JPH07309484A - テープ巻取り装置 - Google Patents
テープ巻取り装置Info
- Publication number
- JPH07309484A JPH07309484A JP12457394A JP12457394A JPH07309484A JP H07309484 A JPH07309484 A JP H07309484A JP 12457394 A JP12457394 A JP 12457394A JP 12457394 A JP12457394 A JP 12457394A JP H07309484 A JPH07309484 A JP H07309484A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- tape
- supply roller
- tape body
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/513—Modifying electric properties
- B65H2301/5133—Removing electrostatic charge
Landscapes
- Winding Of Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 広幅のウエブから分断された細幅のテープ体
の一群を、より速い巻取り速度で、しかも常に整然と巻
き取れるようにする。 【構成】 広幅のウエブＷをカッター４で細幅に分断す
る。カッター４の間近に供給ローラ６を配置し、分断さ
れたテープ体Ｔをガイドローラ５を介して供給ローラ６
へ送給する。供給ローラ６に外接するテープロール８ａ
でテープ体Ｔを巻き取る。供給ローラ６をサクションロ
ーラにし、供給ローラ６とテープ体Ｔとの間にかみ込も
うとする空気を排除する。さらに、テープ体Ｔは、供給
ローラ６にて吸着保持した状態下で送給する。
の一群を、より速い巻取り速度で、しかも常に整然と巻
き取れるようにする。 【構成】 広幅のウエブＷをカッター４で細幅に分断す
る。カッター４の間近に供給ローラ６を配置し、分断さ
れたテープ体Ｔをガイドローラ５を介して供給ローラ６
へ送給する。供給ローラ６に外接するテープロール８ａ
でテープ体Ｔを巻き取る。供給ローラ６をサクションロ
ーラにし、供給ローラ６とテープ体Ｔとの間にかみ込も
うとする空気を排除する。さらに、テープ体Ｔは、供給
ローラ６にて吸着保持した状態下で送給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、広幅のシートあるいは
フィルムなどのウエブから分断された細幅ウエブ（以下
テープ体という）の一群を巻き取るためのテープ巻取り
装置に関する。
フィルムなどのウエブから分断された細幅ウエブ（以下
テープ体という）の一群を巻き取るためのテープ巻取り
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】分断されたテープ体の一群を整然と巻き
取るには、テープ体をテープロールに送給案内する最終
段階において、テープ体の幅方向位置を常に一定にして
おく必要がある。こうした要請を満たすために、例えば
特開昭６２−３１６４５号公報においては、ローラの両
側に鍔を張り出した鍔付ローラでタッチローラを形成
し、その鍔部がテープロールの周側面に外接する状態で
テープ体を送給案内している。また、特開平５−４９７
５２号公報においては、テープ体を前置ローラとタッチ
ローラとを介してテープロールへ送給案内し、前置ロー
ラのローラ周面をクラウン形状にして、テープ体の自己
調心作用で横ずれを矯正している。
取るには、テープ体をテープロールに送給案内する最終
段階において、テープ体の幅方向位置を常に一定にして
おく必要がある。こうした要請を満たすために、例えば
特開昭６２−３１６４５号公報においては、ローラの両
側に鍔を張り出した鍔付ローラでタッチローラを形成
し、その鍔部がテープロールの周側面に外接する状態で
テープ体を送給案内している。また、特開平５−４９７
５２号公報においては、テープ体を前置ローラとタッチ
ローラとを介してテープロールへ送給案内し、前置ロー
ラのローラ周面をクラウン形状にして、テープ体の自己
調心作用で横ずれを矯正している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】鍔付ローラを用いるテ
ープ巻取り装置では、横ずれを矯正する際にテープ体の
側縁が鍔部で傷付けられることがある。テープ体が薄く
て軟らかい場合には、矯正作用が得られずに側縁が折り
込まれてしまうおそれもある。周面形状をクラウン状に
したローラを用いるテープ巻取り装置では、テープ体が
適正に位置決めされるのに若干の時間を要し、タイムラ
グを避けることができないので、高速度での巻き取りに
不向きである。とくに、横ずれ量が大きい場合には、テ
ープ体が幅方向両方へ調心移動しながら適正位置へ収斂
するのを待つ必要がある。
ープ巻取り装置では、横ずれを矯正する際にテープ体の
側縁が鍔部で傷付けられることがある。テープ体が薄く
て軟らかい場合には、矯正作用が得られずに側縁が折り
込まれてしまうおそれもある。周面形状をクラウン状に
したローラを用いるテープ巻取り装置では、テープ体が
適正に位置決めされるのに若干の時間を要し、タイムラ
グを避けることができないので、高速度での巻き取りに
不向きである。とくに、横ずれ量が大きい場合には、テ
ープ体が幅方向両方へ調心移動しながら適正位置へ収斂
するのを待つ必要がある。
【０００４】上記の従来装置は、いずれも磁気テープの
製造に適用されており、分断用のカッターからテープロ
ールに至る間のテープ体の移行経路が長いために、移行
経路の終段においてテープ体が横ずれを生じていた。こ
れを防ぐには、カッターで分断された直後の、横ずれし
ていない状態のテープ体を巻き取ればよい。本発明者は
上記の考え方をもとに図２に示すテープ巻取り装置を試
作した。連続送給される広幅のウエブＷを回転型のカッ
ター４で細幅に分断し、分断直後のテープ体Ｔをガイド
ローラ５を介して大径の供給ローラ６へと送給し、供給
ローラ６の周面に外接する左右二群の巻芯８でテープ体
Ｔを巻き取る形式である。当然、ガイドローラ５と供給
ローラ６はカッター４の近傍に配置する。
製造に適用されており、分断用のカッターからテープロ
ールに至る間のテープ体の移行経路が長いために、移行
経路の終段においてテープ体が横ずれを生じていた。こ
れを防ぐには、カッターで分断された直後の、横ずれし
ていない状態のテープ体を巻き取ればよい。本発明者は
上記の考え方をもとに図２に示すテープ巻取り装置を試
作した。連続送給される広幅のウエブＷを回転型のカッ
ター４で細幅に分断し、分断直後のテープ体Ｔをガイド
ローラ５を介して大径の供給ローラ６へと送給し、供給
ローラ６の周面に外接する左右二群の巻芯８でテープ体
Ｔを巻き取る形式である。当然、ガイドローラ５と供給
ローラ６はカッター４の近傍に配置する。
【０００５】上記の試作装置によれば、テープ体Ｔをこ
れが横ずれする前に巻き取れる。しかし、テープ体Ｔの
移行速度を増加すると、テープ体Ｔと供給ローラ６との
間に空気をかみ込み、テープ体Ｔが供給ローラ６の周面
上で横ずれを生じて、テープロールを整然と巻き上げら
れないことが改めて判った。
れが横ずれする前に巻き取れる。しかし、テープ体Ｔの
移行速度を増加すると、テープ体Ｔと供給ローラ６との
間に空気をかみ込み、テープ体Ｔが供給ローラ６の周面
上で横ずれを生じて、テープロールを整然と巻き上げら
れないことが改めて判った。
【０００６】そこで本発明の目的は、広幅のウエブから
分断された一群のテープ体を、巻層の密度がばらついた
り、ロール側面に凹凸を生じるなどの巻不良を生じるこ
となく、常に整然と巻き取れるテープ巻取り装置を得る
にある。本発明の他の目的は、分断された直後で横ずれ
を生じる前のテープ体を高速度で巻き取れるテープ巻取
り装置を得るにある。
分断された一群のテープ体を、巻層の密度がばらついた
り、ロール側面に凹凸を生じるなどの巻不良を生じるこ
となく、常に整然と巻き取れるテープ巻取り装置を得る
にある。本発明の他の目的は、分断された直後で横ずれ
を生じる前のテープ体を高速度で巻き取れるテープ巻取
り装置を得るにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のテープ巻取り装
置は、原反ロール１から繰り出された広幅のウエブＷ
を、回転駆動される供給ローラ６に移行案内するローラ
群を備えている。ローラ群の終段には、ウエブＷを細幅
に分断するカッター４と、分断されたテープ体Ｔを供給
ローラ６へ移行案内するガイドローラ５とを設ける。供
給ローラ６の周面に常時外接する状態でテープ体Ｔを巻
き取る巻芯８の一群を巻取軸７に設ける。巻取軸７は、
供給ローラ６に対して接離可能に支持する。かくして供
給ローラ６は、個々のテープ体Ｔをローラ周面に吸着し
た状態で送給案内するサクションローラで構成したもの
である。具体的には、供給ローラ６の周面二個所に、一
対の巻取軸７・７を配置し、各巻取軸７に巻芯８の一群
を一定間隔置きに設ける。供給ローラ６の周面上で隣接
するテープ体Ｔを前記一群の巻芯８で交互に巻き取る。
供給ローラ６は、ローラ内部を縦通する吸引通路１２
と、吸引通路１２から放射状に延びてローラ周面で開口
する細孔１３とを設けるものとする。
置は、原反ロール１から繰り出された広幅のウエブＷ
を、回転駆動される供給ローラ６に移行案内するローラ
群を備えている。ローラ群の終段には、ウエブＷを細幅
に分断するカッター４と、分断されたテープ体Ｔを供給
ローラ６へ移行案内するガイドローラ５とを設ける。供
給ローラ６の周面に常時外接する状態でテープ体Ｔを巻
き取る巻芯８の一群を巻取軸７に設ける。巻取軸７は、
供給ローラ６に対して接離可能に支持する。かくして供
給ローラ６は、個々のテープ体Ｔをローラ周面に吸着し
た状態で送給案内するサクションローラで構成したもの
である。具体的には、供給ローラ６の周面二個所に、一
対の巻取軸７・７を配置し、各巻取軸７に巻芯８の一群
を一定間隔置きに設ける。供給ローラ６の周面上で隣接
するテープ体Ｔを前記一群の巻芯８で交互に巻き取る。
供給ローラ６は、ローラ内部を縦通する吸引通路１２
と、吸引通路１２から放射状に延びてローラ周面で開口
する細孔１３とを設けるものとする。
【０００８】
【作用】カッター４で分断された後の一群のテープ体Ｔ
は、ガイドローラ５を経由して供給ローラ６へと案内さ
れる。供給ローラ６はサクションローラとしてあるの
で、その周面に外接する一群のテープ体Ｔを吸着保持し
た状態で巻芯８へと送給する。このように分断直後で横
ずれを生じる前のテープ体Ｔを、供給ローラ６にて吸着
保持した状態下で巻芯８側へ送給すると、テープ体Ｔの
移行速度を大きくしても、テープ体Ｔと供給ローラ６と
の間にかみ込もうとする空気を供給ローラ６で吸引除去
する
は、ガイドローラ５を経由して供給ローラ６へと案内さ
れる。供給ローラ６はサクションローラとしてあるの
で、その周面に外接する一群のテープ体Ｔを吸着保持し
た状態で巻芯８へと送給する。このように分断直後で横
ずれを生じる前のテープ体Ｔを、供給ローラ６にて吸着
保持した状態下で巻芯８側へ送給すると、テープ体Ｔの
移行速度を大きくしても、テープ体Ｔと供給ローラ６と
の間にかみ込もうとする空気を供給ローラ６で吸引除去
する
【０００９】
【発明の効果】本発明では、カッター４の間近に供給ロ
ーラ６を配置し、これに外接する巻芯８ないしはテープ
ロール８ａで、横ずれが生じる前のテープ体Ｔを巻き取
るようにした。さらに、供給ローラ６をサクションロー
ラで構成し、供給ローラ６とテープ体Ｔとの間にかみ込
む空気を積極的に排除し、テープ体Ｔをローラ周面に吸
着保持した状態で送給できるようにした。従って、分断
されたテープ体Ｔの一群を常に一定位置へ横ずれを生じ
ることなく高速度で送給でき、巻密度のばらつきや巻姿
の不良などを生じることなく、テープ体Ｔを常に整然
と、しかも高速度で巻き取ることができる。これに伴っ
て、ウエブＷのテープ化処理を安定して能率よく行え、
その生産性を向上できる。テープ体Ｔを供給ローラ６で
吸着保持して送給するので、ウエブＷが薄く軟らかい場
合でも、テープ体Ｔの幅方向位置を常に一定に維持し
て、そのテープ巻き取りを整然と行うことができる。
ーラ６を配置し、これに外接する巻芯８ないしはテープ
ロール８ａで、横ずれが生じる前のテープ体Ｔを巻き取
るようにした。さらに、供給ローラ６をサクションロー
ラで構成し、供給ローラ６とテープ体Ｔとの間にかみ込
む空気を積極的に排除し、テープ体Ｔをローラ周面に吸
着保持した状態で送給できるようにした。従って、分断
されたテープ体Ｔの一群を常に一定位置へ横ずれを生じ
ることなく高速度で送給でき、巻密度のばらつきや巻姿
の不良などを生じることなく、テープ体Ｔを常に整然
と、しかも高速度で巻き取ることができる。これに伴っ
て、ウエブＷのテープ化処理を安定して能率よく行え、
その生産性を向上できる。テープ体Ｔを供給ローラ６で
吸着保持して送給するので、ウエブＷが薄く軟らかい場
合でも、テープ体Ｔの幅方向位置を常に一定に維持し
て、そのテープ巻き取りを整然と行うことができる。
【００１０】
【実施例】図１ないし図３は本発明に係るテープ巻取り
装置の実施例を示す。図２において、巻取り装置は原反
ロール１を支持する繰出し台２と、巻取り機３とを有す
る。巻取り機３は、原反ロール１から繰り出されたウエ
ブＷを、概ねＬ字状の移行経路に沿って供給ローラ６へ
移行案内するための多数のローラ群を備えており、ロー
ラ群の終段にウエブＷを細幅に分断する回転型のカッタ
ー４と、分断されたテープ体Ｔを最上段の供給ローラ６
へ移行案内するガイドローラ５とを配置してなる。供給
ローラ６の上側周面の左右に巻取軸７・７をそれぞれ配
置し、各軸７・７に多数の巻芯８・８を一定間隔置きに
装着している。供給ローラ６と巻取軸７はそれぞれ逆向
きに回転駆動される。
装置の実施例を示す。図２において、巻取り装置は原反
ロール１を支持する繰出し台２と、巻取り機３とを有す
る。巻取り機３は、原反ロール１から繰り出されたウエ
ブＷを、概ねＬ字状の移行経路に沿って供給ローラ６へ
移行案内するための多数のローラ群を備えており、ロー
ラ群の終段にウエブＷを細幅に分断する回転型のカッタ
ー４と、分断されたテープ体Ｔを最上段の供給ローラ６
へ移行案内するガイドローラ５とを配置してなる。供給
ローラ６の上側周面の左右に巻取軸７・７をそれぞれ配
置し、各軸７・７に多数の巻芯８・８を一定間隔置きに
装着している。供給ローラ６と巻取軸７はそれぞれ逆向
きに回転駆動される。
【００１１】巻取軸７を前後一対のアーム１０の先端に
支持し、アーム１０の下端を軸１１を介して揺動自在に
支持する。このように供給ローラ６に対して接離揺動自
在なアーム１０で巻取軸７を支持することにより、テー
プロール８ａが巻き太るのに伴って、左右の巻取軸７の
中心をそれぞれ供給ローラ６から遠ざかる側へ変位させ
ることができる。図２の想像線は満巻状態のテープロー
ル８ａの大きさと位置とを示す。
支持し、アーム１０の下端を軸１１を介して揺動自在に
支持する。このように供給ローラ６に対して接離揺動自
在なアーム１０で巻取軸７を支持することにより、テー
プロール８ａが巻き太るのに伴って、左右の巻取軸７の
中心をそれぞれ供給ローラ６から遠ざかる側へ変位させ
ることができる。図２の想像線は満巻状態のテープロー
ル８ａの大きさと位置とを示す。
【００１２】図１および図３において、供給ローラ６は
サクションローラになっており、ローラ中心軸に沿って
吸引通路１２を縦通し、吸引空路１２から放射状に延び
てローラ周面で開口する細孔１３の一群を形成してあ
る。吸引通路１２は、排気通路１４を介して真空ポンプ
１５に接続し、テープ体Ｔの巻き取りを行う間、吸引通
路１２に真空圧を常に作用させる。細孔１３は高密度に
配置し、細幅のテープ体Ｔの幅方向複数個所を細孔１３
に作用する真空圧で吸着保持できるようにする。
サクションローラになっており、ローラ中心軸に沿って
吸引通路１２を縦通し、吸引空路１２から放射状に延び
てローラ周面で開口する細孔１３の一群を形成してあ
る。吸引通路１２は、排気通路１４を介して真空ポンプ
１５に接続し、テープ体Ｔの巻き取りを行う間、吸引通
路１２に真空圧を常に作用させる。細孔１３は高密度に
配置し、細幅のテープ体Ｔの幅方向複数個所を細孔１３
に作用する真空圧で吸着保持できるようにする。
【００１３】原反ロール１は、揺動アーム１７の先端に
支持されており、図外の駆動装置でウエブ繰り出し方向
へ回転駆動される。原反ロール１のロール直径が減少す
るのに伴って、揺動アーム１７は時計回り方向へ揺動操
作されて、ウエブＷの繰り出し始端位置をほぼ一定化す
る。ウエブＷとしては、ポリエチレンフィルムやポリエ
ステルフィルムなどのプラスチックフィルムあるいはプ
ラスチックシートが挙げられる。
支持されており、図外の駆動装置でウエブ繰り出し方向
へ回転駆動される。原反ロール１のロール直径が減少す
るのに伴って、揺動アーム１７は時計回り方向へ揺動操
作されて、ウエブＷの繰り出し始端位置をほぼ一定化す
る。ウエブＷとしては、ポリエチレンフィルムやポリエ
ステルフィルムなどのプラスチックフィルムあるいはプ
ラスチックシートが挙げられる。
【００１４】図４は供給ローラ６の変形例を示す。そこ
では、ローラ周面にローラ中心軸と平行な溝１８を多数
形成し、各溝１８を幅方向複数個所に設けた細孔１９を
介して吸引通路１２と連通した。溝１８はローラの一側
端から他側端へ向かって捻じられた螺旋溝として形成す
ることができる。
では、ローラ周面にローラ中心軸と平行な溝１８を多数
形成し、各溝１８を幅方向複数個所に設けた細孔１９を
介して吸引通路１２と連通した。溝１８はローラの一側
端から他側端へ向かって捻じられた螺旋溝として形成す
ることができる。
【００１５】上記の実施例では、分断されたテープ体Ｔ
を左右一対の二群の巻芯８で巻き取るようにしたが、テ
ープ体Ｔの巻き取り速度が小さい場合や、その幅が大き
い場合には、左右いずれか一方の一群の巻芯８のみでテ
ープ体Ｔを巻き取ることができる。巻取軸７は、供給ロ
ーラ６に対して左右スライドして接離する形態にしても
よい。
を左右一対の二群の巻芯８で巻き取るようにしたが、テ
ープ体Ｔの巻き取り速度が小さい場合や、その幅が大き
い場合には、左右いずれか一方の一群の巻芯８のみでテ
ープ体Ｔを巻き取ることができる。巻取軸７は、供給ロ
ーラ６に対して左右スライドして接離する形態にしても
よい。
【図１】要部の縦断面図である。
【図２】全体の概略正面図である。
【図３】供給ローラの一部破断側面図である。
【図４】供給ローラの変形例を示す断面図である。
１ 原反ロール ４ カッター ５ ガイドローラ ６ 供給ローラ ７ 巻取軸 ８ 巻芯 １０ アーム １２ 吸引通路 １３ 細孔 Ｗ ウエブ Ｔ テープ体
Claims (3)
- 【請求項１】 原反ロール１から繰り出された広幅のウ
エブＷを、回転駆動される供給ローラ６に移行案内する
ローラ群を備えており、 ローラ群の終段に、ウエブＷを細幅に分断するカッター
４と、分断されたテープ体Ｔを供給ローラ６へ移行案内
するガイドローラ５とが設けられており、 供給ローラ６の周面に常時外接する状態でテープ体Ｔを
巻き取る巻芯８の一群が巻取軸７に設けられており、 巻取軸７は、供給ローラ６に対して接離可能に支持され
ており、 供給ローラ６が、個々のテープ体Ｔをローラ周面に吸着
した状態で送給案内するサクションローラであることを
特徴とするテープ巻取り装置。 - 【請求項２】 供給ローラ６の周面二個所に、一対の巻
取軸７が配置され、各巻取軸７に巻芯８の一群が一定間
隔置きに設けられており、 供給ローラ６の周面上で隣接するテープ体Ｔが前記一群
の巻芯８で交互に巻き取られる請求項１記載のテープ巻
取り装置。 - 【請求項３】 供給ローラ６が、ローラ内部を縦通する
吸引通路１２と、吸引通路１２から放射状に延びてロー
ラ周面で開口する細孔１３とを備えている請求項１又は
２記載のテープ巻取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12457394A JPH07309484A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | テープ巻取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12457394A JPH07309484A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | テープ巻取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07309484A true JPH07309484A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14888829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12457394A Pending JPH07309484A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | テープ巻取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07309484A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018038107A (ja) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機のロータの製造方法 |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP12457394A patent/JPH07309484A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018038107A (ja) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機のロータの製造方法 |
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