JPH07309170A - 自動車用リモートコントロール装置 - Google Patents

自動車用リモートコントロール装置

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JPH07309170A
JPH07309170A JP6101213A JP10121394A JPH07309170A JP H07309170 A JPH07309170 A JP H07309170A JP 6101213 A JP6101213 A JP 6101213A JP 10121394 A JP10121394 A JP 10121394A JP H07309170 A JPH07309170 A JP H07309170A
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信也 稲森
Kiyotaka Naito
清隆 内藤
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C17/00Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/0214Hand-held casings
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモートコントロール用送信機を収納具から
取り外すだけで容易に各操作キーを照明できるようにす
ることを目的とする。 【構成】 スモールランプが点灯している状態で送信機
10の収納により両収納具側接点3,4それぞれと両送
信機側接点16,17それぞれとを接続し、送信機10
の取り外しにより両収納具側接点3,4それぞれと両送
信機側接点16,17との接続を解除するようにし、ス
モールランプの点灯状態における送信機10の取り外し
による送信機側接点16,17と収納具側接点3,4の
接続解除を微分回路21により検出してタイマ22によ
り所定のタイマ時間を計時し、その間送信機10の各操
作キー12をLEDによりそれぞれ照明する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車室内に設けられた
収納具に着脱自在に装着され、複数の操作キーを有し各
操作キーに応じたリモートコントロール信号を車載用電
気機器の受信部に送信するリモートコントロール用送信
機を備えた自動車用リモートコントロール装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、車載用電気機器のリモートコント
ロール装置として種々のものが考えられており、例えば
特公平5−57938号公報に記載のように、リモート
コントロール発振器を収納具から取り外す動きと収納す
る動きに伴ってオン・オフされる第1スイッチ及び車室
内の明暗に応じてオン・オフされるテールランプスイッ
チなどの第2スイッチの組み合わせによって、走行中に
暗くなった場合にリモートコントロール発振器を収納具
から取り外すだけで車内灯を点灯してリモートコントロ
ール発振器を照明するようにしたものや、実公平5−4
385号公報に記載のように、エアコン,オーディオ等
の車載用機器の遠隔操作用の送信機を照明するために、
この送信機に照明手段と照明スイッチとを設け、この照
明スイッチの操作によって照明手段を点灯駆動して送信
機の操作釦を照明するようにしたものがある。
【0003】また、自動車用には限らないが、特開平5
−14978号公報に記載のように、リモコン・コマン
ダの常置場所への装着時には常置場所照明用ライトを点
灯する一方、太陽電池により発生した光電流によって蓄
電池を充電し、リモコン・コマンダの常置場所からの離
脱時には常置場所照明用ライトを消灯し、フォトトラン
ジスタなどの光検出手段によって検出されるリモコン・
コマンダへの光照射状態が暗い場合に、太陽電池及び蓄
電池による駆動電圧が供給される発光ダイオードなどの
発光手段によってこのコマンダを形成する筐体の表面に
形成された各指令キーの機能を表す透明パターンを内側
から発光表示し、指令キーの位置を視認せしめるように
したものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した特公
平5−57938号公報に記載の装置の場合、走行中に
車内灯が点灯するため、走行中の安全上問題があり、し
かも車内灯の点灯によって車外から容易に車内が見える
という不都合も生じ、実公平5−4385号公報に記載
の装置の場合、送信機の照明スイッチを必ず押さなけれ
ばならず、誤って他の操作釦を押し或いは不用意に照明
スイッチを押して送信機の内蔵電池を消耗することも考
えられ、さらに特開平5−14978号公報に記載の装
置の場合、フォトトランジスタなどの光検出手段を用い
て明,暗を検出しているため構成が複雑になり、リモコ
ン・コマンダを常置場所から離脱した状態で暗い状況下
に放置していると、蓄電池が消耗して肝心の夜間走行時
に使用できない虞もある。
【0005】そこでこの発明は、上記のような問題点を
解消するためになされたもので、リモートコントロール
用送信機を収納具から取り外すだけで容易に各操作キー
を照明できるようにし、しかも内蔵電源の消耗を抑制で
きるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車室内に設置された収納具と、前記収納具に収納,取り
外し自在に設けられ複数の操作キーを有し各操作キーに
応じたリモートコントロール信号を車載用電気機器の受
信部に送信するリモートコントロール用送信機とを備え
た自動車用リモートコントロール装置において、前記収
納具に設けられ夜間走行用ランプの点灯操作によって車
内電源に接続される収納具側接点と、前記送信機に設け
られ前記送信機の収納により前記収納具側接点に接続さ
れ前記送信機の取り外しにより前記収納具側接点との接
続が解除される送信機側接点と、前記送信機に設けられ
前記送信機側接点と前記収納具側接点との接続解除を検
出して検出信号を出力する検出手段と、前記検出信号に
より動作して所定のタイマ時間を計時するタイマと、前
記送信機に設けられ各操作キーをそれぞれ照明する発光
素子と、前記送信機に設けられ前記各発光素子及びこの
送信機内の各部に給電する内蔵電源と、前記タイマが動
作している間前記各発光素子を点灯する駆動回路とを備
えたことを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載のように、前記検出手
段が微分回路により構成することが効果的である。
【0008】さらに、請求項3記載のように、前記内蔵
電源が前記送信機の収納状態時に前記車内電源により充
電される蓄電池により構成されていても、或いは請求項
4記載のように、前記内蔵電源が一次電池により構成さ
れていてもよい。
【0009】ところで、請求項5記載のように、前記夜
間走行用ランプの点灯状態で前記送信機が収納されてい
る時に、前記車内電源により前記送信機の各部に給電
し、前記夜間走行用ランプの点灯状態で前記送信機が取
り外されている時に、前記内蔵電源により前記各発光素
子及び前記送信機の各部に給電するようにすると、いっ
そう効果的である。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明において、夜間走行用ラン
プが点灯状態の時にリモートコントロール用送信機を収
納具から取り外すことによってそれまで接続状態にあっ
た送信機側,収納具側接点が離れ、これが検出手段によ
って検出されて検出信号が出力され、この検出信号によ
りタイマが動作し、タイマの動作中駆動回路により各発
光素子が点灯駆動されるため、車室内のセンターコンソ
ール等ドライバが容易に手の届く範囲内に収納具を設置
しておくことにより、リモートコントロール用送信機を
収納具から取り外すだけで各発光素子が所定のタイマ時
間点灯して各操作キーが照明される。
【0011】また、請求項2記載のように、検出手段を
微分回路により構成することにより、特に複雑な構成を
とることもなく、リモートコントロール用送信機の取り
外しの検出を行うことが可能になる。
【0012】さらに、夜間走行用ランプの点灯状態でリ
モートコントロール用送信機が収納されている時に、車
内電源によりリモートコントロール用送信機の各部に給
電し、夜間走行用ランプの点灯状態でリモートコントロ
ール用送信機が取り外されている時に、内蔵電源により
各発光素子及びリモートコントロール用送信機の各部に
給電するようにすれば、内蔵電源の消耗を抑制すること
が可能となる。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のブロック図、図
2は収納状態の外観斜視図、図3は取り外し状態の外観
斜視図、図4は一部の平面図、図5は車室内における配
置の説明図である。
【0014】まず、外観について説明すると、図5に示
すように車室内のセンターコンソール1に収納具2が設
置され、この収納具2には図3に示すように、後述する
夜間走行用ランプの点灯用スイッチのオン操作によりオ
ンする開閉スイッチを介し車内電源(図示せず)に接続
される一対の収納具側接点3,4が突出して設けられて
おり、図2,図3に示すように、このような収納具2に
対してリモートコントロール用送信機(以下単に送信機
という)10が収納,取り外し自在に設けられている。
【0015】そして、図2,図3に示すように、この送
信機10のケース11の上面には発光素子である発光ダ
イオード(以下LEDという)を内蔵した複数の操作キ
ー12が配設され、送信機10の収納具2への収納時に
収納具側接点3,4が対向するケース11の下面位置に
両収納具側接点3,4の嵌挿用透孔が当接され、これら
透孔の内側に送信機側接点が配設され、送信機10の収
納具2への収納時に両送信機側接点それぞれが収納具側
接点3,4それぞれに接触するようになっている。
【0016】ところで、送信機10の各操作キー12
は、一般的なキーと同様にケース11から露出された操
作部分が透明樹脂により形成され、これら透明樹脂の上
面に図4に示すような各キーの機能を表す文字,記号等
が表示され、各操作キー12の各透明樹脂の内側にLE
Dが配設された構造となっている。
【0017】つぎに、送信機10の構成について説明す
る。
【0018】図1に示すように、夜間走行用ランプであ
るスモールランプの点灯用スイッチ(図示せず)に連動
する開閉スイッチ15を介して一方の収納具側接点3が
車内電源に接続されると共に、他方の収納具側接点4が
アースされ、送信機10の収納具への収納によって両収
納具側接点3,4それぞれに両送信機側接点16,17
それぞれが電気的に接続されるようになっている。
【0019】そして、送信機10が収納され、かつ開閉
スイッチ15がオンした状態では、逆流阻止用のダイオ
ード18,19それぞれを介して車内電源及び内蔵電源
である乾電池20により送信機10の各部に給電され、
主として車内電源による給電が行われ、この状態で送信
機10が収納具2から取り外されると、送信機側接点1
6,17それぞれと収納具側接点3,4それぞれとの接
点が解除され、車内電源による送信機10の各部への給
電が遮断されて乾電池20による給電のみが継続される
一方、接点16,17と接点3,4とが離れることによ
って検出手段である微分回路21の入力が立下がるた
め、この立下がりが微分回路21により検出されて検出
信号であるトリガパルスが後段のタイマ22に入力さ
れ、このタイマ22が動作を開始して所定のタイマ時間
を計時し、タイマ22が動作している間LED駆動回路
23により各LEDが点灯駆動され、所定のタイマ時間
だけ各操作キー12の照明が行われる。
【0020】一方、昼間はスモールランプが点灯される
ことはなく、開閉スイッチ15はオフのままであるた
め、各操作キー12のLEDが点灯されることはなく、
乾電池20の消耗が防止されている。
【0021】従って、上記したようにドライバが容易に
手の届く範囲内である車室内のセンターコンソール1に
収納具2を設置しておくことにより、送信機10を収納
具2から取り外すだけで各LEDが所定のタイマ時間点
灯して各操作キー12が照明されるため、従来のように
走行中に車室内全体が照明されて走行に支障を及ぼすこ
ともなく、夜間走行時の安全性を保持することが可能と
なる。
【0022】さらに、送信機10が収納され、かつスモ
ールランプの点灯により開閉スイッチ15がオンした状
態では、主として車内電源により送信機10の各部に給
電され、この状態で送信機10が取り外されたときに送
信機10内の乾電池20による給電が行われるため、乾
電池20の消耗を抑制することができる。
【0023】つぎに、他の実施例について説明する。
【0024】図6は他の実施例のブロック図であり、図
6において図1と同一符号は同一のもの若しくは相当す
るものを示し、図1と相違するのは、逆流阻止用のダイ
オード19を削除し、乾電池20に代え車内電源により
充電される蓄電池25を内蔵電源として設けたことであ
る。
【0025】従って、送信機10が収納され、かつスモ
ールランプの点灯により開閉スイッチ15がオンした状
態では、車内電源により送信機10の各部に給電される
と同時に蓄電池25が充電され、この状態で送信機10
が取り外されたときには 蓄電池25による給電が行わ
れるため、蓄電池25の消耗を必要最小限に抑制するこ
とができる。
【0026】なお、タイマ22が計時する時間は特定の
値に限定されるものではなく、使用者が、送信機10の
操作キー12を十分に識別できるだけの時間に設定すれ
ばよい。
【0027】また、発光素子は上記したLEDに限ら
ず、エレクトロルミネッセンス素子等であってもよい。
【0028】さらに、検出手段は上記した微分回路21
に限定されるものではない。
【0029】ところで、収納具2の設置場所は上記した
センターコンソール1に限る必要はなく、ドライバ,そ
の他の乗員の手の届く範囲内に設置すればよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、夜間
走行用ランプが点灯状態の時にリモートコントロール用
送信機を収納具から取り外すことによって送信機側,収
納具側接点の接続が解除され、これが検出手段によって
検出されてタイマが動作し、タイマの動作中駆動回路に
より各発光素子が点灯駆動されるため、車室内のセンタ
ーコンソール等ドライバが容易に手の届く範囲内に収納
具を設置しておくことにより、リモートコントロール用
送信機を収納具から取り外すだけで各発光素子を所定の
タイマ時間点灯して各操作キーを照明することができ、
従来のように走行中に車室内全体が照明されて走行に支
障を及ぼすこともなく、夜間走行時の安全性を保持する
ことが可能となる。
【0031】また、検出手段として微分回路を用いるこ
とにより、検出手段が複雑な構成になることなく周知の
ごとき簡単な構成で済み、簡単な構成によりリモートコ
ントロール用送信機の取り外しの検出を行うことが可能
になる。
【0032】さらに、夜間走行用ランプが点灯状態でか
つリモートコントロール用送信機が収納されている時
に、車内電源によりリモートコントロール用送信機の各
部に給電し、夜間走行用ランプが点灯状態でかつリモー
トコントロール用送信機が取り外されている時に、内蔵
電源により各発光素子及びリモートコントロール用送信
機の各部に給電することにより、内蔵電源の消耗を抑制
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】一実施例のある状態の外観斜視図である。
【図3】一実施例の異なる状態の外観斜視図である。
【図4】一実施例の一部の平面図である。
【図5】一実施例の配置の説明図である。
【図6】この発明の他の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
2 収納具 3,4 収納具側接点 10 送信機 12 操作キー 15 開閉スイッチ 16,17 送信機側接点 20 乾電池 21 微分回路 22 タイマ 23 LED駆動回路 25 蓄電池

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に設置された収納具と、前記収納
    具に収納,取り外し自在に設けられ複数の操作キーを有
    し各操作キーに応じたリモートコントロール信号を車載
    用電気機器の受信部に送信するリモートコントロール用
    送信機とを備えた自動車用リモートコントロール装置に
    おいて、 前記収納具に設けられ夜間走行用ランプの点灯操作によ
    って車内電源に接続される収納具側接点と、前記送信機
    に設けられ前記送信機の収納により前記収納具側接点に
    接続され前記送信機の取り外しにより前記収納具側接点
    との接続が解除される送信機側接点と、前記送信機に設
    けられ前記送信機側接点と前記収納具側接点との接続解
    除を検出して検出信号を出力する検出手段と、前記検出
    信号により動作して所定のタイマ時間を計時するタイマ
    と、前記送信機に設けられ各操作キーをそれぞれ照明す
    る発光素子と、前記送信機に設けられ前記各発光素子及
    びこの送信機内の各部に給電する内蔵電源と、前記タイ
    マが動作している間前記各発光素子を点灯する駆動回路
    とを備えたことを特徴とする自動車用リモートコントロ
    ール装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が微分回路からなることを
    特徴とする請求項1記載の自動車用リモートコントロー
    ル装置。
  3. 【請求項3】 前記内蔵電源が前記送信機の収納状態時
    に前記車内電源により充電される蓄電池からなることを
    特徴とする請求項1記載の自動車用リモートコントロー
    ル装置。
  4. 【請求項4】 前記内蔵電源が一次電池からなることを
    特徴とする請求項1記載の自動車用リモートコントロー
    ル装置。
  5. 【請求項5】 前記夜間走行用ランプの点灯状態で前記
    送信機が収納されている時に、前記車内電源により前記
    送信機の各部に給電し、前記夜間走行用ランプの点灯状
    態で前記送信機が取り外されている時に、前記内蔵電源
    により前記各発光素子及び前記送信機の各部に給電する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動車用リ
    モートコントロール装置。
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