JPH07307732A - フレーム同期回路 - Google Patents

フレーム同期回路

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JPH07307732A
JPH07307732A JP6320163A JP32016394A JPH07307732A JP H07307732 A JPH07307732 A JP H07307732A JP 6320163 A JP6320163 A JP 6320163A JP 32016394 A JP32016394 A JP 32016394A JP H07307732 A JPH07307732 A JP H07307732A
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JP
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circuit
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synchronization
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JP6320163A
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Inventor
Hiroshi Kubota
廣志 久保田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期パターンのビット数mより少ないビット
数nに並列展開したデータを基に同期パターンを検出す
るフレーム同期回路に関し、回路規模の縮小並びに配線
数の低減を図る。 【構成】 並列展開データを下位アドレスとして出力す
るシフトレジスタ1と、この下位アドレスとアドレス・
コントロール回路4からの上位アドレスとにより、同期
パターン状態情報とロード値制御情報と面番号情報と同
期パターン検出/未検出を示す情報とを読出すメモリ2
と、保持していた前回の同期パターン状態情報と今回の
同期パターン状態情報とを比較し、比較結果に応じて保
持内容を更新する検出状態比較回路5と、面番号情報を
保持して前記上位アドレスを形成する面番号情報保持部
10と、ロード値制御情報に従ってセレクタ13を制御
し、フレームカウンタ11のロード値を選択し、フレー
ムカウンタ11のリプルキャリーを基に同期パターン位
置パルスを出力する位置パルス生成部8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列展開データを基に
同期パターンを検出するフレーム同期回路に関する。新
同期装置等の通信装置に於いて、複数フレームについて
の同期パターンを検出してフレーム同期をとることによ
り、受信処理するものであり、高速伝送化に伴って、前
段で直列データを並列データに変換して低速化し、この
並列データを基に同期パターンを検出する方式が採用さ
れている。このようなフレーム同期回路に於いて、同期
パターンのビット数より少ないビット数に並列展開した
場合、並列展開数と同数の同期パターン検出状態が生じ
ることになり、各状態に対応した検出回路を必要とする
ことになる。そこで、回路規模を縮小することが要望さ
れている。
【0002】
【従来の技術】図11は従来例の新同期装置に於けるフ
レーム同期回路の説明図であり、mビットの同期パター
ンを含む伝送データをn(m>n)個に並列展開した場
合を示し、データ1〜nは、伝送データをn個に並列展
開したデータを示す。又101はシフトレジスタ、10
2−1〜102−nは同期パターン検出回路、103は
検出回路記憶回路、104はn−1セレクタである。
【0003】同期パターンを含む伝送データは、前段に
於いて並列展開されてn個のデータ1〜データnとな
り、シフトレジスタ101に並列データとして入力さ
れ、順次シフトして並列データを入力することにより、
1〜m+(n−1)ビットが並列出力される。そして、
シフトレジスタ101の並列出力の中の入力順の1〜m
のデータは第1の同期パターン検出回路102−1に、
2〜m+1のデータは第2の同期パターン検出回路10
2−2に、3〜m+2のデータは第3の同期パターン検
出回路102−3にそれぞれ入力される。同様に、n〜
m+(n−1)のデータは第nの同期パターン検出回路
102−nに入力される。
【0004】各同期パターン検出回路102−1〜10
2−nは、予め定められた同期パターンと、入力された
同期パターンとを比較して同期パターンを検出するもの
で、シフトレジスタ101内に同期パターンが含まれて
いる場合は、何れか一つの同期パターン検出回路から一
致信号が出力されて、検出回路記憶回路103とn−1
セレクタ104とに入力される。
【0005】検出回路記憶回路103は、一致信号を出
力した同期パターン検出回路を記憶する。そして、n−
1セレクタ104を制御して、記憶した同期パターン検
出回路からの一致信号を同期保護回路へ送出する。これ
によって、1フレーム後に再び同期パターンを検出する
ことが予想される同期パターン検出回路からの一致信号
を選択出力することができる。同期保護回路は、一致信
号が所定フレーム数分連続して入力された時に同期確立
と判定し、同期確立後は、一致信号が所定フレーム数分
連続して入力されない時に同期外れと判定する。
【0006】図12は従来例の光多重伝送装置に於ける
フレーム同期回路の説明図であり、201はシフトレジ
スタ、202−1〜202−nは同期パターン検出回
路、203−1〜203−nは後方保護回路、204は
前方保護回路、205は判定回路、206はタイミング
発生回路である。
【0007】mビットの同期パターンを含む伝送データ
は、前述の場合と同様に、n個(n<m)のデータ1〜
データnに並列展開してシフトレジスタ201に入力
し、順次シフトして、1〜m+(n−1)ビットを並列
出力する。そして、各同期パターン検出回路202−1
〜202−nには、それぞれ1〜m,2〜m+1,3〜
m+2,・・・n〜m+(n−1)のデータが入力さ
れ、予め定めた同期パターンと比較し、比較一致の時に
同期パターン検出の一致信号を出力する。
【0008】タイミング発生回路206は、クロック信
号と、フレームカウンタ回路(図示を省略)からのフレ
ームパルスと、後方保護回路203−1〜203−nか
らの一致信号とを基に、同期パターン位置パルスを後方
保護回路203−1〜203−nと前方保護回路204
と判定回路205とに加える。又フレームカウンタ回路
(図示せず)にタイミング信号を加える。又後方保護回
路203−1〜203−nは、同期パターン検出回路2
02−1〜202−nからの一致信号が入力され、後方
保護段数に従った回数の一致信号が連続して入力された
後の一致信号を、ワイヤードオア接続を介して前方保護
回路204及び判定回路205に入力する。
【0009】判定回路205は、後方保護回路203−
1〜203−nからの後方保護をとった後の一致信号が
タイミング発生回路206からの同期パターン位置パル
スとと共に入力された時に同期確立と判定し、又前方保
護回路204による前方保護段数に従った回数の一致信
号が連続して入力されない時の信号を基に、同期外れと
判定する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す従来例の
フレーム同期回路に於いては、入力データをn個に並列
展開した場合、n個の同期パターン検出回路を必要とす
るものである。例えば、新同期装置の場合に、m=1
6,n=8として、同期パターン検出回路を構成する為
に必要なゲート数は、シフトレジスタ101に対して、
フリップフロップ=23、2入力排他的論理和回路=m
×n=128、16入力ノア回路=8となる。又検出回
路記憶回路103に対して必要なゲート数は、フリップ
フロップ=8となり、n−1セレクタ104に対して必
要なゲート数は、2入力ナンド回路=2×n−1=15
となる。又配線数は、同期パターンを検出するまでの回
路で、m×n=128となる。
【0011】又図12に示す従来例のフレーム同期回路
に於いては、ADM(Add DropMultiplexing )装
置に適用し、後方保護段数2、前方保護段数4とした場
合、構成要素の個数は、シフトレジスタ201に対し
て、フリップフロップ=23、同期パターン検出回路に
対して、2入力ノア回路=m×n=128、16入力ア
ンド回路=8となる。又後方保護回路に対して必要なゲ
ート数は、フリップフロップ=8、J−Kフリップフロ
ップ=8、2入力アンド回路=8、3入力アンド回路=
2×n=16、インバータ=8となる。又配線数は、同
期パターンを検出するまでの回路で、m×n=128と
なる。
【0012】前述のように、nビットに並列展開したデ
ータを基に、mビット構成の同期パターンを検出してフ
レーム同期をとる従来例のフレーム同期回路は、回路規
模が大きくなると共に、配線数が多くなる問題があり、
大規模集積回路化が容易でない欠点があった。本発明
は、回路規模の縮小化と、配線数の低減と共に、設計上
の自由度が得られるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のフレーム同期回
路は、図1を参照して説明すると、Nビットからなる1
フレーム中にmビットの同期パターンを含む信号系列を
n個(但し、m>n)に並列展開したデータから該同期
パターンを検出してフレーム同期をとるディジタル通信
システムに於いて、並列展開したデータを取り込んでn
個の並列データとして出力するシフトレジスタ1と、こ
のシフトレジスタ1の出力を下位アドレスとして、上位
アドレスに対応するメモリ面から、前記n個の並列デー
タ中に於ける同期パターンの出現位置を示す同期パター
ン状態情報と、フレームカウンタのロード値を制御する
ロード値制御情報と、次の読出メモリ面を示す面番号情
報と、同期パターンの検出/未検出を示す情報とを出力
するメモリ2と、同期パターン位置パルス発生時に、シ
フトレジスタ1の出力毎にメモリ2から読出された面番
号情報を保持して、次の読出時、上位アドレスとしてメ
モリ2に与える面番号情報保持部10と、メモリ2から
同期パターン検出を示す情報が出力された時の同期パタ
ーン状態情報と、保持していた前回の同期パターン状態
情報とを比較して、一致した時に一致信号を出力すると
共に、この同期パターン状態情報を更新する検出状態比
較回路5と、一致信号の出力時にロード値制御情報によ
って定まる値をフレームカウンタ11にロードしてカウ
ントを開始することにより、1フレーム中に於ける同期
パターン検出タイミングを示す前記同期パターン位置パ
ルスを発生する位置パルス生成部8とを備えている。又
面番号情報保持部10は、情報保持回路3と、アドレス
・コントロール回路4と、クロック制御回路7とを含む
構成である。又位置パルス生成部8は、フレームカウン
タ11と、インバータ12と、ロード値1,ロード値2
を選択するセレクタ13とを含む構成である。又6はゲ
ート回路である。
【0014】又検出状態比較回路5は、前フレームに於
いて同期パターンが検出されなかった時、メモリ2から
の同期パターン検出/未検出を示す情報の発生のみによ
って前記位置パルス生成部8のカウントを開始させ、且
つ前フレームに於いて同期パターンが検出された時、同
期パターン状態情報の比較一致と、前記同期パターン検
出/未検出を示す情報の発生とによって前記位置パルス
生成部8のカウントを開始させる構成を有するものであ
る。
【0015】又メモリ2は、シフトレジスタ1の出力を
下位アドレスとし、アドレス・コントロール回路4の出
力を上位アドレスとして、同期パターン状態情報と、ロ
ード値制御情報と、面番号情報と、同期パターンの検出
/未検出を示す情報とを読出すリードオンリメモリ(R
OM)又はランダムアクセスメモリ(RAM)によって
構成することができる。
【0016】又低速側データを多重化して高速側データ
とし、且つ該高速側データを多重分離して低速側データ
とする新同期多重システムの伝送路終端装置に於ける前
記低速側データを処理するインタフェース部のフレーム
同期回路に於いて、Nビットからなる1フレーム中にm
ビットの同期パターンを含む前記低速側データをn個に
並列展開したデータを取り込んでn個の並列データとし
て出力するシフトレジスタ1と、このシフトレジスタ1
の出力の下位アドレスと、アドレス・コントロール回路
4からの上位アドレスとによる領域に、前記同期パター
ン状態情報と、前記ロード値制御情報と、前記面番号情
報と、前記同期パターン検出/未検出を示す情報とを格
納したメモリ2と、面番号情報を保持する面番号情報保
持部10と、検出状態比較回路5と、同期パターン位置
パルスを発生する位置パルス生成部8とを備えた構成と
することができる。
【0017】又高次群の光信号を電気信号に変換して低
次群の信号としてクロスコネクトを行う装置を含む光多
重伝送装置の挿入分離装置に於けるフレーム同期回路に
於いて、Nビットからなる1フレーム中にmビットの同
期パターンを含む前記低速側データをn個に並列展開し
たデータを取り込んでn個の並列データとして出力する
シフトレジスタ1と、このシフトレジスタ1の出力の下
位アドレスと、アドレス・コントロール回路4からの上
位アドレスとによる領域に、前記同期パターン状態情報
と、前記ロード値制御情報と、前記面番号情報と、前記
同期パターン検出/未検出を示す情報とを格納したメモ
リ2と、前記面番号情報を保持する面番号情報保持部1
0と、検出状態比較回路5と、同期パターン位置パルス
を発生する位置パルス生成部8とを備えた構成とするこ
とができる。
【0018】又本発明のフレーム同期回路は、図2を参
照して説明すると、Nビットからなる1フレーム中にm
ビットの同期パターンを含む信号系列をn個(但し、m
>n)に並列展開したデータから同期パターンを検出し
てフレーム同期をとるディジタル通信システムに於い
て、並列展開したデータを取り込んでm+(n−1)個
の並列データとして出力するシフトレジスタ1と、この
シフトレジスタ1の出力を下位アドレスとして、上位ア
ドレスに対応するメモリ面からm+(n−1)個の並列
データ中に於ける同期パターンの出現位置を示す同期パ
ターン状態情報と、同期パターンの検出/未検出を示す
情報とを出力するメモリ2と、同期パターン位置パルス
発生時に、シフトレジスタ1からの出力毎にメモリ2か
ら読出された同期パターン状態情報を保持して、次の読
出時のメモリ2の上位アドレスとする面番号情報保持部
10と、同期パターンの検出を示す情報の発生時に、フ
レームカウンタにより一定値のカウントを開始すること
によって、1フレーム中に於ける同期パターン検出タイ
ミングを示す前記同期パターン位置パルスを発生する位
置パルス生成部8とを備えている。
【0019】又メモリ2は、シフトレジスタ1からの下
位アドレスと、アドレス・コントロール回路4からの上
位アドレスとに対応した領域に、同期パターン状態情報
と、同期パターンの検出/未検出を示す情報とを格納し
たリードオンリメモリ(ROM)又はランダムアクセス
メモリ(RAM)とすることができる。
【0020】又低速側データを多重化して高速側データ
とし、且つ高速側データを多重分離して低速側データと
する新同期多重システムの伝送路終端装置に於ける前記
低速側データを処理するインタフェース部のフレーム同
期回路に於いて、並列展開したデータを取り込んでm+
(n−1)個の並列データとして出力するシフトレジス
タ1と、このシフトレジスタ1の出力の下位アドレスと
アドレス・コントロール回路4からの上位アドレスとに
よる領域に、同期パターン状態情報と同期パターン検出
/未検出を示す情報とを格納したメモリ2と、同期パタ
ーン状態情報を保持する面番号情報保持部10と、同期
パターン位置パルスを発生する位置パルス生成部8とを
備えた構成とすることができる。
【0021】又高次群の光信号を電気信号に変換して低
次群の信号としてクロスコネクトを行う装置を含む光多
重伝送装置の挿入分離装置に於けるフレーム同期回路に
於いて、並列展開したデータを取り込んでm+(n−
1)個の並列データとして出力するシフトレジスタ1
と、このシフトレジスタ1の出力の下位アドレスと、ア
ドレス・コントロール回路からの上位アドレスとによる
領域に、同期パターン状態情報と、前記ロード値制御情
報と、前記面番号情報と、前記同期パターン検出/未検
出を示す情報とを格納したメモリ2と、面番号情報を保
持する面番号情報保持部10と、同期パターン位置パル
スを発生する前記位置パルス生成部8とを備えた構成と
することができる。
【0022】
【作用】図1の本発明の第1の原理説明図を参照して説
明する。入力データの1フレームがNビットで、同期パ
ターンがm(<N)ビットの場合に、m>nの関係のn
ビット並列に変換し、シフトレジスタ1に並列に取り込
み、このnビット並列のデータを並列にシフトする。な
お、1段のシフト段とすることもできる。このシフトレ
ジスタ1からのnビット並列の出力は、メモリ2の下位
アドレスとなる。メモリ2は、リードオンリメモリ(R
OM)又はランダムアクセスメモリ(RAM)によって
構成され、シフトレジスタ1からの下位アドレスと面番
号情報保持部10のアドレス・コントロール回路4から
の上位アドレスとによってアクセスされて、同期パター
ン状態情報と、ロード値制御情報と、面番号情報と、同
期パターンの検出/未検出を示す情報とが読出される。
【0023】シフトレジスタ1の出力の下位アドレス
に、分割された同期パターンの一部が含まれることにな
る。例えば、m=16,n=8とすると、同期パターン
は、2回に分けて下位アドレスに含まれる場合と、3回
に分けて下位アドレスに含まれる場合とがある。少なく
とも下位アドレスに同期パターンの一部が含まれている
場合、次の下位アドレスに残りの同期パターンが含まれ
ているか否かを識別できるように、メモリ2の面切替え
が行われる。即ち、上位アドレスの変更が行われる。そ
して、2回又は3回目の下位アドレスによって、同期パ
ターンの検出が行われると、同期パターン検出/未検出
を示す情報は、同期パターン検出情報となり、ゲート回
路6を介して、位置パルス生成部8のフレームカウンタ
11のロード信号として加えられる。
【0024】検出状態比較回路5は、メモリ2から読出
された同期パターン状態情報を保持し、次の読出周期に
於いて読出された同期パターン状態情報と比較し、一致
した時に一致信号を出力する。この一致信号と、フレー
ム同期保護段数部(図示を省略)からの前フレームの同
期パターンの検出有無を示す信号とに応じてゲート回路
6を介してメモリ2からの同期パターン検出を示す情報
を出力して、位置パルス生成部8のフレームカウンタ1
1にロード信号として加える。
【0025】又位置パルス生成部8は、図示を省略して
いる同期保護回路の一部の機能を有するものである。又
同期パターンの検出開始から検出終了までの間、フレー
ムカウンタ11による1フレーム毎に発生するリプルキ
ャリーを同期パターン位置パルスを出力して、クロック
制御回路7から情報保持回路3へクロック信号を加える
ように制御し、且つアドレス・コントロール回路4から
情報保持回路3に保持された面番号情報を上位アドレス
として出力できるように制御する。
【0026】前述のように、シフトレジスタ1からの複
数回の下位アドレスに同期パターンが含まれていること
により、メモリ2から同期パターン検出を示す情報が読
出されると、検出状態比較回路5は、前回の同期パター
ン状態情報と今回の同期パターン状態情報とを比較し、
一致している場合は、ゲート回路6を介してフレームカ
ウンタ11にロード信号を加えるように制御する。フレ
ームカウンタ11は、それによってクロック信号のカウ
ンタを開始し、1フレーム後にリプルキャリーを同期パ
ターン位置パルスとして出力する。
【0027】従って、同期パターン位置パルスが出力さ
れる毎に、下位アドレスに同期パターンの一部が含まれ
ているか否かを識別することになる。なお、最初に同期
パターンを検出した場合は、検出状態比較回路5の比較
結果の如何にかかわらず、ゲート回路6を介してフレー
ムカウンタ11にロード信号を加える。又同期パターン
検出を示す情報がフレーム周期毎にメモリ2から読出さ
れ、所定回数連続すると、同期確立と判定し、又同期確
立後は、所定回数連続して同期パターン検出を示す情報
が読出されない時に、同期外れと判定することになる。
【0028】フレームカウンタ11の1フレーム分のカ
ウント数は、1フレーム分のクロック数から、同期パタ
ーンの検出に必要な期間、即ち、リプルキャリーの発生
期間に対応するクロック数だけ少なくする必要があり、
同期パターンが検出される時のシフトレジスタ1からの
出力回数(下位アドレス回数)に対応するクロック数
は、下位アドレスに含まれる同期パターンの先頭位置に
よって異なるので、ロード値制御情報に従ってフレーム
カウンタ11のロード値1,ロード値2をセレクタ13
によって選択してフレームカウンタ11にロードし、1
フレーム分のカウント数を修正している。
【0029】図2は本発明の第2の原理説明図を示し、
以下図2を参照して説明する。シフトレジスタ1は、並
列に展開したデータ1〜データnを並列シフトし、各段
からそれぞれ並列出力する。即ち、入力順に1〜m+
(n−1)のデータがメモリ2の下位アドレスとして加
えられる。又メモリ2は、リードオンリメモリ(RO
M)又はランダムアクセスメモリ(RAM)によって構
成され、シフトレジスタ1からの下位アドレスと、面番
号情報保持部10のアドレス・コントロール回路4から
の上位アドレスとによってアクセスされ、同期パターン
状態情報と、同期パターンの検出/未検出を示す情報と
が読出される。
【0030】情報保持回路3は、メモリ2からの同期パ
ターン状態情報を保持する。又アドレス・コントロール
回路4は、情報保持回路3に保持された同期パターン状
態情報と、位置パルス生成部8からの同期パターン位置
パルスとによって、メモリ面を指定する上位アドレスを
出力する。又クロック制御回路7は、位置パルス生成部
8からの同期パターン位置パルスに従って、情報保持回
路3に対する同期パターン状態情報を取込みタイミング
信号を出力する。又位置パルス生成部8は、同期保護回
路の一部の機能を有するもので、メモリ2からの同期パ
ターン検出を示す情報をロード信号とし、クロック信号
をカウントするフレームカウンタ11のリプルキャリー
を、同期パターン検出のタイミングを示す同期パターン
位置パルスとして出力する。
【0031】メモリ2の下位アドレスには、mビット構
成の同期パターンが完全に含まれる状態となることがあ
るから、その場合に、メモリ2から同期パターンの検出
を示す情報を読出すように構成することができる。同期
パターン検出の場合は、次のフレームに於いても、同一
のタイミングで同一の上位アドレスが加えられ、下位ア
ドレスに同期パターンが含まれている時は、同期パター
ン検出を示す情報が読出されるから、所定回数連続して
この状態が継続すれば、同期確立と判定することができ
る。又同期確立後は、所定回数連続して同期パターン検
出ができない時に同期外れと判定する。
【0032】
【実施例】図3は本発明の第1の実施例の説明図であ
り、図1の本発明の第1の原理説明図に対応し、16ビ
ット構成の同期パターンを8並列に展開して処理する場
合を示す。同図に於いて、1はシフトレジスタ、11
8 はフリップフロップ(FF)、2はメモリ、3は情
報保持回路、31 〜34 は情報保持回路3を構成するフ
リップフロップ(FF)、4はアドレス・コントロール
回路、41 〜44 はアドレス・コントロール回路4を構
成する2入力オア回路、5は検出状態比較回路、53
3入力オア回路、54 は2入力オア回路、511〜513
フリップフロップ(FF)、521〜523は2入力の排他
的オア回路、6はゲート回路、61 は2入力オア回路、
2 は2入力アンド回路、7はクロック制御回路、71
は2入力オア回路、8は位置パルス生成部、10は面番
号情報保持部、11はフレームカウンタ、12はインバ
ータ、13はロード値1,ロード値2を選択するセレク
タである。
【0033】図示を省略した前段に於いて入力データを
8ビット並列に変換したデータ1〜データ8をシフトレ
ジスタ1に入力する。このシフトレジスタ1は、シフト
段が1段の場合を示し、並列のデータ1〜データ8をク
ロックに従ってラッチし、その8ビット並列の出力をメ
モリ2の下位アドレスA7〜A0とする。又アドレス・
コントロール回路4からの4ビットをメモリ2の上位ア
ドレスA11〜A8とする。
【0034】図4は本発明の第1の実施例のメモリ内容
説明図であり、上位アドレスA11〜A8と下位アドレ
スA7〜A0とからなるアドレスに対応して、D8〜D
6の同期パターン状態情報(1)と、D5のロード値制
御情報(2)と、D4〜D1の面番号情報(3)と、D
0の同期パターン検出/未検出情報(4)とが格納され
ている。面番号情報(3)はメモリ2を0〜15番の面
構成とした時の面番号を示し、又同期パターン検出/未
検出情報(4)は、検出時に“0”、未検出時に“1”
とする。又同期パターンの一部と同一のパターンを含ま
ない下位アドレスA7〜A0については、オール“0”
の場合と同様なデータを格納する構成とすることができ
る。
【0035】又このメモリ2は、予めシステム対応の同
期パターンを検出できるようように、前述の下位アドレ
スA7〜A0に対応して、同期パターン状態情報
(1),ロード値制御情報(2),面番号情報(3)及
び同期パターン検出/未検出情報(4)を格納したPR
OM,EEPROM等のリードオンリメモリ(ROM)
により構成することができる。又ランダムアクセスメモ
リ(RAM)により構成した場合は、システム立上時等
に於いて、システム対応の同期パターンを検出できるよ
うに、前述の下位アドレスA7〜A0に対応して、同期
パターン状態情報(1),ロード値制御情報(2),面
番号情報(3)及び同期パターン検出/未検出情報
(4)を上位装置からダウンロードすることができる。
【0036】又情報保持回路3は、フリップフロップ3
1 〜34 により構成され、メモリ2から読出されたデー
タD4〜D1の面番号情報を、クロック制御回路7のオ
ア回路71 を介して加えられるクロックに従ってフリッ
プフロップ31 〜34 により保持し、その面番号情報を
アドレス・コントロール回路4に入力する。このアドレ
ス・コントロール回路4は、2入力オア回路41 〜44
により構成され、面番号情報と位置パルス生成部8から
の位置パルスとによって、メモリ2の上位アドレスA1
1〜A8を形成する。
【0037】又検出状態比較回路5は、3入力オア回路
3 と、2入力オア回路54 と、フリップフロップ511
〜513と、2入力の排他的オア回路521〜523とにより
構成され、メモリ2から読出された同期パターン状態情
報のデータD8〜D6と、フリップフロップ511〜513
にラッチされた前回の同期パターン状態情報とを、排他
的オア回路521〜523により比較し、総て一致の場合
は、オア回路53 から“0”の一致信号がゲート回路6
のアンド回路62 に入力される。
【0038】このアンド回路62 には、フレーム同期保
護段数部(図示を省略)から同期パターン検出信号が加
えられる。この同期パターン検出信号は、前回の同期パ
ターン検出動作によって同期パターンが検出された場合
に“1”となる。又メモリ2からD0=“0”の同期パ
ターン検出を示す同期パターン検出/未検出情報が読出
されると、オア回路54 を介してクロックがフリップフ
ロップ511〜513に加えられて、メモリ2から読出され
た同期パターン状態情報のデータD8〜D6がラッチさ
れる。
【0039】又位置パルス生成部8は、フレームカウン
タ11と、インバータ12と、ロード値1,ロード値2
を選択するセレクタ13とにより構成され、セレクタ1
3はメモリ2から読出されたロード値制御情報(D5)
によって制御され、ロード値1又はロード値2の何れか
を選択出力する。又フレームカウンタ11は、オア回路
1 の出力信号をロード信号として、セレクタ13によ
って選択されたロード値1又はロード値2をロードし、
インバータ12の出力信号をイネーブル信号としてクロ
ックのカウントを行い、1フレーム分のカウント終了に
より“1”のリプルキャリーを出力し、インバータ12
を介したイネーブル信号が“0”となることにより、フ
レームカウンタ11はクロックのカウントを停止し、ロ
ード信号が加えられて、ロード値1又はロード値2をロ
ードすることにより、イネーブル信号は“1”となり、
クロックのカウントが開始される。又ゲート回路6のオ
ア回路61 の出力信号は、フレーム同期保護段数部へ同
期パターン検出信号として加えられる。
【0040】図5及び図6は本発明の第1の実施例のタ
イムチャートであり、データ入力、シフトレジスタ出力
〜(下位アドレス)、上位アドレスA11〜A8、
メモリ出力D0(カウンタロード信号)、カウンタ値、
リプルキャリー、イネーブル信号の一例を示す。図5
は、16ビット構成の同期パターンの先頭が、斜線を施
して示すように、8ビット並列に展開した時の先頭に位
置した場合で、2回目の検出動作によって同期パターン
を検出できる。又図6は、16ビット構成の同期パター
ンの先頭が、斜線を施して示すように、8ビット並列に
展開した時の中間に位置した場合で、3回目の検出動作
によって同期パターンを検出できることになる。
【0041】1フレームがNビット構成のデータが8ビ
ット並列に展開されてシフトレジスタ11に入力され、
その8ビットが並列に出力されてメモリ2の下位アドレ
スA7〜A0となる。又メモリ出力D0が“0”となる
と、“0”から“1”への立上りのタイミングでフレー
ムカウンタ11に0がロードされて、カウント値は0と
なる。そして、リプルキャリーは“0”となり、インバ
ータ12により反転されて得られるイネーブル信号は
“1”となる。
【0042】同期パターンが、例えば、“010110
1110100100”の場合に、シフトレジスタ1を
構成するフリップフロップ11 〜18 からメモリ2の下
位アドレスA7〜A0として、例えば、同期パターンの
一部と同一の“01011011”が出力されると、メ
モリ2の上位アドレスA11〜A8の初期状態は“00
00”であるから、アドレスA11〜A0は、“000
01011011”となる。以下同期パターンの一部
のパターンを下線を付加して示す。
【0043】この時のアドレスA11〜A0により、図
4に示すように、データD8〜D0=“0000000
11”が読出される。この中の面番号情報(D4〜D
1)の“0001”は情報保持回路3のフリップフロッ
プ31 〜34 にラッチされる。これによって、次のアド
レス・コントロール回路4からの上位アドレスA11〜
A8は、“0001”となり、メモリ2の面切替えが行
われる。
【0044】次にシフトレジスタ1のフリップフロップ
1 〜18 からメモリ2の下位アドレスA7〜A0とし
て、同期パターンの一部と同一の“10100100
が出力されると、アドレスA11〜A0は、“0001
10100100”となり、メモリ2からデータD8〜
D0=“000000000”が読出され、面番号情報
の“0000”が情報保持回路3に保持される。
【0045】又同期パターン検出/未検出情報(D0)
が“0”となる。これによって、オア回路54 を介して
クロックがフリップフロップ511〜513に加えられて、
同期パターン状態情報(D8〜D6)がラッチされる。
又フレームカウンタ11に“0”のロード信号が加えら
れると共に、図示を省略したフレーム同期保護段数部へ
加えられ、このフレーム同期保護段数部からアンド回路
2 に加えられる同期パターン検出を示す信号は“1”
となる。又“0”のロード値制御情報がセレクタ13に
加えられ、同期パターン状態情報に対応するロード値が
フレームカウンタ11にロードされる。
【0046】ロード値をフレームカウンタ11にロード
することにより、リプルキャリーは“0”となり、イネ
ーブル信号は“1”となるから、フレームカウンタ11
はクロックのカウントを開始する。又インバータ12を
介してアドレス・コントロール回路4のオア回路41
4 に“1”がそれぞれ入力されるから、メモリ2の上
位アドレスA11〜A8は“1111”となる。この
時、メモリ2は、図4では省略しているオール“1”等
の同期パターン検出動作を行わないデータD8〜D0を
出力する。この場合、クロック制御回路7のオア回路7
1 の出力信号は連続“1”となり、クロックがフリップ
フロップ31 〜34 に加えられないから、情報保持回路
3は前の面番号情報“0000”を保持している。
【0047】1フレーム期間経過後に、フレームカウン
タ11からリプルキャリーが出力されると、アドレス・
コントロール回路4は、情報保持回路3に保持されてい
る面番号情報“0000”をメモリ2の上位アドレスA
11〜A8として出力するから、メモリ2は面切替えに
より初期状態に戻り、同期パターンの検出動作を行うこ
とになる。
【0048】又この時に、メモリ2の下位アドレスA7
〜A0が、前フレームの時と同様に、“0101101
”であると、メモリ2のアドレスA11〜A0は前回
と同様に、“000001011011”となり、同期
パターン状態情報(D8〜D6)は“000”、面番号
情報(D4〜D1)は“0001”、同期パターン検出
/未検出情報(D0)は“1”となる。
【0049】そして、次のクロックのタイミングに、メ
モリ2の下位アドレスA7〜A0が、前フレームの時と
同様に、“10100100”であると、メモリ2のア
ドレスA11〜A0は、“000110100100
となり、同期パターン状態情報(D8〜D6)は“00
0”、面番号情報(D4〜D1)は“0000”、同期
パターン検出/未検出情報(D0)は“0”となる。即
ち、同期パターン検出を示すことになる。
【0050】オア回路61 を介して出力される“0”の
同期パターン検出/未検出情報(D0)を、フレーム同
期保護段数部に於ける後方保護段数分だけフレーム周期
毎に連続して得られた場合に、フレーム同期保護段数部
は同期確立と判定する。又同期確立後、前方保護段数分
だけフレーム周期毎に連続して“0”の同期パターン検
出/未検出情報(D0)が得られない場合に、同期外れ
と判定する。
【0051】又前フレームに於いて同期パターンを検出
し、今回は同期パターンの一部のパターンを含まない場
合、図4に於ける下位アドレスA7〜A0がオール
“0”の場合と同様なデータが読出され、同期パターン
検出/未検出情報(D0)は未検出を示す“1”とな
る。そして、前述と同様にして、同期パターンの検出動
作が繰り返される。
【0052】又メモリ2から読出されたロード値制御情
報(D5)によりセレクタ13を制御して、フレームカ
ウンタ11にロードするロード値1,ロード値2を選択
しており、同期パターンが図5に示す場合のように2回
の検出動作で同期パターンを検出できる場合と、図6に
示す場合のように3回の検出動作で同期パターンを検出
できる場合とに於いて、フレームカウンタ11による検
出動作を行わせるフレームの先頭位置について、1回分
のクロック数を修正する必要がある。従って、2回の検
出動作で同期パターンを検出できる場合は“0”、3回
の検出動作で同期パターンを検出できる場合は“1”の
ロード値制御情報(D5)としている。
【0053】前述の同期パターンの検出動作に於いて
は、2回の検出動作で検出できるから、ロード値制御情
報(D5)は“0”となる。又図6に示すように、3回
の検出動作で検出できる場合、例えば、入力データが8
ビット並列展開されて、“10110101”,“10
111010”,“01000011”のように入力さ
れると、16ビット構成の同期パターン(下線を付加し
て示す)は3分割された状態で、メモリ2の下位アドレ
スA7〜A0となり、例えば、図4の点線矢印で示す上
位アドレスA11〜A8の変化に従って、3回目に
“0”の同期パターン検出を示す同期パターン検出/未
検出情報(D0)が出力される。
【0054】図7は本発明の第2の実施例の説明図であ
り、図2に示す本発明の第2の原理説明図に対応し、前
述の第1の実施例と同様に、16ビット構成の同期パタ
ーンを含むデータを8ビットに並列展開した場合を示
す。同図に於いて、1はシフトレジスタ、11 〜124
フリップフロップ(FF)、2はメモリ、3は情報保持
回路、31 〜34 はフリップフロップ(FF)、4はア
ドレス・コントロール回路、41 〜44 は2入力オア回
路、、7はクロック制御回路、71 は2入力オア回路、
8は位置パルス生成部、11はフレームカウンタ、12
はインバータである。
【0055】シフトレジスタ1は、フリップフロップ1
1 〜18 ,19 〜116,117〜124による8ビット並列
の3段のシフトレジスタであり、8ビット並列に入力さ
れ、順次クロックに従ってシフトし、各段の出力を用い
てメモリ2の下位アドレスを形成するもので、最初の8
ビットのデータがフリップフロップ11 〜18 に、次の
8ビットのデータがフリップフロップ19 〜116に、そ
の次の8ビットのデータがフリップフロップ117〜124
にセットされた状態に於いて、フリップフロップ11
23の出力を用いてメモリ2の下位アドレスA22〜A
0を形成する。即ち、16ビット構成の同期パターンが
シフトレジスタ1の各段に分割された状態でも、下位ア
ドレスA22〜A0に含まれるように、23ビット構成
とした場合を示す。又メモリ2の上位アドレスA26〜
A23は、アドレス・コントロール回路4から加えられ
る。
【0056】図8は本発明の第2の実施例のメモリ内容
説明図であり、上位アドレスA26〜A23と下位アド
レスA22〜A0とに対応して、D4〜D1の同期パタ
ーン状態情報(1)と、D0の同期パターン検出/未検
出情報(2)とが格納されている。この同期パターン状
態情報(1)は、同期パターンの先頭位置が下位アドレ
スA22〜A0の何ビット目であるか及び同期パターン
が含まれていないかを示すものである。又同期パターン
検出/未検出情報(2)は、検出時に“0”、未検出時
に“1”となる。
【0057】又図7に於ける位置パルス生成部8のフレ
ームカウンタ11は、同期パターンを検出しない状態が
継続し、リプルキャリーが出力されると、イネーブル信
号は“0”となり、フレームカウンタ11はクロックの
カウントを停止する。情報保持回路3は、メモリ2から
読出した同期パターン状態情報(D4〜D1)をフリッ
プフロップ31 〜34 に、オア回路71 を介したクロッ
クのタイミングにラッチし、その出力をアドレス・コン
トロール回路4に加えるから、このアドレス・コントロ
ール回路4からメモリ2に対する次の上位アドレスA2
6〜A23が加えられる。
【0058】メモリ2の下位アドレスA22〜A0に同
期パターンが含まれていない場合、同期パターン検出/
未検出情報(D0)は“1”となり、フレームカウンタ
11はリプルキャリーが出力されている状態を継続す
る。又メモリ1の下位アドレスA22〜A0に同期パタ
ーンが含まれていると、メモリ2から同期パターンの検
出を示す“0”の同期パターン検出/未検出情報(D
0)が読出され、フレームカウンタ11にロード信号と
して加えられ、フレームカウンタ11はクロックのカウ
ントを開始する。
【0059】例えば、16ビット構成の同期パターンが
前述の実施例の場合と同一のパターンであり、メモリ2
の下位アドレスA22〜A0が、“010110010
00101001101110”の場合は、同期パター
ンを含まないから、メモリ2から、“0000”の同期
パターン状態情報が読出され、又同期パターン検出/未
検出情報は“1”となる。
【0060】又メモリ2の下位アドレスA22〜A0
が、“0010110111010010011111
1”であると、同期パターンの“0101101110
100100”を含むから、この時の先頭位置を示す同
期パターン状態情報は“0010”となり、同期パター
ン検出/未検出情報は“0”となる。それによって、フ
レームカウンタ11に“0”のロード信号が加えられて
クロックのカウントが開始される。そして、次のフレー
ム周期まで、アドレス・コントロール回路4は、上位ア
ドレスA26〜A23を“1111”とする。即ち、メ
モリ2による同期パターン検出を行わない。
【0061】フレームカウンタ11が1フレーム分のク
ロックをカウントすると、リプルキャリーが出力され、
アドレス・コントロール回路4から情報保持回路3で保
持された前回の同期パターン状態情報を上位アドレスA
26〜A23としてメモリ2に加え、その時の下位アド
レスA22〜A0に同期パターンが含まれていれば、同
期パターン検出/未検出情報は“0”となり、継続して
同期パターンを検出できたことになる。又その時、下位
アドレスA22〜A0に同期パターンが含まれてない
と、同期パターン状態情報はオール“0”、同期パター
ン検出/未検出情報は“1”となり、初期状態に戻るこ
とになる。
【0062】図9は本発明の第3の実施例の説明図であ
り、新同期多重システムに於ける伝送路終端装置に適用
した場合を示し、低速側は52Mbps又は156Mb
psの伝送速度、高速側は622Mbpsの伝送速度の
場合を示す。同図に於いて、30は低速部、40は高速
部、41は予備高速部、50は共通部、110は低速側
伝送路、120は高速側のNNI(Network Node I
nterface)標準信号を伝送する高速伝送路、301はイ
ンタフェース部(IF)、302はセレクタ部(SE
L)、401は切替部(PSW)、402は多重化部
(MUX)、403は分離部(DMUX)、404はス
クランブル/デスクランブル部(SCR/DSCR)、
405は電光変換部(OS)、406は光電変換部(O
R)、501はクロック発生部(CLK)、502は局
内情報転送網インタフェース部(CAP−NET I
F)、503は端局制御装置インタフェース部(TC
IF)である。又SYS1〜SYS3は同一構成の伝送
路終端部である。
【0063】低速部30のインタフェース部301は、
低速側伝送路110が光伝送路の場合、光電変換部及び
電光変換部を含み、又フレーム同期をとる為のフレーム
同期回路を備えており,前述の実施例のフレーム同期回
路を適用できるものである。又0系と1系とを有し、セ
レクタ302によりインタフェース部301の0系と1
系との選択及び高速部の現用系と予備系との選択を行う
ものである。
【0064】又高速部40の多重化部402は、例え
ば、低速部30からの156Mbpsの低速側データを
4多重化して622Mbpsの高速側データとし、又分
離部403は、その逆の622Mbpsの高速側データ
を4分離して156Mbpsの低速側データとして、低
速部30に転送する。又スクランブル/デスクランブル
部404は、622Mbpsのフォーマットに於けるセ
クションオーバヘッドの挿入/削除を行い、且つ同一シ
ンボルが連続しないようにスクランブル及びその逆のデ
スクランブルを行う。又電光変換部405は電気信号を
光信号に変換して高速側伝送路120に送出し、又高速
側伝送路120を介して受信した光信号を光電変換部4
06により電気信号に変換する。
【0065】予備高速部41は、現用系と同一の構成を
有するものであるが、切替部401によって伝送路終端
部SYS1〜SYS3の低速部30を、共通部50から
の制御に従って選択接続するものである。即ち、3:1
の現用予備切替構成のシステムを構成した場合を示す。
【0066】又共通部50のクロック部501は、図示
を省略したクロック供給装置から受信したクロックを基
に生成したクロック信号を各部に供給する。又局内情報
転送網インタフェース部502は、各部からのアラーム
信号を局内情報転送網(CAP−NET)へ転送する。
又端局制御装置インタフェース部503は、切替制御,
設定制御,運用状態管理制御,試験制御等を、端局制御
装置からの指示に従って行う。
【0067】前述のインタフェース部301は、低速側
データを150Mbpsとした時、1システム4チャネ
ル最大実装時に、0系と1系とを含めて24枚実装さ
れ、従って、図示のように、3システムを実装した場合
は72枚実装される。このインタフェース部301の実
装盤数を低減して小型化を図るには、大規模集積回路化
することになる。その場合に、前述の実施例のように、
回路規模の縮小並びに配線数の低減が可能のフレーム同
期回路を適用することによって、複数の回路部を含む大
規模集積回路化が容易となる。
【0068】図10は本発明の第4の実施例の説明図で
あり、光多重伝送装置に於けるADM(Add Drop M
ultiplexing ;挿入分離)装置に適用した場合を示す。
同図に於いて、60は156Mbpsの光多重信号を伝
送する回路部、61は6Mbpsの信号をSONET
STS−1(52Mbps)信号に多重化する回路部、
62は低次群装置、600はスイッチ制御部(HS)、
601,603はインタフェース装置(HC)、602
はクロスコネクト装置(CROSS CONNEC
T)、604はクロック供給装置(TC)、610はス
イッチ制御部(EC)、611はMC−M装置、612
はMC−C装置、613はMC−O装置、620は低次
群チャネルパネル(LC)、621はスイッチ制御部
(LS)、Wは現用装置、Pは予備装置を示す。
【0069】クロスコネクト装置602は、52Mbp
sの信号についてクロスコネクトを行うもので、156
Mbpsの光多重信号については、インタフェース部6
01,602に於いて電気信号に変換し、且つ52Mb
psの信号に変換する。又MC−O装置613は、52
MbpsのSONET方式のSTS−1信号のオーバー
ヘッド処理を行ってクロスコクネト装置602との間で
52Mbpsの信号の送受信を行い、又MC−C装置6
12は、45MbpsのDS3信号と52Mbpsの信
号との間の変換を行うものであり、又MC−M装置61
1は、6Mbpsの低次群信号を52Mbpsの信号に
多重化及びその逆の多重分離を行うものである。
【0070】又低次群チャネルパネル620は、N個の
現用チャネルパネルWと1枚の予備チャネルパネルPと
を備えたN対1の現用予備構成の場合を示し、1.5M
bpsの信号と6Mbpsの信号との間の変換を行うも
のであり、この6Mbpsの信号はMC−M装置611
により52Mbpsの信号に多重化される。
【0071】前述のMC−O装置613は、オーバーヘ
ッド処理に於いてフレーム同期をとるから、前述の実施
例のフレーム同期回路を適用するものである。その場
合、具体的な例として、MC−O装置613は、2パネ
ル構成とし、各パネルにフレーム同期回路が含まれるこ
とになる。この2パネル構成を大規模集積回路化により
1パネル構成とする場合、前述の実施例のように、回路
規模の縮小並びに配線数の低減が可能のフレーム同期回
路を適用することによって、複数の回路部を含む大規模
集積回路化が容易となる。
【0072】前述の図1及び図3に示す本発明の第1の
実施例に於いて、m=16,n=8とすると、メモリ2
は、アドレスが12ビット、データが9ビットとなるか
ら、4k×8ビットの例えばリードオンリメモリ(RO
M)2個で構成できることになる。又シフトレジスタ1
は8個のフリップフロップ11 〜18 、情報保持回路3
は4個のフリップフロップ31 〜34 、アドレス・コン
トロール回路4は4個の2入力オア回路41 〜44 、検
出状態比較回路5は、3個のフリップフロップ511〜5
13と3個の排他的オア回路521〜523と1個の3入力オ
ア回路53 と1個の2入力オア回路54 とによって構成
することができる。又ゲート回路6は、1個の2入力オ
ア回路61 と1個の2入力アンド回路62 とにより構成
することができる。又クロック制御回路7は1個の2入
力オア回路71 によって構成することができる。又配線
数は24本で済むことになる。従って、従来例に比較し
て回路規模の縮小並びに配線数の低減が可能となる。
【0073】又同期パターン検出/未検出情報を面番号
情報の最下位ビットで共用すれば、メモリ2は、アドレ
スが12ビット、データが8ビットとなるから、4k×
8ビットの例えばリードオンリメモリ(ROM)1個で
構成することができる。又情報保持回路3はフリップフ
ロップ4個、アドレス・コントロール回路4は入力オア
回路4個、検出状態比較回路5はフリップフロップ3個
と排他的オア回路3個と3入力オア回路1個と2入力オ
ア回路1、ゲート回路6は2入力オア回路1個と2入力
アンド回路1個、クロック制御回路7は2入力オア回路
1個で実現でき、配線数は12本で済むことになる。従
って、メモリ容量の削減と配線数の削減とにより、一層
の占有面積の縮小を図ることができる。
【0074】又図2及び図7に示す本発明の第2の実施
例に於いて、前述の場合と同様に、m=16,n=8と
すると、メモリ2は、アドレスが23ビット、データが
5ビットとなるから、8M×5ビットの例えばリードオ
ンリメモリ1個により構成することができる。又シフト
レジスタ1は24個のフリップフロップ11 〜124、情
報保持回路3は4個のフリップフロップ31 〜34 、ア
ドレス・コントロール回路4は4個の2入力オア回路、
又クロック制御回路7は1個の2入力オア回路71 によ
ってそれぞれ構成することができる。又パターン検出ま
での回路で配線数は27本で済むことになる。従って、
従来例に比較して回路規模の縮小は配線数の低減とを図
ることができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、同期パ
ターンのビット数より少ないビット数に入力データを並
列展開して低速化し、並列展開したデータを下位アドレ
スとし、同期パターンの検出状態に対応して上位アドレ
スを更新して、メモリ2から同期パターンの検出/未検
出情報を読出すもので、図11又は図12に示す従来例
のように、並列展開数に対応した個数の同期パターン検
出回路を設ける構成に比較して、回路規模の縮小並びに
配線数の低減を図ることが可能となり、大規模集積回路
化が容易となる利点がある。
【0076】従って、52Mbps又は156Mbps
の光信号を、622MbpsのNNI標準信号に多重化
して光伝送路に送出又はその逆の処理を行う新同期多重
システムの伝送路終端装置のインタフェース部に於ける
フレーム同期回路に適用し、大規模集積回路化によって
装置の小型化を図ることができる利点がある。又高次群
の光多重化信号を低次群の電気信号に変換し、その低次
群の電気信号を光多重化信号に変換するクロスコネクト
装置を含む光多重伝送装置の挿入分離装置に適用するこ
とができ、その場合も装置の小型化を図ることができる
利点がある。
【0077】又同期パターンの仕様が変更になった場
合、それに対応してメモリ2の内容を変更することによ
り対処できるから、同期パターンの仕様が未定の場合で
も、フレーム同期回路を製作することが可能となる。特
に、メモリ2をランダムアクセスメモリ(RAM)によ
って構成した場合には、システム立上時に、同期パター
ンに対応したアドレスに従ったデータをダウンロードす
ることにより、所望のフレーム同期回路を容易に実現で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の原理説明図である。
【図2】本発明の第2の原理説明図である。
【図3】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例のメモリ内容説明図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例のタイムチャートであ
る。
【図6】本発明の第1の実施例のタイムチャートであ
る。
【図7】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図8】本発明の第2の実施例のメモリ内容説明図であ
る。
【図9】本発明の第3の実施例の説明図である。
【図10】本発明の第4の実施例の説明図である。
【図11】従来例の新同期装置に於けるフレーム同期回
路の説明図である。
【図12】従来例の光多重伝送装置に於けるフレーム同
期回路の説明図である。
【符号の説明】
1 シフトレジスタ 2 メモリ 3 情報保持回路 4 アドレス・コントロール回路 5 検出状態比較回路 6 ゲート回路 7 クロック制御回路 8 位置パルス生成部 10 面番号情報保持部 11 フレームカウンタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nビットからなる1フレーム中にmビッ
    トの同期パターンを含む信号系列をn個(但し、m>
    n)に並列展開したデータから該同期パターンを検出し
    てフレーム同期をとるディジタル通信システムに於い
    て、 前記並列展開したデータを取り込んでn個の並列データ
    として出力するシフトレジスタと、 該シフトレジスタの出力を下位アドレスとして、上位ア
    ドレスに対応するメモリ面から、前記n個の並列データ
    中に於ける同期パターンの出現位置を示す同期パターン
    状態情報と、フレームカウンタのロード値を制御するロ
    ード値制御情報と、次の読出メモリ面を示す面番号情報
    と、同期パターンの検出/未検出を示す情報とを出力す
    るメモリと、 同期パターン位置パルス発生時に、前記シフトレジスタ
    の出力毎に前記メモリから読出された面番号情報を保持
    して、次の読出時、上位アドレスとして前記メモリに与
    える面番号情報保持部と、 前記メモリから同期パターン検出を示す情報が出力され
    た時の前記同期パターン状態情報と、保持していた前回
    の同期パターン状態情報とを比較して、一致した時に一
    致信号を出力すると共に、該同期パターン状態情報を更
    新する検出状態比較回路と、 前記一致信号の出力時に前記ロード値制御情報によって
    定まる値をフレームカウンタにロードしてカウントを開
    始することにより、1フレーム中に於ける同期パターン
    検出タイミングを示す前記同期パターン位置パルスを発
    生する位置パルス生成部とを備えたことを特徴とするフ
    レーム同期回路。
  2. 【請求項2】 前記検出状態比較回路は、前フレームに
    於いて同期パターンが検出されなかった時、前記メモリ
    からの同期パターン検出/未検出を示す情報の発生のみ
    によって前記位置パルス生成部のカウントを開始させ、
    且つ前フレームに於いて同期パターンが検出された時、
    同期パターン状態情報の比較一致と、前記同期パターン
    検出/未検出を示す情報の発生とによって前記位置パル
    ス生成部のカウントを開始させる構成を有することを特
    徴とする請求項1記載のフレーム同期回路。
  3. 【請求項3】 前記メモリは、前記シフトレジスタから
    の下位アドレスと、前記面番号情報保持部のアドレス・
    コントロール回路からの上位アドレスとに対応した領域
    に、前記同期パターン状態情報と、前記ロード値制御情
    報と、前記面番号情報と、前記同期パターンの検出/未
    検出を示す情報とを格納したリードオンリメモリにより
    構成したことを特徴とする請求項1記載のフレーム同期
    回路。
  4. 【請求項4】 前記メモリは、前記シフトレジスタから
    の下位アドレスと、前記面番号情報保持部のアドレス・
    コントロール回路からの上位アドレスとに対応した領域
    に、システム立上時に、前記同期パターン状態情報と、
    前記ロード値制御情報と、前記面番号情報と、前記同期
    パターンの検出/未検出を示す情報とをロードするラン
    ダムアクセスメモリにより構成したことを特徴とする請
    求項1記載のフレーム同期回路。
  5. 【請求項5】 低速側データを多重化して高速側データ
    とし、且つ該高速側データを多重分離して低速側データ
    とする新同期多重システムの伝送路終端装置に於ける前
    記低速側データを処理するインタフェース部のフレーム
    同期回路に於いて、Nビットからなる1フレーム中にm
    ビットの同期パターンを含む前記低速側データをn個に
    並列展開したデータを取り込んでn個の並列データとし
    て出力する前記シフトレジスタと、該シフトレジスタの
    出力の下位アドレスと、アドレス・コントロール回路か
    らの上位アドレスとによる領域に、前記同期パターン状
    態情報と、前記ロード値制御情報と、前記面番号情報
    と、前記同期パターン検出/未検出を示す情報とを格納
    した前記メモリと、前記面番号情報を保持する前記面番
    号情報保持部と、前記検出状態比較回路と、前記同期パ
    ターン位置パルスを発生する前記位置パルス生成部とを
    備えたことを特徴とする請求項1乃至4項の何れか1項
    記載のフレーム同期回路。
  6. 【請求項6】 高次群の光信号を電気信号に変換して低
    次群の信号としてクロスコネクトを行う装置を含む光多
    重伝送装置の挿入分離装置に於けるフレーム同期回路に
    於いて、Nビットからなる1フレーム中にmビットの同
    期パターンを含む前記低速側データをn個に並列展開し
    たデータを取り込んでn個の並列データとして出力する
    前記シフトレジスタと、該シフトレジスタの出力の下位
    アドレスと、アドレス・コントロール回路からの上位ア
    ドレスとによる領域に、前記同期パターン状態情報と、
    前記ロード値制御情報と、前記面番号情報と、前記同期
    パターン検出/未検出を示す情報とを格納した前記メモ
    リと、前記面番号情報を保持する前記面番号情報保持部
    と、前記検出状態比較回路と、前記同期パターン位置パ
    ルスを発生する前記位置パルス生成部とを備えたことを
    特徴とする請求項1乃至4項の何れか1項記載のフレー
    ム同期回路。
  7. 【請求項7】 Nビットからなる1フレーム中にmビッ
    トの同期パターンを含む信号系列をn個(但し、m>
    n)に並列展開したデータから該同期パターンを検出し
    てフレーム同期をとるディジタル通信システムに於い
    て、 前記並列展開したデータを取り込んでm+(n−1)個
    の並列データとして出力するシフトレジスタと、 該シフトレジスタの出力を下位アドレスとして、上位ア
    ドレスに対応するメモリ面から前記m+(n−1)個の
    並列データ中に於ける同期パターンの出現位置を示す同
    期パターン状態情報と、同期パターンの検出/未検出を
    示す情報とを出力するメモリと、 同期パターン位置パルス発生時に、前記シフトレジスタ
    からの出力毎に前記メモリから読出された前記同期パタ
    ーン状態情報を保持して、次の読出時の前記メモリの上
    位アドレスとする面番号情報保持部と、 前記同期パターンの検出を示す情報の発生時に、フレー
    ムカウンタにより一定値のカウントを開始することによ
    って、1フレーム中に於ける同期パターン検出タイミン
    グを示す前記同期パターン位置パルスを発生する位置パ
    ルス生成部とを備えたことを特徴とするフレーム同期回
    路。
  8. 【請求項8】 前記メモリは、前記シフトレジスタから
    の下位アドレスと、前記面番号情報保持部のアドレス・
    コントロール回路からの上位アドレスとに対応した領域
    に、前記同期パターン状態情報と、前記同期パターンの
    検出/未検出を示す情報とを格納したリードオンリメモ
    リにより構成したことを特徴とする請求項7記載のフレ
    ーム同期回路。
  9. 【請求項9】 前記メモリは、前記シフトレジスタから
    の下位アドレスと、前記面番号情報保持部のアドレス・
    コントロール回路からの上位アドレスとに対応した領域
    に、システム立上時に、前記同期パターン状態情報と、
    前記同期パターンの検出/未検出を示す情報とをロード
    するランダムアクセスメモリにより構成したことを特徴
    とする請求項7記載のフレーム同期回路。
  10. 【請求項10】 低速側データを多重化して高速側デー
    タとし、且つ該高速側データを多重分離して低速側デー
    タとする新同期多重システムの伝送路終端装置に於ける
    前記低速側データを処理するインタフェース部のフレー
    ム同期回路に於いて、並列展開したデータを取り込んで
    m+(n−1)個の並列データとして出力するシフトレ
    ジスタと、該シフトレジスタの出力の下位アドレスとア
    ドレス・コントロール回路からの上位アドレスとによる
    領域に、前記同期パターン状態情報と前記同期パターン
    検出/未検出を示す情報とを格納した前記メモリと、前
    記同期パターン状態情報を保持する前記面番号情報保持
    部と、前記同期パターン位置パルスを発生する前記位置
    パルス生成部とを備えたことを特徴とする請求項7乃至
    9項の何れか1項記載のフレーム同期回路。
  11. 【請求項11】 高次群の光信号を電気信号に変換して
    低次群の信号としてクロスコネクトを行う装置を含む光
    多重伝送装置の挿入分離装置に於けるフレーム同期回路
    に於いて、並列展開したデータを取り込んでm+(n−
    1)個の並列データとして出力するシフトレジスタと、
    該シフトレジスタの出力の下位アドレスと、アドレス・
    コントロール回路からの上位アドレスとによる領域に、
    前記同期パターン状態情報と、前記ロード値制御情報
    と、前記面番号情報と、前記同期パターン検出/未検出
    を示す情報とを格納した前記メモリと、前記面番号情報
    を保持する前記面番号情報保持部と、前記同期パターン
    位置パルスを発生する前記位置パルス生成部とを備えた
    ことを特徴とする請求項7乃至9項の何れか1項記載の
    フレーム同期回路。
JP6320163A 1994-03-18 1994-12-22 フレーム同期回路 Withdrawn JPH07307732A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100327983B1 (ko) * 1999-02-22 2002-03-12 박종섭 메모리를 이용한 프레임 동기장치
US20090300256A1 (en) * 2005-06-24 2009-12-03 Nxp B.V. Self-synchronizing data streaming between address-based producer and consumer circuits

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