JPH07311515A - シリアル型電子写真装置 - Google Patents

シリアル型電子写真装置

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JPH07311515A
JPH07311515A JP6104087A JP10408794A JPH07311515A JP H07311515 A JPH07311515 A JP H07311515A JP 6104087 A JP6104087 A JP 6104087A JP 10408794 A JP10408794 A JP 10408794A JP H07311515 A JPH07311515 A JP H07311515A
Authority
JP
Japan
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recording paper
fixing
carriage
serial type
type electrophotographic
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6104087A
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English (en)
Inventor
Shuzo Masuda
修三 増田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07311515A publication Critical patent/JPH07311515A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/32Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00953Electrographic recording members
    • G03G2215/00962Electrographic apparatus defined by the electrographic recording member
    • G03G2215/00974Electrographic recording member arranged as a carriage to be movable in a direction perpendicular to the recording sheet transport direction

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は記録紙に記録ドラムによりトナー像
を潜像させて印字を行うシリアル型電子写真装置に関
し、記録紙のばたつきを防止して印字品質の向上を図る
ことを目的とする。 【構成】 転写器37上に搬送された記録紙36に対
し、搬送方向と垂直な方向に印字を行うプロセス部45
及び定着を行う定着器46を備えたキャリッジ32が移
動して印字、定着を行う。このとき、記録紙36への印
字、定着時に、クランプ用モータ44でクランパ42
a,42bを回動させて記録紙36を押えて固定する構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙に記録ドラムに
よりトナー像を潜像させて印字を行うシリアル型電子写
真装置に関する。
【0002】近年、電子写真式記録装置の安価、小型化
の要求により、印字を行うキャリッジに電子写真プロセ
スを搭載したシリアル型の電子写真プリンタが開発され
てきている。このような電子写真プリンタは、搬送され
た記録紙に転写器上でキャリッジを搬送方向と垂直方向
に移動させて転写を行い、搬送方向に配置されるローラ
状の定着器で定着させるのが一般的である。そして、こ
れによる印字品質の向上が要求されている。
【0003】
【従来の技術】図9に、従来のシリアル型電子写真プリ
ンタの構成図を示す。図9(A)は一部平面図、図9
(B)はキャリッジの構成断面図である。
【0004】図9(A),(B)において、シリアル型
電子写真プリンタ11は、特開昭61−152463号
公報に記載されているもので記録紙12を搬送する搬送
ローラ13a,13bと同軸方向にシャフト14が配設
され、シャフト14にガイドされて駆動モータ(図示せ
ず)によりキャリッジ15が記録紙搬送方向と垂直方向
に移動自在に設けられる。また、記録搬送方向前方には
記録紙12の幅の長さ以上の定着器16が固定配置され
る。さらに、記録紙12の下方であって、キャリッジ1
5の移動方向に転写器17が配置される。
【0005】キャリッジ15は、像担持体21が搭載さ
れキャリッジ15の移動に同調する周速にて回転する。
像担持体21の表面は、帯電器22にて均一に帯電され
て露光器23にて静電潜像が形成される。静電潜像は、
現像器24のトナー25で現像ローラ26にてトナー像
として可視像化される。像担持体21上に形成されたト
ナー像は、記録紙12を挟んで像担持体21と対峙する
転写器17により記録紙12上に転写され、転写部分が
定着部16の位置まで搬送されて定着されるものであ
る。
【0006】また、図10に、従来の他のシリアル型電
子写真プリンタの構成図を示す。図10はキャリッジ1
5内の構成を示したもので実開昭61−145649号
公報に記載されているものである。このキャリッジ15
は内部に定着器27が設けられたものである。なお30
はクリーナであり、印字終了後に像担持体21上の残留
トナーをかき落とすものである。
【0007】定着器27には、像担持体21と同一方向
に回転する定着ローラ28が設けられ、定着ローラ28
内に加熱手段として例えばハロゲンランプ等の熱源29
が設けられる。この定着ローラ28は印字動作前に熱源
29により所定の温度までプレヒートされるもので、印
字中の温度がサーミスタ等の温度検出器(図示せず)で
検知されて制御される。すなわち、定着器27は、像担
持体21と共に移動されて、転写の直後に定着を行うも
のである。
【0008】なお、転写器17による転写は、像担持体
21との間で所定の電圧を印加して行われることから、
該転写器17は導電性ゴム等の基板で形成される。
【0009】また、図示しないが、キャリッジ内に、用
紙上に熱光線を照射する非接触の熱源(例えば赤外線に
よるハロゲンランプとキセノンランプを利用するフラッ
シュ定着を行う)を備えた定着器が搭載され、記録紙搬
送時にキャリッジの案内軸を支点に像担持体(感光ドラ
ム)が記録紙上より退避する構造のシリアル型電子写真
プリンタがある(特開昭56−77167号公報)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示すシ
リアル型電子写真プリンタは、記録紙12が間欠送りに
なるにもかかわらず定着ローラが記録紙幅だけある構造
であるため、定着ローラとトナー像の転写された記録紙
12の接触時間が、記録紙12の停止している部分と、
送られている部分とでは大幅に差が生じて定着ムラとな
り、画質不良が生じると共に、像担持体21の記録紙1
2への接触により、記録紙12が浮き上がり、特に先
端、後端においては、ジャムとなるという問題がある。
【0011】また、図10に示すものでは、像担持体2
1と定着ローラ28が常に記録紙12又は、転写器17
と接触しており、定着ローラ28は通常30mm幅のも
ので1kg〜2kgに加圧することから、記録紙12へ
局部的に圧力を加えられることによって記録紙12が浮
き上がり、また像担持体21によっても浮き上がるた
め、これらの相乗効果によってばたつきを生じ、像担持
体21の周速と記録紙の相対速度がずれることになる。
【0012】ここで、図11に、従来の問題点の図を示
す。図11に示すように、像担持体21と定着ローラ2
8による記録紙12への加圧と、これらの相対速度のず
れにより、像担持体21と定着ローラ28との間で記録
紙12が浮き上がり、かぶり等の画質不良及びジャムが
発生するという問題がある。
【0013】さらに、非接触の熱源を備えた定着器によ
る定着では、十分な熱量を記録紙に与えることができず
に定着不良を発生させるという問題がある。
【0014】この場合、赤外線を発生させる赤外線ラン
プは、エネルギ密度が低く定着に非常に時間を要すると
共に、記録紙のジャム時には、火災の危険性が非常に高
くなる。また、キセノンランプを用いたフラッシュ定着
では大型のコンデンサーが必要になると共に、トナーの
飛散、不快音が発生すると共に、シリアル型では連続照
射が困難という問題がある。さらに両者共、キャリッジ
上の感光ドラムの近くに配置されるため感光体に対して
遮光が困難であり、また記録紙に定着器が非接触で像担
持体が接触するためにばたつきを発生して印字不良が発
生するという問題がある。
【0015】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、記録紙のばたつきを防止して印字品質の向上を
図るシリアル型電子写真装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1では、記録紙を搬送する搬送手段と、前記記
録紙の送り方向と平向な回転軸を有して回転される像担
持体に帯電による潜像を形成して現像するプロセス手
段、及び前記記録紙上に形成された現像像を定着部材に
より定着させる定着手段を備えるキャリッジと、前記キ
ャリッジの前記記録紙送り方向に、前記プロセス手段及
び定着手段の動作時に前記記録紙を押える記録紙固定手
段と、を有する構成とする。
【0017】請求項2では、前記記録紙固定手段は、前
記記録紙を押え又は押え解除する回動自在なクランパ
と、前記クランパを前記プロセス手段及び定着手段の動
作時に回動させるクランパ駆動手段と、を有する。
【0018】請求項3では、記録紙を搬送する搬送手段
と、前記記録紙の送り方向と平向な回転軸を有して回転
される像担持体に帯電による潜像を形成して現像するプ
ロセス手段、及び前記記録紙上に形成された現像像を定
着部材により定着させる定着手段を備えるキャリッジ
と、前記キャリッジのプロセス手段の動作時に前記定着
手段を前記記録紙より離隔させる第1の退避手段と、前
記キャリッジの定着手段の動作時に前記プロセス手段を
前記記録紙より離隔させる第2の退避手段と、を有する
構成とする。
【0019】請求項4では、前記キャリッジを前記記録
紙の送り方向と垂直な方向に移動させる移動手段と、前
記プロセス手段及び前記定着手段のそれぞれの動作時
に、該移動手段を制御して動作中の前記プロセス手段及
び前記定着手段の動作速度を制御する速度制御手段と、
を有する構成とする。
【0020】請求項5では、周囲温度を検出する温度検
出手段が設けられ、前記温度検出手段の検出温度に応じ
て前記速度制御手段が前記移動手段を制御する。
【0021】請求項6では、周囲湿度を検出する湿度検
出手段が設けられ、前記湿度検出手段の検出湿度に応じ
て前記速度制御手段が前記移動手段を制御する。
【0022】
【作用】上述のように請求項1及び2の発明では、搬送
された記録紙を、プロセス手段及び定着手段の動作時に
のみ記録紙固定手段におけるクランパを回動させて押え
る。これにより、印字及び定着時に記録紙のばたつきが
防止され、印字品質の向上を図ることが可能となる。
【0023】請求項3の発明では、第1及び第2の退避
手段によりプロセス手段及び定着手段を別個に退避させ
る。これにより、印字時に定着手段の影響が回避され、
記録紙のばたつきが防止されて印字品質の向上を図るこ
とが可能となる。
【0024】請求項4では、プロセス手段と定着手段の
動作速度が別個に制御される。これにより、最適な動作
速度が設定可能となって印字品質の向上を図ることが可
能となる。
【0025】請求項5及び6の発明では、温度、湿度に
応じて移動手段を制御して、印字及び定着の動作速度を
設定する。これにより、温度、湿度の影響を受けずに最
適な動作速度が設定可能となり、印字画質の向上を図る
ことが可能となる。
【0026】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例の構成図を示
す。図1は本発明のシリアル型電子写真プリンタ31の
平面図を示したものであり、プロセス手段であるプロセ
ス部及び定着手段である定着器を備えるキャリッジ32
がガイドシャフト33a,33bでガイドされて移動手
段であるキャリアモータ34によりベルト35を介して
記録紙36の搬送方向と垂直な方向に移動される。
【0027】このキャリッジ32の下方であって、ガイ
ドシャフト33a,33bの間に転写手段である転写器
(転写プラテン)37がキャリッジ32の移動方向に配
置される。この転写器37の記録紙搬送方向の両側には
搬送手段である搬送ローラ38a,38bを設けた搬送
シャフト39a,39b(図に表われず、図2(B参
照))がキャリッジ移動方向に設けられ、記録紙36を
矢印方向に搬送する。
【0028】この搬送シャフト39a,39b(搬送ロ
ーラ38a,38b)上には同方向に回動シャフト40
a,40bが配置され、回動シャフト40a,40bに
上記搬送ローラ38a,38bと当接する回転フリーの
コロ41a,41bが設けられる。また、回動シャフト
40a,40bにはそれぞれ所定数のクランパ42a,
42bが設けられる。
【0029】そして、回動シャフト40a,40bはギ
ア機構43を介してクランパ駆動手段であるクランプ用
モータ44により回動される(後述する)。このクラン
パ42a,42b及びクランプ用モータ44により記録
紙固定手段を構成する。
【0030】一方、転写器37は、アルミニウム等で形
成される基板上であって、キャリッジ側に耐熱導電部
材、例えば導電材が混入されたシリコンゴムが形成され
たものである。
【0031】ここで、図2に、図1のA−A,B−B断
面図を示す。図2(A)はA−A断面図であり、図2
(B)はB−B断面図である。
【0032】図2(A)において、キャリッジ32はプ
ロセス部45と定着器46により構成される。プロセス
部45は記録紙36の送り方向と平行な回転軸51aを
有する像担持体である記録ドラム51が設けられ、キャ
リッジ32の移動に同調する周速により転写器37上の
記録紙36上で回転する。
【0033】この記録ドラム51の表面には、帯電器5
2にて均一に帯電され露光器53により静電潜像が形成
される。静電潜像は、現像器54内に充填されたトナー
55を現像ローラ56によりトナー像として可視像化さ
れる。記録ドラム51上に形成されたトナー像は、記録
紙36を挟んで記録ドラム51と対峙する転写器37と
間に所定の電圧を印加することにより記録紙36上に転
写される。なお、現像ローラ56は記録ドラム51の回
転に周速比(例えば1.1〜2.0)を持った速度で回
転される。
【0034】転写後には記録ドラム51上を除電し、除
電後に残留したトナーがクリーナ57にかき落とされる
ものである。
【0035】定着器46は定着ローラ61を備えてお
り、定着ローラ61の温度を検知して温度制御をするた
めのサーミスタ62が設けられる。
【0036】図2(B)において、定着器46の定着ロ
ーラ61は、両端のフランジ63a,63bの中心部分
間に熱源として加熱手段であるハロゲンランプ64が取
り付けられており、ハロゲンランプ64の両端に電源供
給のための端子65a,65bが加圧状態で接触され
る。
【0037】続いて、図3に、図1のB−B断面図及び
記録紙固定手段の平面図を示す。
【0038】図3(A)は図1のB−B断面図であり、
記録ドラム51と転写器37との間に搬送ローラ38
a,38bにより搬送される記録紙36が該転写器37
上で回動シャフト40a,40bが回動されてクランパ
42a,42bにより押えられて回転される。そして、
転写器37上の記録紙36上で記録ドラム51と定着ロ
ーラ61が回転される。
【0039】また、図3(B)は記録紙固定手段の平面
図であり、クランパ42a,42bが設けられた各回動
シャフト40a,40bがギア機構43のうち431
び435 の回転中心に取り付けられる。このギア機構4
3はクランプ用モータ44の回転をギア431 〜435
に伝達するもので、ギア431 の回転方向とギア43 5
の回転方向とは反対となる。すなわち、クランプ用モー
タ44の一方向の回転でクランパ42a,42bが記録
紙36を押える方向に回動シャフト40a,40bが回
動し、クランプ用モータ44の他方向の回転でクランパ
42a,42bが記録紙36を押え解除する方向に回動
シャフト40a,40bが回動するものである。
【0040】そこで、図4に、記録紙固定の説明図を示
す。図4(A)は、図3(A)と同様に転写器37上に
搬送された記録紙36を回動シャフト40a,40bを
回動させてクランパ42a,42bにより押えて固定
し、記録ドラム51により印字される状態を示してい
る。
【0041】まず、図4(B)において、転写器37上
に記録紙36が搬送される動作中は回動シャフト40
a,40bの回動によりクランパ42a,42bは上方
に位置される。また、図4(C)に示すように記録紙3
6が印字開始の所定位置まで搬送されると、回動シャフ
ト40a,40bの回動によりクランパ42a,42b
が記録紙36を押えて固定する。この状態で記録ドラム
51による印字、定着ローラによる定着が行われる。
【0042】一ライン終了後は同様にクランパ42a,
42bの固定を解除して、次の印字ラインまで記録紙3
6を搬送し、クランパ42a,42bで固定して印字、
定着を行う(図4)(D))。
【0043】そして、記録紙36に対して総ての印字、
定着が終了すると、図4(E)に示すように、回動シャ
フト40a,40bの回動によりクランパ42a,42
bの固定を解除し、記録紙36を装置外に排出する。
【0044】このように、記録ドラム51及び定着ロー
ラ61による印字、定着時にはクランパ42a,42b
により記録紙36を押えて固定しており、記録紙36の
浮き上がりやばたつきが防止され、これによって用紙ジ
ャムが防止されると共に、位置ずれやかぶりのない良好
な画質が得られ、印字品質の向上が図られるものであ
る。
【0045】次に、図5に、本発明の第2実施例の構成
図を示す。図中、図1と同一構成部分には同一の符号を
付して説明を省略する。図5に示すシリアル型電子写真
プリンタ71は、転写器37の両側に配置された搬送ロ
ーラ38a,38b(搬送シャフト39a,39b)上
に当接するコロ72a,72bが設けられた押えシャフ
ト73a,73bが配置される。
【0046】また、ガイドシャフト33a,33bによ
りガイドされ、キャリアモータ34よりベルト35を介
して移動されるキャリッジ32A には、プロセス部45
A 及び定着部46A が独立して回動自在に設けられる。
この場合、キャリッジ32Aの移動におけるホームポジ
ションからの移動方向側に定着部46A が配置される。
【0047】ここで、図6に、図5のA−A断面図及び
その部分拡大図を示す。図6(A)は図5のA−A断面
図、図6(B)はキャリッジの部分拡大図である。
【0048】図6(A),(B)において、キャリッジ
32A はシャフト33a ,33b と係合する保持体74
上にプロセス部45A を退避させる第1の退避モータ7
5と、定着器46A を退避させる第2の退避モータ76
が設けられる。また、保持体74の下面にはキャリッジ
移動のホームポジション側にプロセス筐体77がその上
部一端で連結ピン78を介して連結され、上部他端でバ
ネ79を介して連結される。
【0049】また、プロセス筐体77上の中部分には連
結ピン80を介してアーム81の一端に連結され、アー
ム81の他端が第1の退避モータ75の回転軸の偏心位
置に連結される。すなわち、第1の退避モータ75の回
転によりアーム81が上下動するもので、これに伴って
プロセス筐体77が連結ピン78を支点として回動し、
記録紙36より離隔される。
【0050】なお、プロセス筐体77内は、図2(A)
と同様に、記録ドラム51の周囲に帯電器52、露光器
53、現像器54、クリーナ57が配置されて、プロセ
ス部45A を構成している。
【0051】続いて、保持体74の下面でプロセス筐体
77に並んで定着筐体82の上部一端で連結ピン83を
介して連結されると共に、上部中部分でバネ84を介し
て連結される。また、定着筐体82の上部他端で連結ピ
ン85を介してアーム86の一端に連結され、アーム8
6の他端が第2の退避モータ76の回転軸の偏心位置に
連結される。
【0052】すなわち、第2の退避モータ76の回転に
よりアーム86が上下動し、これによって定着筐体82
が連結ピン85を支点として回動し、記録紙36より離
隔される。
【0053】なお、定着筐体82内には、図2(B)と
同様に熱源のハロゲンランプを内設する定着ローラ61
及びサーミスタ62が設けられている。
【0054】そして、第1及び第2の退避モータ75,
76は退避制御手段である退避制御部87により制御さ
れ、キャリアモータ34が速度制御手段である速度制御
部88により制御される。
【0055】一方、転写器37の近傍に記録紙36の幅
を検出する用紙幅検出センサ89a,89bが配設され
る。また、例えばキャリッジ32A のホームポジション
側に温湿度センサ90が配設される。検出される温度、
湿度は速度制御部88に送られる。
【0056】そこで、図7及び図8に、第2実施例の動
作説明図を示す。図7(A)において、キャリッジ32
A がホームポジションで待機状態となっている。このと
き、第1及び第2の退避モータ75,76の回転により
キャリッジ32A のプロセス部45A 及び定着器46A
が回動して記録紙36(転写器37)より離隔した状態
である。
【0057】続いて、図7(B)に示すように、記録紙
36が搬送されたことを用紙幅検出センサ89a,89
bで検出されると、記録紙36の印字開始位置が決定さ
れ、当該位置上にプロセス部45A の記録ドラム51が
位置される位置までキャリアモータ34によりキャリッ
ジ32A が移動される。この位置で第1の退避モータ7
5を回転させてプロセス部45A の退避を解除させて記
録ドラム51を記録紙36上の印字開始位置で当接させ
る。
【0058】そして、キャリアモータ34を駆動してキ
ャリッジ32A を移動させることでプロセス部45A
より記録紙36に印字を行う。このとき、温湿度センサ
90により検出された湿度に応じて最適速度が設定され
る。これにより、湿度に応じてプロセス部45A の記録
ドラム51の速度が制御されることとなり、最適速度で
良好な画質を得ることができる。
【0059】続いて、図8(A)に示すように、記録紙
36に対して印字が終了する印字終了位置で、第1の搬
送モータ75を駆動してプロセス部45A を退避させ
る。
【0060】そして、図8(B)に示すように、定着器
46A の定着ローラ61を記録紙36の定着開始位置
(印字終了位置)の上方に位置するようにキャリアモー
タ34により移動させ、当該位置のときに第2の退避モ
ータ76を駆動させて定着器46A の退避を解除させる
ことで記録紙36上の定着開始位置に定着ローラ61を
当接させる。
【0061】続いて、キャリアモータを駆動してキャリ
ッジ32A をホームポジション方向に移動(リターン)
させることで定着器46A により定着を行う。このと
き、温湿度センサ90により検出された温度に応じて最
適速度が速度制御部88により設定される。例えば、低
温のときにはキャリッジ32A のリターン時の速度を遅
くするように設定し、高温のときには速度を早くするよ
うに設定する。
【0062】これにより、温度に応じて定着器46A
定着ローラ61の速度が制御されることとなり、最適速
度で定着性が向上され良好な画質を得ることができる。
【0063】上記第2実施例のように、感光ドラム51
による印字動作と定着ローラ61による定着動作を別々
のタイミングで行うことにより、印字中の記録紙36が
ばたつくことがなく、また感光ドラム51と記録紙36
の擦れ合わせが防止されて、かぶりのない良好な画質を
得ることができる。
【0064】また、印字動作及び定着動作を別々に行う
ことから、温湿度に応じてそれぞれの速度を設定するこ
とができ、良好な画質を得ることができるものである。
【0065】
【発明の効果】以上のように請求項1及び2の発明によ
れば、搬送された記録紙を、プロセス手段及び定着手段
の動作時にのみ記録紙固定手段におけるクランパを回動
させて押えることにより、印字及び定着時に記録紙のば
たつきが防止され、印字品質の向上を図ることが可能と
なる。
【0066】請求項3の発明によれば、第1及び第2の
退避手段によりプロセス手段及び定着手段を別個に退避
させることにより、印字時に定着手段の影響が回避さ
れ、記録紙のばたつきが防止されて印字品質の向上を図
ることができる。
【0067】請求項4の発明によれば、プロセス手段と
定着手段の動作速度が別個に制御されることにより、最
適な動作速度が設定可能となって印紙品質の向上を図る
ことができる。
【0068】請求項5及び6の発明によれば、温度、湿
度に応じて移動手段を制御して、印字及び定着の動作速
度を設定することにより、温度、湿度の影響を受けずに
最適な動作速度が設定可能となり、印字画質の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】図1のA−A断面図及び定着器の断面図であ
る。
【図3】図1のB−B断面図及び記録紙固定手段の平面
図である。
【図4】本発明の記録紙固定の説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の構成図である。
【図6】図5のA−A断面及びその拡大図である。
【図7】第2実施例の動作説明図(1)である。
【図8】第2実施例の動作説明図(2)である。
【図9】従来のシリアル型電子写真プリンタの構成図で
ある。
【図10】従来の他のシリアル型電子写真プリンタの構
成図である。
【図11】従来の問題点を示す図である。
【符号の説明】
31,71 シリアル型電子写真プリンタ 32,32A キャリッジ 33a,33b ガイドシャフト 36 記録紙 37 転写器 40a,40b 搬送シャフト 41a,41b 回動シャフト 41a,41b,72a,72b コロ 42a,42b クランパ 44 クランプ用モータ 45,45A プロセス部 46,46A 定着器 51 感光ドラム 51a 回転軸 52 帯電器 53 露光器 54 現像器 57 クリーナ 61 定着ローラ 62 フランジ 62 サーミスタ 74 保持体 75 第1の退避モータ 76 第2の退避モータ 77 プロセス筐体 78,80,83,85 連結ピン 82 定着筐体 87 退避制御部 88 速度制御部 89a,89b 用紙幅検出センサ 90 温湿度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 518 21/14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙(36)を搬送する搬送手段(3
    8a,38b)と、 前記記録紙(36)の送り方向と平向な回転軸(51
    a)を有して回転される像担持体(51)に帯電による
    潜像を形成して現像するプロセス手段(45)、及び前
    記記録紙(36)上に形成された現像像を定着部材(6
    1)により定着させる定着手段(46)を備えるキャリ
    ッジ(32)と、 前記キャリッジ(32)の前記記録紙送り方向に、前記
    プロセス手段(45)及び定着手段(46)の動作時に
    前記記録紙(36)を押える記録紙固定手段(42a,
    42b,44)と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  2. 【請求項2】 前記記録紙固定手段は、前記記録紙(3
    6)を押え又は押え解除する回動自在なクランパ(42
    a,42b)と、 前記クランパ(42a,42b)を前記プロセス手段
    (45)及び定着手段(46)の動作時に回動させるク
    ランパ駆動手段(44)と、 を有することを特徴とする請求項1記載のシリアル型電
    子写真装置。
  3. 【請求項3】 記録紙(36)を搬送する搬送手段(3
    8a,38b)と、 前記記録紙(36)の送り方向と平向な回転軸(51
    a)を有して回転される像担持体(51)に帯電による
    潜像を形成して現像するプロセス手段(45A )、及び
    前記記録紙(36)上に形成された現像像を定着部材
    (61)により定着させる定着手段(46A )を備える
    キャリッジ(32A )と、 前記キャリッジ(32A )のプロセス手段(45A )の
    動作時に前記定着手段(46A )を前記記録紙(36)
    より離隔させる第1の退避手段(75)と、 前記キャリッジ(32A )の定着手段(46A )の動作
    時に前記プロセス手段(45A )を前記記録紙(36)
    より離隔させる第2の退避手段(76)と、 を有することを特徴とするシリアル型電子写真装置。
  4. 【請求項4】 前記キャリッジ(32A )を前記記録紙
    (36)の送り方向と垂直な方向に移動させる移動手段
    (34,35)と、 前記プロセス手段(45A )及び前記定着手段(4
    A )のそれぞれの動作時に、該移動手段(34,3
    5)を制御して動作中の前記プロセス手段(45A )及
    び前記定着手段(46A )の動作速度を制御する速度制
    御手段(88)と、 を有することを特徴とする前記請求項3記載のシリアル
    型電子写真装置。
  5. 【請求項5】 周囲温度を検出する温度検出手段(9
    0)が設けられ、前記温度検出手段(90)の検出温度
    に応じて前記速度制御手段(88)が前記移動手段(3
    4)を制御することを特徴とする請求項4記載のシリア
    ル型写真装置。
  6. 【請求項6】 周囲湿度を検出する湿度検出手段(9
    0)が設けられ、前記湿度検出手段(90)の検出湿度
    に応じて前記速度制御手段(88)が前記移動手段(3
    4)を制御することを特徴とする請求項4又は5記載の
    シリアル型電子写真装置。
JP6104087A 1994-05-18 1994-05-18 シリアル型電子写真装置 Withdrawn JPH07311515A (ja)

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