JPH07309720A - 爪ラッカー組成物 - Google Patents
爪ラッカー組成物Info
- Publication number
- JPH07309720A JPH07309720A JP5290625A JP29062593A JPH07309720A JP H07309720 A JPH07309720 A JP H07309720A JP 5290625 A JP5290625 A JP 5290625A JP 29062593 A JP29062593 A JP 29062593A JP H07309720 A JPH07309720 A JP H07309720A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nail
- nail lacquer
- lacquer composition
- composition
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/81—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
- A61K8/8105—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- A61K8/8117—Homopolymers or copolymers of aromatic olefines, e.g. polystyrene; Compositions of derivatives of such polymers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q3/00—Manicure or pedicure preparations
- A61Q3/02—Nail coatings
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 粘着性および耐久性が増加した爪光沢剤組成
物を提供する。 【構成】 ヒドロキシルで置換された芳香性基を含む組
成物、特定すれば、ヒドロキシルで置換された芳香性基
を含む蛋白質粘着性ポリマーを含む組成物。
物を提供する。 【構成】 ヒドロキシルで置換された芳香性基を含む組
成物、特定すれば、ヒドロキシルで置換された芳香性基
を含む蛋白質粘着性ポリマーを含む組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着性および耐久性が
増加した爪光沢剤組成物に関する。
増加した爪光沢剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術】異なるポリマーを含有するさまざまな処方
が、つやを有する粘着性爪コーティングの製造に関する
分野において知られている。典型的には、ニトロセルロ
ース、ポリマー樹脂、溶剤および色素を含むフィルム形
成組成物がある。これら組成物は他の物質、例えば、日
焼け止め、脂肪、ゼラチン、ビタミンおよび蛋白質加水
分解物と共に適用される。
が、つやを有する粘着性爪コーティングの製造に関する
分野において知られている。典型的には、ニトロセルロ
ース、ポリマー樹脂、溶剤および色素を含むフィルム形
成組成物がある。これら組成物は他の物質、例えば、日
焼け止め、脂肪、ゼラチン、ビタミンおよび蛋白質加水
分解物と共に適用される。
【0003】爪光沢剤に共通のいくつかの制限が存在す
る。もっとも重要な制限のひとつは、光沢剤の制限され
た弾力(circumscribed resilie
nce)および粘着性である。即ち、慣用的な光沢剤
は、ひびが入ったり剥がれたりすることに敏感であり;
しばしば光沢剤は塗ってから2日の範囲でもはや化粧品
として機能しなくなり、塗り替えなければならない。耐
久性の増加は多層光沢剤を用いるか、または高価で時間
がかかり、そして光沢剤を乾燥および/または硬化させ
るために特定の装置を必要とする特定された多層光沢剤
を購入することにより達成できる。
る。もっとも重要な制限のひとつは、光沢剤の制限され
た弾力(circumscribed resilie
nce)および粘着性である。即ち、慣用的な光沢剤
は、ひびが入ったり剥がれたりすることに敏感であり;
しばしば光沢剤は塗ってから2日の範囲でもはや化粧品
として機能しなくなり、塗り替えなければならない。耐
久性の増加は多層光沢剤を用いるか、または高価で時間
がかかり、そして光沢剤を乾燥および/または硬化させ
るために特定の装置を必要とする特定された多層光沢剤
を購入することにより達成できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多くの慣用爪光沢剤の
粘着特性はニトロセルロース(慣用光沢剤において素と
なるフィルム形成剤)の蛋白質への親和性の機能である
と信じられている。当業界において、単一であって異常
な耐久性および高いつやの特徴を保持して適用されう
る、粘着性の増加した光沢剤の要求がある。
粘着特性はニトロセルロース(慣用光沢剤において素と
なるフィルム形成剤)の蛋白質への親和性の機能である
と信じられている。当業界において、単一であって異常
な耐久性および高いつやの特徴を保持して適用されう
る、粘着性の増加した光沢剤の要求がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、耐久性
およびつやのある、改良された粘着性を有する爪光沢剤
を提供することである。
およびつやのある、改良された粘着性を有する爪光沢剤
を提供することである。
【0006】この目的は、少なくともひとつ以上のヒド
ロキシル基により芳香性モイエティが置換された芳香性
モノマーユニットからなる蛋白質粘着性ポリマーを含む
爪ラッカー組成物により満足される。
ロキシル基により芳香性モイエティが置換された芳香性
モノマーユニットからなる蛋白質粘着性ポリマーを含む
爪ラッカー組成物により満足される。
【0007】本発明の発見は、芳香性ヒドロキシルモイ
エティを含む化合物が爪ラッカーの好ましい成分である
こと、そして特に、ヒドロキシルで置換された芳香性モ
イエティを含む蛋白質粘着性ポリマーが爪光沢剤に含ま
れることにより、爪に塗られたときに改良された粘着性
および耐久性並びに高度のつやを有する組成物が生成さ
れることである。このような蛋白質粘着性ポリマーは、
芳香性モイエティが少なくともひとつのヒドロキシル基
により置換された、好ましい比率の芳香性モノマーユニ
ットを含む。該ヒドロキシル基のpKは通常11以下で
ある。
エティを含む化合物が爪ラッカーの好ましい成分である
こと、そして特に、ヒドロキシルで置換された芳香性モ
イエティを含む蛋白質粘着性ポリマーが爪光沢剤に含ま
れることにより、爪に塗られたときに改良された粘着性
および耐久性並びに高度のつやを有する組成物が生成さ
れることである。このような蛋白質粘着性ポリマーは、
芳香性モイエティが少なくともひとつのヒドロキシル基
により置換された、好ましい比率の芳香性モノマーユニ
ットを含む。該ヒドロキシル基のpKは通常11以下で
ある。
【0008】本発明の芳香性モノマーユニットは、共鳴
に安定な結合環システムを有する化学構造である。共鳴
に安定な結合環構造は平面が好ましい。芳香性モイエテ
ィはフェニル基が好ましい。適切な芳香性モノマーユニ
ットは、ヒドロキシフェニル含有基、特にパラ−ヒドロ
キシフェニル基を含む。ヒドロキシル化された芳香性モ
イエティは、典型的にはポリマーの一部として欠くこと
のできない部分であり、かつ、ポリマーの主鎖に共有結
合しているが、イオン相互作用または強固な非共有相互
作用、例えば、疎水性スタッキング相互作用により、ポ
リマーに結合してよい。
に安定な結合環システムを有する化学構造である。共鳴
に安定な結合環構造は平面が好ましい。芳香性モイエテ
ィはフェニル基が好ましい。適切な芳香性モノマーユニ
ットは、ヒドロキシフェニル含有基、特にパラ−ヒドロ
キシフェニル基を含む。ヒドロキシル化された芳香性モ
イエティは、典型的にはポリマーの一部として欠くこと
のできない部分であり、かつ、ポリマーの主鎖に共有結
合しているが、イオン相互作用または強固な非共有相互
作用、例えば、疎水性スタッキング相互作用により、ポ
リマーに結合してよい。
【0009】芳香性モイエティ上の置換またはポリマー
の蛋白質結合特性を実質的に損なわないポリマー主鎖上
の置換は記載されており(U.S.S.N.732,4
87号)、またこれらおよび同様の修飾は塗られるラッ
カーの修飾(modulating)特性に有用であ
る。このような特性は、弾力、つや、または塗りやすさ
を含む。同様に、塗られていないラッカーは、所望の溶
剤中の溶解性、組成の容易さ、または酸化または分解に
対する耐性等の点で修飾されうる。ヒドロキシル置換芳
香性モイエティを含むポリマーはコポリマー、例えば、
ランダムコポリマー、ブロックコポリマー、またはグラ
フトコポリマーでありうる。そのようなポリマーに含ま
れる好ましいモノマーは4−ヒドロキシスチレンであ
る。
の蛋白質結合特性を実質的に損なわないポリマー主鎖上
の置換は記載されており(U.S.S.N.732,4
87号)、またこれらおよび同様の修飾は塗られるラッ
カーの修飾(modulating)特性に有用であ
る。このような特性は、弾力、つや、または塗りやすさ
を含む。同様に、塗られていないラッカーは、所望の溶
剤中の溶解性、組成の容易さ、または酸化または分解に
対する耐性等の点で修飾されうる。ヒドロキシル置換芳
香性モイエティを含むポリマーはコポリマー、例えば、
ランダムコポリマー、ブロックコポリマー、またはグラ
フトコポリマーでありうる。そのようなポリマーに含ま
れる好ましいモノマーは4−ヒドロキシスチレンであ
る。
【0010】蛋白質はチロシン残基の形態でヒドロキシ
ル置換芳香性モイエティを含むが、通常、蛋白質は本発
明のフィルム形成組成物上で好ましい粘着性および耐久
性を付与しない。同様な説明として、通常の蛋白質、即
ち、爪ラッカーの粘着性および耐久性が増加した対象物
から特に選択されたものでない蛋白質は、限られたチロ
シン率を有し、そしてそのようなチロシン残基は一般的
に溶剤に接近不可能であり、即ち、粘着性相互作用に関
与できない。チロシンを含むペプチドは、しかしなが
ら、海洋軟体動物の天然に生じる粘着性分泌に基づくペ
プチドの粘着性により例示されるように、本発明の目的
のためにデザインまたは選択されれば、粘着性になりう
る。
ル置換芳香性モイエティを含むが、通常、蛋白質は本発
明のフィルム形成組成物上で好ましい粘着性および耐久
性を付与しない。同様な説明として、通常の蛋白質、即
ち、爪ラッカーの粘着性および耐久性が増加した対象物
から特に選択されたものでない蛋白質は、限られたチロ
シン率を有し、そしてそのようなチロシン残基は一般的
に溶剤に接近不可能であり、即ち、粘着性相互作用に関
与できない。チロシンを含むペプチドは、しかしなが
ら、海洋軟体動物の天然に生じる粘着性分泌に基づくペ
プチドの粘着性により例示されるように、本発明の目的
のためにデザインまたは選択されれば、粘着性になりう
る。
【0011】本発明の物質は、溶液またはエマルジョン
として処方され、そしてその一次的活性成分として、上
記ヒドロキシル類似芳香性モイエティを含む。ひとつま
たはそれ以上の希釈剤を含み、そして他のポリマー、可
塑剤、防腐剤、増粘剤、染料、表面調節剤、乳化剤、無
機イオン、および蛋白質様物質、例えば、アミノ酸、蛋
白質およびペプチドも含みうる。典型的に、処方は、ポ
リマーが溶解性の状態で有機溶剤または溶剤混合物中で
処方される。適切な有機溶剤は、エタノール、エトキシ
エタノール、イソプロパノール、酢酸ブチル、酢酸エチ
ルおよびアセトンを含む。他の溶剤および溶剤混合物
は、当業界において明らかである。本発明の光沢剤組成
物は、典型的には、本発明のヒドロキシル置換芳香性モ
イエティを含むポリマーを10重量%から40重量%で
含む。固体含有率が高い組成物は一回の適用でつやのあ
るなめらかな爪コーティングを生じうる。該固体含有率
および光沢剤の粘度は、ポリマーの大きさおよび溶剤組
成を変更することにより制御されうる。ポリマーの分子
量が低ければ低いほど、標準化された粘度の光沢剤に関
して達成されうる固体含有率は高くなる。
として処方され、そしてその一次的活性成分として、上
記ヒドロキシル類似芳香性モイエティを含む。ひとつま
たはそれ以上の希釈剤を含み、そして他のポリマー、可
塑剤、防腐剤、増粘剤、染料、表面調節剤、乳化剤、無
機イオン、および蛋白質様物質、例えば、アミノ酸、蛋
白質およびペプチドも含みうる。典型的に、処方は、ポ
リマーが溶解性の状態で有機溶剤または溶剤混合物中で
処方される。適切な有機溶剤は、エタノール、エトキシ
エタノール、イソプロパノール、酢酸ブチル、酢酸エチ
ルおよびアセトンを含む。他の溶剤および溶剤混合物
は、当業界において明らかである。本発明の光沢剤組成
物は、典型的には、本発明のヒドロキシル置換芳香性モ
イエティを含むポリマーを10重量%から40重量%で
含む。固体含有率が高い組成物は一回の適用でつやのあ
るなめらかな爪コーティングを生じうる。該固体含有率
および光沢剤の粘度は、ポリマーの大きさおよび溶剤組
成を変更することにより制御されうる。ポリマーの分子
量が低ければ低いほど、標準化された粘度の光沢剤に関
して達成されうる固体含有率は高くなる。
【0012】本発明のホモポリマーにより形成されたフ
ィルムはもろくなりやすく、そしてひびが入りやすい。
この困難は、ラッカー処方中に可塑剤を含ませることに
より克服できる。適切な可塑剤は、当業界において公知
であるもの、例えば、置換されたフタレートおよびアジ
ペート、アルコール脂肪酸エステルおよびヒマシ油を含
む。本発明の可塑剤フィルムに適切な他の物質は、ポリ
アルキレングリコールエステル、C8および鎖の長いア
ルコールおよび2400以下の公称分子量のポリブタジ
エン酸化物を含む。可塑剤は典型的には、光沢剤の5−
40%総固体含有率の量で加えられる。他のフィルム形
成樹脂を上記爪光沢剤処方中に加えてよい。例として
は、ニトロセルロースおよびトルエンスルフォンアミド
/フォルムアミド樹脂を含む。本発明は以下の実施例に
より例示されるが、これら実施例により限定されるもの
ではない。
ィルムはもろくなりやすく、そしてひびが入りやすい。
この困難は、ラッカー処方中に可塑剤を含ませることに
より克服できる。適切な可塑剤は、当業界において公知
であるもの、例えば、置換されたフタレートおよびアジ
ペート、アルコール脂肪酸エステルおよびヒマシ油を含
む。本発明の可塑剤フィルムに適切な他の物質は、ポリ
アルキレングリコールエステル、C8および鎖の長いア
ルコールおよび2400以下の公称分子量のポリブタジ
エン酸化物を含む。可塑剤は典型的には、光沢剤の5−
40%総固体含有率の量で加えられる。他のフィルム形
成樹脂を上記爪光沢剤処方中に加えてよい。例として
は、ニトロセルロースおよびトルエンスルフォンアミド
/フォルムアミド樹脂を含む。本発明は以下の実施例に
より例示されるが、これら実施例により限定されるもの
ではない。
【0013】
実施例1 ポリ(4−ヒドロキシスチレン)(分子量108,00
0)を150mg/mlの濃度で、エタノール含有0.
01M MgCl2に溶解し、爪に塗った。乾燥は2分
以内に終わり、鮮明で、硬く、つやがあり、そして爪に
ひびが入ったりはがれなかった。完成物にひびが入った
り削られることなく、爪を切り、挟み、またはやするこ
とができた。24時間後、爪の根元の部分でいくつかの
ひびが明らかになった。にもかかわらず、ひびが入った
り削られることなく、同時に、爪を切ること、挟むこ
と、またはやすることができた。
0)を150mg/mlの濃度で、エタノール含有0.
01M MgCl2に溶解し、爪に塗った。乾燥は2分
以内に終わり、鮮明で、硬く、つやがあり、そして爪に
ひびが入ったりはがれなかった。完成物にひびが入った
り削られることなく、爪を切り、挟み、またはやするこ
とができた。24時間後、爪の根元の部分でいくつかの
ひびが明らかになった。にもかかわらず、ひびが入った
り削られることなく、同時に、爪を切ること、挟むこ
と、またはやすることができた。
【0014】実施例2 ポリ(4−ヒドロキシスチレン)を150mg/mlの
濃度で、エタノール含有1% 2−エチル−1,3−ヘ
キサンジオールに溶解し、指の爪に塗った。乾燥は2分
以内に終わり、鮮明で、硬く、つやがあり、そして爪に
ひびが入ったりはがれなかった。完成物にひびが入った
り削られることなく、爪を切り、挟み、またはやするこ
とができた。48時間後、爪の根元の部分でいくつかの
ひびが明らかになった。慣用的爪光沢剤は、塗ってから
24時間から48時間の間に爪の根元の部分で容易には
がれ、そして先端が削れた。
濃度で、エタノール含有1% 2−エチル−1,3−ヘ
キサンジオールに溶解し、指の爪に塗った。乾燥は2分
以内に終わり、鮮明で、硬く、つやがあり、そして爪に
ひびが入ったりはがれなかった。完成物にひびが入った
り削られることなく、爪を切り、挟み、またはやするこ
とができた。48時間後、爪の根元の部分でいくつかの
ひびが明らかになった。慣用的爪光沢剤は、塗ってから
24時間から48時間の間に爪の根元の部分で容易には
がれ、そして先端が削れた。
【0015】実施例3 ポリ(4−ヒドロキシスチレン)を100mg/mlの
濃度で、アセトン含有10%プルロニック(Pluro
nic)F68に溶解し、指の爪に塗った。乾燥は1分
以内に終わり、鮮明で、硬く、つやがあり、そして爪に
ひびが入ったりはがれなかった。完成物にひびが入った
り削られることなく、爪を切り、挟み、またはやするこ
とができた。48時間後、爪の根元の部分でいくつかの
ひびが明らかになった。
濃度で、アセトン含有10%プルロニック(Pluro
nic)F68に溶解し、指の爪に塗った。乾燥は1分
以内に終わり、鮮明で、硬く、つやがあり、そして爪に
ひびが入ったりはがれなかった。完成物にひびが入った
り削られることなく、爪を切り、挟み、またはやするこ
とができた。48時間後、爪の根元の部分でいくつかの
ひびが明らかになった。
【0016】実施例4 ポリ(4−ヒドロキシスチレン)を200mg/mlの
濃度で、n−ブチル酢酸/イソプロパノール(9:1)
に溶解した。酸化ポリブタジエンを80mg/mlの濃
度で上記溶液に加えた。乾燥は15分以内に終わり、鮮
明で、硬く、非常につやがあり、そして爪にひびが入っ
たりはがれなかった。完成物にひびが入ったり削られる
ことなく、爪を切り、挟み、またはやすることができ
た。72時間後、爪の根元の部分でいくつかのひびが明
らかになった。
濃度で、n−ブチル酢酸/イソプロパノール(9:1)
に溶解した。酸化ポリブタジエンを80mg/mlの濃
度で上記溶液に加えた。乾燥は15分以内に終わり、鮮
明で、硬く、非常につやがあり、そして爪にひびが入っ
たりはがれなかった。完成物にひびが入ったり削られる
ことなく、爪を切り、挟み、またはやすることができ
た。72時間後、爪の根元の部分でいくつかのひびが明
らかになった。
【0017】実施例5 ポリ(4−ヒドロキシスチレン)を200mg/mlの
濃度で、n−ブチル酢酸/イソプロパノール(9:1)
に溶解した。ジ−n−ブチルテレフタレートを40mg
/mlの濃度で上記溶液に加えた。D&C Red27
アルミニウムレーキを1mg/mlの濃度で上記溶液に
加え、そして均一になるまで混合した。その結果得られ
た粘性溶液を爪に塗った。完成物は、滑らかで、硬く、
非常につやがあり、そして少なくとも5日間は爪にひび
が入ったりはがれなかった。
濃度で、n−ブチル酢酸/イソプロパノール(9:1)
に溶解した。ジ−n−ブチルテレフタレートを40mg
/mlの濃度で上記溶液に加えた。D&C Red27
アルミニウムレーキを1mg/mlの濃度で上記溶液に
加え、そして均一になるまで混合した。その結果得られ
た粘性溶液を爪に塗った。完成物は、滑らかで、硬く、
非常につやがあり、そして少なくとも5日間は爪にひび
が入ったりはがれなかった。
【0018】実施例6 ポリ(4−ヒドロキシスチレン)を200mg/mlの
濃度で、n−ブチル酢酸/イソプロパノール(1:1)
に溶解した。ジ−n−ブチルテレフタレートを40mg
/mlの濃度で上記溶液に加えた。その結果得られた粘
性溶液を単一層で爪に塗った。乾燥は15分以内に終わ
り、鮮明で、硬く、滑らかで、非常につやがあり、そし
て少なくとも5日間は爪にひびが入ったりはがれなかっ
た。
濃度で、n−ブチル酢酸/イソプロパノール(1:1)
に溶解した。ジ−n−ブチルテレフタレートを40mg
/mlの濃度で上記溶液に加えた。その結果得られた粘
性溶液を単一層で爪に塗った。乾燥は15分以内に終わ
り、鮮明で、硬く、滑らかで、非常につやがあり、そし
て少なくとも5日間は爪にひびが入ったりはがれなかっ
た。
【0019】実施例7 ポリ(4−ヒドロキシスチレン)を250mg/mlの
濃度で、トルエン/n−ブチル酢酸/エタノール/水
(100:500:190:10,v/v)に溶解し
た。ジ−n−ブチルテレフタレートおよびポリエチレン
グリコール(600)−ジベンゾエートを各々40mg
/mlの濃度で上記溶液に加えた。D&CRed27
#7カルシウムレーキを10mg/mlの濃度で上記溶
液に加えた。その結果得られた粘性溶液を単一層で爪に
塗った。乾燥は手で触ったところ10分以内に終わり、
鮮明で、硬く、滑らかで、非常につやがあった。
濃度で、トルエン/n−ブチル酢酸/エタノール/水
(100:500:190:10,v/v)に溶解し
た。ジ−n−ブチルテレフタレートおよびポリエチレン
グリコール(600)−ジベンゾエートを各々40mg
/mlの濃度で上記溶液に加えた。D&CRed27
#7カルシウムレーキを10mg/mlの濃度で上記溶
液に加えた。その結果得られた粘性溶液を単一層で爪に
塗った。乾燥は手で触ったところ10分以内に終わり、
鮮明で、硬く、滑らかで、非常につやがあった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・シード アメリカ合衆国メリーランド州21043,エ リコット・シティ,ハースストーン・ロー ド 3222 (72)発明者 ブライアン・シード アメリカ合衆国マサチューセッツ州02114, ボストン,ジョイ・ストリート 47エイ
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくともひとつのヒドロキシル基によ
り芳香性モイエティが置換された芳香性モノマーユニッ
トからなる蛋白質粘着性ポリマーを含む、改良された耐
久性および粘着性を有する爪ラッカー組成物。 - 【請求項2】 上記蛋白質粘着性ポリマーがヒドロキシ
フェニル基である、請求項1記載の爪ラッカー組成物。 - 【請求項3】 上記蛋白質粘着性ポリマーがエチルヒド
ロキシフェニル基である、請求項1記載の爪ラッカー組
成物。 - 【請求項4】 上記蛋白質粘着性ポリマーがポリ(4−
ヒドロキシスチレン)である、請求項1記載の爪ラッカ
ー組成物。 - 【請求項5】 上記蛋白質粘着性ポリマーがパラ−ヒド
ロキシフェニル基である、請求項1記載の爪ラッカー組
成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US98109492A | 1992-11-24 | 1992-11-24 | |
US981094 | 1992-11-24 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07309720A true JPH07309720A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=25528104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5290625A Pending JPH07309720A (ja) | 1992-11-24 | 1993-11-19 | 爪ラッカー組成物 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5547660A (ja) |
EP (1) | EP0605951B1 (ja) |
JP (1) | JPH07309720A (ja) |
AT (1) | ATE181659T1 (ja) |
DE (1) | DE69325501T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003501372A (ja) * | 1999-06-09 | 2003-01-14 | ロレアル | 水不溶性芳香族ポリマーに対する水性キャリア系 |
JP2007039456A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | L'oreal Sa | ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックポリマーを含むマニキュア |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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