JPH07308936A - 模様封入成形品 - Google Patents

模様封入成形品

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JPH07308936A
JPH07308936A JP10407494A JP10407494A JPH07308936A JP H07308936 A JPH07308936 A JP H07308936A JP 10407494 A JP10407494 A JP 10407494A JP 10407494 A JP10407494 A JP 10407494A JP H07308936 A JPH07308936 A JP H07308936A
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film
sheet
synthetic resin
molded product
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Katsumi Yoshida
勝美 吉田
Toshiaki Izumida
敏明 泉田
Hisashi Tawara
久志 田原
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、金型内で模様形成シート表
面に溶融樹脂を射出して一体化する際、成形材料間の接
着力を高める模様封入成形品及びその成形法を提供する
ことにある。 【構成】 表面上に印刷インキにより模様を形成してな
る透明シートを該印刷面がキャビティ壁と相対する面と
なるように金型に装着して、溶融した熱可塑性合成樹脂
を該シート上に射出一体化する際、該印刷インキが飽和
熱可塑性ポリエステル樹脂を配合された印刷インキであ
るか、金型に装着するシートが模様形成面に更に飽和熱
可塑性ポリエステル樹脂を塗布することを特徴とする模
様封入成形品

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字、マークその他の
模様を形成してなる合成樹脂成形品の製造法に関するも
のであり、特に文字、マーク、その他の模様が封入され
た成形品およびその成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂成形品に模様を形成する
方法としては、成形品を製造した後、印刷、ホットスタ
ンプ等で模様を形成する方法や、模様入りのシートもし
くはフィルム(以下、単にシートと記すことがある)を
金型に装着し、熱可塑性樹脂を射出一体化する方法がと
られていた。成形品を製造した後に模様を形成する方法
は、工程が2工程になること、成形品の形状、特にレン
ズカット模様等の面にはシャープな輪郭をもった模様の
形成が困難であった。また、文字、マーク、その他の模
様を封入することができず、模様形成部が表面に露出さ
れるため、実使用時に表面が擦られて、文字、マーク、
その他の模様形成部が剥離する問題もあった。
【0003】後者の方法の場合、紙、ポリカーボネート
シート等に模様を形成したものを模様面が金型側(一体
化面の反対面)となるように挿入し、熱可塑性樹脂を射
出一体化する方法では特に問題なく実施可能であった。
しかし、一体化面側に模様を形成したシートを用い、P
MMA、芳香族ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂を射
出一体化し、模様面を封入したものとする必要がある場
合には、模様形成面と射出一体化する成形材料間の接着
力が弱く良好な模様封入成形品が得られない等の問題が
あった。
【0004】模様形成面と成形材料間の接着力を改善す
る方法として、図1に示すような、文字、マークその他
の模様を、網点パターンにしたり、格子縞パターンにし
て、シートと成形材料が接触し溶着する部分を設けて接
着力を向上する方法がある。また、図2に示すような模
様形成面が成形品の端部まで形成される場合には、端部
の外周部に模様を形成させない部分をつくり、シートと
成形材料との接着代を設ける方法がある。
【0005】しかしながら、これらの方法では、接着強
度が充分でなかったり、文字、マークその他模様の輪郭
がぼやけたり、形状の制約があったり、自動車の計器盤
やオーディオ製品の前面パネル等のバックライティング
(製品の後方から光をあて前面から見た場合に印刷され
た絵柄や文字が明るく見えること)を受ける製品では、
光隠ぺい性が無く、光洩れを引き起こす問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、文字、マー
クその他の模様を形成してなる合成樹脂成形品に関し、
特に文字、マーク、その他の模様が封入された成形品お
よびその成形法について、模様形成面と射出一体化する
成形材料間の接着力を高める、模様封入成形品及びその
成形法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、文字、マ
ークその他の模様が封入された成形品での模様形成面と
射出一体化する成形材料間の接着力を高める、模様封入
成形品及びその成形方法に関して鋭意研究を重ねた結
果、飽和熱可塑性ポリエステル樹脂を印刷インキに混合
もしくは模様表面に塗布してなる、印刷熱可塑性合成樹
脂シートを用いることにより、上記課題を解決できるこ
とを見出し、本発明を完成させた。すなわち、本発明
は、 (1)表面上に印刷インキにより模様を形成してなる透
明もしくは半透明の熱可塑性合成樹脂シート或いはフィ
ルムを該印刷面がキャビティ壁と相対する面となるよう
に金型に装着して、溶融した熱可塑性合成樹脂を該シー
ト或いはフィルム上に射出一体化してなる模様封入成形
品であって、該印刷インキが飽和熱可塑性ポリエステル
樹脂を配合された印刷インキであることを特徴とする模
様封入成形品、及び
【0008】(2)表面上に印刷インキにより模様を形
成してなる透明もしくは半透明の熱可塑性合成樹脂シー
ト或いはフィルムを該印刷面がキャビティ壁と相対する
面となるように金型に装着して、溶融した熱可塑性合成
樹脂を該シート或いはフィルム上に射出一体化してなる
模様封入成形品であって、金型に装着する熱可塑性合成
樹脂シート或いはフィルムが印刷インキにより形成され
た模様上に更に飽和熱可塑性ポリエステル樹脂を塗布し
た熱可塑性合成樹脂シート或いはフィルムである模様封
入成形品に関する発明である。
【0009】以下、本発明について説明する。使用する
透明もしくは半透明の熱可塑性合成樹脂シートとして、
ポリカーボネート樹脂、ポリメチルメタクリレート(P
MMA)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS
樹脂)、ポリスチレン、アセチルセルロース類等の熱可
塑性樹脂性シートが使用できるが、耐衝撃性に優れた芳
香族ポリカーボネート(以下、PCということがある)
を使用するのが望ましい。
【0010】PCとしては、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)−プロパン、2,2−ビス(3,5−ジ
ブロモ−4−ヒドロキシフェニル)−プロパンで例示さ
れる二価のフェノール系化合物の一種以上とホスゲンで
例示されるカーボネート前駆体とから公知の方法によっ
て得られる重合体が例示できる。シート厚みとしては、
0.1mm〜1.0mmのシートを選択することで、製
品表面外観、成形性が向上する。0.1mm未満のシー
トを使用した場合、射出樹脂の流動圧力によって、最終
充填部のシート表面に皺の発生が起こり易く、1.0m
mを超えるとシートの適宜形状への加工が困難となる場
合がある。
【0011】本発明では、上記熱可塑性合成樹脂シート
に文字、マークその他の模様を形成する必要があるが、
模様形成方法として、塗装、ホットスタンピング、印刷
等があげられ特に印刷加工による模様形成方法が望まし
い。印刷加工法としては、グラビヤ印刷、平板印刷、フ
レキソ印刷、ドライオフセット印刷、パット印刷、及び
スクリーン印刷等が、印刷の目的や製品の形状により選
定され、熱可塑性合成樹脂シートへの印刷法として、ス
クリーン印刷法が好ましい。
【0012】印刷加工で使用する印刷インキの構成とし
ては、主成分として油系と樹脂系が使用でき、樹脂系と
しては、天然樹脂と合成樹脂に分けられ、天然樹脂とし
ては、ロジン、ギルソナイト、セラック、及びコパール
が例示される。合成樹脂系としては、フェノール系及び
その誘導体、アミノ系樹脂、ブチル化尿素、メラミン樹
脂、ポリエステル系アルキッド樹脂、スチレン樹脂、ア
クリル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミ
ド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合物、ブチラール樹脂、メチルセルロ
ース樹脂、エチルセルロース樹脂、酢酸セルロース樹
脂、ニトロセルロース樹脂、及びウレタン樹脂が例示さ
れ、それぞれ染料または顔料により所望の色に調整され
る。
【0013】本発明で使用する飽和熱可塑性ポリエステ
ル樹脂としては、軟化点が80℃から180℃の範囲で
選択され、また、溶剤に溶解性を示す、非晶性飽和熱可
塑性ポリエステル樹脂の使用が望ましい。飽和熱可塑性
ポリエステル樹脂の製造方法としては、多価カルボン酸
及び多価アルコールとの共重合により得られる共重合ポ
リエステルであり、多価カルボン酸としては、テレフタ
ル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、2,6−ナフタ
レンジカルボン酸、パラフェニレンジカルボン酸、1,
4−シクロヘキサンジカルボン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカンジオン酸、トリメリット酸、ピロメリット
酸、及びスルホイソフタル酸ナトリウム等が例示でき
る。
【0014】多価アルコールとしては、エチレングリコ
ール、1,2−プロピレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール、1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール、トリメチロールプロパン、ペン
タエリスリトール、及びビスフェノールAのエチレンオ
キサイド付加物等が例示できる。これらの単量体を組み
合わせて、用途に適した物性を有する共重合ポリエステ
ルを製造することができる。
【0015】本発明では、印刷加工等による模様形成面
と射出一体化する成形材料間の接着力が必要であるが、
模様形成に使用した印刷インキに、飽和熱可塑性ポリエ
ステル樹脂を添加するか、或いは、印刷加工等により形
成された模様面上に積層することにより、目的とする接
着強度を得ることができる。飽和熱可塑性ポリエステル
樹脂を模様形成面上に積層する方法としては、塗装法、
印刷加工法があげられるが、生産性の観点からスクリー
ン印刷により、積層されるのが好ましい。
【0016】文字、マークその他の模様形成面に飽和ポ
リエステル樹脂が積層または混合された熱可塑性合成樹
脂シートは以下のようにして得られる。まず、熱可塑性
合成樹脂シートは押出成形法等により所定厚さに成形さ
れる。通常、押出機と直角に置かれたダイより加熱溶融
された熱可塑性合成樹脂が平板状に押出され、ポリッシ
ングロールで光沢を与えながら、冷却されてトリミング
を行って所定寸法に切断し、製品とされる。
【0017】ついで、この熱可塑性合成樹脂シートは、
水洗あるいは清浄化等の表面処理がなされる。そして、
その片面に所望の模様が、印刷インキを使用して通常の
スクリーン印刷加工により形成され、所定の乾燥条件に
て加熱、乾燥される。ついで、模様が形成された印刷膜
上に、メチルエチルケトン、イソホロン等の溶剤に溶か
した飽和熱可塑性ポリエステル樹脂を、スクリーン印刷
にて模様が形成された印刷膜上に積層させる。ついで、
所定の乾燥条件にて加熱、乾燥させる。また、所望の模
様を形成させる印刷インキに、メチルエチルケトン、イ
ソホロン等の溶剤に溶かした飽和熱可塑性ポリエステル
樹脂を混合し、スクリーン印刷することでも目的とする
接着強度を得ることができる。
【0018】このようにして得られた、シートは所望の
成形品形状に打ち抜かれる。この打ち抜き片は、打ち抜
き装置により得られる。次に、このシートの模様形成面
に、熱可塑性合成樹脂を射出一体化させるために、射出
成形の金型のキャビティにシートを装着させる。
【0019】射出一体化させるために使用する熱可塑性
合成樹脂としては、透明乃至不透明の熱可塑性樹脂であ
ればよく、特に限定はないものであるが、本発明の成形
品の性能を向上させる観点からは、透明な熱可塑性樹脂
が好適である。具体的には、ポリカーボネート、ポリス
ルホン、非結晶性ポリエステル、ポリカーボネート/非
結晶性ポリエステルの組成物、ポリカーボネート/スチ
レン−マレイン酸共重合体の組成物、ポリカーボネート
/スチレン−マレイミド共重合体の組成物、ポリメチル
メタクリレート等のアクリル樹脂、ポリスチレン、スチ
レン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−メチルメ
タクリル酸共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、
スチレン−マレイミド共重合体、ポリ塩化ビニール、ポ
リ−4−メチルペンテン−1、ポリフェニレンエーテル
−ポリスチレンの組成物、ポリアリレート等があげられ
る。
【0020】熱可塑性合成樹脂シートの装着方法として
は、プレス機械で金型キャビティ形状に打ち抜いて得ら
れたシートのゲートやタブ部に予め穴空けしておき、金
型に設けたピンに固定したり、シートタブ部に鉄片を貼
付け、同位置の金型部に磁石を埋め込んで装着する公知
の方法で装着するか、または金型キャビティ形状に予め
真空成形等で賦形したシートを装着して成形を行う。
【0021】図3において、本発明の製造方法を詳細に
説明する。図3は、本発明において使用する金型の断面
を示す模式図である。模様封入成形品を形成するための
射出成形機に取付けられた図3に示すような金型1の移
動側金型2を開き、キャビティ部4に上記ポリカーボネ
ートシート打ち抜き片6を装着する。この打ち抜き片6
は、その模様形成面9が最終製品としての合成樹脂成形
品の射出一体化される熱可塑性合成樹脂で封入される内
面に位置するように、キャビティ表面側5上に配置され
る。配置された打ち抜き片6は、公知の方法により所定
キャビティ面上に保持されつつ移動側金型2が閉じられ
る。次いで、この打ち抜き片6の模様形成面9が最終成
形品の内面となる様に、このキャビティ部4へ溶融した
熱可塑性合成樹脂、ポリカーボネート樹脂(PC)7が
射出成形機ノズル8から高圧射出される。
【0022】高圧射出されたPC7はスプルー11を通
ってキャビティ部4に注入される。キャビティ部4に入
った溶融樹脂7は、キャビティ面に直接もしくは打ち抜
き片6を介してキャビティ面に間接的に接触するや否や
冷やされ瞬時に固化層スキン13、14を形成する。冷
却されていない流動溶融層12は、すでに形成された固
化層13,14の内側を射出圧により既成の固化層より
さらに前方へ流動していく。前方へ流動した流動溶融層
12、すなわち溶融PCも、同様にキャビティ面に直接
もしくは打ち抜き片6を介してキャビティ面に間接的に
接触するや否や冷やされて固化層を新たに形成してい
く。
【0023】キャビティ部4へ注入された溶融樹脂7
は、キャビティ面もしくは打ち抜き片との接触面に固化
スキン層13,14を形成しつつ注入される。その結
果、打ち抜き片6のPCシートは、キャビティ部4内で
溶融樹脂PCにより当初の装着位置からずれることなく
キャビティ面に沿って瞬時に賦形される。
【0024】一方、PCシートの打ち抜き片6上の模様
形成面9は、その界面10でPC7の熱により溶融され
る。溶融PC7とPCシート打ち抜き片6上の模様形成
面9との間に、模様形成膜に混入あるいは積層された飽
和熱可塑性ポリエステル樹脂を設け、両者はその界面1
0を介して接着する。それゆえ、PCシート打ち抜き片
と熱可塑性合成樹脂の溶融PCとが界面10において完
全に一体化する。
【0025】次いで、冷却後合成樹脂成形品が金型1か
ら取り出される。その成形品は所望模様形成面が完全に
PCシートよりカバーされた製品であるから、それ以上
何ら後工程をも必要としない。上記PCシートの非模様
形成面が、最終成形品の最外面と最内面との両面に位置
するように、この打ち抜き片を金型キャビティ部に配置
することもできる。この場合には、最終成形品の外面と
内面との両面がPCシートでカバーされることになる。
なお、成形品を成形する成形装置としては、公知の射出
成形機と金型とが準備されるだけでよく、何ら特殊な付
帯設備を必要としない。
【0026】又、PCシートに予め着色剤もしくは紫外
線吸収剤等の添加剤を混入させることにより、溶融樹脂
材料にこのような添加剤を混入させることなく合成樹脂
成形品に所望色の着色性能を持たせたり紫外線吸収性能
を持たせることができる。
【0027】使用するシートの非模様形成面には、耐擦
傷性能、帯電防止性能、防曇性能、耐候性、の少なくと
も一種以上の性能を付与することができる。これらの機
能の付与は例えば、特開昭60−250927号公報、
特開昭60−253518号公報、特開昭60−523
516号公報、および特開昭60−253518号公報
等に記載されているように、耐擦傷性能、帯電防止性
能、防曇性能、耐候性、に優れた皮膜を片面に施したP
Cシートを金型に装着し、次いで、金型内に成形材料を
射出することによって行うことができる。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 実施例1 金型として図3に示される厚み3mm、直径100mm
φのキャビティ4を有す円板金型を用いた。まず、シー
ト厚み0.5mmのPCシート(三菱ガス化学(株)
製、商品名:ユーピロンシートCFI−NFU)に、印
刷インキ(十条化工(株)製、商品名:HIPETイン
キ#9390)を用いて、スクリーン印刷をして、10
0℃で30分乾燥を実施した。
【0029】ついで、この印刷膜が形成された面上に、
飽和ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製、商品名:バ
イロン200)をメチルエチルケトンで溶かした溶液を
用い、スクリーン印刷をして、100℃で5分乾燥を実
施した。このようにして得られた、印刷膜上に飽和ポリ
エステル樹脂が積層されたシート6をプレス機械でキャ
ビティ形状に切断後に、非印刷面が金型面に向くように
金型に装着した。ついでPC樹脂材料7(三菱ガス化学
(株)製、商品名:ユーピロンS−3000)を樹脂温
度280℃、金型温度60℃、射出圧力(ゲージ圧力:
500kgf/cm2 )の条件で射出注入し図4に示す
円板形状の成形品15を得た。
【0030】使用した射出成形機は三菱重工業(株)
製、型式:150MSTを用いた。該成形材料と印刷膜
上に飽和ポリエステル樹脂が積層されたシートは成形の
熱、圧力により一体化され、印刷模様物が封入された積
層成形品が得られた。このようにして得られた成形品
の、シートと成形材料の接着力を測定するため、1cm
幅で角度90度にてピーリング強度を測定した。また、
耐環境性を確認するため、得られた成形品を−20℃〜
80℃の温度下で10サイクル処理をし印刷模様部と成
形材料の剥離状況と、接着強度の測定を、1cm幅で角
度90度にてピーリング強度を測定した。それぞれの試
験結果を、表1に示す。
【0031】実施例2 金型として図3に示される厚み3mm、直径100mm
φのキャビティ4を有す円板金型を用いた。まず、印刷
インキ(十条化工(株)製、商品名:HIPETインキ
#9390)に飽和ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)
製、商品名:バイロン200)をメチルエチルケトンで
溶かした溶液を、混合比率3:1(印刷インキ:溶液の
重量比)の割合で混入する。ついで、シート厚み0.5
mmのPCシート(三菱ガス化学(株)製、商品名:ユ
ーピロンシートCFI−NFU)に上記印刷インキを用
いて、スクリーン印刷をして、100℃で30分乾燥を
実施した。このようにして得られた、印刷インキ中に飽
和ポリエステル樹脂が混入された印刷シート6をプレス
機械でキャビティ形状に切断後に、非印刷面が金型面に
向くように金型に装着した。ついでPC樹脂材料7(三
菱ガス化学(株)製、商品名:ユーピロンS−300
0)を樹脂温度280℃、金型温度60℃、射出圧力
(ゲージ圧力:500kgf/cm2 )の条件で射出注
入し図5に示す円板形状の成形品16を得た。
【0032】使用した射出成形機は三菱重工業(株)
製、型式:150MSTを用いた。該成形材料と印刷イ
ンキ中に飽和ポリエステル樹脂が混入され印刷たシート
は成形の熱、圧力により一体化され、印刷模様物が封入
された積層成形品が得られた。このようにして得られた
成形品の、シートと成形材料の接着力を測定するため、
1cm幅で角度90度にてピーリング強度を測定した。
また、耐環境性を確認するため、得られた成形品を−2
0℃〜80℃の温度下で10サイクル処理をし印刷模様
部と成形材料の剥離状況と、接着強度の測定を、1cm
幅で角度90度にてピーリング強度を測定した。それぞ
れの試験結果を、表1に示す。
【0033】実施例3 金型として図3に示される厚み3mm、直径100mm
φのキャビティ4を有す円板金型を用いた。まず、シー
ト厚み0.5mmのPCシート(三菱ガス化学(株)
製、商品名:ユーピロンシートCFI−NFU)に、印
刷インキ(十条化工(株)製、商品名:HIPETイン
キ#9390)を用いて、スクリーン印刷をして、10
0℃で30分乾燥を実施した。ついで、透明印刷インキ
(十条化工(株)製、商品名:HIPETインキ#93
00メジウム)に飽和ポリエステル樹脂(東洋紡績
(株)製、商品名:バイロン200)をメチルエチルケ
トンで溶かした溶液を、混合比率3:1(印刷インキ:
溶液の重量比)の割合で混入する。
【0034】ついで、PCシートの印刷膜が形成された
面上に、上記透明印刷インキを用いて、スクリーン印刷
をして、100℃で30分乾燥を実施した。このように
して得られた、PCシート6をプレス機械でキャビティ
形状に切断後に、非印刷面が金型面に向くように金型に
装着した。ついでPC樹脂材料7(三菱ガス化学(株)
製、商品名:ユーピロンS−3000)を樹脂温度28
0℃、金型温度60℃、射出圧力(ゲージ圧力:500
kgf/cm2 )の条件で射出注入し図6に示す円板形
状の成形品17を得た。
【0035】使用した射出成形機は三菱重工業(株)
製、型式:150MSTを用いた。該成形材料と印刷膜
が積層されたシートは、成形の熱、圧力により一体化さ
れ、印刷模様物が封入された積層成形品が得られた。こ
のようにして得られた成形品の、シートと成形材料の接
着力を測定するため、1cm幅で角度90度にてピーリ
ング強度を測定した。また、耐環境性を確認するため、
得られた成形品を−20℃〜80℃の温度下で10サイ
クル処理をし印刷模様部と成形材料の剥離状況と、接着
強度の測定を、1cm幅で角度90度にてピーリング強
度を測定した。それぞれの試験結果を、表1に示す。
【0036】比較例1 金型として図3に示される厚み3mm、直径100mm
φのキャビティ4を有す円板金型を用いた。まず、シー
ト厚み0.5mmのPCシート(三菱ガス化学(株)
製、商品名:ユーピロンシートCFI−NFU)に、印
刷インキ(十条化工(株)製、商品名:HIPETイン
キ#9390)を用いて、スクリーン印刷をして、10
0℃で30分乾燥を実施した。このようにして得られ
た、印刷膜が積層されたシート6をプレス機械でキャビ
ティ形状に切断後に、非印刷面が金型面に向くように金
型に装着した。ついでPC樹脂材料7(三菱ガス化学
(株)製、商品名:ユーピロンS−3000)を樹脂温
度280℃、金型温度60℃、射出圧力(ゲージ圧力:
500kgf/cm2 )の条件で射出注入し図7に示す
円板形状の成形品18を得た。
【0037】使用した射出成形機は三菱重工業(株)
製、型式:150MSTを用いた。このようにして得ら
れた成形品の、シートと成形材料の接着力を測定するた
め、1cm幅で角度90度にてピーリング強度を測定し
た。また、耐環境性を確認するため、得られた成形品を
−20℃〜80℃の温度下で10サイクル処理をし印刷
模様部と成形材料の剥離状況と、接着強度の測定を、1
cm幅で角度90度にてピーリング強度を測定した。そ
れぞれの試験結果を、表1に示す。
【0038】比較例2 金型として図3に示される厚み3mm、直径100mm
φのキャビティ4を有す円板金型を用いた。まず、シー
ト厚み0.5mmのPCシート(三菱ガス化学(株)
製、商品名:ユーピロンシートCFI−NFU)に、印
刷インキ(十条化工(株)製、商品名:HIPETイン
キ#9390)を用いて、スクリーン印刷をして、10
0℃で30分乾燥を実施した。ついで、上記PCシート
の印刷膜が形成された面上に透明印刷インキ(十条化工
(株)製、商品名:HIPETインキ#9300メジウ
ム)を用いて、スクリーン印刷をして、100℃で30
分乾燥を実施した。このようにして得られた、PCシー
ト6をプレス機械でキャビティ形状に切断後に、非印刷
面が金型面に向くように金型に装着した。ついでPC樹
脂材料7(三菱ガス化学(株)製、商品名:ユーピロン
S−3000)を樹脂温度280℃、金型温度60℃、
射出圧力(ゲージ圧力:500kgf/cm2 )の条件
で射出注入し図8に示す円板形状の成形品19を得た。
【0039】使用した射出成形機は三菱重工業(株)
製、型式:150MSTを用いた。このようにして得ら
れた成形品の、シートと成形材料の接着力を測定するた
め、1cm幅で角度90度にてピーリング強度を測定し
た。また、耐環境性を確認するため、得られた成形品を
−20℃〜80℃の温度下で10サイクル処理をし印刷
模様部と成形材料の剥離状況と、接着強度の測定を、1
cm幅で角度90度にてピーリング強度を測定した。そ
れぞれの試験結果を、表1に示す。
【0040】 表1 実施例1 実施例2 実施例3 比較例1 比較例2 初期接着強度(kgf/cm) >8* 2.5 3.2 0.3 0.4 環境試験後の外観 良 良 良 端部剥離 端部剥離 環境試験後の接着強度 >8* 2.2 3.0 0.2 0.2 (kgf/cm) 表2中*印は、シートの破断を示す。
【0041】
【発明の効果】 (1)文字、マークその他の模様が封入された成形品お
よびその成形法において模様形成面と射出一体化する成
形材料間の接着強度を高めることが可能となる。 (2)成形時に文字、マークその他の模様が封入された
意匠を付与できるために、後工程の省略が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来工法での成形品を示す断面模式図
【図2】 従来工法での成形品を示す断面模式図
【図3】 本発明の成形過程を説明する金型断面の模式
【図4】 本発明の実施例1で得られた成形品の断面模
式図
【図5】 本発明の実施例2で得られた成形品の断面模
式図
【図6】 本発明の実施例3で得られた成形品の断面模
式図
【図7】 比較例1で得られた成形品の断面模式図
【図8】 比較例2で得られた成形品の断面模式図
【符号の説明】
1 金型 2 移動側金型 3 固定側金型 4 キャビティ部 5 キャビティ表面 6 打ち抜き片 7 溶融樹脂 8 射出成形手段 9 模様膜形成面 10 界面またはポリエステル樹脂層 11 スプルー 12 流動溶融層 13 固化スキン層 14 固化スキン層 15 成形品 16 成形品 17 成形品 18 成形品 19 成形品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田原 久志 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱エンジニアリングプラスチックス株式会 社技術センター内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面上に印刷インキにより模様を形成し
    てなる透明もしくは半透明の熱可塑性合成樹脂シート或
    いはフィルムを該印刷面がキャビティ壁と相対する面と
    なるように金型に装着して、溶融した熱可塑性合成樹脂
    を該シート或いはフィルム上に射出一体化してなる模様
    封入成形品であって、該印刷インキが飽和熱可塑性ポリ
    エステル樹脂を配合された印刷インキであることを特徴
    とする模様封入成形品。
  2. 【請求項2】 表面上に印刷インキにより模様を形成し
    てなる透明もしくは半透明の熱可塑性合成樹脂シート或
    いはフィルムを該印刷面がキャビティ壁と相対する面と
    なるように金型に装着して、溶融した熱可塑性合成樹脂
    を該シート或いはフィルム上に射出一体化してなる模様
    封入成形品であって、金型に装着する熱可塑性合成樹脂
    シート或いはフィルムが印刷インキにより形成された模
    様上に更に飽和熱可塑性ポリエステル樹脂を塗布した熱
    可塑性合成樹脂シート或いはフィルムである模様封入成
    形品。
  3. 【請求項3】 飽和熱可塑性ポリエステル樹脂の軟化点
    が80℃から180℃の範囲である請求項1もしくは2
    に記載の模様封入成形品。
  4. 【請求項4】 飽和熱可塑性ポリエステル樹脂が有機溶
    剤に可溶な非晶性飽和熱可塑性ポリエステル樹脂である
    請求項1もしくは2に記載の模様封入成形品。
  5. 【請求項5】 熱可塑性合成樹脂シートもしくはフィル
    ムがあらかじめ紫外線吸収剤を添加させて成形された紫
    外線吸収性能を有する熱可塑性合成樹脂シートもしくは
    フィルムである請求項1もしくは2に記載の模様封入成
    形品。
  6. 【請求項6】 熱可塑性合成樹脂シートもしくはフィル
    ムが着色剤或いは染料を添加させた熱可塑性合成樹脂シ
    ートもしくはフィルムである請求項1もしくは2に記載
    の模様封入成形品。
  7. 【請求項7】 射出成形機を使用して成形される模様封
    入成形品の成形法であって、熱可塑性合成樹脂シートも
    しくはフィルムに飽和熱可塑性ポリエステル樹脂を配合
    した印刷インキを使用して印刷加工してなる熱可塑性合
    成樹脂シートもしくはフィルムを金型キャビティに、該
    印刷面がキャビティ壁と相対する面となるように金型に
    装着して、溶融した熱可塑性合成樹脂を該シート或いは
    フィルム上に射出一体成形することを特徴とする模様封
    入成形品の成形方法。
  8. 【請求項8】 射出成形機を使用して成形される模様封
    入成形品の成形法であって、熱可塑性合成樹脂シートも
    しくはフィルム表面上に印刷インキにより模様を形成
    し、更に該模様面上に飽和熱可塑性ポリエステル樹脂を
    塗布してなる熱可塑性合成樹脂シートもしくはフィルム
    を、該印刷面がキャビティ壁と相対する面となるように
    金型に装着して、熱可塑性合成樹脂を該シート或いはフ
    ィルム上に射出一体成形することを特徴とする模様封入
    成形品の成形方法。
  9. 【請求項9】 熱可塑性合成樹脂シートもしくはフィル
    ムの非印刷面には、耐擦傷性性能、耐候性性能、帯電防
    止性能、防曇性能の少なくとも一つ以上の機能性膜をも
    ち、シートに付与された機能性膜は金型面を向くように
    装着して成形品表面が機能性膜となるように配置されて
    いる請求項6に記載の模様封入成形品の成形方法。
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