JP3316271B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JP3316271B2
JP3316271B2 JP23020793A JP23020793A JP3316271B2 JP 3316271 B2 JP3316271 B2 JP 3316271B2 JP 23020793 A JP23020793 A JP 23020793A JP 23020793 A JP23020793 A JP 23020793A JP 3316271 B2 JP3316271 B2 JP 3316271B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力映像信号をこのア
スペクト比とは異なるアスペクト比の画面に表示するテ
レビジョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機等の映像表示
装置では、画面の縦と横の比はNTSC等の放送規格
上、3:4が主流であった。
【0003】しかしながら、近年、テレビジョン放送は
臨場感や迫力を感じるために大画面化の傾向が増えてき
た。そこで、テレビジョン信号を表示するブラウン管等
においても、その大画面化に対応するために、アスペク
ト比が9:16の横長な画面が浸透してきた。
【0004】けれども、テレビジョン放送は全てのアス
ペクト比が9:16の放送でなく、いまだ3:4の放送
もある。また、放送によってはアスペクト比が3:4で
画面の上下に無画像の領域を備えたものもある。その画
面は例えば、シネマサイズ(またはシネスコサイズ)と
呼ばれ、3:4(51:68)の画像に36:68だけ
の映像を乗せ、残りの部分が無画像領域で構成される映
像信号がある。
【0005】したがって、単一のアスペクト比を持つブ
ラウン管においても複数の異なるアスペクト比の映像を
表示する必要性がある。
【0006】そこで、臨場感や迫力を生かすために9:
16のアスペクト比のブラウン管を用いて映像を表示す
る方法(表示モード)がある。
【0007】まず、第1に3:4のアスペクト比を持つ
映像は図9に示すように3:4の映像をそのまま表示す
るモード(以下ノーマルモードという:同図a)があ
る。次に、横方向の画面サイズに合わし、縦方向もその
拡大した率で拡大し、画像を上下画面からはみ出し、真
円率(真円を描いたときに縦横の歪みを示すもの)を1
に保って表示するモード(以下ズームモードという:同
図b)がある。また、縦方向には拡大せず、横方向の画
面サイズに合わし、真円率を1とせず、表示するモード
(以下:フルモードという:同図c)がある。さらに、
ズームモードとフルモードとを組み合わせ、画面中央部
の真円率を保ちつつ、画面の左右部は横長の映像で表示
するモード(以下パノラマモードという:同図d)があ
る。
【0008】そして、9:16のブラウン管において、
入力された映像信号が3:4の画面(以下レギュラーモ
ード)の映像の場合、ノーマルモード或るいはパノラマ
モードで表示することがある。また、入力された映像信
号がシネマサイズ等の上下に無画像部を備えるレターボ
ックスタイプの画面はズームモードで表示することがあ
る。
【0009】また、視聴者は自らが夫々のモードを選択
し、切り替えることで、表示モードを切り替えている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、視聴者
は供給される放送及びソースに応じて最適な表示モード
を選択することが必要となるため、放送及びソースが変
化する度に設定が必要となり、煩わしいことがある。
【0011】また、レターボックス信号の下部にある無
画像領域にオープンキャプションと呼ばれる字幕がある
映像信号をズームモードで視聴するとき、このレターボ
ックス映像信号には様々なアスペクト比があり、映像の
アスペクト比によってはその字幕がブラウン管からはみ
出してしまうことがある。そのため、この字幕を表示さ
せるために画面全体を上方向に移動させ、下部にある字
幕を切れずに表示させる必要があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された映
像信号をこの映像信号のアスペクト比とは異なるアスペ
クト比の画面に表示するテレビジョン受像機において、
画面に設けた上部・中部・下部の少なくとも3ヶ所にお
ける領域の低周波映像信号を検出する映像信号検出手段
と、その領域内の低周波映像信号の輝度レベルの変化の
有無、および該輝度レベルが一定レベル以下であるか否
かを検出する映像信号変化検出手段と、その映像信号変
化検出手段の検出結果により、画像の有無を判別する画
像判別手段と、該画像判別手段の出力により前記映像信
号の画面表示のアスペクト比を変化させる表示調整手段
と、からなり、画面の一部に画像がない無画像領域を備
える映像信号を判別し、その判別信号により前記無画像
領域の表示が最も少なく表示されるような画面表示モー
ドで画面に表示するテレビジョン受像機を提供するもの
である。
【0013】また、入力された映像信号をこの映像信号
のアスペクト比とは異なるアスペクト比の画面に表示す
るテレビジョン受像機において、画面に設けた上部・中
部・下部の少なくとも3ヶ所における領域の低周波映像
信号を検出する映像信号検出手段と、その領域内の低周
波映像信号の輝度レベルの変化の有無、および該輝度レ
ベルが一定レベル以下であるか否かを検出する映像信号
変化検出手段と、その映像信号変化検出手段の検出結果
により、画像の有無を判別する画像判別手段と、該画像
判別手段の出力により前記映像信号の画面表示のアスペ
クト比を変化させる表示調整手段と、からなり、前記表
示調整手段によって画面の一部に画像が無い無画像領域
の表示が最も少なく表示されるような画面表示モードで
前記映像信号を画面に表示した時、前記画面下部におけ
る領域内の低周波映像信号の変化を字幕信号として判別
する字幕判別手段とを備えるテレビジョン受像機を提供
するものである。
【0014】さらに、入力された映像信号をこの映像信
号のアスペクト比とは異なるアスペクト比の画面に表示
するテレビジョン受像機において、画面に設けた上部・
中部・下部の少なくとも3ヶ所における領域の低周波映
像信号を検出する映像信号検出手段と、その領域内の低
周波映像信号の輝度レベルの変化の有無、および該輝度
レベルが一定レベル以下であるか否かを検出する映像信
号変化検出手段と、その映像信号変化検出手段の検出結
果により、画像の有無を判別する画像判別手段と、該画
像判別手段の出力により前記映像信号の画面表示のアス
ペクト比を変化させる表示調整手段と、からなり、前記
表示調整手段によって画面の一部に画像が無い無画像領
域の表示が最も少なく表示されるような画面表示モード
で前記映像信号を画面に表示した時、前記画面下部にお
ける領域内の低周波映像信号の変化を字幕信号として判
別する字幕判別手段とを備え、前記無画像領域の表示が
最も少なく表示されるような画面表示モードで表示する
とともに、前記字幕判別手段の出力により字幕を表示す
る表示位置の垂直方向の走査速度を上げるようにしたテ
レビジョン受像機を提供するものである。
【0015】
【0016】
【作用】本発明は、任意の水平走査期間の映像信号を検
出してブランキング(無画像)領域を判別し、現行の受
信している映像のアスペクト比を判別するものである。
【0017】
【実施例】図1aは本発明の実施例のテレビジョン受像
機を示すブロック図である。
【0018】1aは受信回路で復調されたテレビジョン
信号が入力される入力端子、1bはビデオ再生装置等の
映像再生装置からの複合映像(コンポジットビデオ)信
号が入力される入力端子、1cは輝度/カラー分離(Y
/C分離)された輝度(Y)信号が入力される端子、1
dはY/C分離されたカラー(C)信号が入力される端
子である。
【0019】2は夫々入力された入力信号を選択切替用
の回路(選局CPU等)からの制御信号により、任意の
信号を選択切り換え、輝度信号及びカラー信号として出
力する選択スイッチである。
【0020】3は選択スイッチ2に入力されたテレビジ
ョン信号やコンポジットビデオ信号等の複合映像信号
を、この選択スイッチ2の出力に合わせるために、輝度
信号とカラー信号に分離するY/C分離回路である。
【0021】4は選択スイッチ2からの輝度信号、カラ
ー信号出力が入力され同期分離が行われ、水平同期信号
と垂直同期信号を分離・出力するとともに、R、G、B
信号に変換処理し、出力するビデオクロマ処理回路であ
る。
【0022】5はビデオクロマ処理回路4からのR、
G、B信号出力を入力し、CRT6を駆動するCRT駆
動回路である。
【0023】7はビデオクロマ処理回路からの水平同期
信号、垂直同期信号により各画面サイズを切り換えるた
めに図示しない偏向回路等を制御するメインCPUであ
り、選局CPUを兼ねている。
【0024】8は輝度信号と水平同期信号、垂直同期信
号とによりアスペクト比を判別するとともに、字幕位置
を検出するアスペクト比判別/字幕検出回路である。
【0025】このアスペクト比判別/字幕検出回路8は
同図bに示す構成でなっている。
【0026】8aは選択スイッチ2からの輝度信号が入
力される入力端子、8bはビデオクロマ処理回路4から
の水平同期信号が入力される入力端子、8cはビデオク
ロマ処理回路4からの垂直同期信号が入力される入力端
子である。
【0027】81は入力された輝度信号のノイズ成分を
除去するための低周波通過フィルタ(以下LPFとい
う)、82はLPF81で信号処理された映像輝度信号
を6ビットのデジタル信号に変換するA/D変換回路、
83はこのA/D変換回路82において映像輝度信号を
ペデスタルレベルでクランプを行うために、入力された
水平同期信号よりクランプパルスを作成するクランプパ
ルス生成回路である。また、84はデジタルに変換され
た輝度信号の上位5ビットが入力され、その入力された
データにより映像信号の期間、つまり、アスペクト比及
び画像の外に表示される字幕を判別する判別用CPUで
ある。
【0028】そして、この判別用CPUの出力であるア
スペクト判別信号は端子8dより出力され、他方の出力
である字幕検出信号は端子8eより出力され、夫々メイ
ンCPU7に入力される。また、この判別用CPU84
からA/D変換用のクロックが出力され、このクロック
によりA/D変換が行われる。
【0029】ここで、デジタル信号の上位5ビットを使
用しているのは、下位1ビットはノイズ等に影響され、
不安定であるためである。しかも、±1は誤差として判
断し、同一として扱うことにする。したがって、例えば
(00010×)2を基準とすると、(00001×)2
及び(00011×)2は基準と同一と判別する。ここ
で、×は6ビットめであり、”0”でも”1”でも構わ
ない。
【0030】次に、同図を参照しながら、動作を説明す
る。
【0031】入力されたテレビジョン信号或るいはコン
ポジットビデオ信号は選択スイッチ2を介してY/C分
離回路3で輝度信号、色信号に分離される。そして、そ
の輝度信号、色信号は再度選択スイッチ2に入力され、
その信号とS端子から入力された輝度信号、色信号と選
択切換が行われ、出力される。
【0032】そして、その輝度信号と色信号はビデオク
ロマ処理回路4に入力され、この回路4で、垂直同期信
号と水平同期信号を分離するとともにCRT6に使用す
るためにRGB信号に変換される。
【0033】そのRGB信号はCRTの駆動回路の入力
され、CRT6を駆動すするためのRGB信号に変換さ
れる。そして、そのRGB信号によりCRT6が駆動さ
れ、入力信号がブラウン管に画像として表示される。
【0034】一方、選択スイッチ2からの輝度信号はア
スペクト比判別/字幕検出回路8に取り込まれ、水平同
期信号及び垂直同期信号のタイミングでA/D変換さ
れ、そのデジタル映像信号でアスペクト比判別/字幕検
出を行う。その判別及び検出出力はメインのCPU7に
入力され、制御信号に変換され、偏向回路等に供給され
る。その制御信号は水平の偏向を調整する制御信号と、
垂直の偏向を調整する制御信号と、偏向のための鋸波の
ためのS字補正を調整する制御信号等である。
【0035】図2では、9:16のブラウン管にシネマ
モードを拡大表示したときを示している。ブラウン管表
示領域は、シネマモード画像表示領域、上下の画像が表
示されていない無画像領域とからなる。同図aはA〜F
の6ラインで、bはA、B、E、Fの4ラインで判別を
行っている。ここで、ラインとは水平走査線等で示され
る2次元領域でも、複数の水平走査線で示される3次元
領域でも構わない。
【0036】この図では、Aライン及びFラインは無画
像領域を走査する走査領域に、BラインからEラインは
映像表示領域を走査する走査領域に設定しているものと
する。
【0037】そして、現在表示している映像のアスペク
ト比を判別する方法としては、AラインとFラインの走
査領域のデータを検出して、その映像データが一定の低
い輝度レベルであるとともに、BラインからEラインま
で映像データの少なくとも1つ以上が異なっているとき
に、アスペクト比が横長として判別でき、上下にブラン
キング領域を含む映像信号(シネマモード)であると判
断できる。また、上記2点のいずれかが成り立っていな
いときは、アスペクト比が横長であると判別できず、シ
ネマモードであるとは考えられない。
【0038】また、字幕検出は横長なアスペクト比と判
別されたときに下部の無画像領域に何らか信号があると
判断されたときに字幕ありと検出する。
【0039】つまり、アスペクト比判別及び字幕検出は
その判別可能な位置にある映像データを比較して、全て
或る一定の値であれば、その領域は映像がない無画像領
域であると判別し、アスペクト比判別、字幕検出を行
う。
【0040】図3のフローチャートを用いて判別処理を
説明する。まず、ステップS1で判別処理が始まる。現
在の映像信号がどのアスペクト比を備えているかには無
関係に、ステップS2において、ノーマルモードして設
定される。この時、9:16のCRTに表示すれば、
3:4のアスペクト比を持つ映像信号であれば、図Aa
の如く左右に無画像領域を備えた画面となり、9:16
のアスペクト比を持つ映像信号であれば、ブラウン管い
っぱいに広がった通常の9:16の画面となる。
【0041】そして、図2に示したAラインのA/D変
換した映像データが全て同一であるかをステップS3に
おいて判別する。3:4や9:16の映像信号であれば
Aラインには何らかの映像信号があり、この判別はOK
とならず、このステップS3で初期状態に復帰させられ
る。
【0042】しかしながら、シネマモード等の上下に無
画像部を備えたレターボックスサイズの映像では、Aラ
インではちょうど無画像部に位置し、全て同一輝度レベ
ルであるので、ステップS4に進む。
【0043】ステップS4ではステップS3で全て同一
と判別されたデータが最大輝度レベルMaxの1/2以
下となっているか判断をする。もし、これ以上だと同一
輝度レベルであるが、実際の画像は空、壁等の高輝度レ
ベルの変化のない背景画像等と考えられるためである。
また、MAXの1/2と設定しているが、この値は無画
像領域のレベルを判別できる値であれば、もっと小さな
値でもよい。
【0044】ステップS5では中央部のB、E(図2a
の場合、C、Dラインも含む)ラインのデータがどれか
1つでも異なっているかを判別する。例えば、Aライン
が同一輝度レベルで、しかもMax/2であっても、
B、Eラインも同一輝度レベル、Max/2であるとき
は、無信号入力時や、画像がない場合である。そのた
め、レターボックスサイズと誤認して、画面のアスペク
ト比が不要に変換してしまうのを防ぐために、初期状態
に復帰するようにしている。ゆえに、画面の中央部を判
別することで、画像の有無を確定できることになる。
【0045】ステップS6ではFラインの映像データが
全て同一であるかを判別する。ステップ3と同様に3:
4や9:16の映像信号であればFラインには何らかの
映像信号があり、この判別はOKとならず、このステッ
プで初期状態に復帰させられる。
【0046】次に、ステップS7でAラインのデータ
(ここでは既に全て同一データである)と、Fラインの
データ(ここでは既に全て同一データである)とを比較
し、この夫々のラインが同一で一定の低輝度レベルであ
るか判断している。
【0047】そして、同一であれば、それらの過程から
レターボックスモードであると判別でき、ズームモード
で表示することが望ましいと判断できる。
【0048】それによって、アスペクト比判別/字幕検
出回路8からアスペクト比を変換してズームモードに制
御選択する信号が出力される(ステップS8で行われ
る)。
【0049】ここで、ズームモードになると、垂直及び
水平拡大されたために、A、B、(C、D、)E、Fラ
インの位置は画面の位置に対して変動する。中心より上
にあるラインはさらに上方向に、下にあるラインはさら
に下方向に移動した画面上に位置付けされる。
【0050】ステップS9ではステップS3と同様にA
ラインのデータが全て同一であるかを判別する。ここで
は、ズームモードの状態にレターボックス以外の映像信
号が入力されたとき、つまり上下に無画像領域がない映
像信号が入力されたとき、ノーマルモードに復帰するよ
う判別を行っている。
【0051】ステップS10はズームモードに設定され
たときのAラインの映像データと現在のAラインの映像
データが等しいかを判別する。等しければ、レターボッ
クスサイズのままであると判断できるものの、等しくな
い場合はレターボックスサイズの映像が解除されたもの
と考え、ノーマルモードに復帰するよう判別を行う。
【0052】ステップS11ではAラインが全て同一
で、しかもズームモード設定時のデータと同じであると
きに実行され、ステップS6と同様にFラインの映像デ
ータが全て同一であるかを判別する。同一であれば引き
続きズームモードであると判別できる。
【0053】ステップS12ではズームモードに設定さ
れたときのFラインの映像データと現在のデータが等し
いかを判別する。等しければ、レターボックスサイズの
ままであると判断でき、ステップS8に戻り、ズームモ
ードのステップを繰り返す。
【0054】しかしながら、ステップS9及びステップ
S10でNOと判別されたときもステップS11及びス
テップS12と同様にFラインについてステップS1
4、ステップS15で判別が行われ、さらに、ここでも
NOであればレターボックスサイズを解除したものと考
え、ステップS2に復帰する。
【0055】但し、ステップS14、ステップS15で
どちらもYESであれば、Aラインだけ異なっているこ
とになるが誤認防止のために、再度、ズームモードの設
定ステップS9に復帰する。
【0056】一方、ステップS11、S12でNOと判
別されたときはFラインになんらかの信号があると判断
できる。そして、Aラインがレターボックスの状態でF
ラインに映像データが存在するときは字幕信号があると
判断できる。そこで、字幕設定のステップS13に進
み、字幕の設定が行われる。これは、アスペクト比判別
/字幕検出回路8から字幕ありの信号が出力され、メイ
ンCPUに字幕インの命令として使用される。そして、
字幕インの状態が保持され、ズームモード設定のステッ
プS9に復帰する。この字幕インの状態はノーマルモー
ドに復帰するまで保持されている。
【0057】本フローチャートではレターボックスの際
に無画像部になるAラインとFラインを検出するととも
に、画面中央部のB〜Eラインを検出して、現在の画像
サイズを判別している。
【0058】次にライン判別の方法(ステップS3、S
5、S6、S9、S11、S14)について説明する。
【0059】それには、第1の実施例として、複数フレ
ームにまたがる複数水平走査線によって、判別を行う方
法がある。それは、図2bの画面において、Aラインは
4水平走査線、B、Eラインは16水平走査線、Fライ
ンは8水平走査線で行う場合がある。Aラインは無画像
領域を判別するためなので4水平走査線、B、Eライン
は画像領域のみを判別するためなので広い範囲が必要で
あり、16水平走査線、Fラインは無画像領域及び字幕
信号を判別するので8水平走査線に設定してある。別に
この水平走査線数にこだわることなく、他の水平走査線
数でもよく、その水平走査線数で映像信号の判別ができ
るものであればよいということはいうまでもないことで
ある。
【0060】1水平走査線当りのサンプリング数は、デ
ジタル映像信号処理の関係上10μS程度でサンプリン
グを行うために、図2においてN=20個程度となる。
そのサンプリング方法は、この画面の水平方向に同期信
号を基準にして、10μSのサンプリングクロックに1
水平期間4ポイントのサンプリングされた映像データを
抽出して、さらに、その夫々のサンプリング点から2μ
Sずらして4ポイント、4μSずらして4ポイント、6
μSずらして4ポイント、さらに8μSずらして4ポイ
ントも抽出して、合計の20ポイントより映像の比較を
行う。また、このサンプリングポイント数は2進数で設
定容易な16、32、64ポイント、・・・でもよい。
【0061】Aラインのデータ判別の方法を説明する。
図4にデータ判別のサンプリングを示す。横軸は1水平
走査線のデータサンプリング点、縦軸は水平走査線を示
す。同図aは1フレームめ、bは2フレームめ、cは3
フレームめ、dは4フレームめ、eは5フレームめであ
り、fはそれらのフレームを重ね合わせたときのサンプ
リングデータの分布を示す。
【0062】まず、1フレームめで第1水平走査線のデ
ータ1とデータ6と比較する。同一であれば、データ6
とデータ11と比較し、それらが同一であれば、データ
11とデータ16と比較する。そして、同一であれば、
データ16と次のフレームである2フレームの第2水平
走査線のデータ2と比較する。以下、同様に比較してい
き同一であれば、順次比較を続け、5フレームのデータ
15とデータ20まで比較し、同一となれば、この5フ
レームは全て略同一であると判断することができる。つ
まり、5フレームにわたり、同図fのようにデータをサ
ンプリングして全て同じであれば、この領域は全て同一
であると判別することができる。
【0063】この判別は図3のフローチャートにおける
ステップS3の動作を示している。したがって、5つの
フレームのうち、5本の水平走査線から20のデータを
抽出し、データの同一を判別している。
【0064】次に、Bライン及びEラインのデータ判別
の方法を説明する。図5にデータ判別のサンプリングを
示す。通常、水平方向には20個のサンプリング点で処
理しているが、同図は10個めのサンプリング点以後は
10個めまでの配列が同様に続くので、省略する。
【0065】同図aは1フレームめ、bは2フレーム
め、cは3フレームめ、dは4フレームめ、eは13フ
レームめ、fは14フレームめ、gは15フレームめ、
hは16フレームめである。また、5フレームめから1
2フレームめまでは次のように示されるため、省略して
いる。
【0066】まず、5フレームめは第5水平走査線の
(5×n(n=1、2、3、4))番めの映像データを
抽出している。また、ここで、6フレームめ以上のフレ
ームをGフレームとすると、G/5=SあまりAとする
と、GフレームはG水平走査線の映像データ並びのう
ち、(5×n(n:0、1、2、3)+A)番目の映像
データ4個を抽出する。つまり、5番目のデータまで読
むと1番目に戻り、次のフレーム、次の水平走査線から
抽出するようにしている。
【0067】そして、Aラインと同様に隣接データと比
較していき、全て同一であれば画面中央部に何も信号が
ない、或るいは輝度変換がない画像と判別することがで
きる。
【0068】また、Fラインの映像データの判別は8水
平走査線により行っている。そのため、8フレームより
40個の映像データを抽出し、同様に判別を行ってい
る。
【0069】次に、具体的な処理方法を図6のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0070】ステップS1において初期設定が行われ
る。初期設定では1水平走査期間の映像データ数:N、
その1水平走査期間の映像データが走査される時間:
T、サンプリング周期:tを設定することにより、1水
平走査に行われるサンプリング数:n=T/t、サンプ
リングを行うとき映像データを抽出するサンプリングス
テップ:S=N/nが決定する。
【0071】また、Aラインの判別を行う場合、4水平
走査線、B〜Eラインの判別を行う場合、16水平走査
線、Fラインの判別を行う場合、8水平走査線、B〜E
ラインの判別を行う場合、8水平走査線の映像データを
取り込めるよう設定される。
【0072】ステップS2において、第1フレームに設
定するとともに、水平走査線をリセットし、サンプリン
グ値をリセットする。
【0073】ステップS3において、第1水平走査線に
設定するとともに、第1フレームの第1水平走査線の第
1映像データを比較データ値として、領域DVに取り込
む。
【0074】ステップS4において、サンプリング値J
を1に設定して、次のサンプリング位置bを算出する。
そして、同一フレームの同一水平走査線の第b映像デー
タを比較データ値として、領域D(水平走査線h、サン
プリング位置b)に取り込む。この場合サンプリング位
置bは6であり、領域D(h、b)=D(1、6)とな
る。
【0075】ステップS5において、領域DVに記憶さ
れたD(1、1)と、この領域D(1、6)の映像デー
タを比較する。この比較は例えば、映像データを6ビッ
トのデジタル信号に変換し、そのうち上位5ビットで、
しかも±1の許容差を持たして、比較を行っている。そ
して、同一と判別されなければステップS2に帰還し
て、次のフレーム(第2フレーム)において同様に処理
を行う。
【0076】しかしながら、同一と判別されたときはス
テップS6に進む。このステップS6では領域DVに新
たにこのD(h、b)=D(1、6)を記憶する。
【0077】ステップS7において、Aライン、B〜E
ライン、Fラインで異なる水平走査線数に設定した値H
(I)より1減算したものと、サンプリング値Jとを比
較する。そして、それらの比較が同一でなければ、ステ
ップS4に帰還して再度ステップS4〜S7を繰り返
す。つまり、ステップS5の比較はD(1、1)とD
(1、6)と比較した後に、D(1、6)とD(1、1
1)、D(1、11)とD(1、16)を比較し、サン
プリング値J=(H(I)−1)となったとき(1水平
期間で4つのサンプリングした映像データが同一である
とき)にステップS8に進む。
【0078】ステップS8では次のフレームに進むよう
に現在のフレームより1フレーム進むように設定する。
【0079】ステップS9において、現在の水平走査線
hと設定した水平走査線H(I)が等しいか比較し、等
しくなければステップS3に帰還し、水平走査線数を1
増加させ、同様にステップS3〜S9の処理を行う。
【0080】そして、このステップS9でh=H(I)
と判別されたら、現在判別を行っていたAライン、或る
いはB〜Eライン、またはFラインが全て同一であると
判別することができる。
【0081】したがって、この図6に示すフローチャー
トにより、ラインの映像データが同一であるか否かの判
別を行え、図3のステップS3、S5、S6、S9、S
11、S14を処理することができる。
【0082】第2の実施例として、複数フレームにまた
がる単一水平走査線によって、判別を行う方法がある。
これは、各判別ラインを1水平走査線で行うものであ
る。
【0083】しかしながら、第1の実施例に比べ、垂直
方向に判別する領域がないために、図2に示すようなA
ライン〜Fラインの6ラインで判別することもできる
が、無画像領域を判別する上下の画面に少なくとも2ラ
イン必要であり、判別ラインを増加させることが必要で
ある。
【0084】この場合、図6のフローチャートにおい
て、水平走査線の位置を映像データが全て同一であると
判別するまで、一定にすればよく、しかも、H(I)=
S(=5)に設定すればよい。
【0085】具体的には、1水平走査線の4つのサンプ
リングを行い、比較が終われば次のフレームに進み、同
一水平走査線上で、そのサンプリングしたポイントより
水平方向に2μSだけずれた点をサンプリングし、比較
を行う。そして、その処理を5フレーム分繰り返すこと
により、トータル的にみると1水平走査線分のデータが
抽出され、それによって、画像の有無の判別が行える。
【0086】第3の実施例として、M(3以上の整数)
フィールドにまたがる複数水平走査線によって、判別を
行う方法がある。
【0087】第1及び第2の実施例ではフレーム毎に処
理を行っており、5フレームのデータで比較し、画像の
有無の判別を行っていた。しかしながら、この第3の実
施例ではMフィードにわたってサンプリングを行い、デ
ータの比較を行うものである。そのため、瞬時に画像の
有無を判別した場合に生じる誤動作を防止でき、長い期
間の映像データをサンプリングし、画像の有無の判別に
用いることができるので、瞬時的な画像有無の変化を判
別することがなく、自動的に表示モードを切り換え、表
示モードが変わるために生じる画面のパタツキがなくな
る。
【0088】次に、字幕表示の設定について説明する。
図7aのように字幕が表示される場合、3:4の画像の
下部にある無画像領域に、例えば’JIMAKU’と表
示される。
【0089】しかしながら、字幕表示部はずっと表示さ
れていることはなく、無画像になっていることが多い。
そのため、本発明において、シネマモードを受信した場
合、前記無画像領域判別手段により、同図bのようにズ
ームモードに切り換えられ表示されることになる。
【0090】そこで、同図bのように’JIMAKU’
表示は画像が拡大されたために、9:16の画面よりは
み出してしまう場合がある。
【0091】それを解決するために、本発明はズームモ
ードに切り換えられた時に図2のFラインの判別を利用
して、字幕の有無を検出し、字幕処理(字幕を画面内に
表示する)を行うものである。つまり、ズームモードに
切り換えられた後にFラインの状態を検出する。検出の
方法は図6のフローチャートで示したように行う。そし
て、Fラインが全て同一レベルでない場合、或るいは同
一レベルであってもズームモードに設定した時の映像レ
ベルでない場合は、そのFラインが何らかの信号を含ん
でいると判断でき、字幕があると判断できる。
【0092】この字幕ありの判別により、メインCPU
7に字幕ありの信号がアスペクト比判別・字幕検出回路
8から出力される。
【0093】この信号を受けたメインCPU7はズーム
モードにおいて字幕表示部が画面の外にはみ出している
と考えられるので、垂直偏向速度をその字幕がある無画
像領域だけ、速くするよう制御信号を出力する。
【0094】その制御信号を受けた偏向回路は垂直偏向
の鋸波を字幕がある無画像領域を偏向するときにのみ変
形させて、鋸波を急峻に変化させ、偏向速度を上げるよ
うにする。鋸波の変形は、例えば鋸波を成形する電流を
その位置だけ増加させて行う方法がある。また、鋸波を
生成する充放電回路の充放電スピードを上げる方法もあ
る。
【0095】それによって、図7cのように下部の字幕
表示位置を含む領域が垂直方向に圧縮され、画面から字
幕をはみ出すことなく表示することができる。
【0096】図8はアスペクト比判別・字幕検出の一具
体例である。
【0097】入力端子8aに入力された輝度信号はコン
デンサで直流カットされ、抵抗分割により所定値にバイ
アスされ、トランジスタで増幅される。
【0098】そして、コンデンサと抵抗からなるLPF
で低域の輝度信号のみを抽出し、トランジスタで増幅さ
れる。これらによりLPF81を構成しており、輝度信
号の低域のみを抽出している。
【0099】LPF81の出力はA/D変換用のIC
(例えば、三洋電機株式会社製:LC7480)の6ピ
ンに入力される。
【0100】一方、入力端子8bに入力された水平同期
パルスはアンド回路で構成されるIC(例えば、SN7
4LS123)でなるクランプパルス生成回路83の2
ピンに入力され、クランプパルスが5ピンより出力さ
れ、A/D変換器82の12ピンに入力される。
【0101】ここで、クランプパルス生成回路83は2
ピンに入力された水平同期パルスより、14、15ピン
に接続された抵抗とコンデンサからなる時定数回路で設
定されたパルスが13ピンから出力され、9ピンから再
入力される。そして、6、7ピンに接続された抵抗とコ
ンデンサからなる時定数回路で設定されたパルスがクラ
ンプパルスとして、5ピンから出力される。このクラン
プパルスは映像信号中のペデスタルレベルの位置と一致
しており、その位置のレベルを基準レベルとするようA
/D変換器82でクランプを行うのに用いられる。
【0102】クランプパルスでクランプされた映像信号
は6ビットのデジタル輝度信号にA/D変換され、13
ピンから18ピンまでの端子より上位ビットから順に出
力される。
【0103】また、A/D変換のタイミングクロックは
判別用CPU84(例えば、三菱電機株式会社製:M3
4225)の発振器として27ピン、28ピンに接続し
た発振子OSCをもとにして、プログラムによって作成
され、12ピンから出力される。そして、A/D変換器
82のICの20ピンにクロックとして入力される。こ
のクロックはデータを取り込みのタイミングパルスとな
る。
【0104】また、6ビットのデジタル輝度信号は上位
5ビットが判別用CPU84の11、10、9、8、6
ピンに上位ビットから順に入力される。
【0105】そして、前述した判別処理を行い、22ピ
ンより字幕の有無の判別信号を16ピンより画面がレタ
ーボックスかどうかの判別信号を出力する。これらの判
別信号は出力端子8d、8eより、メインCPU7に入
力し、偏向回路にはその判別信号に対応した処理が施さ
れる。
【0106】また、判別用CPU84の17〜21ピン
は判別条件を設定する端子である。この判別は前述した
フローチャートのように予め設定されている。しかしな
がら、これらの17〜21ピンをHレベル或るいはLレ
ベルに設定することで判別条件が設定可能となってい
る。尚、実施例ではフレーム数或るいはフィールド数で
行っていたがこの端子において時間設定で行ってもよ
い。
【0107】17ピンはどれだけの時間の映像データを
比較判別に用いるかを選択設定する端子、18ピンはど
の水平走査線を基準に設定を行うか選択設定する端子、
19ピンは無画像領域と判別する輝度レベルを選択設定
する端子、20ピンはどれだけの時間の映像データを比
較判別に用いるかを選択設定する第2の端子、21ピン
は1水平走査線の期間にどれだけサンプリングするかを
選択設定する端子である。
【0108】ここで、時間の設定について説明する。判
別に要する時間が長ければ長いほど誤動作を防止できる
が、判別するのに時間を要してしまう。また、誤動作が
最も生じやすいのは、放送番組やその他のソースによる
番組において、商品強調のために映像信号中の商品周囲
の輝度を落としたものや、企業名を示したコマーシャル
(CMともいわれている)が挙げられる。
【0109】また、現行のコマーシャルでは15秒のも
のがほとんどである。そこで、コマーシャルにおいて同
一映像が表示される最大の時間を約4秒と見做し、この
時間の設定に用いることが考えられる。
【0110】したがって、この約4秒を判別する時間と
設定し、この時間を越えても同一輝度レベルと判別され
れば、レターボックスサイズである、または字幕表示が
あると判別される。
【0111】
【発明の効果】本発明は、アスペクト比3:4の放送の
中でも映画や映像ソフトでのシネマサイズなどのレター
ボックスタイプが混在する場合、アスペクト比9:16
のCRTを持つテレビジョン受信機では、夫々のソース
に応じた表示画面で、ノーマルモード、ズ−ムモ−ドな
どの画面サイズの切り替えを受信状態を判別することで
自動で行い、使用者の操作を不要とすることができる。
【0112】また、レターボックスでの下側に無画像領
域にある字幕でも、使用者が調整することなく、テレビ
ジョン受信機で検出でき、自動的に字幕を画面内にはみ
出すことなく表示することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路図である。
【図2】本発明の画面上の判別ラインを示す図である。
【図3】本発明の画面判別・字幕検出のフローチャート
図である。
【図4】本発明の第1のサンプリングを示す図である。
【図5】本発明の第2のサンプリングを示す図である。
【図6】本発明の画像判別のフローチャート図である。
【図7】本発明の字幕表示の説明図である。
【図8】本発明のアスペクト比判別・字幕検出の具体例
を示す図である。
【図9】表示モードを示す図である。
【符号の説明】
1a、b、c、d 入力端子 2 選択スイッチ 3 Y/C分離回路 4 ビデオクロマ処理回路 5 CRT駆動回路 6 CRT 7 メインCPU 8 アスペクト判別・字幕検出回路 8a、b、c 入力端子 8d、e 出力端子 81 低周波通過フィルタ(LPF) 82 A/D変換器 83 クランプパルス生成回路 84 判別用CPU
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/445 H04N 5/46 H04N 7/015

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号をこの映像信号のア
    スペクト比とは異なるアスペクト比の画面に表示するテ
    レビジョン受像機において、 画面に設けた上部・中部・下部の少なくとも3ヶ所にお
    ける領域の低周波映像信号を検出する映像信号検出手段
    と、 その領域内の低周波映像信号の輝度レベルの変化の有
    無、および該輝度レベルが一定レベル以下であるか否か
    を検出する映像信号変化検出手段と、その映像信号変化
    検出手段の検出結果により、画像の有無を判別する画像
    判別手段と、 該画像判別手段の出力により前記映像信号の画面表示の
    アスペクト比を変化させる表示調整手段と、からなり、 画面の一部に画像がない無画像領域を備える映像信号を
    判別し、その判別信号により前記無画像領域の表示が最
    も少なく表示されるような画面表示モードで画面に表示
    するテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 入力された映像信号をこの映像信号のア
    スペクト比とは異なるアスペクト比の画面に表示するテ
    レビジョン受像機において、 画面に設けた上部・中部・下部の少なくとも3ヶ所にお
    ける領域の低周波映像信号を検出する映像信号検出手段
    と、 その領域内の低周波映像信号の輝度レベルの変化の有
    無、および該輝度レベルが一定レベル以下であるか否か
    を検出する映像信号変化検出手段と、その映像信号変化
    検出手段の検出結果により、画像の有無を判別する画像
    判別手段と、 該画像判別手段の出力により前記映像信号の画面表示の
    アスペクト比を変化させる表示調整手段と、からなり、 前記表示調整手段によって画面の一部に画像が無い無画
    像領域の表示が最も少なく表示されるような画面表示モ
    ードで前記映像信号を画面に表示した時、前記画面下部
    における領域内の低周波映像信号の変化を字幕信号とし
    て判別する字幕判別手段とを備えるテレビジョン受像
    機。
  3. 【請求項3】入力された映像信号をこの映像信号のアス
    ペクト比とは異なるアスペクト比の画面に表示するテレ
    ビジョン受像機において、 画面に設けた上部・中部・下部の少なくとも3ヶ所にお
    ける領域の低周波映像信号を検出する映像信号検出手段
    と、 その領域内の低周波映像信号の輝度レベルの変化の有
    無、および該輝度レベルが一定レベル以下であるか否か
    を検出する映像信号変化検出手段と、その映像信号変化
    検出手段の検出結果により、画像の有無を判別する画像
    判別手段と、 該画像判別手段の出力により前記映像信号の画面表示の
    アスペクト比を変化させる表示調整手段と、からなり、 前記表示調整手段によって画面の一部に画像が無い無画
    像領域の表示が最も少なく表示されるような画面表示モ
    ードで前記映像信号を画面に表示した時、前記画面下部
    における領域内の低周波映像信号の変化を字幕信号とし
    て判別する字幕判別手段とを備え、 前記無画像領域の表示が最も少なく表示されるような画
    面表示モードで表示するとともに、前記字幕判別手段の
    出力により字幕を表示する表示位置の垂直方向の走査速
    度を上げるようにしたテレビジョン受像機。
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