JPH0731027A - 被覆線の皮剥方法 - Google Patents

被覆線の皮剥方法

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JPH0731027A
JPH0731027A JP5195339A JP19533993A JPH0731027A JP H0731027 A JPH0731027 A JP H0731027A JP 5195339 A JP5195339 A JP 5195339A JP 19533993 A JP19533993 A JP 19533993A JP H0731027 A JPH0731027 A JP H0731027A
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Masayoshi Hashimoto
昌佳 橋本
Yoshiaki Yamano
能章 山野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い寸法精度で二重被覆線の端部から被覆体
を剥ぎ取ることができる被覆線の皮剥方法を提供する。 【構成】 二重被覆線2の端部2aから他方端方向Xに
長さ(L1 +L2 +α;ただし、α>0)の位置で第2
の被覆体8に皮剥ぎ刃14が切り込まれ、その状態のま
まで測長ローラ16が回転し、被覆線2が方向Xに長さ
(L1 +L2 )だけ移動される。そして、その位置で皮
剥ぎ刃14により被覆線2が切断される。それに続い
て、その切断位置からX方向に長さL2 の位置で第1の
被覆体6に皮剥ぎ刃14が切り込まれ、その状態のまま
で被覆線2が皮剥ぎ刃14に対しX方向に少なくとも長
さL2 だけ移動され、第1の被覆体6が剥ぎ取られて長
さL2の芯線部が形成されるとともに、長さL1 の露出
部12が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種電気機器や自動
車用配線などに使用される二重被覆線、つまり芯線に第
1の被覆体を被覆し、さらに前記第1の被覆体に第2の
被覆体を被覆してなる二重被覆線の皮剥方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気機器に使用される高圧ケー
ブルなどの二重被覆線2は、図14に示すように、銅な
どの芯線4にポリエチレンや塩化ビニル樹脂などの絶縁
樹脂からなる第1の被覆体6を被覆し、さらに難燃性や
耐摩耗性を考慮して、その第1の被覆体6に耐摩耗性な
どに優れた絶縁樹脂を第2の被覆体8として被覆してい
る。また、実使用においては、このように構成された二
重被覆線2を適当な長さに切断し、さらに、その端部2
aから第1および第2の被覆体6,8をそれぞれ所定長
さだけ皮剥ぎ刃を用いて剥ぎ取って、端部2aから他方
端方向Xに長さL2 だけ芯線4が露出する芯線部10を
形成するとともに、その芯線部10からX方向に長さL
1 だけ第1の被覆体6が露出する露出部12を形成して
いる。
【0003】従来においては、図14の被覆線2を製造
するために、例えば特開昭60−204206号公報に
記載された装置を用い、以下の手順で皮剥処理を行って
いた。すなわち、図15に示すように、二重被覆線2の
端部2aから方向Xに長さ(L1 +L2 )の位置で皮剥
ぎ刃14を閉成して第2の被覆体8に切り込ませる。そ
して、その状態のままで、測長ローラ16を回転させて
二重被覆線2を方向Xに長さL1 だけ移動させる。これ
により、長さL1 にわたって第1の被覆体6が露出し、
露出部12が形成される(図16)。
【0004】次に、図17に示すように、その位置で皮
剥ぎ刃14をさらに閉成して第1の被覆体6に切り込ま
せる。それに続いて、上記と同様に、測長ローラ16を
回転させて二重被覆線2を方向Xに長さL2 だけ移動さ
せることにより、二重被覆線2の端部2aから長さ(L
1 +L2 )の第2の被覆体8とともに、長さL2 の第1
の被覆体6が同時に剥ぎ取られて芯線4が露出して芯線
部10が形成される(図18)。
【0005】こうした一連の動作により、その端部2a
が適当に皮剥処理された二重被覆線2が製造される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、露出部12を形成するために、皮剥ぎ刃14を第
2の被覆体8に切り込ませた状態のままで、二重被覆線
2を移動させるようにしているので、皮剥ぎ刃14の先
端部と第1の被覆体6との間に摩擦抵抗が生じる。ま
た、第1の被覆体6と第2の被覆体8とは、引抜け防止
等の観点から、弱いながらも相互に密着されている。し
たがって、このような摩擦抵抗や密着性の存在により、
上記の処理を行う際には、二重被覆線2の方向Xへの移
動にともなって第1の被覆体6が(−X)方向に引き伸
ばされる。そして、この状態で、上記のように皮剥ぎ刃
14がさらに閉成されて第1の被覆体6に切り込まれる
と、第1の被覆体6は引き伸ばされた分だけX方向に収
縮し、その結果、例えば図19に示すように露出部12
の長さが所望の長さL1 から長さγだけ短くなる一方、
芯線部10の長さが(L2 +γ)となってしまうという
問題が生じる。
【0007】この発明は、上記課題を解消するためにな
されたもので、高い寸法精度で二重被覆線の端部から被
覆体を剥ぎ取ることができる被覆線の皮剥方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、芯線
に第1の被覆体を被覆し、さらに前記第1の被覆体に第
2の被覆体を被覆してなる二重被覆線の一方端部から前
記第1および第2の被覆体をそれぞれ所定長さだけ皮剥
ぎ刃を用いて剥ぎ取り、前記一方端部から他方端方向に
長さL2 だけ前記芯線が露出する芯線部を形成するとと
もに、その芯線部から前記他方端方向に長さL1 だけ前
記第1の被覆体が露出する露出部を形成する被覆線の皮
剥方法であって、上記目的を達成するために、前記被覆
線の前記一方端部から前記他方端方向に長さ(L1 +L
2 +α;ただし、α>0)の位置で前記第2の被覆体に
前記皮剥ぎ刃を切り込ませ、その状態のままで前記被覆
線を前記皮剥ぎ刃に対し前記他方端方向に長さ(L1 +
L2 )だけ相対移動させた後、前記皮剥ぎ刃で前記被覆
線を切断する第1の工程と、前記切断位置から前記他方
端方向に長さL2 の位置で前記第1の被覆体に前記皮剥
ぎ刃を切り込ませ、その状態のままで前記被覆線を前記
皮剥ぎ刃に対し前記他方端方向に少なくとも長さL2 相
対移動させる第2の工程とを備えている。
【0009】請求項2の発明は、芯線に第1の被覆体を
被覆し、さらに前記第1の被覆体に第2の被覆体を被覆
してなる二重被覆線の一方端部から前記第1および第2
の被覆体をそれぞれ所定長さだけ皮剥ぎ刃を用いて剥ぎ
取り、前記一方端部から他方端方向に長さL2 だけ前記
芯線が露出する芯線部を形成するとともに、その芯線部
から前記他方端方向に長さL1 だけ前記第1の被覆体が
露出する露出部を形成する被覆線の皮剥方法であって、
上記目的を達成するために、前記被覆線の前記一方端部
から前記他方端方向に長さ(L1 +L2 +α+β;ただ
し、α>0,β>0)の位置で前記第2の被覆体に前記
皮剥ぎ刃を切り込ませ、その状態のままで前記被覆線を
前記皮剥ぎ刃に対し前記他方端方向に長さ(L1 +L2
+β)だけ相対移動させた後、前記皮剥ぎ刃で前記被覆
線を切断する第1の工程と、前記第1の工程における切
断位置から前記他方端方向に長さβの位置で前記被覆線
を切断する第2の工程と、前記第2の工程における切断
位置から前記他方端方向に長さL2 の位置で前記第1の
被覆体に前記皮剥ぎ刃を切り込ませ、その状態のままで
前記被覆線を前記皮剥ぎ刃に対し前記他方端方向に少な
くとも長さL2 相対移動させる第3の工程とを備えてい
る。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、被覆線の一方端部から他
方端方向に長さ(L1 +L2 +α;ただし、α>0)の
位置で第2の被覆体に皮剥ぎ刃が切り込まれ、その状態
のままで前記被覆線が前記皮剥ぎ刃に対し前記他方端方
向に長さ(L1 +L2 )だけ相対移動される。そして、
その位置で前記皮剥ぎ刃により前記被覆線が切断され
る。これにより、前記第1の被覆体が(L1 +L2 )か
ら前記第1の被覆体の収縮分(この明細書では“γ“と
している)だけ引いた長さ(L1 +L2 −γ)にわたっ
て露出する。それに続いて、その切断位置から前記他方
端方向に長さL2 の位置で前記第1の被覆体に前記皮剥
ぎ刃が切り込まれ、その状態のままで前記被覆線が前記
皮剥ぎ刃に対し前記他方端方向に少なくとも長さL2 相
対移動され、前記第1の被覆体が剥ぎ取られて長さL2
の芯線部が形成されるとともに、長さL1 の露出部が残
る。
【0011】請求項2の発明では、被覆線の一方端部か
ら他方端方向に長さ(L1 +L2 +α+β;ただし、α
>0,β>0)の位置で第2の被覆体に皮剥ぎ刃が切り
込まれ、その状態のままで前記被覆線が前記皮剥ぎ刃に
対し前記他方端方向に長さ(L1 +L2 +β)だけ相対
移動させた後、前記皮剥ぎ刃により前記被覆線を切断さ
れる。その後、その切断位置から前記他方端方向に長さ
βの位置で前記被覆線が切断される。これにより、前記
第1の被覆体が長さ(L1 +L2 )にわたって露出す
る。それに続いて、その切断位置から前記他方端方向に
長さL2 の位置で前記第1の被覆体に前記皮剥ぎ刃が切
り込まれ、その状態のままで前記被覆線が前記皮剥ぎ刃
に対し前記他方端方向に少なくとも長さL2 だけ相対移
動され、前記第1の被覆体が剥ぎ取られて長さL2 の芯
線部が形成されるとともに、長さL1 の露出部が残る。
【0012】
【実施例】次に、図1ないし図6を参照しつつ第1実施
例を、また図7ないし図13を参照しつつ第2実施例に
ついて説明する。
【0013】なお、この発明にかかる被覆線の皮剥方法
については、従来より周知の被覆線の皮剥装置全般に適
用することができ、以下においては、二重被覆線を長手
方向Xに往復移動可能な測長ローラと、方向Xとほぼ直
交する方向に開閉自在な2枚の皮剥ぎ刃とを図示し、そ
れらの動作とともに実施例にかかる被覆線の皮剥方法を
中心に詳説する。
【0014】A.第1実施例 図1ないし図6は、この発明にかかる被覆線の皮剥方法
の第1実施例を示す図である。まず、二重被覆線2を皮
剥装置の測長ローラ16間に挿通させた後、さらに予め
開成された皮剥ぎ刃14の間を通過させて、二重被覆線
2の端部2aから皮剥ぎ刃14までの距離が長さ(L1
+L2 +α)となる位置で位置決めする(図1)。ただ
し、α>0である。
【0015】この位置決めが完了すると、図2に示すよ
うに、皮剥ぎ刃14を閉成して第2の被覆体8に切り込
ませた後、その状態のままで、測長ローラ16を回転さ
せて二重被覆線2を方向Xに長さ(L1 +L2 )だけ移
動させる。これにより、長さ(L1 +L2 )にわたって
第1の被覆体6が露出する。
【0016】次に、図3の点線で示すように、この位置
で皮剥ぎ刃14を完全に閉成して二重被覆線2を切断
し、先端部20を切り落とす。ここで、上記のように皮
剥ぎ刃14の先端部と第1の被覆体6との間に摩擦抵抗
などが存在することにより、第1の被覆体6は(−X)
方向に引き伸ばされており、上記切断とほぼ同時に、X
方向に収縮し、その結果、長さγだけ短くなり、露出部
12の長さは(L1 +L2 −γ)となる。
【0017】その後、測長ローラ16を逆回転させるこ
とにより、二重被覆線2を(−X)方向に長さL2 だけ
移動させ、二重被覆線2の端部2aからX方向に長さL
2 の位置を皮剥ぎ刃14間に位置決めする(図4)。
【0018】それに続いて、この位置で皮剥ぎ刃14を
閉成して第1の被覆体6に切り込ませた(図5)後、そ
の状態のままで、測長ローラ16を回転させて二重被覆
線2を方向Xに長さL2 あるいはそれ以上の距離だけ移
動させる。これにより、二重被覆線2の端部2aから長
さ(L2 −γ)の被覆片21(6)が剥ぎ取られて長さ
L2 の芯線部10が形成されるとともに、露出部12の
長さがL1 に調整される。
【0019】以上のように、この第1実施例によれば、
まず長さ(L1 +L2 −γ)の露出部12を形成した
後、二重被覆線2の端部2aから長さ(L2 −γ)の第
1の被覆体6を剥ぎ取ることにより、芯線部10および
露出部12を形成するようにしているので、第1の被覆
体6の収縮による影響を受けず、高い寸法精度で二重被
覆線2を製造することができる。
【0020】B.第2実施例 ところで、第2の被覆体8の皮剥処理に伴う第1の被覆
体6の収縮量、つまり長さγが芯線部10の長さL2 よ
りも長くなる場合や長さ(L2 −γ)が非常に短い場合
には、上記第1実施例による皮剥処理が不可能あるいは
困難となる。そこで、長さ(L2 −γ)が十分に大きい
場合はもとより、上記のような場合にも対応することが
できる皮剥方法として、以下に説明する第2実施例にか
かる被覆線の皮剥方法がある。
【0021】図7ないし図13は、この発明にかかる被
覆線の皮剥方法の第2実施例を示す図である。まず、上
記第1実施例と同様に、二重被覆線2を皮剥装置の測長
ローラ16間に挿通させた後、予め開成された皮剥ぎ刃
14の間を通過させて、二重被覆線2の端部2aから皮
剥ぎ刃14までの距離が長さ(L1 +L2 +α+β)と
なる位置で位置決めする(図7)。ただし、α>0,β
>0である。
【0022】この位置決めが完了すると、図8に示すよ
うに、皮剥ぎ刃14を閉成して第2の被覆体8に切り込
ませた後、その状態のままで、測長ローラ16を回転さ
せて二重被覆線2を方向Xに長さ(L1 +L2 +β)だ
け移動させる。これにより、長さ(L1 +L2 +β)に
わたって第1の被覆体6が露出し、露出部12が形成さ
れる。
【0023】次に、図9の点線で示すように、この位置
で皮剥ぎ刃14を完全に閉成して二重被覆線2を切断
し、先端部20を切り落とす。ここで、上記のように皮
剥ぎ刃14の先端部と第1の被覆体6との間に摩擦抵抗
などが存在することにより、第1の被覆体6は(−X)
方向に引き伸ばされており、上記切断とほぼ同時に、X
方向に収縮し、その結果、長さγだけ短くなり、露出部
12の長さは(L1 +L2 +β−γ)となる。
【0024】それに続いて、測長ローラ16を逆回転さ
せ、二重被覆線2を(−X)方向に長さβだけ移動させ
た後、上記と同様に、皮剥ぎ刃14を完全に閉成して二
重被覆線2を切断し、先端部22を切り落とす(図1
0)。これにより、露出部12の長さは(L1 +L2 )
となり、第1の被覆体6の収縮部が完全に除去された状
態となる。
【0025】その後、さらに測長ローラ16により、二
重被覆線2を(−X)方向に長さL2 だけ移動させ、二
重被覆線2の端部2aからX方向に長さL2 の位置を皮
剥ぎ刃14間に位置決めする(図11)。そして、皮剥
ぎ刃14を閉成して第1の被覆体6に切り込ませた(図
12)後、その状態のままで、測長ローラ16を回転さ
せて二重被覆線2を方向Xに長さL2 あるいはそれ以上
の距離だけ移動させて、二重被覆線2の端部2aから長
さL2 の被覆片21(6)を剥ぎ取る(図13)。これ
によって、長さL2 の芯線部10が形成されるととも
に、露出部12の長さがL1 に調整される。
【0026】以上ように、この第2実施例によれば、ま
ず長さ(L1 +L2 +β−γ)の露出部12を形成した
後、二重被覆線2の端部2aから長さβにわたって切断
除去することにより、第1の被覆体6の収縮部を完全に
除去した上で、その切断後の二重被覆線2の端部2aか
ら長さL2 の第1の被覆体6を剥ぎ取ることにより、芯
線部10および露出部12を形成するようにしているの
で、長さγが露出部12の長さL2 よりも長くなるなど
の場合であっても、第1の被覆体6の収縮による影響を
受けず、高い寸法精度で二重被覆線2を製造することが
できる。
【0027】なお、上記実施例では、測長ローラ16に
より二重被覆線2をX方向あるいは(−X)方向に移動
させるようにしているが、二重被覆線2を移動させる代
わりに、皮剥ぎ刃14をX方向に移動させる、あるいは
両者とも移動させるようにしてもよい。要は、皮剥処理
を行う際に、皮剥ぎ刃14を切り込んだ状態のままで二
重被覆線2を皮剥ぎ刃14に対しX方向あるいは(−
X)方向に相対移動させるようにすればよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第2
の被覆体の皮剥処理に伴う第1の被覆体の収縮の影響を
排除した後で、第1の被覆体を剥ぎ取るようにしている
ので、高い寸法精度で二重被覆線の端部から第1および
第2の被覆体を剥ぎ取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第1実施
例を示す図である。
【図2】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第1実施
例を示す図である。
【図3】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第1実施
例を示す図である。
【図4】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第1実施
例を示す図である。
【図5】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第1実施
例を示す図である。
【図6】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第1実施
例を示す図である。
【図7】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第2実施
例を示す図である。
【図8】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第2実施
例を示す図である。
【図9】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第2実施
例を示す図である。
【図10】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第2実
施例を示す図である。
【図11】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第2実
施例を示す図である。
【図12】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第2実
施例を示す図である。
【図13】この発明にかかる被覆線の皮剥方法の第2実
施例を示す図である。
【図14】この発明の背景となる二重被覆線の構成を示
す図である。
【図15】従来の被覆線の皮剥方法を示す図である。
【図16】従来の被覆線の皮剥方法を示す図である。
【図17】従来の被覆線の皮剥方法を示す図である。
【図18】従来の被覆線の皮剥方法を示す図である。
【図19】従来の被覆線の皮剥方法により製造された二
重被覆線を示す図である。
【符号の説明】
2 二重被覆線 2a 端部 4 芯線 6 第1の被覆体 8 第2の被覆体 10 芯線部 12 露出部 14 皮剥ぎ刃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯線に第1の被覆体を被覆し、さらに前
    記第1の被覆体に第2の被覆体を被覆してなる二重被覆
    線の一方端部から前記第1および第2の被覆体をそれぞ
    れ所定長さだけ皮剥ぎ刃を用いて剥ぎ取り、前記一方端
    部から他方端方向に長さL2 だけ前記芯線が露出する芯
    線部を形成するとともに、その芯線部から前記他方端方
    向に長さL1 だけ前記第1の被覆体が露出する露出部を
    形成する被覆線の皮剥方法であって、 前記被覆線の前記一方端部から前記他方端方向に長さ
    (L1 +L2 +α;ただし、α>0)の位置で前記第2
    の被覆体に前記皮剥ぎ刃を切り込ませ、その状態のまま
    で前記被覆線を前記皮剥ぎ刃に対し前記他方端方向に長
    さ(L1 +L2 )だけ相対移動させた後、前記皮剥ぎ刃
    で前記被覆線を切断する第1の工程と、 前記切断位置から前記他方端方向に長さL2 の位置で前
    記第1の被覆体に前記皮剥ぎ刃を切り込ませ、その状態
    のままで前記被覆線を前記皮剥ぎ刃に対し前記他方端方
    向に少なくとも長さL2 相対移動させる第2の工程とを
    備えた被覆線の皮剥方法。
  2. 【請求項2】 芯線に第1の被覆体を被覆し、さらに前
    記第1の被覆体に第2の被覆体を被覆してなる二重被覆
    線の一方端部から前記第1および第2の被覆体をそれぞ
    れ所定長さだけ皮剥ぎ刃を用いて剥ぎ取り、前記一方端
    部から他方端方向に長さL2 だけ前記芯線が露出する芯
    線部を形成するとともに、その芯線部から前記他方端方
    向に長さL1 だけ前記第1の被覆体が露出する露出部を
    形成する被覆線の皮剥方法であって、 前記被覆線の前記一方端部から前記他方端方向に長さ
    (L1 +L2 +α+β;ただし、α>0,β>0)の位
    置で前記第2の被覆体に前記皮剥ぎ刃を切り込ませ、そ
    の状態のままで前記被覆線を前記皮剥ぎ刃に対し前記他
    方端方向に長さ(L1 +L2 +β)だけ相対移動させた
    後、前記皮剥ぎ刃で前記被覆線を切断する第1の工程
    と、 前記第1の工程における切断位置から前記他方端方向に
    長さβの位置で前記被覆線を切断する第2の工程と、 前記第2の工程における切断位置から前記他方端方向に
    長さL2 の位置で前記第1の被覆体に前記皮剥ぎ刃を切
    り込ませ、その状態のままで前記被覆線を前記皮剥ぎ刃
    に対し前記他方端方向に少なくとも長さL2 相対移動さ
    せる第3の工程とを備えた被覆線の皮剥方法。
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