JPH07312732A - 多画面テレビジョン受像機 - Google Patents

多画面テレビジョン受像機

Info

Publication number
JPH07312732A
JPH07312732A JP6104187A JP10418794A JPH07312732A JP H07312732 A JPH07312732 A JP H07312732A JP 6104187 A JP6104187 A JP 6104187A JP 10418794 A JP10418794 A JP 10418794A JP H07312732 A JPH07312732 A JP H07312732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
screen
sub
video
interlaced
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6104187A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ito
徹 伊藤
Koichi Yamaguchi
孝一 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6104187A priority Critical patent/JPH07312732A/ja
Publication of JPH07312732A publication Critical patent/JPH07312732A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インターレース信号とノンインターレース信
号を同時に表示する場合、画質の劣化の少ない多画面テ
レビジョン受像機を提供すること。 【構成】 インターレース/ノンインターレース判別回
路14を設けて、主画面,副画面のどちらか一方がノン
インターレース信号であると判明した場合、切換制御部
6は、偏向系の基準となる主画面側の信号をインターレ
ース信号とし、副画面側の信号をノンインターレース信
号とするように、入力信号切換部5を自動的に切り換え
る。これにより、主画面側はインターレース信号でイン
ターレース走査され、画質劣化を生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の映像情報を同時
に画面上に表示する多画面テレビジョン受像機に係り、
特に表示画面を複数の領域に分割し、各領域に複数の映
像情報を表示できるようにした多画面テレビジョン受像
機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通常の画面(以下、主画面とい
う)以外に第2の画面(以下、副画面という)を表示す
ることが可能なテレビジョン受像機が普及している。
【0003】一方、高品位テレビジョン受像機(HDT
V)やEDTVに代表されるような16:9のワイドア
スペクト比のCRT(陰極線管)を持つテレビジョン受
像機(以下、ワイドTV受像機という)も普及しつつあ
る。
【0004】図8に、従来の副画面表示機能を持つテレ
ビジョン受像機の要部構成例を示す。
【0005】図8で、複数(図では4つ)の入力端子
1,2,3,4には複数の信号ソース(映像検波回路や
外部ビデオ機器など)から複数の複合カラー映像信号
a,b,c,dが供給され、入力信号切換部5に入力さ
れるようになっている。入力信号切換部5では、切換制
御部6からの制御信号に基づいて、これら4つの映像信
号のうちから主画面用,副画面用の各映像信号を選択し
て出力し、それぞれ、主画面処理回路7,副画面処理回
路8に供給する。主画面処理回路7は、主画面用映像信
号を入力しY/C分離,色復調及び同期分離を行う主画
面ビデオ・クロマ処理部7Aと、主画面ビデオ・クロマ
処理部7Aからの輝度信号及び色差信号を入力しこれら
の信号の映像(絵柄)期間を水平方向に時間軸圧縮して
出力する主画面圧縮部7Bで構成されている。また、副
画面処理回路8は、副画面用映像信号を入力しY/C分
離及び色復調を行う主画面ビデオ・クロマ処理部8A
と、副画面ビデオ・クロマ処理部8Aからの輝度信号及
び色差信号を入力しこれらの信号を水平方向及び/又は
垂直方向に圧縮して出力することが可能な副画面圧縮部
8Bで構成されている。主画面処理回路7からの主画面
用信号は、重畳部9で副画面処理回路8からの副画面用
信号と重畳され、さらに映像出力部10にてR(赤),
G(緑),B(青)信号に変換されてCRT(陰極線
管)12に供給され、映出される。
【0006】前記主画面ビデオ・クロマ処理部7Aにて
分離又は作成された同期信号eは、偏向処理部11に供
給されており、偏向処理部11はこの主画面側の同期信
号eに基づいてCRT12の偏向ヨーク13に水平,垂
直の偏向電流を流し、偏向処理を行う。
【0007】以上のような構成となっているため、主画
面の映像信号がノンインターレースの信号で、副画面の
映像信号がインターレースの信号であった場合、偏向処
理部11に供給される同期信号eがノンインターレース
の同期信号となり、偏向処理がノンインターレースとな
る。従って、本来インターレースで走査されるべき副画
面もノンインターレースで走査されてしまい、画質が劣
化する。特に副画面の面線が大きく、主画面と同等にな
った場合に最も画質の劣化が目立つ。
【0008】図9(a) に、副画面の面積が主画面と同等
で、主画面,副画面どちらもインターレース信号である
場合の走査線構造を示す。図9(b) に、副画面の面積が
主画面と同等で、主画面がノンインターレース信号であ
り副画面がインターレース信号の場合の走査線構造を示
す。
【0009】図9(b) では、偏向処理の基準とする主画
面の信号がノンインターレースであるために走査がノン
インターレースで行われ、本来図9(a) に示すように表
示されるべき副画面まで走査線間隔が荒くなり、画質が
劣化する。
【0010】また、副画面については、本来、上下に別
れて表示されるべき走査線1と264,2と265,3
と266等が同じ位置に表示されるため、フリッカが発
生して画質が劣化する。
【0011】以上のように、2画面表示で、一方がノン
インターレース信号、他方がインターレース信号の場
合、主画面をノンインターレース信号になるようにする
と、ノンインターレース走査が行われ、主画面も副画面
も両方とも画質が悪くなるという欠点があった。
【0012】ところで、ワイドTV受像機に特有の複数
画面表示が開発されており、通常ピクチャー・アウト・
ピクチャーと呼ばれている。その一例を図10(a) に示
す。この例では、16:9のワイドアスペクト比のCR
T上にアスペクト比4:3の通常の映像とこの映像の1
/9の大きさの映像を3個映出することが可能である。
【0013】一方、図10(b) のように、同じ大きさの
2つの画面を映出することもある。このように同じ大き
さの画面を同時に映出する場合、ワイドアスペクト比の
CRTを用いると、映出される2つの画面のアスペクト
比をほぼ正常な状態(ほぼ真円率1に近い状態)にする
ことができるという特徴がある。この場合は、表示され
る2つの画面の情報量は欠落することがない。正常なア
スペクト比にしたいのならば、水平方向の時間軸を拡大
することによって、図10(c) に示すように映出する。
しかし、これは、情報量を削ることになる。或いは、垂
直振幅を圧縮調整して、図10(d) に示すように映出す
ることができる。この場合は、画面の上下部分に黒帯が
生じる。
【0014】次に、もう1つの従来例について説明す
る。
【0015】図11に、図10(b) のように同じ大きさ
の2つの画面を映出する機能を持つ2画面テレビジョン
受像機について説明する。
【0016】図11において、放送局より送られてくる
テレビジョン電波を、アンテナ21で受信し、これを分
配器22で主画面用と副画面用に分配する。分配器22
は分岐器であってもよい。主画面用テレビジョン信号
は、チューナ回路23で選局及び周波数変換され、IF
回路24にて増幅及び映像検波され、主画面用映像信号
となって出力される。この主画面用映像信号はスイッチ
25Aの一方の入力端Xに入力されている。スイッチ2
5Aの他方の入力端Yには外部入力端子26から外部映
像信号が入力可能となっている。外部入力としては、V
TR(ビデオテープレコーダ)やビデオディスクプレー
ヤ等のビデオ機器からの映像信号である。スイッチ25
Aによって入力端X,Yが選択されて、出力端Zに出力
されるようになっている。スイッチ25Aの出力端Zか
らの主画面用映像信号37は、主画面処理回路27に供
給される。
【0017】主画面処理回路27は、主画面用映像信号
37を入力しY/C分離及び色復調を行う映像処理部2
7Aと、主画面用映像信号37を入力し同期信号を分離
する同期分離部27Bと、映像処理部27Aからの信号
を水平方向に時間軸圧縮して出力する主画面圧縮部27
Cとから構成されている。
【0018】偏向処理部34は、主画面処理回路27か
らの同期信号38を基に、偏向ヨーク36に適切なタイ
ミングで偏向電流を流す。
【0019】分配器22からの副画面用テレビジョン信
号も、主画面側と同じようにチューナ回路28にて選局
及び周波数変換され、さらにIF回路29にて増幅及び
映像検波され、副画面用映像信号として出力される。
【0020】この副画面用映像信号はスイッチ25Bの
一方の入力端Xに入力されている。スイッチ25Bの他
方の入力端Yには外部入力端子30から外部映像信号が
入力可能となっている。外部入力としては、VTR(ビ
デオテープレコーダ)やビデオディスクプレーヤ等のビ
デオ機器からの映像信号である。スイッチ25Bによっ
て入力端X,Yが選択されて、出力端Zに出力されるよ
うになっている。スイッチ25Bの出力端Zからの副画
面用映像信号39は、副画面処理回路31に供給され
る。
【0021】副画面処理回路31は、副画面用映像信号
39を入力しY/C分離及び色復調を行う映像処理部3
1Aと、この映像処理部31Aからの信号をディジタル
信号に変換するA/D変換器31Bと、このA/D変換
器31Bからのディジタル信号を書き込み水平及び/又
は垂直方向に画面圧縮して出力するメモリ31Dと、こ
のメモリ31Dの書き込み・読み出しを主画面側の同期
信号38に基づいてコントロールするメモリコントロー
ラ31Cと、画面圧縮処理された信号をアナログ信号に
変換するD/A変換器31Eとから構成されている。
【0022】主画面処理回路27からの主画面用信号と
副画面処理回路31からの副画面用信号は、高速スイッ
チ回路で構成される重畳部32により高速で切り換えら
れ、主画面に副画面が重畳して出力される。重畳部32
からの信号(輝度信号及び色差信号)は、映像出力部3
3にてRGB信号に変換され、CRT(陰極線管)35
に映出される。
【0023】以上の構成により、主画面処理回路27及
び副画面処理回路31における水平方向の時間軸圧縮率
を1/2に設定すれば、図10(b) に示すような画像を
表示することができる。
【0024】ここで、放送により送られてくるテレビジ
ョン信号及び外部入力されるビデオ信号は、NTSC方
式によるものとするが、その他の標準的なテレビジョン
方式の場合も同様である。これらのテレビジョン標準方
式には、一般的に飛び越し走査(インターレース、特に
2:1インターレース)方式が用いられている。これ
は、あるフィールドで表示した走査線と走査線の中間に
次のフィールドの走査線を配置する表示方式であり、2
度の走査で1枚の画面を伝送するので、一度に伝送する
情報量が少なくてすむ。
【0025】このような走査方式を実現するためには、
入力信号の垂直周期を水平周期の(n+(1/2))倍に
すればよい。ここで、nは整数で、NTSC方式では、
n=262である。
【0026】ところで、テレビジョン受像機の外部ビデ
オ入力端子に接続するビデオ機器(アンテナ端子に接続
するビデオ機器も同様)の中には、上記のような飛び越
し走査を行わないものも存在している。このようなビデ
オ機器の出力する映像信号では、垂直周期又は水平周期
又はそれらの両方が標準テレビジョン方式(例えばNT
SC信号規格)のものに対して僅かに異なっており、垂
直周期が水平周期の整数倍となっている。例えば、テレ
ビゲーム機の信号は、NTSC信号規格のインターレー
ス関係が成り立たず、走査線数が262本のノンインタ
ーレース信号である(従って、1フィールド(1/60秒)
ごとに即ち第1のフィールドと第2のフィールドとで2
62本ずつ同一走査線上を走査する)。このような非標
準信号は、家庭用テレビゲーム機等の文字や図形を主体
に表示させるものが多い。
【0027】上記のようなテレビゲーム信号のようなノ
ンインターレース信号を、2画面機能のない従来のテレ
ビジョン受像機で受像した場合、偏向回路部の動作はノ
ンインターレース走査となり、問題なく受像できる。
【0028】しかしながら、図11で説明した2画面同
時に受像可能なテレビジョン受像機においては、少々複
雑になる。
【0029】まず、主画面,副画面ともにインターレー
ス走査を行う(即ち、垂直周期が水平周期の(n+(1/
2))倍という関係を満足している)信号の場合、偏向
回路部は主画面の同期信号によりインターレース走査で
動作しており、副画面もインターレース走査すべき信号
であるので、主画面,副画面ともに従来のテレビジョン
受像機と同様にインターレース走査で表示される。
【0030】主画面,副画面ともにインターレース走査
を行わない信号の場合、偏向回路部は主画面の同期信号
によりノンインターレース走査で動作するので、同様に
両画面ともノンインターレース走査となり、従来のテレ
ビジョン受像機と同様に問題なく受像できる。
【0031】ところが、主画面がノンインターレース走
査、副画面がインターレース走査の場合は、偏向回路部
は主画面の同期信号によりノンインターレース走査で動
作するので主画面は問題なく受像できるが、副画面にお
いてはインターレース走査すべき入力映像信号をノンイ
ンターレース走査で表示することになる。即ち、副画面
のインターレース信号における偶数フィールドと奇数フ
ィールドの走査線が重なって表示されてしまい、垂直方
向の解像度が入力信号に対して明らかに低下するという
不具合を生じる。
【0032】主画面がインターレース走査、副画面がノ
ンインターレース走査の場合は、同様に偏向回路部はイ
ンターレース走査で動作するので、主画面はインターレ
ース走査で問題なく受像できる。副画面については、ノ
ンインターレース走査の信号をインターレース走査して
表示することになるので、垂直方向の解像度が低下する
ことにはならないが、次に説明するような不具合が生じ
る。
【0033】図12(a) 〜(e) に、上記の不具合を説明
する。“A”という文字を表示する場合について考え
る。
【0034】図12(a) は、テレビゲーム信号のような
ノンインターレース走査の非標準信号と、インターレー
ス走査の標準信号を示している。実線A,B ,… ,E は
偶数フィールドの走査線、破線a ,b ,…,e は奇数フ
ィールドの走査線を示す。
【0035】図12(b) は、図12(a) に示した非標準
信号と標準信号の2つ信号をそのまま2画面同時表示で
きたとした場合の図であるが、どちらか一方が主画面と
され、もう一方が副画面とされ、しかも主画面の同期信
号に基づいて走査されるので、実際にはこのような走査
画面とはならず、主画面が非標準信号か否か(即ち標準
信号か否か)によって、図12(c) 或いは図12(d) に
示すように2画面表示される。
【0036】図12(c) は、主画面がノンインターレー
ス走査の非標準信号で、副画面がインターレース走査の
標準信号の場合である。この場合は、画面全体がノンイ
ンターレース走査されるので、主画面は正常に表示され
るが、副画面は本来インターレース走査されるべきもの
がノンインターレース走査されるので、走査線Aとa、
Bとb、……、Eとeが重なって表示され、ラインフリ
ッカが発生して、垂直方向の解像度が低下する。
【0037】図12(d) は、主画面がインターレース走
査の標準信号で、副画面がノンインターレース走査の非
標準信号の場合である。この場合は、画面全体がインタ
ーレース走査されるので、主画面は正常にインターレー
ス表示されるが、副画面は本来ノンインターレース走査
されるべきものがインターレース走査されるので、図1
2(e) のように非標準信号における第1のフィールドの
走査線とこの走査線と同じ位置に表示されるべき第2の
フィールドの走査線がpだけ上下にずれて(移動して)
表示され、文字全体が上下に細かく振動しているように
見え、見苦しくなる。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、多画面テ
レビジョン受像機においては、同時に受像しようとする
2つの映像信号のどちらか一方に含まれる同期信号によ
り偏向を行うので、2つの映像信号のうち一方がインタ
ーレース信号、他方がノンインターレース信号である場
合、何れの同期信号を用いて偏向を行っても、同期信号
を用いなかった方の映像信号の品位が低下するという問
題があった。特に、主画面がノンインターレース信号で
副画面がインターレース信号の場合は、ノンインターレ
ース走査が行われ、主画面も副画面も両方とも画質が悪
くなる。
【0039】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、イン
ターレース信号とノンインターレース信号を同時に表示
する場合、画質の劣化の少ない多画面テレビジョン受像
機を提供することを目的とするものである。
【0040】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
第1,第2の映像信号をそれぞれ主画面,副画面として
陰極線管に表示する多画面テレビジョン受像機であっ
て、入力として供給される複数の映像信号から、主画面
用,副画面用の第1,第2の映像信号を選択して出力す
る入力信号切換手段と、前記第1,第2の映像信号の一
方がノンインターレース信号であるか否かを判別する判
別手段と、前記判別手段で、前記第1,第2の映像信号
のどちらか一方がノンインターレース信号であると判別
した場合、副画面用の第2の映像信号がノンインターレ
ース信号となるように前記入力信号切換手段を切換制御
する切換制御手段と、前記入力信号切換手段からの主画
面用の第1の映像信号を、Y/C分離,色復調,画像圧
縮及び同期分離する主画面処理手段と、この主画面処理
手段からの同期信号に基づき、前記陰極線管を偏向する
ための偏向処理手段と、前記入力信号切換手段からの副
画面用の第2の映像信号を、Y/C分離,色復調及び画
像圧縮する副画面処理手段と、前記主画面処理手段から
の主画面信号と前記副画面処理手段からの副画面信号を
重畳する重畳手段と、この重畳手段からの輝度信号及び
色差信号をRGB信号に変換して、前記陰極線管に供給
する映像出力手段とを具備したものである。
【0041】請求項2記載の発明は、第1,第2の映像
信号をそれぞれ主画面,副画面として陰極線管に表示す
る多画面テレビジョン受像機であって、ノンインターレ
ース信号発生源を含む複数の映像信号ソースから複数の
映像信号を入力し、主画面用,副画面用の第1,第2の
映像信号を選択して出力する入力信号切換手段と、前記
ノンインターレース信号発生源からの映像信号が前記第
1又は第2の映像信号として選択される場合、そのノン
インターレース信号発生源からの映像信号が、副画面用
の第2の映像信号となるように前記入力信号切換手段を
切換制御する切換制御手段と、前記入力信号切換手段か
らの主画面用の第1の映像信号を、Y/C分離,色復
調,画像圧縮及び同期分離する主画面処理手段と、この
主画面処理手段からの同期信号に基づき、前記陰極線管
を偏向するための偏向処理手段と、前記入力信号切換手
段からの副画面用の第2の映像信号を、Y/C分離,色
復調及び画像圧縮する副画面処理手段と、前記主画面処
理手段からの主画面信号と前記副画面処理手段からの副
画面信号を重畳する重畳手段と、この重畳手段からの輝
度信号及び色差信号をRGB信号に変換して、前記陰極
線管に供給する映像出力手段とを具備したものである。
【0042】請求項3記載の発明は、第1,第2の映像
信号をそれぞれ主画面,副画面として陰極線管に表示す
る多画面テレビジョン受像機であって、ノンインターレ
ース信号専用入力端子を含む複数の映像信号入力端子か
ら複数の映像信号を入力し、主画面用,副画面用の第
1,第2の映像信号を選択して出力する入力信号切換手
段と、前記ノンインターレース信号専用入力端子に信号
入力があるか否かを検出する検出手段と、この検出手段
が前記ノンインターレース信号専用入力端子に信号入力
があることを検出した場合、そのノンインターレース信
号専用入力端子からの映像信号が、副画面用の第2の映
像信号となるように前記入力信号切換手段を切換制御す
る切換制御手段と、前記入力信号切換手段からの主画面
用の第1の映像信号を、Y/C分離,色復調,画像圧縮
及び同期分離する主画面処理手段と、この主画面処理手
段からの同期信号に基づき、前記陰極線管を偏向するた
めの偏向処理手段と、前記入力信号切換手段からの副画
面用の第2の映像信号を、Y/C分離,色復調及び画像
圧縮する副画面処理手段と、前記主画面処理手段からの
主画面信号と前記副画面処理手段からの副画面信号を重
畳する重畳手段と、この重畳手段からの輝度信号及び色
差信号をRGB信号に変換して、前記陰極線管に供給す
る映像出力手段とを具備したものである。
【0043】請求項4記載の発明は、第1,第2の映像
信号をそれぞれ主画面,副画面として陰極線管に表示す
る多画面テレビジョン受像機であって、入力として供給
される複数の映像信号から、主画面用,副画面用の第
1,第2の映像信号を選択して出力する入力信号切換手
段と、前記第1,第2の映像信号の一方がノンインター
レース信号であるか否かを判別する判別手段と、前記判
別手段で、前記第1,第2の映像信号のどちらか一方が
ノンインターレース信号であると判別した場合、副画面
用の第2の映像信号がノンインターレース信号となるよ
うに前記入力信号切換手段を切換制御すると共に、ブラ
ンキング制御信号を出力する制御手段と、前記入力信号
切換手段からの主画面用の第1の映像信号を、Y/C分
離,色復調,画像圧縮及び同期分離する主画面処理手段
と、この主画面処理手段からの同期信号に基づき、前記
陰極線管を偏向するための偏向処理手段と、前記入力信
号切換手段からの副画面用の第2の映像信号を、Y/C
分離,色復調及び画像圧縮し、副画面用信号を生成する
副画面処理手段と、前記判別手段で、前記第1,第2の
映像信号のどちらか一方がノンインターレース信号であ
ると判別した場合、前記制御手段からのブランキング制
御信号と前記主画面処理手段からの同期信号に基づき、
1フィールドおきにブランキングをかけるためのブラン
キング信号を出力するブランキング信号生成手段と、こ
のブランキング信号作成手段からのブランキング信号に
基づき、前記副画面処理手段からの副画面用信号に1フ
ィールドおきにブランキングをかけることが可能なブラ
ンキング手段と、前記主画面処理手段からの主画面信号
と前記ブランキング手段からの副画面信号を重畳する重
畳手段と、この重畳手段からの輝度信号及び色差信号を
RGB信号に変換して、前記陰極線管に供給する映像出
力手段とを具備したものである。
【0044】請求項5記載の発明は、請求項4記載の多
画面テレビジョン受像機において、前記ブランキング信
号生成手段は、前記主画面処理手段からの垂直同期信号
を分周して、1フィールドごとに反転するブランキング
信号を生成する分周回路と、この分周回路からのブラン
キング信号と前記制御手段からのブランキング制御信号
とを入力し、前記ブランキング信号の出力許可を前記ブ
ランキング制御信号にて制御するアンド回路とから構成
されることを特徴とする。
【0045】請求項6記載の発明は、請求項1又は4記
載の多画面テレビジョン受像機において、前記判別手段
は、前記第1の映像信号がインターレース信号か或いは
ノンインターレース信号であるかを判別する第1の判別
手段と、前記第2の映像信号がインターレース信号か或
いはノンインターレース信号であるかを判別する第2の
判別手段とで構成されることを特徴とする。
【0046】請求項7記載の発明は、請求項1,2,3
又は4記載の多画面テレビジョン受像機において、前記
重畳手段を、前記陰極線管の前段に配置し、前記主画面
処理手段及び前記副画面処理手段の後段にそれぞれ、前
記主画面処理手段及び前記副画面処理手段の出力をRG
B信号へ変換する第1,第2の映像出力手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0047】
【作用】請求項1記載の発明によれば、インターレース
/ノンインターレース判別手段を設けて、主画面,副画
面のどちらか一方がノンインターレース信号であった場
合、偏向系の基準となる主画面側の信号をインターレー
ス信号とし、副画面側の信号をノンインターレース信号
となるように、切換制御手段で入力信号切換手段を自動
的に切り換える。これにより、主画面の偏向処理がノン
インターレース走査で行われてしまうと副画面がインタ
ーレース信号の場合に第1,第2フィールドの走査線が
重なって見ずらくなるという従来の欠点を解消できる。
本発明では、主画面,副画面のどちらか一方がノンイン
ターレース信号であった場合、副画面にはノンインター
レース信号が入力されるが、走査はインターレースとな
り、フィールドごとに走査線がずれてラインフリッカを
生ずるが、主画面のインターレース画面には画質劣化を
生じない。
【0048】請求項2記載の発明によれば、例えば文字
多重デコーダ内蔵のテレビジョン受像機など、ノンイン
ターレース信号発生源を内蔵したテレビジョン受像機を
想定した場合、主画面,副画面の一方にノンインターレ
ース信号発生源からの信号を選択した場合、副画面側が
ノンインターレース信号発生源からの信号となるよう
に、切換制御手段で入力信号切換手段を自動的に切り換
えるものである。この場合は、インターレース/ノンイ
ンターレース判別手段を設けなくてもよく、切換制御手
段によって入力信号切換手段がノンインターレース信号
発生源からの信号を選択していると、切換制御手段は入
力信号切換手段を上記の如く自動的に切換制御するもの
である。
【0049】請求項3記載の発明は、入力信号切換手段
にノンインターレース信号専用入力端子(テレビゲー
ム,文字多重デコーダ専用入力端子等)を設けた場合に
有用な構成である。この場合も、インターレース/ノン
インターレース判別手段を設けなくてもよく、このノン
インターレース信号専用入力端子に入力があるか否かの
みを検出手段で検出し、信号が入力されていれば、副画
面側がノンインターレース信号専用入力端子からの信号
となるように切換制御手段で入力信号切換手段を自動的
に切換制御するものである。
【0050】請求項4記載の発明によれば、主画面,副
画面の一方の信号としてノンインターレース信号が選択
されている場合、主画面がインターレース信号となり副
画面がノンインターレース信号となり、主画面はインタ
ーレース走査されて画質の劣化を生じないと共に、副画
面のノンインターレース信号には1フィールドおきにブ
ランキングをかけるので、副画面のノンインターレース
信号がインターレース走査される際にフィールドごとに
走査線がずれてラインフリッカが生じる請求項1〜3の
欠点を軽減することができる。
【0051】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の第1の実施例の多画面テレビジョン受像機
の要部構成を示すブロック図である。図8と同一要素に
は同一符号を付して説明する。
【0052】図1で、複数(図では4つ)の入力端子
1,2,3,4には複数の信号ソース(映像検波回路や
外部ビデオ機器など)から複数の複合カラー映像信号
a,b,c,dが供給され、入力信号切換部5に入力さ
れるようになっている。入力信号切換部5では、切換制
御部6からの制御信号に基づいて、これら4つの映像信
号のうちから主画面用,副画面用の各映像信号f,gを
選択して出力し、それぞれ、主画面処理回路7,副画面
処理回路8に供給する。主画面用,副画面用の各映像信
号f,gは、主画面処理回路7,副画面処理回路8に供
給される一方、判別回路14に供給されている。判別回
路14は、映像信号f,gの一方がノンインターレース
信号であるか否かを判別するものである。判別回路14
は、主画面用の映像信号fがインターレース信号か或い
はノンインターレース信号であるかを判別する主画面用
インターレース/ノンインターレース判別部14Aと、
副画面用の映像信号gがインターレース信号か或いはノ
ンインターレース信号であるかを判別する副画面用イン
ターレース/ノンインターレース判別部14Bとで構成
されている。切換制御部6は、判別回路14で、映像信
号f,gのどちらか一方がノンインターレース信号であ
ると判別した場合、副画面用の映像信号gがノンインタ
ーレース信号となるように前記入力信号切換部5を切換
制御する。主画面処理回路7は、主画面用映像信号fを
入力しY/C分離,色復調及び同期分離を行う主画面ビ
デオ・クロマ処理部7Aと、主画面ビデオ・クロマ処理
部7Aからの輝度信号及び色差信号を入力しこれらの信
号の映像(絵柄)期間を水平方向に時間軸圧縮して出力
する主画面圧縮部7Bで構成されている。また、副画面
処理回路8は、副画面用映像信号gを入力しY/C分離
及び色復調を行う主画面ビデオ・クロマ処理部8Aと、
副画面ビデオ・クロマ処理部8Aからの輝度信号及び色
差信号を入力しこれらの信号を水平方向及び/又は垂直
方向に圧縮して出力することが可能な副画面圧縮部8B
で構成されている。主画面処理回路7からの主画面用信
号(輝度信号及び色信号)は、重畳部9で副画面処理回
路8からの副画面用信号(輝度信号及び色信号)と重畳
され、さらに映像出力部10にてR(赤),G(緑),
B(青)の3原色信号に変換されてCRT(陰極線管)
12に供給され、映出される。
【0053】前記主画面ビデオ・クロマ処理部7Aにて
分離又は作成された同期信号eは、偏向処理部11に供
給されており、偏向処理部11はこの主画面側の同期信
号eに基づいてCRT12の偏向ヨーク13に水平,垂
直の偏向電流を流し、偏向処理を行う。
【0054】以上の構成において、例えば、主画面処理
回路7で主画面の映像(絵柄)期間を約半分に圧縮し、
残った映像期間に主画面と同等の大きさの副画面を出力
しようとする場合に、入力信号切換部5の2つの出力を
判別回路14でインターレース/ノンインターレース判
別し、どちらか一方がノンインターレース信号であった
場合には、主画面側の映像信号fがインターレース、副
画面側の映像信号gがノンインターレース信号となるよ
うに切換制御部6で入力信号切換部5を切換制御する。
例えば、入力信号切換部5の出力(主)がノンインター
レース,出力(副)がインターレースであると検出した
場合は、映像信号fがインターレース,映像信号gがノ
ンインターレースとなるように入力信号切換部5を切換
制御する。従って、主画面ビデオ・クロマ処理部7Aか
ら偏向処理部11に供給される同期信号eは、常にイン
ターレースとなるため、画面全体の走査はインターレー
スで行われる。
【0055】本実施例によれば、インターレース/ノン
インターレース判別回路14を設けて、主画面,副画面
のどちらか一方がノンインターレース信号であった場
合、偏向系の基準となる主画面側の信号をインターレー
ス信号とし、副画面側の信号をノンインターレース信号
となるように、入力信号切換部5を自動的に切り換える
ので、従来の欠点であった、主画面の偏向処理がノンイ
ンターレース走査で行われてしまうと副画面がインター
レース信号の場合に第1,第2フィールドの走査線が重
なって見ずらくなるという欠点を解消できる。本実施例
では、主画面,副画面のどちらか一方がノンインターレ
ース信号であった場合、副画面にはノンインターレース
信号が入力されるが、走査はインターレースとなり、フ
ィールドごとに走査線がずれてラインフリッカを生ずる
が、主画面のインターレース画面には画質劣化を生じな
い。
【0056】図2(a) に、図1の入力信号切換部5及び
切換制御部6の具体的な構成例を示し、図2(b) に、入
力信号切換部5の構成例を示す。
【0057】図2(a) において、入力信号切換部5及び
切換制御部6はそれぞれICチップ化されている。入力
信号切換部5は通常、AV切換回路とも呼ばれるもので
あり、切換制御部6はマイクロコンピュータで構成され
ている。切換制御部6の入力ポート1,2には判別部1
4A,14Bからのインターレース/ノンインターレー
ス判別信号が入力され、入力ポート3には図示しないキ
ー入力手段から主副2つの入力を選択すべく指示する信
号が入力されるようになっている。入力信号切換部5の
入力端1,2,3,4には4つの入力信号a,b,c,
dがそれぞれ供給され、出力端から主画面用,副画面用
の映像信号f,gが出力され、しかも4つの入力信号
a,b,c,dのうちの2つの信号が、切換制御部6か
らIICバスを介してクロック(CLOCK)と共に送
られてくる切換制御データ(DATA)に基づいて選択
出力されるが、このとき選択された入力のうち1つがノ
ンインターレース信号でもう1つがインターレース信号
の場合は、出力fがインターレース信号、出力gがノン
インターレース信号となるように出力f,gが決定され
るようになっている。これは判別部14A,14Bが出
力f,gの信号方式を判別し、どちらか一方がノンイン
ターレース信号であると判別することによって実行され
る。
【0058】図2(b) において、入力信号切換部5は、
切換制御部6からの切換制御データ(DATA)をクロ
ック(CLOCK)を用いてデコードするためのデコー
ダ51と、4つの入力端V,W,X,Yに入力信号a,
b,c,dを入力し該信号a〜dから1つを選択し出力
端Zに主画面用の映像信号を出力する選択回路52と、
4つの入力端V,W,X,Yに入力信号a,b,c,d
を入力し該信号a〜dから1つを選択し出力端Zに副画
面用の映像信号を出力する選択回路53と、入力端Lに
選択回路52の出力信号を入力しもう一方の入力端Mに
は選択回路53の出力信号を入力し出力端Nに主画面用
の映像信号fを出力する(主画面,副画面用の映像信号
の一方がノンインターレース信号の場合にはインターレ
ース信号が入力されている入力端L又はMの一方が選択
され、出力としてインターレース信号が出力される)主
副切換用スイッチ回路54と、入力端Lに選択回路53
の出力信号を入力しもう一方の入力端Mには選択回路5
2の出力信号を入力し出力端Nに副画面用の映像信号g
を出力する(主画面,副画面用の映像信号の一方がノン
インターレース信号の場合にはノンインターレース信号
が入力されている入力端L又はMの一方が選択され、出
力としてノンインターレース信号が出力される)主副切
換用スイッチ回路55とを具備した構成となっている。
【0059】図2(b) の構成によれば、出力f,gのど
ちらか一方がノンインターレース信号であるとこれを判
別部14A,14Bが判別して、マイクロコンピュータ
6が切換制御データ(DATA)としてデコーダ51に
供給し、デコーダ51が主副切換用スイッチ回路54,
55を制御して、インターレース信号が出力fとなりノ
ンインターレース信号が出力gとなるようにスイッチ5
4,55の切り換え設定を行う。
【0060】図3は、本発明の第2の実施例の多画面テ
レビジョン受像機の要部構成を示すブロック図である。
【0061】図3の実施例では、図1の実施例における
重畳部9を、陰極線管12の直前に配置し、図1の実施
例における主画面処理回路7及び副画面処理回路8の後
段にそれぞれ、前記主画面処理回路7及び前記副画面処
理回路8の各出力をRGB信号へ変換して重畳部9に出
力する第1,第2の映像出力部10A,10Bを配置し
たものである。その他の構成は、図1と同様であり、図
1と同様な作用効果を得ることができる。
【0062】図4は、本発明の第3の実施例の多画面テ
レビジョン受像機の要部構成を示すブロック図である。
【0063】図4の実施例は、例えば文字多重デコーダ
内蔵テレビジョン受像機など、ノンインターレース信号
発生部を内蔵したテレビジョン受像機に対して有用な構
成を示すものである。
【0064】入力信号切換部5Aは、ノンインターレー
ス信号発生部15を含む複数の映像信号ソースから複数
の映像信号a,b,c,dを入力し、主画面用,副画面
用の映像信号f,gを選択して出力するものである。映
像信号aの入力端が常に前記ノンインターレース信号発
生部15の出力端に接続されている。
【0065】切換制御部6Aは、前記ノンインターレー
ス信号発生部15からの映像信号が主画面用又は副画面
用の映像信号として選択される場合(図示しないキー入
力手段からの入力切換え指示によって選択される場
合)、ノンインターレース信号発生部15からの映像信
号aが、副画面用の映像信号gとなるように前記入力信
号切換部5Aを切換制御する。その他の構成は図1と同
様である。
【0066】上記の構成では、入力信号切換部5Aは、
4つの入力a〜dのうちの入力aとして、ノンインター
レース信号発生部15からノンインターレースの映像信
号が入力されるようになっている場合に、切換制御部6
Aからの入力切換え指示に基づいて、入力信号切換部5
Aが主画面用又は副画面用の信号としてノンインターレ
ース信号発生部15からの信号を選択した場合には、副
画面側の映像信号gがノンインターレース信号となるよ
うに切換制御部6Aで入力信号切換部5Aを切換制御す
る。この場合は、図1,図2に示したインターレース/
ノンインターレース判別回路14を設けなくてもよく、
切換制御部6Aによって入力信号切換部5Aがノンイン
ターレース信号発生部15からの信号を選択している
と、切換制御部6Aは入力信号切換部5Aを自動的に切
換制御する。ただし、入力b,c,dにノンインターレ
ース信号が入力されても検出できない。
【0067】図5は、本発明の第4の実施例の多画面テ
レビジョン受像機の要部構成を示すブロック図である。
【0068】図5の実施例は、入力信号切換部にノンイ
ンターレース信号専用入力端子(テレビゲーム,文字多
重デコーダ専用入力端子など)を設けた場合である。
【0069】入力信号切換部5Bは、ノンインターレー
ス信号専用入力端子16を含む複数の映像信号入力端子
16,1,2,3,4から複数の映像信号h,a,b,
c,dを入力し、主画面用,副画面用の映像信号f,g
を選択して出力するものである。検出部17は、前記ノ
ンインターレース信号専用入力端子16に信号入力があ
るか否かを検出し、該検出信号を切換制御部6Bに出力
するものである。
【0070】切換制御部6Bは、この検出部17が前記
ノンインターレース信号専用入力端子16に信号入力が
あることを検出した場合、ノンインターレース信号専用
入力端子16からの映像信号hが、副画面用の映像信号
gとなるように前記入力信号切換部5Bを切換制御す
る。その他の構成は図1と同様である。
【0071】上記の構成では、図1,図2に示したイン
ターレース/ノンインターレース判別回路14を設けな
くてもよく、このノンインターレース信号専用入力端子
16に入力があるか否かのみを検出部17で検出し、ノ
ンインターレース信号hが入力されていれば、副画面側
がノンインターレース信号となるように切換制御部6B
によって入力信号切換部5Bを切換制御する。ただし、
入力a,b,c,dにノンインターレース信号が入力さ
れても検出できない。
【0072】以上図1乃至図5の実施例では、主画面,
副画面のどちらか一方がノンインターレース信号であっ
た場合に、走査がノンインターレースになってしまうこ
とがなく、しかも主画面側がインターレース信号となる
ため、主画面の画質が劣化することがないという効果が
ある。
【0073】図6は、本発明の第5の実施例の多画面テ
レビジョン受像機の全体構成を示すブロック図である。
【0074】図6において、放送局より送られてくるテ
レビジョン電波を、アンテナ21で受信し、これを分配
器22で主画面用と副画面用に分配する。分配器22は
分岐器であってもよい。主画面用テレビジョン信号は、
チューナ回路23で選局及び周波数変換され、IF回路
24にて増幅及び映像検波され、主画面用映像信号とな
って出力される。この主画面用映像信号はスイッチ25
Aの一方の入力端Xに入力されている。スイッチ25A
の他方の入力端Yには外部入力端子26から外部映像信
号が入力可能となっている。外部入力としては、VTR
(ビデオテープレコーダ)やビデオディスクプレーヤ等
のビデオ機器からの映像信号である。スイッチ25Aに
よって入力端X,Yが選択されて、出力端Zに出力され
るようになっている。スイッチ25Aの出力端Zからの
主画面用映像信号37は、主副切換用スイッチ25Cの
入力端Lに供給される。主副切換用スイッチ25Cの入
力端Mには、副画面用映像信号39が供給され、主副切
換用スイッチ25Cの出力端Nからの映像信号は、主画
面処理回路27の映像処理部27Aの入力端に供給され
るようになっている。
【0075】主画面処理回路27は、主副切換用スイッ
チ25Cの出力端Nからの映像信号を入力しY/C分離
及び色復調を行う映像処理部27Aと、主画面用映像信
号37を入力し同期信号を分離する同期分離部27B
と、映像処理部27Aからの信号を水平方向に時間軸圧
縮して出力する主画面圧縮部27Cと、副画面用映像信
号39を入力し同期信号を分離する同期分離部27Dと
から構成されている。
【0076】同期分離部27B,27Cからの同期信号
はそれぞれ、同期切換用スイッチ44の入力端L,Mに
入力され、その出力端Nからの同期信号38は偏向処理
部34に供給される。
【0077】偏向処理部34は、同期切換用スイッチ4
4からの同期信号38を基に、偏向ヨーク36に適切な
タイミングで水平,垂直の偏向電流を流す。同期信号3
8は常に主画面側の同期信号となるようにスイッチ44
が切り換えられる。
【0078】一方、分配器22からの副画面用テレビジ
ョン信号も、主画面側と同じようにチューナ回路28に
て選局及び周波数変換され、さらにIF回路29にて増
幅及び映像検波され、副画面用映像信号として出力され
る。
【0079】この副画面用映像信号はスイッチ25Bの
一方の入力端Xに入力されている。スイッチ25Bの他
方の入力端Yには外部入力端子30から外部映像信号が
入力可能となっている。外部入力としては、VTR(ビ
デオテープレコーダ)やビデオディスクプレーヤ等のビ
デオ機器からの映像信号である。スイッチ25Bによっ
て入力端X,Yが選択されて、出力端Zに出力されるよ
うになっている。スイッチ25Bの出力端Zからの副画
面用映像信号39は、主副切換用スイッチ25Dの入力
端Lに供給される。主副切換用スイッチ25Dの入力端
Mには、主画面用映像信号37が供給され、主副切換用
スイッチ25Dの出力端Nからの映像信号は、副画面処
理回路31の映像処理部31Aの入力端に供給されるよ
うになっている。
【0080】副画面処理回路31は、主副切換用スイッ
チ25Dの出力端Nからの信号を入力しY/C分離及び
色復調を行う映像処理部31Aと、この映像処理部31
Aからの信号をディジタル信号に変換するA/D変換器
31Bと、このA/D変換器31Bからのディジタル信
号を書き込み水平,垂直方向に画面圧縮して出力するメ
モリ31Dと、このメモリ31Dの書き込み・読み出し
を主画面側の同期信号38に基づいてコントロールする
メモリコントローラ31Cと、画面圧縮処理された信号
をアナログ信号に変換するD/A変換器31Eとから構
成されている。副画面処理回路31からの副画面用信号
は、後述するブランキング回路46を経て重畳部32の
一方の入力端に供給されている。
【0081】一方、映像信号37,38は同期分離部2
7B,27Dによりそれぞれの同期信号のみが分離さ
れ、インターレース/ノンインターレース判別回路40
に入力される。判別回路40は、前記映像信号37,3
9の一方がノンインターレース信号であるか否かを判別
するもので、同期分離部27Bからの同期信号がノンイ
ンターレース信号であるか否かを判別する判別部41
と、同期分離部27Dからの同期信号がノンインターレ
ース信号であるか否かを判別する判別部42とで構成さ
れている。判別部41,42は、それぞれの同期信号の
水平同期と垂直同期の関係から、入力されたそれぞれの
映像信号がインターレース走査のものかノンインターレ
ースのものかを判別し、判別結果を制御手段としてのマ
イクロコンピュータ43に入力する。該マイクロコンピ
ュータ43は、判別部41,42からの判別信号によ
り、映像信号37,39のうちどちらか一方がノンイン
ターレース信号でもう一方がインターレース信号である
ときは、副画面について1フィールドおきにブランキン
グを行うためのブランキング制御信号49を出力し、ブ
ランキング信号生成回路45に供給する。ブランキング
信号生成回路45は、ブランキング制御信号49がハイ
レベル”H”のときは、同期切換用スイッチ44からの
主画面用同期信号38に基づき、副画面の偶数フィール
ドあるいは奇数フィールドの一方に対してブランキング
をかけるためのブランキング信号50を出力して、前記
ブランキング回路46に供給している。ブランキング回
路46は、副画面処理回路31からの副画面用信号を入
力し、前記映像信号37,39の一方がノンインターレ
ース信号である場合には、前記ブランキング信号50に
より該副画面用信号に対して1フィールドおきのブラン
キングをかけて出力し、前記映像信号37,39の両方
がノンインターレース信号であるかインターレース信号
である場合には該副画面用信号に対して1フィールドお
きのブランキングをかけることなく偶数フィールド,奇
数フィールドともに出力する機能を有するものである。
【0082】主画面処理回路27からの主画面用信号と
副画面処理回路31からブランキング回路46を通した
副画面用信号は、高速スイッチ回路で構成される重畳部
32により高速で切り換えられ、主画面に副画面が重畳
して出力される。重畳部32からの信号(輝度信号及び
色差信号)は、映像出力部33にてRGB信号に変換さ
れ、CRT(陰極線管)35に映出される。
【0083】前記マイクロコンピュータ43は、スイッ
チ25C,25D,44,メモリコントローラ31C,
重畳部32,主画面圧縮部27Cの各動作を制御できる
ものとする。また、該マイクロコンピュータ43は、ス
イッチ25A,25Bの制御、チューナ回路23,28
の選局制御、ユーザーコントロールによる映像処理部2
7A,31Aの制御等に用いてもよい。
【0084】図7に、前記ブランキング信号生成回路4
5の一例を示す。
【0085】図7において、入力端子61にはマイクロ
コンピュータ43からのブランキング制御信号49が入
力され、アンド回路64の一方の入力端に供給される。
また、、入力端子62には同期切換用スイッチ44で選
択された主画面の垂直同期信号が入力され、分周回路6
3を経てアンド回路64の他方の入力端に供給される。
分周回路63では、入力される垂直同期信号が1フィー
ルドごとに反転する信号となって出力される。アンド回
路64では、分周回路63からの1フィールドごとに反
転するブランキング信号を、ブランキング制御信号49
のハイレベル,ローレベルによって、出力許可したり出
力禁止したりする制御を行っている。
【0086】図7の回路で、副画面の1フィールドごと
のブランキングが必要な場合には、ブランキング制御信
号49をハイレベル”H”にすることにより、アンド回
路64に対して1フィールドごとに反転するブランキン
グ信号の出力が許可され、ブランキング回路46に1フ
ィールドごとに反転するブランキング信号が供給され、
CRT35に映出される副画面は偶数フィールド又は奇
数フィールドのどちらか一方のみ表示される。
【0087】図6の動作を説明する。いま、スイッチ2
5C,25D,44が全て”L”側に切り換わっている
ものとする。主画面用映像信号47はスイッチ25Cに
より映像信号37が選択され、同様に副画面用映像信号
48はスイッチ25Dにより映像信号39が選択されて
いる。また、偏向処理部34で使用する同期信号には、
主画面用に選択された映像信号37から分離された同期
信号がスイッチ44により選択されている。このとき、
両方の映像信号がインターレース走査を行う映像信号で
あるか、または両方の映像信号がインターレース走査を
行わないノンインターレース走査の映像信号ならば特に
問題はない。このとき、マイクロコンピュータ43はブ
ランキング制御信号49によりブランキング信号40が
出力されないようにする。よって、ブランキング回路4
6は動作せず、副画面は偶数フィールド、奇数フィール
ドともに表示される。
【0088】次に、映像信号37がインターレース走
査、映像信号39がノンインターレース走査の場合を考
える。この場合、インターレース走査をしている側の信
号が主画面として選択されているので、スイッチ25
C,25D,44はそのままでよい。このとき、マイク
ロコンピュータ43はブランキング制御信号49により
ブランキング信号50が出力されるようにする。よっ
て、ブランキング回路46が動作し、副画面は偶数フィ
ールドまたは奇数フィールドのどちらか一方のみ表示さ
れ、疑似的にノンインターレース走査となる。
【0089】さらに、映像信号37がノンインターレー
ス走査、映像信号39がインターレース走査の場合を考
える。この場合、ノンインターレース走査している側の
信号が主画面として選択されているので、スイッチ25
C,25Dを”M”側に切り換え、インターレース走査
をしている側の信号が主画面になるようにする。また、
スイッチ44も”M”側に切り換え、主画面になった側
の同期信号を選択し、偏向処理部34に供給する。さら
に、マイクロコンピュータ43はブランキング制御信号
49によりブランキング信号50が出力されるように
し、ブランキング回路46が動作し、副画面は偶数フィ
ールドまたは奇数フィールドのどちらか一方のみ表示さ
れ、疑似的にノンインターレース走査となる。
【0090】以上の図6の実施例によれば、インターレ
ース走査を行う映像信号とインターレース走査を行わな
い映像信号を同時に表示させる場合に、画面全体をイン
ターレース走査すると共に、インターレース走査を行わ
ない映像を表示する領域に1フィールドおきにブランキ
ングをかけて疑似的にノンインターレース走査させるこ
とができるので、インターレース走査を行う主画像の垂
直解像度の低下や、インターレース走査を行わない副映
像の見苦しさのない、鮮明な映像を得ることができる。
【0091】尚、以上の実施例では、2画面テレビジョ
ン受像機について説明したが、本発明は3画面以上を同
時に表示するテレビジョン受像機においても同様に適用
できる。また、文字多重放送を受信する機能を持ち、副
画面に文字多重放送を復調した映像信号を映す場合も同
様である。
【0092】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、イン
ターレース走査信号とノンインターレース走査信号を同
時に表示する場合、画質の劣化の少ない多画面表示を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の多画面テレビジョン受
像機の要部構成を示すブロック図。
【図2】図1における切換制御部及び入力信号切換部の
具体的構成の一例を示す図。
【図3】本発明の第2の実施例の多画面テレビジョン受
像機の要部構成を示すブロック図。
【図4】本発明の第3の実施例の多画面テレビジョン受
像機の要部構成を示すブロック図。
【図5】本発明の第4の実施例の多画面テレビジョン受
像機の要部構成を示すブロック図。
【図6】本発明の第5の実施例の多画面テレビジョン受
像機の全体構成を示すブロック図。
【図7】図6におけるブランキング信号生成回路の具体
的構成の一例を示す図。
【図8】従来の多画面テレビジョン受像機の要部構成を
示すブロック図。
【図9】主画面と副画面のどちらもインターレース信号
の場合の走査線構造、及び主画面がノンインターレース
信号で副画面がインターレース信号の場合の走査線構造
を示す図。
【図10】多画面テレビジョン受像機の各種表示方法を
示す図。
【図11】他の従来例の多画面テレビジョン受像機の全
体構成を示すブロック図。
【図12】主画面と副画面とで異なった走査方式の信号
を表示する場合の不具合を更に詳しく説明する図。
【符号の説明】
1,2,3,4…入力端子 5,25…入力信号切換部(入力信号切換手段) 6…切換制御部(切換制御手段) 7,27…主画面処理回路(主画面処理手段) 8,31…副画面処理回路(副画面処理手段) 9…重畳部(重畳手段) 10…映像出力部(映像出力手段) 11…偏向処理部(偏向処理手段) 12…陰極線管 14,40…判別回路(判別手段) 15…ノンインターレース信号発生部(ノンインターレ
ース信号発生源) 17…検出部(検出手段) 45…ブランキング信号生成回路(ブランキング信号生
成手段) 46…ブランキング回路(ブランキング手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/18 U 9/74 A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1,第2の映像信号をそれぞれ主画面,
    副画面として陰極線管に表示する多画面テレビジョン受
    像機であって、 入力として供給される複数の映像信号から、主画面用,
    副画面用の第1,第2の映像信号を選択して出力する入
    力信号切換手段と、 前記第1,第2の映像信号の一方がノンインターレース
    信号であるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段で、前記第1,第2の映像信号のどちらか
    一方がノンインターレース信号であると判別した場合、
    副画面用の第2の映像信号がノンインターレース信号と
    なるように前記入力信号切換手段を切換制御する切換制
    御手段と、 前記入力信号切換手段からの主画面用の第1の映像信号
    を、Y/C分離,色復調,画像圧縮及び同期分離する主
    画面処理手段と、 この主画面処理手段からの同期信号に基づき、前記陰極
    線管を偏向するための偏向処理手段と、 前記入力信号切換手段からの副画面用の第2の映像信号
    を、Y/C分離,色復調及び画像圧縮する副画面処理手
    段と、 前記主画面処理手段からの主画面信号と前記副画面処理
    手段からの副画面信号を重畳する重畳手段と、 この重畳手段からの輝度信号及び色差信号をRGB信号
    に変換して、前記陰線管に供給する映像出力手段とを具
    備したことを特徴とする多画面テレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】第1,第2の映像信号をそれぞれ主画面,
    副画面として陰極線管に表示する多画面テレビジョン受
    像機であって、 ノンインターレース信号発生源を含む複数の映像信号ソ
    ースから複数の映像信号を入力し、主画面用,副画面用
    の第1,第2の映像信号を選択して出力する入力信号切
    換手段と、 前記ノンインターレース信号発生源からの映像信号が前
    記第1又は第2の映像信号として選択される場合、その
    ノンインターレース信号発生源からの映像信号が、副画
    面用の第2の映像信号となるように前記入力信号切換手
    段を切換制御する切換制御手段と、 前記入力信号切換手段からの主画面用の第1の映像信号
    を、Y/C分離,色復調,画像圧縮及び同期分離する主
    画面処理手段と、 この主画面処理手段からの同期信号に基づき、前記陰極
    線管を偏向するための偏向処理手段と、 前記入力信号切換手段からの副画面用の第2の映像信号
    を、Y/C分離,色復調及び画像圧縮する副画面処理手
    段と、 前記主画面処理手段からの主画面信号と前記副画面処理
    手段からの副画面信号を重畳する重畳手段と、 この重畳手段からの輝度信号及び色差信号をRGB信号
    に変換して、前記陰極線管に供給する映像出力手段とを
    具備したことを特徴とする多画面テレビジョン受像機。
  3. 【請求項3】第1,第2の映像信号をそれぞれ主画面,
    副画面として陰極線管に表示する多画面テレビジョン受
    像機であって、 ノンインターレース信号専用入力端子を含む複数の映像
    信号入力端子から複数の映像信号を入力し、主画面用,
    副画面用の第1,第2の映像信号を選択して出力する入
    力信号切換手段と、 前記ノンインターレース信号専用入力端子に信号入力が
    あるか否かを検出する検出手段と、 この検出手段が前記ノンインターレース信号専用入力端
    子に信号入力があることを検出した場合、そのノンイン
    ターレース信号専用入力端子からの映像信号が、副画面
    用の第2の映像信号となるように前記入力信号切換手段
    を切換制御する切換制御手段と、 前記入力信号切換手段からの主画面用の第1の映像信号
    を、Y/C分離,色復調,画像圧縮及び同期分離する主
    画面処理手段と、 この主画面処理手段からの同期信号に基づき、前記陰極
    線管を偏向するための偏向処理手段と、 前記入力信号切換手段からの副画面用の第2の映像信号
    を、Y/C分離,色復調及び画像圧縮する副画面処理手
    段と、 前記主画面処理手段からの主画面信号と前記副画面処理
    手段からの副画面信号を重畳する重畳手段と、 この重畳手段からの輝度信号及び色差信号をRGB信号
    に変換して、前記陰極線管に供給する映像出力手段とを
    具備したことを特徴とする多画面テレビジョン受像機。
  4. 【請求項4】第1,第2の映像信号をそれぞれ主画面,
    副画面として陰極線管に表示する多画面テレビジョン受
    像機であって、 入力として供給される複数の映像信号から、主画面用,
    副画面用の第1,第2の映像信号を選択して出力する入
    力信号切換手段と、 前記第1,第2の映像信号の一方がノンインターレース
    信号であるか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段で、前記第1,第2の映像信号のどちらか
    一方がノンインターレース信号であると判別した場合、
    副画面用の第2の映像信号がノンインターレース信号と
    なるように前記入力信号切換手段を切換制御すると共
    に、ブランキング制御信号を出力する制御手段と、 前記入力信号切換手段からの主画面用の第1の映像信号
    を、Y/C分離,色復調,画像圧縮及び同期分離する主
    画面処理手段と、 この主画面処理手段からの同期信号に基づき、前記陰極
    線管を偏向するための偏向処理手段と、 前記入力信号切換手段からの副画面用の第2の映像信号
    を、Y/C分離,色復調及び画像圧縮し、副画面用信号
    を生成する副画面処理手段と、 前記判別手段で、前記第1,第2の映像信号のどちらか
    一方がノンインターレース信号であると判別した場合、
    前記制御手段からのブランキング制御信号と前記主画面
    処理手段からの同期信号に基づき、1フィールドおきに
    ブランキングをかけるためのブランキング信号を出力す
    るブランキング信号生成手段と、 このブランキング信号作成手段からのブランキング信号
    に基づき、前記副画面処理手段からの副画面用信号に1
    フィールドおきにブランキングをかけることが可能なブ
    ランキング手段と、 前記主画面処理手段からの主画面信号と前記ブランキン
    グ手段からの副画面信号を重畳する重畳手段と、 この重畳手段からの輝度信号及び色差信号をRGB信号
    に変換して、前記陰極線管に供給する映像出力手段とを
    具備したことを特徴とする多画面テレビジョン受像機。
  5. 【請求項5】前記ブランキング信号生成手段は、 前記主画面処理手段からの垂直同期信号を分周して、1
    フィールドごとに反転するブランキング信号を生成する
    分周回路と、 この分周回路からのブランキング信号と前記制御手段か
    らのブランキング制御信号とを入力し、前記ブランキン
    グ信号の出力許可を前記ブランキング制御信号にて制御
    するアンド回路とから構成されることを特徴とする請求
    項4記載の多画面テレビジョン受像機。
  6. 【請求項6】前記判別手段は、 前記第1の映像信号がインターレース信号か或いはノン
    インターレース信号であるかを判別する第1の判別手段
    と、 前記第2の映像信号がインターレース信号か或いはノン
    インターレース信号であるかを判別する第2の判別手段
    とで構成されることを特徴とする請求項1又は4記載の
    多画面テレビジョン受像機。
  7. 【請求項7】前記重畳手段を、前記陰極線管の前段に配
    置し、 前記主画面処理手段及び前記副画面処理手段の後段にそ
    れぞれ、前記主画面処理手段及び前記副画面処理手段の
    出力をRGB信号へ変換する第1,第2の映像出力手段
    を設けたことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載
    の多画面テレビジョン受像機。
JP6104187A 1994-05-18 1994-05-18 多画面テレビジョン受像機 Pending JPH07312732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6104187A JPH07312732A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 多画面テレビジョン受像機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6104187A JPH07312732A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 多画面テレビジョン受像機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07312732A true JPH07312732A (ja) 1995-11-28

Family

ID=14373994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6104187A Pending JPH07312732A (ja) 1994-05-18 1994-05-18 多画面テレビジョン受像機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07312732A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0817483B1 (en) Television device having text data processing function
US6310654B1 (en) Decoder device and receiver using the same
KR0150505B1 (ko) 2 화면 영상 처리 회로
US6433832B2 (en) Image display apparatus and personal computer for displaying personal computer signals and broadcast signals
US6798458B1 (en) Image signal conversion equipment
JPH05336465A (ja) テレビジョン信号処理回路
US5729300A (en) Double-screen simultaneous viewing circuit of a wide-television
JPH05183833A (ja) 表示装置
KR100391763B1 (ko) 화상출력장치
JPH05316447A (ja) テレビジョン受像機
EP0766457B1 (en) Improved scanning circuit structure of a television receiver
JP2998156B2 (ja) テレビジョン受像機
JPH07312732A (ja) 多画面テレビジョン受像機
JP3316271B2 (ja) テレビジョン受像機
JPH0638649B2 (ja) 2画面表示機能付高画質テレビジヨン受信機
JPH07307904A (ja) 2画面テレビジョン受像機
JPH0846889A (ja) 2画面表示機能付高画質テレビジョン受信機
JP2525431B2 (ja) Rgbマルチ端子入力対応型順次走査変換テレビジョン受像機
JPH0851575A (ja) 2画面表示機能付高画質テレビジョン受信機
JP3258754B2 (ja) テレビジョン受像機
JPH0851576A (ja) 2画面表示機能付高画質テレビジョン受信機
JP4644348B2 (ja) 表示装置
JP3096675U (ja) 文字放送受信装置
JPH0746506A (ja) 多画面表示テレビジョン受像機
JPH0583745A (ja) テレビジヨン受像機