JP3129180U - 警告装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】路面突出高さが低く、構造強度が良好で、各種場所への幅広い運用ができる警告装置の提供。
【解決手段】本体1は、厚みがある一体成型の透明な強化基材とし、上部には少なくとも2個以上の上向きに突出する入射部品2を設け、入射部品2周囲には下から上へ徐々に縮む入射円弧面21を形成、本体1底部には少なくとも2個以上の下向きに突出する反射部品3を設け、その反射部品3周囲には上から下へ徐々に縮む反射円弧面31を形成し、反射円弧面31の外周には光線を反射させる反射層4を設け、入射部品2の高さは10mmを超えないものとしており、これを路面標示箇所もしくは道路の両脇に設置することにより、車両ライト光線は良好な反射性警告効果を発揮、また路面突出が比較的低い故に、車両が通過しても走行の安全性に影響を及ぼすことがない警告装置である。
【選択図】図3

Description

本考案は、道路用警告装置の技術領域に関するものであり、特に、取り付け時の路面突出高さが低く、反射性の警告効果が良好で使用寿命が長い警告装置の構造を提案するものである。
路面標示は、車両運転者にはっきり進行する路線及び方向を示し、車両間隔を確保させて走行の安全を図るものであり、理想的には、例えば曇り、雨、夜間等のいかなる環境の下においても適当な視認性効果を提供する必要がある。図1に、公知の路面標示の断面図を示す。その公知の路面標示91の主な成分はサーマルプラスチックであり、適当な反射性警告効果を持たせる為に、サーマルプラスチック中に半径0.1〜0.4mmの微小のガラスビーズ92を混入させており、これらの大量の微小のガラスビーズ92によって、光線不良状況においても車両ライトの光線を反射して運転者が道路の幅及び方向をはっきり視認できるようにし、走行の安全を確保できるものである。しかし、雨降りの晩などでは、半径がたったの0.1〜0.4mmの微小のガラスビーズ92では雨水によって覆われてしまうことも容易に発生し車のライトを反射することができない故、致命的な欠点となっている。
この種のサーマルプラスチック素材路面標示の欠点を補うべく、一般には標示両端もしくはその一端に高さ19〜25mmの各種反射鋲を加えている。この反射鋲の材質には、ガラス、アルミ合金、プラスチック等がある。正常な天候で雨が降った場合、路面が雨水に覆われる高さは約1mm以下であり、この種の反射鋲によって反射性警告機能が提供され、特に高速道路では更に重要性をもつ。しかし、全世界の大部分地域における固定式標示の交通法規によれば、高速道路の反射鋲高さは19mmを超えてはならず、一般公道では、25mmを超えてはならないことから、この種の反射鋲の使用には一定の制限が設けられている。また、路面を突出する反射鋲は四輪車両のタイヤで踏まれると、車体が飛び上がったり振動したりする等不都合があり、反射鋲の高さが高ければ高いほどそれは更にはっきりし、特にオートバイが通過した時にはタイヤが滑ったり偏移する危険性も度々発生する。また、積雪地では、この種の路面を突出して高くなっている反射鋲は除雪車に除去されてしまい易く、或いは除雪車自体の損傷となることもある故に、コストに符合しないのが現状である。この種の反射鋲において路面突出高さを2〜3mmに抑えた設計は技術上多少困難があり、特にアルミ合金もしくはプラスチック製の反射鋲は、保護カバーによって保護するか固定反射体が必須であり、また、車両による重複圧力に耐えられる強度を持っていなければならず、この場合の保護カバーの厚さは3mm以上となる。
路面標示には若干の交通安全上の問題がやはり残っていることを鑑み、一部の路面標示業者は特殊構造の設計を試みて改善の道を探っている。例えば、路面標示を付ける過程において、図2に示すように、サーマルプラスチックの路面標示8上に直接無数の上方向に突起している突出点81をプレス、その高さは3mm前後とし、並びに、表面には微小のガラスビーズ82を設けて反射性警告としていることから、雨降りの晩で雨水が1mmの高さであっても、高さ3mmのガラスビーズ82の反射性警告機能を妨害することはない。しかし実地テストによると、これらの路面を3mm突出した路面標示は、それ自体の強度が不足している故に、車両によって絶え間なく踏みつけられて圧力をかけられることにより磨り減り易く、また付着したガラスビーズも離脱し易いので、これらの路面標示は短時間内に反射効果を失うことになる。現在最新の科学技術では数十個の非常に微小なビーズを比較的大きなビーズに焼結、これらの比較的大きなビーズをサーマルプラスチックの路面標示上に結合しており、雨水によって路面標示が覆われた時であっても、水面下の比較的大きなビーズはやはり車両の光線を反射して警告作用を持っていることは、現在の技術における大きな飛躍であるが、この種の比較的大きなビーズとサーマルプラスチックの結合の強固性はやはり良好ではなく、車両によって長時間踏まれて圧力をかけられた後はやはり離脱し易いのが現状である。よって、上述の路面標示及び反射鋲の欠点を鑑み、本考案人は新規性、進歩性のある構想、並びに、警告効果と走行の安全を具え公知の反射鋲及び路面標示等の代替となるべく構造を提供する。
本考案は、路面突出高さが低く、構造強度が良好な警告装置を提供することを最も主な目的とする。それは、全体として一体成型の透明な強化基材(例えばガラス)により構成され、それ自体は、一定の厚さがあり上部及び底部に設けた入射部品及び反射部品を組み合わせることにより、水平の光線を有効的に反射するものであり、運転者はこれによりはっきり道路幅や正確な走行方向を視認できる。取り付けた場合の路面突出は5mm以内であり、雨天時であっても路面標示は雨水によって覆われ難く、良好な光線警告作用を保たせることができ、更に突出路面の体積が小さく、高さが低い故に、車両通行時も走行の安全を妨げることなく、最良の路面標示機能を発揮する。
また、本考案は、各種場所への幅広い運用ができる警告装置の提供を次の目的とする。本考案は、水平方向の光線反射の他、構造形状の設計を若干改めた後は、垂直方向の反射に応用することができる。例えば壁面に設置した場合は、T字路における垂直方向から来る車への警告を提供し、例えばヘリコプターの着陸台に設置する等、地面に取り付けた場合は、上方光線の投射及び反射警告作用を提供する。これにより商品の適用範囲が拡大され、商品価値の向上となる。
上述の目的達成のため、本考案の本体1は、厚みがある一体成型の透明な強化基材とし、上部には少なくとも2個以上の上向きに突出する入射部品2を設け、底部には少なくとも2個以上の下向きに突出する反射部品3を設け、その入射部品2の高さは10mmを超えないものとし、周囲には下から上へ徐々に縮む入射円弧面21を形成、反射部品3周囲には上から下へ徐々に縮む反射円弧面31を形成し、本体1底部には反射円弧面31に付着した反射層4を設けることにより、外界から本体1内へ進入する光線が反射層によって反射されて、良好な警告効果を生じさせる。
請求項1の考案は、警告装置において、
一定の厚みを持つ一体成型の透明な強化基材であり、頂上には少なくとも2個以上の上方向に突出した入射部品を設け、底部にもまた少なくとも2個以上の下向きに突出した反射部品を設けており、入射部品の周囲には下から上へ徐々に縮む入射円弧面を形成、入射部品の高さは10mm以内とし、反射部品周囲には上から下へ徐々に縮む反射円弧面を形成している本体1と、
本体底部の反射部品の反射円弧面外周に付着することにより、入射円弧面から屈折して本体に入射した光線を反射する反射層とにより構成されることを特徴とする警告装置としている。
請求項2の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体上の各入射部品下方には一つの反射部品を対応させて、その反射部品の最大外径は入射部品の最大外径より大きいことを特徴とする警告装置としている。
請求項3の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体底部と地面に接触する表面は粗雑面とすることを特徴とする警告装置としている。
請求項4の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記入射部品が突出する最高高さは5mmを超えないことを特徴とする警告装置としている。
請求項5の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体の底部周囲には下向きに突出したフレーム体を設け、そのフレーム体の下向きに突出した高さは少なくとも反射部品の下向きに突出した高さと同じにすることを特徴とする警告装置としている。
請求項6の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記入射円弧面は、少なくとも一つ以上の曲率半径が形成する下から上へ徐々に縮む円弧であることを特徴とする警告装置としている。
請求項7の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記反射円弧面は、少なくとも一つ以上の曲率半径が形成する上から下へ徐々に縮む円弧であることを特徴とする警告装置としている。
請求項8の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体上部表面に一層の塵や汚れを防ぐ為の薄膜を付着することを特徴とする警告装置としている。
請求項9の考案は、請求項8記載の警告装置において、前記本体上の塵や汚れを防ぐ為の薄膜は、表面に、一層のナノ級の酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化鉄、二酸化シリコン、ガラス粉、金、銀、銅、錫中の少なくとも一種類の材料を付着させたものであることを特徴とする警告装置としている。
請求項10の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体の材質は、ガラス基材とし、そのガラス基材は低鉄成分、即ち、酸化鉄成分は0.05%を超えないことを特徴とする警告装置としている。
請求項11の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体材質は無色透明のガラス基材であり、本体底部の複数の反射部品外周には金属反射層を設けることを特徴とする警告装置としている。
請求項12の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体は特定色の透明なガラス基材であることを特徴とする警告装置としている。
請求項13の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体は無色透明のガラスであり、底部の反射部品の反射円弧面と反射層間には一層の特定色を持つ透明薄膜を付着させることを特徴とする警告装置としている。
請求項14の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体材質はガラスであり、そのガラスの屈折率範囲は、Nd1.4〜1.9間とすることを特徴とする警告装置としている。
請求項15の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体の外形は、三角形、四角形、多角形、円形、楕円形等不規則な円弧形等の内の一つであることを特徴とする警告装置としている。
請求項16の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体材質は透明無色もしくは透明有色の強化プラスチックの内の一つであることを特徴とする警告装置としている。
請求項17の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体の複数の入射部品上部に平面を設け、その平面は粗雑面とすることを特徴とする警告装置としている。
請求項18の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体の底部中央に平坦状のマーク部品を設けることを特徴とする警告装置としている。
請求項19の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体上部に分布させた複数の入射部品の大きさ及び円弧度は完全に同じでなくてもよく、本体底部に設置した複数の反射部品の大きさ及び円弧度も完全に同じでなくてもよいことを特徴とする警告装置としている。
請求項20の考案は、請求項1記載の警告装置において、取り付ける場合は少なくとも一つの本体を路面標示箇所に設置することを特徴とする警告装置としている。
請求項21の考案は、請求項1記載の警告装置において、取り付ける場合は少なくとも一つの本体を道路側辺の壁箇所に設置することを特徴とする警告装置としている。
請求項22の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体底部の反射層の外層に保護層を設け、その保護層は反射層外周に一層の樹脂もしくはペンキ等腐食防止塗装を施したものであることを特徴とする警告装置としている。
請求項23の考案は、請求項1記載の警告装置において、前記本体底部の反射部品を設けていない空き位置に少なくとも一つの下向きに突出した補強部品を設け、その補強部品の高さは、反射部品の高さより低いことを特徴とする警告装置としている。
本考案の警告装置は、路面突出高さが低く、構造強度が良好で、各種場所への幅広い運用ができることを特徴とする。
図3、4、5に、それぞれ本考案の立体図、上面図、断面表示図を示す。その警告装置本体1は一体成型の透明な強化基材であり、それ自体は一定の厚みを持っており、本体1の頂上部分には少なくとも二つ以上の上方向に突出した入射部品2を設けるが、本実施例では7つとした。その入射部品2の周囲には下から上に徐々に小さくなっている入射円弧面21を形成、この入射円弧面21は水平方向の光線を適当な角度で屈折させて本体1内部に進入させるものであり、その本体1底部には、少なくとも二個以上の下向きに突出した反射部品3を分布させるが、本実施例においては7つ設けた。その反射部品3周囲には上から下に徐々に小さくなっている反射円弧面31を形成、その反射円弧面31外周には光線を反射させる反射層4を設け、本考案では製造を便宜を考えて、その反射層4を本体1底部のすべての区域に付着させた。光線が本体1上部の数個の入射部品2に入射すると、予め設けた入射円弧面21によって光線は屈折して底部の反射部品3箇所に進入、反射円弧面31上に対応する反射層4が光線を予定していた方向に反射、最後に入射円弧面21が射出する屈折光線によって運転者は正確に道路方向を視認することができる。
本考案の警告装置を道路に取り付けた場合、車両の通行及び雨天時の視認を妨げることがなく、本体1上の入射部品2の高さは10mmを超えないことを制限としており、最良の高さ範囲は5mm以内である。一般の雨天においては、雨水が入射部品2を覆うことなく、反射性警告作用を持っている。冬に雪が降る一部地域では、入射部品2高さは、除雪車の走行を妨害しないように2mm以内に設計するも可能である。このように、警告装置を道路に取り付けた場合は、いくつかの体積の比較的小さな高さの低い入射部品2が路面に突出するだけで、走行の安全性に影響を及ぼす要素を最低にし、反射性警告効果も良好で、加えて一体成型の構造である故に、入射部品2を剥離もしくは損傷することが少なく、使用寿命が長く、道路使用の各需要を満足する、斬新的に実用的な新しい路面標示警告商品となる。
図3に示すとおり、本体1底部が外界と接触する表面、即ち反射層4外周の表面には粗雑面を形成して、路面に取り付ける場合の粘着結合時の良好な強固性を強化する。図5に示すとおり、反射部品3底部にも凹部32を形成することにより、構造は良好な強度を保ち、また取り付けは安定、粘着剤は内部に容易に充填して強固性を強化する。また本体1の底部周囲には下向きに突出したフレーム体11を別に設け、そのフレーム体11の下向きに突出した高さは少なくとも反射部品3の下向きに突出した高さと同じようにすることによって、本商品を生産する場合はフレーム体11をベルトコンベアー上に置くと、製造過程においては傾斜変形することもなく、構造強度の良好なものとなる。
本実施例において、本体1は、透明な強化ガラス基材により作製されており、光線に良好な透過性を持たせる為に、ガラス基材は低鉄成分とし、即ち、酸化鉄(Fe2O3)成分は0.05%を超えず、ガラスの屈折率範囲は、Nd1.4〜1.9間とし、異なる屈折率が光線の屈折及び反射角度に影響を及ぼす故、本体1の入射部品2が形成する入射円弧面21、及び反射部品3が形成する反射円弧面31の曲率もそれに伴い変化する。本実施例において入射円弧面21及び反射円弧面31の曲線は同様でないが、どちらとも、少なくとも一つ以上の曲率半径が連接して成る曲線である。また、本実施例において良好な反射効果を得る為に、本体1上の各入射部品2の下方は一つの反射部品3に対応しており、その反射部品3の外径、大きさは入射部品2より大きく、二者形状の関係は達成したい反射警告効果に基づいて異なる。
本実施例において、本体1は透明な強化ガラス基材であり、本体1底部の反射層4は、例えばアルミやアルミ合金のような金属材質である故、光線反射後は一般の白色反射光となる。特定色の反射光を発生させる為に、本考案では二つの方法を設計した。一つ目の方法は、例えば本体1が黄色のガラス基材のような特定色のガラス基材を直接採用することにより、黄色の反射光を作る。二つ目の方法は、本体1にはやはり無色透明のガラス基材を用いるが本体1底部にまず一層の有色透明薄膜を付着させた後、金属反射層4を付着させるものであり、このようにして光線を有色透明薄膜の働きによって特定色の反射光を生じさせ、例えば薄膜が黄色の場合は黄色の反射光を生じさせることができる。
塵や汚れが本体1の入射部品2表面に付着して光線の透過効果に影響するのを防ぐ為に、本実施例では、本体1上部表面に一層の塵や汚れを防ぐ為の薄膜を設けており、その塵や汚れを防ぐ薄膜とは、本体1上部(入射部品2を含む)表面に、一層のナノ級の酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化鉄、二酸化シリコン、ガラス粉、金、銀、銅、錫中の少なくとも一種類の材料を付着させたものであり、その付着方式には、焼付けもしくはスプレー方式を用いることによって、塵や埃がその上に容易に付着するのを防いでいる為、雨天時または車両のタイヤで圧した時であっても、表面の塵や埃を有効的にクリアするのを助けることができる。また、本体1底部の反射層4の外層に保護層を設けることも可能であり、その保護層は反射層4外周(と地面接触箇所)に一層の樹脂もしくはペンキ等腐食防止塗装を施したものであり、反射層4の使用寿命を延ばすことができる。
図6に、本考案の第2実施例を示す。本考案は本体1の形状を変化させたものである。図に示すとおり、本実施例中の本体1の形状は正方形であり、この時本体1の入射部品2及び反射部品3はそれぞれ9個とし、それぞれ本体1の上部及び底部の両側に設置した。このような本考案の本体1形状は単一形状でなく、三角形、長方形、楕円形、四角形、多辺形及び不規則な円弧形等も可能である。本考案の警告装置本体1は、例えば路面標示の前端もしくは後端位置等の路面標示の一端(図7のA参照)に設置可能である。図7のBに示すとおり、路面標示の前後両端に設置することも可能であり、異なる方式によって異なる反射性警告機能を生じさせるが、この種方式の使用数は比較的少ない。図7のCには、数個の警告装置本体を直接並列して路面標示の長さ及び形状を作るものを示した。この時本体1の形状は長方形か四角形を最良とし、これによって雨水で覆われても問題がなく良好な警告効果を持つ新規性のある路面標示となる。
図8のA及びBに、本考案の第3実施例図を示す。本実施例は主に、入射部品2局部形状を変化させたものである。車両通過の安全性を強化する為に、本体1の入射部品2上部に平面22を設けるが、入射部品2周囲はやはり徐々に縮んだ円弧形を成す入射円弧面21であり、平面22は粗雑面とし、本実施例においてその粗雑面は突出した顆粒状によって構成されているが、複数の窪んだ円弧面によって構成されることも可能であり、これにより車両通過時の摩擦力を強化、滑り止め効果を持たせる。
図9のA及びBに、本考案の第4実施例図を示す。本実施例の本体1中央底部箇所に平坦なマーク部品12を設ける。そのマーク部品12はメーカーが交通法規合格認証表示箇所もしくはメーカー自身の商標設置箇所としてもよい。
図10に、本考案の第5実施例図を示す。この実施例は主に、入射部品2と反射部品3の配列方式及び形状大小を変化させたものである。本考案の設計は、本体1上部及び底部にそれぞれ複数の入射部品2及び反射部品3を設けたものであり、理想的な状況ではそれらを平均的に本体1上に分布させるが、異なる配列方式を採用することにより相隣する二つの反射部品3(もしくは入射部品2)間に隙間ができる可能性もあり、この隙間に単一の反射部品3を充分に設置できない場合、本実施例においてはもう一種の方式を設計、即ち、サイズの比較的小さい入射部品2A及び反射部品3Aを設けて、元のサイズの入射部品2及び反射部品3に組み合わせることにより本体1全区域を一杯にすることができ、これにより構造の強度を強化、もう一方では反射性警告効果をも強化することができる。
図11に、本考案の第6実施例図の上面図を示す。この実施例は主に、本体1底部のフレーム体11と反射部品3の空き位置にいくつかの補強部品14を設けるものであり、その補強部品14は、図に示すとおり、相互に連接した網状か井字型の形状をしており、個別に単独に延伸もできるが、その補強部品14の厚さは反射部品3の高さを超えず、並びに本体1は製造時に一体成型する故、全体構造の強度を強化することができる。
図12のA及びBに、本考案の第7実施例の上面図及び断面図を示す。本実施例は主に、垂直方向の反射性警告効果を生じさせるものであり、上述の各実施例が提供した道路上のほぼ水平方向に照射する反射性警告方式とは異なる。本実施例において、本体1A上部にはやはりいくつかの上方向に突出した入射部品2を設け、底部にも複数の下向きに突出した反射部品3を設け、その反射部品3の反射円弧面31外周にはやはり反射層4を設けており、入射円弧面21はやはり下から上方向に徐々に縮んでいる円弧型であり、反射円弧面31はやはり上から下方向に徐々に縮んでいる円弧型であるが、垂直方向の反射作用がある故に、入射円弧面21及び反射円弧面31の曲率は明らかに前述実施例とは異なるものであり、道路の両側側面の壁面箇所に取り付けて、垂直方向に来る車に適当な警告作用を提供する他、地面に取り付けるとヘリコプターに上方から光線を投射する警告効果を提供する。
上述の各実施例において、その本体は光の透過性が良好な強化ガラス素材により構成されているが、これに制限されるものではなく、本体は透明な強化プラスチック基材、もしくは有色の透明な強化プラスチック基材とすることも可能で、この構造の長所は、コストが比較的安く製造価格も安くでき、欠点は使用寿命が比較的短いことにある。
上述を総合すると、本考案は、本体1に二つ以上の入射部品2、多数で突出高さを比較的低くして底部に組み合わせた反射部品3、及び反射層4を設けたものであり、必要な反射性警告効果を達成するもので、且つ、全体は一体成型によって製造を完了させ、構造強度の良好な、使用寿命の長い、新規的な実用性を持つ路面標示の警告構造である。
第1公知路面標示の断面図である。 第2公知路面標示の断面図である。 本考案の立体図である。 本考案の上面図である。 本考案の断面図である。 本考案の第2実施例の上面図である。 本考案を路面標示箇所に実際に応用した平面表示図である。 本考案の第3実施例のAは上面図とBは断面図である。 本考案の第4実施例のAは上面図とBは断面表示図である。 本考案の第5実施例の上面図である。 本考案の第6実施例の上面図である。 本考案の第7実施例のAは上面図とBは断面図である。
符号の説明
1 本体
11 フレーム体
12 マーク部品
14 補強部品
1A 本体
2 入射部品
21 入射円弧面
22 平面
2A 入射部品
3 反射部品
31 反射円弧面
32 凹部
3A 反射部品
4 反射層
8 路面標示
81 突出点
82 ガラスビーズ
91 路面標示
92 ガラスビーズ

Claims (23)

  1. 警告装置において、
    一定の厚みを持つ一体成型の透明な強化基材であり、頂上には少なくとも2個以上の上方向に突出した入射部品を設け、底部にもまた少なくとも2個以上の下向きに突出した反射部品を設けており、入射部品の周囲には下から上へ徐々に縮む入射円弧面を形成、入射部品の高さは10mm以内とし、反射部品周囲には上から下へ徐々に縮む反射円弧面を形成している本体1と、
    本体底部の反射部品の反射円弧面外周に付着することにより、入射円弧面から屈折して本体に入射した光線を反射する反射層と、により構成されることを特徴とする警告装置。
  2. 請求項1記載の警告装置において、前記本体上の各入射部品下方には一つの反射部品を対応させて、その反射部品の最大外径は入射部品の最大外径より大きいことを特徴とする警告装置。
  3. 請求項1記載の警告装置において、前記本体底部と地面に接触する表面は粗雑面とすることを特徴とする警告装置。
  4. 請求項1記載の警告装置において、前記入射部品が突出する最高高さは5mmを超えないことを特徴とする警告装置。
  5. 請求項1記載の警告装置において、前記本体の底部周囲には下向きに突出したフレーム体を設け、そのフレーム体の下向きに突出した高さは少なくとも反射部品の下向きに突出した高さと同じにすることを特徴とする警告装置。
  6. 請求項1記載の警告装置において、前記入射円弧面は、少なくとも一つ以上の曲率半径が形成する下から上へ徐々に縮む円弧であることを特徴とする警告装置。
  7. 請求項1記載の警告装置において、前記反射円弧面は、少なくとも一つ以上の曲率半径が形成する上から下へ徐々に縮む円弧であることを特徴とする警告装置。
  8. 請求項1記載の警告装置において、前記本体上部表面に一層の塵や汚れを防ぐ為の薄膜を付着することを特徴とする警告装置。
  9. 請求項8記載の警告装置において、前記本体上の塵や汚れを防ぐ為の薄膜は、表面に、一層のナノ級の酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化鉄、二酸化シリコン、ガラス粉、金、銀、銅、錫中の少なくとも一種類の材料を付着させたものであることを特徴とする警告装置。
  10. 請求項1記載の警告装置において、前記本体の材質は、ガラス基材とし、そのガラス基材は低鉄成分、即ち、酸化鉄成分は0.05%を超えないことを特徴とする警告装置。
  11. 請求項1記載の警告装置において、前記本体材質は無色透明のガラス基材であり、本体底部の複数の反射部品外周には金属反射層を設けることを特徴とする警告装置。
  12. 請求項1記載の警告装置において、前記本体は特定色の透明なガラス基材であることを特徴とする警告装置。
  13. 請求項1記載の警告装置において、前記本体は無色透明のガラスであり、底部の反射部品の反射円弧面と反射層間には一層の特定色を持つ透明薄膜を付着させることを特徴とする警告装置。
  14. 請求項1記載の警告装置において、前記本体材質はガラスであり、そのガラスの屈折率範囲は、Nd1.4〜1.9間とすることを特徴とする警告装置。
  15. 請求項1記載の警告装置において、前記本体の外形は、三角形、四角形、多角形、円形、楕円形等不規則な円弧形等の内の一つであることを特徴とする警告装置。
  16. 請求項1記載の警告装置において、前記本体材質は透明無色もしくは透明有色の強化プラスチックの内の一つであることを特徴とする警告装置。
  17. 請求項1記載の警告装置において、前記本体の複数の入射部品上部に平面を設け、その平面は粗雑面とすることを特徴とする警告装置。
  18. 請求項1記載の警告装置において、前記本体の底部中央に平坦状のマーク部品を設けることを特徴とする警告装置。
  19. 請求項1記載の警告装置において、前記本体上部に分布させた複数の入射部品の大きさ及び円弧度は完全に同じでなくてもよく、本体底部に設置した複数の反射部品の大きさ及び円弧度も完全に同じでなくてもよいことを特徴とする警告装置。
  20. 請求項1記載の警告装置において、取り付ける場合は少なくとも一つの本体を路面標示箇所に設置することを特徴とする警告装置。
  21. 請求項1記載の警告装置において、取り付ける場合は少なくとも一つの本体を道路側辺の壁箇所に設置することを特徴とする警告装置。
  22. 請求項1記載の警告装置において、前記本体底部の反射層の外層に保護層を設け、その保護層は反射層外周に一層の樹脂もしくはペンキ等腐食防止塗装を施したものであることを特徴とする警告装置。
  23. 請求項1記載の警告装置において、前記本体底部の反射部品を設けていない空き位置に少なくとも一つの下向きに突出した補強部品を設け、その補強部品の高さは、反射部品の高さより低いことを特徴とする警告装置。
JP2006009559U 2006-10-27 2006-11-24 警告装置 Expired - Fee Related JP3129180U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018180504A (ja) * 2017-04-06 2018-11-15 慶雄 陳 路面光反射装置

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