JPH07310802A - 直線駆動方法及び装置 - Google Patents

直線駆動方法及び装置

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JPH07310802A
JPH07310802A JP10396094A JP10396094A JPH07310802A JP H07310802 A JPH07310802 A JP H07310802A JP 10396094 A JP10396094 A JP 10396094A JP 10396094 A JP10396094 A JP 10396094A JP H07310802 A JPH07310802 A JP H07310802A
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JP
Japan
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ball
gear
rolling groove
ball rolling
guide
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JP10396094A
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Shigeharu Yokoya
重治 横矢
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Toyo Kanetsu KK
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Toyo Kanetsu KK
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Publication date
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    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
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    • F16H25/24Elements essential to such mechanisms, e.g. screws, nuts
    • F16H25/2409Elements essential to such mechanisms, e.g. screws, nuts one of the threads being replaced by elements specially formed for engaging the screw or nut, e.g. pins, racks, toothed belts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボールネジの長所であるバックラッシュのな
いこと、摩擦の少ないこと、減速装置の不要なことを損
なわず、ストロークの長さ、振動、慣性モーメントの増
大である短所を改善できる直線駆動方法及び装置を提供
する。 【構成】 ボールネジ2を構成する円筒状ボールギア5
に設けたボール転動溝6と同じピッチのボール転動溝2
4を、長手状ガイド部材1の上面に設けてある。中空円
筒状アウターガイド3にはボールギア5のボール転動溝
6との間にボール9を保持可能なボール転動溝4を設け
てある。アウターガイド3に円周方向の一部で軸方向に
わたる切欠部13を設けて、ガイド部材1をアウターガ
イド3の円周方向の一部に挿入する。前記ガイド部材1
のボール転動溝24を、ボールネジ2のボールギア5に
ボール9を介してころがり接触を行なわせるように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転運動を直線運動に
変換する直線駆動方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転運動を直線運動に変換する直
線駆動方法及び装置には、ラックギアとピニオンギア又
はウオームギアとこれに噛み合うラックギア等を用いた
もの等、歯車の組み合わせによる変換方法が一般的であ
った。また、モータの回転をチェーンスプロケットを介
してチェーンに伝え、チェーンを直線方向に移動させる
こともよく知られた方法である。前記歯車の組み合わせ
によるものでは、特開昭55−2388号公報や実開昭
62−63450号公報等の提案がなされていた。これ
らはいずれも回転運動を行なうものにウオームギアを用
い、このウオームギアの回転運動を直線運動に変換する
ものとしてラックギアを用いているものである。
【0003】しかしながら、上述した歯車による位置決
め方法では、歯車系のバックラッシュによる誤差が発生
し易く、また、チェーンを用いたものではチェーンの伸
び等が加わり精度上問題があった。このため近年ではボ
ールネジを利用した直線駆動方法を用いるものが多くな
った。これは、ネジの両端をベアリングにより支持し、
このネジの外周にネジの溝と同一ピッチの溝を刻まれた
アウターガイドを設け、ベアリングにより支持されたネ
ジとアウターガイドとの間にボール列を介在せしめ、こ
のボール列がネジとアウターガイドの双方に刻まれた溝
に嵌まり込みネジを回転させることにより、前記アウタ
ーガイドを直線方向に運動させるようにしたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したボールネジに
おいては、バックラッシュがなく、ネジ溝に沿ってボー
ルが転動するために摩擦が少なく駆動力伝達が高効率と
なり、またボールネジ自体が減速機構を有するために駆
動側には減速装置を設ける必要がないという長所を有す
る。しかし一方で、前記ネジを両端で支持するために長
いストロークを取ることはできないという問題があっ
た。また、ネジを両端で支持しているために、ある寸法
のネジの回転速度を大きくして行くと振動を伴なうとい
う問題もあり、軸径と長さから決定される限界回転数の
ため高速回転させるにはネジサイズを大きくしなければ
ならず、このためネジ自体の慣性モーメントにより高速
での位置決めは困難になるという短所もある。本発明
は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは、ボールネジの長所であるバックラッシュのな
いこと、摩擦の少ないこと、減速装置を必要としないこ
となどを損なうことなく、短所であるストロークの長
さ、振動の問題、慣性モーメントの増大を改善できる直
線駆動方法及び装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上記目的は
下記構成により達成される。 ボールギア(5)の外周に螺旋状に形成されたボー
ル転動溝(6)との間でボール(9)を保持可能なボー
ル転動溝(24)を有する長手状のガイド部材(1)
を、ボールネジ(2)を構成するアウターガイド(3)
の一部に置換して用い、前記ボールギア(5)を回転さ
せることによって前記長手状のガイド部材(1)に沿っ
て前記ボールギア(5)を駆動する直線駆動方法。
【0006】 略円筒形状であり外周面に螺旋状のボ
ール転動溝(6)を設けられたボールギア(5)と、こ
のボールギアを回転自在に支持する略中空円筒形状であ
り、前記ボール転動溝(6)に対応する内周面に前記ボ
ール転動溝(6)と共にボール(9)を保持可能な螺旋
状のボール転動溝(4)が設けられ、半径方向の一部が
軸方向にわたって切り欠かれたアウターガイド(3)
と、前記ボール転動溝(6,4)に保持されころがり接
触する複数のボール(9)と、前記アウターガイド
(3)の切欠部(13)に挿入されアウターガイド
(3)のボール転動溝(4)と共に前記ボール(9)を
保持可能なボール転動溝(24)を有する長手状のガイ
ド部材(1)と、このガイド部材(1)の側面に設けら
れ前記アウターガイド(3)を摺動自在に支持するガイ
ド用突部(15)と、前記アウターガイド(3)の外側
に固定され前記ボールギア(5)を回転駆動する駆動装
置(19)とを有する直線駆動装置。
【0007】
【作用】上記のように構成された直線駆動方法及び装置
は、ボールギアの回転によりボールが長手状ガイド部材
のボール転動溝にころがり接触をしながら、アウターガ
イドとボールギアがガイド部材上を移動する。アウター
ガイドはガイド用突部によって正しくガイド部材上を移
動されるので、ガイド部材に設けたボール転動溝がある
限り継続される。そして、駆動装置の停止によってボー
ルギアが停められると慣性モーメントをもつことなく直
ちに停止される。また、駆動装置を逆転させることによ
りボールギアは逆転され、アウターガイドと共にガイド
部材上を逆方向に移動される。この正逆いずれへの移動
においてもボールとボール転動溝への接触は、ころがり
接触をするので摩擦が少なくバックラッシュの影響もな
い正しい位置への移動が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図5によ
って詳細に説明する。図1は直線駆動方法を示す原理図
である。図1において、ベースに固定される長手状のガ
イド部材1の上面には、ボールネジ2のボールギア5に
設けられたボール転動溝6と同じピッチで形成された凹
湾曲面からなるボール転動溝24が形成してある。この
ガイド部材1の上面に装着されるボールネジ2は、中心
に円筒部材で形成されたボールギア5があって、このボ
ールギア5の外周面上には螺旋状に形成されたボール転
動溝6が設けてある。このボール転動溝6は前記ボール
転動溝24と同じピッチで形成された断面半円形の溝と
なっている。このボール転動溝6の始点と終点には溝と
同径に穿設されたボール還流孔7がボールギア5の半径
方向に沿って設けてある。この始点と終点とに穿設され
たボール還流孔7は、ボールギア5の中心に設けられた
軸方向のボール連通孔8に接続されてあって、例えば始
点側のボール還流孔7より挿入されたボール9は、中心
のボール連通孔8を介して終点側のボール還流孔7より
出るようになっている。前記ボール9はベアリング等に
用いられる鋼球であって、前記ボール転動溝6とボール
転動溝4内をころがり接触をなすべく完全球体のもので
ある。
【0009】前記ボールギア5の軸方向の両端部には回
転軸10が設けてあって、この回転軸10はボールベア
リング11を介してアウターガイド3に回転自在に取り
付けられるようになっている。アウターガイド3は前記
ボールギア5の外周を囲む中空円筒状のハウジングで、
その内周面にはボールギア5の外周に設けた螺旋状のボ
ール転動溝6との間でボール9を保持可能なボール転動
溝4が設けてある。このアウターガイド3の両端面には
前記ボールギア5の回転軸10を軸支するボールベアリ
ング11を固定する固定部12が設けてある。この固定
部12にボールベアリング11を取り付けることによ
り、ボールギア5の回転中心はアウターガイド3の内径
中心と一致され、前記ボール転動溝6とボール転動溝4
とを合わせることにより、これらの溝内に前記ボール9
が充填されボールネジ2を構成する。
【0010】前記アウターガイド3は図2に示すよう
に、円筒形状のハウジングでその内周面にはボール転動
溝4が設けてあるが、このアウターガイド3の一部には
軸方向に前記ガイド部材1の幅方向に等しい切欠部13
が設けてあって、前記アウターガイド3のボール転動溝
4はこの切欠部13の領域だけ欠落している。そして、
この切欠部13内には前記ガイド部材1が挿入され、ガ
イド部材1上のボール転動溝24がボールギア5のボー
ル転動溝6内のボール9に接触されボールネジ2の一部
として構成されている。アウターガイド3のボール転動
溝4は、図1に示す断面ではボールギア5の2列分のボ
ール転動溝6に対応した幅であるが、切欠部13の近傍
では3列分のボール転動溝6に対応した幅であり、螺旋
の幅は軸方向中央で最も狭く両端で最も広くなってい
る。このボール転動溝4は、ボール9から軸方向への駆
動力を受けるが、主にボール9を脱落しないように保持
するためのものである。
【0011】このように構成されたボールネジ2は、ボ
ールギア5の回転によりガイド部材1上のボール転動溝
24内にボール9をころがり接触させながら、ボールギ
ア5の螺旋形状によって一定方向にアウターガイド3と
共に移動される。このとき、ボールギア5とアウターガ
イド3及びガイド部材1にころがり接触するボール9
は、還流孔7よりボール連通孔8を介して一方の入口よ
り入って出口側に還流され、ころがり接触を継続するこ
とになる。そして、ボールギア5の停止により慣性モー
メントを発生することなく停止され、ボールギア5の逆
回転によってボール9も反対方向に還流されてボールギ
ア5とアウターガイド3とは反対方向に移動される。
【0012】本発明に係る直線駆動装置14は上記した
構成を用いたもので、図3及び図4にその一実施例を示
し、図5及び図6に他の実施例を示し、以下に説明す
る。なお、本発明においてその構造上同一種となる部品
名及び符号は援用するものとする。図3及び図4におい
て、直線駆動装置14は、前記ガイド部材1の上面にボ
ール転動溝24を設け、その側面にガイト用突部15を
設け、このガイド部材1上に被せられるアウターガイド
3には、前記切欠部13に挿入されたガイド部材1を覆
うハウジング部16が一体的に設けてある。このハウジ
ング部16の内側面には前記ガイド用突部15に係合す
る凹部17が左右側に設けてあって、この凹部17とガ
イド用突部15との間には鋼球18が介入されており、
アウターガイド3とガイド用部材1との円滑な移動を行
なえるように形成してある。そして、アウターガイド3
の内周面とガイド部材1の上面とは同一径の円周面を形
成するように構成してある。
【0013】このアウターガイド3の中心にはボールベ
アリング11を介してボールギア5が回転自在に設けて
あり、アウターガイド3の内周面とガイド部材1の上面
に形成されたボール転動溝24と、ボールギア5の外周
面に設けたボール転動溝6との間はボール9がころがり
接触を行なうように形成されている。なお、これらのボ
ール9はボールギア5に設けたボール還流孔7とボール
連通孔8を介して循環されるようになっている。
【0014】上記した構成のボールギア5の一方の回転
軸10には、ボールギア5の駆動装置19としてサーボ
モータが直結してある。この駆動装置19はアウターガ
イド3の端面部に固着されており、駆動軸20はボール
ギア5の回転軸10に取り付けられている。この駆動装
置19を回転させるとボールギア5はアウターガイド3
内で回転され、ボール9にころがり接触を行なわせてガ
イド部材1のボール転動溝24を一方向に付勢し、螺旋
状のボール転動溝6とボール転動溝24との作用で、ボ
ールギア5とアウターガイド3とは一体でガイド部材1
上を直線的に移動する。そして、駆動装置19の停止に
より直ちに停止し、ガイド部材1上に位置決めされる。
さらに、駆動装置19を逆回転することによりボールギ
ア5とアウターガイド3とは一体で逆方向に移動され
る。これらの移動においてアウターガイド3はガイド部
材1に設けたガイド用突部15に支持されていることか
ら円滑に行なわれ、精密な位置決めが可能となる。
【0015】図5及び図6は、前記直線駆動装置14の
駆動装置19であるサーボモータをアウターガイド3上
に設け、駆動装置19の駆動軸20にプーリ21を設
け、ボールギア5の回転軸10を延長して従動プーリ2
2を設け、前記プーリ21と従動プーリ22とにタイミ
ングベルト23を掛け回したものである。他の構成は前
記直線駆動装置14と全く同じ構成であり、図5と図6
とに図3と図4との符号を援用し詳細は省略する。以上
説明した直線駆動装置は、ボールギア5を回転させるこ
とによりアウターガイド3を直線移動させるボールネジ
2の原理を用い、ボールギア5とアウターガイド3とを
一体的に設け、アウターガイド3の一部にボールギア5
のボール転動溝6と同じピッチのボール転動溝24を有
する長手状ガイド部材1を挿入して、このガイド部材1
のボール転動溝4にボールネジ2のボール9を作用させ
てアウターガイド3側を直線駆動させるようにしたの
で、バックラッシュは皆無となり、減速機を用いること
なく、簡単な構成で位置決めが行なえる特性を持つこと
ができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の直
線駆動方法及び装置は、ボールネジの長所であるバック
ラッシュのないこと、摩擦のないこと、減速機を必要と
しないこと等を損なわずに、短所であるストロークの長
さ、振動の問題、慣性モーメントの増大を改善した直線
駆動を行なうことが実現でき、例えばスタッカークレー
ンを初めとし座標測定機等の位置決めなどに広く利用で
きる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直線駆動方法の構成を示す断面図であ
る。
【図2】図1に示す構成の一部切欠正面図である。
【図3】本発明に係る直線駆動装置の断面図である。
【図4】図3に示す構成の一部切欠正面図である。
【図5】本発明の直線駆動装置の別実施例を示す断面図
である。
【図6】図5に示す構成の正面図である。
【符号の説明】
1 ガイド部材 2 ボールネジ 3 アウターガイド 4 ボール転動溝 5 ボールギア 6 ボール転動溝 9 ボール 15 ガイド用突部 19 駆動装置 24 ボール転動溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールギア(5)の外周に螺旋状に形成
    されたボール転動溝(6)との間でボール(9)を保持
    可能なボール転動溝(24)を有する長手状のガイド部
    材(1)を、ボールネジ(2)を構成するアウターガイ
    ド(3)の一部に置換して用い、前記ボールギア(5)
    を回転させることによって前記長手状のガイド部材
    (1)に沿って前記ボールギア(5)を駆動する直線駆
    動方法。
  2. 【請求項2】 略円筒形状であり外周面に螺旋状のボー
    ル転動溝(6)を設けられたボールギア(5)と、 このボールギアを回転自在に支持する略中空円筒形状で
    あり、前記ボール転動溝(6)に対応する内周面に前記
    ボール転動溝(6)と共にボール(9)を保持可能な螺
    旋状のボール転動溝(4)が設けられ、半径方向の一部
    が軸方向にわたって切り欠かれたアウターガイド(3)
    と、 前記ボール転動溝(6,4)に保持されころがり接触す
    る複数のボール(9)と、 前記アウターガイド(3)の切欠部(13)に挿入され
    アウターガイド(3)のボール転動溝(4)と共に前記
    ボール(9)を保持可能なボール転動溝(24)を有す
    る長手状のガイド部材(1)と、 このガイド部材(1)の側面に設けられ前記アウターガ
    イド(3)を摺動自在に支持するガイド用突部(15)
    と、 前記アウターガイド(3)の外側に固定され前記ボール
    ギア(5)を回転駆動する駆動装置(19)とを有する
    直線駆動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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