JPH0731295A - ハウス内張フィルム - Google Patents

ハウス内張フィルム

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JPH0731295A
JPH0731295A JP5195300A JP19530093A JPH0731295A JP H0731295 A JPH0731295 A JP H0731295A JP 5195300 A JP5195300 A JP 5195300A JP 19530093 A JP19530093 A JP 19530093A JP H0731295 A JPH0731295 A JP H0731295A
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JP
Japan
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film
lining film
house
inorganic substance
lining
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JP5195300A
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English (en)
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Isamu Harasawa
勇 原沢
Yoshiaki Ishizaki
良明 石崎
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Nippon Carbide Industries Co Inc
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Nippon Carbide Industries Co Inc
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性に優れるので、長期間に渡って使用で
き、さらに使用目的に応じて、光線透過性を自由に選択
できるハウス内張フィルムを得る。 【構成】 主に含フッ素樹脂系フィルムからなることを
特徴とするハウス内張フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、施設園芸用ハウス内に
使用するハウス内張フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、施設園芸用ハウス(以後これ
を「ハウス」ということがある。)内に使用するハウス
内張フィルムの素材は種々提案されている。例えば、塩
化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレン樹脂(PE)、酢酸ビ
ニル樹脂(PAC)およびポリプロピレン樹脂等である。
【0003】しかしながら、これら樹脂からなるハウス
内張フィルムは、耐久性がほとんど無いため、せいぜい
2〜3年の使用により破損してしまい、長期間使用する
ことは不可能であった。
【0004】そもそも、ハウス内張フィルムは、例えば
冬季の日中及び夜間、特に夜間において、ハウス内温度
が低下する時期に、ハウス内温度の急激な低下を未然に
防止し、またハウス内暖房機による暖房効率を向上させ
るために使用されるものである。また過日照時には、適
切な日照量にするため一部光線を遮蔽する目的で使用さ
れることがある。
【0005】この様に、ハウス内張フィルムは、日中も
しくは夕方、朝方と頻繁に展張されたり、収納されたり
するため、シワが発生し、そこから破損してしまい、そ
の寿命は極めて短期のものとされていた。
【0006】また内張フィルムは、従来より農家の間で
は、ハウス被覆材としては、外面被覆材の二次的なもの
として扱われていたため、比較的安価で、その耐久性は
問題にしない傾向が強かった。
【0007】しかしながら、近年開発が著るしい長期展
張型被覆資材、例えば、フッ素樹脂系フィルム、ポリエ
ステル(PET)系フィルム、アクリル樹脂板およびポリ
カーボネート樹脂板(PC)等においては、長期使用可能
な内張フィルムの開発が熱望されていた。
【0008】さらに、厳冬期の日中において、ハウス内
温度の低下防止の目的で使用する際には、従来の素材と
異なり、光線透過性に関して、農家が自由に選択でき
る、ハウス内張フィルムの開発も同時に要望されていた
のである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
のハウス内張フィルムが有していた前述の問題点を解決
しようとするものであり、従来より知られていなかっ
た、全く新規なハウス内張フィルムを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
一挙に解決すべくなされたものであり、主に含フッ素樹
脂系フィルムからなることを特徴とするハウス内張フィ
ルムを提供することを目的とするものである。
【0011】しかして、本発明によれば、耐久性に優れ
るので、長期間に渡って使用でき、さらに使用目的に応
じて、光線透過性を自由に選択できるハウス内張フィル
ムが得られるのである。以下、本発明の構成要因につい
て、さらに詳細に説明する。
【0012】本発明のフッ素樹脂系フィルムに使用され
る「フッ素樹脂」とは、フッ素を含む合成樹脂を総称す
るものであり、本発明では一般にフッ素含有量が35重量
%以上、さらに40重量%以上、特に55重量%以上のもの
が好適に使用される。そのようなフッ素樹脂としては、
例えばエチレン−テトラフルオロエチレン系共重合体、
エチレン−クロロトリフルオロエチレン系共重合体、ヘ
キサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン系共
重合体、パ−フルオロアルキルビニルエ−テル−テトラ
フルオロエチレン系共重合体、ポリフッ化ビニリデン、
ポリフッ化ビニル等が挙げられ、本発明では、これらの
いずれでも使用可能であるが、中でも、エチレン−テト
ラフルオロエチレン系共重合体が好適である。
【0013】エチレン−テトラフルオロエチレン系共重
合体は、エチレン及びテトラフルオロエチレンを主体と
し(エチレン/テトラフルオロエチレンのモル比は一般
に40/60〜60/40にある)、そして必要により、これに
少量(通常10モル%以下)の第3のコモノマ−成分を共
重合させたものであり、本発明では殊に、エチレン/テ
トラフルオロエチレンの含有モル比が40/60〜60/40、
好ましくは45/55〜55/45の範囲内にあり、且つ式CH2
=CH-CnF2n+1(ここで、nは2〜10の整数である)で示さ
れるパ−フルオロアルキルビニルモノマ−単位(例え
ば、CH2=CH-C4H9またはCH2=CH-C6H13から誘導される
単位)の含有量が0.1〜10モル%、好ましくは0.3〜5モ
ル%の範囲内にあるエチレン−テトラフルオロエチレン
系共重合体が好適に使用される。このエチレン−テトラ
フルオロエチレン系共重合体はそれ自体既知のものであ
り、例えば特公昭59-50163号公報に記載の方法で製造す
ることができ、また、市販品として旭硝子(株)より「ア
フロン COP」なる商品名で市販されているものを使用
することもできる。
【0014】以上に述べたフッ素樹脂からのフイルムの
成形はそれ自体公知の方法に従い、例えば押出成形法、
インフレ−ション成形法等により行なうことができる。
【0015】また本発明でいう、「無機物質」とは、特
に限定すべきものではなく、いずれの無機物質でも良
く、例えば酸化チタン(TiO2)、酸化亜鉛(ZnO)、雲
母、アルミナ(Al2O3)、シリカ(SiO2)、酸化鉄、酸
化アンチモン(Sb2O3)、酸化インジウム(In2O3)、酸
化錫(SnO2)及びITO等であり、中でもTiO2、ZnO、Al2O
3、SiO2及びSnO2が好ましく、さらにTiO2、ZnO及びAl2O
3が好ましく、特にTiO2及びZnOが好適に使用される。
【0016】これら無機物質の粒径は、特に規制するも
のではなく、いずれの粒径でも良いが、例えば、1μm以
下、好ましくは0.5μm以下特に好ましくは0.1μm以下、
更に好ましくは0.05μm以下、特に好ましくは0.02μm
(20nm)以下である。
【0017】また、これら無機物質をフイルムに配合す
る場合の配合量は、使用する目的及び樹脂及び膜厚によ
っても異なるが、一般的には、0.001〜10重量%、好ま
しくは、0.01〜5重量%、さらに好ましくは0.1〜2重量
%である。
【0018】また、本発明において、上記無機物質を本
含フッ素樹脂系フィルム表面に塗布することによって
も、本発明の効果が得られるのである。
【0019】塗布方法は、上記無機物質を保持せしめる
作用を有する、バインダ−と無機物質とを混合せしめ、
これを溶媒中に分散せしめた後、含フッ素樹脂系フィル
ム上に塗布することもできる。
【0020】工業的に塗布処理を行う方法としては、予
め含フッ素樹脂系フイルムに、表面活性処理を行うこと
が重要である。表面活性処理により塗布層との強固な密
着が可能となり、さらに塗布する場合の溶液のハジキ等
もおさえられる。
【0021】その様な表面活性処理の方法としては、コ
ロナ放電処理、スパッタエッチング処理、ナトリウム処
理、サンドブラスト処理等の方法があげられる。コロナ
放電処理は針状あるいはナイフエッジ電極と対極間で放
電を行わせ、その間に試料を入れて処理を行い、フイル
ム表面上にアルデヒド、酸、アルコ−ルパ−オキサイ
ド、ケトン、エ−テルなどの酸素を含む官能基を生成さ
せる処理である。
【0022】ナトリウム処理は、金属ナトリウムの様な
アルカリ金属の液体アンモニア溶液にフイルムを浸漬さ
せる処理で、表面上からCF2結合を消滅させ、CH、C-O結
合を生成させる処理である。
【0023】スパッタエッチング処理は、低気圧グロ−
放電を行っている電極間に試料を入れ、グロ−放電によ
って生じた正イオンの衝撃により、フイルム上に多数の
微細な突起を形成するものである。
【0024】サンドブラスト処理は、フイルム面に微細
な砂を吹き付けて、表面上に多数の微細な凹凸を形成す
るものである。これら表面活性処理の中では、塗布層と
の密着性、作業性、安全性、コストなどの点からみて、
コロナ放電処理を行うことが好適である。
【0025】無機物質を含む塗布層は無機物質自身を塗
布して塗布層を形成する場合と無機物質をバインダ−溶
液に混合したものを塗布して塗布層を形成する場合とが
ある。本発明における無機物質を含む塗布層には、無機
物質の他に界面活性剤、親水性重合体およびこれら2種
以上を混合したものを添加することもでき、このことに
よりさらにフィルムに流滴性の機能を同時に付与するこ
ともできるのである。
【0026】その様な界面活性剤としては、たとえば、
ソルビタン脂肪酸エステル、ソルビト−ル脂肪酸エステ
ル、ジグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸二塩基酸エステル、ソルビト
−ル脂肪酸二塩基酸エステル、ジグリセリン脂肪酸二塩
基酸エステル、グリセリン脂肪酸二塩基酸エステル及び
これらとエチレンオキサイド、プロピレンオキサイドな
どのアルキレンオキサイドを付加した化合物等があげら
れる。
【0027】親水性重合体としては、たとえば、ポリビ
ニ−ルアルコ−ル、ポリビニルピロリドンなどのほか
に、-SO4、-SO3H、-COOH、-CN、-(0 CH2CH2)等の一般
に親水性官能基を有する重合体が包含される。
【0028】バインダ−としては(メタ)アクリル酸エ
ステル樹脂、酢酸ビニル樹脂などがあげられる。上記無
機物質を含む塗布組成物には、作業性向上、表面平滑性
向上などを目的として溶媒、添加剤などを添加してもよ
い。溶媒としては、たとえば水、各種アルコ−ル、ケト
ン、エステル、エ−テルなどを適宜用いることができ
る。
【0029】上記塗布組成物を含フッ素樹脂系フイルム
へ塗布する方法としては、たとえばハケ塗り、浸漬塗
り、グラビアコ−ティング、スプレ−コ−ティングなど
通常知られている方法を用いることが可能である。
【0030】ここで使用される無機物質の添加量は、塗
布される膜厚、使用されるバインダ−、その他の添加剤
量によっても異なるが、乾燥塗膜中に0.5〜95重量%、
好ましくは1〜50重量%、さらに好ましくは3〜30重量%
である。
【0031】また、内張フィルムの膜厚は、特に制限す
るものではなく、いずれの膜厚でも良いが、一般的には
5〜500μ、好ましくは10〜100μ、さらに好ましくは20
〜50μである。
【0032】本発明において、「紫外線領域の光線」と
は特に制限するものではなく、紫外線領域の波長であれ
ばいずれの波長の光線でも良いが波長域的に少なくとも
300〜330nmを含有する光線であり、一般的には、300〜3
60nm、さらには300〜380nmの光線をも含有する光線であ
る。
【0033】この紫外線領域の光線透過率は、特に規制
するものではなく、前述の含フッ素樹脂の種類、無機物
の種類とその使用量及び膜厚等により、適宜決定される
が、一般的には0〜91%、好ましくは10〜85%、さらに
好ましくは40〜60%である。
【0034】このように、紫外線領域の光線を遮蔽する
ことにより、例えば、赤系統のバラ等に赤系のバラの黒
変を防止したり、キュウリの硬化もしくは老化を防止
し、長期間に渡り安定した収穫を得ることができるので
ある。また農作物全体に対しては、光合成の紫外光線に
よる低下を抑え、健全な作物にすることが可能になり、
灰色カビ病等の耐病性も向上するのである。
【0035】また「可視光線領域の光線」とは、特に規
制するものではなく、可視光線領域の波長であれば、い
ずれの領域の光線でも良いが、波長域が少なくとも450
〜600nmを含有する光線であり、一般的には400〜800nm
の光線をも含有する光線である。
【0036】この可視光線領域の光線透過率は、特に規
制するものではなく、前述の含フッ素樹脂の種類、無機
物質の種類とその使用量及び膜厚等により適宜決定され
るが、一般的には、5〜95%、好ましくは、50〜93%、
さらに好ましくは50〜90%である。
【0037】このようにして得られた内張フィルムは、
耐久性に優れるので、長期間に渡って使用でき、さらに
使用目的に応じて、光線透過性を自由に選択できるもの
であり、業界に寄与する所、多大である。
【0038】以下、実施例により、さらに詳しく説明す
るが、本発明は実施例にのみ限定されるものではないこ
とは言うまでもない。
【0039】
【実施例】
実施例1 内容積10リットルのオ−トクレ−プに、トリクロロモノフル
オロメタン3.46kg、トリクロロトリフルオロエタン6.52
kg、及びt-ブチルパ−オキシイソブチレ−ト2.38gを仕
込み、次いでフトラフルオロエチレン1226g、エチレン8
2g、及びパ−フルオロブチルエチレン(CH2=CH-C4F9
26gを仕込む。この混合物を充分攪拌しながら、反応温
度を65℃に保持して共重合反応を行なわせる。共重合反
応進行中は系内にテトラフルオロエチレン/エチレン/
パ−フルオロブチルエチレンのモル比53/46.3/0.7の
混合ガスを導入し、重合圧力を15.0kg/cm2に保持す
る。5時間後に460gの白色共重合体を得た(以後これを
樹脂No.1という)。該共重合体は、C2F4/C2H4/CH2=C
HC4F9の含有モル比が、53/46.3/0.7であり、流動開始
温度267℃、熱分解開始温度360℃であった。
【0040】上記で得たエチレン−テトラフルオロエチ
レン系共重合体(以下“ETFE”と略記する場合もある)
を320℃の樹脂温度で押出し、厚さ25μのフイルムを製
造した。得られたフイルムを被覆材No.1とし、各種の
試験に供し、その結果を後記表-1にまとめて示す。
【0041】
【表1】
【0042】実施例2〜3 実施例1で調製したフィルムNo.1に表-1に示した0.02
μmのTiO2及びZnOを添加したこと以外、フィルムNo.1
と同様にしてフィルムNo.2〜3を調製した。
【0043】実施例4 実施例1で調製したフィルムNo.1の一面を、放電電流1
0A、放電電圧120V、ラインスピ−ド13m/minの条件で
コロナ放電処理を行った。処理面にシリカゾル(シリカ
固形分8%)にポリビニルアルコ−ル5wt%及びTiO25wt
%を添加したものにエタノ−ルにて100倍に希釈して、1
5g/m2となる様に塗布して、フィルムを得た(フィルム
No.4)。
【0044】比較例1 市販されている農業用塩化ビニルフィルム(三菱化成ビ
ニル社製、ノービエース0.1m/m)を加熱延伸して、膜厚2
5μのを得、これを比較対照用内張フィルムとして使用
した。
【0045】このようにして得られた内張フィルムをサ
ンシャインウェザーメーター(W-O-M)暴露し、照射時
間600時間後、フィルムを目視観察した。その結果を表-
1に示した。
【0046】評価方法は次のとおりとした。 ○…照射前の状態とほとんど変化していない。 ×…フィルムの黄変が著しく、フィルム強度の低下が顕
著であり、実用的には使用不可能の状態。
【0047】
【参考例】
参考実施例1〜4,参考比較例1 (1)キュウリの栽培 実施例で得られた内張フィルムNo.1〜5を、間口10m,
奥行30mのハウス内に設置し、キュウリ(品質:シャー
プ1)を10月から翌年4月まで栽培した。
【0048】内張フィルムは、厳冬期(12月〜2月下
旬)においては終日使用し、その他は概ね夜間及び早朝
使用し、その栽培結果を表-2に示した。
【0049】
【表2】
【0050】ここで「上物収量」とは、栽培期間中にお
けるキュウリの収穫物のうち上物の総重量で、参考比較
例1を100とした指数で示した。
【0051】また「生育状態」とは、厳冬期に当る1月
上旬の作物生育が最も難しい時の生育状態を観察した。 ◎…葉色が濃く、新たに発生した蔓の生育も活発で、花
芽がしっかりしている状態。 ○…上記◎ほどではないが、生育状態が良好な状態。 △…従来の生育と変らない状態で、上記◎及び○より、
生育が劣っている。
【0052】さらに「灰色カビ病発生状態」とは、灰色
カビ病が最も発生する1月上旬に、上記生育状態の観察
と同時に調査し、次のとおり評価した。 ◎…ほとんど発生がみられない。 ○…僅かに発生が見られるが、営業上全く問題にならな
い。 ×…従来と変らない発生状態で、上記◎及び○より発生
が著しい。
【0053】(2)バラの栽培 上記キュウリ栽培の他、赤系バラ(品質、ローテロー
ゼ、カールレッド)の栽培において、特にフィルムNo.
2,3及び4を使用したハウスでは、花弁の黒変現象の
発生を未然に防ぐことができた。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主に含フッ素樹脂系フィルムからなるこ
    とを特徴とするハウス内張フィルム。
  2. 【請求項2】 該含フッ素樹脂が、エチレン−テトラフ
    ルオロエチレン共重合体(ETFE)である請求項1記載の
    ハウス内張フィルム。
  3. 【請求項3】 該含フッ素樹脂中に無機物質を包含して
    なる請求項1〜2いずれか記載のハウス内張フィルム。
  4. 【請求項4】 該無機物質が、カーボン粉末、Al化合
    物、Fe化合物及び雲母から選ばれた1ないし2種以上で
    ある請求項3記載のハウス内張フィルム。
  5. 【請求項5】 該内張フィルムの紫外線領域の光線透過
    率が0〜91%である請求項1〜4いずれか記載の内張フ
    ィルム。
  6. 【請求項6】 該内張フィルムの可視光線領域の光線透
    過率が5〜95%である請求項1〜5いずれか記載の内張
    フィルム。
  7. 【請求項7】 該内張フィルムの膜厚が20〜50μである
    請求項1〜6いずれか記載のハウス内張フィルム。
JP5195300A 1993-07-13 1993-07-13 ハウス内張フィルム Pending JPH0731295A (ja)

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