JP3161911B2 - 回線切替方法及び回線切替装置 - Google Patents

回線切替方法及び回線切替装置

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JP3161911B2
JP3161911B2 JP18264294A JP18264294A JP3161911B2 JP 3161911 B2 JP3161911 B2 JP 3161911B2 JP 18264294 A JP18264294 A JP 18264294A JP 18264294 A JP18264294 A JP 18264294A JP 3161911 B2 JP3161911 B2 JP 3161911B2
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    • HELECTRICITY
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図13〜図15) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図2〜図12) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の多重伝送回線中
を伝送されている各チャネル毎の伝送データ中の回線ア
ラーム情報に基づいて、いずれか一つの多重伝送回線を
選択するように切り替える回線切替方法及び回線切替装
置に関する。
【0003】
【従来の技術】図13に示すような、ディジタル信号の
時分割多重伝送系におけるノード装置200において
は、伝送障害や装置障害を監視し、品質の良いほうの回
線を選んで、現用ラインをサービスライン201−1か
らプロテクションライン201−2へ、或いはプロテク
ションライン201−2からサービスライン201−1
へ回線を切り替えてサービスの運用を継続するようにし
ている。
【0004】そして、多重伝送データの各チャネルにつ
いて、回線切替を行なうには、それぞれのチャネルのポ
インタ値を検出して、フレーム先頭位置を見つけ、チャ
ネル単位で障害情報を検出して監視しなければならな
い。図14に従来方法による回線切替装置の構成図を示
す。図中の入力データのE(EAST)側DATA I
Nがサービスライン201−1、W(WEST)側DA
TA INがプロテクションライン201−2となる。
【0005】そして、この図14において、111は1
バイト(byte)中のデータを8ビット(bit)に
分離するDMUX部(分離部)、112は多重データを
チャネル単位に分離するDMUX部であり、DMUX部
111,112はサービスライン201−1,プロテク
ションライン201−2にそれぞれ設けられている。ま
た、113はチャネル処理部、114は単一チャネルに
おけるポインタ検出回路、115は単一チャネルにおけ
る先頭バイト検出回路、116は単一チャネルにおける
各種(図中ではm種とする)のアラーム検出部、117
はE側のm種のアラームとW側のm種のアラームを優先
順位をつけて監視し回線品質の良いほうを選ぶ優先チェ
ック(Priority Check)部、118は回
線品質の良いほうへ回線切替をするセレクタであり、こ
れらのチャネル処理部113,ポインタ検出回路11
4,先頭バイト検出回路115,アラーム検出部11
6,優先チェック部117,セレクタ118は、E側及
びW側の各チャネル毎に設けられている。
【0006】さらに、119は分離されたデータを元の
多重データに変換するMUX部(多重化部)である。上
述の構成により、サービスライン201−1のE側デー
タとプロテクションライン201−2のW側データは、
DMUX部111,112で各チャネル毎のデータにバ
ラレル展開され、各チャネル毎のデータは対応するチャ
ネル処理部113において、そのポインタ検出回路11
4でポインタを検出して、先頭バイト検出回路115で
先頭バイトを検出し、この検出結果を用いて、アラーム
検出部116で、m種のアラームを検出する。
【0007】そして、E側データとW側データとにおい
て、その対応するチャネルデータ同士が優先チェック部
117で比較され、この比較結果に基づき、セレクタ1
18を切り替えて、回線品質の良いほうが選ばれる。そ
の後は、MUX部119で、分離されたデータを元の多
重データに変換することが行なわれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のノード装置での回線切替は、多重伝送データ
をチャネル単位に分離して、ポインタ検出,アラーム検
出監視,回線切替をそれぞれパラレル処理しているため
に、同じ機能を満たす処理部がチャネルの数だけ複数個
必要となり、これにより装置が大規模化しコストもかか
る。
【0009】また、従来の回線切替装置では、図15に
示すSTM−4(STM:Synchronous T
ransfer Mode)の例からもわかるように、
パラレル処理のため、トランスミッションディレイが大
きくなっている。なお、図15中の(a)〜(i)で示
す信号は、図14中に符号(a)〜(i)で示した部分
のものである。
【0010】さらに、高次群インターフェースでチャネ
ル数の多い低次群レベルの回線切替を行なえないため
に、汎用装置へのサービスの拡大が行なえないという課
題もある。本発明は、このような課題に鑑み創案された
もので、ディジタル信号の時分割多重データのポインタ
検出機能,アラーム検出監視機能,回線切替機能をシリ
アル処理することにより、多チャネルの処理を小規模且
つ低コストで実現できるようにした、回線切替方法及び
回線切替装置を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、低次群の多重データを処
理することでサービスの拡大を可能にした、回線切替方
法及び回線切替装置を提供することも目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の回線
切替方法は、複数の多重伝送回線をそなえ、これらの多
重伝送回線中を伝送されている各チャネル毎の伝送デー
タ中の回線アラーム情報に基づいて、上記複数の多重伝
送回線のいずれか一つを選択するように切り替える回線
切替方法において、上記の各多重伝送回線について、以
下のステップをとる。 (1)多重伝送データ中の各チャネルのフレーム先頭位
置をシリアル処理にてポインタ情報から検出するステッ
プ。 (2)このフレーム先頭位置の検出結果に基づき、各チ
ャネルの回線アラーム情報をシリアル処理にて検出する
ステップ。 (3)上記の各多重伝送回線での回線アラーム情報の検
出結果に基づいて、上記複数の多重伝送回線のいずれか
をチャネル毎に時系列で切り替えるステップ。
【0013】このとき、上記多重伝送データの各チャネ
ルに固有のアドレスを割り付け、保持されたポインタ値
を該アドレスに同期して時系列で送り出し、該ポインタ
値をポインタのオフセット位置を示すカウンタ値と比較
することで、ペイロードエンベロープの任意の位置から
該当アドレス位置に時系列で該フレーム先頭位置を検出
するようにしてもよい。
【0014】また、該カウンタ値と比較される該ポイン
タ値について、スタッフ制御を施すことによって、時系
列で該ポインタ値を更新処理することにより、フレーム
先頭位置の検出をシリアル処理にて行なうようにしても
よい。さらに、スタッフ制御を行なうに際して、該ポイ
ンタ値を増減すべきかどうかの検出を負スタッフバイト
位置で行なってもよい。
【0015】また、該フレーム先頭位置から多重伝送デ
ータの各チャネルのパリティ情報を時系列で検出すると
ともに、該フレーム先頭位置から多重伝送データの各チ
ャネルのパリティ演算を時系列で行ない、得られたパリ
ティ情報及びパリティ演算情報からパリティエラー情報
を時系列で検出することにより、各チャネルの回線アラ
ーム情報をシリアル処理にて検出することもできる。
【0016】なお、各チャネル毎に設定されたエラーレ
ートのタイマー周期で時系列で各チャネルの回線アラー
ム情報を検出するようにしてもよく、このとき、設定さ
れた監視エラーレートよりも実際の回線誤り率が悪い場
合は、実際の回線エラーレートで該回線アラーム情報の
検出を行なうようにする。次に、本方法を実施するため
の装置について説明する。
【0017】図1は本発明の原理ブロック図で、この図
1において、1は各多重伝送回線201−1〜201−
N(Nは2以上の整数)毎に設けられたシリアル処理部
であり、このシリアル処理部1は、各多重伝送回線20
1−i(iは自然数)毎に各チャネル毎の回線アラーム
情報をシリアル処理にて検出するものである。2は回線
切替部で、この回線切替部2は、各シリアル処理部1で
の検出結果に基づいて、上記複数の多重伝送回線201
−iのいずれかをチャネル毎に時系列で切り替えるもの
である。
【0018】上記の各シリアル処理部1は、多重伝送デ
ータ中の各チャネルのフレーム先頭位置をシリアル処理
にてポインタ情報から検出するポインタフレーム先頭位
置検出部3と、このポインタフレーム先頭位置検出部3
での検出結果に基づき、各チャネルの回線アラーム情報
をシリアル処理にて検出する回線アラーム検出部4とを
そなえて構成されている。
【0019】そして、ポインタフレーム先頭位置検出部
3は、シリアル処理にてポインタ情報を検出するポイン
タ検出部と、このポインタ検出部で検出されたポインタ
情報から多重伝送データ中の各チャネルのフレーム先頭
位置をシリアル処理にて検出するフレーム先頭位置検出
部とをそなえて構成される。また、ポインタ検出部を、
上記多重伝送データの各チャネルに固有のアドレスを割
り付けてポインタ値を保持するポインタ値保持部をそな
えるように構成し、フレーム先頭位置検出部を、ポイン
タのオフセット位置を示すオフセットカウンタと、該ポ
インタ値保持部から該アドレスに同期して時系列で送り
出された該ポインタ値を該オフセットカウンタからのカ
ウンタ値と比較してペイロードエンベロープの任意の位
置から該当アドレス位置に時系列で該フレーム先頭位置
を検出する比較部とをそなえるように構成してもよい。
【0020】さらに、ポインタ値保持部がRAMで構成
されるとともに、該カウンタ値と比較される該ポインタ
値について、スタッフ制御を施すスタッフ制御部が設け
られ、該スタッフ制御部によるスタッフ制御によって、
該ポインタ値保持部での該ポインタ値を時系列で更新処
理するように構成してもよい。また、スタッフ制御部
に、該ポインタ値を増減すべきかどうかの検出を負スタ
ッフバイト位置で行なうポインタ値増減検出部を設けて
もよく、更にポインタ情報を保持する記憶部が、正スタ
ッフ検出情報を保持する正スタッフ検出情報保持部を兼
用するようにしてもよい。
【0021】さらに、回線アラーム検出部4を、該フレ
ーム先頭位置から多重伝送データの各チャネルのパリテ
ィ情報を時系列で検出するパリティ検出部と、該フレー
ム先頭位置から多重伝送データの各チャネルのパリティ
演算を時系列で行なうパリティ演算部と、上記のパリテ
ィ検出部及びパリティ演算部で得られたパリティ情報及
びパリティ演算情報からパリティエラー情報を時系列で
検出して各チャネルの回線アラーム情報をシリアル処理
にて検出するパリティエラー検出部とをそなえるように
構成してもよい。
【0022】また、回線アラーム検出部4を、各チャネ
ル毎に設定されたエラーレートのタイマー周期で時系列
に各チャネルの回線アラーム情報を検出するように構成
してもよく、この場合、設定された監視エラーレートよ
りも実際の回線誤り率が悪い場合は、実際の回線エラー
レートで該回線アラーム情報の検出を行なうように回線
アラーム検出部4を構成することもできる。
【0023】
【作用】上述の本発明の回線切替方法では、まず、多重
伝送データ中の各チャネルのフレーム先頭位置をシリア
ル処理にてポインタ情報から検出し、ついで、このフレ
ーム先頭位置の検出結果に基づき、各チャネルの回線ア
ラーム情報をシリアル処理にて検出し、更に上記の各多
重伝送回線での回線アラーム情報の検出結果に基づい
て、上記複数の多重伝送回線のいずれかをチャネル毎に
時系列で切り替える。
【0024】このとき、上記多重伝送データの各チャネ
ルに固有のアドレスを割り付け、保持されたポインタ値
を該アドレスに同期して時系列で送り出し、該ポインタ
値をポインタのオフセット位置を示すカウンタ値と比較
することで、ペイロードエンベロープの任意の位置から
該当アドレス位置に時系列で該フレーム先頭位置を検出
してもよい。
【0025】また、該カウンタ値と比較される該ポイン
タ値について、スタッフ制御を施すことによって、時系
列で該ポインタ値を更新処理することにより、フレーム
先頭位置の検出をシリアル処理にて行なってもよい。さ
らに、スタッフ制御を行なうに際して、該ポインタ値を
増減すべきかどうかの検出を負スタッフバイト位置で行
なってもよい。
【0026】また、該フレーム先頭位置から多重伝送デ
ータの各チャネルのパリティ情報を時系列で検出すると
ともに、該フレーム先頭位置から多重伝送データの各チ
ャネルのパリティ演算を時系列で行ない、得られたパリ
ティ情報及びパリティ演算情報からパリティエラー情報
を時系列で検出することにより、各チャネルの回線アラ
ーム情報をシリアル処理にて検出することもできる。
【0027】なお、各チャネル毎に設定されたエラーレ
ートのタイマー周期で時系列で各チャネルの回線アラー
ム情報を検出するようにしてもよく、このとき、設定さ
れた監視エラーレートよりも実際の回線誤り率が悪い場
合は、実際の回線エラーレートで該回線アラーム情報の
検出を行なうようにする。次に、本方法を実施するため
の装置の作用について図1を用いて説明する。
【0028】すなわち、各シリアル処理部1で、各多重
伝送回線201−i毎に各チャネル毎の回線アラーム情
報をシリアル処理にて検出するが、このとき、上記の各
シリアル処理部1では、そのポインタフレーム先頭位置
検出部3で、多重伝送データ中の各チャネルのフレーム
先頭位置をシリアル処理にてポインタ情報から検出し、
このポインタフレーム先頭位置検出部3での検出結果に
基づき、回線アラーム検出部4にて、各チャネルの回線
アラーム情報をシリアル処理にて検出することが行なわ
れる。
【0029】そして、回線切替部2で、各シリアル処理
部1での検出結果に基づいて、上記複数の多重伝送回線
201−iのいずれかをチャネル毎に時系列で切り替え
るのである。なお、ポインタフレーム先頭位置検出部3
をポインタ検出部とフレーム先頭位置検出部とに分けて
構成した場合は、ポインタ検出部で、シリアル処理にて
ポインタ情報を検出し、フレーム先頭位置検出部にて、
ポインタ検出部で検出されたポインタ情報から多重伝送
データ中の各チャネルのフレーム先頭位置をシリアル処
理にて検出する。
【0030】また、ポインタ検出部のポインタ値保持部
で、上記多重伝送データの各チャネルに固有のアドレス
を割り付けてポインタ値を保持し、更にフレーム先頭位
置検出部の比較部で、ポインタ値保持部から該アドレス
に同期して時系列で送り出された該ポインタ値を該オフ
セットカウンタからのカウンタ値と比較してペイロード
エンベロープの任意の位置から該当アドレス位置に時系
列で該フレーム先頭位置を検出することが行なわれる。
【0031】さらに、スタッフ制御部によるスタッフ制
御によって、該ポインタ値保持部(RAM)での該ポイ
ンタ値を時系列で更新処理するようにしてもよい。ま
た、ポインタ情報を保持する記憶部が、正スタッフ検出
情報を保持する正スタッフ検出情報保持部を兼用するよ
うにしてもよい。さらに、回線アラーム検出部4をパリ
ティ検出部,パリティ演算部,パリティエラー検出部で
構成した場合は、パリティ検出部で、該フレーム先頭位
置から多重伝送データの各チャネルのパリティ情報を時
系列で検出し、パリティ演算部で、フレーム先頭位置か
ら多重伝送データの各チャネルのパリティ演算を時系列
で行ない、更にパリティエラー検出部で、上記のパリテ
ィ検出部及びパリティ演算部で得られたパリティ情報及
びパリティ演算情報からパリティエラー情報を時系列で
検出して各チャネルの回線アラーム情報をシリアル処理
にて検出する。
【0032】また、回線アラーム検出部4において、各
チャネル毎に設定されたエラーレートのタイマー周期で
時系列に各チャネルの回線アラーム情報を検出してもよ
く、この場合、設定された監視エラーレートよりも実際
の回線誤り率が悪い場合は、実際の回線エラーレートで
該回線アラーム情報の検出を行なうこともできる。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (a)全体構成の説明 図2は本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図で
あるが、この図2はノード装置内に設けられた回線切替
装置の構成を示す図である。この回線切替装置は、図2
に示すように、多重伝送回線としてのサービスライン2
01−1(E側DATA IN)、プロテクションライ
ン201−2(W側DATA IN)のそれぞれに、1
バイトのデータを分離するDMUX部11をそなえてい
る。
【0034】また、この回線切替装置は、E側及びW側
のシリアル処理部12をそなえているが、このシリアル
処理部12は、各ライン(多重伝送回線)201−1,
201−2毎に各チャネル毎の回線アラーム情報をシリ
アル処理にて検出するものである。そして、各シリアル
処理部12は、多重伝送データ中の各チャネルのフレー
ム先頭位置情報を有する先頭バイトをシリアル処理にて
ポインタ情報から検出するポインタ先頭バイト検出部
(ポインタフレーム先頭位置検出部)13と、このポイ
ンタ先頭バイト検出部13での検出結果に基づき、各チ
ャネルの回線アラーム情報(以下、単にアラームという
ことがある)をシリアル処理にて検出するアラーム検出
部14とをそなえて構成されている。
【0035】また、ポインタ先頭バイト検出部13は、
ポインタ検出部15,先頭バイト検出部16をそなえて
構成されている。ここで、ポインタ検出部15は多重デ
ータの各チャネルのポインタ値をシリアルで検出するも
ので、先頭バイト検出部16はポインタ検出部15で検
出されたポインタ値より各チャネルの先頭バイトを見つ
け出すものである。
【0036】さらに、アラーム検出部14は各チャネル
のフレーム先頭位置(先頭バイト)を元に各種(図中で
はm種とする)のアラームを検出するものである。ま
た、優先チェック(Priority Check)部
17が設けられており、この優先チェック部17は、ア
ラーム検出部14での検出結果に基づき、E側とW側の
データの回線品質を監視して良いほうを選ぶものであ
る。
【0037】さらに、優先チェック部17からの出力に
応じて回線品質の良いほうへ回線切替をするセレクタ1
8が設けられている。そして、これらの優先チェック部
17,セレクタ18は、各シリアル処理部12での検出
結果に基づいて、多重伝送回線201−1,202−2
のいずれかをチャネル毎に時系列で切り替える回線切替
部を構成する。
【0038】なお、19は分離されたデータを元の多重
データに変換するMUX部である。このような構成によ
り、その動作は次のとおりである。すなわち、各シリア
ル処理部12で、各多重伝送回線201−1,201−
2毎に各チャネル毎の回線アラーム情報をシリアル処理
にて検出するが、このとき、上記の各シリアル処理部1
2では、そのポインタフレーム先頭位置検出部13で、
ポインタ検出部15及び先頭バイト検出部16を用い
て、多重伝送データ中の各チャネルのフレーム先頭位置
としての先頭バイトをシリアル処理にてポインタ情報か
ら検出し、このポインタフレーム先頭位置検出部13で
の検出結果に基づき、アラーム検出部14にて、各チャ
ネルの回線アラーム情報をシリアル処理にて検出するこ
とが行なわれる。
【0039】そして、各シリアル処理部12での検出結
果に基づいて、優先チェック部17がセレクタ18へ制
御信号を出して、セレクタ18で、ライン201−1,
201−2のいずれかをチャネル毎に時系列で切り替え
るのである。このようにしてポインタ検出部15,先頭
バイト検出部16,アラーム検出部14をシリアル処理
することにより、従来はE側,W側のそれぞれにチャネ
ル数分必要であった各検出処理部(図14の符号113
参照)が、E側シリアル処理部12とW側シリアル処理
部12だけで構成することができ、ひいては後続処理部
としての優先チェック部17及び回線切替をするセレク
タ18の単一化を実現することができる。
【0040】今、図12に本シリアル処理方式による回
線切替装置のトランスミッションディレイをSTM−4
を例にして示すが、本シリアル処理方式では、チャネル
多重されたデータ(この例では12多重)を分離するこ
となく、時系列で処理されるため、DMUX部11によ
るトランスミッションディレイを小さくできることがわ
かる(図12参照)。
【0041】なお、図12中の(a)〜(h)で示す信
号は、図2中に符号(a)〜(h)で示した部分のもの
である。 (b)シリアル処理によるポインタ及び先頭バイトの検
出の説明 さらに、シリアル処理によるポインタ及び先頭バイトの
検出手法について説明する。
【0042】図3はシリアル処理によるポインタ及び先
頭バイトの検出手法を実現するためのポインタフレーム
先頭位置検出部の構成図であり、この図3に示すポイン
タフレーム先頭位置検出部13は、ポインタ検出部15
と先頭バイト検出部16とをそなえて構成されている
が、詳細には、オール1検出部21,NDF検出部2
2,上位バイト保持部24,下位バイト保持部25,3
フレーム連続一致検出部26,AIS検出部27,アク
ティブポインタ保持部28,比較部29,スタッフ(S
TUFF)制御部30をそなえるとともに、パルスジェ
ネレータ(PG)31,オフセットカウンタ32,比較
部33,タイミング生成部34等をそなえて構成されて
いる。
【0043】ここで、オール1検出部21は、ポインタ
バイトの上位8ビットのオール1(ALL’1’)を検
出するもので、AIS(Alarm Indicati
onSignal)の検出に用いられる。NDF検出部
22は、NDF(New Data Flag)を検出
するもので、ポインタ値の更新時に用いられる。
【0044】なお、図3におけるSS bit(符号2
3参照)はデータサイズで伝送データのフレームを示
し、PTR bit(符号23参照)はポインタ上位2
ビットを示す。また、上位バイト保持部24は、受信ポ
インタの上位バイト(V1バイト又はH1バイト)を保
持するもので、前述のAIS情報,NDF情報,SS
bit,ポインタの上位2bitが保持される。
【0045】下位バイト保持部25は、受信ポインタの
下位バイト(V2バイト又はH2バイト)を保持するも
ので、3フレーム連続一致検出部26は、有効なポイン
タ値が3フレーム連続して一致したかどうかを検出する
もので、ポインタの誤り受信の保護に使われる。AIS
検出部27は、ポインタバイトオール1からAISを検
出するものである。
【0046】アクティブポインタ保持部28は、3フレ
ーム連続一致検出部26からの信号とNDFイネーブル
信号とがORゲート35に入力されることにより生成さ
れた信号を更新制御信号として受けて、現在のポインタ
値〔実際に動作を起こしているポインタ値:Activ
e Pointer(ACT PTR)〕を保持するも
のである。
【0047】比較部29は、上位バイト保持部24と下
位バイト保持部25からの受信ポインタ値とアクティブ
ポインタ保持部28からの現在のポインタ値とを比較し
て、多数決の結果、ポインタ値増加〔Incremen
t(INC)〕又はポインタ値減少〔Decremen
t(DEC)〕を検出するもので、スタッフ制御部30
は、比較部29でのINC/DEC検出時にアクティブ
ポインタ保持部28のアクティブポインタ値(ACT
PTR)に+1又は−1(+1/−1)するものであ
る。
【0048】パルスジェネレータ31は、オーバヘッド
バイト(OVER HEAD byte),スタッフバ
イト(STUFF byte)及びオフセットカウンタ
32のタイミングを生成するものである。また、オフセ
ットカウンタ32は、データのタイムスロットルのポイ
ンタオフセット値を示すものである。
【0049】比較部33は、各チャネルの先頭位置を検
出するもので、この比較部33では、アクティブポイン
タ保持部28からシリアルで送り出される各チャネルの
ポインタ値とオフセットカウンタ32からのポインタオ
フセット値とを比較して、一致した位置がそのチャネル
の先頭バイト位置として示されるようになっている。タ
イミング生成部34は比較部33での比較結果で得られ
た先頭バイト位置からSPE(Synchronous
Payload Envelope;同期ペイロード
エンベロープ))部分だけ有効にするタイミング生成部
である。
【0050】そして、この図3に示すものでは、上位バ
イト保持部24で、受信ポインタの上位バイト(AIS
情報,NDF情報,SS bit,ポインタの上位2b
it)が保持され、更に下位バイト保持部25で、受信
ポインタの下位バイトが保持される。また、アクティブ
ポインタ保持部28では、現在のポインタ値を保持され
るが、このとき比較部29での比較結果に基づき、スタ
ッフ制御部30が、アクティブポインタ保持部28のア
クティブポインタ値(ACT PTR)に+1/−1を
している。
【0051】さらに、比較部33にて、アクティブポイ
ンタ保持部28からシリアルで送り出される各チャネル
のポインタ値とオフセットカウンタ32からのポインタ
オフセット値とを比較して、一致した位置をそのチャネ
ルの先頭バイト位置として示す。なお、タイミング生成
部34にて、比較部33での比較結果で得られた先頭バ
イト位置からSPE部分だけ有効にしている。これによ
り、先頭バイトタイミングパルスが出力される。
【0052】このように上述の各処理部では、多重デー
タの各チャネルに割り付けられた固有のアドレスに同期
して時系列で処理されるため、SPEの任意の位置から
該当アドレス位置に時系列に先頭バイトを検出すること
ができるのである。次に、ポインタの上位バイト保持部
24,下位バイト保持部25,アクティブポインタ保持
部28にRAM(Random Access Mem
ory)を用いることにより、ポインタ値の更新とスタ
ッフ制御のシリアル処理を実現する例について説明す
る。
【0053】まず、図4にVT(Virtual Tr
ibutary)を例にした本シリアル処理方式による
ポインタ検出回路の構成を示すが、この図4に示すポイ
ンタフレーム先頭位置検出部13も、ポインタ検出部1
5と先頭バイト検出部16とをそなえて構成されている
が、詳細には、上位バイト保持用RAM41(この上位
バイト保持用RAM41は上位バイト保持部24に相当
する),下位バイト保持用RAM42(この下位バイト
保持用RAM42は下位バイト保持部25に相当す
る),セレクタ制御部43,マルチプレクサ44,アク
ティブポインタ保持用RAM45,比較部46(この比
較部46は比較部29に相当する),多数決判定部4
7,ポインタ値増減部(INC/DEC部)48,IN
C情報保持部52をそなえるとともに、オフセットカウ
ンタ49(このオフセットカウンタ49はオフセットカ
ウンタ32に相当する),比較部50(この比較部50
は比較部33に相当する),先頭バイトタイミング生成
部51,ANDゲート58,パルスジェネレータ53
(このパルスジェネレータ53はパルスジェネレータ3
1に相当する),データ保持用のラッチとしてのフリッ
プフロップ54〜57等をそなえて構成されている。
【0054】なお、セレクタ制御部43,マルチプレク
サ44,アクティブポインタ保持用RAM45,フリッ
プフロップ56は、アクティブポインタ保持部28を構
成し、多数決判定部47,INC/DEC部48,IN
C情報保持部52はスタッフ制御部30を構成する。ま
た、先頭バイトタイミング生成部51,アンドゲート5
8はタイミング生成部34を構成する。
【0055】ここで、上位バイト保持用RAM41は受
信ポインタの上位バイトを保持しておくRAMであり、
下位バイト保持用RAM42は受信ポインタの下位バイ
トを保持しておくRAMであり、それぞれのRAM4
1,42はアドレスに同期してV2バイト位置とV3バ
イト(負スタッフバイト;Negative Stuf
f byte)位置で読み出されるようになっている。
【0056】そして、V2バイト位置で読み出された1
0ビット受信ポインタは、アクティブポインタ値の更新
制御があった場合は、セレクタ制御部43での制御によ
り、マルチプレクサ44を介してアクティブポインタ保
持用RAM45に書き込まれる。また、V3バイト位置
で読み出された10ビット受信ポインタは、比較部46
で、アクティブポインタ保持用RAM45から読み出さ
れたポインタ値と比較され、多数決判定部47で、Iビ
ット(インクリメントビット),Dビット(デクリメン
トビット)の多数決判定により、INC/DEC部48
にてINC/DECが検出される。
【0057】検出されたINC/DEC情報により、I
NC/DEC部48でアクティブポインタ値に+1/−
1をして、再びアクティブポインタ保持用RAM45に
書き込まれる。また、アクティブポインタ保持用RAM
45からは常時ポインタ値が読み出され、比較部50に
て、オフセットカウンタ49のポインタオフセット値と
比較することによって、先頭バイト位置が検出されるよ
うになっている。
【0058】そして、検出した先頭バイト位置は、先頭
バイトタイミング生成部51にて、オーバヘット(OV
ER HEAD)タイミングパルスとINC情報(ポイ
ンタ値増加情報),DEC情報(ポインタ値減少情報)
を元に、SPE部分だけを有効にする。以上の動作によ
り、ポインタ値の更新とスタッフ制御のシリアル処理を
実現することができる。
【0059】ところで、INC情報保持部52は、負ス
タッフバイト位置で検出されたINC情報を正スタッフ
バイト位置(Positive Stuff byte
位置)まで保持するものであるが、このように、スタッ
フ制御部30に、ポインタ値を増減すべきかどうかの検
出を負スタッフバイト位置で行なうポインタ値増減検出
部を構成するINC情報保持部52を設ければ、DEC
情報は、負スタッフバイト位置で検出された生の情報で
処理することができ、これによりDEC情報を保持して
おく保持部は不要となる。
【0060】また、AISの検出はV2バイト位置で行
なうため、図3で示した受信ポインタの上位バイト保持
部24のAIS情報は、V3バイト位置では不要とな
る。この保持領域にINC情報を保持することによっ
て、上述のINC情報の保持部52を削減できる。すな
わち、このINC情報保持部52の機能を上位バイト保
持部24の記憶部に兼用させることにより、INC情報
の保持部52を削減できるのである。
【0061】なお、図5にVT1.5を例にしたタイム
チャートを示すが、この図5中の(a)〜(s)で示す
信号は、図4中に符号(a)〜(s)で示した部分のも
のである。 (c)シリアル処理による回線アラーム監視の説明 さらに、シリアル処理による回線アラーム監視手法につ
いて説明する。
【0062】図6はシリアル処理による回線アラーム監
視手法を実現するためのアラーム検出部の構成図である
が、この図6に示すアラーム検出部14は、パリティバ
イト検出部61,パリティ演算部62,比較部63,パ
リティエラー計数部64,スレショルドオーバー検出部
65,アラーム検出保護部66,タイマー67,68,
初期化パルス生成部69をそなえて構成されている。
【0063】ここで、パリティバイト検出部61は、送
信側パリティ演算結果が載っているパリティバイトを検
出するもので、パリティ演算部62は、SPEのパリテ
ィを演算するものである。また、比較部63は、パリテ
ィ演算部62で得られたパリティ演算結果とパリティバ
イト検出部61で得られたパリティバイトを比較して、
パリティエラーを検出するものである。
【0064】パリティエラー計数部64は、比較部63
で得られたパリティエラーをタイマー周期の間カウント
するもので、スレショルドオーバー検出部65は、エラ
ーカウント値がスレショルド値に達しているかを判別す
るものである。アラーム検出保護部66は、スレショル
ドオーバー検出部65で判別されたスレショルドオーバ
ーのエラーの保護をとり、回線アラームを検出するもの
である。
【0065】タイマー67は、パリティエラーの検出周
期でパルスを発生するもので、タイマー68は、設定タ
イマー周期でパルスを発生するものである。初期化パル
ス生成部69は、設定タイマー周期毎或いはスレショル
ドオーバー時のパリティエラーの検出周期毎に、パリテ
ィエラー計数部64及び設定タイマー68を初期化する
ための初期化パルスを生成するものである。
【0066】このような構成により、パリティバイト検
出部61で、パリティバイトが検出されるとともに、パ
リティ演算部62で、SPEのパリティが演算され、比
較部63で、パリティ演算結果とパリティバイトが比較
されて、パリティエラーが検出される。その後、パリテ
ィエラー計数部64で、パリティエラーがタイマー周期
(パリティエラーの検出周期)の間カウントされ、更に
スレショルドオーバー検出部65で、エラーカウント値
がスレショルド値に達しているかが判別されるのであ
る。
【0067】そして、アラーム検出保護部66で、スレ
ショルドオーバーのエラーの保護をとり、回線アラーム
が検出される。なお、設定タイマー周期毎或いはスレシ
ョルドオーバー時のパリティエラーの検出周期毎に、パ
リティエラー計数部64及び設定タイマー68は初期化
されている。
【0068】このようにして、以上の各処理部は多重デ
ータの各チャネルに割り付けられたアドレスに同期し
て、シリアルで処理されるのである。なお、図7はST
M−1を例に示したフレーム構成図であるが、この図7
に示すように、各チャネルのフレーム先頭バイト位置
(図の例ではJ1バイト)が分かれば、パリティバイト
(図の例ではB3バイト)は決まった位置にあるため検
出することができる。この場合は、どのチャネルもJ1
バイトを’0’とすると、B3バイトは87バイト目に
存在する。
【0069】以上のことから各チャネルともフレーム先
頭バイト位置からパリティバイトまでカウントすること
によって、パリティバイトを検出することができるので
ある。次に、パリティバイト検出部について更に詳述す
る。図8はパリティバイト検出部の回路構成図である
が、この図8に示すように、パリティバイト検出部61
は、初期部71,カウント値保持用RAM72,加算器
73,デコーダ74,パルスジェネレータ75,S/L
OHマスク制御部76,ANDゲート77,ラッチとし
てのフリップフロップ78をそなえて構成されている。
【0070】ここで、初期部71は、フレーム先頭位置
でカウント値を’0’に初期化するもので、カウント値
保持用RAM72は、各チャネルのカウント値を割り当
てられたアドレスに保持するものである。加算器73
は、パルスジェネレータ75からのタイミングパルスに
よって、カウント値を1ずつ加算するもので、デコーダ
74は、パリティバイト位置でカウント値をデコードす
るものである。
【0071】パルスジェネレータ75は、S/LOH
(Section/Line Over Head)タ
イミングパルスを生成するものである。また、S/LO
Hマスク制御部76は、S/LOHのためのマスク制御
を施すもので、パリティバイトタイミングパルスを出力
するようになっている。ANDゲート77は、マスク制
御部76からの信号に基づき、受信データからパリティ
バイトを取り出すためのものである。
【0072】このような構成により、ANDゲート77
への制御信号を生成するには、加算器73で、カウント
値保持用RAM72で保持されたカウント値を1ずつ加
算し、更にデコーダ74によって、パリティバイト位置
でカウント値をデコードする。そして、S/LOHマス
ク制御部76で、S/LOHのためのマスク制御を施し
て、パリティバイトタイミングパルスを制御信号として
ANDゲート77へ出力する。
【0073】その後は、ANDゲート77では、マスク
制御部76からの信号に基づき、受信データからパリテ
ィバイトが取り出される。このようにして、各チャネル
に割り付けたアドレスに同期してシリアルで加算するこ
とにより、ANDゲート77をパリティバイトタイミン
グで開くことにより、各チャネルのパリティバイトを時
系列で検出することができる。
【0074】なお、図9はSTM−1を例にしたタイム
チャートであるが、この図9中の(a)〜(f)で示す
信号は、図8中に符号(a)〜(f)で示した部分のも
のである。次に、パリティ演算部について更に詳述す
る。図10にパリティ演算部の回路構成図を示すが、こ
の図10に示すように、パリティ演算部62は、初期部
81,SPEデータ抽出部82,比較部83,87,パ
リティ演算保持用RAM84,ANDゲート85,パリ
ティ演算結果保持用RAM86をそなえて構成されてい
る。
【0075】ここで、初期部81は、パリティ演算開始
位置の初期化を行なうもので、フレーム先頭位置で前フ
レームのパリティ演算結果を初期化するようになってい
る。SPEデータ抽出部82は、受信データからSPE
データだけを取り出すもので、比較部83は初期部81
からの信号とSPEデータ抽出部82からの信号とにつ
いて比較演算を施すことにより、パリティ演算を行なう
ものである。
【0076】パリティ演算保持用RAM84は、比較部
83での演算結果を保持するRAMであり、ANDゲー
ト85は、フレーム先頭バイトタイミングパルスとパリ
ティ演算保持用RAM84からのデータとを受けて、1
フレーム間のパリティ演算結果を取り出すものである。
パリティ演算結果保持用RAM86は、パリティ演算結
果をパリティバイト位置まで保持するRAMであり、比
較部87は、パリティ演算結果とパリティバイトとを比
較してパリティチェックを行なうもので、この比較部8
7での比較の結果、パリティエラーが検出される。
【0077】このような構成により、パリティ演算結果
保持用RAM86で、パリティ演算結果がパリティバイ
ト位置まで保持され、比較部87で、パリティ演算結果
とパリティバイトとを比較して、パリティエラーが検出
されるのである。以上の構成により、各処理部はアドレ
スに同期して時系列でパリティエラーを検出することが
できるのである。
【0078】なお、本構成でVTのパリティ演算を行な
う場合を考えると、VT SPEのパリティバイトはS
PE先頭バイトにあるため、この場合は、パリティ演算
結果保持用RAM86は不要である。次に、パリティエ
ラーによる回線アラームの検出について説明する。図1
1はパリティエラーによる回線アラーム検出のための回
路構成(図6のうちパリティバイト検出部61,パリテ
ィ演算部62,比較部63等を除いた部分に相当する)
を示すが、この図11に示す回路には、エラーレート設
定部91,タイマー92,93,マルチプレクサ94,
加算器95,スレショルドオーバー検出部96,初期部
97,パリティエラーカウント数保持用RAM98,保
護段数制御部99,保護段数計数部100,保護段数保
持用RAM101,デコーダ102,ラッチとしてのフ
リップフロップ103〜105が設けられている。
【0079】ここで、エラーレート設定部91は、各チ
ャネルに任意に設定したエラーレートをアドレスに同期
してエラーレート毎にシリアルにするものである。タイ
マー92は、パリティエラー検出周期設定用のタイマー
であり、タイマー93は、各エラーレートでの検出周期
設定用のタイマーであり、これにより、アドレスに同期
して各チャネルとも任意な位置から動作することができ
る。
【0080】マルチプレクサ94は、設定されたエラー
レートのタイマー周期を取り出すためのもので、このマ
ルチプレクサ94によって、タイマー周期パルスは各チ
ャネルに割り当てられたアドレスに同期してシリアル配
置される。加算器95は、パリティエラーの個数を数え
るための加算器であり、スレショルドオーバー検出部9
6は、パリティエラーの個数がスレショルドに達してい
るかどうかを検出するためのもので、更にこのスレショ
ルドオーバー検出部96では、スレショルドオーバー時
は設定タイマー周期に達していなくてもアラーム検出が
できるように、パリティエラー検出周期設定用タイマー
92で監視されている。
【0081】初期部97は、設定タイマー周期毎或いは
スレショルドオーバー毎に、パリティエラーカウント数
保持用RAM98及び各エラーレートの検出周期設定用
タイマー93の初期化を行なうものであり、パリティエ
ラーカウント数保持用RAM98は、パリティエラー検
出周期毎に、パリティエラーのカウント数を保持するた
めのRAMである。
【0082】保護段数制御部99は、スレショルドオー
バーの検出保護を制御するためのもので、この保護段数
制御部99で、スレショルドオーバー毎に保護段数が1
段上がり、設定タイマー周期毎に1段下がるように制御
される。保護段数計数部100は、保護段数のための計
数部で、保護段数制御部99により前段の状態から1段
ずつ変化するようになっている。
【0083】保護段数保持用RAM101は保護段数を
保持するためのRAMであり、デコーダ102は検出/
解除段数のためのデコーダで、このデコーダ102から
回線アラームが出力されるようになっている。以上の構
成により、各処理部はアドレスに同期して時系列で動作
し、各チャネルに任意に設定されたエラーレートでもタ
イマー周期パルスをアドレスに同期させて配置すること
により、回線エラーの監視を時系列で行なうことができ
る。
【0084】なお、スレショルドオーバーをパリティエ
ラー検出周期設定用のタイマー92で監視することによ
って、実際の回線エラーレートでアラームを検出するこ
とができるのである。このように、多重伝送データの各
チャネルのフレーム先頭位置をシリアル処理でポインタ
検出し、更に、各チャネルの回線アラームもシリアルで
検出することにより、回線品質の監視と回線切替を単一
化することができ、これにより、トランスミッションデ
ィレイを小さくすることができる。
【0085】さらに、低次群データは一般にチャネル数
が多いが、本回線切替装置を使用すれば、アラーム検出
系を回線数だけ用意すればよいので、容易に低次群レベ
ルの回線切替を実現することができ、これにより、汎用
装置へのサービスの拡大が可能になる。また、ポインタ
検出に際して、多重データの各チャネルに固有のアドレ
スを割り付け、保持されたポインタ値をアドレスに同期
して時系列に送り出し、ポインタのオフセット位置を示
すカウンタ値と比較することで、SPEの任意の位置か
ら該当アドレス位置に時系列で先頭バイト位置を検出す
るができる。
【0086】さらに、ポインタ値の保持をRAMを用い
て行ない、時系列でポインタ値の更新とスタッフ制御と
を行なうことによって、シリアル処理を実現することが
できる。また、スタッフ制御の際に、ポインタ値の増減
〔Increment(INC)/Decrement
(DEC)〕の検出を負スタッフバイト位置で行なうこ
とで、DEC情報の保持部が不要となり、その分、回路
の簡素化に寄与する。
【0087】さらに、INC検出情報の保持をH1バイ
ト或いはV1バイトの保持部のデータ記憶領域と兼用す
ることで、回路の縮小化を更に図ることができる。ま
た、フレーム先頭バイト位置から多重データの各チャネ
ルのパリティバイトを時系列で検出するとともに、フレ
ーム先頭バイト位置から多重データの各チャネルのパリ
ティ演算を時系列で行なって、パリティエラーを時系列
で検出することができる。
【0088】なお、回線アラームの監視において、各チ
ャネルに任意に設定されたエラーレートのタイマー周期
で時系列でエラー監視を行なうこともでき、更に、回線
アラーム監視において、設定された監視エラーレートよ
りも実際の回線誤り率が悪い場合は、実際の回線エラー
レートでアラーム検出を行なうことでき、実用的であ
る。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
次のような効果ないし利点が得られる。 (1)多重伝送データの各チャネルのフレーム先頭位置
をシリアル処理でポインタ検出し、更に各チャネルの回
線アラームもシリアルで検出することにより、回線品質
の監視と回線切替を単一化することができ、これによ
り、トランスミッションディレイを小さくすることがで
きる。即ち、多重データの伝送容量が増大しても装置構
成が小規模化され、構成そのものも簡易化されるほか、
トランスミッションディレイも小さくでき、ディジタル
多重伝送系に寄与するところが大きい。更に、低次群デ
ータは一般にチャネル数が多いが、本回線切替装置を使
用すれば、アラーム検出系を回線数だけ用意すればよい
ので、容易に低次群レベルの回線切替を実現することが
でき、これにより、汎用装置へのサービスの拡大が可能
になる(請求項1,8,9)。
【0090】(2)ポインタの検出に際して、多重デー
タの各チャネルに固有のアドレスを割り付け、保持され
たポインタ値をアドレスに同期して時系列に送り出し、
ポインタのオフセット位置を示すカウンタ値と比較する
ことで、ペイロードエンベロープの任意の位置から該当
アドレス位置に時系列で先頭バイト位置を検出するがで
きる(請求項2,10)。
【0091】(3)ポインタ値の保持をRAMを用いて
行ない、時系列でポインタ値の更新とスタッフ制御とを
行なうことによって、シリアル処理を実現できる(請求
項3,11)。 (4)スタッフ制御の際に、ポインタ値の増減の検出を
負スタッフバイト位置で行なうことで、ポインタ値減情
報の保持部が不要となり、その分、回路の簡素化に寄与
する(請求項4,12)。
【0092】(5)ポインタ情報を保持する記憶部が、
正スタッフ検出情報を保持する正スタッフ検出情報保持
部を兼用しているので、回路の縮小化を更に図ることが
できる(請求項13)。 (6)フレーム先頭バイト位置から多重データの各チャ
ネルのパリティバイトを時系列で検出するとともに、フ
レーム先頭バイト位置から多重データの各チャネルのパ
リティ演算を時系列で行なうので、パリティエラーを時
系列で検出することができる(請求項5,14)。
【0093】(7)回線アラームの監視において、各チ
ャネルに任意に設定されたエラーレートのタイマー周期
で時系列でエラー監視を行なうこともでき、更に、回線
アラーム監視において、設定された監視エラーレートよ
りも実際の回線誤り率が悪い場合は、実際の回線エラー
レートでアラーム検出を行なうこともでき、実用的であ
る(請求項6,7,15,16)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の全体構成を示すブロック図
である。
【図3】ポインタフレーム先頭位置検出部の構成を示す
ブロック図である。
【図4】ポインタフレーム先頭位置検出部の具体的構成
を示すブロック図である。
【図5】図4に示す回路の動作を説明するためのタイム
チャートである。
【図6】アラーム検出部の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】STM−1のフレーム構成を説明する図であ
る。
【図8】パリティバイト検出部の構成を示すブロック図
である。
【図9】パリティバイト検出部の動作を説明するための
タイムチャートである。
【図10】パリティ演算部の構成を示すブロック図であ
る。
【図11】アラーム検出部の要部構成を示すブロック図
である。
【図12】本発明による装置のトランスミッションディ
レイを説明するタイムチャートである。
【図13】ディジタル信号の時分割多重伝送系の一例を
示す図である。
【図14】従来例を示すブロック図である。
【図15】従来例による装置のトランスミッションディ
レイを説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 シリアル処理部 2 回線切替部 3 ポインタフレーム先頭位置検出部 4 回線アラーム検出部 11 DMUX部 12 シリアル処理部 13 ポインタ先頭バイト検出部(ポインタフレーム先
頭位置検出部) 14 アラーム検出部 15 ポインタ検出部 16 先頭バイト検出部 17 優先チェック部 18 セレクタ 19 MUX部 21 オール1検出部 22 NDF検出部 24 上位バイト保持部 25 下位バイト保持部 26 3フレーム連続一致検出部 27 AIS検出部 28 アクティブポインタ保持部 29 比較部 30 スタッフ制御部 31 パルスジェネレータ 32 オフセットカウンタ 33 比較部 34 タイミング生成部 35 ORゲート 41 上位バイト保持用RAM 42 下位バイト保持用RAM 43 セレクタ制御部 44 マルチプレクサ 45 アクティブポインタ保持用RAM 46 比較部 47 多数決判定部 48 ポインタ値増減部(INC/DEC部) 49 オフセットカウンタ 50 比較部 51 先頭バイトタイミング生成部 52 INC情報保持部(正スタッフ検出情報保持部) 53 パルスジェネレータ 54〜57 フリップフロップ 58 ANDゲート 61 パリティバイト検出部 62 パリティ演算部 63 比較部 64 パリティエラー計数部 65 スレショルドオーバー検出部 66 アラーム検出保護部 67,68 タイマー 69 初期化パルス生成部 71 初期部 72 カウント値保持用RAM 73 加算器 74 デコーダ 75 パルスジェネレータ 76 S/LOHマスク制御部 77 ANDゲート 78 フリップフロップ 81 初期部 82 SPEデータ抽出部 83 比較部 84 パリティ演算保持用RAM 85 ANDゲート 86 パリティ演算結果保持用RAM 87 比較部 91 エラーレート設定部 92,93 タイマー 94 マルチプレクサ 95 加算器 96 スレショルドオーバー検出部 97 初期部 98 パリティエラーカウント数保持用RAM 99 保護段数制御部 100 保護段数計数部 101 保護段数保持用RAM 102 デコーダ 103〜105 フリップフロップ 111,112 DMUX部 113 チャネル処理部 114 ポインタ検出回路 115 先頭バイト検出回路 116 アラーム検出部 117 優先チェック部 118 セレクタ 119 MUX部 201−1 サービスライン 201−2 プロテクションライン 201−i 多重伝送回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−326680(JP,A) 特開 平7−177116(JP,A) 特開 平5−83161(JP,A) 特開 平5−336062(JP,A) 特表 平7−507424(JP,A) 特表 平7−507425(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/14 H04J 3/00 H04L 12/437

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の多重伝送回線をそなえ、これらの
    多重伝送回線中を伝送されている各チャネル毎の伝送デ
    ータ中の回線アラーム情報に基づいて、上記複数の多重
    伝送回線のいずれか一つを選択するように切り替える回
    線切替方法において、 上記の各多重伝送回線について、 多重伝送データ中の各チャネルのフレーム先頭位置をシ
    リアル処理にてポインタ情報から検出し、 ついで、このフレーム先頭位置の検出結果に基づき、各
    チャネルの回線アラーム情報をシリアル処理にて検出
    し、 更に、上記の各多重伝送回線での回線アラーム情報の検
    出結果に基づいて、上記複数の多重伝送回線のいずれか
    をチャネル毎に時系列で切り替えることを特徴とする、
    回線切替方法。
  2. 【請求項2】 上記多重伝送データの各チャネルに固有
    のアドレスを割り付け、保持されたポインタ値を該アド
    レスに同期して時系列で送り出し、該ポインタ値をポイ
    ンタのオフセット位置を示すカウンタ値と比較すること
    で、ペイロードエンベロープの任意の位置から該当アド
    レス位置に時系列で該フレーム先頭位置を検出すること
    を特徴とする請求項1記載の回線切替方法。
  3. 【請求項3】 該カウンタ値と比較される該ポインタ値
    について、スタッフ制御を施すことによって、時系列で
    該ポインタ値を更新処理することにより、フレーム先頭
    位置の検出をシリアル処理にて行なうことを特徴とする
    請求項2記載の回線切替方法。
  4. 【請求項4】 該スタッフ制御を行なうに際して、該ポ
    インタ値を増減すべきかどうかの検出を負スタッフバイ
    ト位置で行なうことを特徴とする請求項3記載の回線切
    替方法。
  5. 【請求項5】 該フレーム先頭位置から多重伝送データ
    の各チャネルのパリティ情報を時系列で検出するととも
    に、該フレーム先頭位置から多重伝送データの各チャネ
    ルのパリティ演算を時系列で行ない、得られたパリティ
    情報及びパリティ演算情報からパリティエラー情報を時
    系列で検出することにより、各チャネルの回線アラーム
    情報をシリアル処理にて検出することを特徴とする請求
    項1記載の回線切替方法。
  6. 【請求項6】 各チャネル毎に設定されたエラーレート
    のタイマー周期で時系列で各チャネルの回線アラーム情
    報を検出することを特徴とする請求項1記載の回線切替
    方法。
  7. 【請求項7】 設定された監視エラーレートよりも実際
    の回線誤り率が悪い場合は、実際の回線エラーレートで
    該回線アラーム情報の検出を行なうことを特徴とする請
    求項6記載の回線切替方法。
  8. 【請求項8】 複数の多重伝送回線をそなえ、これらの
    多重伝送回線中を伝送されている各チャネル毎の伝送デ
    ータ中の回線アラーム情報に基づいて、上記複数の多重
    伝送回線のいずれか一つを選択するように切り替える回
    線切替装置において、 上記の各多重伝送回線毎に各チャネル毎の回線アラーム
    情報をシリアル処理にて検出するシリアル処理部と、 各シリアル処理部での検出結果に基づいて、上記複数の
    多重伝送回線のいずれかをチャネル毎に時系列で切り替
    える回線切替部とをそなえ、 上記の各シリアル処理部が、 多重伝送データ中の各チャネルのフレーム先頭位置をシ
    リアル処理にてポインタ情報から検出するポインタフレ
    ーム先頭位置検出部と、 該ポインタフレーム先頭位置検出部での検出結果に基づ
    き、各チャネルの回線アラーム情報をシリアル処理にて
    検出する回線アラーム検出部とをそなえて構成されたこ
    とを特徴とする、回線切替装置。
  9. 【請求項9】 該ポインタフレーム先頭位置検出部が、
    シリアル処理にてポインタ情報を検出するポインタ検出
    部と、該ポインタ検出部で検出されたポインタ情報から
    多重伝送データ中の各チャネルのフレーム先頭位置をシ
    リアル処理にて検出するフレーム先頭位置検出部とをそ
    なえて構成されたことを特徴とする請求項8記載の回線
    切替装置。
  10. 【請求項10】 該ポインタ検出部が、上記多重伝送デ
    ータの各チャネルに固有のアドレスを割り付けてポイン
    タ値を保持するポインタ値保持部をそなえて構成される
    とともに、 該フレーム先頭位置検出部が、ポインタのオフセット位
    置を示すオフセットカウンタと、該ポインタ値保持部か
    ら該アドレスに同期して時系列で送り出された該ポイン
    タ値を該オフセットカウンタからのカウンタ値と比較し
    てペイロードエンベロープの任意の位置から該当アドレ
    ス位置に時系列で該フレーム先頭位置を検出する比較部
    とをそなえて構成されたことを特徴とする請求項9記載
    の回線切替装置。
  11. 【請求項11】 該ポインタ値保持部がRAMで構成さ
    れるとともに、該カウンタ値と比較される該ポインタ値
    について、スタッフ制御を施すスタッフ制御部が設けら
    れ、該スタッフ制御部によるスタッフ制御によって、該
    ポインタ値保持部での該ポインタ値を時系列で更新処理
    するように構成されていることを特徴とする請求項10
    記載の回線切替装置。
  12. 【請求項12】 該スタッフ制御部に、該ポインタ値を
    増減すべきかどうかの検出を負スタッフバイト位置で行
    なうポインタ値増減検出部が設けられていることを特徴
    とする請求項11記載の回線切替装置。
  13. 【請求項13】 ポインタ情報を保持する記憶部が、正
    スタッフ検出情報を保持する正スタッフ検出情報保持部
    を兼用していることを特徴とする請求項12記載の回線
    切替装置。
  14. 【請求項14】 該回線アラーム検出部が、該フレーム
    先頭位置から多重伝送データの各チャネルのパリティ情
    報を時系列で検出するパリティ検出部と、該フレーム先
    頭位置から多重伝送データの各チャネルのパリティ演算
    を時系列で行なうパリティ演算部と、上記のパリティ検
    出部及びパリティ演算部で得られたパリティ情報及びパ
    リティ演算情報からパリティエラー情報を時系列で検出
    して各チャネルの回線アラーム情報をシリアル処理にて
    検出するパリティエラー検出部とをそなえて構成された
    ことを特徴とする請求項8記載の回線切替装置。
  15. 【請求項15】 該回線アラーム検出部が、各チャネル
    毎に設定されたエラーレートのタイマー周期で時系列に
    各チャネルの回線アラーム情報を検出するように構成さ
    れたことを特徴とする請求項8記載の回線切替装置。
  16. 【請求項16】 該回線アラーム検出部が、設定された
    監視エラーレートよりも実際の回線誤り率が悪い場合
    は、実際の回線エラーレートで該回線アラーム情報の検
    出を行なうように構成されたことを特徴とする請求項1
    5記載の回線切替装置。
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