JP3311569B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JP3311569B2
JP3311569B2 JP01400096A JP1400096A JP3311569B2 JP 3311569 B2 JP3311569 B2 JP 3311569B2 JP 01400096 A JP01400096 A JP 01400096A JP 1400096 A JP1400096 A JP 1400096A JP 3311569 B2 JP3311569 B2 JP 3311569B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はテレビジョン受像
機に関し、特にたとえばいわゆるワイドTVなどに用い
られ、入力される映像信号のアスペクト比とは異なるア
スペクト比の画面にその映像信号から得られる画像を表
示するテレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機等の画像表示
装置では、画面のアスペクト比はNTSC等の規格上
4:3が主流であった。近年、臨場感を増すためにワイ
ドTVと称する、アスペクト比が16:9の横長の画面
のテレビジョン受像機が浸透してきた。
【0003】一方、テレビジョン放送はいまだ4:3が
主流であり、放送によっては画面の上下に無画像領域を
備えたビスタサイズ(アスペクト比,略1:1.8)
や、シネマスコープサイズ(以下、単に「シネスコサイ
ズ」という)(アスペクト比,略1:2.2)と呼ばれ
る映像信号等がある。
【0004】したがって、単一のアスペクト比をもつブ
ラウン管(CRT)においても、複数の異なるアスペク
ト比の画像を表示する必要がある。
【0005】その表示モードとしては以下のようなもの
がある。
【0006】まず、図5(A)に示すように4:3のア
スペクト比のままで表示するノーマルモード、図5
(B)に示すようにビスタサイズやシネスコサイズ等
4:3以外の映像ソースを16:9の画面に表示するた
めに画像を引き伸ばすズームモード、図5(C)に示す
ように4:3の画像を横方向のみ伸長するフルモード、
さらには、図5(D)に示すように4:3の画像の画面
中央部の真円率を保ちつつ、横方向を伸長し、4:3の
映像ソースを16:9の画面に映し出すいわゆるピッタ
リワイドモード等がある。
【0007】従来は、これらの表示モードをユーザ自ら
が選択し、切り換えていた。そのため、従来では、ユー
ザが放送および映像ソースに応じて、その都度表示モー
ドを切り換える必要があり、操作が煩わしかった。
【0008】それゆえに、これらの問題点を解決するた
めに本出願人は、特願平6−178021号に提案され
ているような自動的に所望の表示モードを設定できるテ
レビジョン受像機を提案している。
【0009】以下に、この提案されている発明の実施例
の概要について述べる。
【0010】図1を参照して、この実施例のテレビジョ
ン受像機10は選択スイッチ12を含む。選択スイッチ
12には、受信回路(図示せず)で復調されたテレビジ
ョン信号が入力端子14から入力され、ビデオ再生装置
等の映像再生装置(図示せず)からの複合映像(コンポ
ジットビデオ)信号が入力端子16から入力され、輝度
/カラー分離(Y/C分離)された輝度(Y)信号が入
力端子18から入力され、さらに、Y/C分離されたカ
ラー(C)信号が入力端子20から入力される。
【0011】そして、選択スイッチ12では、たとえば
選局CPU等の選択切り換え用の回路(この実施例で
は、メインCPU30が兼ねる)からの制御信号によっ
て、入力された入力信号から任意の信号を選択し、輝度
信号およびカラー信号として出力する。
【0012】選択スイッチ12に入力されたテレビジョ
ン信号やコンポジットビデオ信号等の複合映像信号は、
Y/C分離回路22に与えられ、選択スイッチ12から
の出力に合わせるために輝度信号とカラー信号とに分離
される。また、選択スイッチ12からの輝度信号および
カラー信号は、ビデオクロマ処理回路24に与えられ、
同期分離が行われ、水平同期信号と垂直同期信号とが分
離・出力されるとともに、R,G,B信号に変換処理さ
れ、出力される。ビデオクロマ処理回路24からのR,
G,B信号は、CRT駆動回路26に与えられ、それら
の信号に基づいてCRT28が駆動される。
【0013】また、ビデオクロマ処理回路24からの水
平同期信号,垂直同期信号はメインCPU30に与えら
れる。メインCPU30には画像領域検出回路42(後
述)からクロックやシリアルデータも与えられる。した
がって、メインCPU30からは、これらの信号に基づ
いて、アスペクト比等の表示モードを切り換えるために
ビデオクロマ処理回路24にクロックおよびコントロー
ル信号が与えられる。このクロックおよびコントロール
信号に基づいて、ビデオクロマ処理回路24からは、垂
直偏向信号,水平偏向信号,およびS字補正信号が出力
される。これらの制御信号は、偏向回路32の垂直発振
回路34および水平発振回路36に与えられる。垂直発
振回路34および水平発振回路36の出力は、それぞれ
垂直ドライブ出力回路38および水平ドライブ出力回路
40に与えられ、垂直ドライブ出力回路38および水平
ドライブ出力回路40によってCRT28が制御され、
CRT28には画像が表示される。
【0014】また、メインCPU30は、ROM30a
を含み、このROM30aには、図3に示す走査線数と
垂直センタデータとの関係を示すテーブル,および図4
に示す走査線数と垂直サイズデータとの関係を示すテー
ブル等が格納される。図3に示すテーブルは垂直センタ
補正のために用いられ、図4に示すテーブルは垂直サイ
ズ補正のために用いられる。
【0015】まず、垂直センタ補正処理について述べ
る。
【0016】画像の垂直センタは以下によって計算され
る。
【0017】垂直センタ(走査線数)=(画像開始ライ
ン+画像終了ライン)/2 ここで、画像開始ラインは、走査線でいうと何ライン目
から画像が始まっているかを示し、画像終了ラインは、
走査線でいうと何ライン目で画像が終了しているかを示
す。
【0018】このようによって求められた結果と図3と
を参照して、ビデオクロマ処理回路24に出力される垂
直センタデータ(コントロール信号)が決定される。シ
ネスコサイズやビスタサイズの映像ソースであれば、垂
直センタデータはたとえば「18」となる。
【0019】次いで、垂直サイズ補正処理について述べ
る。
【0020】画像の垂直サイズは以下によって計算され
る。
【0021】垂直サイズ(走査線数)=画像終了ライン
−画像開始ライン+1 この計算の結果と図4とを参照して、ビデオクロマ処理
回路24に出力される垂直サイズデータ(コントロール
信号)が決定される。シネスコサイズの映像ソースであ
れば、垂直サイズデータはたとえば「46」となり、ビ
スタサイズの映像ソースであれば、垂直サイズデータは
たとえば「16」となる。
【0022】また、画像領域検出回路42は、選択スイ
ッチ12からの輝度信号,ビデオクロマ処理回路24か
らの水平同期信号,垂直同期信号,およびメインCPU
40からの黒レベル閾値等の設定データに基づいて、無
画像領域と画像領域とを検出する。
【0023】この画像領域検出回路42は、たとえば図
1(B)に示すように構成される。画像領域検出回路4
2は、入力端子44,46および48を含む。入力端子
44からは、選択スイッチ12からの輝度信号が入力さ
れ、入力端子46にはビデオクロマ処理回路24からの
水平同期信号が入力され、入力端子48にはビデオクロ
マ処理回路24からの垂直同期信号が入力される。
【0024】そして、入力端子44に入力された輝度信
号は、LPF50に与えられ、輝度信号のノイズ成分が
除去される。LPF50で信号処理された輝度信号はA
/D変換回路52に与えられる。
【0025】また入力端子46からの水平同期信号はク
ランプパルス発生回路54に与えられ、クランプパルス
発生回路54では水平同期信号に基づいてクランプパル
スが作成される。このクランプパルスはA/D変換回路
52に与えられる。A/D変換回路52では、輝度信号
のペデスタルクランプが行われ、そして輝度信号がその
白/黒レベルに応じて6ビットのディジタル信号に変換
される。そして、ディジタルに変換された輝度信号の上
位5ビットが画像領域検出用CPU56に与えられる。
また、画像領域検出用CPU56には、入力端子46か
らの水平同期信号,入力端子48からの垂直同期信号,
および入力端子58からの設定データが与えられる。そ
して、画像領域検出用CPU56は、入力されたデータ
に基づき、画像領域を検出する。
【0026】そして、画像領域検出用CPU56の出力
は、シリアルデータとして出力端子60から出力され、
メインCPU30に与えられる。また、画像領域検出用
CPU56からは、垂直同期信号と水平同期信号とに基
づくA/D変換用クロックとデータ用クロックとが出力
され、このクロックはそれぞれメインCPU30および
A/D変換回路52に与えられる。したがって、A/D
変換回路52では、このクロックのタイミングでA/D
変換が行われる。なお、画像領域検出回路42とメイン
CPU30との間の送受信方法は、上述の方法に限らな
い。
【0027】なお、ディジタル信号の上位5ビットを使
用しているのは、下位1ビットはノイズ等に影響され、
不安定であるためである。しかも±1ビットは誤差とし
て処理して、その範囲内であれば同一データとして扱っ
ている。したがって、たとえば(00010X)を基準
データとすると、(00001X)および(00011
X)は基準データと同一であると判別される。ここで、
Xは6ビット目のデータであり、“0”でも“1”でも
かまわない。なお、A/D変換回路42からのデータと
しては5ビットでなくてもよく、最下位ビットの切り捨
ても任意でよい。また、誤差も必ずしも±1ビットでな
くてもよい。
【0028】このような画像領域検出回路42は、より
具体的には図2に示すように構成される。図2を参照し
て、入力端子44から入力された輝度信号は、LPF5
0に含まれるコンデンサ64で直流カットされ、抵抗6
6および68による抵抗分割によって所定値にバイアス
され、トランジスタ70でインピーダンス変換される。
そして、コイル72とコンデンサ74とを含むフィルタ
で輝度信号の低域成分のみが抽出され、トランジスタ7
6でインピーダンス変換される。これらによってLPF
50が構成され、輝度信号の低域成分のみが抽出され
る。LPF50としては、弱電界ノイズや不要なパルス
ノイズの影響をなくすように、たとえば200〜300
kHz程度の通過帯域が設定されている。
【0029】このLPF50の出力は、A/D変換回路
52を構成するIC(たとえば、三洋電機株式会社製:
LC7480)の6ピンに入力される。
【0030】一方、入力端子46に入力された水平同期
信号は、1ショットICで構成されるIC(たとえば、
SN74LS123)を含むクランプパルス生成回路5
4の2ピンに入力され、クランプパルスが5ピンから出
力され、A/D変換回路52の12ピンに入力される。
【0031】ここで、クランプパルス生成回路54は、
2ピンに入力された水平同期信号に同期して、パルスを
13ピンから出力し、9ピンに再入力する。この13ピ
ンから出力されるパルスは、14ピンおよび15ピンに
接続された抵抗78およびコンデンサ80を含む時定数
回路で設定される。そして、6ピンおよび7ピンに接続
された抵抗82およびコンデンサ84を含む時定数回路
で設定されたパルスがクランプパルスとして、5ピンか
ら出力される。このクランプパルスは、映像信号中のペ
デスタルレベルの位置と一致しており、その位置のレベ
ルを基準レベルとするようA/D変換回路52でクラン
プを行うために用いられる。
【0032】クランプパルスでクランプされた映像信号
は6ビットのディジタル輝度信号にA/D変換され、A
/D変換回路52の13ピンから18ピンまでの端子か
ら上位ビットより順に出力される。
【0033】また、A/D変換のタイミングクロック
は、画像領域検出用CPU56(たとえば、三菱電機株
式会社製:M34225)の発振器として27ピンおよ
び28ピンに接続された発振子(OSC)86からのク
ロックに基づいて、プログラムによって作成され、画像
領域検出用CPU56の12ピンから出力される。そし
て、そのタイミングクロックは、A/D変換回路52の
20ピンにクロックとして入力される。このクロックは
データを取り込むためのタイミングパルスとなる。
【0034】また、6ビットのディジタル輝度信号は上
位5ビットが画像領域検出用CPU56の11ピン,1
0ピン,9ピン,8ピン,6ピンに上位ビットから順に
入力される。
【0035】そして、画像領域検出用CPU56で、後
述する画像領域検出処理が行われ、24ピンからクロッ
クが、25ピンからシリアルデータが、メインCPU3
0へ転送される。なお、メインCPU30からの設定デ
ータ(シリアルデータ)は26ピンに入力される。
【0036】メインCPU30では、そのデータに基づ
いて映像ソースのアスペクト比判別処理が行われ、コン
トロール信号およびクロックがビデオクロマ処理回路2
4に与えられる。ビデオクロマ処理回路24は、入力さ
れた信号に基づいて、垂直偏向信号,水平偏向信号およ
びS字補正信号を出力し、偏向回路32を制御する。し
たがって、偏向回路32では、それらの制御信号に応じ
た処理が施される。
【0037】次いで、このように構成されるテレビジョ
ン受像機10の動作を説明する。
【0038】まず、入力端子14または16からそれぞ
れ入力されたテレビジョン信号またはコンポジットビデ
オ信号は、選択スイッチ12を介してY/C分離回路2
2に与えられ、輝度信号とカラー信号とに分離される。
そして、その輝度信号とカラー信号とは、再度選択スイ
ッチ12に入力され、それらの信号とS端子(入力端子
18および20)から入力された輝度信号およびカラー
信号とのいずれかが選択され、出力される。
【0039】この選択スイッチ12からの輝度信号は、
画像領域検出回路42に取り込まれ、水平同期信号およ
び垂直同期信号のタイミングでA/D変換され、そのデ
ィジタル映像信号で画像領域の検出が行われる。
【0040】その結果は、シリアルデータとしてメイン
CPU30に入力される。メインCPU30では、アス
ペクト比が判別され、アスペクト比に応じたコントロー
ル信号が、ビデオクロマ処理回路24に供給される。こ
こで、水平偏向信号は水平方向の偏向を調整する制御信
号、垂直偏向信号は垂直方向の偏向を調整する制御信
号、S字補正信号は偏向のS字補正を調整する制御信号
である。以上のようにして映像ソースにより自動的に所
望の表示モードが得られるようにしている。
【0041】ところで、近年、標準のテレビジョン信号
と互換性を保ちつつテレビジョン信号の高画質化とワイ
ドアスペクト化を図った第2世代EDTV(以下EDT
V2という)が提案され、すでに放送されている。この
テレビジョン信号は、レターボックス形式の映像信号を
主画部とし、輝度信号の水平帯域4.2Mhz〜約6M
hzの水平輝度高域成分を搬送波抑圧振幅変調し、約2
〜4Mhzの低域に周波数シフトした水平解像度補強信
号をレターボックス形式の主画部に周波数多重したもの
である。
【0042】このEDTV2のテレビジョン信号を受信
した時、4:3のテレビジョン受像機では、図12
(A)に示されるように上下が無画部で中央にレターボ
ックス形式の映像信号が表示されるようにしていたが、
16:9のアスペクト比をもつワイドのテレビジョン受
像機では、映像信号部分が画面上すべて表示できるよう
になるため、迫力のある画面が再現できる。
【0043】このようにワイドのテレビジョン受像機で
は、EDTV2のテレビジョン信号を受信したとき、自
動的に16:9のアスペクト画面一杯に見れるようにす
るために、次のような処理が考えられる。
【0044】第1の方法としては、EDTV2のテレビ
ジョン信号を受信すると、その映像の開始位置(以下ス
タートラインという)と映像の終了位置(以下ストップ
ラインという)を検出して、そのスタートラインとスト
ップラインが一定回数一致した場合に画面サイズを切り
換えるようにしていた。
【0045】この方法であれば、正確に映像のある部分
を検出できるものの一定回数の一致を検出しなければな
らないので、その検出に時間がかかり、また、映像が不
安定な状態のときには、その検出にさらに時間がかかり
画面切換が遅くなるという欠点がある。
【0046】一方、第2の方法として、EDTV2のテ
レビジョン信号には、EDTV2であることを示す識別
制御信号を各フィールドの第22ライン、第285ライ
ンに挿入されている。そこで、上述したスタートライン
とストップラインを検出せずに、映像のこの識別制御信
号を判別して、EDTV2のテレビジョン信号の有り無
しを判別して、有りの場合には、画面サイズを予め決め
られていた表示に切り換えるようにしていた。
【0047】この方法であれば、識別信号を判別するだ
けであるため、画面サイズの切換時間が短くなる。しか
し、画面サイズは、予め決められたものに設定されてい
るので、例えば、EDTV2のテレビジョン信号の映像
が図12(C)のようなシネスコープサイズの場合で
は、通常の16:9の映像に比べ上下の無画部の幅が広
くなっているため、予め決められた画面サイズが、十分
に無画部を表示しない幅を小さくとっていると、無画部
が表示されてしまう。このシネスコープサイズに、画面
サイズを合わすと、無画部が少ない映像の場合、映像部
分が欠けてしまうという問題がある。
【0048】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みなされたものであり、EDTV2のテレビジョン
信号を受信したときに、識別制御信号を判別して、予め
決め設定した画面モードに切り換え、さらに、映像の走
査線数が、一定数以下の場合には、映像が欠けることの
ない画面サイズになるように画面一杯に映像が表示され
るように切り換えて、EDTV2のテレビジョン信号の
画面切り換えの動作を正確かつ素早く行うようにしたテ
レビジョン受像機を提供することを目的とする。
【0049】
【課題を解決するための手段】本発明は、映像信号を検
出する映像信号検出手段、前記映像信号検出手段の出力
に基づいて画像領域を検出する画像領域検出手段、前記
映像信号から横長のテレビジョン信号であることを示す
識別情報を検出する識別情報検出手段と、前記画像領域
検出手段と前記識別情報検出手段に応じて画面に表示さ
れる画像の表示モードを調整する表示調整手段を備える
テレビジョン受像機において、前記表示調整手段は、前
記識別情報検出手段からの出力により予め決められた所
定の画面サイズに表示を設定し、その後、前記画像領域
検出手段に応じて無画部が表示されないように前記映像
信号を表示するよう調整することを特徴とするテレビジ
ョン受像機である。
【0050】また、本発明は、前記識別情報検出手段
は、前記映像検出手段からの出力に基づいて検出するこ
とを特徴とするテレビジョン受像機である。
【0051】そして、本発明は、前記識別情報検出手段
で検出される識別情報は、EDTV2の信号の有無を示
す識別制御信号であることを特徴とするテレビジョン受
像機である。
【0052】さらに、本発明は、前記表示調整手段は、
前記識別情報検出手段からの出力により予め決められた
所定の画面サイズに表示を設定し、その後、前記画像領
域検出手段からの出力により映像領域の総走査線が予め
定められた設定数以下である場合に無画部が表示されな
いように前記映像信号を表示するよう調整することを特
徴とするテレビジョン受像機でもある。
【0053】また、本発明は、前記識別情報検出手段に
より設定される画面サイズで表示する映像の総走査線数
は、前記画像領域で設定される映像領域の総走査線数の
設定数よりも大きいことを特徴とするテレビジョン受像
機である。
【0054】そして、本発明は、前記画像領域で設定さ
れる映像領域の総走査線数の設定数は160本であるこ
とを特徴とするテレビジョン受像機である。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明をする。実施例のブロック図は、図1に示され
ているものと同じであるので、基本的な動作の説明は割
愛して、本発明で追加した機能について説明をする。
【0056】EDTV2のテレビジョン信号の識別制御
信号の判別は、入力端子44に入力された輝度信号をL
PF50を介して、A/D変換回路52でデジタル信号
に変換され、同期信号スライス、映像スライス、EDT
V2スライス、字幕スライスの4種類の信号にスライス
され、画像領域検出用CPU56に与えられる。
【0057】そして、画像領域検出用CPU56は入力
された信号から画像領域が走査線の何ライン目から何ラ
イン目なのか、EDTV2信号かどうかを検出する。画
像領域検出用CPU56は、上述した検出結果をメイン
CPU30に送信する。
【0058】また、メインCPU30から画像領域検出
用CPU56に対して垂直ブランキング位置を送信す
る。これは、画面を縦方向に伸張した場合、画面上下に
ブランキングをかけないと、CRTのネックにビーム電
流があたり、管面内で反射を起こし、画面上部あるいは
下部が光ってしまうためであり、これが長時間続くとC
RTの信頼性を損なう恐れがある。
【0059】メインCPU30と画像領域検出用CPU
56間の情報の送受信は、3線を使用した3線シリアル
送受信で行う。メインCPU30は、受信データに基づ
いて、垂直振幅量や、垂直センター量等の制御信号を偏
向回路32に送信する。
【0060】偏向回路32は、垂直発振回路34、垂直
ドライブ回路38、水平発振回路36、水平ドライブ回
路40からなり、CRT28を駆動する。
【0061】そして、メインCPU30はEDTV2の
判定処理、映像のスタートライン、ストップラインの判
定処理の2つの判定処理と、判定結果から制御信号を決
定する処理の、合計3つの処理を行い、自動的に画面サ
イズを切り換える指示をメインCPU30が行う。
【0062】この一連の自動画面サイズの切り換え動作
について、図6乃至図10のフローチャートを参照しな
がら説明する。
【0063】まず、図7において、外部からのビデオ信
号が入力されている時に、ビデオテープレコーダが、早
送り再生中、または巻戻し再生中は処理を終了する(ス
テップS20、ステップS21)。これは、テレビデオ
の場合、早送り再生または巻戻し再生では、映像信号が
乱れるため、画面サイズ切換動作を禁止する。
【0064】次に、ステップS20、ステップS21の
両方とも”NO”の場合、ステップS22に進む。この
ステップS22は、EDTV2の変化を判定するステッ
プで、EDTV2の判定処理を行う。このフローチャー
ト図は、図6に示されるような動作をする。
【0065】即ち、ステップS1においてEDTV2
(以下、EDTV2をEDTVとする)を受信(識別制
御信号を検出してEDTV2を受信しているか否かを判
別する)しているかを判断し、EDTVのときは、ステ
ップS8に進み、EDTVでない場合はステップS2に
進む。ステップS2では、EDTVなしが確定している
ときは、変化無しなので、ステップS7に進み、EDT
Vカウンタをクリアして処理を終了する。
【0066】このEDTVカウンタは、一定時間値が確
定したときに有効と判定するためのものである。ステッ
プS3ではEDTVの最新情報が確定と異なるため、E
DTVカウンタをインクリメント(+1)する。インク
リメントした結果がEDTVなし判定回数以上になった
場合(ステップS4)、EDTVなしが確定し、EDT
Vなしの値を設定する。(ステップS5)ステップS6
では変化があったということでEDTV切換フラグをセ
ットし、処理を終了する。
【0067】一方、ステップS8は映像が4:3の時、
EDTVの判定処理をしないようにするためのオプショ
ンが設定しているかを判定する。これは、EDTVの映
像でないのに、EDTVと判定してしまう映像ソースに
対する対策である。
【0068】オプションが無しの時は、ステップS10
に進む。オプションが有りの時は、画面上部に無画部が
あるかどうかを判定し(ステップS9)、無画部がある
場合はステップS10に進む。無画部がない場合は、
4:3映像と判定し、処理を終了する。
【0069】ステップS10では、EDTVありが確定
しているときは、変化無しなので、ステップS16に進
み、EDTVカウンタをクリアし、処理を終了する。ま
た、ステップS11ではEDTVの最新情報が確定と異
なるため、EDTVカウンタをインクリメント(+1)
する。インクリメントした結果がEDTVあり、その判
定数が、所定回数以上になった場合(ステップS1
2)、EDTVありが確定し、EDTVありの値を設定
する。(ステップS13) そして、ステップS14では変化があったということで
EDTV切換フラグをセットして処理を終了する。
【0070】よって、以上のような処理で、EDTVの
有り無しを判定する。なお、EDTVのあり判定回数と
なし判定回数は同じでなくて良く、誤判定しない範囲を
設定すればよい。また、このEDTV2判定処理は、約
160msec毎に行うこととするが、これに限定され
ないのはいうまでもない。
【0071】よって、以上のようにして図7にあるED
TV2判定処理(ステップS22)を行った後、続い
て、ステップS23では中央部に映像があるかどうかを
判定する。これは一時的に画面が真っ黒になったときに
画面を切り換えないようにするための処理である。中央
部に映像がある場合は、ステップS24に進み、ない場
合はステップS52の処理Cに、それぞれ進む。
【0072】ステップS24で、受信した映像データを
有効と見なし、映像の最新データとして格納する。ステ
ップS25では、最新データがバッファデータの誤差範
囲か否かが判断される。ここで、バッファデータとは、
確定データとなる可能性がある候補データであり、バッ
ファに格納されているデータである。バッファデータに
は、映像のスタートライン、ストップラインを含み、以
下スタートバッファ、ストップバッファという。
【0073】すなわち、最新のスタートラインとストッ
プバッファ、最新のストップラインとストップバッファ
とが、それぞれ比較される。ここでの判定は、±の誤差
をもっており、データが完全に一致しなくても一致と判
定できるよう処理が行われる。以下、同様である。この
実施例では、誤差範囲は±1ビットであるが、これに限
定されないのはいうまでもない。
【0074】次に、ステップS25が”YES”のとき
は、ステップS77の処理Bへ進む、ステップ77は、
図9に示されるようなフローチャート図となる。すなわ
ち、NGカウンタをクリアする。(ステップS26)。
NGカウンタについては後述する。
【0075】そして、ステップS27にて、一致カウン
ターが一定回数未満の時ステップS28に、そうでない
ときはステップS52に進む。ステップS28は一致カ
ウンタをインクリメントする。
【0076】ステップS29では一致カウンタが一定回
数以上の時はステップS31に、そうでないときはステ
ップS30にそれぞれ進む。ステップS30では、字幕
判定時間かどうか判定する。字幕判定時間の時は、ステ
ップS31に、そうでないときはステップS52に進
む。
【0077】ステップS31で、確定データが4:3の
ときは、字幕判定を行わないので、ステップS35に進
む。
【0078】確定データが4:3でないときは字幕判定
を行う為、ステップS32に移行する。確定スタートと
スタートバッファが誤差の範囲で(ステップS32=”
YES”)、かつストップバッファが誤差の範囲を越え
て確定バッファから減少した場合(ステップS33=”
YES”)、字幕ありからなしに変化したと判定し、ス
テップS40に進む。
【0079】そして、ステップS40では、すでに字幕
ありと判定している場合、ステップS52に進み、字幕
ありと判定していない場合、つまり字幕なしからありに
変化した場合、ステップS41に進み、字幕フラグをセ
ットする。
【0080】ステップS34ではストップバッファが確
定ストップと誤差範囲内かを判定する。誤差を超えて変
化した場合、字幕なしからありに変化したと判定し、ス
テップS39に移行する。ステップS39では字幕フラ
グをセットし、ステップS37に移行する。
【0081】次に、S34で”NO”の場合はスター
ト、ストップの両方が誤差範囲内にあるということなの
でS52に移行する。ステップS35では字幕判定時間
かどうかを再度判定する。これは字幕判定時間の時は字
幕判定のみを行い、通常の画面サイズ切換を行わないた
めである。
【0082】ステップS35が”YES”つまり、字幕
判定時間の時は、ステップS52に移行する。ステップ
S35が”NO”の場合は、字幕判定時間でないので画
面サイズ切換を行う。まず、ステップS36で字幕フラ
グをクリアする。
【0083】そして、ステップS37で確定データにバ
ッファデータを格納する。つまり、確定スタートにはス
タートバッファを、確定ストップにはストップバッファ
をそれぞれ格納する。ステップS38で画面サイズ切換
フラグをセットする。
【0084】一方、ステップS25で”NO”の場合
は、図8にあるステップS76の処理Aに進む。そし
て、最新データがバッファデータの誤差範囲を超えてい
るということなので、ステップS42に移行し、最新デ
ータをバッファデータに格納する。
【0085】また、データ不一致が発生したので一致カ
ウンタをクリアする(ステップS43)。ステップ44
では現在すでに4:3画面と判定して画面を切り換えて
いるかどうかを判定する。”YES”の場合、ステップ
S52に移行する。”NO”の場合、ステップS45に
移行する。
【0086】ステップS45からステップS51では、
バッファデータが現在確定しているデータより外側、つ
まり大きくなる方向にあるかを判定する。これが設定回
数以上続けば、不安定な映像と判定し、強制的に4:3
のデータと設定する処理を行う。
【0087】すなわち、ステップS45ではスタートバ
ッファが確定スタートより小さい場合、ステップS47
に移行し、そうでない場合はステップS46に移行す
る。ステップS46では、ストップバッファが確定スタ
ートより大きい場合、ステップS47に移行し、そうで
ない場合は、ステップS52に移行する。
【0088】ステップS47ではNGカウンタをインク
リメントし、ステップS48では、NGカウンタが設定
回数以上になった場合、不安定な映像と判定し、ステッ
プS49に移行する。そうでない場合はステップS52
に移行する。
【0089】NGカウンタをクリアし(ステップS4
9)、4:3の画面設定を行うためのデータを確定スタ
ート、確定ストップに格納する(ステップS50)。さ
らに、画面サイズ切換フラグをセットし(ステップS5
1)、ステップS52に移行する。
【0090】判定結果から制御信号を決定する処理を、
図10で説明する。即ち、ステップ52は、上述した一
連の処理の後、ステップS60でEDTV切換フラグが
セットされているか判定する。”NO”の場合、EDT
V信号の変化つまり、EDTV信号有りから無し、また
は、無しから有りといった変化がないということなの
で、ステップS75に移行する。
【0091】ステップS60で”YES”の場合、ED
TV信号の変化があったということなので、ステップS
61へ移行し、EDTV切換フラグをクリアする。ステ
ップS62ではEDTV有りかどうかを判定し、EDT
V有りの場合は画面サイズを”ズーム”モードに設定す
る。(ステップS68) この”ズーム”とは16:9の映像を映し出すのに適し
た固定の画面モードである。ステップS69ではユーザ
ーが自由に設定できる垂直サイズ量を読み出す処理を行
う。各画面サイズに垂直サイズの調整値を有するため
で、このような処理に限定しない。
【0092】ステップS70でEDTV用の垂直サイ
ズ、垂直センター等のデータを設定する。データは画面
サイズ=”ズーム”モードと同じ値になる。
【0093】一方、ステップS62でEDTV無しと判
定した場合はステップS63に移行する。ここでオート
ワイドオンかどうか判定する。オートワイドオンの時
は、ステップS64に移行し、現在の確定スタート、確
定ストップから映像の総走査線本数を計算する。ステッ
プS65で映像の総走査線数が設定値(例えば160
本)以下の場合、オートワイド動作を行う(ステップS
66)。ここでオートワイド動作とは、映像を欠損な
く、画面一杯に映し出すように、垂直サイズや、垂直セ
ンター等を調整する動作のことで、既存の技術である。
【0094】ステップS71ではオートワイドオンかど
うか判定し、オートワイドオフなら処理を終了する(ス
テップS75)。オートワイドオンの時は、ステップS
72に移行し、画面サイズ切換フラグがセットされてい
る場合、ステップS73に移行し、画面サイズ切換フラ
グをクリアし(ステップS73)、処理D(ステップS
74)に移行する。
【0095】処理Dは、図11に示すようなフローチャ
ート図となる。まず、ステップS78でEDTVありか
どうか判定する。また、ステップS79では画面サイズ
がズームモードであるかを判定する。
【0096】このステップS78、ステップS79のす
くなくとも一方が”NO”の場合、オートワイド動作を
行うため、ステップS84に移行する。ステップS78
とステップS79の両方が”YES”の場合、現在、E
DTVありを判定した上で、画面サイズをズームに切り
換えた状態であるということなので、ステップS80に
移行し、現在の確定スタート、確定ストップから映像の
総走査線本数を計算する。
【0097】そして、ステップS81で映像の総走査線
数が設定値(例えば160本)以下の場合、オートワイ
ド動作を行う(ステップS84)。
【0098】また、設定値より大きい場合、オートワイ
ド処理は行わないため画面は切り換えないが、EDTV
用の確定スタート、確定ストップを再設定するため、ス
テップS82に移行する。ステップS82ではユーザー
が自由に設定できる垂直サイズ量を読み出す処理を行
う。なお、各画面サイズに垂直サイズの調整値を有する
ためで、このような処理に限定しない。そして、ステッ
プS83でEDTV用の垂直サイズ、垂直センター等の
データを設定する。データは、画面サイズ=”ズーム”
モードと同じ値になる。
【0099】一方、ステップS72で画面サイズ切換フ
ラグがセットされていない場合は処理を終了する(ステ
ップS75)。
【0100】このようにすれば、図12に示すように、
EDTV2信号を受信した場合、図12(B)に示すよ
うに、まず、いわゆるズームモードに切り換える。これ
は、映像のスタートライン、ストップラインを判定せ
ず、EDTV2信号であるかどうかのみで判定を行うの
で、早く切り換えることができる。
【0101】次に、映像のスタートライン、ストップラ
インを判定し、その結果、映像の総走査線数(つまり、
ストップライン−スタートライン)がある値以下の場
合、例えば、総本数が160本以下の場合、さらにオー
トワイド動作を行う。
【0102】また、図12(A)の場合、総走査線数が
160本を超えていたのでズームモードのままとなる。
図12(B)の場合、総走査線数が160本以下なの
で、オートワイドを動作させる。図12(C)はEDT
V2信号でない場合の動作で、ズームモードへは移行せ
ず、オートモードに移行する。
【0103】
【発明の効果】以上、本発明によれば、EDTVの信号
であるか否かを先に判別した後、予め設定された画面サ
イズに変更して、その後、映像の無画部を判別して、無
画部が表示され続けているならば、更に、画面サイズを
無画部が表示されないようにすることができるので、素
早く画面サイズを切り換え、かつ、無画部が表示されな
いような画面サイズに正確に設定できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施例を示すブロック図であ
り、(B)は画像領域検出回路の一例を示すブロック図
である。
【図2】画像領域検出回路の一例を示す回路図である。
【図3】垂直センタ補正を行うための走査線数と垂直セ
ンタデータとの関係を示すグラフである。
【図4】垂直サイズ補正を行うための走査線数と垂直サ
イズデータとの関係を示すグラフである。
【図5】各種表示モードを説明するための図解図であ
る。
【図6】本発明のEDTV2の信号の判定処理のフロー
チャート図である。
【図7】本発明の自動画面サイズの動作を示すのフロー
チャート図である。
【図8】本発明の自動画面サイズの動作を示すのフロー
チャート図である。
【図9】本発明の自動画面サイズの動作を示すのフロー
チャート図である。
【図10】本発明の自動画面サイズの動作を示すのフロ
ーチャート図である。
【図11】本発明の自動画面サイズの動作を示すのフロ
ーチャート図である。
【図12】本発明の各種表示モードを説明するための図
解図である。
【符号の説明】
10 …テレビジョン受像機 24 …ビデオクロマ処理回路 26 …駆動回路 28 …CRT 30 …メインCPU 42 …画像領域検出回路 50 …LPF 52 …A/D変換回路 54 …クランプパルス発生回路 56 …画像領域検出用CPU 56a …RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 7/081 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04N 3/16 - 3/40

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を検出する映像信号検出手段、 前記映像信号検出手段の出力に基づいて画像領域を検出
    する画像領域検出手段、 前記映像信号から横長のテレビジョン信号であることを
    示す識別情報を検出する識別情報検出手段と、 前記画像領域検出手段と前記識別情報検出手段に応じて
    画面に表示される画像の表示モードを調整する表示調整
    手段を備えるテレビジョン受像機において、 前記表示調整手段は、前記識別情報検出手段からの出力
    により予め決められた所定の画面サイズに表示を設定
    し、その後、前記画像領域検出手段に応じて無画部が表
    示されないように前記映像信号を表示するよう調整する
    ことを特徴とするテレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のテレビジョン受像機におい
    て、前記識別情報検出手段は、前記映像検出手段からの
    出力に基づいて検出することを特徴とするテレビジョン
    受像機。
  3. 【請求項3】請求項2記載のテレビジョン受像機におい
    て、前記識別情報検出手段で検出される識別情報は、E
    DTV2の信号の有無を示す識別制御信号であることを
    特徴とするテレビジョン受像機。
  4. 【請求項4】請求項3記載のテレビジョン受像機におい
    て、前記表示調整手段は、前記識別情報検出手段からの
    出力により予め決められた所定の画面サイズに表示を設
    定し、その後、前記画像領域検出手段からの出力により
    映像領域の総走査線が予め定められた設定数以下である
    場合に無画部が表示されないように前記映像信号を表示
    するよう調整することを特徴とするテレビジョン受像
    機。
  5. 【請求項5】請求項4記載のテレビジョン受像機におい
    て、前記識別情報検出手段により設定される画面サイズ
    で表示する映像の総走査線数は、前記画像領域で設定さ
    れる映像領域の総走査線数の設定数よりも大きいことを
    特徴とするテレビジョン受像機。
  6. 【請求項6】請求項5記載のテレビジョン受像機におい
    て、前記画像領域で設定される映像領域の総走査線数の
    設定数は160本であることを特徴とするテレビジョン
    受像機。
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