JPH07244058A - 表面形状測定装置 - Google Patents
表面形状測定装置Info
- Publication number
- JPH07244058A JPH07244058A JP6058099A JP5809994A JPH07244058A JP H07244058 A JPH07244058 A JP H07244058A JP 6058099 A JP6058099 A JP 6058099A JP 5809994 A JP5809994 A JP 5809994A JP H07244058 A JPH07244058 A JP H07244058A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- probe
- surface shape
- sample
- spring member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 試料の質量が大きな場合であっても高精度か
つ高速に測定することができる表面形状測定装置を提供
することを目的とする。 【構成】 一端を固定したバネ部材3で支持された探針
2と、対物レンズ4を介して探針2の変位を光学的に検
出する変位センサ7とを有し、探針2で試料1表面を走
査して、試料1表面の表面形状を測定する表面形状測定
装置において、変位センサ7の出射光を平行とするとと
もに、探針2と対物レンズ4とを同一に一方向以上微動
させる微動機構5と、これを駆動する駆動回路6とを具
備する。
つ高速に測定することができる表面形状測定装置を提供
することを目的とする。 【構成】 一端を固定したバネ部材3で支持された探針
2と、対物レンズ4を介して探針2の変位を光学的に検
出する変位センサ7とを有し、探針2で試料1表面を走
査して、試料1表面の表面形状を測定する表面形状測定
装置において、変位センサ7の出射光を平行とするとと
もに、探針2と対物レンズ4とを同一に一方向以上微動
させる微動機構5と、これを駆動する駆動回路6とを具
備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子間力顕微鏡や磁気
力顕微鏡など試料面に探針を近づけて試料から受ける物
理量から試料表面を観察する装置に関する。
力顕微鏡など試料面に探針を近づけて試料から受ける物
理量から試料表面を観察する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表面形状測定装置として
は、特開平4−161808号公報に記載されているも
のが知られている。この装置は、図7に示す如く、一端
を固定したバネ部材103で支持した探針102を試料
101の測定面に近接させることにより前記バネ部材1
03を撓ませ、この撓み量を対物レンズ104を介し変
位センサ105により検出するものであって、この時に
コンピュータ108と高圧アンプ107によりXYZ微
動ステージ106をXY方向に動作させ、所望の試料面
上を走査しながら変位センサ105によるZ方向の出力
が一定になるようXYZ微動ステージ106をZ方向に
制御し、このZ方向の制御量をコンピュータ108で取
り込み表示することにより試料101の表面形状を測定
するものである。
は、特開平4−161808号公報に記載されているも
のが知られている。この装置は、図7に示す如く、一端
を固定したバネ部材103で支持した探針102を試料
101の測定面に近接させることにより前記バネ部材1
03を撓ませ、この撓み量を対物レンズ104を介し変
位センサ105により検出するものであって、この時に
コンピュータ108と高圧アンプ107によりXYZ微
動ステージ106をXY方向に動作させ、所望の試料面
上を走査しながら変位センサ105によるZ方向の出力
が一定になるようXYZ微動ステージ106をZ方向に
制御し、このZ方向の制御量をコンピュータ108で取
り込み表示することにより試料101の表面形状を測定
するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の装置では、変位センサの出力が一定になるようXYZ
微動ステージをZ方向に試料を制御するため、数百グラ
ム以上の大きな質量を持つ試料を測定する場合には、試
料が重すぎることによって制御の動作特性が悪くなり、
測定誤差を生じることがあるという問題点があった。ま
た、動作特性が悪くなることにより、XYZ微動ステー
ジをゆっくりとXY方向に移動することになるから、試
料面上の走査速度が低下して、高速な測定が出来ないと
いう問題点もあった。
の装置では、変位センサの出力が一定になるようXYZ
微動ステージをZ方向に試料を制御するため、数百グラ
ム以上の大きな質量を持つ試料を測定する場合には、試
料が重すぎることによって制御の動作特性が悪くなり、
測定誤差を生じることがあるという問題点があった。ま
た、動作特性が悪くなることにより、XYZ微動ステー
ジをゆっくりとXY方向に移動することになるから、試
料面上の走査速度が低下して、高速な測定が出来ないと
いう問題点もあった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、試料の質量が大きな場合であっても高精度かつ高速
に測定することができる表面形状測定装置を提供するこ
とを目的とする。
で、試料の質量が大きな場合であっても高精度かつ高速
に測定することができる表面形状測定装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の表面形状測定装置では、一端を固定したバネ
部材で支持された探針と、対物レンズを介して前記探針
の変位を光学的に検出する変位センサとを有し、前記探
針で試料表面を走査して、前記試料表面の表面形状を測
定する表面形状測定装置において、前記変位センサの出
射光を平行とするとともに、前記探針と前記対物レンズ
とを同一に一方向以上微動させる微動機構と、これを駆
動する駆動回路とを具備したことを特徴としている。
に本発明の表面形状測定装置では、一端を固定したバネ
部材で支持された探針と、対物レンズを介して前記探針
の変位を光学的に検出する変位センサとを有し、前記探
針で試料表面を走査して、前記試料表面の表面形状を測
定する表面形状測定装置において、前記変位センサの出
射光を平行とするとともに、前記探針と前記対物レンズ
とを同一に一方向以上微動させる微動機構と、これを駆
動する駆動回路とを具備したことを特徴としている。
【0006】この場合、前記変位センサは光源と、この
光を前記対物レンズを介して前記バネ部材上に投光する
光学部材と、前記バネ部材上で反射した反射光の入射角
度により出射強度が変化するプリズムと、この光強度分
布を検出するセンサと、このセンサ出力より前記バネ部
材の変位を検出する信号回路とで構成するとよい。
光を前記対物レンズを介して前記バネ部材上に投光する
光学部材と、前記バネ部材上で反射した反射光の入射角
度により出射強度が変化するプリズムと、この光強度分
布を検出するセンサと、このセンサ出力より前記バネ部
材の変位を検出する信号回路とで構成するとよい。
【0007】また、前記微動機構は円筒型圧電素子で構
成し、この円筒内に配置した保持部材により前記対物レ
ンズを弾性保持するとよい。
成し、この円筒内に配置した保持部材により前記対物レ
ンズを弾性保持するとよい。
【0008】
【作用】上記構成からなる本発明の表面形状測定装置で
は、図1に示す如く、対物レンズ4とバネ部材3とを一
体的に保持して微動させ、バネ部材3先端に取付けた探
針2で試料1の測定面を走査する。
は、図1に示す如く、対物レンズ4とバネ部材3とを一
体的に保持して微動させ、バネ部材3先端に取付けた探
針2で試料1の測定面を走査する。
【0009】探針2を試料1に対向して配置し、接近或
いは接触させることにより両者の間に物理量を作用さ
せ、バネ部材3を変位させる。この物理量は具体的に
は、AFMでは原子間力として、磁気力顕微鏡では磁気
力として作用する。バネ部材3の変位量は、バネ部材3
と一体に保持された対物レンズ4を介し変位センサ7で
検出される。対物レンズ4は、変位センサ7から出射さ
れた平行光束をバネ部材8上に集光させ、その反射光を
変位センサ7に戻す。変位センサ7は、戻ってきた光束
の入射角の変化を検出することで変位量を検出する。従
って、対物レンズ4とバネ部材3の位置関係が変化しな
いよう一体的に保持し、微動機構5で微動させることに
より、微動機構5による光束の入射角の変化は起こら
ず、前記物理量によるバネ部材3の変位だけが検出され
る。
いは接触させることにより両者の間に物理量を作用さ
せ、バネ部材3を変位させる。この物理量は具体的に
は、AFMでは原子間力として、磁気力顕微鏡では磁気
力として作用する。バネ部材3の変位量は、バネ部材3
と一体に保持された対物レンズ4を介し変位センサ7で
検出される。対物レンズ4は、変位センサ7から出射さ
れた平行光束をバネ部材8上に集光させ、その反射光を
変位センサ7に戻す。変位センサ7は、戻ってきた光束
の入射角の変化を検出することで変位量を検出する。従
って、対物レンズ4とバネ部材3の位置関係が変化しな
いよう一体的に保持し、微動機構5で微動させることに
より、微動機構5による光束の入射角の変化は起こら
ず、前記物理量によるバネ部材3の変位だけが検出され
る。
【0010】微動機構5は、バネ部材3に保持されてい
る探針2を少なくともZ方向以上に微動させ、駆動回路
6は微動機構5を動作せしめる回路であり、例えば試料
面の2次元走査においては、X,Y方向の走査信号を発
生させ、これと同期して微動機構5を動作させ、変位セ
ンサ7の信号を読み取ることで試料1の表面形状を測定
する。また、微動機構5が3方向の場合は、上記XY方
向に加えZ方向に微動可能に構成し、バネ部材3の変位
が一定になるようZ方向を制御し、この制御量をもって
表面形状を測定する。このように、対物レンズ4、バネ
部材3、探針2でZ方向の微動部を構成したため、制御
特性が向上し、測定精度の向上および測定速度の向上が
図れる。また、試料1の質量に影響されない制御が行え
る。
る探針2を少なくともZ方向以上に微動させ、駆動回路
6は微動機構5を動作せしめる回路であり、例えば試料
面の2次元走査においては、X,Y方向の走査信号を発
生させ、これと同期して微動機構5を動作させ、変位セ
ンサ7の信号を読み取ることで試料1の表面形状を測定
する。また、微動機構5が3方向の場合は、上記XY方
向に加えZ方向に微動可能に構成し、バネ部材3の変位
が一定になるようZ方向を制御し、この制御量をもって
表面形状を測定する。このように、対物レンズ4、バネ
部材3、探針2でZ方向の微動部を構成したため、制御
特性が向上し、測定精度の向上および測定速度の向上が
図れる。また、試料1の質量に影響されない制御が行え
る。
【0011】以下、添付図面を参照して本発明に係る表
面形状測定装置の実施例を説明する。なお、図面の説明
において同一の要素には同一符号を付し、重複する説明
を省略する。
面形状測定装置の実施例を説明する。なお、図面の説明
において同一の要素には同一符号を付し、重複する説明
を省略する。
【0012】
【実施例1】まず、本発明の実施例1を説明する。図2
は表面形状測定装置を示す全体立面図である。図示の通
りこの装置は、基部9によって、XYステージ8,XY
Zアクチュエータ13,変位センサ7,ダイクロックミ
ラー19,および観察部17が支持される構造になって
いる。XYステージ8上にはZ調整機構10が置かれ、
この上に試料1を載置する。Z調整機構10はZ方向に
動作し、圧電素子およびリニアモータ等で構成する。
は表面形状測定装置を示す全体立面図である。図示の通
りこの装置は、基部9によって、XYステージ8,XY
Zアクチュエータ13,変位センサ7,ダイクロックミ
ラー19,および観察部17が支持される構造になって
いる。XYステージ8上にはZ調整機構10が置かれ、
この上に試料1を載置する。Z調整機構10はZ方向に
動作し、圧電素子およびリニアモータ等で構成する。
【0013】探針2は、試料1に対向配置し、一端を調
整機構11で固定したバネ部材3の自由端部に保持す
る。調整機構11は、簡単な板ばねと送りネジ或いは圧
電素子によりXYZ方向に動作可能に構成し、保持部材
12により対物レンズ4と一体的に保持され、XYZア
クチュエータ13でX,Y,Z方向に動作する。XYZ
アクチュエータ13は、3個の圧電素子を垂直に組み合
わせたトライポッド型微動機構で簡単に構成できる。
整機構11で固定したバネ部材3の自由端部に保持す
る。調整機構11は、簡単な板ばねと送りネジ或いは圧
電素子によりXYZ方向に動作可能に構成し、保持部材
12により対物レンズ4と一体的に保持され、XYZア
クチュエータ13でX,Y,Z方向に動作する。XYZ
アクチュエータ13は、3個の圧電素子を垂直に組み合
わせたトライポッド型微動機構で簡単に構成できる。
【0014】試料1の表面と対物レンズ4と観察部17
とは、光学的結像関係が成り立つように配置し、試料1
の表面像をモニタテレビ18で表示する。ダイクロック
ミラー19は、対物レンズ4の上部に配置し観察部17
の光軸を分離せしめるもので、分離された光軸上に変位
センサ7を配置する。
とは、光学的結像関係が成り立つように配置し、試料1
の表面像をモニタテレビ18で表示する。ダイクロック
ミラー19は、対物レンズ4の上部に配置し観察部17
の光軸を分離せしめるもので、分離された光軸上に変位
センサ7を配置する。
【0015】変位センサ7の構成を図6に示す。光源7
2は、半導体レーザー等で構成する。レンズ73は、光
源72の出射端に配置する。プリズム74は、偏光プリ
ズムで構成し、前記光源72からの入射光の偏光方向に
対しプリズム74の偏光方向が直角になるように配置す
る。71は1/4波長板、80はハーフプリズムであ
る。
2は、半導体レーザー等で構成する。レンズ73は、光
源72の出射端に配置する。プリズム74は、偏光プリ
ズムで構成し、前記光源72からの入射光の偏光方向に
対しプリズム74の偏光方向が直角になるように配置す
る。71は1/4波長板、80はハーフプリズムであ
る。
【0016】光源72からの光は、レンズ73、プリズ
ム74、波長板71を通り、前記観察部の光軸へ出射す
る。反射光は、1/4波長板71、プリズム74とプリ
ズム80を通過して、プリズム75とプリズム76に入
射する。プリズム75とプリズム76は、臨界角プリズ
ムであり、前記反射光の光軸に対し、プリズム反射面が
ほぼ臨界角となるように設定されている。
ム74、波長板71を通り、前記観察部の光軸へ出射す
る。反射光は、1/4波長板71、プリズム74とプリ
ズム80を通過して、プリズム75とプリズム76に入
射する。プリズム75とプリズム76は、臨界角プリズ
ムであり、前記反射光の光軸に対し、プリズム反射面が
ほぼ臨界角となるように設定されている。
【0017】センサ77,センサ78は2分割された受
光面を有する光電センサで構成され反射光の光軸を中心
にして配置する。差分回路79と差分回路81および差
分回路82は、市販のオペレーショナルアンプ等で構成
し、センサ77の出力は差分回路79を通り差分回路8
2に入力する。センサ78の出力は差分回路81を通っ
て差分回路82に入力する。そして、差分回路82の出
力を変位センサ7の出力とする。
光面を有する光電センサで構成され反射光の光軸を中心
にして配置する。差分回路79と差分回路81および差
分回路82は、市販のオペレーショナルアンプ等で構成
し、センサ77の出力は差分回路79を通り差分回路8
2に入力する。センサ78の出力は差分回路81を通っ
て差分回路82に入力する。そして、差分回路82の出
力を変位センサ7の出力とする。
【0018】次にバネ部材3の構成を説明する。バネ部
材3は数μm〜数100μm厚の薄い燐青銅の薄片等の
弾性体で構成し、探針2はダイヤモンドを加工し先端を
先鋭化して構成する。または、半導体製作技術により製
作された窒化シリコン等で構成する。変位センサ7から
の出力は、A/D変換器16を通してコンピュータ15
に入力する。XYZアクチュエータ13の制御入力は、
コンピュータ15の信号をD/A変換器14と高圧アン
プ20を通し入力させる。A/D変換器16は、一般に
市販されているアナログデジタル変換器、D/A変換器
14はデジタルアナログ変換器である。
材3は数μm〜数100μm厚の薄い燐青銅の薄片等の
弾性体で構成し、探針2はダイヤモンドを加工し先端を
先鋭化して構成する。または、半導体製作技術により製
作された窒化シリコン等で構成する。変位センサ7から
の出力は、A/D変換器16を通してコンピュータ15
に入力する。XYZアクチュエータ13の制御入力は、
コンピュータ15の信号をD/A変換器14と高圧アン
プ20を通し入力させる。A/D変換器16は、一般に
市販されているアナログデジタル変換器、D/A変換器
14はデジタルアナログ変換器である。
【0019】このように構成された実施例の表面形状測
定装置の動作を説明すれば次の通りである。XYステー
ジ8は、試料1をXY方向に移動させ所望する測定位置
まで試料1を移動させる。移動の際、試料表面上を光学
的に観察できるようにするため観察部17と、対物レン
ズ4、モニタテレビ18を配置する。ダイロックミラー
19は、光波長選択性を利用し、変位センサ7で使用し
ている波長の光を反射し、前記観察部17で使用してい
る可視光を透過する働きをする。
定装置の動作を説明すれば次の通りである。XYステー
ジ8は、試料1をXY方向に移動させ所望する測定位置
まで試料1を移動させる。移動の際、試料表面上を光学
的に観察できるようにするため観察部17と、対物レン
ズ4、モニタテレビ18を配置する。ダイロックミラー
19は、光波長選択性を利用し、変位センサ7で使用し
ている波長の光を反射し、前記観察部17で使用してい
る可視光を透過する働きをする。
【0020】Z調整機構10は、探針2と試料1の間隔
を調整せしめ、試料1と探針2との間に働く力を設定す
るようにバネ部材3の変位量を調整する機能を持つ。試
料面を探針2によりXY方向に走査するためXY各々周
波数の違うノコギリ波信号をコンピュータ15で発生さ
せ、この信号をD/A変換器14によりデジタルからア
ナログ変換を行い、更に高圧アンプで圧電素子を駆動で
きる電圧にしたあと、XYZアクチュエータ13に入力
する。このXY方向の走査によりバネ部材3は、試料表
面の凹凸に対応した変位変化を生じる。
を調整せしめ、試料1と探針2との間に働く力を設定す
るようにバネ部材3の変位量を調整する機能を持つ。試
料面を探針2によりXY方向に走査するためXY各々周
波数の違うノコギリ波信号をコンピュータ15で発生さ
せ、この信号をD/A変換器14によりデジタルからア
ナログ変換を行い、更に高圧アンプで圧電素子を駆動で
きる電圧にしたあと、XYZアクチュエータ13に入力
する。このXY方向の走査によりバネ部材3は、試料表
面の凹凸に対応した変位変化を生じる。
【0021】次に変位変化の検出について説明する。変
位センサ7からの出射光を、ダイクロックミラー19で
反射し対物レンズ4でバネ部材3上に投光する。この反
射光は、投光時と逆の光路を経て変位センサ7に戻る。
この時、バネ部材3の変位により投射光の焦点位置がズ
レ、変位センサ7に戻り光入射角が発散光或いは収束光
となって変化する。この変化を変位センサ7で検出す
る。
位センサ7からの出射光を、ダイクロックミラー19で
反射し対物レンズ4でバネ部材3上に投光する。この反
射光は、投光時と逆の光路を経て変位センサ7に戻る。
この時、バネ部材3の変位により投射光の焦点位置がズ
レ、変位センサ7に戻り光入射角が発散光或いは収束光
となって変化する。この変化を変位センサ7で検出す
る。
【0022】変位センサ7内部では、図6に示すように
光源72より出射されたレーザー光が、レンズ73によ
って平行光束に変換され、例えばP偏光で偏光プリズム
74に入射する。偏光プリズム74に入射したレーザー
光は、偏光プリズム74で反射して波長板71に導かれ
る。波長板71に入射したレーザー光は、円偏光に変換
された後、変位センサ7から出射する。出射された光
は、バネ部材3上で反射し変位センサ7に入射光として
戻る。
光源72より出射されたレーザー光が、レンズ73によ
って平行光束に変換され、例えばP偏光で偏光プリズム
74に入射する。偏光プリズム74に入射したレーザー
光は、偏光プリズム74で反射して波長板71に導かれ
る。波長板71に入射したレーザー光は、円偏光に変換
された後、変位センサ7から出射する。出射された光
は、バネ部材3上で反射し変位センサ7に入射光として
戻る。
【0023】変位センサ7への入射光は、波長板71を
通り、S偏光となってプリズム74に入射する。プリズ
ム74に入射した光は透過してプリズム80に導かれ、
ここで2分割され、それぞれプリズム75、プリズム7
6に入射する。プリズム75、プリズム76に入射した
レーザー光は、それぞれのプリズム反射面で反射してセ
ンサ77、センサ78に入射し、光量が検出される。
通り、S偏光となってプリズム74に入射する。プリズ
ム74に入射した光は透過してプリズム80に導かれ、
ここで2分割され、それぞれプリズム75、プリズム7
6に入射する。プリズム75、プリズム76に入射した
レーザー光は、それぞれのプリズム反射面で反射してセ
ンサ77、センサ78に入射し、光量が検出される。
【0024】この時入射光が平行光の場合、プリズム7
5、プリズム76のプリズム反射面は、全反射になりセ
ンサ77,78上の光量は全面均一になる。また、入射
光が発散光の場合、プリズムへの入射角が入射光軸より
上側の光線は平行光の時と比べて小さくなり、反射率が
低下する。入射光の光軸より下側の光線は入射角が大き
くなるので、反射率が増加する。また、入射光が収束光
の場合、発散光の時と逆の状態となる。その結果、セン
サ77に入射する光量分布が変化し、2分割された受光
量の出力量差を差分回路79で求めることにより入射角
度の変化を検出することができる。センサ78、差分回
路81も同様の作用をする。
5、プリズム76のプリズム反射面は、全反射になりセ
ンサ77,78上の光量は全面均一になる。また、入射
光が発散光の場合、プリズムへの入射角が入射光軸より
上側の光線は平行光の時と比べて小さくなり、反射率が
低下する。入射光の光軸より下側の光線は入射角が大き
くなるので、反射率が増加する。また、入射光が収束光
の場合、発散光の時と逆の状態となる。その結果、セン
サ77に入射する光量分布が変化し、2分割された受光
量の出力量差を差分回路79で求めることにより入射角
度の変化を検出することができる。センサ78、差分回
路81も同様の作用をする。
【0025】したがって、発散光の場合、差分回路79
の出力は、プラス方向に変化し、差分回路81の出力
は、マイナス方向に変化する。これら出力を差分回路8
2で(差分回路79の出力−差分回路81の出力)を演
算することにより、発散光の発散角が大きくなると出力
は増加する。同様に収束光の場合、反対に減少する。し
たがって、差分回路82の出力は、バネ部材3の変位量
に比例した出力が得られる。この変位量を一定にするた
め、差分回路82の出力が一定になるようXYZアクチ
ュエータ13をZ方向に制御し、この制御量を前記走査
と同期してA/D変換器16でアナログデジタル変換し
てコンピュータ15に取り込むことにより試料表面の表
面形状を得ることができる。調整機構11は、前記投射
光がバネ部材3上に焦点を結び、かつ探針2の保持位置
に来るようにバネ部材3を調整する機能をもつ。
の出力は、プラス方向に変化し、差分回路81の出力
は、マイナス方向に変化する。これら出力を差分回路8
2で(差分回路79の出力−差分回路81の出力)を演
算することにより、発散光の発散角が大きくなると出力
は増加する。同様に収束光の場合、反対に減少する。し
たがって、差分回路82の出力は、バネ部材3の変位量
に比例した出力が得られる。この変位量を一定にするた
め、差分回路82の出力が一定になるようXYZアクチ
ュエータ13をZ方向に制御し、この制御量を前記走査
と同期してA/D変換器16でアナログデジタル変換し
てコンピュータ15に取り込むことにより試料表面の表
面形状を得ることができる。調整機構11は、前記投射
光がバネ部材3上に焦点を結び、かつ探針2の保持位置
に来るようにバネ部材3を調整する機能をもつ。
【0026】本実施例によれば、調整機構を保持部材と
バネ部材の間に配置したことにより、バネ部材上の変位
センサ投射光の集光位置を調整できる。これにより種々
のバネ部材をつけることができる。また、観察部により
試料面上を観察できるため、測定部位が目視できる。
バネ部材の間に配置したことにより、バネ部材上の変位
センサ投射光の集光位置を調整できる。これにより種々
のバネ部材をつけることができる。また、観察部により
試料面上を観察できるため、測定部位が目視できる。
【0027】
【実施例2】次に、本発明の実施例2を説明する。図3
は表面形状測定装置を示す全体立面図である。図におい
て、基部9は、円筒型圧電アクチュエータ26の一端部
を保持し、円筒型圧電アクチュエータ26の他端部に保
持部材21を構成する。保持部材21は対物レーザー4
と、調整機構11を固定し、調整機構11には、バネ部
材3を配置する。
は表面形状測定装置を示す全体立面図である。図におい
て、基部9は、円筒型圧電アクチュエータ26の一端部
を保持し、円筒型圧電アクチュエータ26の他端部に保
持部材21を構成する。保持部材21は対物レーザー4
と、調整機構11を固定し、調整機構11には、バネ部
材3を配置する。
【0028】本実施例に用いられる円筒型アクチュエー
タ26を図4に示す。圧電材料を中空円筒形状に加工
し、内面に単一電極51を備え、外面に4分割電極52
を備える。保持部材21は、円筒状に加工され、円筒型
アクチュエータ26の円筒内部に構成され、更にその内
部に対物レンズ4を構成する。保持部材21と円筒型ア
クチュエータ26との保持部位近くに切りかき部27を
設ける。その他の構成は、実施例1と同様である。
タ26を図4に示す。圧電材料を中空円筒形状に加工
し、内面に単一電極51を備え、外面に4分割電極52
を備える。保持部材21は、円筒状に加工され、円筒型
アクチュエータ26の円筒内部に構成され、更にその内
部に対物レンズ4を構成する。保持部材21と円筒型ア
クチュエータ26との保持部位近くに切りかき部27を
設ける。その他の構成は、実施例1と同様である。
【0029】次に、図4を参照して円筒型アクチュエー
タ26の作用を説明する。内面の単一電極51と、4分
割電極52との間に高圧アンプ20からの電圧が加えら
れた場合、圧電効果によりZ方向に変位する。また4分
割電極52の各々に選択的に電圧が印加されると、円筒
型アクチュエータ26が湾曲し、4分割電極52に印加
された電圧の比に対してXY方向に変位する。これによ
り円筒型アクチュエータ26に取り付けられた保持部材
21はXYZ方向動作し、したがって、探針2を試料1
表面上で走査或いはトレースさせることができる。
タ26の作用を説明する。内面の単一電極51と、4分
割電極52との間に高圧アンプ20からの電圧が加えら
れた場合、圧電効果によりZ方向に変位する。また4分
割電極52の各々に選択的に電圧が印加されると、円筒
型アクチュエータ26が湾曲し、4分割電極52に印加
された電圧の比に対してXY方向に変位する。これによ
り円筒型アクチュエータ26に取り付けられた保持部材
21はXYZ方向動作し、したがって、探針2を試料1
表面上で走査或いはトレースさせることができる。
【0030】ここで保持部材21は、XYZ方向に光束
に動作させるため、小型計量にする必要がある。このた
め、図4に示すように、円筒アクチュエータ26の内部
に円筒型に加工した保持部材21を構成し、同様な理由
で対物レンズ4を保持部材21の内部に配置する。保持
部材21の切り欠き部27は、円筒型アクチュエータ2
6が上記湾曲をしたとき、保持部材21の歪みを除去す
るための弾性部であり、これにより対物レンズ4をXY
方向に平行に動作させる。
に動作させるため、小型計量にする必要がある。このた
め、図4に示すように、円筒アクチュエータ26の内部
に円筒型に加工した保持部材21を構成し、同様な理由
で対物レンズ4を保持部材21の内部に配置する。保持
部材21の切り欠き部27は、円筒型アクチュエータ2
6が上記湾曲をしたとき、保持部材21の歪みを除去す
るための弾性部であり、これにより対物レンズ4をXY
方向に平行に動作させる。
【0031】XY方向動作についての円筒型アクチュエ
ータ26と高圧アンプ20とD/A変換器14とコンピ
ュータ15の作用は、実施例1と同様である。Z方向の
作用を以下に説明する。試料1の表面の凹凸変化により
変動する探針2の変位を一定にするため、円筒型アクチ
ュエータ26のZ方向動作をコンピュータ15で制御す
る。
ータ26と高圧アンプ20とD/A変換器14とコンピ
ュータ15の作用は、実施例1と同様である。Z方向の
作用を以下に説明する。試料1の表面の凹凸変化により
変動する探針2の変位を一定にするため、円筒型アクチ
ュエータ26のZ方向動作をコンピュータ15で制御す
る。
【0032】すなわち、探針2の変位を変位センサ7で
検出し、このアナログ信号をA/D変換器16でデジタ
ル信号に変換し、コンピュータ15に取り込む。さらに
コンピュータは、この信号が一定になるようにD/A変
換器14と高圧アンプ20を使い円筒型アクチュエータ
26を制御する。これにより試料1と探針2との間に働
く前記物理量は、一定になり試料1を傷つけることなく
測定できる。前記制御の方法は、一般的な比例、積分制
御で構成でき、実施例では、コンピュータによる制御を
示したが、周知のアナログ回路による制御でも簡単に構
成できる。
検出し、このアナログ信号をA/D変換器16でデジタ
ル信号に変換し、コンピュータ15に取り込む。さらに
コンピュータは、この信号が一定になるようにD/A変
換器14と高圧アンプ20を使い円筒型アクチュエータ
26を制御する。これにより試料1と探針2との間に働
く前記物理量は、一定になり試料1を傷つけることなく
測定できる。前記制御の方法は、一般的な比例、積分制
御で構成でき、実施例では、コンピュータによる制御を
示したが、周知のアナログ回路による制御でも簡単に構
成できる。
【0033】本実施例によれば、円筒型アクチュエータ
の円筒内に対物レンズを配置したので小型軽量化を図る
ことができる。
の円筒内に対物レンズを配置したので小型軽量化を図る
ことができる。
【0034】
【実施例3】次に、本発明の実施例3を説明する。図5
は表面形状測定装置を示す全体立面図である。XY走査
機構24は、Z調整機構10の上に構成し、試料1を保
持する。高圧アンプ20の出力は、円筒型アクチュエー
タ26とXY走査機構24に入力する。XY走査機構2
4は、積層型圧電素子と平行板ばねで簡単に構成でき
る。また、市販のXYステージ等を用いてもよい。他の
構成は実施例2と同様である。
は表面形状測定装置を示す全体立面図である。XY走査
機構24は、Z調整機構10の上に構成し、試料1を保
持する。高圧アンプ20の出力は、円筒型アクチュエー
タ26とXY走査機構24に入力する。XY走査機構2
4は、積層型圧電素子と平行板ばねで簡単に構成でき
る。また、市販のXYステージ等を用いてもよい。他の
構成は実施例2と同様である。
【0035】XY走査機構24は、試料1をXY方向に
走査する作用をし、相対的には、実施例1に示した探針
2をXY方向に走査するのと同じ働きをする。実施例2
で示した円筒型圧電素子26での走査は最大数10μm
と小さい。このため、数100μmの走査を行うためX
Y走査機構24を試料1側に配置する。XY走査機構2
4と高圧アンプ20、D/A変換器14、コンピュータ
15の作用は実施例2のXY方向の作用と同様である。
Z方向の制御は、円筒型アクチュエータ26のZ微動に
より行う。その他作用は実施例2と同様である。
走査する作用をし、相対的には、実施例1に示した探針
2をXY方向に走査するのと同じ働きをする。実施例2
で示した円筒型圧電素子26での走査は最大数10μm
と小さい。このため、数100μmの走査を行うためX
Y走査機構24を試料1側に配置する。XY走査機構2
4と高圧アンプ20、D/A変換器14、コンピュータ
15の作用は実施例2のXY方向の作用と同様である。
Z方向の制御は、円筒型アクチュエータ26のZ微動に
より行う。その他作用は実施例2と同様である。
【0036】本実施例によれば、XY走査の機構をZ方
向微動部と分離したことにより、X,Y方向の走査範囲
が拡大でき、より広範囲な表面形状を測定することがで
きる利点がある。
向微動部と分離したことにより、X,Y方向の走査範囲
が拡大でき、より広範囲な表面形状を測定することがで
きる利点がある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の表面形状測
定装置によれば、試料の質量によらず高速制御が可能な
表面形状測定ができる。
定装置によれば、試料の質量によらず高速制御が可能な
表面形状測定ができる。
【図1】本発明の表面形状測定装置を示す模式図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例1による表面形状測定装置を示
す全体立面図である。
す全体立面図である。
【図3】本発明の実施例2による表面形状測定装置を示
す全体立面図である。
す全体立面図である。
【図4】円筒型アクチュエータを示す斜視図である。
【図5】本発明の実施例3による表面形状測定装置を示
す全体立面図である。
す全体立面図である。
【図6】変位センサの構成を説明する図である。
【図7】従来の表面形状測定装置を示す模式図である。
1 試料 2 探針 3 バネ部材 4 対物レンズ 5 微動機構 6 駆動回路 7 変位センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 一端を固定したバネ部材で支持された探
針と、対物レンズを介して前記探針の変位を光学的に検
出する変位センサとを有し、前記探針で試料表面を走査
して、前記試料表面の表面形状を測定する表面形状測定
装置において、前記変位センサの出射光を平行とすると
ともに、前記探針と前記対物レンズとを同一に一方向以
上微動させる微動機構と、これを駆動する駆動回路とを
具備したことを特徴とする表面形状測定装置。 - 【請求項2】 前記変位センサが光源と、この光を前記
対物レンズを介して前記バネ部材上に投光する光学部材
と、前記バネ部材上で反射した反射光の入射角度により
出射強度が変化するプリズムと、この光強度分布を検出
するセンサと、このセンサ出力より前記バネ部材の変位
を検出する信号回路とで構成されたことを特徴とする請
求項1記載の表面形状測定装置。 - 【請求項3】 前記微動機構が円筒型圧電素子であっ
て、この円筒内に配置した保持部材により前記対物レン
ズを弾性保持したことを特徴とする請求項1または2記
載の表面形状測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6058099A JPH07244058A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 表面形状測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6058099A JPH07244058A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 表面形状測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07244058A true JPH07244058A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=13074515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6058099A Pending JPH07244058A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 表面形状測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07244058A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008051555A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Sii Nanotechnology Inc | 光学式変位検出機構及びそれを用いたプローブ顕微鏡 |
JP2011215168A (ja) * | 2011-08-04 | 2011-10-27 | Sii Nanotechnology Inc | 走査型プローブ顕微鏡の変位検出方法 |
JP2019158969A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | キヤノン株式会社 | 制振装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法 |
CN112821179A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-18 | 北京未磁科技有限公司 | 光频梳产生装置及原子磁力计的光源稳频系统和方法 |
-
1994
- 1994-03-03 JP JP6058099A patent/JPH07244058A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008051555A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Sii Nanotechnology Inc | 光学式変位検出機構及びそれを用いたプローブ顕微鏡 |
JP2011215168A (ja) * | 2011-08-04 | 2011-10-27 | Sii Nanotechnology Inc | 走査型プローブ顕微鏡の変位検出方法 |
JP2019158969A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | キヤノン株式会社 | 制振装置、リソグラフィ装置、および物品の製造方法 |
CN112821179A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-18 | 北京未磁科技有限公司 | 光频梳产生装置及原子磁力计的光源稳频系统和方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7591171B2 (en) | Atomic force microscope | |
EP0394962B1 (en) | Atomic force microscope | |
US5408094A (en) | Atomic force microscope with light beam emission at predetermined angle | |
US20130027679A1 (en) | Focus detection apparatus for projection lithography system | |
EP0843175B1 (en) | Scanning probe microscope and signal processing apparatus | |
JPH05157554A (ja) | 光学顕微鏡組込型プローブ顕微鏡 | |
JPH07244058A (ja) | 表面形状測定装置 | |
US6941823B1 (en) | Apparatus and method to compensate for stress in a microcantilever | |
JP3349779B2 (ja) | スキャナシステム及びこれを用いた走査型顕微鏡 | |
WO2010067570A1 (ja) | 走査型プローブ顕微鏡の出力処理方法および走査型プローブ顕微鏡 | |
JPH08278317A (ja) | 原子間力顕微鏡 | |
JP2791121B2 (ja) | 微細表面形状計測装置 | |
JPH08136552A (ja) | 原子間力顕微鏡および類似の走査型プローブ顕微鏡 | |
JP2967965B2 (ja) | 走査型プローブ顕微鏡用スキャナ及びそれを備える走査型プローブ顕微鏡 | |
JPH09105865A (ja) | 走査型近接場光学顕微鏡 | |
JPH02128109A (ja) | 表面形状測定装置 | |
US10564181B2 (en) | Atomic force microscope with optical guiding mechanism | |
JPH06294638A (ja) | 表面形状測定装置 | |
JPH07198359A (ja) | 微動機構及び走査型プローブ顕微鏡 | |
JPH07234119A (ja) | 微動機構、走査型プローブ顕微鏡及び微小変位検出方法 | |
JPH07301516A (ja) | 表面形状測定装置 | |
JPH11153405A (ja) | スキャナーシステムの変位センサー | |
JP3353965B2 (ja) | スキャナシステム及びこれを用いた走査型顕微鏡 | |
JPH0269713A (ja) | レーザ光の2次元スキャン光学装置 | |
JPH09133690A (ja) | 走査型プローブ顕微鏡のz変位検出機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030415 |