JPH0731144B2 - ガス検出装置 - Google Patents

ガス検出装置

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JPH0731144B2
JPH0731144B2 JP61297219A JP29721986A JPH0731144B2 JP H0731144 B2 JPH0731144 B2 JP H0731144B2 JP 61297219 A JP61297219 A JP 61297219A JP 29721986 A JP29721986 A JP 29721986A JP H0731144 B2 JPH0731144 B2 JP H0731144B2
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gas
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般にガス検出装置に関し、特に例えば、測定
雰囲気中のガス濃度に応じて電気抵抗値が可変するガス
検知素子を備え該ガス検知素子にて測定雰囲気中のメタ
ンやイソブタン、或いはエタノール、水素、一酸化炭素
等の各種ガスのガス濃度値を測定するデイジタルガス検
出装置に関する。
発明の技術的背景とその問題点 周知のように、この種のデイジタルガス検出装置は、ガ
ス検知素子に測定雰囲気中のガス濃度に応じて該素子の
電気抵抗値が可変し電気的出力が得られるものを使用
し、該検知素子の抵抗値可変に応じて該素子から出力さ
れるアナログ電圧信号を増幅器により増幅した後、アナ
ログ/デイジタル変換器(以下「A/D変換器」という)
にてデイジタル信号に変換し、マイクロコンピユータ、
マイクロプロセツサ等のデイジタル電子回路制御機器
(以下単に「マイクロコンピユータ」という)が、前記
デイジタル信号に基づいて前記検知素子によつて検知さ
れた測定雰囲気中のガス濃度値を算出するようになつて
いる。
ところで上述した内容から明らかなように、従来のデイ
ジタルガス検出装置には、前述した検知素子から出力さ
れたアナログ電圧信号に基づいてマイクロコンピユータ
が測定雰囲気中のガス濃度値を算出するのに、前記検知
素子とマイクロコンピユータとの間に前記検知素子から
出力されたアナログ信号を増幅する増幅器と、該増幅器
から出力されたアナログ信号をデイジタル信号に変換す
るA/D変換器とを接続する必要があつたので、マイクロ
コンピユータを始めとする増幅器、A/D変換器等をも含
めた回路全体を1チツプLSI化することができず、従つ
て小型化、低消費電力化を図るには自ずから限界があ
り、又、低コスト化を図ることも困難であつた。
そこで上述した事実に鑑みて、本発明者等が研究を重ね
た結果、上記のごときデイジタルガス検出装置において
比較的高価なA/D変換器を使用せず、A/D変換器の機能を
他の技術的手段に補完させることにより回路の部品点数
を低減せしめ、もつて回路全体を1チツプLSI化し得る
ことを見出した。
本発明は、斯る新規な知見に基づくものである。
目 的 従つて本発明は、上述したごとき経緯によつて創案され
たもので、その目的は、比較的高価なA/D変換器を除去
して回路の部品点数を減少することによつて回路全体の
1チツプLSI化を図り、もつて小型化、低消費電力化、
低コスト化を図ることが可能で、しかも回路内の部品定
数のばらつき、温度特性等による影響を排除した、高精
度のガス検出装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 上記目的は本発明に係るガス検出装置によつて達成され
る。要約すれば本発明は、方形波パルス信号発生器と、
該方形波パルス信号発生器に接続された測定雰囲気中の
ガス濃度に応じて電気抵抗値が可変するガス検知素子
と、該ガス検知素子に対して並列接続された基準抵抗素
子と、前記ガス検知素子側を開/閉する第1のスイツチ
ング素子と、前記基準抵抗素子側を開/閉する第2のス
イツチング素子と、前記方形波パルス信号発生器に接続
され該ガス検知素子の電気抵抗値との間でCR時定数回路
を形成する容量素子と、を備えるとともに、前記第1の
スイツチング素子のみが閉成された時には前記ガス検知
素子の電気抵抗値の可変に応じた方形波パルス信号を出
力し前記第2のスイツチング素子のみが閉成された時に
は前記基準抵抗素子の電気抵抗値の可変に応じた方形波
パルス信号を出力する発振手段と、 前記第1のスイツチング素子のみが閉成されたときの前
記発振手段から出力される方形波パルス信号の発振周波
数と前記第2のスイツチング素子のみが閉成されたとき
の前記発振手段から出力される方形波パルス信号の発振
周波数との比を演算し、該演算結果に基づいて測定雰囲
気中のガス濃度値を求めるデイジタル演算処理手段と、 を有することを特徴とするガス検出装置である。
実施例 以下、図面により本発明に従う実施例について説明す
る。
第1図は、本発明のガス検出装置の基本的な構成を示
す。この概要は、第1図を参照して明らかなように、発
振手段即ち方形波パルス発振器1と、前記方形波パルス
発振器1の出力信号を受けるデイジタル演算処理手段即
ちマイクロコンピユータ9とから成つている。前述した
方形波パルス発振器1は、方形波パルス信号発生器即ち
論理レベル信号たる方形波パルス信号を出力するインバ
ータ素子7と、前記インバータ素子7の帰還回路に接続
されているガス検知素子3と、前記ガス検知素子3の電
気抵抗値との間でCR時定数回路即ちCR発振回路を形成す
る容量素子(以下「コンデンサ」という)5とで構成さ
れている。前記ガス検知素子3には、測定雰囲気中のガ
ス濃度に応じて電気抵抗値が可変するもの、例えば、Sn
Ozを主成分とする焼結体が使用されており、その各種ガ
スのガス濃度に対する標準的な感度特性は、第2図にて
図示されるごとくである。第2図は、測定雰囲気中にあ
るイソブタンガスを始めとするエタノール、水素、一酸
化炭素、メタン及びこれら各種ガスが混入されていない
か或いはその混入量が極めて少ない清浄状態の空気にお
ける異なつたガス濃度値での前記ガス検知素子3の電気
抵抗値特性を示している。第2図縦軸には、上述した各
種ガスの各々の濃度値における前記素子3の電気抵抗値
Rとイソブタンガスのガス濃度1000PPmでの前記素子3
の電気抵抗値ROrとの比:R/ROrが設定されており、又、
その横軸にはガス濃度値(PPm)が設定されている。曲
線Aはエタノールを、曲線Bは水素を、曲線Cはイソブ
タンガスを、曲線Dは一酸化炭素を、曲線Eはメタン
を、曲線Fは清浄空気を夫々示しており、夫々図示のご
とき変化を呈する。
前記インバータ素子7は、前記ガス検知素子3の電気抵
抗値が測定雰囲気中のガス濃度に応じて変化しそれによ
つて該ガス検知素子3の電気抵抗値と前記コンデンサ5
との間で形成されているCR発信回路における発振周波数
が変化すると、該発振周波数に応じた周波数の方形波パ
ルス信号を出力するようになつている。本例において
は、前記インバータ素子7にC−MOSシユミツトインバ
ータが用いられており、このようにインバータ素子7に
C−MOSシユミツトインバータを用いることによつて、
低コスト化、低消費電力化を図るとともに、例えば100K
HZ程度のオーダの周波数に対しても安定した方形波パル
ス信号が得られるようにしている。
前述したマイクロコンピユータ9は、算術演算、論理演
算を行なうCPU、前記方形波パルス発振器1から出力さ
れた方形波パルス信号を計数するカウンタ、制御プログ
ラム等を内蔵し又必要データを記憶するメモリ、入出力
ポート等を備えている。前記マイクロコンピユータ9の
メモリに記憶されているデータとしては、例えば前記第
2図にて図示したごときガス検知素子3のガス濃度−R/
ROr値特性データを始め、前記ガス検知素子3の温度補
償値データ、第1図にて図示した方形波パルス発振器1
から出力される方形波パルス信号の発振周波数fと前記
ガス検知素子3の電気抵抗値Rとの関係を表わす式 但し、VO:前記方形波パルス発振器1の出力電圧 VTH:前記インバータ素子7(即ちC−MOSシユミツトイ
ンバータ)のHiレベルスレツシヨルド電圧 VTL:前記インバータ素子7(即ちC−MOSシユミツトイ
ンバータ)のLOレベルスレツシヨルド電圧 k :定数 がある。前記マイクロコンピユータ9のCPUは、前述し
た方形波パルス発振器1から出力される方形波パルス信
号の周波数fをカウントし、該カウントした方形波パル
ス信号の発振周波数fと前記メモリに記憶されている
式とから前記ガス検知素子3の電気抵抗値Rを演算し、
該演算した前記ガス検知素子3の電気抵抗値Rと前記メ
モリに記憶されている第2図にて示した前記湿度検知素
子3のガス濃度−R/ROr値特性データとから測定雰囲気
中のガス濃度値を求めることとなる。
以上説明したように、本例によれば、インバータ素子7
に、C−MOSシユミツトインバータを用いたので、低コ
スト化、低消費電力化を図ることができ、これとともに
例えば100KHZ程度のオーダの周波数に対しても安定した
方形波パルス信号を得ることができる。又、ガス検知素
子3をインバータ素子7の帰還回路に接続し、測定雰囲
気中のガス濃度の変化に応じて可変する該ガス検知素子
3の電気抵抗値とコンデンサ5との間で形成されている
CR発振回路における発振周波数の変化に応じた周波数の
方形波パルス信号が前記インバータ素子7から出力され
該方形波パルス信号をマイクロコンピユータ9によつて
計数することで測定雰囲気中のガス濃度値を求めること
としたので、回路全体の1チツプLSI化が可能となつ
た。
次に、本発明のガス検出装置について説明する。第3図
は、本発明の第1の実施例に従うガス検出装置を示す。
本発明の第1の実施例に従うガス検出装置の概要は、第
3図を参照して明らかなように、前記第1図にて図示し
た方形波パルス発振器1のインバータ素子7の帰還回路
に接続されているガス検知素子3に対して基準抵抗素子
RO11を並列接続し、前記ガス検知素子3側の帰還回路を
開/閉する第1のスイツチング素子即ちSW1と前記基準
抵抗素子RO11側の帰還回路を開/閉する第2のスイツチ
ング素子即ちSW2とを設け、前記マイクロコンピユータ
9により、前記ガス検知素子3の電気抵抗値Rと前記基
準抵抗素子RO11の抵抗値ROとの比:RO/Rに対応する、前
記SW1のみが開成されたときの前記方形波パルス発振器
1から出力される方形波パルス信号の発振周波数fHと前
記SW2のみが閉成したときの前記方形波パルス発振器1
から出力される方形波パルス信号の発振周波数fOとの比
rf≡fH/fOを演算し、rf≡fH/fO=RO/Rの関係式から、R
=RO/rfにてRの値を求めることによつて、該Rの値と
前記第2図にて示したデータとから測定雰囲気中のガス
濃度値を求めることとしたものである。方形波パルス発
振器1を、前述したような構成としたのは、以下に記載
するごとき理由による。即ち、本発明者等が前述した第
1図にて示す方形波パルス発振器1を用いて実験を行な
つた結果、該発振器1の発振周波数fは、コンデンサ5
の容量C、インバータ素子7のHiレベルスレツシヨルド
電圧VTH、同素子7のLOレベルスレツシヨルド電圧VTL、
該発振器1の出力電圧VO及び定数kの値のバラツキや温
度特性等によつて多少の影響を受けることが判明した。
そこで、上述したように本発明者等はガス検知素子3に
対して基準抵抗素子RO11を並列接続し、前記SW1、SW2を
夫々設けて一方を閉成させたときには他方を開成させる
ことによつてSW1のみを閉成せしめたときの発振周波数 によつて求まる。)、SW2のみを閉成せしめたときの発
振周波数 によつて求まる。)をマイクロコンピユータ9によつて
カウントさせ然る後にfHとfOとの比をとつて前記VTH、V
TL、VO、k、Cを消去させ、RO/Rの値のみで前記発振周
波数fの値を決定することによつて、より高精度なガス
濃度測定値データを得ることができた。前述した基準抵
抗素子RO11は、その温度変化等の影響による抵抗値変動
が、前記VTH、VTL、VO、C、k等の特性値変動に比較し
て殆ど無視できるほど小さいので、前記rfの値即ちfH/O
の値を求めることによつて前記VTH、VTL、VO、C、k等
の値をキヤンセルせしめて前記rfの値がガス検知素子3
の電気抵抗値の変化のみによつて決まるようにすること
で、より高精度な測定雰囲気中のガス濃度測定が行なえ
るようにしたものである。なお、前述したSW1、SW2に
は、通常のアナログスイツチ又は3ステートバツフア等
が使用されている。
第4図は、本発明の第2の実施例に従うガス検出装置を
示す。本発明の第2の実施例に従うガス検出装置の概要
は、第4図を参照して明らかなように、前記第3図にて
図示した回路構成の方形波パルス発振器1において、前
記インバータ素子7の帰還回路に接続されているガス検
知素子3に対して第1の保護抵抗素子即ち保護抵抗素子
R1を並列接続するとともに、前記ガス検知素子3と前記
保護抵抗素子R1とが並列接続されて形成される合成抵抗
に対して第2の保護抵抗素子即ち固定抵抗素子R′2と
可変抵抗素子VR′2との直列体から成る保護抵抗素子R2
を直列接続することとしたものである。方形波パルス発
振器1を、前述したような構成とした理由は、測定雰囲
気中のガス濃度変化に応じて可変する前記ガス検知素子
3の電気抵抗値の可変範囲が予め設定されている一定値
以上或いは一定値以下にならないように規制することに
よつて、方形波パルス発振器1から前述したマイクロコ
ンピユータ9に対して該マイクロコンピユータ9のメモ
リに記憶されている一定の範囲を持つた発振周波数デー
タよりも高い周波数の方形波パルス信号が出力されたり
或いは前記発振周波数データよりも低い周波数の方形波
パルス信号が出力されたりするようなことのないように
するためである。なお、仮りに上記発振周波数の設定範
囲外の周波数の方形波パルス信号が前記方形波パルス発
振器1から出力されたような場合には、CPUは表示部
(図示しない)に対してオーバフロー或いはアンダーフ
ローの表示をするよう指令出力するようになつている。
ところで、本発明の一実施例に従うガス検知素子3は、
測定雰囲気中のガス濃度を検出する原理が該素子3に対
するガスの化学吸着現象によつているために、測定雰囲
気の温度の影響を少なからず受けることとなりこの温度
の影響を無視することができず、又測定雰囲気中の水蒸
気自身が該素子3の電気抵抗値を可変するガスの一種で
あるために測定雰囲気における湿度の影響も無視するこ
ともできない。そこで、第5図にて図示するごときガス
検知素子3の温湿度依存性データを予め前記マイクロコ
ンピユータ9のメモリに記憶させておき既に公知の手段
にて検知した測定雰囲気における温度値データと前記デ
ータにて前記素子3におけるR/ROrの値を補正すれば、
前記素子3における前述した測定雰囲気中のガス濃度検
出の精度をより一層向上させることができる。
第6図は、本発明の第3の実施例に従うガス検出装置を
示す。本発明の第3の実施例に従うガス検出装置の概要
は、第6図を参照して明らかなように、前記第3図にて
図示したごとき回路構成の方形波パルス発振器1におい
て、前記インバータ素子7の帰還回路に接続されている
ガス検知素子3及び該ガス検出装置3に対して並列接続
されている基準抵抗素子RO11のいずれに対しても並列に
測定雰囲気の温度変化に応じて電気抵抗値が可変するサ
ーミスタのごとき温度検知素子13を接続するとともに、
該温度検知素子13側を開/閉する第3のスイツチング素
子即ちSW30を設け、前記マイクロコンピユータ9によ
り、前記ガス検知素子3の電気抵抗値Rと前記基準抵抗
素子RO11の抵抗値ROとの比:RO/Rに対応する前記第1の
スイツチング素子即ちSW10のみが閉成されたときの前記
方形波パルス発振器1から出力される方形波パルス信号
の発振周波数fHと前記第2のスイツチング素子即ちSW20
のみが閉成されたときの前記方形波パルス発振器1から
出力される方形波パルス信号の発振周波数fOとの比rf≡
fH/fOを演算するとともに、前記温度検知素子13の電気
抵抗値RTと前記基準抵抗素子RO11の抵抗値ROとの比:RO/
RTに対応する前記SW30のみが閉成されたときの前記方形
波パルス発振器1から出力される方形波パルス信号の発
振周波数fTと前記SW20のみが閉成されたときの前記方形
波パルス発振器1から出力される方形波パルス信号の発
振周波数fOとの比r′f≡fT/fOをも演算し、rf≡fH/fO
=RO/Rの関係式からR=RO/rfにてRの値を求めること
によつて、該Rの値と前記第2図にて示したデータとか
ら測定雰囲気中のガス濃度値を求め、又一方、r′f≡
fT/fOの値と前記マイクロコンピユータ9のメモリに記
憶されている第7図にて図示するごとき温度検知素子13
の温度−fT/fO特性値データとから測定雰囲気の温度値
を求めることとしたものである。本発明の第3の実施例
に従うガス検出装置の方形波パルス発振器1の回路構成
を、上述したごときものとした理由は、前記第5図にて
図示したごとき温湿度依存性のあるガス検知素子3のガ
ス濃度検出特性を補正するための測定雰囲気の温度検知
に際しても、前記第1の実施例で説明したガス検知にお
けるのと同様に前述したごとくfT/fOと温度値との関係
を利用することで上記VTH、VTL、VO、k、Cの影響を除
去することとしたものである。なお、本実施例において
は、前述したSW10、SW20、SW30には3ステートバツフア
を使用している。
なお、本発明に従うガス検出装置では、ガス検知素子3
は、インバータ素子7の帰還回路側に接続し、コンデン
サ5については前記インバータ素子7の入力側に接続す
ることとしたが、ガス検知素子3を前記インバータ素子
7の入力側に接続し、又、コンデンサ5を前記インバー
タ素子7の帰還回路側に接続し、又、コンデンサ5を前
記インバータ素子7の帰還回路側に接続することとして
も差支えない。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、ガス検知素子の
電気抵抗値と基準抵抗素子の抵抗値との比に対応する、
第1のスイツチング素子のみが閉成されたときの前記発
振手段から出力される方形波パルス信号の発振周波数と
前記第2のスイツチング素子のみが閉成されたときの前
記発振手段から出力される方形波パルス信号の発振周波
数との比を演算し、該演算結果に基づいて測定雰囲気中
のガス濃度値を求めることとしたので、比較的高価なA/
D変換器が不要となり回路の部品点数を減少させること
ができるために、回路全体の1チツプLSI化を図ること
が可能となり、もつて小型化低消費電力化、低コスト化
を図ることが可能で、しかも高精度のガス検出装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のガス検出装置の基本的な回路構成図
である。 第2図は、前記第1図にて図示したガス検出装置に使用
されているガス検出装置のガス濃度−R/ROr値特性デー
タを示した図である。 第3図は、本発明の第1の実施例に従うガス検出装置の
回路構成図である。 第4図は、本発明の第2の実施例に従うガス検出装置の
回路構成図である。 第5図は、本発明に従うガス検出装置に用いられるガス
検出素子の温湿度依存性データを示した図である。 第6図は、本発明の第3の実施例に従うガス検出装置の
回路構成図である。 第7図は、前記第6図にて図示したガス検出装置に使用
されている温度検出素子の温度−fT−fO特性図である。 1:方形波パルス信号発信器 3:ガス検知素子 5:コンデンサC 7:インバータ素子 9:マイクロコンピユータ 11:基準抵抗素子RO 13:温度検知素子 SW10:3ステートバツフア SW20:3ステートバツフア SW30:3ステートバツフア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形波パルス信号発生器と、該方形波パル
    ス信号発生器に接続された測定雰囲気中のガス濃度に応
    じて電気抵抗値が可変するガス検知素子と、該ガス検知
    素子に対して並列接続された基準抵抗素子と、前記ガス
    検知素子側を開/閉する第1のスイツチング素子と、前
    記基準抵抗素子側を開/閉する第2のスイツチング素子
    と、前記方形波パルス信号発生器に接続され該ガス検知
    素子の電気抵抗値との間でCR時定数回路を形成する容量
    素子と、を備えるとともに、前記第1のスイツチング素
    子のみが閉成された時には前記ガス検知素子の電気抵抗
    値の可変に応じた方形波パルス信号を出力し前記第2の
    スイツチング素子のみが閉成された時には前記基準抵抗
    素子の電気抵抗値の可変に応じた方形波パルス信号を出
    力する発振手段と、 前記第1のスイツチング素子のみが閉成されたときの前
    記発振手段から出力される方形波パルス信号の発振周波
    数と前記第2のスイツチング素子のみが閉成されたとき
    の前記発振手段から出力される方形波パルス信号の発振
    周波数との比を演算し、該演算結果に基づいて測定雰囲
    気中のガス濃度値を求めるデイジタル演算処理手段と、 を有することを特徴とするガス検出装置。
  2. 【請求項2】前記ガス検知素子は、前記方形波パルス信
    号発生器の帰還回路に接続されているとともに、前記容
    量素子は、前記方形波パルス信号発生器の入力側に接続
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のガス検出装置。
  3. 【請求項3】前記方形波パルス信号発生器は、インバー
    タ素子であることを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載のガス検出装置。
  4. 【請求項4】前記インバータ素子は、C−MOSシユミツ
    トインバータ素子であることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載のガス検出装置。
  5. 【請求項5】前記方形波パルス信号発生器の帰還回路の
    ガス検知素子に対して第1の保護抵抗素子を並列接続す
    るとともに、前記ガス検知素子と前記第1の保護抵抗素
    子とが並列接続されて形成される合成抵抗に対して固定
    抵抗素子と可変抵抗素子との直列体から成る第2の保護
    抵抗素子を直列接続したことを特徴とする特許請求の範
    囲第2項、第3項又は第4項に記載のガス検出装置。
  6. 【請求項6】方形波パルス信号発生器と、該方形波パル
    ス信号発生器に接続された測定雰囲気中のガス濃度に応
    じて電気抵抗値が可変するガス検知素子と、該ガス検知
    素子に対して並列接続された基準抵抗素子と、前記ガス
    検知素子及び前記基準抵抗素子に対して夫々並列に接続
    された測定雰囲気の温度変化に応じて電気抵抗値が可変
    する温度検知素子と、前記ガス検知素子側を開/閉する
    第1のスイツチング素子と、前記基準抵抗素子側を開/
    閉する第2のスイツチング素子と、前記温度検知素子側
    を開/閉する第3のスイツチング素子と、前記方形波パ
    ルス信号発生器に接続され前記ガス検知素子の電気抵抗
    値又は前記基準抵抗値素子の抵抗値又は前記温度検知素
    子の電気抵抗値との間でCR時定数回路を形成する容量素
    子と、を備えた、前記第1のスイツチング素子のみが閉
    成されたときには前記ガス検知素子の電気抵抗値の可変
    に応じた方形波パルス信号を出力し前記第2のスイツチ
    ング素子のみが閉成されたときには前記基準抵抗素子の
    抵抗値に応じた方形波パルス信号を出力するとともに前
    記第3のスイツチング素子のみが閉成されたときには前
    記温度検知素子の電気抵抗値の可変に応じた方形波パル
    ス信号を出力する発振手段と、 前記第1のスイツチング素子のみが閉成されたときの前
    記発振手段から出力される方形波パルス信号の発振周波
    数と前記第2のスイツチング素子のみが閉成されたとき
    の前記発振手段から出力される方形波パルス信号の発振
    周波数との比、又は前記第3のスイツチング素子のみが
    閉成されたときの前記発振手段から出力される方形波パ
    ルス信号の発振周波数と前記第2のスイツチング素子の
    みが閉成されたときの前記発振手段から出力される方形
    波パルス信号の発振周波数との比を夫々演算し、該演算
    結果に基づいて測定雰囲気中のガス濃度値又は測定雰囲
    気の温度値を求めるデイジタル演算処理手段と、 を有することを特徴とするガス検出装置。
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