JPH07311029A - 微動装置及び走査型プローブ顕微鏡 - Google Patents

微動装置及び走査型プローブ顕微鏡

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JPH07311029A
JPH07311029A JP10527394A JP10527394A JPH07311029A JP H07311029 A JPH07311029 A JP H07311029A JP 10527394 A JP10527394 A JP 10527394A JP 10527394 A JP10527394 A JP 10527394A JP H07311029 A JPH07311029 A JP H07311029A
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JP
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path block
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JP10527394A
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Yoshihiro Hoshino
吉弘 星野
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微動検出系を含むアクチュエータ及びこれを
利用した走査型プローブ顕微鏡に関し、移動座標を正確
に把握し、歪のない顕微鏡像の提供を目的とする。 【構成】 アクチュエータは、一端固定のチューブ型圧
電素子と、このチューブ型圧電素子自由端に固設した光
路ブロック内からX軸及びY軸方向に出射される2本の
集束ビーム光と、前記光路ブロックの出射孔に嵌合され
た2ケの集光用の凸レンズとから成る。微動検出系は、
更にX軸及びY軸光路上に前記チューブ型圧電素子から
離れて設けられた受光面分割型受光器と、この受光器を
それぞれの光軸上で微動させる圧電素子とを含んで成
る。前記光路ブロック下端に端針又は試料台を固設すれ
ば、これを走査型プローブ顕微鏡の微動装置として用い
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微動検出系を含むアクチ
ュエータとしての微動装置及びこれを利用した走査型プ
ローブ顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年量子効果を利用した探針式表面粗さ
計である走査型プローブ顕微鏡が原子的尺度で固体表面
の状態を観察するのに好適な手段として注目、開発され
ている。走査型プローブ顕微鏡には、その動作原理によ
って走査型トンネル顕微鏡(STM)、原子間力顕微鏡
(AFM)、磁気力顕微鏡(MFM)などがある。いず
れも鋭く尖った探針を試料表面に極めて接近させ、この
時両者間に作用する量子効果を利用して両者間距離を一
定に保持し、試料を走査する探針の動きを連続的にとら
えることによって、原子的尺度で試料表面の凹凸形状を
測定するものである。
【0003】代表的な走査型プローブ顕微鏡であるST
Mは、電解研磨したタングステン線などの金属探針と導
電性試料との間に電圧を印加して両者間を近接させる
と、約1nm付近でトンネル電流が流れる現象を利用し
ている。トンネル電流値は両者間隔に鋭敏であるため、
この電流値が一定になるように探針の動きを制御しなが
ら試料表面を2次元的に走査すれば、試料表面の凹凸形
状に関する拡大像が得られる。
【0004】原子的尺度で凹凸を検出する場合、試料の
走査に要求される距離は数〜数十μmに亘る。このため
に走査手段として、粗位置駆動系と微位置駆動系が設け
られる。
【0005】微位置駆動系はnmオーダーで探針の動き
を制御するもので、圧電セラミクスなどを利用したX,
Y,Z軸直交アーム型や円筒形状の素子が用いられてい
る。図5は、その代表的な形状を示す。
【0006】図5(A)のトライポッド(三脚)型の微
動素子11は、数mm角で長さ数〜数十mmの3本の積
層型圧電素子11a、11b、11cを組合せたもので
あり、各圧電素子11a、11b、11cのそれぞれ
は、圧電部及びその両側に設けた上下電極より成る個別
素子から成る。そして電極間に電圧を印加すると長手方
向に伸縮する機能を有する。一方、図5(B)に示すチ
ューブ型の微動素子1は、直径数mm、長さ数〜十数m
m中空円筒1dが圧電性セラミクスで構成されており、
内側と外側の電極(図の斜線部分)1e〜1g間に電圧
を印加すると、円筒が収縮するように分極が与えられて
いる。内側の電極1hは共通であり、Z軸用の外側電極
1gは一体で単純な収縮を行うが、X軸及びY軸用の電
極1e、1fはそれぞれ2分割されており、互いに逆極
性の電圧をかけて筒のたわみを生ぜしめ、Z軸と垂直方
向の変位を起こす機能を有する。
【0007】図5(A)のトライポッド型に比べて図5
(B)のチューブ型は応答性と対称性にすぐれているた
め、最近広く用いられるようになっており、本発明の微
動装置もこのタイプの素子を用いるものとする。
【0008】チューブ型微動素子は、円筒の上端面を固
定し、電極間に所定の電圧を印加して自由面である円筒
の下端面を運動せしめる。走査型プローブ顕微鏡では、
この運動側に探針又は試料台を設けて、探針又は試料台
の微動を行う。図5(B)では原理説明の都合上、x、
y、z電極を円筒上の別々の位置に形成した例を示した
が、最近実際に用いられるのは、図6に示すようなx、
y、z用の電極を一体化した3電極一体型である。この
タイプは、X軸、Y軸方向に電圧が印加できるようにす
るために圧電セラミクス円筒1dの円周上の電極が4分
割(図では手前側の2つの電極1i、1jのみを開示し
ているが、裏側にも同様な2つの電極が設けられてい
る)されており、Z軸方向に伸縮する場合には全ての外
周上電極1i、1j、…と内周電極1kに電圧を印加す
る。
【0009】円筒1dの素材である圧電セラミクスに
は、PZTなどが用いられ、印加電圧に対して所定の変
位をとる。この他にも種々の微動素子がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の圧電式
アクチュエータ(微動素子)においては、大振幅動作時
に駆動電圧に対する変位量が非直線性を有することが知
られている。また、印加電圧と歪み量との間でヒステリ
シス現象が発生することや、大電圧印加後はクリープと
呼ばれる緩和現象も報告されている。更に、図6及び図
7で示したチューブ型微動素子の場合には、円筒Z軸に
垂直な一端面(上端面)が固定されているため、X、Y
軸方向の下端面移動はそれぞれY軸、X軸まわりの回転
(ゆがみ)を伴う。
【0011】従って、チューブ型微動素子の自由端面
(下端面)に探針を固着した走査型プローブ顕微鏡にお
いて、各関連電極への印加電圧を比例的に変化させて試
料表面をX、Y方向に走査し凹凸形状を観察すると、補
正なしでは像が歪むという問題点がある。
【0012】これに対するために、従来、予め正確な長
さや角度がわかっているテストパターンを用いてX−Y
平面を走査し、印加電圧に対する変位量の補正係数を求
めていた。しかし、非直線性やヒステリシス現象が駆動
開始時の電圧値や最大印加電圧によって変化し、またク
リーピングもあるため正確な座標位置の較正は困難であ
った。
【0013】本発明の目的は、上記の如き圧電素子を含
む種々の微動体についてその移動座標を正確に把握でき
る微動装置を提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、試料表面を探針で走
査中に座標較正を行い、歪のない観察像を得ることがで
きる走査型プローブ顕微鏡を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、微動体に固設
された光路ブロックと、光路ブロックの互いに直交する
出射位置に設けた2個の集光レンズと、光路ブロックの
外部に固設したレーザ光源と、レーザ光源からの集束ビ
ーム光の光路ブロック入射位置に設けた入射孔と、入射
孔からの集束ビーム光を上記2個の集光レンズへ分配す
る、光路ブロック内位置に設けたビームスプリッタと、
上記2個の集光レンズからの放出集束ビーム光を各々受
光する、光路ブロックの外部位置に固設された受光面分
割型受光器と、受光面分割型受光器の出力から前記集束
ビーム光受光位置の変化を検出し微動体の微少運動によ
る座標値の変化を求める手段と、より成る微動装置を提
供する。
【0016】また本発明は、前記光路ブロック下端面に
探針又は試料台を固設し、前記集束ビーム光位置の変化
を帰還して前記外力を制御することにより、前記探針又
は前記試料台の座標を所定位置に微少移動せしめる前記
微動装置を備えた走査型プローブ顕微鏡を提供する。
【0017】
【作用】微動体が微動すると、その結果光路ブロックか
ら出射される集束ビーム光の位置及び方向が変化し、近
接して設けられた受光器受光面における受光部位がそれ
ぞれ変位する。この受光部位の変位は、円筒下端面、従
って探針又は試料台の並進の情報を含んでいる。このシ
ステムは圧電以外の外力による微動側にも適用できる。
【0018】従って、各受光器受光面での受光位置変化
を検出し、幾何学的な相対位置関係を考慮して演算する
ことで微動装置探針の探針又は試料台の補正された正確
な移動座標を得ることができる。この移動座標を基にし
て走査型プローブ顕微鏡の観察像を出力すれば、歪のな
いデータが得られる。
【0019】前記光路ブロックから出射される集束ビー
ム光は、受光器受光面に到達する前に前記光路ブロック
の光放出孔に設けた集光レンズや凸レンズで更に集光さ
れる。受光器受光面上に焦点を結ぶ如くして配置された
レンズの作用で、集束ビーム光源がシフトした場合、受
光器受光面の集束ビーム光位置は逓倍して変化する。
【0020】
【実施例】以下に実施例に基づき、本発明を詳しく述べ
る。図1は、本発明の実施例である微動装置の主要部斜
視図を示す。図において1はチューブ型圧電素子、2は
その下端側に固定的に取り付けた光路ブロック、3は光
路ブロック2内に設けたビームスプリッタ、4はレーザ
光源、5a、5bはそれぞれ光路ブロック2のレーザ出
射孔に嵌合されたX軸方向用及びY軸方向用の凸レン
ズ、6a〜6bは光路ブロック2の近傍に独立して設け
られたX方向及びY方向のレーザ光を受光する受光面分
割型の受光器である。また、図の斜線部は圧電セラミク
スに対する電極を示している。この受光器6a〜6cは
圧電素子1及び光路ブロック2とは独立に設置している
ため、圧電素子1及び光路ブロック2が一体として微動
しても、動くことはない。
【0021】チューブ型圧電素子1のZ軸に垂直な上端
面は、図示してないホルダーに固設されている。光路ブ
ロック2は中空円筒形状で、図示したようにレーザ光源
4からレーザ光入射孔9を経て入射するレーザ光がその
内部(例えば中心)を通ってX軸方向及びY軸方向にそ
れぞれ平行に進行するようにしてビームスプリッタ3が
中心に設けられている。ビームスプリッタ3は簡単のた
め直角プリズム状に図示したが、通常は2等辺直角プリ
ズムの斜面をあわせたキューブ状をしている。その斜面
には、λ/3程度の薄い空気層が介在していたり、或は
一方のプリズムの斜面に半透膜をコーティングし、他方
のプリズム斜面には反射防止膜がコーティングされてい
る。ビームスプリッタ3に入射したレーザ光は、斜面で
反射光と透過光が1:1に分割される。
【0022】凸レンズ5a、5bは、図示したようにビ
ームスプリッタ3の透過光及び反射光がそれぞれその中
心を通るようにして配設されている。ビームスプリッタ
3でY軸方向に反射されたレーザ光は凸レンズ5bを介
して受光器6bの受光面に、また、ビームスプリッタ3
を透過したX軸方向のレーザ光は凸レンズ5aを介して
受光器6aの受光面に入射して電圧に変換される。
【0023】レンズ5a、5bは、チューブ型圧電素子
1と共に微動するが、レンズ5a、5bの変位により受
光面上での受光位置も対応して変化する。ここでスポッ
ト径の受光位置変化について図2の光学系を用いて説明
する。図2はレーザ光源4とレンズ5aと受光器6aの
受光面7との光学位置関係を示す図である。レンズ5a
が実線位置から点線位置に変化した例を示している。そ
の変化量をm1とすると、受光面7上では、p1からp2
へ受光位置が変化する。レンズ5aの変化量をm1、受
光位置の変化量をm2とすると、
【数1】 ここで、d1はレーザ光源4出射端と凸レンズ5との距
離、d2は凸レンズ5と受光面7との距離である。
【0024】例えば、d1:d2=1:10とすると、円
筒型圧電素子1の変位1nmに対して、受光素子6上で
のレーザスポット8の移動量は10nmとなる。従っ
て、光源4と集光レンズ5aと受光素子6aの位置関係
を適当に配置することにより、円筒型圧電素子1のX、
Y、Z方向の変位量を高精度に検出することができる。
【0025】受光器6a、6bの受光面は、受光位置の
変化を明確に捕らえるために、例えば図3に示すように
それぞれ4分割されており、各領域毎に別々に起電力値
が測定される。
【0026】図3で示したように、微動装置の圧電セラ
ミクスに電圧が印加されていない状態では、レーザ光ス
ポット8aは、受光器の各領域7a〜7dに均等に受光
されるように受光面の中心にくるよう設定されている。
各領域7a〜7dにおける光起電力をそれぞれVa〜Vd
で表すことにする。
【0027】微動装置の圧電セラミクス電極間に電圧が
印加されると、選択された電極、印加電圧の大きさに応
じて、図1のチューブ型圧電素子下端面が所定の方向に
移動し、それにつれてX、Y各軸方向へ放射されるレー
ザ光の出射方向、位置が変わる。これは、受光器の受光
面では、例えば図3の点線で示した8bのようにレーザ
光スポットの変位となって現れる。この場合、受光器受
光面の座標を図示したように(h、v)で表すと、レー
ザ光スポットが8aから8bに移動したことによって生
ずる変化は、受光器では水平方向に(Vc+Vd)−(V
a+Vb)の変化として、また垂直方向に(Va+Vc)−
(Vb+Vd)の変化として現れることになる。
【0028】一方、受光素子6a、6b上のレーザスポ
ットの位置8a、8bと前記信号の関係を予め測定して
メモリ(図示せず)にラッチしておく。そして受光素子
6a、6bでの分割面からの信号を求め、この信号から
上記関係を利用してレーザスポットの位置(h、v)を
求める。更に、レーザスポットの位置から微少運動によ
るチュープ型圧電素子の座標値の変化を算出する。これ
らは、自動的又は手動的に行える。
【0029】次に図4に基づいて、円筒型圧電素子1が
レーザ光軸F方向に実線から点線位置に変位した時の状
況について説明する。一般にレンズを用いた結像関係
は、レンズの焦点距離f、物体からレンズ(主点)まで
の距離をa、レンズ(主点)から像面7までの距離をb
とすると、次式で表される。
【数2】 従って、同図に示すように集光レンズ5aの位置が変化
すると、レーザスポットの結像位置が変化する。即ち、
受光面7上でのレーザスポット8の大きさが変化するこ
とになる。例えば、f=4.5mm、a=5.0mm、
b=45mm、レンズ位置でのレーザスポット径2mm
の結像関係において、集光レンズ5の位置が光軸方向に
10μm移動すると、受光部7上でのレーザスポット8
の大きさ0から約30μmに変化する。しかしながら、
レーザスポット8の強度のピーク位置は変化しないの
で、受光面7からの出力は変化しないと推定される。
【0030】尚、円筒型圧電素子1は、X、Y方向に変
位する際に、各軸まわりの回転θy、θxを発生する
が、上記発明においては光源の回転による受光素子6上
のレーザスポット8の移動は結像関係から発生しないの
で、回転の影響を受けることなく、微動装置のX、Y、
Z方向の変位量を正確に得ることができる。
【0031】以上説明したような実施例による微動装置
を走査型ブローブ顕微鏡に適用し、検出した変位量に基
づいて微動装置の制御、あるいは観察像の較正を行うこ
とにより、歪みのない観察像を得ることができる。
【0032】以上本発明を実施例に沿って説明したが、
本発明はこれらにとどまるものではない。例えば、集光
ビームはレーザ光に限らず、レンズで絞った自然放出光
を用いることができる。また、上記実施例では円筒状微
動装置に作用する外力が圧電歪の場合を述べたが、これ
以外に例えば磁気歪や機械的変位を用いうることも自明
であろう。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、チュ
ーブ型微動素子のX、Y、Z軸に沿った変位量が高精度
で検出できる。更にこれを帰還することによって作用す
る外力を正確に制御することができる。従って、この微
動装置を走査型プローブ顕微鏡に適用し、検出した変位
量(座標変位)に基づいて微動装置の制御あるいは観察
像の較正を行えば、歪のない微細観察像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるチューブ型圧電素子を
用いた微動装置構成主要部を示す斜視図である。
【図2】本発明の原理を説明するための図である。
【図3】図1の受光面分割型受光器の受光面におけるレ
ーザ光スポットと受光面の座標系(h、v、d)を示す
図である。
【図4】光軸方向へのシフト例の説明図である。。
【図5】圧電微動素子の形状例を示す図である。
【図6】チューブ型圧電素子の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 チューブ型圧電素子 2 光路ブロック 3 ビームスプリッタ 4 レーザ光源 5、5a、5b、凸レンズ 6a、6b 受光器 7 受光器受光面 7a、7b、7c、7d 受光器受光領域 8a、8b、8c レーザ光スポット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微動体に固設された光路ブロックと、 光路ブロックの互いに直交する出射位置に設けた2個の
    集光レンズと、光路ブロックの外部に固設したレーザ光
    源と、 レーザ光源からの集束ビーム光の光路ブロック入射位置
    に設けた入射孔と、 入射孔からの集束ビーム光を上記2個の集光レンズへ分
    配する、光路ブロック内位置に設けたビームスプリッタ
    と、 上記2個の集光レンズからの放出集束ビーム光を各々受
    光する、光路ブロックの外部位置に固設された受光面分
    割型受光器と、 受光面分割型受光器の出力から前記集束ビーム光受光位
    置の変化を検出し微動体の微少運動による座標値の変化
    を求める手段と、より成る微動装置。
  2. 【請求項2】 前記2個の集光レンズが凸レンズである
    ことを特徴とする請求項1記載の微動装置。
  3. 【請求項3】 前記光路ブロック下端面に探針又は試料
    台を固設し、前記集束ビーム光位置の変化を帰還して前
    記外力を制御することにより、前記探針又は前記試料台
    の座標を所定位置に微少移動せしめる請求項1又は2記
    載の微動装置を備えた走査型プローブ顕微鏡。
JP10527394A 1994-05-19 1994-05-19 微動装置及び走査型プローブ顕微鏡 Pending JPH07311029A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013509592A (ja) * 2009-10-29 2013-03-14 ブルカー ナノ インコーポレイテッド 動的撓曲部配列を組み込んだ支持台を有する走査型プローブ顕微鏡
CN103293339A (zh) * 2012-02-28 2013-09-11 中国科学院合肥物质科学研究院 一种嵌套双压电扫描管共同扫描的复合压电扫描管
DE19801139B4 (de) * 1998-01-14 2016-05-12 Till Photonics Gmbh Punktabtastendes Luminiszenz-Mikroskop

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