JPH07312042A - 光学ヘッド支持装置 - Google Patents
光学ヘッド支持装置Info
- Publication number
- JPH07312042A JPH07312042A JP10281894A JP10281894A JPH07312042A JP H07312042 A JPH07312042 A JP H07312042A JP 10281894 A JP10281894 A JP 10281894A JP 10281894 A JP10281894 A JP 10281894A JP H07312042 A JPH07312042 A JP H07312042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide plate
- optical head
- magnet
- protrusion
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光学ヘッド支持部品の削減とともに、装置の
小型薄型を可能とする光学ヘッド支持装置を提供する。 【構成】 光学ヘッド1が固定された移動台2の一端に
形成された穴4にガイド軸3を貫通し、移動台2の穴1
2に固定された磁石11の磁力により突起8をスライド
板13に押圧して移動台2を支持し、磁石11の磁力に
より突起8がスライド板13に付勢した状態で、移動台
2の一端に形成されたラック10と駆動装置に連結した
ピニオン9により移動台2を移動する。
小型薄型を可能とする光学ヘッド支持装置を提供する。 【構成】 光学ヘッド1が固定された移動台2の一端に
形成された穴4にガイド軸3を貫通し、移動台2の穴1
2に固定された磁石11の磁力により突起8をスライド
板13に押圧して移動台2を支持し、磁石11の磁力に
より突起8がスライド板13に付勢した状態で、移動台
2の一端に形成されたラック10と駆動装置に連結した
ピニオン9により移動台2を移動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CDプレーヤ、CD−
ROM等に使用する光学ヘッドを支持する光学ヘッド支
持装置に関するものである。
ROM等に使用する光学ヘッドを支持する光学ヘッド支
持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は、それぞれ従来の光学ヘ
ッド支持装置の側面図及び上面図を示している。1は光
ディスクの信号を読み取る光学ヘッドであり、移動台2
に接着剤等により固定されている。3はガイド軸であ
り、移動台2に形成された貫通穴4に貫通し図示しない
装置筐体に支持されている。5はスライド板であり、図
示しない装置筐体に固定されている。6は押さえバネで
あり、ビス7により移動台2に固定されている。8は移
動台2に形成された突起である。9は図示しない駆動モ
ータの出力軸に固定されたピニオンであり、移動台2の
側面に形成されたラック10に噛み合っている。
ッド支持装置の側面図及び上面図を示している。1は光
ディスクの信号を読み取る光学ヘッドであり、移動台2
に接着剤等により固定されている。3はガイド軸であ
り、移動台2に形成された貫通穴4に貫通し図示しない
装置筐体に支持されている。5はスライド板であり、図
示しない装置筐体に固定されている。6は押さえバネで
あり、ビス7により移動台2に固定されている。8は移
動台2に形成された突起である。9は図示しない駆動モ
ータの出力軸に固定されたピニオンであり、移動台2の
側面に形成されたラック10に噛み合っている。
【0003】次に、上記従来の光学ヘッド支持装置の動
作について説明する。移動台2の一方はガイド軸3によ
り支持され、他方は、押さえバネ6の弾性力により突起
8がスライド板5押圧された状態で支持されている。移
動台2を移動させる場合は、ピニオン9を回転駆動しラ
ック10を介して移動台2を移動する。
作について説明する。移動台2の一方はガイド軸3によ
り支持され、他方は、押さえバネ6の弾性力により突起
8がスライド板5押圧された状態で支持されている。移
動台2を移動させる場合は、ピニオン9を回転駆動しラ
ック10を介して移動台2を移動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光学ヘッド支持装置では、移動台2を支持するため
の押さえバネ6をビス7により固定する必要があり、部
品点数の増加によるコストアップと組立の作業性が悪く
なるとともに、押さえバネ6の取付けスペースを確保す
るために、装置の小型薄型ができないという問題があっ
た。
来の光学ヘッド支持装置では、移動台2を支持するため
の押さえバネ6をビス7により固定する必要があり、部
品点数の増加によるコストアップと組立の作業性が悪く
なるとともに、押さえバネ6の取付けスペースを確保す
るために、装置の小型薄型ができないという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解消するも
のであり、部品点数の削減と装置の小型薄型を可能とす
る優れた光学ヘッド支持装置を提供することを目的とす
るものである。
のであり、部品点数の削減と装置の小型薄型を可能とす
る優れた光学ヘッド支持装置を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、光ディスクの信号を読み取る光学ヘッド
が固定された移動台と、この移動台の一端に形成された
穴に貫通して上記移動台を水平移動可能に支持するガイ
ド軸と、上記移動台の他端に形成された突起部と、磁性
体からなるスライド板と、上記移動台に固定され磁力に
より上記突起部を上記スライド板に押圧する磁石とを備
えたことを特徴とするものである。
成するために、光ディスクの信号を読み取る光学ヘッド
が固定された移動台と、この移動台の一端に形成された
穴に貫通して上記移動台を水平移動可能に支持するガイ
ド軸と、上記移動台の他端に形成された突起部と、磁性
体からなるスライド板と、上記移動台に固定され磁力に
より上記突起部を上記スライド板に押圧する磁石とを備
えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】したがって、本発明によれば、磁石の磁力によ
り突起部がスライド板に押圧されて付勢されることによ
り、移動台は水平姿勢を確実に維持して移動することが
できる。
り突起部がスライド板に押圧されて付勢されることによ
り、移動台は水平姿勢を確実に維持して移動することが
できる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図1及び図
2とともに説明する。本実施例において、従来の光学ヘ
ッド支持装置と同一の構成については、同一符号を記し
て説明を省略する。図1及び図2において、11は磁石
であり、移動台2に設けられた穴12に圧入などにより
固定されている。13は金属板等の磁性体からなるスラ
イド板である。
2とともに説明する。本実施例において、従来の光学ヘ
ッド支持装置と同一の構成については、同一符号を記し
て説明を省略する。図1及び図2において、11は磁石
であり、移動台2に設けられた穴12に圧入などにより
固定されている。13は金属板等の磁性体からなるスラ
イド板である。
【0009】次に上記実施例の動作について説明する。
ガイド軸3が貫通穴4に嵌合しており移動台2の一方を
支持している。磁石11の磁力により突起8がスライド
板13の下面に押圧されることにより、移動台2の他方
が支持されている。移動台2を移動する場合は、ピニオ
ン9を回転駆動しラック10を介して移動台2を移動す
る。この際に、移動台2はガイド軸3とスライド板13
に規制されて水平姿勢状態を維持しテ移動する。
ガイド軸3が貫通穴4に嵌合しており移動台2の一方を
支持している。磁石11の磁力により突起8がスライド
板13の下面に押圧されることにより、移動台2の他方
が支持されている。移動台2を移動する場合は、ピニオ
ン9を回転駆動しラック10を介して移動台2を移動す
る。この際に、移動台2はガイド軸3とスライド板13
に規制されて水平姿勢状態を維持しテ移動する。
【0010】このように、上記実施例によれば、磁石1
1の磁力により突起8がスライド板13の下面に押圧さ
れた状態で移動台2が移動することにより、従来必要と
した押さえバネを廃止することができるため、、部品点
数を削減して装置を安価にできるとともに、装置の小型
薄型化が可能となる。
1の磁力により突起8がスライド板13の下面に押圧さ
れた状態で移動台2が移動することにより、従来必要と
した押さえバネを廃止することができるため、、部品点
数を削減して装置を安価にできるとともに、装置の小型
薄型化が可能となる。
【0011】図3は本発明の第2の実施例を示す断面図
である。第2の実施例においては、突起8の側面にテー
パ14が形成され、突起8の根元部には溝15が形成さ
れており、突起8の下方に磁石11が固定されている。
突起8とスライド板13との接触面の直下に磁石11の
N極及びS極が配置されないように着磁されている。上
記の構成により、上記第2の実施例によれば、磁性体か
らなる異物が突起8とスライド板13との間に挟まるこ
ともなく、異物はテーパ14を滑り落ちて溝15に留ま
ることになり、異物により突起8とスライド板13との
接触面にキズが発生することもなく、突起8が確実にス
ライド板13の下面に押圧された状態で移動台2を支持
することができる。
である。第2の実施例においては、突起8の側面にテー
パ14が形成され、突起8の根元部には溝15が形成さ
れており、突起8の下方に磁石11が固定されている。
突起8とスライド板13との接触面の直下に磁石11の
N極及びS極が配置されないように着磁されている。上
記の構成により、上記第2の実施例によれば、磁性体か
らなる異物が突起8とスライド板13との間に挟まるこ
ともなく、異物はテーパ14を滑り落ちて溝15に留ま
ることになり、異物により突起8とスライド板13との
接触面にキズが発生することもなく、突起8が確実にス
ライド板13の下面に押圧された状態で移動台2を支持
することができる。
【0012】図4は本発明の第3の実施例を示す断面図
であり、磁石11が突起8の下方以外の場所に配置され
ているものである。第3の実施例においてはも、磁性体
からなる異物が磁石11に吸引され、突起8とスライド
板13との間に挟まることがないため、異物により突起
8とスライド板13との接触面にキズが発生することも
なく、突起8が確実にスライド板13の下面に押圧され
た状態で移動台2を支持することができる。
であり、磁石11が突起8の下方以外の場所に配置され
ているものである。第3の実施例においてはも、磁性体
からなる異物が磁石11に吸引され、突起8とスライド
板13との間に挟まることがないため、異物により突起
8とスライド板13との接触面にキズが発生することも
なく、突起8が確実にスライド板13の下面に押圧され
た状態で移動台2を支持することができる。
【0013】図5は本発明の第4の実施例を示す断面図
であり、突起8及び磁石11がスライド板13の上方に
配置されている。これにより、移動台2の自重が磁石1
1吸引力と同一方向に作用し、突起8及び磁石11がス
ライド板13の下方に配置した場合に比べて磁石11の
磁力を小さくしても、確実に突起8がスライド板13の
上面に押圧された状態で移動台2を移動することができ
る。
であり、突起8及び磁石11がスライド板13の上方に
配置されている。これにより、移動台2の自重が磁石1
1吸引力と同一方向に作用し、突起8及び磁石11がス
ライド板13の下方に配置した場合に比べて磁石11の
磁力を小さくしても、確実に突起8がスライド板13の
上面に押圧された状態で移動台2を移動することができ
る。
【0014】なお、上記各実施例では、突起8がスライ
ド板13に直接接触した構成となっているが、突起8と
スライド板13の間に樹脂部材を挟み、移動台2が移動
する際の負荷を減少することもできる。
ド板13に直接接触した構成となっているが、突起8と
スライド板13の間に樹脂部材を挟み、移動台2が移動
する際の負荷を減少することもできる。
【0015】また、上記各実施例では、磁石11は固定
された構成となっているが、磁石11とスライド板13
の距離を調整した後に磁石11を固定する構成をとるこ
ともできる。この場合には、磁石11の吸引力による発
生する移動台2が移動する際の負荷を最適な状態に調整
できるものである。
された構成となっているが、磁石11とスライド板13
の距離を調整した後に磁石11を固定する構成をとるこ
ともできる。この場合には、磁石11の吸引力による発
生する移動台2が移動する際の負荷を最適な状態に調整
できるものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、移動台に固定された磁石の磁力により、移動台に形
成された突起部がスライド板に押圧されるようにしたも
のであり、移動台は水平姿勢を確実に維持して移動する
ことができ、部品点数の削減と装置の小型薄型を実現で
きるという効果を有するものである。
に、移動台に固定された磁石の磁力により、移動台に形
成された突起部がスライド板に押圧されるようにしたも
のであり、移動台は水平姿勢を確実に維持して移動する
ことができ、部品点数の削減と装置の小型薄型を実現で
きるという効果を有するものである。
【図1】本発明の第1の実施例における光学ヘッド支持
装置の側面図
装置の側面図
【図2】同実施例の上面図
【図3】本発明の第2の実施例における光学ヘッド支持
装置の要部断面図
装置の要部断面図
【図4】本発明の第3の実施例における光学ヘッド支持
装置の要部断面図
装置の要部断面図
【図5】本発明の第4の実施例における光学ヘッド支持
装置の要部断面図
装置の要部断面図
【図6】従来の光学ヘッド支持装置の側面図
【図7】従来の光学ヘッド支持装置の上面図
1 光学ヘッド 2 移動台 3 ガイド軸 8 突起 9 ピニオン 10 ラック 11 磁石 12 穴 13 スライド板
Claims (3)
- 【請求項1】 光ディスクの信号を読み取る光学ヘッド
が固定された移動台と、この移動台の一端に形成された
穴に貫通して上記移動台を水平移動可能に支持するガイ
ド軸と、上記移動台の他端に形成された突起部と、磁性
体からなるスライド板と、上記移動台に固定され磁力に
より上記突起部を上記スライド板に押圧する磁石とを備
えた光学ヘッド支持装置。 - 【請求項2】 スライド板と磁石との間隔を可変する調
整手段を有する請求項1記載の光学ヘッド支持装置。 - 【請求項3】 突起部とスライド板との間に樹脂部材を
挟持したことを特徴とする請求項1記載の光学ヘッド支
持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10281894A JPH07312042A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 光学ヘッド支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10281894A JPH07312042A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 光学ヘッド支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07312042A true JPH07312042A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14337615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10281894A Pending JPH07312042A (ja) | 1994-05-17 | 1994-05-17 | 光学ヘッド支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07312042A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004018803A1 (de) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Aufzeichnungs- oder Wiedergabegerät für optische Aufzeichnungsträger |
-
1994
- 1994-05-17 JP JP10281894A patent/JPH07312042A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004018803A1 (de) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Aufzeichnungs- oder Wiedergabegerät für optische Aufzeichnungsträger |
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