JPH0731270A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JPH0731270A
JPH0731270A JP20293693A JP20293693A JPH0731270A JP H0731270 A JPH0731270 A JP H0731270A JP 20293693 A JP20293693 A JP 20293693A JP 20293693 A JP20293693 A JP 20293693A JP H0731270 A JPH0731270 A JP H0731270A
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auger
discharge auger
turning
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grain
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Hiroshi Kawabuchi
渕 博 史 川
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 穀粒タンクの穀粒取出し操作を簡単に行え
て作業能率を向上させることを目的とする。 [構成] 穀粒タンク(11)の穀粒を取出す排出オ
ーガ(18)を設けると共に、前記排出オーガ(18)
出口側を方向転換させる旋回部材(34)を設けるコン
バインにおいて、排出オーガ(18)の駆動停止または
旋回などの手動操作を行う手動操作部(73)を排出オ
ーガ(18)の先端部に取付け、運転操作部(15)と
排出オーガ(18)先端部の両方で排出オーガ(18)
の手動操作を行うように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は穀稈を連続的に刈取って
脱穀すると共に、脱穀部からの穀粒を穀粒タンクに取出
すコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、穀粒タンクの穀粒を取出す排出オ
ーガを設けると共に、前記排出オーガ出口側を方向転換
させる旋回部材を設け、前記タンクの穀粒を排出オーガ
によってトラックの荷台またはコンテナなどに搬出する
技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、移出
オーガの駆動停止及び旋回などの操作を運転操作部で全
て行っていたから、コンバインの運転席から排出オーガ
の先端を目視確認し乍ら、または運転席と排出オーガ先
端位置を作業者が往復し、排出オーガの穀粒排出及び排
出位置変更を行う必要がある等の取扱い操作上の問題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、穀粒
タンクの穀粒を取出す排出オーガを設けると共に、前記
排出オーガ出口側を方向転換させる旋回部材を設けるコ
ンバインにおいて、排出オーガの駆動停止または旋回な
どの手動操作を行う手動操作部を排出オーガの先端部に
取付け、運転操作部と排出オーガ先端部の両方で排出オ
ーガの手動操作を行うように構成したもので、運転操作
部での排出オーガ操作によってトラック荷台またはコン
テナの中央部に穀粒を搬出させた後、トラック荷台また
はコンテナ上に作業者が移動して手動操作部操作により
トラック荷台またはコンテナの角隅部に穀粒を搬出させ
得、穀粒排出先から離れた運転操作部での微調節並びに
1人作業での運転操作部と排出先の往復移動など面倒な
従来操作を不要とし、排出オーガ作業能率の向上並びに
トラック荷台またはコンテナからの穀粒溢れ落ち防止な
どを容易に図り得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は穀粒排出オーガの制御回路図、図2は全体
側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は左右に走
行クローラ(2)(2)を装設するトラックフレーム、
(3)は前記トラックフレーム(1)に固定支持する機
台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴
(6)を内蔵してなる脱穀部、(7)は機台(3)前方
に昇降可能に支持させて刈刃及び穀稈搬送機構などを備
える刈取部、(8)は前記フィードチェン(5)終端に
連結させる排藁チェン(9)の終端を臨ませる排藁カッ
ター部、(10)はコンバインの各部を駆動するエンジ
ン、(11)は揚穀筒(12)を臨ませて脱穀部(4)
から取出す穀粒を貯留する穀粒タンク、(13)は運転
席(14)及び運転操作部(15)を備える運転台であ
り、前記刈取部(7)で連続的に穀稈を刈取ると共に、
この刈取穀稈を前記脱穀部(4)で脱穀処理するように
構成している。
【0006】図4に示す如く、前記穀粒タンク(11)
は底部に穀粒横送りオーガ(16)を、また後部に前記
横送りオーガ(16)からの穀粒を縦送りする縦排出オ
ーガ(17)を、さらに上部に前記縦排出オーガ(1
7)からの穀粒を機外に取出す上部排出オーガ(18)
を備え、縦軸である前記オーガ(17)のオーガ筒(1
9)を中心に該穀粒タンク(11)を外方に回動自在に
設けるもので、前記横送りオーガ(16)と縦排出オー
ガ(17)との駆動伝達ケース(20)の下端軸部(2
1)を機台(3)に、また縦排出オーガ(17)のオー
ガ筒(19)中間を前記脱穀部(4)側方の支柱(2
2)に筒受部材(23)を介して回動自在に支持させ、
穀粒タンク(11)の前部側を外方に開放可能に構成し
ている。
【0007】図5にも示す如く、前記上部排出オーガ
(18)のオーガ筒(24)を前記縦排出オーガ(1
7)のオーガ筒(19)に上下方向に回動自在に連結支
持させている。前記縦排出オーガ筒(19)の上端に軸
受部材(25)と受継フランジ(26)及びサイドフレ
ーム(27)を介して前記上部排出オーガ筒(24)の
基端を上下回動自在に取付けるもので、前記軸受部材
(25)に軸(28)を介し基端を支持する油圧昇降シ
リンダ(29)のピストンロッド(30)先端を軸(3
1)を介して受継フランジ(26)及びサイドフレーム
(27)に連結させ、前記昇降シリンダ(29)のピス
トンロッド(30)伸縮操作により前記フランジ(2
6)を中心として上部排出オーガ筒(24)先端を上下
回動させ、該オーガ筒(24)の投出口(32)を昇降
させると共に、前記縦排出オーガ筒(19)に大径ギヤ
(33)を一体形成し、脱穀部(4)外側に固定させる
旋回部材である旋回モータ(34)の出力軸(35)に
小径ギヤ(36)を設け、前記モータ(34)によって
各ギヤ(33)(36)を介して縦排出オーガ筒(1
9)を回転させ、上部排出オーガ筒(24)を水平方向
に旋回させて方向転換させる一方、電磁クラッチ型旋回
ブレーキ(37)を前記モータ(34)に取付け、前記
ブレーキ(37)によって出力軸(35)を制動して上
部排出オーガ筒(24)の方向転換を阻止するように構
成している。
【0008】さらに、図6に示す如く、前記タンク(1
1)前側の横送りオーガ(16)前端側に入力プーリ
(38)を取付け、エンジン(10)の駆動力を伝える
駆動プーリ(39)にベルト(40)を介して入力プー
リ(38)を連結させ、連動連結させている各オーガ
(16)(17)(18)を入力プーリ(38)によっ
て駆動してタンク(11)の穀粒を搬出すると共に、前
記ベルト(40)のテンションローラで形成するオーガ
クラッチ(41)を設け、クラッチモータ(42)にオ
ーガクラッチ(41)を連結させ、前記クラッチモータ
(42)制御によるオーガクラッチ(41)の入切操作
によって各オーガ(16)(17)(18)を駆動また
は停止させるように構成している。
【0009】また、図4に示す如く、脱穀部(4)上側
で機体の対角線方向に上部排出オーガ筒(24)を上向
きVノッチ付きのオーガレスト(43)によって収納支
持させると共に、上部排出オーガ(18)の旋回動作を
規制するストッパ(44)(45)を縦排出オーガ筒
(19)と支柱(22)に設け、上部排出オーガ(1
8)の旋回動作の機械的限界位置を前記ストッパ(4
4)(45)によって設定するように構成している。
【0010】さらに、図1に示す如く、昇降シリンダ
(29)及び旋回モータ(34)を自動制御して上部排
出オーガ(18)をオーガレスト(43)位置に復帰さ
せる自動収納スイッチ(46)と、昇降シリンダ(2
9)及び旋回モータ(34)を自動制御して上部排出オ
ーガ(18)を穀粒排出位置に移動させる自動セットス
イッチ(47)と、昇降シリンダ(29)を手動制御し
て上部排出オーガ筒(24)先端の投出口(32)を昇
降させるオーガ上昇及び下降スイッチ(48)(49)
と、旋回モータ(34)を手動制御して上部排出オーガ
(18)を旋回させるオーガ左旋回及び右旋回スイッチ
(50)(51)と、昇降シリンダ(29)または旋回
モータ(34)の作動速度を手動操作によって変更させ
る速度切換スイッチ(52)と、昇降シリンダ(29)
の上昇作動速度を手動操作によって変更させる上昇時間
切換スイッチ(53)と、運転操作部(15)の走行変
速レバー(54)が走行変速中立位置であることを検出
する走行中立スイッチ(55)と、クラッチモータ(4
2)を手動制御してオーガクラッチ(41)を入切動作
させるオーガクラッチ入及び切スイッチ(56)(5
7)を備え、マイクロコンピュータで形成する運転席コ
ントローラ(58)に前記各スイッチ(46)〜(5
7)を接続させると共に、運転操作部(15)の左操作
コラム(59)に前記コントローラ(58)を取付け、
運転席(14)の作業者が各スイッチ(46)〜(5
7)操作を行うように構成している。
【0011】また、自動収納スイッチ(46)オン操作
を表示する自動収納ランプ(60)と、自動セットスイ
ッチ(47)オン操作を表示する自動セットランプ(6
1)と、オーガクラッチ(41)入動作を表示するオー
ガクラッチランプ(62)を、前記コントローラ(5
8)に接続させると共に、上部排出オーガ(18)の旋
回位置(旋回角度)を検出させるポテンショメータ型旋
回位置センサ(63)と、上部排出オーガ(18)のセ
ット位置(穀粒排出位置)を手動設定する位置調節ボリ
ューム(64)と、昇降シリンダ(29)及び旋回モー
タ(34)の動作速度の基準パルス幅を機種などに応じ
て変更するパルス調節ボリューム(65)を、前記コン
トローラ(58)に接続させるもので、図5の如く、旋
回モータ(34)の出力軸(35)上に前記旋回位置セ
ンサ(63)を取付けている。
【0012】さらに、上昇及び下降回路(66)(6
7)を介して昇降シリンダ(29)を、左右旋回回路
(68)(69)を介して旋回モータ(34)を、オー
ガクラッチ入切回路(70)(71)を介してクラッチ
モータ(42)を、また旋回ブレーキ(37)及び警報
用ブザー(72)を、前記コントローラ(58)に接続
させる。
【0013】また、前記上部排出オーガ筒(24)先端
の投出口(32)に取付ける手動操作部であるオーガ先
端コントローラ(73)を備え、該コントローラ(7
3)を運転席コントローラ(58)に接続させると共
に、運転席コントローラ(58)の手動操作用の各スイ
ッチ(48)(49)(50)(51)(56)(5
7)と同一操作を行うオーガ上昇及び下降スイッチ(7
4)(75)、並びにオーガ左旋回及び右旋回スイッチ
(76)(77)、並びにオーガクラッチ入及び切スイ
ッチ(78)(79)を、オーガ先端コントローラ(7
3)に設けるもので、例えばトラック荷台またはコンテ
ナ上側に投出口(32)を位置させているとき、該部で
作業者によって各スイッチ(74)〜(79)操作を行
い、トラック荷台またはコンテナの角隅部などに穀粒を
投入させるように構成している。
【0014】また、無線によって遠隔操作を行う遠隔コ
ントローラ(80)を備え、該コントローラ(80)か
らの電波信号を受信入力させる受信回路(81)を運転
席コントローラ(58)に接続させると共に、運転席コ
ントローラ(58)の手動操作用の各スイッチ(48)
(49)(50)(51)(56)(57)と同一操作
を行うオーガ上昇及び下降スイッチ(82)(83)、
並びにオーガ左旋回及び右旋回スイッチ(84)(8
5)、並びにオーガクラッチ入及び切スイッチ(86)
(87)を、遠隔コントローラ(80)に設けるもの
で、例えば運転席(14)或いはトラック荷台またはコ
ンテナから離れた場所に作業者が位置し、該遠隔部で作
業者によって各スイッチ(82)〜(87)操作を行
い、上部排出オーガ(18)の昇降及び左右旋回並びに
オーガクラッチ(41)の入切を作業者の遠隔手動操作
によって夫々行うように構成している。
【0015】さらに、図7に示す如く、上部排出オーガ
(18)の旋回範囲を270度に設定したもので、オー
ガレスト(43)の収納位置を旋回角度零度とし、最大
旋回位置であるセット限界位置を旋回角度270度と
し、投出口(32)が機体上方に位置する排出不可能域
と、左側及び後側及び右側の各排出域によって上部排出
オーガ(18)の旋回範囲を形成すると共に、収納位置
またはセット限界位置に上部排出オーガ(18)が旋回
移行するとき、高速旋回する定速動作域から減速動作域
及び遅速動作域に移動して2段階に旋回速度が減速さ
れ、上部排出オーガ(18)の旋回慣性力を段階的に小
さくして旋回動作を停止させるように構成している。
【0016】さらに、図8のフローチャートに示す如
く、旋回位置センサ(63)出力が図7のように設定さ
れた正常値であり、上部排出オーガ(18)先端の各ス
イッチ(75)〜(79)手動操作、操作コラム(5
9)の各スイッチ(48)〜(51)(56)(57)
手動操作、リモートコントロール用の各スイッチ(8
2)〜(87)遠隔手動操作のいずれも行われていない
場合、自動収納スイッチ(46)が操作されることによ
り、旋回位置センサ(63)出力が収納位置ではないと
き、昇降シリンダ(29)及び旋回モータ(34)を自
動制御して前記オーガ(18)をオーガレスト(43)
に支持させる収納動作を自動的に行わせ、この自動収納
のとき並びに前記オーガ(18)が収納位置のときはオ
ーガクラッチ(41)が入操作されても切動作されて切
保持されると共に、前記の手動操作が行われていない場
合で自動セットスイッチ(47)が操作されることによ
り、位置調節ボリューム(64)と旋回位置センサ(6
3)の出力に差があり、旋回位置センサ(63)出力が
収納位置またはセット限界位置に到達していないとき、
昇降シリンダ(29)及び旋回モータ(34)を自動制
御し、位置調節ボリューム(64)のセット位置に前記
オーガ(18)を移行させるセット動作を自動的に行わ
せ、また前記オーガ(18)がセット位置またはセット
限界位置のとき、オーガクラッチ入切スイッチ(56)
(57)手動操作によりオーガクラッチ(41)の入動
作または切動作を行わせるもので、前記の自動収納動作
及び自動セット動作時、前記オーガ(18)が収納位置
またはセット位置に対して所定以上離れているときは定
速動作域として連続動作によって高速で旋回モータ(3
4)を作動させ、また前記オーガ(18)が収納位置ま
たはセット位置に接近したときは減速動作域及び遅速動
作域としてパルス動作によって段階的に減速して旋回モ
ータ(34)を作動させるように構成している。なお、
自動収納動作時に自動収納スイッチ(46)オン操作に
よって自動収納が中止されると共に、自動セット動作時
に自動セットスイッチ(47)がオン操作されることに
よって自動セットが中止されるように構成している。
【0017】また、操作コラム(59)の各スイッチ
(48)〜(51)手動操作が行われたとき、前記の自
動収納及びセット動作が中止され、旋回位置センサ(6
3)が収納位置またはセット位置に到達していないと
き、図7の定速及び減速及び遅速の各動作域の速度で旋
回モータ(34)を作動させ、定速動作域において各ス
イッチ(50)(51)がオフになるまで連続動作によ
って高速で旋回モータ(34)を作動させる高速手動動
作が行われると共に、前記オーガ(18)が収納位置の
ときはオーガクラッチ(41)が入操作されても切動作
されて切保持される一方、前記高速手動動作が行われた
ときまたはセット限界位置のとき、オーガクラッチ入切
スイッチ(56)(57)手動操作によりオーガクラッ
チ(41)の入動作または切動作を行わせるように構成
している。
【0018】また、上部排出オーガ(18)先端の各ス
イッチ(75)〜(79)手動操作、またはリモートコ
ントロール用の各スイッチ(82)〜(87)遠隔手動
操作のいずれかが行われた場合、旋回位置センサ(6
3)が収納位置またはセット位置に到達していないと
き、操作コラム(59)側のスイッチ(48)〜(5
1)逆操作によって制御が中止される以外は、図7の遅
速動作域と同一のパルス動作によって旋回モータ(3
4)の低速手動動作が行われると共に、前記オーガ(1
8)が収納位置のときはオーガクラッチ(41)が入操
作されても切動作されて切保持される一方、前記低速手
動動作が行われたときまたはセット限界位置のとき、オ
ーガクラッチ入切スイッチ(56)(57)手動操作に
よりオーガクラッチ(41)の入動作または切動作を行
わせるように構成している。
【0019】さらに、図9のフローチャートに示す如
く、操作コラム(59)で各スイッチ(48)〜(5
1)操作が行われたとき、各スイッチ(48)〜(5
1)操作に基づき連続動作によって昇降シリンダ(2
9)または旋回モータ(34)を高速運転し、この途中
で前記オーガ(18)先端のスイッチ(74)〜(7
7)操作またはリモートコントロールのスイッチ(8
2)〜(85)操作が行われることにより、各操作が同
一方向のときはパルス動作によって昇降シリンダ(2
9)または旋回モータ(34)を低速運転すると共に、
前記オーガ(18)先端のスイッチ(74)〜(77)
操作またはリモートコントロールのスイッチ(82)〜
(85)操作が行われているとき、操作コラム(59)
で各スイッチ(48)〜(51)操作が行われても、各
操作が同一方向のときはパルス動作によって昇降シリン
ダ(29)または旋回モータ(34)を低速運転するよ
うに構成している。
【0020】また、操作コラム(59)の各スイッチ
(48)〜(51)操作と、前記オーガ(18)先端の
スイッチ(74)〜(77)操作またはリモートコント
ロールのスイッチ(82)〜(85)操作が略同時に行
われ、各操作が同一方向の操作ではない場合、操作コラ
ム(59)側とオーガ(18)先端側(または遠隔操
作)で、一方が昇降シリンダ(29)操作を行い、他方
が旋回モータ(34)操作を行う異なる操作状態におい
て、昇降シリンダ(29)及び旋回モータ(34)の両
方を低速運転し、前記オーガ(18)の昇降と旋回を同
時に行わせると共に、操作コラム(59)側とオーガ
(18)先端側(または遠隔操作)で、一方が昇降シリ
ンダ(29)の上昇操作で他方が該シリンダ(29)の
下降操作のとき、または一方が旋回モータ(34)の左
旋回操作で他方が該モータ(34)の右旋回操作のと
き、逆方向に同時操作された昇降シリンダ(29)また
は旋回モータ(34)を停止保持するように構成してい
る。
【0021】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、穀粒タンク(11)の穀粒を取出す排出オーガ(1
8)を設けると共に、前記排出オーガ(18)出口側を
方向転換させる旋回部材(34)を設けるコンバインに
おいて、排出オーガ(18)の駆動停止または旋回など
の手動操作を行う手動操作部(73)を排出オーガ(1
8)の先端部に取付け、運転操作部(15)と排出オー
ガ(18)先端部の両方で排出オーガ(18)の手動操
作を行うように構成したもので、運転操作部(15)で
の排出オーガ(18)操作によってトラック荷台または
コンテナの中央部に穀粒を搬出させた後、トラック荷台
またはコンテナ上に作業者が移動して手動操作部(7
3)操作によりトラック荷台またはコンテナの角隅部に
穀粒を搬出させることができ、穀粒排出先から離れた運
転操作部(15)での微調節並びに1人作業での運転操
作部(15)と排出先の往復移動など面倒な従来操作を
不要とし、排出オーガ(18)作業能率の向上並びにト
ラック荷台またはコンテナからの穀粒溢れ落ち防止など
を容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】穀粒排出オーガの制御回路図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】穀粒タンクの側面図。
【図5】穀粒排出オーガの部分説明図。
【図6】穀粒タンクの正面図。
【図7】旋回位置センサ出力線図。
【図8】排出オーガ制御のフローチャート。
【図9】操作切換制御のフローチャート。
【符号の説明】
(11) 穀粒タンク (15) 運転操作部 (18) 上部排出オーガ (34) 旋回モータ(旋回部材) (73) オーガ先端コントローラ(手動操作部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒タンクの穀粒を取出す排出オーガを
    設けると共に、前記排出オーガ出口側を方向転換させる
    旋回部材を設けるコンバインにおいて、排出オーガの駆
    動停止または旋回などの手動操作を行う手動操作部を排
    出オーガの先端部に取付け、運転操作部と排出オーガ先
    端部の両方で排出オーガの手動操作を行うように構成し
    たことを特徴とするコンバイン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110602944A (zh) * 2017-06-26 2019-12-20 株式会社久保田 联合收割机

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CN110602944A (zh) * 2017-06-26 2019-12-20 株式会社久保田 联合收割机
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