2 屑紙供給部 3 粉砕室 4 分級室 5 屑紙供給用ホッパー 6、7 端部 8 送気用空気導入管 9 スクリューフィーダー 10 ターボランナー 11、21 入口部 12、22 出口部 13 循環室 14 リターンシュート 15 上昇部 16 分級ローター 17 循環流 18 吸引部 19 回転軸 20 渦巻きケース 23 気流 24 羽根 25 送気流 26、28、30、33、36 管路 27、29、31 原料タンク 32 流路切換装置 34 撹拌装置 35 真空装置 37 下部開閉口 38 ベルトコンベヤ 39、41 供給側ホッパー 40 造粒装置 42 ダイス部出口 43 ネットコンベヤ 44 噴霧装置 45 熱風加熱円盤乾燥器 46 上部導入口 47 噴霧用ノズル 48、51 底部 49 被覆物質供給口 50 被覆物質搬送用管路 52 被覆物質戻送用管路 53 搬送ポンプ 54 被覆物質搬送用上部管路 55 排気管路 56 加熱装置 57 気体入口 58 気体出口 59 熱風導入管路 60 包装装置 61 乾燥造粒物搬送用コンベヤ 62 排水管 63 浄水装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分が5重量%以下であり、粒径が1m
    m以下であり、0.3mm以下の粒子を40重量%以上
    含有する屑紙の粉状物であることを特徴とする屑紙粉。
  2. 【請求項2】 屑紙を乾式粉砕して、水分が5重量%以
    下で、粒径が1mm以下であり、0.3mm以下の粒子
    を40重量%以上含有する粉状物とすることを特徴とす
    る屑紙粉の製造方法。
  3. 【請求項3】 水分が5重量%以下であり、粒径が1m
    m以下であり、0.3mm以下の粒子を40重量%以上
    含有する屑紙の粉状物及び配合物質を含有し、粒径が1
    mm以上の造粒物であることを特徴とする屑紙粉造粒
    物。
  4. 【請求項4】 屑紙を、乾式により微粉砕して生成す
    る、粒径が1mm以下であり、0.3mm以下の粒子を
    40重量%以上含有する屑紙の粉状物に配合物を混合し
    て、1mm以上の粒径の粒子に造粒することを特徴とす
    るを屑紙粉造粒物の製造方法。
  5. 【請求項5】 水分が5重量%以下であり、粒径が1m
    m以下であり、0.3mm以下の粒子を40重量%以上
    含有する屑紙の粉状物、吸着機能を有する配合物質及び
    接着性物質を含有し、粒径が1mm以上の造粒物である
    ことを特徴とする動物の排泄物処理材。
  6. 【請求項6】 屑紙がパンチ屑紙であることを特徴とす
    る請求項1に記載の屑紙粉。
  7. 【請求項7】 屑紙がパンチ屑紙であることを特徴とす
    る請求項2に記載の屑紙粉の製造方法。
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