JPH07312520A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
- Publication number
- JPH07312520A JPH07312520A JP10549994A JP10549994A JPH07312520A JP H07312520 A JPH07312520 A JP H07312520A JP 10549994 A JP10549994 A JP 10549994A JP 10549994 A JP10549994 A JP 10549994A JP H07312520 A JPH07312520 A JP H07312520A
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- JP
- Japan
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- hole
- dielectric
- circuit board
- dielectric body
- radiation electrode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】通信機と最短距離で接続可能なアンテナ装置を
提供する。 【構成】柱状の誘電体１と、該誘電体１の長手方向に形
成された貫通孔３と、該貫通孔３の内周面に形成された
放射電極４と、前記誘電体１を取り付ける回路基板６
と、該回路基板６に設けられた矩形状の孔部７と、該孔
部７の一方の短辺中央に突設した突起部８と、該突起部
８に連続して延びる給電線路９とを有し、前記誘電体１
を前記孔部７に収納することにより、前記突起部８を前
記貫通孔３に挿着して、前記給電線路９を前記放射電極
４に接続したことを特徴とする。
提供する。 【構成】柱状の誘電体１と、該誘電体１の長手方向に形
成された貫通孔３と、該貫通孔３の内周面に形成された
放射電極４と、前記誘電体１を取り付ける回路基板６
と、該回路基板６に設けられた矩形状の孔部７と、該孔
部７の一方の短辺中央に突設した突起部８と、該突起部
８に連続して延びる給電線路９とを有し、前記誘電体１
を前記孔部７に収納することにより、前記突起部８を前
記貫通孔３に挿着して、前記給電線路９を前記放射電極
４に接続したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信機器等に用
いられるアンテナ装置に関するものである。
いられるアンテナ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３に従来の誘電体装荷アンテナを用い
た携帯電話等の通信機の一形態を示す。２１は略円柱状
の誘電体であり、誘電体２１の長手方向に貫通孔２２が
形成され、貫通孔２２の内周に例えばＣｕよりなる放射
電極２３が形成される。また、誘電体２１の一端面のほ
ぼ全面には、放射電極２３と接続される表面電極２４が
形成され、一方、他端面には雄型コネクタ２５が取り付
けられ、誘電体装荷アンテナ２６が構成される。そし
て、雄型コネクタ２５が通信機本体２７に設けられた雌
型コネクタ２８と接続されることにより、放射電極２３
への給電及び高周波信号の送受信を可能とする。
た携帯電話等の通信機の一形態を示す。２１は略円柱状
の誘電体であり、誘電体２１の長手方向に貫通孔２２が
形成され、貫通孔２２の内周に例えばＣｕよりなる放射
電極２３が形成される。また、誘電体２１の一端面のほ
ぼ全面には、放射電極２３と接続される表面電極２４が
形成され、一方、他端面には雄型コネクタ２５が取り付
けられ、誘電体装荷アンテナ２６が構成される。そし
て、雄型コネクタ２５が通信機本体２７に設けられた雌
型コネクタ２８と接続されることにより、放射電極２３
への給電及び高周波信号の送受信を可能とする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の通信機においては、誘電体装荷アンテナ２６が通
信機本体２７の外部に配設されることになり、小型化の
妨げになるとともに、外力が直接誘電体装荷アンテナ２
６に作用することになり、機械的強度や耐久性の低下及
び特性変化等の問題を引き起こす恐れがあった。また、
高周波信号の送受信をコネクタ２５，２８を介して行う
ために、挿入損失の増加や共振周波数の変化等の問題が
発生する。さらに、コネクタ２５，２８の使用により、
部品点数が増加し、作業性、コスト面においても好まし
くない。
従来の通信機においては、誘電体装荷アンテナ２６が通
信機本体２７の外部に配設されることになり、小型化の
妨げになるとともに、外力が直接誘電体装荷アンテナ２
６に作用することになり、機械的強度や耐久性の低下及
び特性変化等の問題を引き起こす恐れがあった。また、
高周波信号の送受信をコネクタ２５，２８を介して行う
ために、挿入損失の増加や共振周波数の変化等の問題が
発生する。さらに、コネクタ２５，２８の使用により、
部品点数が増加し、作業性、コスト面においても好まし
くない。
【０００４】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、通信機と最短距離で接続可能な
アンテナ装置を提供することを目的とするものである。
になされたものであり、通信機と最短距離で接続可能な
アンテナ装置を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、柱状の誘電体と、該誘電体の長手方向
に形成された貫通孔と、該貫通孔の内周面に形成された
放射電極と、前記誘電体を取り付ける回路基板と、該回
路基板に設けられた矩形状の孔部と、該孔部の一方の短
辺中央に突設した突起部と、該突起部に連続して延びる
給電線路とを有し、前記誘電体を前記孔部に収納するこ
とにより、前記突起部と前記貫通孔を挿着して、前記給
電線路を前記放射電極に接続したことを特徴とする。
めに、本発明は、柱状の誘電体と、該誘電体の長手方向
に形成された貫通孔と、該貫通孔の内周面に形成された
放射電極と、前記誘電体を取り付ける回路基板と、該回
路基板に設けられた矩形状の孔部と、該孔部の一方の短
辺中央に突設した突起部と、該突起部に連続して延びる
給電線路とを有し、前記誘電体を前記孔部に収納するこ
とにより、前記突起部と前記貫通孔を挿着して、前記給
電線路を前記放射電極に接続したことを特徴とする。
【０００６】
【作用】上記の構成によれば、誘電体を回路基板の孔部
に収納した状態で、給電線路を放射電極に接続してなる
もので、誘電体を回路基板に取り付けることができる。
そのため、コネクタを使用せずに最短距離で、アンテナ
装置と通信機器を接続することができる。
に収納した状態で、給電線路を放射電極に接続してなる
もので、誘電体を回路基板に取り付けることができる。
そのため、コネクタを使用せずに最短距離で、アンテナ
装置と通信機器を接続することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明によるアンテナ装置の実施例を
図面を参照に説明する。図１において、１は円柱状の誘
電体、２ａ，２ｂは誘電体１の端面、３は誘電体１の長
手方向に設けられた貫通孔、３ａ，３ｂはそれぞれ端面
２ａ，２ｂに開口した貫通孔３の開口部、４は貫通孔３
の内周面に形成された、例えばＣｕよりなる放射電極、
５ａ，５ｂはそれぞれ端面２ａ，２ｂに形成されたグラ
ンド電極、６は通信機の回路基板、７は回路基板６に設
けられた、誘電体１を収納する矩形状の孔部、８は孔部
７の一方の短辺中央に回路基板６に連続して設けられた
突起部、９は回路基板６上に形成され、一端が通信機の
入力部（図示せず）に接続され、他端が突起部８に至る
給電線路、１０は給電線路９の両端に形成されたグラン
ドパターン、１１は回路基板６上の、孔部７の他方の短
辺の両側付近に形成された半田付ランドである。
図面を参照に説明する。図１において、１は円柱状の誘
電体、２ａ，２ｂは誘電体１の端面、３は誘電体１の長
手方向に設けられた貫通孔、３ａ，３ｂはそれぞれ端面
２ａ，２ｂに開口した貫通孔３の開口部、４は貫通孔３
の内周面に形成された、例えばＣｕよりなる放射電極、
５ａ，５ｂはそれぞれ端面２ａ，２ｂに形成されたグラ
ンド電極、６は通信機の回路基板、７は回路基板６に設
けられた、誘電体１を収納する矩形状の孔部、８は孔部
７の一方の短辺中央に回路基板６に連続して設けられた
突起部、９は回路基板６上に形成され、一端が通信機の
入力部（図示せず）に接続され、他端が突起部８に至る
給電線路、１０は給電線路９の両端に形成されたグラン
ドパターン、１１は回路基板６上の、孔部７の他方の短
辺の両側付近に形成された半田付ランドである。
【０００８】ここで、誘電体１の貫通孔２の開口部３ａ
から回路基板６の孔部７の突起部８を挿着することによ
り、給電線路９を放射電極４に接続し、グランド電極５
ａをグランドパターン１０に接続する。さらに、グラン
ド電極５ｂを半田付ランド１１に半田付け（図示せず）
することで、誘電体１は孔部７に収納、保持され、回路
基板６に取り付けられる。
から回路基板６の孔部７の突起部８を挿着することによ
り、給電線路９を放射電極４に接続し、グランド電極５
ａをグランドパターン１０に接続する。さらに、グラン
ド電極５ｂを半田付ランド１１に半田付け（図示せず）
することで、誘電体１は孔部７に収納、保持され、回路
基板６に取り付けられる。
【０００９】このように構成されたアンテナ装置１２
は、誘電体１を孔部７に収納することで、給電線路９を
放射電極４に直接接続できるため、通信機の入力部端と
最短距離で接続でき、挿入損失や共振周波数の変化を小
さくできる。そして、誘電体１を回路基板６に設けた孔
部７を介して回路基板６に取り付ける構造となっている
ため、通信機の小型化が可能となり、また、従来のよう
にコネクタを介さないため、部品点数も減り、作業性も
向上し、コストダウンにもなる。
は、誘電体１を孔部７に収納することで、給電線路９を
放射電極４に直接接続できるため、通信機の入力部端と
最短距離で接続でき、挿入損失や共振周波数の変化を小
さくできる。そして、誘電体１を回路基板６に設けた孔
部７を介して回路基板６に取り付ける構造となっている
ため、通信機の小型化が可能となり、また、従来のよう
にコネクタを介さないため、部品点数も減り、作業性も
向上し、コストダウンにもなる。
【００１０】なお、上述の実施例では、円柱状の誘電体
１を使って説明したが、四角柱などの角柱であっても同
様の効果が得られる。また、グランド電極５ｂを半田付
ランド１１に半田付けすることで、誘電体１を孔部７に
収納、保持するとしたが、図２に示すように、変形可能
な弾性止め金具１３によって誘電体１の端面２ｂを支持
して、誘電体１を回路基板６から脱着自在にしてもよ
い。
１を使って説明したが、四角柱などの角柱であっても同
様の効果が得られる。また、グランド電極５ｂを半田付
ランド１１に半田付けすることで、誘電体１を孔部７に
収納、保持するとしたが、図２に示すように、変形可能
な弾性止め金具１３によって誘電体１の端面２ｂを支持
して、誘電体１を回路基板６から脱着自在にしてもよ
い。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるア
ンテナ装置によれば、誘電体を回路基板に設けた孔部を
介して回路基板に取り付けた構造となっているため、通
信機の入力部端と最短距離で接続することで、挿入損失
や共振周波数の変化を小さくでき、通信機の小型化が可
能となり、また、従来のようにコネクタを介さないた
め、部品点数も減り、作業性も向上し、コストダウンに
もなる。
ンテナ装置によれば、誘電体を回路基板に設けた孔部を
介して回路基板に取り付けた構造となっているため、通
信機の入力部端と最短距離で接続することで、挿入損失
や共振周波数の変化を小さくでき、通信機の小型化が可
能となり、また、従来のようにコネクタを介さないた
め、部品点数も減り、作業性も向上し、コストダウンに
もなる。
【図１】本発明の実施例におけるアンテナ装置を示す要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図２】図１に示したのアンテナ装置の変形例を示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図３】従来の誘電体装荷アンテナを示す斜視図であ
る。
る。
１ 誘電体 ３ 貫通孔 ４ 放射電極 ６ 回路基板 ７ 孔部 ８ 突起部 ９ 給電線路
Claims (1)
- 【請求項１】柱状の誘電体と、該誘電体の長手方向に形
成された貫通孔と、該貫通孔の内周面に形成された放射
電極と、前記誘電体を取り付ける回路基板と、該回路基
板に設けられた矩形状の孔部と、該孔部の一方の短辺中
央に突設した突起部と、該突起部に連続して延びる給電
線路とを有し、 前記誘電体を前記孔部に収納することにより、前記突起
部と前記貫通孔を挿着して、前記給電線路を前記放射電
極に接続したことを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10549994A JPH07312520A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10549994A JPH07312520A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | アンテナ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07312520A true JPH07312520A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14409301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10549994A Pending JPH07312520A (ja) | 1994-05-19 | 1994-05-19 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07312520A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000072404A1 (fr) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Antenne de communication mobile et appareil de communication mobile dans lequel elle est utilisee |
| WO2013057478A1 (en) * | 2011-10-20 | 2013-04-25 | Sarantel Limited | Radiofrequency circuit assembly |
| US9112273B2 (en) | 2012-01-13 | 2015-08-18 | Harris Corporation | Antenna assembly |
| US9306273B2 (en) | 2012-12-06 | 2016-04-05 | Harris Corporation | Multifilar antenna |
-
1994
- 1994-05-19 JP JP10549994A patent/JPH07312520A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000072404A1 (fr) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Antenne de communication mobile et appareil de communication mobile dans lequel elle est utilisee |
| US6850779B1 (en) | 1999-05-21 | 2005-02-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Mobile communication antenna and mobile communication apparatus using it |
| US6980158B2 (en) | 1999-05-21 | 2005-12-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Mobile telecommunication antenna and mobile telecommunication apparatus using the same |
| WO2013057478A1 (en) * | 2011-10-20 | 2013-04-25 | Sarantel Limited | Radiofrequency circuit assembly |
| US9112273B2 (en) | 2012-01-13 | 2015-08-18 | Harris Corporation | Antenna assembly |
| US9306273B2 (en) | 2012-12-06 | 2016-04-05 | Harris Corporation | Multifilar antenna |
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