JPH07312685A - マルチポート一斉同報ファクシミリ装置 - Google Patents

マルチポート一斉同報ファクシミリ装置

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JPH07312685A
JPH07312685A JP6125721A JP12572194A JPH07312685A JP H07312685 A JPH07312685 A JP H07312685A JP 6125721 A JP6125721 A JP 6125721A JP 12572194 A JP12572194 A JP 12572194A JP H07312685 A JPH07312685 A JP H07312685A
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俊彦 鈴木
Takaharu Inaba
隆治 稲葉
Nobukiyo Sakai
宣清 阪井
Yukihiko Enoki
幸彦 榎
Naoharu Kido
直治 城戸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信機会と受信機会を、任意に配分できるマ
ルチポート一斉同報ファクシミリ装置を提供すること。 【構成】 ユーザはコントロールパネル1から、インタ
ーバル時間保持手段4に、任意の時間を回線毎に設定で
きる。このため、インターバル時間を短く設定すれば、
緊急の一斉同報通信ができ、該時間にばらつきをもたせ
れば、送信機会と受信機会に調和を持たせることができ
る。また、インターバル時間パターン保持手段に、各回
線毎のインターバル時間を一組として登録しておくこと
により、ユーザは希望する一斉同報に合ったインターバ
ル時間を設定することができるようになる。タイマ手段
21は、各回線毎のインターバル時間を計測する。宛先
保持手段5は、コントロールパネル1から入力された一
斉同報の宛先を入力順で、かつ回線種別別に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマルチポート一斉同報
ファクシミリ装置に関し、特に、空き回線の待ち時間の
無駄が少なく、また、送信機会と受信機会の間に調和が
取れるようにしたマルチポート一斉同報ファクシミリ装
置を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】複数の通信チャンネルを有する回線又は
複数の回線に接続されるファクシミリ装置、すなわちマ
ルチポート一斉同報ファクシミリ装置において、複数の
相手先へ一斉同報すると共に、着信機会を多く持たせる
ようにした技術が提案されている(例えば、特開平4−
23673号公報)。
【0003】この従来技術は、例えば図24(a) に示さ
れているような回線種別がG4の2チャンネルCH1、
CH2を有するファクシミリ装置に、同図(b) のような
一斉同報の要請があった場合、すなわち、宛先01〜0
4に一斉同報の要請があった場合、一斉同報の開始のタ
イミングをT時間だけずらせて、着信機会を(T1+
T)時間とし、該着信機会をT時間だけ長くするように
したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリ装置で一
斉同報をする場合、相手先のファクシミリ装置が収容し
ている回線種別に合わせて送信する必要がある。例え
ば、同図(c) に示されているように、一斉同報先とし
て、回線種別がG4の宛先01、02および05と、G
3の宛先03および04とがあった場合、宛先01、0
2および05にはG4通信で送信し、宛先03および0
4にはG3通信で送信する必要がある。しかしながら、
前記従来技術には、上記の場合に、一斉同報時間を短縮
しながら、着信機会を増大するという点について、何ら
の配慮もなされていないという問題があった。
【0005】また、従来技術は、各回線およびチャンネ
ルの送信間隔時間であるインターバル時間は一定にされ
ているので、システム毎に最適の一斉同報ができないと
いう問題があった。
【0006】また、従来技術では、一斉同報の終了時
刻、終了時間等が予めわからないので、ユーザはファク
シミリ装置を有効に使用するためには、時々一斉同報が
終了したか否かを見にくる必要があるという問題があっ
た。
【0007】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を除去し、一斉同報時間を短縮しながら、着信機会を
増大することのできるマルチポート一斉同報ファクシミ
リ装置を提供することにある。
【0008】他の目的は、インターバル時間を考慮する
ことにより、システム毎の実情にあった一斉同報送信を
することができるマルチポート一斉同報ファクシミリ装
置を提供することにある。
【0009】さらに他の目的は、一斉同報の終了時刻、
終了時間等を予め知ることができるマルチポート一斉同
報ファクシミリ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数の回線種別の回線および複
数のチャンネルを利用して、各回線から複数の相手先へ
一斉に同報通信を開始するマルチポート一斉同報ファク
シミリ装置において、回線およびチャンネル毎の使用状
況を監視する使用状況監視部と、回線種別毎で、かつ宛
先情報の入力順が登録される宛先保持手段と、前記回線
およびチャンネルが空いている時、または空いた時に、
前記宛先保持手段を参照して、未送信の宛先情報を読出
し送信開始する制御部とを具備した点に特徴がある。
【0011】また、請求項2の発明は、同時に複数の空
き回線があった時に、回線速度の遅い方から優先して送
信を開始するようにした点、請求項3の発明は、各回線
およびチャンネルの送信間隔時間であるインターバル時
間を保持する手段を具備した点に特徴がある。
【0012】また、請求項4の発明は、各回線およびチ
ャンネルのインターバル時間を、それぞれのインターバ
ル時間を1組として保持するインターバル時間パターン
保持手段を具備した点に特徴がある。
【0013】また、請求項5、6の発明は、一斉同報の
おおよその所要時間を演算する演算部を具備した点に特
徴がある。
【0014】また、請求項7の発明は、優先順位を付し
て短縮ダイヤルを登録される短縮情報保持手段と、一斉
同報の指示時に、前記短縮情報保持手段に付けられた優
先順位順に展開された宛先を保持する宛先保持手段とを
具備した点に特徴がある。
【0015】また、請求項8〜11の発明は、短縮登録
されている宛先のリダイヤル回数を累積カウントする手
段、あるいは短縮登録されている宛先のリダイヤル回数
を最新のリダイヤル回数に更新して記憶する手段を具備
し、該リダイアル回数に応じて、送信開始の順序を決定
するようにした点に特徴がある。
【0016】
【作用】請求項1の発明によれば、空き回線の回線種別
と同じ種別の未送信情報が前記宛先保持手段に登録され
ている場合に、該未送信情報を該回線から、前記宛先保
持手段に登録された宛先の登録順とは無関係に送信を開
始することができる。このため、回線を有効に使用する
ことができ、一斉同報の所要時間を短縮することができ
る。請求項2の発明によれば、回線速度の遅い方から優
先して送信を開始できるので、一斉同報の全体の所要時
間を短縮することができる。また、請求項3の発明によ
れば、インターバル時間を自由に設定できるので、ある
回線は送信専用、他の回線は受信機会を多くするといっ
たフレキシブルなシステムを構築できる。
【0017】請求項4の発明によれば、各回線およびチ
ャンネルのインターバル時間が予めパターンで保持され
ているので、ユーザは最適のインターバル時間を簡単な
操作で設定することができる。
【0018】請求項5および6の発明によれば、一斉同
報のおおよその所要時間、終了時間あるいは終了時刻を
知ることができるので、ユーザは時々ファクシミリ装置
の稼働状況を見にくる必要がなくなり、ユーザの気配り
やそれに要する無駄な時間を低減することができる。
【0019】請求項7の発明によれば、短縮ダイヤルに
登録された優先順位を利用することにより、早く送信し
たい相手に早期に原稿情報を送信できるようになる。
【0020】請求項8〜11の発明によれば、リダイヤ
ル回数に応じて、有効な一斉同報通信を行うことができ
るようになる。
【0021】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施例のシステム構成を示
すブロック図である。図において、1はファクシミリ装
置の入力および表示手段を有するコントロールパネル、
2は制御および演算手段である。この制御および演算手
段2は、通信制御手段、原稿読取り制御手段、情報のプ
リント制御手段、回線・チャンネル制御手段、レポート
作成手段、および画像データ量から通信回線毎のデータ
通信時間を演算する画像演算手段等から構成されてい
る。
【0022】また、3はファクシミリ装置に接続されて
いる回線・チャンネル毎の通信インターバル時間の設定
パターンを少くとも一つ記憶しておくことが可能なイン
ターバル時間パターン保持手段、4はファクシミリ装置
に接続されている回線・チャンネル毎の通信インターバ
ル時間を記憶しておくことが可能なインターバル時間保
持手段、5は回線種別毎の宛先保持手段である。6は、
送信時に、原稿読取り装置から読取った原稿を画像処理
手段でコードデータにした画情報や、プリント手段によ
りプリントするための画情報を記憶する画像データ保持
手段、7は原稿読取り手段、8は原稿、9はイメージデ
ータをコードデータに、これとは逆にコードデータをイ
メージデータに変える変換手段をもつ画像処理手段であ
る。
【0023】さらに、10は受信画像やレポートをプリ
ントするプリント手段、11、24はG3制御手段、1
2、25はPSTN回線、13は時計機能を持つ時刻手
段、14はファクシミリ装置全体を制御するプログラム
等を記憶するプログラム保持手段、15は短縮番号に登
録されている情報を記憶しておく短縮情報保持手段、1
6はファクシミリ装置全体を制御するのに必要なデータ
を記憶しておくシステムデータ保持手段である。また、
17、18はG4制御手段、19はISDN制御手段、
20はISDN回線、21はインターバル時間をカウン
トするタイマ手段、22はファクシミリ装置内の信号を
伝達するバス、23はリダイヤル回数をカウントし、そ
のカウント数を記憶しておくリダイヤルカウント保持手
段である。
【0024】次に、上記の構成のファクシミリ装置によ
り実施される本発明の第1実施例を、図2、図3のフロ
ーチャート、および図4の説明図を参照して説明する。
【0025】図2のステップS1において、一斉同報の
指示が前記コントロールパネル1からなされ、ステップ
S2において宛先情報がインプットされると、ステップ
S3において、前記制御および演算手段2は、回線種別
毎でかつ宛先情報のインプット順のファイルを作成し、
メモリの一部である回線種別毎の宛先保持手段5に蓄積
する。
【0026】図4(b) は、上記のステップS2、S3に
よって作成されたファイルの一例を示すものである。図
示の例では、宛先が入力順に宛先01〜05と登録さ
れ、回線種別は宛先01、02、05にはG4、宛先0
3、04にはG3が登録されている。
【0027】次に、ステップS4において、原稿8を原
稿読取り装置7にセットして、ステップS5でスタート
ボタンが押されると、ステップS6に進み、原稿の読取
りが開始される。ステップS7では、前記制御および演
算手段2内の通信制御手段および回線・チャンネル制御
手段により、ファクシミリ装置に接続されている回線お
よびチャンネルの使用状況のチェックが行われる。ステ
ップS8では、空いている回線があるか否かの判断が行
われ、空いている場合にはステップS9に進んで、回線
種別の異なる空いている回線が複数あるか否かの判断が
行われる。ステップS8で、空き回線が全くないと判断
された場合には、図3のステップS13に進む。
【0028】ステップS9において、空き回線が1つだ
けある場合には、ステップS10に進んで、その回線種
別のファイルから宛先情報を取出す。一方、複数の回線
種別の回線に空きがある場合には、ステップS9に進ん
で、全ての空いている回線種別のファイルから宛先情報
を取出す動作が行われる。例えば、図4(b) において、
回線種別G4が2回線、G3が1回線空いている場合に
は、ステップS11において、宛先01、02および0
3の宛先情報が取出される。
【0029】ステップS12では、空き回線を用いて、
送信が開始される。例えば、前記の空き回線が、図1の
G4−CH1、G4−CH2およびG3−CH1であれ
ば、図4(a) に示されているように、G4−CH1、G
4−CH2およびG3−CH1から同時に送信が開始さ
れる。G4−CH1およびG4−CH2から送信が開始
された時には、ISDN制御手段19を介して、ISD
N回線20へ送出され、G3−CH1から送信が開始さ
れた時には、G3制御手段11からPSTN回線12へ
送出される。
【0030】ステップS13では、送信を終了した回線
があるか否かの判断が行われ、この判断が否定の時には
ステップS15に進み、一方肯定の時にはステップS1
4に進む。ステップS14では、インターバル時間保持
手段4に入力されているT時間にセットされたタイマ手
段21が起動され、カウントを開始する。図示の例で
は、T時間に設定されたG4−CH1、G4−CH2お
よびG3−CH1タイマが起動される。なお、該T時間
の間に着信があると、前記送信を終了した回線はこれに
応答することになる。
【0031】ステップS15では、タイムオーバしたタ
イマが存在するか否かの判断がなされ、この判断が否定
の時には、図2のステップS7に戻って、ファクシミリ
装置に接続されている回線、チャンネルの使用状況をチ
ェックする動作が行われる。一方、前記ステップS15
の判断が肯定の時には、ステップS16に進んで、送信
していない宛先があるか否かの判断をする。この判断が
肯定の時には、ステップS7に戻って、前記と同様の動
作が行われる。なお、ステップS16の判断が否定の時
には、全部の宛先に送信したことになるので、一連の動
作を終了する。
【0032】以上の動作が行われると、前記図4のファ
イルに登録された各宛先に一斉同報をする場合、同図
(a) に示されている時間的経過で、情報が送信されるこ
とになる。すなわち、宛先01、02には回線種別G4
で送信されるので、その送信はta 時間で終了する。ま
た、宛先03には回線種別G3で送信されるので、その
送信速度はG4の場合より遅く、tb 時間(ただし、t
b >ta )かかることになる。G4−CH1、CH2
は、宛先01、02への送信を終わると、T時間のイン
ターバルが置かれる。そして、G4−CH1は宛先05
への送信を開始する。また、G3−CH1は宛先03へ
の送信を終わると、T時間のインターバルが置かれ、そ
の後宛先04への送信が開始される。
【0033】以上のように、本実施例によれば、宛先情
報のインプット順とは関係なく、回線種別さえ合ってい
れば、空いている回線を用いて未送出の宛先へ送信をす
る手続きがなされるので、短時間に一斉同報を終了する
ことができるという効果がある。また、G4通信とG3
通信とでは、同一情報の通信時間が異なるので、インタ
ーバルが置かれる時間は自然とずれてくるから、着信機
会も多くなるという効果がある。
【0034】次に、本発明の第2実施例を、図5を参照
して説明する。この実施例は、第1実施例のステップS
11およびS12を、図5のステップS11aおよびS
12aに変えたものであり、他のステップは図2、図3
と同じである。この実施例は、ステップS11aにおい
て、伝送速度の遅い方の空いている回線種別のファイル
から宛先情報を取り出し、ステップS12aで該取出さ
れた宛先情報の順に、回線から送信を開始するようにし
た点に特徴がある。
【0035】具体的には、一斉同報に使用できる空き回
線としてG3通信用とG4通信用とがあった場合、G3
通信用の方が伝送速度は遅いので、前記ファイルからG
3通信の宛先情報を先に取出し、発呼するようにする。
この実施例によれば、伝送速度の遅い回線から先に送信
が開始されるので、該遅い回線による通信終了時間が短
縮され、一斉同報の通信終了時間を早くすることができ
る。
【0036】次に、本発明の第3実施例を、図6〜図8
を参照して説明する。図6は本実施例のインターバル時
間の設定動作を示すフローチャート、図7は図6で設定
されたインターバル時間を用いて一斉同報を行った時の
本実施例の特徴点の処理を示す図、図8は該一斉同報の
タイミングチャートを示す。
【0037】本実施例は、第1実施例のインターバル時
間を、各チャンネルに任意に設定できるようにした点に
特徴があり、図6のステップS20では、コントロール
パネル1から、仕様設定モードにモード設定される。ス
テップS21では、回線種別毎のインターバル時間設定
モードにモード設定される。次に、ステップS22で
は、1つの回線種別チャンネルに、インターバル時間を
入力する。例えば、G4−CH1に、インターバル時間
T1が設定される。ステップS23では、このインター
バル時間T1がインターバル時間保持手段4に記憶され
る。次いで、ステップS24にて、他に、インターバル
時間を変えたい回線種別チャンネルがあるか否かの判断
がなされる。この判断が肯定の場合には、ステップS2
2に戻って、次の回線種別チャンネルのインターバル時
間が入力される。ステップS24の判断が否定の時に
は、一連の処理を終了する。以上の処理により、例え
ば、G4−CH1にインターバル時間T1、G4−CH
2にインターバル時間T2、およびG3−CH1にイン
ターバル時間T3が設定されて、これらのインターバル
時間がインターバル時間保持手段4に記憶されることに
なる。
【0038】次に、本実施例により一斉同報を行った場
合には、前記図2、図3のフローチャートにおいて、ス
テップS14のみが変わるので、図7には該ステップS
14のみが記されている。このステップS14では、イ
ンターバル時間T1、T2、T3のタイマが、それぞれ
起動することになる。
【0039】本実施例により、図8(b) に示されている
ような、回線種別毎で、かつ宛先情報の入力順のファイ
ルの一斉同報動作を行うと、同図(a) のタイミングチャ
ートに示されているような動作が行われる。すなわち、
G4−CH1では、宛先01、インターバル時間T1、
宛先05、インターバル時間T1、宛先07となり、G
4−CH2では、宛先02、インターバル時間T2、宛
先06となる。また、G3−CH1では、宛先03、イ
ンターバル時間T3、宛先04となる。
【0040】本実施例によれば、インターバル時間Tを
任意に設定できるという効果がある。例えば、図8(a)
のように、インターバル時間T1とT3を短くすること
により、G4−CH1とG3−CH1に一斉同報の送信
の負担をかけ、受信機会はG4−CH2に負わせるよう
にすると、原稿情報をG4−CH1とG3−CH1を用
いて集中的に送信でき、緊急の一斉同報を行うことがで
きる。また、受信機会も増大させることができる。もっ
と、緊急で一斉同報を行う場合には、G4−CH2のイ
ンターバル時間T2をインターバル時間T1と同じ位に
短くするようにすればよい。この場合には、受信機会は
殆どなくなるが、ユーザはとにかく緊急で一斉同報を行
うことしか考えていない時であるから、ユーザはこのフ
ァクシミリ装置の動作に満足するものと思われる。
【0041】次に、本発明の第4実施例を、図9、図1
0を参照して説明する。この実施例は、ファクシミリ装
置内に、前記インターバル時間T1〜T3をパターンで
保持しておき、ユーザにこのパターンを選択させること
により、前記インターバル時間T1〜T3を設定するこ
とができるようにしたものである。
【0042】図9はインターバルパターンを設定する動
作を示し、ステップS25では、ファクシミリ装置をコ
ントロールパネルから仕様設定モードにする。ステップ
S26では、インターバルパターン設定モードにする。
ステップS27では、各回線種別チャンネルに、インタ
ーバル時間を入力する。ステップS28では、入力され
たインターバル時間を、インターバル時間記憶部に記憶
する。ステップS29では、他に、インターバル時間を
設定されていない回線種別チャンネルはあるか否かの判
断が行われ、この判断が肯定の時には、ステップS27
に戻って、回線種別チャンネルにインターバル時間を入
力する動作が行われる。ステップS29の動作が終了す
ると、全部の回線にインターバル時間が登録されたこと
になるから、一つのインターバルパターンが登録された
ことになる。このインターバルパターンは、インターバ
ル時間パターン保持手段3に登録される。なお、このイ
ンターバルパターンは、メーカにおいて予め作成し、イ
ンターバル時間パターン保持手段3に登録させるように
してもよい。この場合、インターバル時間パターン保持
手段3はバッテリでバックアップする等して、不揮発性
とする必要がある。
【0043】図10は、図1のインターバル時間パター
ン保持手段3に登録されたインターバルパターンの具体
例を示す図である。例えば、インターバルパターンとし
て、緊急送信と普通送信を登録した場合には、前者は、
インターバル時間T1、T2およびT3を0とし、後者
は、T1=0、T2=60秒、T3=5秒とする。
【0044】本実施例を用いて、一斉同報を実行する場
合には、一斉同報モードにした後、インターバルパター
ン呼び出しモードにし、インターバルパターンを選択す
る。そうすると、図1のインターバル時間保持手段4の
中のインターバル時間が、該選択されたインターバルパ
ターンの時間と入れ替えられる。例えば、インターバル
パターンとして、「緊急」が選ばれると、T1=T2=
T3=0とされる。この後、スタートボタンが押される
と、該インターバル時間により、一斉同報の送信が行わ
れる。一斉同報送信が終了すると、該インターバルパタ
ーン呼び出しモードはリセットされ、前記インターバル
時間T1、T2、T3はもともとあった時間に戻され
る。
【0045】この実施例によれば、ファクシミリ装置内
に予めインターバルパターンが登録されているので、ユ
ーザはインターバル時間を一つ一つ設定する必要がなく
なり、簡単な操作で、目的に適したインターバル時間で
一斉同報できるという効果がある。
【0046】また、図10に示されているように、すべ
てのインターバル時間を極端に短くすることにより、着
信機会を極端に減らして、迅速に一斉同報を終了させる
緊急用パターンとしたり、1回線はインターバル時間を
長くセットすることにより、着信機会を確保しながら一
斉同報を行わせる等、毎回インターバル時間のセットを
一つ一つしなくても済み、使い勝ってを向上することが
できる。
【0047】次に、本発明の第5実施例を、図11、図
12のフローチャートを参照して説明する。この実施例
は、一斉同報の終了時刻、あるいは一斉同報に要する時
間を、プリントアウトあるいは画面に表示することがで
きるようにしたものである。
【0048】図11のステップS30では、一斉同報モ
ードが選択され、ステップS31では、一斉同報の終了
時間を演算するか否かの判断がなされる。この判断が肯
定の時には、ステップS36に進み、終了時刻を演算す
るか否かの判断がなされる、一方肯定の場合には、ステ
ップS32〜S35に進んで、通常の一斉同報の送信動
作が実行される。
【0049】ステップS36の判断が肯定になると、ス
テップS37に進み、終了時刻を画面に表示するかプリ
ントアウトするかの判断がなされる。プリントすると判
断された時には、ステップS38に進んで、原稿をセッ
トし、ステップS39で宛先を入力し、ステップS40
でスタートスイッチをオンにする動作が、ユーザによっ
てなされる。ステップS41では、画情報を読み取って
データ量を把握する動作が行われ、ステップS42で一
斉同報送信が開始される。ステップS43では、ファク
シミリ装置に接続されている回線種別毎に、通信時間を
算出する動作が行われる。すなわち、ステップS44に
て、次の〜の通信時間が算出される。
【0050】=(一番遅い回線での通信時間+その回
線でのインターバル時間)×その回線あるいはCHの登
録宛先数−その回線でのインターバル時間。 =(一番長いインターバル時間がセットされているイ
ンターバル時間+その回線での津運時間)×その回線あ
るいはCHの登録宛先数。 =(一番宛先数の多い回線あるいはCHでの通信時間
+その回線あるいはCHでのインターバル時間)×その
回線あるいはCHの登録宛先数−その回線あるいはCH
でのインターバル時間。
【0051】ステップS45では、前記〜の通信時
間のうち、一番長い時間が選択される。ステップS46
では、スタート時刻に、前記一番長い時間を加えた時刻
が算出される。ステップS47では、この時刻をプリン
トアウトされる。例えば、「一斉同報最短予定終了時刻
は○○時××分です」とプリントされる。
【0052】一方、前記ステップS37で画面に表示す
ると判断された時には、ステップS48に進む。このス
テップでは、前記ステップS38〜S46と同じ処理が
行われる。ステップS49では、前記ステップS46で
求められた時刻がファクシミリ装置の表示部の画面に表
示される。例えば、「一斉同報最短予定終了時刻は○○
時××分です」と表示される。
【0053】次に、前記ステップS36の判断が否定の
時には、図12のステップS50に進む。ステップS5
0では、画面に表示するかプリントアウトするかの判断
が行われる。プリントアウトする場合には、ステップS
51に進み、画面に表示する場合にはステップS60に
進む。
【0054】ステップS51〜S58は、前記図11の
ステップS38〜S45と同じ動作が行われる。ステッ
プS59では、ステップS58で選択された一番長い時
間がプリントアウトされる。一方、ステップS60に進
んだ場合には、以後ステップS51〜S58と同じ動作
が行われる。ステップS61では、画面に時間を表示す
る動作が行われる。例えば、「一斉同報最短予定終了時
間は××分です」と、プリントまたは表示される。
【0055】以上のように、この実施例によれば、異な
る回線種別により、送信速度やインターバル時間に違い
があっても、一斉同報の終了時刻あるいは終了時間を予
測でき、またこれをプリントアウトあるいは表示するこ
とができる。また、ユーザは、同報終了時刻あるいは時
間のおおよその目安を、一斉同報開始時に立てることが
できるので、便利であるという効果がある。
【0056】次に、本発明の第6実施例を、図13を参
照して説明する。この実施例は、前記第5実施例に、図
13の処理を付加したものである。すなわち、図11の
ステップS30の後に、ステップS301のどのモード
を選ぶかという判断をさせ、この判断によりステップS
302の終了時間/時刻の演算および送信を選択した時
には、図11のステップS31へ進むようにする。以後
の動作は、図11と同様である。
【0057】一方、ステップS303に進んだ時には、
ステップS304で、画面に表示またはプリントするか
の判断をするようにする。そして、プリントすると判断
された時には、ステップS305、S306へと進む。
該ステップS305では、図12のステップS51〜S
54と同じ処理が行われ、またステップS306では、
図12のステップS56〜S59と同じ処理が行われ
る。一方、ステップS304で画面に表示する方が選択
された時には、ステップS307〜S309に進む。ス
テップS307では、図12のステップS51〜S54
と同じ動作が行われ、ステップS308では図12のス
テップS56〜S59と同じ動作が行われる。ステップ
S309では、ステップS308で得られた〜のう
ちの一番長い時間が画面に表示される。この実施例によ
れば、一斉同報送信を実際に開始することなく、一斉同
報に要する時間を予測することができるようになる。
【0058】次に、本発明の第7実施例を、図14、図
15を参照して説明する。この実施例は、ファクシミリ
装置がもっている短縮ダイヤルを有効に使用するもので
ある。図14は短縮ダイヤル登録の手順を示し、ステッ
プS70ではコントロールパネルから、短縮ダイヤルの
登録モードにする。そうすると、ステップS71に進
み、短縮ダイヤルの登録メニューに入る。ステップS7
2では、短縮ダイヤル番号を入力し、ステップS73で
該短縮ダイヤル番号に宛先を登録する動作が行われる。
ステップS74では、該短縮ダイヤル番号に対応して、
一斉同報の優先順位が登録される。ステップS75で
は、他に登録する番号があるか否かの判断が行われ、こ
の判断が否定の時には、ステップS72に戻り、次の短
縮ダイヤル番号に対する宛先の登録が行われる。ステッ
プS75の判断が肯定になると、短縮ダイヤルの登録の
動作は終了する。
【0059】次に、前記短縮ダイヤルを用いて一斉同報
の通信を行う動作を、図15により説明する。この動作
は、前記図11のステップS40、ステップS48中の
ステップS40、図12のステップS53およびステッ
プS60中のステップS53の次に、図15のステップ
S401を挿入したものである。すなわち、ステップS
401では、短縮ダイヤル内の優先順位の高い順に、各
回線のキューにセットする。この結果、一斉同報は、短
縮ダイヤルに登録された優先度の高いほど早く送信開始
されるこになり、ニーズに合った一斉同報送信をするこ
とができるようになる。
【0060】次に、本発明の第8実施例を図16を参照
して説明する。この実施例は、前記図11のステップS
40、ステップS48中のステップS40、図12のス
テップS53およびステップS60中のステップS53
の次に、図16のステップS402を挿入したものであ
る。ステップS402は、ファクシミリ装置のワンタッ
チダイヤル、スピードダイヤル、およびフルダイヤルの
順に、宛先を回線のキューにセットするようにしたもの
である。通常、通信の多い相手先順に、ワンタッチダイ
ヤル、スピードダイヤル、およびフルダイヤルが利用さ
れるから、本実施例によれば、一斉同報通信をする場合
に、一番関係の深い相手先から先に送信されることにな
り、ニーズに合った一斉同報送信をすることができるよ
うになる。
【0061】次に、本発明の第9実施例を図17、図1
8を参照して説明する。この実施例は、前記ワンタッチ
ダイヤル、スピードダイヤル、およびフルダイヤルの優
先順位を予めファクシミリ装置に登録しておき、一斉同
報時に、この優先順位順に送信開始するようにしたもの
である。図17は該優先順位を登録する手順を示し、ス
テップS80はコントロールパネルから、ダイヤル優先
順位の登録モードにされる。そうすると、ステップS8
1にてダイヤル優先順位のメニューに入る。ステップS
82で、ワンタッチダイヤル、スピードダイヤル、およ
びフルダイヤルの優先順位が登録される。図18は、該
登録された優先順位を用いて一斉同報を行う時の本実施
例の特徴点を示したものである。ステップS403は、
図11のステップS40、ステップS48中のステップ
S40、図12のステップS53およびステップS60
中のステップS53の次に挿入される。該ステップS4
03では、ダイヤル優先順位登録で登録された優先順位
の順に、宛先を各回線のキューにセットする動作が行わ
れる。この結果、本実施例によれば、優先度の高いもの
ほど早く送信されることになり、ニーズに合った一斉同
報送信をすることができるようになる。
【0062】次に、本発明の第10実施例を図19を参
照して説明する。この実施例は、一斉同報で受信した局
に後処理をする局が存在する場合、例えば、該中継同報
局が存在する場合には、この局の宛先を他の送信先より
先にセットし、該後処理をする局に早く原稿情報が届く
ようにしたものである。この実施例によれば、中継同報
局は早期に同報送信を開始することができるので、該中
継同報局による同報送信を早期に終了させることがで
き、結果的に、一斉同報の全部の終了時間を短縮させる
ことができるという効果がある。
【0063】次に、本発明の第11実施例を図20を参
照して説明する。この実施例は、リダイヤル回数の多い
順に一斉同報を開始し、一斉同報の全部の終了時間を短
縮させるようにしたものである。図20(a) のステップ
S405は、図11のステップS40、ステップS48
中のステップS40、図12のステップS53およびス
テップS60中のステップS53の次に挿入される。ま
た、同図(b) のステップS406は、図11のステップ
S42、ステップS48中のステップS42、図12の
ステップS55およびステップS60中のステップS5
5の次に挿入される。
【0064】ステップS405では、短縮データに格納
されている過去リダイヤル回数の多い宛先順に、宛先を
各回線のキューにセットする動作が行われる。また、ス
テップS406では、過去のリダイヤル回数と比較し
て、多い方を前記短縮データに格納する動作がなされ
る。本実施例によれば、過去のリダイヤル回数の多い順
に一斉同報の送信が開始されるから、リダイヤル回数の
多い局に発呼される回数が増加し、確率的に、一斉同報
の全部の終了時間を短縮させることができる。
【0065】次に、本発明の第12実施例を図21を参
照して説明する。この実施例は、第11実施例のステッ
プS405をステップS407に変えたものであり、他
は第11実施例と同じである。ステップS407では、
過去のリダイヤル回数を比較して、多い方を前記短縮デ
ータに格納する動作がなされる。この実施例によれば、
リダイヤルを対してすることなく一斉同報を進行させる
ことができるので、大多数の相手局に早期に原稿情報を
送信することができるという効果がある。
【0066】次に、本発明の第13実施例を図22を参
照して説明する。この実施例は、第11実施例のステッ
プS406をステップS408に変えたものであり、他
は第11実施例と同じである。この実施例によれば、短
縮データに格納されている過去リダイヤル回数が最新の
ものになるので、過去にたまたまリダイヤル回数の多い
時があったような場合に、このリダイヤル回数が適用さ
れることがなくなり、実情に合った一斉同報通信が可能
になる。また、第11実施例と同様に、確率的に、一斉
同報の全部の終了時間を短縮させることができるように
なる。
【0067】次に、本発明の第14実施例を図23を参
照して説明する。この実施例は、第13実施例におい
て、ファクシミリ装置の各回線のキューにセットする順
序を、ステップS409のように、短縮ダイヤルに格納
されている過去リダイヤル回数の少ない順にしたもので
ある。この実施例によれば、大多数の相手局に早期に原
稿情報を送信することができるという効果、および実情
に合った一斉同報通信が可能になるという効果がある。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、宛先保持手段
に登録された宛先の登録順とは無関係に、回線種別の一
致する空き回線から、未送信情報の送信を開始すること
ができる。このため、回線を有効に使用することがで
き、一斉同報の所要時間を短縮することができる。
【0069】請求項2の発明によれば、回線速度の遅い
方から優先して送信を開始できるので、一斉同報の全体
の所要時間を短縮することができる。
【0070】請求項3の発明によれば、インターバル時
間を自由に設定できるので、ある回線は送信専用、他の
回線は受信機会を多くするといったフレキシブルなシス
テムを構築できる。
【0071】請求項4の発明によれば、各回線およびチ
ャンネルのインターバル時間が予めパターンで保持され
ているので、ユーザは最適のインターバル時間を簡単な
操作で設定することができる。例えば、緊急で一斉同報
をしたいときには、前記インターバル時間をほぼ0にし
たり、緊急でない場合には、ある回線のインターバル時
間は短く、他の回線のインターバル時間は長くして、送
信と受信の調和を図る等の目的に合ったインターバル時
間を簡単な操作で設定することができるようになる。
【0072】請求項5の発明によれば、一斉同報のおお
よその所要時間、終了時間あるいは終了時刻を、一斉同
報の開始後に知ることができる。このため、ユーザは時
々ファクシミリ装置の稼働状況を見にくる必要がなくな
り、ユーザの気配りやそれに要する無駄な時間を低減す
ることができる。
【0073】請求項6の発明によれば、一斉同報のおお
よその所要時間、終了時間あるいは終了時刻を、一斉同
報の開始前に知ることができる。このため、該一斉同報
と他の送信とが共に緊急を要するものであったような場
合に、ユーザはどちらの送信を先にするかといった計画
を容易に立てることができる。
【0074】請求項7の発明によれば、短縮ダイヤルに
登録された優先順位を利用することにより、早く送信し
たい相手に早期に原稿情報を送信できるようになる。
【0075】請求項8の発明によれば、リダイヤル回数
の多い方の相手から先に送信が開始されるので、この相
手に対する発信機会が増え、一斉同報の全体の所要時間
を短縮することができる。
【0076】請求項9の発明によれば、リダイヤル回数
の少ない方の相手から先に送信が開始されるので、大多
数の送信相手に早期に送信できる。
【0077】請求項10、11の発明によれば、リダイ
ヤル回数が新しい回数に更新されるので、常に現状に合
った送信をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 本発明の第1実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【図3】 図2の続きのフローチャートである。
【図4】 前記第1実施例の動作の説明図である。
【図5】 本発明の第2実施例の要部の動作を説明する
フローチャートである。
【図6】 本発明の第3実施例のインターバル時間登録
動作を説明するフローチャートである。
【図7】 該第3実施例の要部の動作を説明するフロー
チャートである。
【図8】 該第3実施例の動作の説明図である。
【図9】 本発明の第4実施例のインターバルパターン
登録動作を説明するフローチャートである。
【図10】 該第4実施例のパターンの一具体例の説明
図である。
【図11】 本発明の第5実施例の要部の動作を説明す
るフローチャートである。
【図12】 図11の続きのフローチャートである。
【図13】 本発明の第6実施例の要部の動作を説明す
るフローチャートである。
【図14】 本発明の第7実施例の短縮ダイヤル登録動
作を説明するフローチャートである。
【図15】 本発明の第7実施例の要部の動作を説明す
るフローチャートである。
【図16】 本発明の第8実施例の要部の動作を説明す
るフローチャートである。
【図17】 本発明の第9実施例のダイヤル優先順位の
登録動作を説明するフローチャートである。
【図18】 本発明の第9実施例の要部の動作を説明す
るフローチャートである。
【図19】 本発明の第10実施例の要部の動作を説明
するフローチャートである。
【図20】 本発明の第11実施例の要部の動作を説明
するフローチャートである。
【図21】 本発明の第12実施例の要部の動作を説明
するフローチャートである。
【図22】 本発明の第13実施例の要部の動作を説明
するフローチャートである。
【図23】 本発明の第14実施例の要部の動作を説明
するフローチャートである。
【図24】 従来装置の動作の説明図である。
【符号の説明】
1…コントロールパネル、2…制御および演算手段、3
…インターバル時間パターン保持手段、4…インターバ
ル時間保持手段、5…宛先保持手段、6…画像データ保
持手段、7…原稿読取り手段、8…原稿、9…画像処理
手段、10…プリント手段、11、24…G3制御手
段、12、25…PSTN回線、13…時刻手段、14
…プログラム保持手段、15…短縮情報保持手段、16
…システムデータ保持手段、17、18…G4制御手
段、19…ISDN制御手段、20…ISDN回線、2
1…タイマ手段、22…バス、23…リダイヤルカウン
ト保持手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎 幸彦 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 城戸 直治 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回線種別の回線および複数のチャ
    ンネルを利用して、各回線から複数の相手先へ一斉に同
    報通信を開始するマルチポート一斉同報ファクシミリ装
    置において、 回線およびチャンネル毎の使用状況を監視する使用状況
    監視部と、 回線種別毎で、かつ宛先情報の入力順が登録される宛先
    保持手段と、 前記回線およびチャンネルが空いている時、または空い
    た時に、前記宛先保持手段を参照して、未送信の宛先情
    報を読出し送信開始する制御部とを具備したことを特徴
    とするマルチポート一斉同報ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のマルチポート一斉同報ファク
    シミリ装置において、 前記制御部は、同時に複数の空
    き回線があった時に、回線速度の遅い方から優先して送
    信を開始するようにしたことを特徴とするマルチポート
    一斉同報ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のマルチポート一斉同報ファク
    シミリ装置において、 各回線およびチャンネルの送信
    間隔時間であるインターバル時間を保持する手段を具備
    し、 該インターバル時間を各回線毎に決定するようにしたこ
    とを特徴とするマルチポート一斉同報ファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3のマルチポート一斉同報ファク
    シミリ装置において、 前記各回線およびチャンネルの
    インターバル時間を、それぞれのインターバル時間を1
    組として保持するインターバル時間パターン保持手段を
    具備し、 一斉同報時に、前記インターバル時間パターン保持手段
    に保持されたパターンを選択することにより、各回線お
    よびチャンネルのインターバル時間を一気に設定するこ
    とができるようにしたことを特徴とするマルチポート一
    斉同報ファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のマルチポート一斉同報ファク
    シミリ装置において、 原稿読取り時のデータ量、接続
    されている回線およびチャンネル数、一斉同報送信局
    数、および各回線に付与されたインターバル時間より、
    一斉同報のおおよその所要時間を演算する演算部と、 一斉同報開始後に、終了時間または終了時刻を表示また
    はプリントする手段とを具備したことを特徴とするマル
    チポート一斉同報ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1のマルチポート一斉同報ファク
    シミリ装置において、 原稿読取り時のデータ量、接続
    されている回線およびチャンネル数、一斉同報送信局
    数、および各回線に付与されたインターバル時間より、
    一斉同報のおおよその終了時間または終了時刻を演算す
    る演算部と、 一斉同報開始前に、終了時間または終了時刻を表示また
    はプリントする手段とを具備したことを特徴とするマル
    チポート一斉同報ファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1のマルチポート一斉同報ファク
    シミリ装置において、 優先順位を付して短縮ダイヤル
    を登録される短縮情報保持手段と、 一斉同報の指示時に、前記短縮情報保持手段に付けられ
    た優先順位順に展開された宛先を保持する宛先保持手段
    とを具備し、 前記制御部は、前記宛先保持手段に保持された宛先順に
    一斉同報を開始するようにしたことを特徴とするマルチ
    ポート一斉同報ファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1のマルチポート一斉同報ファク
    シミリ装置において、 短縮登録されている宛先のリダイヤル回数を累積カウン
    トする手段を具備し、 前記制御部は、過去のリダイヤル回数の多い順から送信
    を開始するようにしたことを特徴とするマルチポート一
    斉同報ファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1のマルチポート一斉同報ファク
    シミリ装置において、 短縮登録されている宛先のリダイヤル回数を累積カウン
    トする手段を具備し、 前記制御部は、過去のリダイヤル回数の少ない順に送信
    を開始するようにしたことを特徴とするマルチポート一
    斉同報ファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1のマルチポート一斉同報ファ
    クシミリ装置において、 短縮登録されている宛先のリダイヤル回数を最新のリダ
    イヤル回数に更新して記憶する手段を具備し、 前記制御部は、該リダイヤル回数の多い順に送信を開始
    するようにしたことを特徴とするマルチポート一斉同報
    ファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 請求項1のマルチポート一斉同報ファ
    クシミリ装置において、 短縮登録されている宛先のリダイヤル回数を最新のリダ
    イヤル回数に更新して記憶する手段を具備し、 前記制御部は、該リダイヤル回数の少ない順に送信を開
    始するようにしたことを特徴とするマルチポート一斉同
    報ファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8451480B2 (en) 2009-02-05 2013-05-28 Sharp Kabushiki Kaisha Image communication apparatus and image forming apparatus including the same

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