JPH0731188A - 歯科用研磨装置用のブラシレスモータの回転制御装置 - Google Patents

歯科用研磨装置用のブラシレスモータの回転制御装置

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JPH0731188A
JPH0731188A JP5174554A JP17455493A JPH0731188A JP H0731188 A JPH0731188 A JP H0731188A JP 5174554 A JP5174554 A JP 5174554A JP 17455493 A JP17455493 A JP 17455493A JP H0731188 A JPH0731188 A JP H0731188A
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洋和 八代
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単でかつ安価なものであるにも関わ
らず、急激な回転数変化時における振動や始動時におけ
る衝撃を解消する。 【構成】 このブラシレスモータMの回転制御装置80
の制動制御手段87は、目標回転速度信号Sfmp より実
回転速度信号Sfmのほうが大きいとき、モータMの回転
速度を放電制動にて減速するため、その差分ΔSfmに応
じた制動制御信号を回転駆動手段81に出力する。そし
て、そのときの実回転速度fmを目標回転速度fmp に減速
させる際、予め定めた減速度合で減速させるために、制
動制御手段87の制動制御信号を間欠的な放電制動信号
Sc2とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科用研磨装置用のブ
ラシレスモータの回転制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、先端部に研磨用ドリルを備え
たハンドピースと呼ばれる把持部分と、このドリルを高
速で回転駆動させるためのブラシレスモータとによって
構成された歯科用研磨装置が知られている。
【0003】ところで、このブラシレスモータは非接触
タイプの軸受けにて構成され、その利点としては、一般
的にロータを始動するときなどの回転応答性に優れると
いうことが挙げられる。その一方で、高速回転するロー
タの回転速度を減じるには、単にモータへの通電をカッ
トすることだけでは不十分であることから、この種のモ
ータでは強制的にブレーキをかけて減速させることなど
が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、歯科用研磨
装置の使用時において、例えば歯科医が歯を研磨を終え
てドリルを外した直後には、モータへの負荷が急激に減
少する。このとき、モータの回転速度が急に増加して目
標回転速度を越えてしまい、それに応答して目標回転速
度に近づけるためのブレーキ機構が自動的に作動するこ
とになる。
【0005】このブレーキ機構は、放電制動によって行
われる。この放電制動は、そのときの実回転速度と目標
回転速度との差に相対して一義的に決まる時間だけ、モ
ータに蓄積されたエネルギーを放電させることにより、
モータに制動をかけるものである。従って、放電時間が
長ければ長いほど急激な制動となる。
【0006】しかし、この場合にはブレーキの作動に基
づく回転速度の急激な変化によって、装置に振動(ノッ
キング)が生じ易いという問題があった。そして、この
ような問題が生じることは、特に研磨作業の正確さを要
求される歯科治療の現場においては、望ましくない事態
であるとされていた。
【0007】また、歯科医師の意思でモータを減速させ
たときでも、目的の減速値が大きいと、その大きな減速
値、即ち先の目標回転速度と新たな目標回転速度との差
に比例して放電制動がかかるため、同様な問題があっ
た。
【0008】また、歯科用研磨装置のモータを起動させ
る場合においても、通常、短時間のうちに急激に回転速
度が上昇してしまうことから、使用者の手に不快な衝撃
が加わり易かった。このため、従来においては衝撃を解
消する手段として、例えばエンコーダ等を内蔵すること
によりモータの回転速度制御を行うなどの対策が採られ
ていた。
【0009】ところが、エンコーダを用いた構成とする
と、装置が高価かつ複雑になるという問題があった。本
発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、構成が簡単でかつ安価なものであるにも関わら
ず、急激な回転速度変化時における振動や起動時におけ
る衝撃を解消することができる歯科用研磨装置用のブラ
シレスモータの回転制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、第1の発明では、歯科用研磨装置用のハンドピー
スに回転可能に支持されたドリルと駆動連結されるブラ
シレスモータと、前記モータを回転駆動する回転駆動手
段と、前記モータの実回転速度を検出する回転速度検出
手段と、前記モータの目標回転速度を選択するために操
作する操作手段と、前記操作手段の操作量に基づいて、
その操作量に対応する目標回転速度を設定する速度指令
手段と、前記速度指令手段から出力される目標回転速度
信号と、前記回転速度検出手段から出力される実回転速
度信号とを比較し目標回転速度信号より実回転速度信号
のほうが小さいとき、その差分に応じた駆動制御信号を
前記回転駆動手段に出力する駆動制御手段と、目標回転
速度信号より実回転速度信号のほうが大きいとき、前記
モータの回転速度を放電制動にて減速するため、その差
分に応じた制動制御信号を前記回転駆動手段に出力する
制動制御手段とからなる歯科用研磨装置用のブラシレス
モータの回転制御装置において、目標回転速度信号より
実回転速度信号のほうが大きいとき、そのときの実回転
速度を目標回転速度に減速させる際、予め定めた減速度
合で減速させるために、前記制動制御手段の制動制御信
号を間欠的な放電制動信号とすることを特徴とした歯科
用研磨装置用のブラシレスモータの回転制御装置をその
要旨としている。
【0011】また、第2の発明では、歯科用研磨装置用
のハンドピースに回転可能に支持されたドリルと駆動連
結されるブラシレスモータと、前記モータを回転駆動す
る回転駆動手段と、前記モータの実回転速度を検出する
回転速度検出手段と、前記モータの目標回転速度を選択
するために操作する操作手段と、前記操作手段の操作量
に基づいて、その操作量に対応する目標回転速度を設定
する速度指令手段と、前記速度指令手段から出力される
目標回転速度信号と、前記回転速度検出手段から出力さ
れる実回転速度信号とを比較し目標回転速度信号より実
回転速度信号のほうが小さいとき、その差分に応じた駆
動制御信号を前記回転駆動手段に出力し、目標回転速度
信号より実回転速度信号のほうが大きいとき、駆動制御
信号を出力しないようにした駆動制御手段とからなる歯
科用研磨装置用のブラシレスモータの回転制御装置にお
いて、停止していたモータの起動時には、モータの実回
転速度が予め設定された初期目標回転速度に達するまで
の間、前記駆動制御信号に代えて、徐々に増加するデュ
ーティー比でモータの回転速度を増速させるための起動
制御を前記操作手段の操作量に無関係に行うソフトスタ
ート信号を、前記駆動制御手段を介して前記回転駆動手
段に出力するソフトスタート手段を備えたことを特徴と
した歯科用研磨装置用のブラシレスモータの回転制御装
置をその要旨としている。
【0012】
【作用】第1の発明によると、モータの実回転速度が目
標回転速度より大きいときには、制動制御信号に代わっ
て、更に間欠的になる放電制動信号が回転駆動手段に対
して出力される。このとき、モータは間欠的に制動され
ることによって減速されるため、従来の放電制動と比べ
てその減速度合いは小さくなり、実回転速度が目標回転
速度に緩やかにかつ滑らかに近づくことになる。よっ
て、ブレーキ作動時の振動が小さくなる。
【0013】第2の発明によると、モータの起動時に
は、駆動制御信号に代わる所定のソフトスタート信号が
回転駆動手段に対して出力される。このとき、モータは
徐々に増加するデューティー比の信号による駆動力(徐
々に強くなる制動力)によって増速される。このため、
従来の起動制御と比べてその増速度合いは小さくなり、
実回転速度が初期目標回転速度に緩やかにかつ滑らかに
近づくことになる。よって、起動時の衝撃が小さくな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例について
図面に基づき詳細に説明する。まず、図1及び図2をも
とに、歯科用研磨装置のハンドピース32側に回転駆動
力を与えるためのブラシレスモータM側の構成を中心に
説明する。
【0015】図1に示されるように、略円筒状のケーシ
ング1の内側後端部には、エンドプレート2が固着され
ている。エンドプレート2の中央部には、挿通孔2aが
透設されている。エンドプレート2の外周面とケーシン
グ1の内周面との間には、樹脂製のシールリング3が介
装されている。
【0016】ケーシング1の先端部近傍には、ケーシン
グ1の内周面に沿って取付け環条4が形成されている。
また、ケーシング1の先端部には、図1に示されるよう
なアタッチメント5が環状のパッキング6を介して着脱
可能に装着されている。このアタッチメント5の中央部
には、挿通孔5aが軸線方向に沿って透設されている。
そして、ケーシング1内においてエンドプレート2とア
タッチメント5とによって囲まれた領域には、断面略円
形状のモータ室7が形成されている。
【0017】図1に示されるように、モータ室7内に
は、動力伝達用シャフト11が収容されている。動力伝
達用シャフト11の後端部は、エンドプレート2の挿通
孔2a内に挿入されている。一方、同シャフト11の先
端部は、アタッチメント5の挿通孔5a内に挿入されて
いる。
【0018】このシャフト11をモータ室7内に配置し
た場合、その外周面と両挿通孔2a,5aの内周面との
間には、所定幅のクリアランスS3 が形成されるように
なっている。このため、シャフト11は、両挿通孔2
a,5aの内周面に対して非接触状態で回転することが
できるようになっている。
【0019】前記モータ室7内において動力伝達用シャ
フト11の周囲には、環状をなす一対のブッシュ12
a,12bが所定間隔を隔てて固定されている。これら
のブッシュ12a,12bの間には、界磁マグネット1
3が保持されている。
【0020】界磁マグネット13は、シャフト11の周
囲において4個の永久磁石片14を円筒状に組み合わせ
ることによって構成されている。また、界磁マグネット
13を構成している各々の永久磁石片14は、隣接する
磁極が互いに異極同士となるように交互に配置された状
態となっている。
【0021】図1に示されるように、両ブッシュ12
a,12bの相対向する側の外周部には、それぞれ嵌着
段部15が環状に切欠き形成されている。これらの嵌着
段部15間には、炭化珪素焼結体等のセラミックス材料
によって形成された筒状カバー16が嵌め込まれてい
る。後方側のブッシュ12aの後端側には、ロータ側磁
性部材としての環状マグネット17aが固着されてい
る。一方、エンドプレート2に形成された嵌着段部18
の内周面には、環状マグネット19aが前記環状マグネ
ット17aに相対向するように装着されている。同様
に、前方側のブッシュ12aの先端側には、環状マグネ
ット17bが固着されている。
【0022】一方、ケーシング1先端のアタッチメント
5に突設された取付け環条20の内周面には、環状マグ
ネット19bが前記環状マグネット17bに相対向する
ように装着されている。相対向する環状マグネット17
aと19a、17bと19bは、いずれも同じ磁極が互
いに向き合うように配置されている。従って、これらの
二組のマグネット17a,19a,17b,19bは、
互いの磁気的な反発力によって所定の空隙(クリアラン
ス)S1 を隔てて離間した状態となる。その結果とし
て、前記動力伝達用シャフト11のスラスト方向への移
動が規制されるようになっている。
【0023】つまり、本実施例では動力伝達用シャフト
11に対してブッシュ12a,12b、界磁マグネット
13、筒状カバー16及び環状マグネット17a,17
bを一体に固定することによって、ロータ28が構成さ
れていることになる。また、本実施例では一対の環状マ
グネット17a,19aによって、後方側のスラスト磁
気軸受けが構成されていることになる。同様に、一対の
環状マグネット17b,19bによって、前方側のスラ
スト磁気軸受けが構成されていることになる。
【0024】図1,図2に示されるように、筒状カバー
16の外側には、円筒状包囲部材としてのスリーブ21
が配置されている。前記スリーブ21は、エンドプレー
ト2に形成された嵌着段部22と、取付け環条4に形成
された嵌着段部23との間に支持されている。
【0025】図1に示されるように、ケーシング1の内
側には円筒形状をしたヨーク29が組付けられている。
ヨーク29は、複数枚のリング状の珪素鋼板を積層する
ことによって構成されている。ヨーク29とスリーブ2
1との間には、収納空間10が形成されている。スリー
ブ21には、収納空間10側とロータ28側とをつなぐ
複数の通気孔26が透設されている。エンドプレート2
には空気導入孔8が透設されている。この空気導入孔8
には、図示しないコネクタ内のエアホースを介してブロ
ア30が接続されている。従って、ブロア30から送り
出される高圧の空気は、エアホース、空気導入孔8、収
納空間10及び通気孔26を経て、ロータ28とスリー
ブ21とがなす間隙に供給されるようになっている。
【0026】つまり、ロータ28は、ブロア30から供
給される空気の圧力により、スリーブ21内において非
接触状態に保持されることになる。このとき、ロータ2
8とスリーブ21の内周面との間にはクリアランスS2
が保たれ、動力伝達用シャフト11と挿通孔2a,5a
との間にはクリアランスS3 が保たれる。そして、本実
施例においては、前述した筒状カバー16とスリーブ2
1とによって、ラジアル空気軸受けが構成されているこ
とになる。
【0027】図1,図2に示されるように、スリーブ2
1の外周面上には、3個の電機子コイル27が円周方向
に沿って等間隔に配設されている。また、スリーブ21
の外周面上の中央部かつ前記電機子コイル27の巻回領
域内には、3つのホール素子31が円周方向に沿って等
間隔に設けられている。
【0028】各ホール素子31は、電源接続端子31
a、アース端子31b及び信号端子31cを備えてい
る。各々の端子31a〜31cは、それぞれスリーブ2
1の外周面上にメタライズされた配線71を介して、同
種のもの同士で電気的に接続されている。また、各電機
子コイル27の巻端部も、スリーブ21の外周面上にメ
タライズされた別の配線72によって互いに電気的に接
続されている。各ホール素子31は、ロータ28を構成
している各永久磁石片14が回転するときの磁極の変化
を検出するためのものである。
【0029】このとき、各電機子コイル27によって順
次発生される磁界と、ロータ28の界磁マグネット13
との相互作用に基づいて、ロータ28が回転制御され
る。以上のようにして、歯科用研磨装置のブラシレスモ
ータMが構成されている。
【0030】次に、ハンドピース32の構成について説
明する。図1に示されるように、ブラシレスモータMの
先端側においてアタッチメント5の外側には、ハンドピ
ース32が装着されている。ハンドピース32は、略円
筒状でありかつ先細り形状を呈している。つまり、ハン
ドピース32は、使用者である歯科医師が歯を研磨する
際に把持し易いような形状となっている。ハンドピース
32の内部には、その軸心方向に沿ってハンドピース側
シャフト33が回転可能に収容されている。このシャフ
ト33の先端部は、ハンドピース32の先端部分から突
出した状態となっている。そして、当該部分には患者の
歯を研磨するためのドリル34が装着されている。
【0031】動力伝達用シャフト11の先端部には、カ
ップリング35が設けられている。従って、ハンドピー
ス32とブラシレスモータMのケーシング1とをアタッ
チント5を介して連結すると、カップリング35によっ
て動力伝達用シャフト11とハンドピース側シャフト3
3とが連結駆動するようになっている。
【0032】エンドプレート2には、複数のコネクタピ
ン36が挿通孔2aを取り囲むように立設されている。
これらのコネクタピン36の基端部は、スリーブ21の
外周面上の配線71と電気的に接続されている。各コネ
クタピン36の先端部は、コネクタ側に同じ数だけ設け
られた図示しないピン孔に対して嵌脱可能となってい
る。このため、コネクタ装着時においては、コネクタピ
ン36を介して、ブラシレスモータM側と後述の回転制
御装置側とが電気的に接続された状態となる。
【0033】上記のように構成された歯科用研磨装置の
動作について簡単に述べる。使用時には、まずハンドピ
ース32とアタッチメント5とがケーシング1に一体的
に装着される。この状態で各電機子コイル27に所定の
通電制御が行われることにより、ロータ28が回転を開
始する。このとき、ロータ28のスラスト方向の荷重
は、二対の環状マグネット17a,19a及び17b,
19bの磁気的反発力によって受承される。また、ロー
タ28のラジアル方向の荷重は、カバー16とスリーブ
21との間に導入される加圧空気によって受承される。
従って、ロータ28は、モータ室7内の各部材と接触す
ることなく高速にかつ安定して回転することができる。
そして、ロータ28の回転力は、動力伝達用シャフト1
1、カップリング35及びハンドピース側シャフト33
を介して伝達され、その結果として研磨用ドリル34が
回転駆動される。
【0034】次に、歯科用研磨装置の外部に設けられる
回転制御装置80の構成を図3に従って説明する。本実
施例のブラシレスモータMの回転制御装置80は、回転
駆動回路81、電流検出回路82、回転速度検出回路8
3、操作装置84、速度指令回路85、駆動制御回路8
6、制動制御回路87及びソフトブレーキ回路96を備
えるものである。
【0035】回転駆動回路81は、3相のブラシレスモ
ータMを回転駆動するためのものであり、本実施例では
図4に示されるように6個のFETTr1〜Tr6によって
構成されたインバータ回路となっている。各FETTr1
〜Tr6のオンオフにより、電機子コイル27の各々の相
に一周期中の120°分づつ導通されるように制御され
るようになっている。
【0036】電流検出回路82は、そのときどきの回転
駆動回路81からモータMに出力される電流を検出し、
その検出信号を駆動制御回路86に出力するようになっ
ている。
【0037】回転速度検出手段としての回転速度検出回
路83は、位置検出手段としてのホール素子31、速度
変換回路83a及び速度検出回路83bによって構成さ
れている。速度変換回路83aと速度検出回路83bと
は、各ホール素子31の出力信号に基づき、モータMの
実回転速度fmを検出するようになっている。そして、速
度検出回路83bは、検出した実回転速度fmに応じた実
回転速度信号Sfmを駆動制御回路86に出力するように
なっている。また、速度検出回路83bは、実回転速度
信号Sfmを制動制御回路87にも出力するようになって
いる。なお、各ホール素子31の検出信号は、駆動制御
回路86に出力されるようになっている。
【0038】操作装置84は、フットペダル84aに可
変抵抗器を設けたものであって、その可変抵抗器がフッ
トペダル84aの踏み込み量を検出するようになってい
る。フットペダル84aは、その踏み込み量の大小によ
って、モータMの目標回転速度fmp を適宜選択する。そ
して、操作装置84は、ペダル踏み込み量に応じた信号
を速度指令回路85に出力するようになっている。な
お、本実施例では、フットペダル84aを最大限に踏み
込んだときに、モータMの最高回転数である40000
rpmが選択されるようになっている。
【0039】速度指令手段としての速度指令回路85
は、操作装置84のペダル踏み込み量に基づいて、その
量に対応する目標回転速度fmp を設定するようになって
いる。前記速度指令回路85は、設定された目標回転速
度fmp に応じた目標回転速度信号Sfmp を駆動制御回路
86に出力するようになっている。また、速度指令回路
85は、前記目標回転速度信号Sfmp を制動制御回路8
7にも出力するようになっている。
【0040】駆動制御手段としての駆動制御回路86
は、演算器90,91、パルス幅変調回路(以下、PW
M回路という)92及び波形成形120°通電回路(以
下、単に通電回路という)93によって構成されてい
る。演算器90は、速度指令回路85からの目標回転速
度信号Sfmp と、回転速度検出回路83からの実回転速
度信号Sfmとを比較する。そして、演算器90は、目標
回転速度信号Sfmp と実回転速度信号Sfmとの差分に一
定の増幅率αを持たせた信号ΔSfm〔=α・(Sfmp −
Sfm)〕をPWM回路92に出力するようになってい
る。
【0041】PWM回路92は、回転駆動回路81の出
力の電圧値を制御するために電圧をパルス状とし、その
パルス幅を変化させる回路である。そして、このPWM
回路92には、電流検出回路81の検出信号が入力さ
れ、その検出信号に応じてパルス幅が適宜フィードバッ
ク制御されるようになっている。
【0042】Sfm<Sfmp (即ちΔSfm>0)のとき、
PWM回路92は、その差分ΔSfmに応じてパルス幅変
調された駆動制御信号Sc1を演算器91に出力するよう
になっている。逆に、Sfm≧Sfmp (即ちΔSfm≦0)
のとき、PWM回路92は上記の駆動制御信号Sc1を演
算器91に出力しないようになっている。
【0043】通電回路93は、各ホール素子31からの
位置検出信号を入力する。そして、通電回路93は、図
5(a)に示されるように、それらの信号に基づいて前
記各FETTr1〜Tr6に対する通電切り換えのタイミン
グを決定し、所定の波形成形信号を演算器91に出力す
るようになっている。
【0044】演算器91は、前記波形成形信号と駆動制
御信号Sc1とを入力する。そして、演算器91は、前記
波形成形信号に基づいて回転駆動回路81の所定のFE
TTr1〜Tr6を所定のタイミングで駆動制御する。従っ
て、モータMの実回転速度fmが目標回転速度fmp より小
さいときには、その偏差に基づいて目標回転速度fmpに
近づくようにPWM制御がなされる。
【0045】また、PWM回路92は、ソフトスタート
回路96からのソフトスタート信号Sc3を入力する。ソ
フトスタート回路96は前記操作装置84に接続され、
フットペダル84aの踏み込み開始を検知するスイッチ
からのオン信号を入力する。そして、ソフトスタート回
路96はこのオン信号に応答してフットペダル84aの
踏み込みを行い、モータMを起動させるためのソフトス
タート信号Sc3を出力する。PWM回路92は、ソフト
スタート信号Sc3に基づきモータMが停止している状態
で、フットペダル84aの踏み込み量に関係なく、モー
タMが予め定めた初期目標回転速度(2000rpm )fm
peに到達するまでソフト起動制御を行う。
【0046】つまり、PWM回路92のソフト起動制御
は、上記したPWM制御の代わりにデューティー制御を
行う。このとき、PWM回路92は最初にデューティー
比の小さいパルス制御信号を出力し、順次デューティー
比の大きいパルス制御信号を出力する。従って、モータ
Mに供給される電源がそのデューティー比に基づいて制
御され、モータMが緩やかにかつ滑らかに起動すること
になる。そして、ソフト起動制御が予め定めた初期目標
回転速度fmpeに到達するまで行われると、PWM回路9
2はソフト起動制御に代えて上述したPWM制御を行
う。
【0047】その結果、停止していたモータMが回転し
始め、モータMの実回転速度fmが予め設定された初期目
標回転速度fmpeまで所定の増速度合いで上昇する。即
ち、本実施例のようなソフト起動制御によると、従来に
比べてソフトなスタートとなる。
【0048】制動制御手段としての制動制御回路87
は、過速度検出回路94とブレーキ出力回路95とによ
って構成されている。過速度検出回路94はいわゆるコ
ンパレータである。過速度検出回路94には、速度検出
回路83bからの実回転速度信号Sfmと、速度指令回路
85からの目標回転速度信号Sfmp とが入力される。そ
して、両信号SfmとSfmp とを比較した結果、Sfm<S
fmp となる場合には、同過速度検出回路93は理論値
「L」の信号を出力するようになっている。逆に、Sfm
≧Sfmp となる場合には、過速度検出回路94は理論値
「H」の信号を出力するようになっている。
【0049】ブレーキ出力回路95は、AND回路と三
角波発生回路とによって構成されている。前記AND回
路は、前記過速度検出回路94の論理信号と前記三角波
発生回路からの三角波とを入力する。従って、論理値
「L」のときには、前記AND回路は通電回路93に信
号を出力しないようになっている。逆に論理値「H」の
ときには、AND回路は、論理積である矩形波を通電回
路93に出力する。なお、本実施例では前記矩形波の周
期は、Sfm<Sfmp のときに出力される波形成形信号の
周期よりも短いものとなっている。そして、通電回路9
3は、その矩形波に基づいて制動のための所定の波形成
形信号を演算器91に出力する。
【0050】そして、演算器91は、制動のための波形
成形信号に基づいて回転駆動回路81の所定のFETT
r1〜Tr6を所定のタイミングで駆動制御する。本実施例
では、図5(a)に示されるように、6つのFETTr1
〜Tr6のうち、FETTr2, Tr4, Tr6を「オフ」さ
せ、Tr1, Tr3, Tr5を「オン・オフ」させるような通
電制御がなされる。つまり、FETTr2, Tr4, Tr6を
「オフ」させ、Tr1, Tr3, Tr5を「オン状態に維持」
させる従来の放電制動とは異なり、本実施例ではいわゆ
る間欠的な放電制動によってモータMが減速される。言
い換えると、実施例の場合には間欠的な制動力(弱い制
動力)によってモータMが減速されるため、従来の場合
と比べてその減速度合いは小さいものとなっている。
【0051】よって、モータMの実回転速度fmが目標回
転速度fmp より大きいときには、上述の間欠的な放電制
動がかけられ、それにより実回転速度fmが目標回転速度
fmpに緩やかにかつ滑らかに近づくようになっている。
即ち、本実施例のような間欠的な放電制動によるブレー
キは、従来に比べてソフトなものとなる。
【0052】次に、上記のように構成された回転制御装
置80の作用効果を、モータMを起動してから停止する
までのタイミングチャートをもとに説明する。図6のタ
イミングチャートには、5種の出力波形〜がそれぞ
れ概念的に記されている。の波形は、速度指令回路8
5が出力する目標回転速度信号Sfmpの波形である。
の波形は、速度検出回路83bが出力する実回転速度信
号Sfmの波形である。の波形は、PWM回路92が出
力する信号の波形(即ち、駆動制御信号Sc1またはソフ
トスタート信号Sc3の波形)である。の波形は、ブレ
ーキ回路95が出力する信号の波形(即ち、放電制御信
号Sc2の波形)である。そして、の波形は、電流検出
回路82が検出する信号の波形である。
【0053】ハンドピース32が装着されたモータMと
回転制御装置80とをコネクタを介して連結し、回転制
御装置80の電源を入れる。この状態でフットペダル8
4aを踏み込むと、上記のソフトスタート信号Sc3が出
力されてデューティー制御が行われる。その結果、モー
タMの回転速度が初期目標回転速度fmpeである2000
rpm に上昇する。モータMの実回転速度fmが2000rp
m に達すると、これまでのソフトスタート信号Sc3の代
わりに駆動制御信号Sc1が出力され、PWM制御が行わ
れる。その結果、モータMの回転速度が目標回転速度fm
p である40000rpm に上昇する。
【0054】定速回転するモータMに負荷が加わるとき
(例えばドリル34で歯を研磨しているとき)、その負
荷の大きさに応じたパルス幅のPWM信号によって、モ
ータMの回転速度fmが40000rpm に維持される。こ
の負荷の大きさが所定値を越えると今度は電源リミッタ
が作動し、モータMの実回転速度fmが40000rpm以
下に落ち込む。ここでモータMの負荷をなくすと、再び
モータMは40000rpm の定速回転に復帰する。
【0055】そして、最大限にフットペダル84aを踏
み込んだ状態から若干踏み込み量を少なくすると、実回
転速度fmが目標回転速度fmp よりも大きくなり、これま
での駆動制御信号Sc1の代わりに放電制動信号Sc2が出
力される。その結果、最高回転速度である40000rp
m で定速回転していたモータMが間欠的な放電制動によ
って減速され、それ以下の回転速度(例えば30000
rpm )で定速回転をするようになる。なお、実回転速度
fmが30000rpm に達すると、再び駆動制御信号Sc1
が出力されてPWM制御が行われる。更に、フットペダ
ル84aの踏み込み量をゼロにすると、駆動制御信号S
c1の代わりに間欠的な放電制動信号Sc2が出力され、モ
ータMが停止する。
【0056】さて、本実施例の回転制御装置80による
と、モータMの実回転速度fmが目標回転速度fmp より大
きいときには、駆動制御信号Sc1に代わる間欠的な放電
制動信号Sc2が回転駆動回路81に対して出力される。
このとき、モータMは間欠的な制動力(弱い制動力)に
よって減速されるため、従来の放電制動と比べてその減
速度合いは小さくなり、実回転速度fmが目標回転速度fm
p に緩やかにかつ滑らかに近づくことになる。よって、
ブレーキ作動時に装置が振動してしまうという、従来の
問題点が解消される。
【0057】また、本実施例の回転制御装置80による
と、モータMの起動時には、駆動制御信号Sc1に代わる
所定のソフトスタート信号Sc3が回転駆動回路81に対
して出力される。このとき、モータMは徐々に増加する
デューティー比の信号による駆動力(徐々に強くなる制
動力)によって増速される。このため、従来の起動制御
と比べてその増速度合いは小さくなり、実回転速度fmが
初期目標回転速度fmpeに緩やかにかつ滑らかに近づくこ
とになる。よって、起動時に使用者の手に不快な衝撃が
加わり易いという、従来の問題点が解消される。
【0058】更に、本実施例の回転制御装置80による
と、衝撃を解消するための手段としてエンコーダ等を内
蔵する必要がないため、装置が高価かつ複雑になること
もないという利点がある。
【0059】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ることはなく、以下のように変更することが可能であ
る。例えば、 (a)PWM回路92と過速度検出回路94及びブレー
キ出力回路95とを別々に構成した本実施例に限られな
い。例えば、PWM回路92、過速度検出回路94及び
ブレーキ出力回路95を一体として構成しても良い。
【0060】(b)本発明の回転制御装置80は実施例
のような3相のモータMの駆動用のみに限定されること
はなく、それとは異なる多相モータに用いても勿論良
い。 (c)6つのFETTr1〜Tr6にて回転駆動回路81を
構成した本実施例に代え、それとは異なる回路構成とす
ることも勿論可能である。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の歯科用研
磨装置用のブラシレスモータの回転制御装置によれば、
構成が簡単でかつ安価なものであるにも関わらず、急激
な回転速度変化時における振動や起動時における衝撃を
解消することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラシレスモータを歯科用研磨装置に
具体化した一実施例を示す断面図である。
【図2】ロータ、スリーブ等を示す分解斜視図である。
【図3】回転制御装置を示す電気ブロック回路図であ
る。
【図4】回転駆動回路を示す回路図である。
【図5】(a)は定速回転時における回転駆動回路の出
力波形を、(b)は減速時における回転駆動回路の出力
波形を示すタイミングチャートである。
【図6】回転制御装置による制御を行った場合の各種出
力波形を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
32…ハンドピース、34…ドリル、81…回転駆動手
段、83…回転速度検出手段、84…操作手段、85…
速度指令手段、86…駆動制御手段、87…制動制御手
段、96…ソフトブレーキ手段、M…(ブラシレス)モ
ータ、fm…実回転速度、fmp …目標回転速度、fmpe…初
期目標回転速度、Sfmp …目標回転速度信号、Sfm…実
回転速度信号、ΔSfm…差分、Sc1…駆動制御信号、S
c2…放電制動信号、Sc3…ソフトスタート信号。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯科用研磨装置用のハンドピース(32)
    に回転可能に支持されたドリル(34)と駆動連結され
    るブラシレスモータ(M)と、 前記モータ(M)を回転駆動する回転駆動手段(81)
    と、 前記モータ(M)の実回転速度(fm)を検出する回転速
    度検出手段(83)と、 前記モータ(M)の目標回転速度(fmp )を選択するた
    めに操作する操作手段(84)と、 前記操作手段(84)の操作量に基づいて、その操作量
    に対応する目標回転速度(fmp )を設定する速度指令手
    段(85)と、 前記速度指令手段(85)から出力される目標回転速度
    信号(Sfmp )と、前記回転速度検出手段(83)から
    出力される実回転速度信号(Sfm)とを比較し目標回転
    速度信号(Sfmp )より実回転速度信号(Sfm)のほう
    が小さいとき、その差分(ΔSfm)に応じた駆動制御信
    号(Sc1)を前記回転駆動手段(81)に出力する駆動
    制御手段(86)と、 目標回転速度信号(Sfmp )より実回転速度信号(Sf
    m)のほうが大きいとき、前記モータ(M)の回転速度
    を放電制動にて減速するため、その差分(ΔSfm)に応
    じた制動制御信号を前記回転駆動手段(81)に出力す
    る制動制御手段(87)とからなる歯科用研磨装置用の
    ブラシレスモータ(M)の回転制御装置(80)におい
    て、 目標回転速度信号(Sfmp )より実回転速度信号(Sf
    m)のほうが大きいとき、そのときの実回転速度(fm)
    を目標回転速度(fmp )に減速させる際、予め定めた減
    速度合で減速させるために、前記制動制御手段(87)
    の制動制御信号を間欠的な放電制動信号(Sc2)とする
    ことを特徴とした歯科用研磨装置用のブラシレスモータ
    の回転制御装置。
  2. 【請求項2】歯科用研磨装置用のハンドピース(32)
    に回転可能に支持されたドリル(34)と駆動連結され
    るブラシレスモータ(M)と、 前記モータ(M)を回転駆動する回転駆動手段(81)
    と、 前記モータ(M)の実回転速度(fm)を検出する回転速
    度検出手段(83)と、 前記モータ(M)の目標回転速度(fmp )を選択するた
    めに操作する操作手段(84)と、 前記操作手段(84)の操作量に基づいて、その操作量
    に対応する目標回転速度(fmp )を設定する速度指令手
    段(85)と、 前記速度指令手段(85)から出力される目標回転速度
    信号(Sfmp )と、前記回転速度検出手段(83)から
    出力される実回転速度信号(Sfm)とを比較し目標回転
    速度信号(Sfmp )より実回転速度信号(Sfm)のほう
    が小さいとき、その差分(ΔSfm)に応じた駆動制御信
    号(Sc1)を前記回転駆動手段(81)に出力し、目標
    回転速度信号(Sfmp )より実回転速度信号(Sfm)の
    ほうが大きいとき、駆動制御信号(Sc1)を出力しない
    ようにした駆動制御手段(86)とからなる歯科用研磨
    装置用のブラシレスモータ(M)の回転制御装置(8
    0)において、 停止していたモータ(M)の起動時には、モータ(M)
    の実回転速度(fm)が予め設定された初期目標回転速度
    (fmpe)に達するまでの間、前記駆動制御信号(Sc1)
    に代えて、徐々に増加するデューティー比でモータ
    (M)の回転速度を増速させるための起動制御を前記操
    作手段(84)の操作量に無関係に行うソフトスタート
    信号(Sc3)を、前記駆動制御手段(86)を介して前
    記回転駆動手段(81)に出力するソフトスタート手段
    (96)を備えたことを特徴とした歯科用研磨装置用の
    ブラシレスモータの回転制御装置。
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