JPH0730763Y2 - マンホール用反射体付鉄蓋 - Google Patents

マンホール用反射体付鉄蓋

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JPH0730763Y2
JPH0730763Y2 JP3373792U JP3373792U JPH0730763Y2 JP H0730763 Y2 JPH0730763 Y2 JP H0730763Y2 JP 3373792 U JP3373792 U JP 3373792U JP 3373792 U JP3373792 U JP 3373792U JP H0730763 Y2 JPH0730763 Y2 JP H0730763Y2
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JP
Japan
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convex lens
iron lid
reflector
manhole
surface portion
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JP3373792U
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JPH0620542U (ja
Inventor
盛行 中箸
Original Assignee
日豊金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、道路面に露出して設置
されるマンホールの鉄蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開昭58ー156755号公報におい
ては、鉄蓋本体に鉄蓋よりも耐蝕性及び耐摩耗性の優れ
た金属製表示部材を鋳ぐるんだ構造が開示され、又、実
開昭60ー159060号公報には、鉄蓋の表面に、マ
ーク、文字、模様、色等をつけたセラミツク性の表示板
を鋳ぐるみ挟持した構造が開示されており、又、特開平
2ー132229号公報には、鉄蓋に穿設された凹部に
マークプレートを充填材を介在させて埋設した構造が開
示されている。前記3公知技術において、マークプレー
トはいずれも金属、セラミック等の材料からなり、製造
したばかりのマークプレートは、表面が酸化したり汚損
しないために輝きがあって表示効果がある。しかし、永
年使用して、鉄蓋の上面を重量車両のタイヤが通過した
り、砂塵が溜りその上を車両等が通過すると、マークプ
レートは摩滅したり、傷が付き汚損するために輝きが無
くなり、所期の標識効果が薄弱となる欠点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、前記従来の
欠点に鑑みて考案されたものであって、道路の地下に埋
設された送水管、消火栓、電力ケーブル、通信ケーブル
等のマンホールの位置を敏速に確認することができると
共に、マンホール鉄蓋の上面が砂塵に覆われても、標識
部分は凸状となっているために砂塵にて覆われることな
く、太陽光線や車両等のライトを乱反射して標識部分を
他の部分から明確に識別することができると共に摩滅す
ることのない鉄蓋の反射識別装置を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、表面部1aに
あけた凹み1bを備えマンホールの受枠7に嵌合される
鉄蓋1と、上面に凸レンズ部4を突設した光線透過部5
及び鉄蓋1の凹み1bに嵌合する椀状反射面部6を備え
たガラス等よりなる凸レンズ反射体3とよりなり、凸レ
ンズ反射体3の正面部3aの高さを鉄蓋1の表面部1a
の高さに合わせ凸レンズ反射体3の椀状反射面部6を接
着剤2を介在して鉄蓋1の凹み1bに嵌着したことを特
徴とするマンホール用反射体付鉄蓋である。
【0005】
【作用】本考案はの鉄蓋1をマンホールの受枠7に嵌合
する。鉄蓋の表面部1aの高さとほぼ等しくした凸レン
ズ反射体3の正面部は鉄蓋1の表面部を通過する車両の
タイヤにて押圧されるが、凸レンズ反射体3は鉄蓋1と
一体に配設されているために車両のタイヤによる重圧や
滑りが生ずることがない。鉄蓋1の表面部1aを車両が
通過しないとき、凸レンズ部4は、晝間の太陽光線、車
両の前消灯、方向指示灯、尾灯や街灯の光線に照されて
その光線を屈折して反射する。従って凸レンズ部4は晝
夜を問わず遠方より視認することができる。このこと
は、例えば火災発生の際、消火栓の在り場所を速やかに
認識することができ、ガス管、水道管、電力線、通信線
等を保守、点検する際、それらのマンホールの存在位置
確認に役立つものである。
【0006】
【実施例】図について本考案の実施例を説明する。1は
鋳鉄製鉄蓋本体であって、その外周面の形状は、円盤
形、四角形等のマンホールの受枠7の穴の形状と同じ形
状からなり、外周面は錐形となっていて、受枠7の錐形
内周面と対接している。3は、上面中央部に半球状の凸
レンズ部4を儲け、前記凸レンズ部4の外側にほぼ円形
の平面形状の光線透過部5を設け、該前記光線透過部5
の外周縁に、椀状反射面部6を連設したガラス、硬質プ
ラスチック等よりなる透明凸レンズ反射体である。前記
凸レンズ反射体3の椀状反射面部6の外周面には接着剤
との接着をよくするために粗面を形成する。前記鉄蓋1
の上面には、道路の表面から高さ30mm以内の凸起を
設けることができると規定され、それ以上高さを高くす
ることは認められない。本考案においては前記凸レンズ
反射体3の凸レンズ部4の高さは、鉄蓋表面から30m
m以内に納める必要から、鉄蓋1の表面部1aに、凸レ
ンズ反射体3の椀状反射面部6を収容する凹み1bを形
成する。
【0007】又、凸レンズ反射体3の椀状反斜面部6は
接着剤2により鉄蓋1の凹み1bに鉄蓋1を車両のタイ
ヤが通過しても分離しないように確りと嵌着される。前
記鉄蓋1の厚みは15mm〜20mmのものを用いた場
合は補強のため鉄蓋1の凹み1bの外周面の肉厚を増す
必要があるため、肉厚部1cを形成する。この厚みが3
0mm以上あれば、鉄蓋1の下面に肉厚部1cを設けな
くともよい。
【0008】本考案は前記した如く、鉄蓋1の表面部1
aに凸レンズ部4を突設しその回りに光線透過部5を設
けた凸レンズ反射体3を一体に嵌着したことにより、マ
ンホール受け枠7に嵌合した鉄蓋1の表面部1aの凸レ
ンズ反射体3に太陽光線、自動車のヘッドライト、テー
ルライト、方向指示ライト等の光線を受けると、凸レン
ズ部4に入射した光線は屈折して反射光線として空間に
放射される。又、光線透過部5より凸レンズ反射体3に
進入した光線は椀状反射面部6にて乱反射されて、凸レ
ンズ反射体3より外部に放射されて、凸レンズ部4を照
明する。従って凸レンズ部4及び光線透過部5は遠く離
れた場所からその輝きを視認することができてマンホー
ル鉄蓋すなわち消火栓の位置等を敏速に確認することが
できる。
【0009】前記説明では鉄蓋1の凹み1bに凸レンズ
反射体3の椀状反射面部6を接着材2を介して嵌着して
いるが、この嵌着手段の外に、ねじ込み手段、アリ状結
合手段等を用い、さらに接着材により一体に結合しても
よい。又、鉄蓋1の表面部1aに1箇所以上凸レンズ反
射体3を設けることができる。
【0010】
【考案の効果】本考案は前記した如く、マンホール受枠
に嵌合した鉄蓋の表面部の凹みに、凸レンズ部と凸レン
ズ部のまわりに設けた椀状反射面部を備えた凸レンズ反
射体を一体に取り付けたことにより、太陽光線及び自動
車のライトをこの凸レンズ反射体に受けると、これらの
光線の一部は凸レンズにて屈折されて乱反射して、凸レ
ンズ反射体、従って鉄蓋の位置を視認できると共に、光
線透過部を透過した光線は椀状反射面部にて乱反射され
て、光線透過面部より外部に放射される。従って、凸レ
ンズ部及び光線透過面部の反射光を敏速に確認すること
ができて、鉄蓋の上面を通過する自動車のタイヤによ
り、凸レンズ部及び光線透過面部が摩耗したり砂塵にて
傷つくことが少なく、鉄蓋の凸レンズ部が砂塵にて覆わ
れることなく常に露出状態にあるために鉄蓋の存在場所
の確認に多大の便益を与える等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図。
【図2】一部を切欠した縦断拡大側面図。
【図3】一部を切欠しかつ分解した縦断拡大側面図。
【符号の説明】
1 鉄蓋 1a 鉄蓋の表面部 1b 鉄蓋の凹み 2 接着材 3 凸レンズ反射体 3a 凸レンズ反射体の正面部 4 凸レンズ部 5 光線透過反射部 6 椀状反射面部 7 マンホールの受枠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面部1aにあけた凹み1bを備えマン
    ホールの受枠7に嵌合される鉄蓋1と、上面に凸レンズ
    部4を突設した光線透過部5及び鉄蓋1の凹み1bに嵌
    合する椀状反射面部6を備えた凸レンズ反射体3とより
    なり、凸レンズ反射体3の正面部3aの高さを鉄蓋1の
    表面部1aの高さに合わせ凸レンズ反射体3の椀状反射
    面部6を接着剤2を介在して鉄蓋1の凹み1bに嵌着し
    たことを特徴とするマンホール用反射体付鉄蓋。
JP3373792U 1992-04-01 1992-04-01 マンホール用反射体付鉄蓋 Expired - Lifetime JPH0730763Y2 (ja)

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JP3373792U JPH0730763Y2 (ja) 1992-04-01 1992-04-01 マンホール用反射体付鉄蓋

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JPH0620542U JPH0620542U (ja) 1994-03-18
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