JPH07310779A - アクティブ除振装置 - Google Patents
アクティブ除振装置Info
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- JPH07310779A JPH07310779A JP6099764A JP9976494A JPH07310779A JP H07310779 A JPH07310779 A JP H07310779A JP 6099764 A JP6099764 A JP 6099764A JP 9976494 A JP9976494 A JP 9976494A JP H07310779 A JPH07310779 A JP H07310779A
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Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 定盤と定盤に搭載された機器の加速度等を検
出し、その信号に基づいてアクチュエータを制御し振動
を低減可能とする。 【構成】 機器5と定盤4とにそれぞれの振動を検出す
る複数の検出器9X,9Y,9Zを配設し、コントロー
ラ30は、それぞれの検出器9X,9Y,9Zの信号に
応じてそれぞれの上下方向用アクチュエータ8aを制御
し機器5の部材間、つまり内部構造部材7と可動部材6
との間、又は機器5の部材6,7と定盤4との間のそれ
ぞれの信号の相対値を低減させるものである。 【効果】 機器内部の加振源による振動と床振動に対し
て、機器の部材間の相対変位が低減できる。
出し、その信号に基づいてアクチュエータを制御し振動
を低減可能とする。 【構成】 機器5と定盤4とにそれぞれの振動を検出す
る複数の検出器9X,9Y,9Zを配設し、コントロー
ラ30は、それぞれの検出器9X,9Y,9Zの信号に
応じてそれぞれの上下方向用アクチュエータ8aを制御
し機器5の部材間、つまり内部構造部材7と可動部材6
との間、又は機器5の部材6,7と定盤4との間のそれ
ぞれの信号の相対値を低減させるものである。 【効果】 機器内部の加振源による振動と床振動に対し
て、機器の部材間の相対変位が低減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精密機器を床振動に対
して絶縁し、さらに機器自体の有する振動源の振動を制
振する除振装置に係わり、特に機器の部材間の相対変
位、相対加速度あるいは相対速度を低減するのに好適な
アクティブ除振装置に関する。
して絶縁し、さらに機器自体の有する振動源の振動を制
振する除振装置に係わり、特に機器の部材間の相対変
位、相対加速度あるいは相対速度を低減するのに好適な
アクティブ除振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は電子ビーム露光装置等のように、
例えば、ウェーハーを移動させるX−Yステージ等の振
動源を機器内部に有する精密機器は、一般に、床面の振
動が原因で露光精度が低下する恐れがあるため、除振装
置で支持された定盤上に設置される。除振装置として
は、水平方向及び上下方向に剛性の低い弾性体、例え
ば、コイルばね、空気ばね、もしくは防振ゴム等と、減
衰効果を有する粘性ダンパ等との組み合わせが用いられ
ることが多い。除振装置は床面からの微振動を振動絶縁
することによって、定盤及び定盤に搭載された機器の応
答の絶対加速度を低減する装置である。しかしながら、
除振装置に剛性の低い弾性体が用いられているため、機
器本体を搭載している定盤が揺れやすくなり、機器の内
部に加振源を持つ場合は、その加振力に対して逆効果と
なり、定盤の振動を増加させてしまう。
例えば、ウェーハーを移動させるX−Yステージ等の振
動源を機器内部に有する精密機器は、一般に、床面の振
動が原因で露光精度が低下する恐れがあるため、除振装
置で支持された定盤上に設置される。除振装置として
は、水平方向及び上下方向に剛性の低い弾性体、例え
ば、コイルばね、空気ばね、もしくは防振ゴム等と、減
衰効果を有する粘性ダンパ等との組み合わせが用いられ
ることが多い。除振装置は床面からの微振動を振動絶縁
することによって、定盤及び定盤に搭載された機器の応
答の絶対加速度を低減する装置である。しかしながら、
除振装置に剛性の低い弾性体が用いられているため、機
器本体を搭載している定盤が揺れやすくなり、機器の内
部に加振源を持つ場合は、その加振力に対して逆効果と
なり、定盤の振動を増加させてしまう。
【0003】図13に示すように、電子ビーム露光装置
は、床1上に架台2及び弾性体であるばね部材36と粘
性ダンパ37とで支持された定盤4上に設けられ、X−
Yステージの移動に伴い定盤4を支持しているばね部材
36が水平方向と上下方向に変形し、定盤4は水平方向
の振動とともに、定盤4が水平面に対して傾斜する回転
振動が発生する。露光精度を確保するため、振動が許容
値以下に減衰するまで整定時間を取る必要がある。その
結果、このウェーハーに露光するまでの時間が増大して
しまう。そこで、床振動と機器の内部振動との2つの振
動源に対して振動低減効果を得る手段として、定盤の振
動を能動的に抑制する手段が考えられる。
は、床1上に架台2及び弾性体であるばね部材36と粘
性ダンパ37とで支持された定盤4上に設けられ、X−
Yステージの移動に伴い定盤4を支持しているばね部材
36が水平方向と上下方向に変形し、定盤4は水平方向
の振動とともに、定盤4が水平面に対して傾斜する回転
振動が発生する。露光精度を確保するため、振動が許容
値以下に減衰するまで整定時間を取る必要がある。その
結果、このウェーハーに露光するまでの時間が増大して
しまう。そこで、床振動と機器の内部振動との2つの振
動源に対して振動低減効果を得る手段として、定盤の振
動を能動的に抑制する手段が考えられる。
【0004】従来のアクティブ除振装置においては、例
えば、特開平1−307537号公報及び特開平2−2
28712号公報に記載されているように、図14及び
図15に示す複数の上下方向用アクチュエータ8a及び
水平方向アクチュエータ8b等を用い、定盤4上の検出
器9で検出した絶対加速度等をフィードバックして能動
的に定盤4の振動の絶対加速度を抑制するものがある。
この従来技術の原理によれば、床振動と機器の内部振動
との2つの振動源に対して機器を搭載する定盤4の振動
を大幅に低減する効果が得られる。しかしながら、高精
度な振動制御を行う場合、定盤4の水平方向、上下方向
及び回転方向の6自由度の絶対加速度を抑制するため、
少なくとも8軸のアクチュエータ8a,8bが必要であ
り、さらに、この多入力多出力による制御を効果的に実
行するため、図16に示すように、振動を検出する検出
器9Z等と、この検出器9Zによるデータに基づいてア
クチュエータ8a,8bを制御するため高速で演算する
ことのできるDSP(Digital Signal Processor)
と、検出器9Zのアナログデータをディジタルデータに
変換するA/D変換器と、DSPのディジタル信号をア
ナログ信号に変換するD/A変換器と、ディジタル値に
変換する前に振動の成分の情報を確保し、アナログ値に
変換した後に滑らかなアナログ値にするローパスフィル
タとよりなるコントローラ30を用いたディジタル制御
方式が採用されている。また比較的安価なアクチュエー
タとして上下方向用アクチュエータのみを用いたアナロ
グ制御方式のものもあるが、ディジタル制御方式のもの
に比べて精度がでない。縮小投影露光装置や電子ビーム
露光装置等の半導体製造装置、及びセム、テム等の電子
顕微鏡のような精密機器では、機器本体の絶対加速度で
はなく、電子銃とウェーハー間又は試料間あるいはマス
クとウェーハー間のように、機器のある部材間の相対変
位のみを高精度に低減できればよい場合が多い。
えば、特開平1−307537号公報及び特開平2−2
28712号公報に記載されているように、図14及び
図15に示す複数の上下方向用アクチュエータ8a及び
水平方向アクチュエータ8b等を用い、定盤4上の検出
器9で検出した絶対加速度等をフィードバックして能動
的に定盤4の振動の絶対加速度を抑制するものがある。
この従来技術の原理によれば、床振動と機器の内部振動
との2つの振動源に対して機器を搭載する定盤4の振動
を大幅に低減する効果が得られる。しかしながら、高精
度な振動制御を行う場合、定盤4の水平方向、上下方向
及び回転方向の6自由度の絶対加速度を抑制するため、
少なくとも8軸のアクチュエータ8a,8bが必要であ
り、さらに、この多入力多出力による制御を効果的に実
行するため、図16に示すように、振動を検出する検出
器9Z等と、この検出器9Zによるデータに基づいてア
クチュエータ8a,8bを制御するため高速で演算する
ことのできるDSP(Digital Signal Processor)
と、検出器9Zのアナログデータをディジタルデータに
変換するA/D変換器と、DSPのディジタル信号をア
ナログ信号に変換するD/A変換器と、ディジタル値に
変換する前に振動の成分の情報を確保し、アナログ値に
変換した後に滑らかなアナログ値にするローパスフィル
タとよりなるコントローラ30を用いたディジタル制御
方式が採用されている。また比較的安価なアクチュエー
タとして上下方向用アクチュエータのみを用いたアナロ
グ制御方式のものもあるが、ディジタル制御方式のもの
に比べて精度がでない。縮小投影露光装置や電子ビーム
露光装置等の半導体製造装置、及びセム、テム等の電子
顕微鏡のような精密機器では、機器本体の絶対加速度で
はなく、電子銃とウェーハー間又は試料間あるいはマス
クとウェーハー間のように、機器のある部材間の相対変
位のみを高精度に低減できればよい場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のアクティブ除振
装置にあっては、DSP、A/D変換器、D/A変換器
及びローパスフィルタ等を用いたディジタル制御方式が
採用されているため、高価な装置となる問題点がある。
また、上下方向用アクチュエータのみを用いたアナログ
制御方式のものは精度がでない。さらに、搭載される精
密機器の振動特性を考慮していないため、高精度な除振
・制振性能が制約される問題点がある。
装置にあっては、DSP、A/D変換器、D/A変換器
及びローパスフィルタ等を用いたディジタル制御方式が
採用されているため、高価な装置となる問題点がある。
また、上下方向用アクチュエータのみを用いたアナログ
制御方式のものは精度がでない。さらに、搭載される精
密機器の振動特性を考慮していないため、高精度な除振
・制振性能が制約される問題点がある。
【0006】本発明の目的は、定盤と機器の振動を検出
することにより、機器の部材間等の相対振動応答量を低
減することのできるアクティブ除振装置を提供すること
にある。
することにより、機器の部材間等の相対振動応答量を低
減することのできるアクティブ除振装置を提供すること
にある。
【0007】そして、本発明の他の目的は、定盤と機器
の振動を検出することにより、定盤の振動の絶対量を低
減することのできるアクティブ除振装置を提供すること
にある。
の振動を検出することにより、定盤の振動の絶対量を低
減することのできるアクティブ除振装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係るアクティブ除振装置は、床と機器を搭
載する定盤との間に設けた複数の上下方向用アクチュエ
ータと、検出器の信号に応じてそれぞれの上下方向用ア
クチュエータを制御するコントローラとを備えたアクテ
ィブ除振装置において、定盤と機器とにそれぞれの振動
を検出する複数の検出器を配設し、コントローラは、そ
れぞれの検出器の信号に応じてそれぞれの上下方向用ア
クチュエータを制御し機器の部材間又は機器の部材と定
盤との間のそれぞれの信号の相対値を低減させるもので
ある構成とする。
め、本発明に係るアクティブ除振装置は、床と機器を搭
載する定盤との間に設けた複数の上下方向用アクチュエ
ータと、検出器の信号に応じてそれぞれの上下方向用ア
クチュエータを制御するコントローラとを備えたアクテ
ィブ除振装置において、定盤と機器とにそれぞれの振動
を検出する複数の検出器を配設し、コントローラは、そ
れぞれの検出器の信号に応じてそれぞれの上下方向用ア
クチュエータを制御し機器の部材間又は機器の部材と定
盤との間のそれぞれの信号の相対値を低減させるもので
ある構成とする。
【0009】そして床と機器を搭載する定盤との間に設
けた複数の水平方向用アクチュエータ及び上下方向用ア
クチュエータと、検出器の信号に応じてそれぞれの水平
方向用アクチュエータ及び上下方向用アクチュエータを
制御するコントローラとを備えたアクティブ除振装置に
おいて、定盤と機器とにそれぞれの振動を検出する複数
の検出器を配設し、コントローラは、それぞれの検出器
の信号に応じてそれぞれの水平方向用アクチュエータ及
び上下方向用アクチュエータを制御し定盤に設けたそれ
ぞれの検出器の信号を低減させるものである構成でもよ
い。
けた複数の水平方向用アクチュエータ及び上下方向用ア
クチュエータと、検出器の信号に応じてそれぞれの水平
方向用アクチュエータ及び上下方向用アクチュエータを
制御するコントローラとを備えたアクティブ除振装置に
おいて、定盤と機器とにそれぞれの振動を検出する複数
の検出器を配設し、コントローラは、それぞれの検出器
の信号に応じてそれぞれの水平方向用アクチュエータ及
び上下方向用アクチュエータを制御し定盤に設けたそれ
ぞれの検出器の信号を低減させるものである構成でもよ
い。
【0010】またそれぞれの上下方向用アクチュエータ
に、弾性部材又は弾性部材と振動減衰部材とよりなるパ
ッシブ除振部材を並設した構成でもよい。
に、弾性部材又は弾性部材と振動減衰部材とよりなるパ
ッシブ除振部材を並設した構成でもよい。
【0011】さらに床と機器を搭載する定盤との間に設
けた複数のパッシブ除振部材及び上下方向用アクチュエ
ータと、検出器の信号に応じてそれぞれの上下方向用ア
クチュエータを制御するコントローラとを備えたアクテ
ィブ除振装置において、定盤と機器とにそれぞれの絶対
加速度、絶対速度又は絶対変位を検出する複数の検出器
を配設し、コントローラは、それぞれの検出器の信号に
応じてそれぞれの上下方向用アクチュエータを制御し定
盤の水平面に対する回転振動を抑制するものである構成
でもよい。
けた複数のパッシブ除振部材及び上下方向用アクチュエ
ータと、検出器の信号に応じてそれぞれの上下方向用ア
クチュエータを制御するコントローラとを備えたアクテ
ィブ除振装置において、定盤と機器とにそれぞれの絶対
加速度、絶対速度又は絶対変位を検出する複数の検出器
を配設し、コントローラは、それぞれの検出器の信号に
応じてそれぞれの上下方向用アクチュエータを制御し定
盤の水平面に対する回転振動を抑制するものである構成
でもよい。
【0012】そして床と機器を搭載する定盤との間に設
けた複数のパッシブ除振部材及び上下方向用アクチュエ
ータと、検出器の信号に応じてそれぞれの上下方向用ア
クチュエータを制御するコントローラとを備えたアクテ
ィブ除振装置において、定盤と機器の高さ方向の複数点
とにそれぞれの水平方向の絶対加速度、絶対速度又は絶
対変位を検出する複数の検出器を配設し、コントローラ
は、それぞれの検出器の信号に応じてそれぞれの上下方
向用アクチュエータを制御し機器の高さ方向のそれぞれ
の検出器の信号の相対値を抑制するものである構成でも
よい。
けた複数のパッシブ除振部材及び上下方向用アクチュエ
ータと、検出器の信号に応じてそれぞれの上下方向用ア
クチュエータを制御するコントローラとを備えたアクテ
ィブ除振装置において、定盤と機器の高さ方向の複数点
とにそれぞれの水平方向の絶対加速度、絶対速度又は絶
対変位を検出する複数の検出器を配設し、コントローラ
は、それぞれの検出器の信号に応じてそれぞれの上下方
向用アクチュエータを制御し機器の高さ方向のそれぞれ
の検出器の信号の相対値を抑制するものである構成でも
よい。
【0013】また床と機器を搭載する定盤との間に設け
た複数のパッシブ除振部材及びアクチュエータと、検出
器の信号に応じてそれぞれのアクチュエータを制御する
コントローラとを備えたアクティブ除振装置において、
それぞれのパッシブ除振部材とそれぞれのアクチュエー
タとを斜めに配置してそれぞれの斜めアクティブ除振部
材を形成し、機器と前記定盤とにそれぞれの絶対加速
度、絶対速度又は絶対変位を検出する複数の検出器を配
設し、それぞれの検出器の信号に応じてそれぞれの斜め
アクティブ除振部材を制御し定盤の水平面に対する回転
方向、上下方向、水平方向及びねじれ方向のそれぞれの
振動を抑制するものである構成でもよい。
た複数のパッシブ除振部材及びアクチュエータと、検出
器の信号に応じてそれぞれのアクチュエータを制御する
コントローラとを備えたアクティブ除振装置において、
それぞれのパッシブ除振部材とそれぞれのアクチュエー
タとを斜めに配置してそれぞれの斜めアクティブ除振部
材を形成し、機器と前記定盤とにそれぞれの絶対加速
度、絶対速度又は絶対変位を検出する複数の検出器を配
設し、それぞれの検出器の信号に応じてそれぞれの斜め
アクティブ除振部材を制御し定盤の水平面に対する回転
方向、上下方向、水平方向及びねじれ方向のそれぞれの
振動を抑制するものである構成でもよい。
【0014】さらに床と機器を搭載する定盤との間に設
けた複数のパッシブ除振部材及びアクチュエータと、検
出器の信号に応じてそれぞれのアクチュエータを制御す
るコントローラとを備えたアクティブ除振装置におい
て、それぞれのパッシブ除振部材とそれぞれのアクチュ
エータとを斜めに配置してそれぞれの斜めアクティブ除
振部材を形成し、定盤と機器の高さ方向の複数点とにそ
れぞれの水平方向の絶対加速度、絶対速度又は絶対変位
を検出する複数の検出器を配設し、コントローラは、そ
れぞれの検出器の信号に応じてそれぞれの斜めアクティ
ブ除振部材を制御し機器の高さ方向の信号の相対値と、
上下方向、水平方向及びねじれ方向のそれぞれの振動と
を抑制するものである構成でもよい。
けた複数のパッシブ除振部材及びアクチュエータと、検
出器の信号に応じてそれぞれのアクチュエータを制御す
るコントローラとを備えたアクティブ除振装置におい
て、それぞれのパッシブ除振部材とそれぞれのアクチュ
エータとを斜めに配置してそれぞれの斜めアクティブ除
振部材を形成し、定盤と機器の高さ方向の複数点とにそ
れぞれの水平方向の絶対加速度、絶対速度又は絶対変位
を検出する複数の検出器を配設し、コントローラは、そ
れぞれの検出器の信号に応じてそれぞれの斜めアクティ
ブ除振部材を制御し機器の高さ方向の信号の相対値と、
上下方向、水平方向及びねじれ方向のそれぞれの振動と
を抑制するものである構成でもよい。
【0015】そしてそれぞれの上下方向用アクチュエー
タは、積層型圧電素子と振動遮断部材と高さ調整部材と
を直列結合して形成され、それぞれの上下方向用アクチ
ュエータの周囲にゴム部材又はコイルばね部材よりなる
パッシブ除振部材が配設されてアクティブ除振部材に形
成されている構成でもよい。
タは、積層型圧電素子と振動遮断部材と高さ調整部材と
を直列結合して形成され、それぞれの上下方向用アクチ
ュエータの周囲にゴム部材又はコイルばね部材よりなる
パッシブ除振部材が配設されてアクティブ除振部材に形
成されている構成でもよい。
【0016】またそれぞれのパッシブ除振部材は、外周
に容器部材が床側に付設されるとともに容器部材とパッ
シブ除振部材との間に粘性流体が満たされ、定盤の振動
を粘性流体に伝える抵抗部材が定盤側に設けられている
構成でもよい。
に容器部材が床側に付設されるとともに容器部材とパッ
シブ除振部材との間に粘性流体が満たされ、定盤の振動
を粘性流体に伝える抵抗部材が定盤側に設けられている
構成でもよい。
【0017】さらにそれぞれの斜め方向用アクチュエー
タは、周囲にゴム部材又はコイル部材で形成されたパッ
シブ除振部材が斜めに配設されている構成でもよい。
タは、周囲にゴム部材又はコイル部材で形成されたパッ
シブ除振部材が斜めに配設されている構成でもよい。
【0018】そしてそれぞれの上下方向用アクチュエー
タ又は斜め方向用アクチュエータは、それぞれの積層型
圧電素子が高さ調整部材により所定の荷重で定盤側と床
側との間に押し付けられ、それぞれの積層型圧電素子が
荷重計として用いられている構成でもよい。
タ又は斜め方向用アクチュエータは、それぞれの積層型
圧電素子が高さ調整部材により所定の荷重で定盤側と床
側との間に押し付けられ、それぞれの積層型圧電素子が
荷重計として用いられている構成でもよい。
【0019】また電子顕微鏡においては、前記いずれか
一つのアクティブ除振装置に搭載されてなる構成とす
る。
一つのアクティブ除振装置に搭載されてなる構成とす
る。
【0020】さらに電子ビーム露光装置においては、前
記いずれか一つのアクティブ除振装置に搭載されてなる
構成とする。
記いずれか一つのアクティブ除振装置に搭載されてなる
構成とする。
【0021】そして縮小投影露光装置においては、前記
いずれか一つのアクティブ除振装置に搭載されてなる構
成とする。
いずれか一つのアクティブ除振装置に搭載されてなる構
成とする。
【0022】
【作用】本発明によれば、機器と定盤とにそれぞれの振
動を検出する複数の検出器を配設したため、コントロー
ラにより、それぞれの検出器の信号に応じて機器の部材
間又は機器の部材と定盤との間のそれぞれの信号の相対
値を低減させるように、それぞれの上下方向用アクチュ
エータが制御される。
動を検出する複数の検出器を配設したため、コントロー
ラにより、それぞれの検出器の信号に応じて機器の部材
間又は機器の部材と定盤との間のそれぞれの信号の相対
値を低減させるように、それぞれの上下方向用アクチュ
エータが制御される。
【0023】一般的に、電子ビーム露光装置や電子顕微
鏡等の精密機器はその重心高さ及び重心を通る鉛直面に
対して対称に支持されていないため、水平方向もしくは
上下方向に加振されても、これらの方向の振動と回転振
動とが連成する。また、パッシブ除振装置による水平、
及び上下方向の固有振動数は、機器の固有振動数より十
分に低く設定されるため、床振動入力及び機器内部の加
振入力に対しても、その応答は、機器がほぼ剛体で、除
振装置が変形する振動モードが主体的となり、並進モー
ドと回転モードとが合わさった振動モードとなる。その
ため、機器の電子銃等の内部構造部材とウェーハーや試
料が載るステージあるいは試料台との間の相対変位は、
除振装置の傾斜による回転振動モードが起因する高さ方
向に不等分布の慣性力によって生じる機器構造体等の変
形が支配的となる。
鏡等の精密機器はその重心高さ及び重心を通る鉛直面に
対して対称に支持されていないため、水平方向もしくは
上下方向に加振されても、これらの方向の振動と回転振
動とが連成する。また、パッシブ除振装置による水平、
及び上下方向の固有振動数は、機器の固有振動数より十
分に低く設定されるため、床振動入力及び機器内部の加
振入力に対しても、その応答は、機器がほぼ剛体で、除
振装置が変形する振動モードが主体的となり、並進モー
ドと回転モードとが合わさった振動モードとなる。その
ため、機器の電子銃等の内部構造部材とウェーハーや試
料が載るステージあるいは試料台との間の相対変位は、
除振装置の傾斜による回転振動モードが起因する高さ方
向に不等分布の慣性力によって生じる機器構造体等の変
形が支配的となる。
【0024】そこで、本発明では、特に、定盤と機器の
複数点の水平方向の振動状態を検出する加速度計、速度
計、変位計、ひずみ計あるいは加加速度(加速度の時間
的変化)等の検出器と、上下方向用アクチュエータが配
置されている定盤上の各点の上下方向の振動状態を検出
する加速度計、速度計、変位計、ひずみ計あるいは加加
速度等の検出器からの信号とを用い、ディジタルコント
ローラで上下方向用アクチュエータを制御することによ
り、問題にしている機器の内部構造部材とステージある
いは試料台との間の相対加速度、相対速度、相対変位あ
るいは相対加加速度を抑制するように、すなわち、機器
の高さ方向の加速度分布が均一になるようにアクチュエ
ータが支持している定盤の傾斜を抑制することが可能と
なる。さらに、必要があれば、水平方向用アクチュエー
タも加えるか、あるいは上下方向用及び水平方向用アク
チュエータの代わりに、斜め方向用アクチュエータを用
い、ディジタルコントローラにより制御することによ
り、定盤の絶対加加速度、絶対加速度、絶対速度あるい
は絶対変位も高精度に抑制することが可能となる。
複数点の水平方向の振動状態を検出する加速度計、速度
計、変位計、ひずみ計あるいは加加速度(加速度の時間
的変化)等の検出器と、上下方向用アクチュエータが配
置されている定盤上の各点の上下方向の振動状態を検出
する加速度計、速度計、変位計、ひずみ計あるいは加加
速度等の検出器からの信号とを用い、ディジタルコント
ローラで上下方向用アクチュエータを制御することによ
り、問題にしている機器の内部構造部材とステージある
いは試料台との間の相対加速度、相対速度、相対変位あ
るいは相対加加速度を抑制するように、すなわち、機器
の高さ方向の加速度分布が均一になるようにアクチュエ
ータが支持している定盤の傾斜を抑制することが可能と
なる。さらに、必要があれば、水平方向用アクチュエー
タも加えるか、あるいは上下方向用及び水平方向用アク
チュエータの代わりに、斜め方向用アクチュエータを用
い、ディジタルコントローラにより制御することによ
り、定盤の絶対加加速度、絶対加速度、絶対速度あるい
は絶対変位も高精度に抑制することが可能となる。
【0025】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2を参照しな
がら説明する。図1は電子ビーム露光装置に本実施例を
適用した構成図である。図1及び図2に示すように、床
1と機器5を搭載する定盤4との間に設けた複数の上下
方向用アクチュエータ8aと、検出器の信号に応じてそ
れぞれの上下方向用アクチュエータ8aを制御するコン
トローラ30とを備えたアクティブ除振装置であって、
機器5と定盤4とにそれぞれの振動を検出する複数の検
出器9X,9Y,9Zを配設し、コントローラ30は、
それぞれの検出器9X,9Y,9Zの信号に応じてそれ
ぞれの上下方向用アクチュエータ8aを制御し機器5の
部材間、つまり内部構造部材7と可動部材6との間、又
は機器5の部材6,7と定盤4との間のそれぞれの信号
の相対値を低減させるものである構成とする。
がら説明する。図1は電子ビーム露光装置に本実施例を
適用した構成図である。図1及び図2に示すように、床
1と機器5を搭載する定盤4との間に設けた複数の上下
方向用アクチュエータ8aと、検出器の信号に応じてそ
れぞれの上下方向用アクチュエータ8aを制御するコン
トローラ30とを備えたアクティブ除振装置であって、
機器5と定盤4とにそれぞれの振動を検出する複数の検
出器9X,9Y,9Zを配設し、コントローラ30は、
それぞれの検出器9X,9Y,9Zの信号に応じてそれ
ぞれの上下方向用アクチュエータ8aを制御し機器5の
部材間、つまり内部構造部材7と可動部材6との間、又
は機器5の部材6,7と定盤4との間のそれぞれの信号
の相対値を低減させるものである構成とする。
【0026】すなわち床1上に設置された架台2上に水
平方向と上下方向とに有効な3個以上のパッシブ除振部
材18と、これらと並列して3個以上の上下方向用アク
チュエータ8aとが設けられ、これらのパッシブ除振部
材18と上下方向用アクチュエータ8aとにより定盤4
を支持する。さらに、定盤4上に電子ビーム露光装置の
本体である構造体(機器)5が搭載される。電子ビーム
露光装置は、電子ビームを放射する電子銃である内部構
造部材7とウェーハーを任意の水平面内の位置に移動さ
せる可動部材6とを備えている。上下方向用アクチュエ
ータ8aを制御するため、例えば、上下方向用アクチュ
エータ8aが配置されている定盤4上の点の上下方向の
加速度等及び制御対象の構造体5の水平方向の振動モー
ドを把握するための加速度等を検出する各1個以上の
X,Y(水平)方向の検出器9X,9Y及び4個以上の
Z(上下)方向の検出器9Zと、さらに、内部構造部材
7及び可動部材6の高さ方向の複数点に水平方向の加速
度等又はこれらを近似できる構造体5の他の点の加速度
等を検出する各1個以上の検出器9X,9Yを設ける。
もし内部構造部材7の加速度等を近似する点に検出器を
設けることができない場合は、制御系アルゴリズムにカ
ルマンフィルタ等の状態推定器をソフトウェアとして組
み込んで内部構造部材7の水平方向の加速度等を推定し
てもよい。また、可動部材6の加速度等が直接検出でき
ない場合は、可動部材6を駆動しているモータ31に回
転角を検出する検出器を設け可動部材6の加速度等を推
定することができる。
平方向と上下方向とに有効な3個以上のパッシブ除振部
材18と、これらと並列して3個以上の上下方向用アク
チュエータ8aとが設けられ、これらのパッシブ除振部
材18と上下方向用アクチュエータ8aとにより定盤4
を支持する。さらに、定盤4上に電子ビーム露光装置の
本体である構造体(機器)5が搭載される。電子ビーム
露光装置は、電子ビームを放射する電子銃である内部構
造部材7とウェーハーを任意の水平面内の位置に移動さ
せる可動部材6とを備えている。上下方向用アクチュエ
ータ8aを制御するため、例えば、上下方向用アクチュ
エータ8aが配置されている定盤4上の点の上下方向の
加速度等及び制御対象の構造体5の水平方向の振動モー
ドを把握するための加速度等を検出する各1個以上の
X,Y(水平)方向の検出器9X,9Y及び4個以上の
Z(上下)方向の検出器9Zと、さらに、内部構造部材
7及び可動部材6の高さ方向の複数点に水平方向の加速
度等又はこれらを近似できる構造体5の他の点の加速度
等を検出する各1個以上の検出器9X,9Yを設ける。
もし内部構造部材7の加速度等を近似する点に検出器を
設けることができない場合は、制御系アルゴリズムにカ
ルマンフィルタ等の状態推定器をソフトウェアとして組
み込んで内部構造部材7の水平方向の加速度等を推定し
てもよい。また、可動部材6の加速度等が直接検出でき
ない場合は、可動部材6を駆動しているモータ31に回
転角を検出する検出器を設け可動部材6の加速度等を推
定することができる。
【0027】これらの検出器9X,9Y,9Zからの信
号はローパスフィルタ10と、A/D変換器11を通し
てDSP(ディジタル・シグナル・プロセッサー)12
とに入力される。このDSPに上下方向用アクチュエー
タ8aを制御する実行用プログラムが書き込まれてお
り、DSP12で高速に計算された信号がアンプ15を
経て、上下方向用アクチュエータ8aを制御する。な
お、検出する振動量は加速度の他に、速度、変位、歪又
は加加速度(加速度の時間的変化)であってもよい。さ
らにこれらの組み合わせもある。
号はローパスフィルタ10と、A/D変換器11を通し
てDSP(ディジタル・シグナル・プロセッサー)12
とに入力される。このDSPに上下方向用アクチュエー
タ8aを制御する実行用プログラムが書き込まれてお
り、DSP12で高速に計算された信号がアンプ15を
経て、上下方向用アクチュエータ8aを制御する。な
お、検出する振動量は加速度の他に、速度、変位、歪又
は加加速度(加速度の時間的変化)であってもよい。さ
らにこれらの組み合わせもある。
【0028】また、図3に示す他の実施例は、図1に示
す実施例の水平方向用及び上下方向用のパッシブ除振部
材の代わりに、水平方向用のパッシブ除振部材18bの
みを設けたものである。
す実施例の水平方向用及び上下方向用のパッシブ除振部
材の代わりに、水平方向用のパッシブ除振部材18bの
みを設けたものである。
【0029】次に、本発明の他の実施例として図4を参
照しながらアクティブ除振部材を説明する。アクティブ
除振部材3は主に、パッシブ除振部材18と上下方向用
アクチュエータ8aとにより形成される。本実施例で
は、防振ゴムや積層ゴム等の中空のゴム部材20で形成
されたパッシブ除振部材18の下端は、下部板部材16
に取付けられた支持部材17によりリング部材19aを
介して支持され、また、ゴム部材20の上端はリング部
材19bを介して上部板部材21に取付けられる。二つ
のパッシブ除振部材18に囲まれてその内側に積層型圧
電素子26が配置され、積層型圧電素子26の両端にブ
ロック部材25a,25bが取付けられ、そのブロック
部材25aの下端は下部板部材16に設けられた高さ調
整の可能な高さ調整部材22上に振動遮断部材23を介
して支持され、上端はブロック部材25bを介して上部
板部材21と接している。このパッシブ除振部材18と
上下方向用アクチュエータ8aとよりなるアクティブ除
振部材3により図1に示す定盤4を支持する。
照しながらアクティブ除振部材を説明する。アクティブ
除振部材3は主に、パッシブ除振部材18と上下方向用
アクチュエータ8aとにより形成される。本実施例で
は、防振ゴムや積層ゴム等の中空のゴム部材20で形成
されたパッシブ除振部材18の下端は、下部板部材16
に取付けられた支持部材17によりリング部材19aを
介して支持され、また、ゴム部材20の上端はリング部
材19bを介して上部板部材21に取付けられる。二つ
のパッシブ除振部材18に囲まれてその内側に積層型圧
電素子26が配置され、積層型圧電素子26の両端にブ
ロック部材25a,25bが取付けられ、そのブロック
部材25aの下端は下部板部材16に設けられた高さ調
整の可能な高さ調整部材22上に振動遮断部材23を介
して支持され、上端はブロック部材25bを介して上部
板部材21と接している。このパッシブ除振部材18と
上下方向用アクチュエータ8aとよりなるアクティブ除
振部材3により図1に示す定盤4を支持する。
【0030】図1を参照しながら、本実施例の作用を説
明する。床振動、可動部材の移動あるいは定盤上のその
他の加振源により、除振部材で支持される定盤4が水平
面に対して傾斜することによって、内部構造部材7と可
動部材6との間に、相対変位が生じようとする。この
時、例えば、上下方向用アクチュエータ8aが配置され
ている定盤4の各点の上下方向の加速度及び制御対象の
構造体5の水平方向の振動モードを把握するため、加速
度計等の検出器9X,9Y,9Zにより加速度測定し、
さらに、内部構造部材7及び可動部6の水平方向の加速
度、あるいはこれらを近似できる構造体5の他の点、あ
るいは制御系アルゴリズムにソフトウエアとして組み込
まれた状態推定器により内部構造部材7の水平方向の加
速度を推定し、また、モータ31に取付けた回転角検出
器により可動部材6の水平方向の加速度を推定する。そ
して、内部構造部材7と可動部材6との間の相対変位と
アクチュエータのパワーの2乗値等を評価関数として、
この評価関数を最小にするようにフィードバックゲイン
を決定し、実際の上下方向用アクチュエータ8aによる
制御力は、各点の検出器9X,9Y,9Zの信号をロー
パスフィルタ10及びA/D変換器11を通してDSP
12により瞬時に計算される。これに対応した電圧がア
ンプ15により増幅、あるいは電流あるいは電荷に変換
されて、上下方向用アクチュエータ8aを駆動すること
により、内部構造部材7と可動部材6との相対変位を低
減するように、定盤4の傾斜が抑制される。本実施例は
水平方向の並進振動の抑制には余り効果はない。図5
は、図4に示すアクティブ除振部材を用いて電子ビーム
露光装置を支持した構成を示す図である。
明する。床振動、可動部材の移動あるいは定盤上のその
他の加振源により、除振部材で支持される定盤4が水平
面に対して傾斜することによって、内部構造部材7と可
動部材6との間に、相対変位が生じようとする。この
時、例えば、上下方向用アクチュエータ8aが配置され
ている定盤4の各点の上下方向の加速度及び制御対象の
構造体5の水平方向の振動モードを把握するため、加速
度計等の検出器9X,9Y,9Zにより加速度測定し、
さらに、内部構造部材7及び可動部6の水平方向の加速
度、あるいはこれらを近似できる構造体5の他の点、あ
るいは制御系アルゴリズムにソフトウエアとして組み込
まれた状態推定器により内部構造部材7の水平方向の加
速度を推定し、また、モータ31に取付けた回転角検出
器により可動部材6の水平方向の加速度を推定する。そ
して、内部構造部材7と可動部材6との間の相対変位と
アクチュエータのパワーの2乗値等を評価関数として、
この評価関数を最小にするようにフィードバックゲイン
を決定し、実際の上下方向用アクチュエータ8aによる
制御力は、各点の検出器9X,9Y,9Zの信号をロー
パスフィルタ10及びA/D変換器11を通してDSP
12により瞬時に計算される。これに対応した電圧がア
ンプ15により増幅、あるいは電流あるいは電荷に変換
されて、上下方向用アクチュエータ8aを駆動すること
により、内部構造部材7と可動部材6との相対変位を低
減するように、定盤4の傾斜が抑制される。本実施例は
水平方向の並進振動の抑制には余り効果はない。図5
は、図4に示すアクティブ除振部材を用いて電子ビーム
露光装置を支持した構成を示す図である。
【0031】図6に本発明の他の実施例を示す。本実施
例のアクティブ除振部材は図4に示すアクティブ除振部
材3のゴム部材20の外周に、上部板部材21に取付け
られた環状の内部円筒部材(抵抗部材)28と、この内
部円筒部材28の外周に配置され、支持部材17に取付
けられた環状の外部円筒部材(容器部材)27と、外部
円筒部材27と支持部材17とで囲まれた空間に満たし
た粘性流体29とを設けることによって、特に、パッシ
ブ除振系となる水平方向の減衰性能を向上させることが
できる。
例のアクティブ除振部材は図4に示すアクティブ除振部
材3のゴム部材20の外周に、上部板部材21に取付け
られた環状の内部円筒部材(抵抗部材)28と、この内
部円筒部材28の外周に配置され、支持部材17に取付
けられた環状の外部円筒部材(容器部材)27と、外部
円筒部材27と支持部材17とで囲まれた空間に満たし
た粘性流体29とを設けることによって、特に、パッシ
ブ除振系となる水平方向の減衰性能を向上させることが
できる。
【0032】さらに、図7及び図8に他の実施例を示
す。図7に示す実施例は図4に示すアクティブ除振部材
3を斜めに傾けた構造としたものであり、図8に示すよ
うに、この斜めアクティブ除振部材3cが架台2と定盤
4との間に容易に取付けられるように、上部板部材21
と下部板部材16とをくさび形状にしたものである。こ
のように、アクティブ除振部材3を傾斜させる利点は、
アクチュエータである積層型圧電素子26が斜め方向に
配置されることにより、水平方向にも分力を発生させる
ことができるため、水平方向のアクティブ除振効果も得
られることである。従って、6自由度のアクティブ除振
効果と制振効果とをより少ないアクチュエータで実現す
ることが可能となる。
す。図7に示す実施例は図4に示すアクティブ除振部材
3を斜めに傾けた構造としたものであり、図8に示すよ
うに、この斜めアクティブ除振部材3cが架台2と定盤
4との間に容易に取付けられるように、上部板部材21
と下部板部材16とをくさび形状にしたものである。こ
のように、アクティブ除振部材3を傾斜させる利点は、
アクチュエータである積層型圧電素子26が斜め方向に
配置されることにより、水平方向にも分力を発生させる
ことができるため、水平方向のアクティブ除振効果も得
られることである。従って、6自由度のアクティブ除振
効果と制振効果とをより少ないアクチュエータで実現す
ることが可能となる。
【0033】また、図9,図10及び図11,図12に
他の実施例を示す。図9と図10とは水平方向用アクテ
ィブ除振部材の縦断面図と横断面図とであり、この水平
方向用アクティブ除振部材は、定盤4に取付けられた上
部支持部材33と架台2に設けられた下部支持部材35
との間に、ほぼ水平に配置された積層型圧電素子26
と、積層型圧電素子26に直列に配置された振動遮断部
材23とが設けられ、さらに、積層型圧電素子26に引
っ張り荷重が働かないように、予め圧縮荷重を与える加
力部材34を設ける。加力部材34は、下部部材36に
一端を係止されかつ上部支持部材33を挿通する複数の
ボルトで形成され、ばねを介して上部支持部材33側の
ナットを締めることによって圧縮荷重を与えるようにな
っている。図11と図12とは、上下方向用アクチュエ
ータ8aと水平方向用アクチュエータ8bとを電子ビー
ム露光装置の基礎部に設け、3次元方向のアクティブ除
振装置を構成した。
他の実施例を示す。図9と図10とは水平方向用アクテ
ィブ除振部材の縦断面図と横断面図とであり、この水平
方向用アクティブ除振部材は、定盤4に取付けられた上
部支持部材33と架台2に設けられた下部支持部材35
との間に、ほぼ水平に配置された積層型圧電素子26
と、積層型圧電素子26に直列に配置された振動遮断部
材23とが設けられ、さらに、積層型圧電素子26に引
っ張り荷重が働かないように、予め圧縮荷重を与える加
力部材34を設ける。加力部材34は、下部部材36に
一端を係止されかつ上部支持部材33を挿通する複数の
ボルトで形成され、ばねを介して上部支持部材33側の
ナットを締めることによって圧縮荷重を与えるようにな
っている。図11と図12とは、上下方向用アクチュエ
ータ8aと水平方向用アクチュエータ8bとを電子ビー
ム露光装置の基礎部に設け、3次元方向のアクティブ除
振装置を構成した。
【0034】そして電子顕微鏡、電子ビーム露光装置及
び縮小投影露光装置は、前記いずれか一つのアクティブ
除振装置に搭載されてなるものとする。
び縮小投影露光装置は、前記いずれか一つのアクティブ
除振装置に搭載されてなるものとする。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、定盤を除振部材とアク
チュエータとにより支持して床振動入力を振動絶縁し、
定盤に搭載される機器の振動情報を用いることにより、
機器の部材間の相対変位を低減させることができるとと
もに、低コストのアクティブ除振装置を提供することが
できる。
チュエータとにより支持して床振動入力を振動絶縁し、
定盤に搭載される機器の振動情報を用いることにより、
機器の部材間の相対変位を低減させることができるとと
もに、低コストのアクティブ除振装置を提供することが
できる。
【図1】本発明の一実施例を適用した電子ビーム露光装
置を示す縦断面図とである。
置を示す縦断面図とである。
【図2】図1の横断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を適用した電子ビーム露光
装置を示す縦断面図である。
装置を示す縦断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すアクティブ除振部材
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図5】図4に示す実施例を適用した電子ビーム露光装
置の縦断面図である。
置の縦断面図である。
【図6】本発明のアクティブ除振部材の他の実施例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図7】本発明のアクティブ除振部材の他の実施例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図8】図7に示す実施例を適用した電子ビーム露光装
置の縦断面図である。
置の縦断面図である。
【図9】本発明のアクティブ除振部材の他の実施例を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図10】図9の横断面図である。
【図11】図4及び図9に示す実施例を適用した電子ビ
ーム露光装置の縦断面図である。
ーム露光装置の縦断面図である。
【図12】図11の横断面図である。
【図13】従来の電子ビーム露光装置を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図14】従来の技術を示す横断面図である。
【図15】従来の技術を示す側面図である。
【図16】従来の技術を示す側面図である。
1 床 2 架台 3 アクティブ除振部材 4 定盤 5 構造体 6 可動部材 7 内部構造部材 8a 上下方向用アクチュエータ 8b 水平方向用アクチュエータ 9X 検出器 9Y 検出器 9Z 検出器 10 ローパスフィルタ 11 A/D変換器 12 DSP 13 計算機 14 D/A変換器 15 アンプ 16 下部板部材 17 支持部材 18 パッシブ除振部材 19 リング部材 20 ゴム部材 21 上部板部材 22 高さ調整部材 23 振動遮断部材 25 ブロック部材 26 積層型圧電素子 27 外部円筒部材 28 内部円筒部材 29 粘性流体 30 コントローラ 31 モータ 32 コイルばね 33 上部支持部材 34 加力部材 35 上部支持部材 36 ばね部材 37 粘性ダンパ
Claims (14)
- 【請求項1】 床と機器を搭載する定盤との間に設けた
複数の上下方向用アクチュエータと、検出器の信号に応
じてそれぞれの上下方向用アクチュエータを制御するコ
ントローラとを備えたアクティブ除振装置において、前
記定盤と前記機器とにそれぞれの振動を検出する複数の
検出器を配設し、前記コントローラは、それぞれの検出
器の信号に応じてそれぞれの上下方向用アクチュエータ
を制御し前記機器の部材間又は該機器の部材と前記定盤
との間のそれぞれの信号の相対値を低減させるものであ
ることを特徴とするアクティブ除振装置。 - 【請求項2】 床と機器を搭載する定盤との間に設けた
複数の水平方向用アクチュエータ及び上下方向用アクチ
ュエータと、検出器の信号に応じてそれぞれの水平方向
用アクチュエータ及び上下方向用アクチュエータを制御
するコントローラとを備えたアクティブ除振装置におい
て、前記定盤と前記機器とにそれぞれの振動を検出する
複数の検出器を配設し、前記コントローラは、それぞれ
の検出器の信号に応じてそれぞれの水平方向用アクチュ
エータ及び上下方向用アクチュエータを制御し前記定盤
に設けたそれぞれの検出器の信号を低減させるものであ
ることを特徴とするアクティブ除振装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のアクティブ除振装
置において、それぞれの上下方向用アクチュエータに、
弾性部材又は弾性部材と振動減衰部材とよりなるパッシ
ブ除振部材を並設したことを特徴とするアクティブ除振
装置。 - 【請求項4】 床と機器を搭載する定盤との間に設けた
複数のパッシブ除振部材及び上下方向用アクチュエータ
と、検出器の信号に応じてそれぞれの上下方向用アクチ
ュエータを制御するコントローラとを備えたアクティブ
除振装置において、前記定盤と前記機器とにそれぞれの
絶対加速度、絶対速度又は絶対変位を検出する複数の検
出器を配設し、前記コントローラは、それぞれの検出器
の信号に応じてそれぞれの上下方向用アクチュエータを
制御し前記定盤の水平面に対する回転振動を抑制するも
のであることを特徴とするアクティブ除振装置。 - 【請求項5】 床と機器を搭載する定盤との間に設けた
複数のパッシブ除振部材及び上下方向用アクチュエータ
と、検出器の信号に応じてそれぞれの上下方向用アクチ
ュエータを制御するコントローラとを備えたアクティブ
除振装置において、前記定盤と前記機器の高さ方向の複
数点とにそれぞれの水平方向の絶対加速度、絶対速度又
は絶対変位を検出する複数の検出器を配設し、前記コン
トローラは、それぞれの検出器の信号に応じてそれぞれ
の上下方向用アクチュエータを制御し前記機器の高さ方
向のそれぞれの検出器の信号の相対値を抑制するもので
あることを特徴とするアクティブ除振装置。 - 【請求項6】 床と機器を搭載する定盤との間に設けた
複数のパッシブ除振部材及びアクチュエータと、検出器
の信号に応じてそれぞれのアクチュエータを制御するコ
ントローラとを備えたアクティブ除振装置において、そ
れぞれのパッシブ除振部材とそれぞれのアクチュエータ
とを斜めに配置してそれぞれの斜めアクティブ除振部材
を形成し、前記機器と前記定盤とにそれぞれの絶対加速
度、絶対速度又は絶対変位を検出する複数の検出器を配
設し、それぞれの検出器の信号に応じてそれぞれの斜め
アクティブ除振部材を制御し前記定盤の水平面に対する
回転方向、上下方向、水平方向及びねじれ方向のそれぞ
れの振動を抑制するものであることを特徴とするアクテ
ィブ除振装置。 - 【請求項7】 床と機器を搭載する定盤との間に設けた
複数のパッシブ除振部材及びアクチュエータと、検出器
の信号に応じてそれぞれのアクチュエータを制御するコ
ントローラとを備えたアクティブ除振装置において、そ
れぞれのパッシブ除振部材とそれぞれのアクチュエータ
とを斜めに配置してそれぞれの斜めアクティブ除振部材
を形成し、前記定盤と前記機器の高さ方向の複数点とに
それぞれの水平方向の絶対加速度、絶対速度又は絶対変
位を検出する複数の検出器を配設し、前記コントローラ
は、それぞれの検出器の信号に応じてそれぞれの斜めア
クティブ除振部材を制御し前記機器の高さ方向の信号の
相対値と、上下方向、水平方向及びねじれ方向のそれぞ
れの振動とを抑制するものであることを特徴とするアク
ティブ除振装置。 - 【請求項8】 請求項4又は5記載のアクティブ除振装
置において、それぞれの上下方向用アクチュエータは、
積層型圧電素子と振動遮断部材と高さ調整部材とを直列
結合して形成され、それぞれの上下方向用アクチュエー
タの周囲にゴム部材又はコイルばね部材よりなるパッシ
ブ除振部材が配設されてアクティブ除振部材に形成され
ていることを特徴とするアクティブ除振装置。 - 【請求項9】 請求項8記載のアクティブ除振装置にお
いて、それぞれのパッシブ除振部材は、外周に容器部材
が床側に付設されるとともに該容器部材と前記パッシブ
除振部材との間に粘性流体が満たされ、定盤の振動を該
粘性流体に伝える抵抗部材が定盤側に設けられているこ
とを特徴としたアクティブ除振装置。 - 【請求項10】 請求項6又は7記載のアクティブ除振
装置において、それぞれの斜め方向用アクチュエータ
は、周囲にゴム部材又はコイル部材で形成されたパッシ
ブ除振部材が斜めに配設されていることを特徴としたア
クティブ除振装置。 - 【請求項11】 請求項8又は10記載のアクティブ除
振装置において、それぞれの上下方向用アクチュエータ
又は斜め方向用アクチュエータは、それぞれの積層型圧
電素子が高さ調整部材により所定の荷重で定盤側と床側
との間に押し付けられ、それぞれの積層型圧電素子が荷
重計として用いられていることを特徴とするアクティブ
除振装置。 - 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項記載の
アクティブ除振装置に搭載されてなることを特徴とする
電子顕微鏡。 - 【請求項13】 請求項1〜11のいずれか1項記載の
アクティブ除振装置に搭載されてなることを特徴とする
電子ビーム露光装置。 - 【請求項14】 請求項1〜11のいずれか1項記載の
アクティブ除振装置に搭載されてなることを特徴とする
縮小投影露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6099764A JPH07310779A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | アクティブ除振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6099764A JPH07310779A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | アクティブ除振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07310779A true JPH07310779A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14256051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6099764A Pending JPH07310779A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | アクティブ除振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07310779A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-05-13 JP JP6099764A patent/JPH07310779A/ja active Pending
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