JPH07305281A - 熱反転式転写捺染生地及びその製造法 - Google Patents
熱反転式転写捺染生地及びその製造法Info
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- JPH07305281A JPH07305281A JP6114397A JP11439794A JPH07305281A JP H07305281 A JPH07305281 A JP H07305281A JP 6114397 A JP6114397 A JP 6114397A JP 11439794 A JP11439794 A JP 11439794A JP H07305281 A JPH07305281 A JP H07305281A
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Abstract
加熱という比較的簡単な操作により図柄模様を印捺し、
隠蔽力が極めて大で、耐摩擦性、耐洗濯性、耐光性、耐
熱性、貯蔵中昇華に対する耐昇華性等の堅牢度が優れて
いること。 【構成】 上質紙等の基層1上に剥離性樹脂層2を設け
て基体シート3を形成し、該基体シート3上に顔料及び
高分子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の図柄模様
層4を設け、更に図柄模様層4上の全面に白色顔料及び
高分子樹脂の混合物を含有して成る白色隠蔽層5を設
け、又更に白色隠蔽層5上の全面に結晶性の高い結晶性
高分子樹脂より成る遮蔽層6を設け、且又遮蔽層6上の
全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設け、又耐熱
弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着層
8を設けたことを特徴としている。
Description
転写生地、即ち過剰の未固着染料を除去するための洗浄
工程が行われていないために未固着染料が多量に付着し
ている生地又は移染しやすい昇華性染料により染色され
ている生地上に鮮明な図柄模様を付与する熱反転式転写
捺染生地及びその製造法に関するものである。
一部を転写紙原紙上に印刷法等により加工し、加熱、加
圧処理によりポリエステル繊維へ乾式転写捺染を行う手
段が一般的に知られている。
のを使用したり、反応型分散染料等の染料を使用する方
法と、ピグメントレジンカラーを使用する方法がある。
法に分類される。
ステル繊維布に多用され、転写捺染方法の主流を占め、
わが国転写捺染数量の約90%を占めると推測されてい
る。
ナイロン、トリアセテート等の化学繊維、天然繊維及び
混紡・混繊繊維に適用されるが、非常に少ない。
ル用分散染料は、昇華性や移染性(拡散性)等を有し、
用途・加工方法に合わせて拡散速度の大・小、均染性の
良・不良、昇華性の大・小等の様々な性質を検討し、選
択されるものである。
うにベースシート21、該ベースシート21上に被覆さ
れたところの剥離性樹脂層22、該剥離性樹脂層22上
に所望の形状で模様印刷されたところの、顔料及び高分
子弾性樹脂の混合物を含有して成る図柄模様層23、並
びに該図柄模様層23上の全面に被覆されたところの、
多孔性物質25を含有してなる吸着層24を設けて、加
圧・加熱により被転写生地12に転写可能なるごとくし
た転写捺染シート26が知られている(特公昭60−2
5556号公報参照)。
転式転写捺染シートにより部分的な転写捺染加工を行う
場合、風合いを良くするために高分子弾性樹脂が一般的
に使用されているが、乾式転写捺染された生地に適用し
た場合、高分子弾性樹脂への昇華性染料の移染性は大き
い。
の樹脂内部拡散性も大きく、昇華汚染に対する堅牢度は
不十分なものであった。
−25556号公報で知られている転写捺染シートは、
過剰の未固着染料を除去するための、洗浄工程を行う直
接捺染法により染色された捺染ポリエステル生地に適用
することなく、乾式転写捺染生地である被転写生地12
に適用すると、過剰の未固着染料を除去するための洗浄
工程が行われていないために未固着染料が多量に付着し
ている場合、もしくは移染しやすい昇華性染料により染
色されている場合において、十分な昇華汚染堅牢度は得
られない欠点を有する。即ち、転写時に加圧・加熱操作
を行うために、被転写生地12の染色された繊維が転写
捺染シート26の吸着層24に食い込むことによって多
孔性物質25の間隔を広げ、広がった多孔性物質25の
間から、移染した昇華性染料24が図柄模様層23の上
層部分まで拡散し、昇華汚染が図19に図示したように
発生する。
用いて吸着層24を形成したため、印刷インキ等が濡れ
ているうちの散布塗布や、多孔性物質25を樹脂インキ
へ混合した状態での印刷法等による塗布加工等により加
工を行った場合、非常に微細な昇華性染料分子が通過し
ない吸着層24を形成することは困難である。
2の繊維の食い込みが発生し、吸着層24が変形するた
め多孔性物質25,25間の間隔が拡大する。
より昇華性染料が浸透し、図柄模様層23の上層部分へ
の昇華汚染が発生する。
する場合、吸着層24の密着性を向上させるため、さら
なる加圧力を加え転写する場合があるが、この様な場合
にはさらに昇華汚染が進行し、鮮やかな図柄模様層23
を形成することができず、図20に図示したように全く
不適格なものとなる。
で、乾式転写捺染生地である被転写生地12に加圧・加
熱という比較的簡単な操作により図柄模様を印捺し、隠
蔽力が極めて大で、耐摩擦性、耐洗濯性、耐光性、耐熱
性、貯蔵中昇華に対する耐昇華性等の堅牢度が優れた熱
反転式転写捺染生地及びその製造法を得ることを目的と
したものである。
ためにこの発明は、上質紙等の基層1上に剥離性樹脂層
2を設けて基体シート3を形成し、該基体シーと3上に
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の
図柄模様層4を設け、更に図柄模様層4上の全面に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る白色隠蔽層
5を設け、又更に白色隠蔽層5上の全面に結晶性の高い
結晶性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設け、且又遮蔽層
6上の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設け、
又耐熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる
接着層8を設けたもので、その製造法は、上質紙等の基
層1上に剥離性樹脂層2を設けて基体シート3を形成す
る工程と、前記工程により形成された基体シーと3上に
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の
図柄模様層4を設ける工程と、前記工程で形成された図
柄模様層4上の全面に白色顔料及び高分子樹脂の混合物
を含有して成る白色隠蔽層5を設ける工程と、前記工程
で形成された白色隠蔽層5上の全面に結晶性の高い結晶
性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設ける工程と、前記工
程で形成された遮蔽層6上の全面に高分子樹脂よりなる
耐熱弾性層7を設ける工程と、前記工程で形成された耐
熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着
層8を設ける工程より成るものである。
剥離性樹脂層2を設けて基体シート3を形成し、該基体
シーと3上に白色顔料及び高分子樹脂の混合物を含有し
て成る所望形状の図柄模様兼白色隠蔽層9を設け、又更
に図柄模様兼白色隠蔽層9上の全面に結晶性の高い結晶
性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設け、且又遮蔽層6上
の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設け、又耐
熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着
層8を設けたもので、その製造法は、上質紙等の基層1
上に剥離性樹脂層2を設けて基体シート3を形成する工
程と、前記工程により形成された基体シーと3上に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の
図柄模様兼白色隠蔽層9を設ける工程と、前記工程で形
成された図柄模様兼白色隠蔽層9上の全面に結晶性の高
い結晶性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設ける工程と、
前記工程で形成された遮蔽層6上の全面に高分子樹脂よ
りなる耐熱弾性層7を設ける工程と、前記工程で形成さ
れた耐熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりな
る接着層8を設ける工程より成るものである。
ると、上質紙等の基層1上に剥離性樹脂層2を設けて基
体シート3を形成し、該基体シーと3上に顔料及び高分
子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の図柄模様層4
(基体シート3上の適宜位置の上面または基体シート3
上の全表面)を設け、更に図柄模様層4上の全面に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る白色隠蔽層
5を設け、又更に白色隠蔽層5上の全面に結晶性の高い
結晶性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設け、且又遮蔽層
6上の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設け、
又耐熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる
接着層8を設けたものである。
設けて基体シート3を形成する工程と、前記工程により
形成された基体シーと3上に顔料及び高分子樹脂の混合
物を含有して成る所望形状の図柄模様層4を設ける工程
と、前記工程で形成された図柄模様層4上の全面に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る白色隠蔽層
5を設ける工程と、前記工程で形成された白色隠蔽層5
上の全面に結晶性の高い結晶性高分子樹脂より成る遮蔽
層6を設ける工程と、前記工程で形成された遮蔽層6上
の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設ける工程
と、前記工程で形成された耐熱弾性層7上の全面に熱可
塑性高分子樹脂よりなる接着層8を設ける工程より成る
ものである。
設けて基体シート3を形成し、該基体シーと3上に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の
図柄模様兼白色隠蔽層9(基体シート3上の適宜位置の
上面または基体シート3上の全表面)を設け、又更に図
柄模様兼白色隠蔽層9上の全面に結晶性の高い結晶性高
分子樹脂より成る遮蔽層6を設け、且又遮蔽層6上の全
面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設け、又耐熱弾
性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着層8
を設けたものである。
設けて基体シート3を形成する工程と、前記工程により
形成された基体シーと3上に白色顔料及び高分子樹脂の
混合物を含有して成る所望形状の図柄模様兼白色隠蔽層
9を設ける工程と、前記工程で形成された図柄模様兼白
色隠蔽層9上の全面に結晶性の高い結晶性高分子樹脂よ
り成る遮蔽層6を設ける工程と、前記工程で形成された
遮蔽層6上の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を
設ける工程と、前記工程で形成された耐熱弾性層7上の
全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着層8を設ける工
程より成るものである。
リエステルフィルム及び離型紙等の従来の転写用として
用いられているものである。
生地に用いられる顔料、高分子弾性樹脂及び溶媒等を配
合した印刷インキ及びコーティング剤等を使用し、これ
らに適した孔版、平版、凸版、凹版の直接、転写印刷法
等各種加工方法を用いて形成するもので基体シート3上
の適宜位置の上面または基体シート3上の全表面に形成
したものである。
生地に用いられる酸化チタン等の白色顔料,高分子弾性
樹脂及び溶媒等を配合した印刷インキ及びコーティング
剤等を使用し、これらに適した孔版、平版、凸版、凹版
の直接、転写印刷法等各種加工方法を用いて形成するも
ので、図柄模様層4が隠蔽力を有していても、色表現性
を重視している場合には、隠蔽力が大部分の配色におい
て不足しているため、白色隠蔽層5を形成するものであ
る。
場合には、白色隠蔽層5と図柄模様層4と共通化した図
柄模様兼白色隠蔽層9のみを加工すれば良い。
熱硬化性樹脂に分類され、熱可塑性樹脂は、ポリアミ
ド、セルロース誘導体及び線状ポリエステル等の結晶性
高分子と、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル及び
ホリカーボネート等の無定型高分子に分類される。
間力、結晶性、剛性等が大きく影響する。分子間凝集エ
ネルギーの小さいものはゴム、中間の物はプラスチッ
ク、大きいものは繊維という傾向を示す。結晶部分が増
大すると、硬さ、引っ張り強さ、脆さ及び耐化学薬品性
等が増大し、非結晶部分が増大すると、伸び、柔軟性、
水分吸収性、化学反応性及び染料吸収性等が増大する。
る、ポリアミド、ポリスチレン及び線状ポリエステル等
の高分子樹脂は、熱可塑性樹脂に分類されるが、ポリス
チレンは無定型高分子であり、ポリアミドは共重合によ
って結晶化度を下げて使用される等、結晶性が無いか、
結晶性の低い状態としているものを使用しているもので
ある。
の高い結晶性高分子樹脂を使用するもので、即ち結晶性
の高い結晶性高分子樹脂としては、酢酸セルローズ、ニ
トロセルローズ、メチルセルローズ等の各種セルローズ
誘導体、セルローズ、飽和線状ポリエステル、ポリアミ
ドの中でも共重合体ではないもの等、結晶部分の比率が
高く、分子間凝集エネルギーの高いものを使用するもの
である。
和ポリエステル樹脂及び尿素樹脂等の熱硬化性樹脂は、
反応性官能基による共有結合により三次元架橋するた
め、成形後非常に硬い。このため、転写マーク成形時に
は主材料として使用せず、熱可塑性樹脂の各種堅牢度向
上のために、架橋剤として添加することの方が一般的で
ある。
樹脂に架橋剤として添加することにより、高い結晶性の
熱可塑性樹脂と同等の性質が得られることがある。
タン発泡体、変性メラミン樹脂及び変性エポシキ樹脂
等、共重合、共縮合等の合成方法により熱可塑性の構造
単位を含むものには、高い結晶性を持つ熱可塑性樹脂
と、類似の性質が得られるものもある。
脂及び溶媒等を配合した印刷インキ及びコーティング剤
等を使用し、これらに適した孔版、平版、凸版、凹版の
直接、転写印刷法、静電転写、吹き付け等の特殊印刷法
等の各種印刷加工方法、もしくは結晶性の高い結晶性高
分子樹脂粉末の散布塗布及び静電塗布等の各種コーティ
ング加工方法等を用いて形成する。大部分の結晶性の高
い結晶性高分子樹脂は無色透明もしくは白色半透明であ
るため、光の透過量は多い。このため、白色隠蔽層5の
隠蔽力が不足している場合には、下地が透けて見えるこ
ともある。このような場合には、白色顔料もしくはその
補色でおる黒色顔料等の顔料を遮蔽層6の形成材料に添
加し、隠蔽力不足を補うものである。
媒等を配合した印刷インキ及びコーティング剤等を使用
し、これらに適した孔版、平版、凸版、凹版の直接、転
写印刷法等、各種印刷加工方法を用いて形成するが、結
晶性の高い結晶性高分子樹脂より成る遮蔽層6は、その
高結晶性故に、硬く、脆い層を形成することが多く、転
写捺染時における遮蔽層6の保護のための充分な弾性を
有した層を得るために図柄模様層4、もしくは白色隠蔽
層5よりも厚みある加工が望ましい。
より形成された熱反転式転写捺染生地の転写加工に使用
される200℃まで溶融・流動しない耐熱性を有してい
ることが望ましいが、接着層8の溶融温度及び転写条件
によっては、転写温度まで溶融・流動しない程度の耐熱
性を有していれば良い。
・加熱操作による生地表面の凹凸部分で発生する局所的
な圧力差を拡散、吸収し、結晶性の高い結晶性高分子樹
脂層の断裂を防止するものであり、又遮蔽層6を形成し
た結晶性の高い結晶性高分子樹脂は、水素結合を行うた
めの極性基を多量に有するため耐水性に劣るものであ
り、これらの樹脂を使用した場合に、裏面からの水の浸
透を防ぎ、耐洗濯性の低下を防止するものである。
子樹脂に硬化剤・架橋剤と呼ばれる熱硬化性樹脂を配合
することにより耐熱性を向上させ、転写温度までの耐熱
性を保持するようにするものである。熱可塑性高分子樹
脂の一部には、転写温度までの耐熱性を弾性を単独で保
持するものもある。また、熱硬化性樹脂の中にも、ポリ
ウレタンプレポリマー及び共重合、共縮合等の合成方法
により熱可塑性の構造単位を含む変性樹脂類等、弾性を
有するものも一部有り、これらは耐熱性高分子樹脂とし
て使用しても良い。
弾性層7の表面が濡れているとき、または粘着性を示す
とき、粒子状のホットメルトパウダーと呼ばれる熱可塑
性樹脂の接着剤を散布あるいは静電的付着による塗布加
工を行い形成するもので、乾燥処理後、耐熱弾性層7以
外の部分に付着した余剰の接着剤を除去し、転写捺染生
地製品11とするものである。接着剤付着性能の低い耐
熱弾性層7を形成した場合、接着剤が耐熱弾性樹脂から
分離する場合もあるが、その場合には加熱処理操作を行
い、接着剤を溶融させて接着剤を耐熱弾性層7へ強固に
付着させるものである。
00マイクロメートルの幅広い粒度のものが使用可能で
あるが、80〜200マイクロメートル程度の粒度のも
のが接着力及び風合い等のバランスが良い。大きな粒度
のホットメルトパウダーを選択した場合、耐熱弾性層7
の表面が濡れている間にホットメルトパウダーを塗布す
るため、ホットメルトパウダーが耐熱弾性層7内に食い
込み、耐熱弾性層7の寸断を引き起こす場合があるた
め、耐熱弾性層7形成用加工材料にあわせて最適な粒度
を選択する必要がある。小さな粒度のホットメルトパウ
ダーを選択した場合、被転写生地12の種類によっては
接着剤の供給量不足を起こすことがあり、転写捺染を行
う被転写生地12の繊維素材の種類、単繊維形状、糸の
種類、織り方の種類、後加工の種類及び転写条件によっ
て最適な粒度を選択する必要がある。
ンキ及びコーティング剤等の形状に配合したものを使用
し、加工できる。これらは、熱可塑性樹脂を溶剤に溶解
したもの、熱可塑性樹脂をミセル状に溶媒に分散したも
の、粉末状の熱可塑性樹脂を水等の溶媒に分散したも
の、熱可塑性樹脂を熱溶融したもの等、従来の接着剤を
使用し、孔版印刷、凹版印刷等の印刷法及び吹き付け、
加熱押し出し等のコーティング法等、各種加工形態の中
から選択して加工できる。
果を持たせる必要がないようにし、弾性層としての効果
を最大限に発揮させるものであり、又耐熱弾性層7と接
着層8を共有する接着剤加工方法よりも、接着剤の供給
量を多くすることにより、転写時の加圧力を最小限にと
どめた転写を安定して行えるようにするものである。
地製品10を図柄模様層4又は図柄模様兼白色隠蔽層9
を基体シート3に点在して設けた場合は図7に図示した
ように切断して所望の転写生地片11として形成し、又
図柄模様層4又は図柄模様兼白色隠蔽層9を基体シート
3の全面に設けた場合は使用者の好みに応じた形状に切
断した転写生地片11として形成し、乾式転写捺染生地
である被転写生地12に適用し、転写捺染マークを13
を形成するものである。
に図示したように遮蔽層6により遮蔽され、下地柄の視
認は非常に困難なものとなるため、充分な性能が発揮さ
れるものであると共に接着性、対摩擦性、耐洗濯性、耐
光性、耐熱性、貯蔵中昇華に対する耐昇華性等の諸堅牢
度が優れた転写捺染マーク13を得ることが可能となっ
たものである。
いて説明すると下記の通りである。 <実施例1>基体シート3としてポリエステルフィルム
シート(基層1)の両面にアクリル樹脂マットコーティ
ング(剥離性樹脂層2)を施し、水系ウレタン系樹脂バ
インダー100部、水分散黄色顔料6部とからなる樹脂
バインダーより、スクリーン印刷法を用いて黄色着色反
転数字模様柄層(図柄模様層4)を形成、また黄色着色
反転数字模様柄層を形成した部分の全面を、酸化チタン
白色顔料を含有する水系アクリル系樹脂白色バインダー
使用し、スクリーン印刷法を用いて覆い、白色隠蔽層5
を形成した。
インキに黒色顔料を配合した印刷インキを使用し、スク
リーン印刷法を用いて遮蔽層6を形成した。
弾性層7として、スクリーン印刷法により遮蔽層6上に
加工すると共に、80マイクロメートルから200マイ
クロメートルの粒度範囲の共重合ナイロンホットメルト
パウダーを耐熱弾性層7が濡れているうちに散布付着さ
せて接着層8とし、乾燥処理後余剰のホットメルトパウ
ダーを除去し、140℃で熱処理をを行い熱反転式転写
捺染生地製品10を形成し、更に図7で図示したように
切断して転写生地片11を形成した。
下台上に置いた青色及び黒色乾式転写捺染染色された青
黒ストライプ柄ポリエステル生地(被転写生地12)の
上に設置し、150℃、圧力250グラム/ヘイホウセ
ンチメートルで15秒間ヒートプレスを行い転写生地片
11を熱接着した後、基体シート3を剥離除去し、黄色
数字模様柄である転写捺染マーク13を形成した。
り青黒ストライプ柄ポリエステル生地は、青黒ストライ
プ柄に対する黄色数字模様柄部分の隠蔽性は極めて大で
あり、接着性、耐洗濯性、貯蔵中昇華に対する耐昇華性
等の諸堅牢度も極めて優れたものであった。 <実施例2>基体シート3としてポリエステルフィルム
シート(基層1)の両面にアクリル樹脂マットコーティ
ング(剥離性樹脂層2)を施し、水系ウレタン系樹脂バ
インダー100部、水分散青色顔料2部とからなる樹脂
バインダーより、スクリーン印刷法を用いて全面青色着
色柄層(図柄模様層4)を形成、また全面青色着色層を
形成した部分の全面を、酸化チタン白色顔料を含有する
水系アクリル系樹脂白色バインダー使用し、スクリーン
印刷法を用いて覆い、白色隠蔽層5を形成した。
アクリル樹脂バインダーを再度スクリーン印刷法を用い
て覆い、水系アクリル樹脂層が濡れている間に、飽和ポ
リエステル樹脂に白色顔料を配合し、エポキシ樹脂を架
橋剤として少量添加した混合物を冷凍粉砕した、0マイ
クロメートルから160マイクロメートルの粒度範囲の
微粉末である粉体塗装用パウダーを散布付着させ、乾燥
処理後余剰のパウダーを除去し、160℃で熱処理を行
うことにより遮蔽層6を形成した。
部に、エポキシ樹脂を1部架橋剤として添加したものを
耐熱弾性層7として、スクリーン印刷法により遮蔽層6
上の全面に加工すると共に、80マイクロメートルから
200マイクロメートルの粒度範囲の共重合ナイロンホ
ットメルトパウダーを耐熱弾性層7が濡れているうちに
散布付着させて接着層8とし、乾燥処理後余剰のホット
メルトパウダーを除去し、140℃で熱処理を行い熱反
転式転写捺染生地製品10を形成した。
例えば図11に図示しているように三角形状にカッティ
ングして転写生地片11とし、カッティングした三角形
状の転写生地片11を熱転写機の転写下台上に置いた赤
色及び黒色乾式転写捺染染色された赤黒ストライプ柄ポ
リエステル生地(被転写生地12)の上に設置し、15
0℃、圧力250グラム/ヘイホウセンチメートルで1
5秒間ヒートプレスを行い転写生地片11を熱接着した
後、基体シート3を剥離除去し、図12に図示したよう
に青色三角模様柄である転写捺染マーク13を形成し
た。
り赤黒ストライプ柄ポリエステル生地は、赤黒ストライ
プ柄に対する青色三角模様柄部分の隠蔽性は極めて大で
あり、接着性、耐洗濯性、貯蔵中昇華に対する耐昇華性
等の諸堅牢度も極めて優れたものであった。 <実施例3>基体シート3としてポリエステルフィルム
シート(基層1)の両面にアクリル樹脂マットコーティ
ング(剥離性樹脂層2)を施し、酸化チタン白色顔料を
含有する水系アクリル系樹脂白色バインダーを使用し、
スクリーン印刷法を用いて図14、図15に図示したよ
うに白色反転数字模様柄を(図柄模様兼白色隠蔽層9)
を形成した。
セルロースインキに黒色顔料を配合した印刷インキを使
用し、スクリーン印刷法を用いて遮蔽層6を形成した。
弾性層7としてスクリーン印刷法により遮蔽層6上に加
工すると共に、80マイクロメートルから200マイク
ロメートルの粒度範囲の共重合ナイロンホットメルトパ
ウダーを耐熱弾性層7が濡れているうちに散布付着させ
て接着層8とし、乾燥処理後余剰のホットメルトパウダ
ーを除去し、140℃で熱処理を行い熱反転式転写捺染
生地製品10を形成し、更に切断して転写生地片11を
形成した。
式転写捺染染色された青黒ストライプ柄ポリエステル生
地(被転写生地12)の上に設置し、その上にアイロン
を置き、150℃で15秒間ヒートプレスを行い転写生
地片11を熱接着した後、基体フイルム3を剥離除去
し、白色数字模様柄である転写捺染マーク13を形成し
た。
り青黒ストライプ柄ポリエステル生地は、青黒ストライ
プ柄に対する白色数字模様柄部分の隠蔽性は極めて大で
あり、接着性、耐洗濯性、貯蔵中昇華に対する耐昇華性
等の諸堅牢度も極めて優れたものであった。
り、この様にして得られた転写捺染マーク13を乾式転
写捺染生地である被転写生地12に適用すると、図1
3、図16に示したように移染した昇華性染料24は接
着層8の量と小さな拡散速度によって遅延され、更に遮
蔽層6によって遮えぎられるため、白色隠蔽層5又は図
柄模様兼白色隠蔽層9まで到達する昇華性染料24は非
常に微少なものとなり、視認は非常に困難なものとなる
ため実用充分な性能が発揮されるものである。
持たない粉末多孔性物質の散布による塗布を行わないた
め、大であると共に隠蔽力が極めて大で、接着性、耐摩
擦性、耐洗濯性、耐光性、耐熱性、貯蔵中昇華に対する
耐昇華性等の諸堅牢度が極めて優れた転写捺染模様柄を
得ることが可能となる。
時の加圧・加熱操作による生地表面の凹凸部分で発生す
る局所的な圧力差を拡散、吸収し、結晶性の高い結晶性
高分子樹脂層の断裂を防止するものであり、又遮蔽層6
を形成した結晶性の高い結晶性高分子樹脂は、水素結合
を行うための極性基を多量に有するため耐水性に劣るも
のであり、これらの樹脂を使用した場合に、裏面からの
水の浸透を防ぎ、耐洗濯性の低下を防止するものであ
る。
明確に分離したことにより、昇華汚染堅牢度を向上させ
たものである等の幾多の産業的効果を奏するものであ
る。
面図である。
転写生地、即ち過剰の未固着染料を除去するための洗浄
工程が行われていないために未固着染料が多量に付着し
ている生地又は移染しやすい昇華性染料により染色され
ている生地上に鮮明な図柄模様を付与する熱反転式転写
捺染生地及びその製造法に関するものである。
一部を転写紙原紙上に印刷法等により加工し、加熱、加
圧処理によりポリエステル繊維へ乾式転写捺染を行う手
段が一般的に知られている。
のを使用したり、反応型分散染料等の染料を使用する方
法と、ピグメントレジンカラーを使用する方法がある。
法に分類される。
ステル繊維布に多用され、転写捺染方法の主流を占め、
わが国転写捺染数量の約90%を占めると推測されてい
る。
ナイロン、トリアセテート等の化学繊維、天然繊維及び
混紡・混繊繊維に適用されるが、非常に少ない。
ル用分散染料は、昇華性や移染性(拡散性)等を有し、
用途・加工方法に合わせて拡散速度の大・小、均染性の
良・不良、昇華性の大・小等の様々な性質を検討し、選
択されるものである。
うにベースシート21、該ベースシート21上に被覆さ
れたところの剥離性樹脂層22、該剥離性樹脂層22上
に所望の形状で模様印刷されたところの、顔料及び高分
子弾性樹脂の混合物を含有して成る図柄模様層23、並
びに該図柄模様層23上の全面に被覆されたところの、
多孔性物質25を含有してなる吸着層24を設けて、加
圧・加熱により被転写生地12に転写可能なるごとくし
た転写捺染シート26が知られている(特公昭60−2
5556号公報参照)。
転式転写捺染シートにより部分的な転写捺染加工を行う
場合、風合いを良くするために高分子弾性樹脂が一般的
に使用されているが、乾式転写捺染された生地に適用し
た場合、高分子弾性樹脂への昇華性染料の移染性は大き
い。
の樹脂内部拡散性も大きく、昇華汚染に対する堅牢度は
不十分なものであった。
−25556号公報で知られている転写捺染シートは、
過剰の未固着染料を除去するための、洗浄工程を行う直
接捺染法により染色された捺染ポリエステル生地に適用
することなく、乾式転写捺染生地である被転写生地12
に適用すると、過剰の未固着染料を除去するための洗浄
工程が行われていないために未固着染料が多量に付着し
ている場合、もしくは移染しやすい昇華性染料により染
色されている場合において、十分な昇華汚染堅牢度は得
られない欠点を有する。即ち、転写時に加圧・加熱操作
を行うために、被転写生地12の染色された繊維が転写
捺染シート26の吸着層24に食い込むことによって多
孔性物質25の間隔を広げ、広がった多孔性物質25の
間から、移染した昇華性染料24が図柄模様層23の上
層部分まで拡散し、昇華汚染が図19に図示したように
発生する。
用いて吸着層24を形成したため、印刷インキ等が濡れ
ているうちの散布塗布や、多孔性物質25を樹脂インキ
へ混合した状態での印刷法等による塗布加工等により加
工を行った場合、非常に微細な昇華性染料分子が通過し
ない吸着層24を形成することは困難である。
2の繊維の食い込みが発生し、吸着層24が変形するた
め多孔性物質25,25間の間隔が拡大する。
より昇華性染料が浸透し、図柄模様層23の上層部分へ
の昇華汚染が発生する。
する場合、吸着層24の密着性を向上させるため、さら
なる加圧力を加え転写する場合があるが、この様な場合
にはさらに昇華汚染が進行し、鮮やかな図柄模様層23
を形成することができず、図20に図示したように全く
不適格なものとなる。
で、乾式転写捺染生地である被転写生地12に加圧・加
熱という比較的簡単な操作により図柄模様を印捺し、隠
蔽力が極めて大で、耐摩擦性、耐洗濯性、耐光性、耐熱
性、貯蔵中昇華に対する耐昇華性等の堅牢度が優れた熱
反転式転写捺染生地及びその製造法を得ることを目的と
したものである。
ためにこの発明は、上質紙等の基層1上に剥離性樹脂層
2を設けて基体シート3を形成し、該基体シート3上に
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の
図柄模様層4を設け、更に図柄模様層4上の全面に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る白色隠蔽層
5を設け、又更に白色隠蔽層5上の全面に結晶性の高い
結晶性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設け、且又遮蔽層
6上の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設け、
又耐熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる
接着層8を設けたもので、その製造法は、上質紙等の基
層1上に剥離性樹脂層2を設けて基体シート3を形成す
る工程と、前記工程により形成された基体シート3上に
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の
図柄模様層4を設ける工程と、前記工程で形成された図
柄模様層4上の全面に白色顔料及び高分子樹脂の混合物
を含有して成る白色隠蔽層5を設ける工程と、前記工程
で形成された白色隠蔽層5上の全面に結晶性の高い結晶
性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設ける工程と、前記工
程で形成された遮蔽層6上の全面に高分子樹脂よりなる
耐熱弾性層7を設ける工程と、前記工程で形成された耐
熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着
層8を設ける工程より成るものである。
剥離性樹脂層2を設けて基体シート3を形成し、該基体
シート3上に白色顔料及び高分子樹脂の混合物を含有し
て成る所望形状の図柄模様兼白色隠蔽層9を設け、又更
に図柄模様兼白色隠蔽層9上の全面に結晶性の高い結晶
性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設け、且又遮蔽層6上
の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設け、又耐
熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着
層8を設けたもので、その製造法は、上質紙等の基層1
上に剥離性樹脂層2を設けて基体シート3を形成する工
程と、前記工程により形成された基体シート3上に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の
図柄模様兼白色隠蔽層9を設ける工程と、前記工程で形
成された図柄模様兼白色隠蔽層9上の全面に結晶性の高
い結晶性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設ける工程と、
前記工程で形成された遮蔽層6上の全面に高分子樹脂よ
りなる耐熱弾性層7を設ける工程と、前記工程で形成さ
れた耐熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりな
る接着層8を設ける工程より成るものである。
ると、上質紙等の基層1上に剥離性樹脂層2を設けて基
体シート3を形成し、該基体シート3上に顔料及び高分
子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の図柄模様層4
(基体シート3上の適宜位置の上面または基体シート3
上の全表面)を設け、更に図柄模様層4上の全面に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る白色隠蔽層
5を設け、又更に白色隠蔽層5上の全面に結晶性の高い
結晶性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設け、且又遮蔽層
6上の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設け、
又耐熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる
接着層8を設けたものである。
設けて基体シート3を形成する工程と、前記工程により
形成された基体シート3上に顔料及び高分子樹脂の混合
物を含有して成る所望形状の図柄模様層4を設ける工程
と、前記工程で形成された図柄模様層4上の全面に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る白色隠蔽層
5を設ける工程と、前記工程で形成された白色隠蔽層5
上の全面に結晶性の高い結晶性高分子樹脂より成る遮蔽
層6を設ける工程と、前記工程で形成された遮蔽層6上
の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設ける工程
と、前記工程で形成された耐熱弾性層7上の全面に熱可
塑性高分子樹脂よりなる接着層8を設ける工程より成る
ものである。
設けて基体シート3を形成し、該基体シート3上に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の
図柄模様兼白色隠蔽層9(基体シート3上の適宜位置の
上面または基体シート3上の全表面)を設け、又更に図
柄模様兼白色隠蔽層9上の全面に結晶性の高い結晶性高
分子樹脂より成る遮蔽層6を設け、且又遮蔽層6上の全
面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設け、又耐熱弾
性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着層8
を設けたものである。
設けて基体シート3を形成する工程と、前記工程により
形成された基体シート3上に白色顔料及び高分子樹脂の
混合物を含有して成る所望形状の図柄模様兼白色隠蔽層
9を設ける工程と、前記工程で形成された図柄模様兼白
色隠蔽層9上の全面に結晶性の高い結晶性高分子樹脂よ
り成る遮蔽層6を設ける工程と、前記工程で形成された
遮蔽層6上の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を
設ける工程と、前記工程で形成された耐熱弾性層7上の
全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着層8を設ける工
程より成るものである。
リエステルフィルム及び離型紙等の従来の転写用として
用いられているものである。
生地に用いられる顔料、高分子弾性樹脂及び溶媒等を配
合した印刷インキ及びコーティング剤等を使用し、これ
らに適した孔版、平版、凸版、凹版の直接、転写印刷法
等各種加工方法を用いて形成するもので基体シート3上
の適宜位置の上面または基体シート3上の全表面に形成
したものである。
生地に用いられる酸化チタン等の白色顔料,高分子弾性
樹脂及び溶媒等を配合した印刷インキ及びコーティング
剤等を使用し、これらに適した孔版、平版、凸版、凹版
の直接、転写印刷法等各種加工方法を用いて形成するも
ので、図柄模様層4が隠蔽力を有していても、色表現性
を重視している場合には、隠蔽力が大部分の配色におい
て不足しているため、白色隠蔽層5を形成するものであ
る。
場合には、白色隠蔽層5と図柄模様層4と共通化した図
柄模様兼白色隠蔽層9のみを加工すれば良い。
熱硬化性樹脂に分類され、熱可塑性樹脂は、ポリアミ
ド、セルロース誘導体及び線状ポリエステル等の結晶性
高分子と、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル及び
ポリカーボネート等の無定型高分子に分類される。
間力、結晶性、剛性等が大きく影響する。分子間凝集エ
ネルギーの小さいものはゴム、中間の物はプラスチッ
ク、大きいものは繊維という傾向を示す。結晶部分が増
大すると、硬さ、引っ張り強さ、脆さ及び耐化学薬品性
等が増大し、非結晶部分が増大すると、伸び、柔軟性、
水分吸収性、化学反応性及び染料吸収性等が増大する。
る、ポリアミド、ポリスチレン及び線状ポリエステル等
の高分子樹脂は、熱可塑性樹脂に分類されるが、ポリス
チレンは無定型高分子であり、ポリアミドは共重合によ
って結晶化度を下げて使用される等、結晶性が無いか、
結晶性の低い状態としているものを使用しているもので
ある。
の高い結晶性高分子樹脂を使用するもので、即ち結晶性
の高い結晶性高分子樹脂としては、酢酸セルローズ、ニ
トロセルローズ、メチルセルローズ等の各種セルローズ
誘導体、セルローズ、飽和線状ポリエステル、ポリアミ
ドの中でも共重合体ではないもの等、結晶部分の比率が
高く、分子間凝集エネルギーの高いものを使用するもの
である。
和ポリエステル樹脂及び尿素樹脂等の熱硬化性樹脂は、
反応性官能基による共有結合により三次元架橋するた
め、成形後非常に硬い。このため、転写マーク成形時に
は主材料として使用せず、熱可塑性樹脂の各種堅牢度向
上のために、架橋剤として添加することの方が一般的で
ある。
樹脂に架橋剤として添加することにより、高い結晶性の
熱可塑性樹脂と同等の性質が得られることがある。
タン発泡体、変性メラミン樹脂及び変性エポシキ樹脂
等、共重合、共縮合等の合成方法により熱可塑性の構造
単位を含むものには、高い結晶性を持つ熱可塑性樹脂
と、類似の性質が得られるものもある。
脂及び溶媒等を配合した印刷インキ及びコーティング剤
等を使用し、これらに適した孔版、平版、凸版、凹版の
直接、転写印刷法、静電転写、吹き付け等の特殊印刷法
等の各種印刷加工方法、もしくは結晶性の高い結晶性高
分子樹脂粉末の散布塗布及び静電塗布等の各種コーティ
ング加工方法等を用いて形成する。大部分の結晶性の高
い結晶性高分子樹脂は無色透明もしくは白色半透明であ
るため、光の透過量は多い。このため、白色隠蔽層5の
隠蔽力が不足している場合には、下地が透けて見えるこ
ともある。このような場合には、白色顔料もしくはその
補色でおる黒色顔料等の顔料を遮蔽層6の形成材料に添
加し、隠蔽力不足を補うものである。
媒等を配合した印刷インキ及びコーティング剤等を使用
し、これらに適した孔版、平版、凸版、凹版の直接、転
写印刷法等、各種印刷加工方法を用いて形成するが、結
晶性の高い結晶性高分子樹脂より成る遮蔽層6は、その
高結晶性故に、硬く、脆い層を形成することが多く、転
写捺染時における遮蔽層6の保護のための充分な弾性を
有した層を得るために図柄模様層4、もしくは白色隠蔽
層5よりも厚みある加工が望ましい。
より形成された熱反転式転写捺染生地の転写加工に使用
される200℃まで溶融・流動しない耐熱性を有してい
ることが望ましいが、接着層8の溶融温度及び転写条件
によっては、転写温度まで溶融・流動しない程度の耐熱
性を有していれば良い。
・加熱操作による生地表面の凹凸部分で発生する局所的
な圧力差を拡散、吸収し、結晶性の高い結晶性高分子樹
脂層の断裂を防止するものであり、又遮蔽層6を形成し
た結晶性の高い結晶性高分子樹脂は、水素結合を行うた
めの極性基を多量に有するため耐水性に劣るものもあ
り、これらの樹脂を使用した場合に、裏面からの水の浸
透を防ぎ、耐洗濯性の低下を防止するものである。
子樹脂に硬化剤・架橋剤と呼ばれる熱硬化性樹脂を配合
することにより耐熱性を向上させ、転写温度までの耐熱
性を保持するようにするものである。熱可塑性高分子樹
脂の一部には、転写温度までの耐熱性を弾性を単独で保
持するものもある。また、熱硬化性樹脂の中にも、ポリ
ウレタンプレポリマー及び共重合、共縮合等の合成方法
により熱可塑性の構造単位を含む変性樹脂類等、弾性を
有するものも一部有り、これらは耐熱性高分子樹脂とし
て使用しても良い。
弾性層7の表面が濡れているとき、または粘着性を示す
とき、粒子状のホットメルトパウダーと呼ばれる熱可塑
性樹脂の接着剤を散布あるいは静電的付着による塗布加
工を行い形成するもので、乾燥処理後、耐熱弾性層7以
外の部分に付着した余剰の接着剤を除去し、転写捺染生
地製品11とするものである。接着剤付着性能の低い耐
熱弾性層7を形成した場合、接着剤が耐熱弾性樹脂から
分離する場合もあるが、その場合には加熱処理操作を行
い、接着剤を溶融させて接着剤を耐熱弾性層7へ強固に
付着させるものである。
00マイクロメートルの幅広い粒度のものが使用可能で
あるが、80〜200マイクロメートル程度の粒度のも
のが接着力及び風合い等のバランスが良い。大きな粒度
のホットメルトパウダーを選択した場合、耐熱弾性層7
の表面が濡れている間にホットメルトパウダーを塗布す
るため、ホットメルトパウダーが耐熱弾性層7内に食い
込み、耐熱弾性層7の寸断を引き起こす場合があるた
め、耐熱弾性層7形成用加工材料にあわせて最適な粒度
を選択する必要がある。小さな粒度のホットメルトパウ
ダーを選択した場合、被転写生地12の種類によっては
接着剤の供給量不足を起こすことがあり、転写捺染を行
う被転写生地12の繊維素材の種類、単繊維形状、糸の
種類、織り方の種類、後加工の種類及び転写条件によっ
て最適な粒度を選択する必要がある。
ンキ及びコーティング剤等の形状に配合したものを使用
し、加工できる。これらは、熱可塑性樹脂を溶剤に溶解
したもの、熱可塑性樹脂をミセル状に溶媒に分散したも
の、粉末状の熱可塑性樹脂を水等の溶媒に分散したも
の、熱可塑性樹脂を熱溶融したもの等、従来の接着剤を
使用し、孔版印刷、凹版印刷等の印刷法及び吹き付け、
加熱押し出し等のコーティング法等、各種加工形態の中
から選択して加工できる。
果を持たせる必要がないようにし、弾性層としての効果
を最大限に発揮させるものであり、又耐熱弾性層7と接
着層8を共有する接着剤加工方法よりも、接着剤の供給
量を多くすることにより、転写時の加圧力を最小限にと
どめた転写を安定して行えるようにするものである。
地製品10を図柄模様層4又は図柄模様兼白色隠蔽層9
を基体シート3に点在して設けた場合は図7に図示した
ように切断して所望の転写生地片11として形成し、又
図柄模様層4又は図柄模様兼白色隠蔽層9を基体シート
3の全面に設けた場合は使用者の好みに応じた形状に切
断した転写生地片11として形成し、乾式転写捺染生地
である被転写生地12に適用し、転写捺染マーク13を
形成するものである。
に図示したように遮蔽層6により遮蔽され、下地柄の視
認は非常に困難なものとなるため、充分な性能が発揮さ
れるものであると共に接着性、対摩擦性、耐洗濯性、耐
光性、耐熱性、貯蔵中昇華に対する耐昇華性等の諸堅牢
度が優れた転写捺染マーク13を得ることが可能となっ
たものである。
いて説明すると下記の通りである。 <実施例1>基体シート3としてポリエステルフィルム
シート(基層1)の両面にアクリル樹脂マットコーティ
ング(剥離性樹脂層2)を施し、水系ウレタン系樹脂バ
インダー100部、水分散黄色顔料6部とからなる樹脂
バインダーより、スクリーン印刷法を用いて黄色着色反
転数字模様柄層(図柄模様層4)を形成、また黄色着色
反転数字模様柄層を形成した部分の全面を、酸化チタン
白色顔料を含有する水系アクリル系樹脂白色バインダー
使用し、スクリーン印刷法を用いて覆い、白色隠蔽層5
を形成した。
インキに黒色顔料を配合した印刷インキを使用し、スク
リーン印刷法を用いて遮蔽層6を形成した。
弾性層7として、スクリーン印刷法により遮蔽層6上に
加工すると共に、80マイクロメートルから200マイ
クロメートルの粒度範囲の共重合ナイロンホットメルト
パウダーを耐熱弾性層7が濡れているうちに散布付着さ
せて接着層8とし、乾燥処理後余剰のホットメルトパウ
ダーを除去し、140℃で熱処理をを行い熱反転式転写
捺染生地製品10を形成し、更に図7で図示したように
切断して転写生地片11を形成した。
下台上に置いた青色及び黒色乾式転写捺染染色された青
黒ストライプ柄ポリエステル生地(被転写生地12)の
上に設置し、150℃、圧力250グラム/ヘイホウセ
ンチメートルで15秒間ヒートプレスを行い転写生地片
11を熱接着した後、基体シート3を剥離除去し、黄色
数字模様柄である転写捺染マーク13を形成した。
り青黒ストライプ柄ポリエステル生地は、青黒ストライ
プ柄に対する黄色数字模様柄部分の隠蔽性は極めて大で
あり、接着性、耐洗濯性、貯蔵中昇華に対する耐昇華性
等の諸堅牢度も極めて優れたものであった。 <実施例2>基体シート3としてポリエステルフィルム
シート(基層1)の両面にアクリル樹脂マットコーティ
ング(剥離性樹脂層2)を施し、水系ウレタン系樹脂バ
インダー100部、水分散青色顔料2部とからなる樹脂
バインダーより、スクリーン印刷法を用いて全面青色着
色柄層(図柄模様層4)を形成、また全面青色着色層を
形成した部分の全面を、酸化チタン白色顔料を含有する
水系アクリル系樹脂白色バインダー使用し、スクリーン
印刷法を用いて覆い、白色隠蔽層5を形成した。
アクリル樹脂バインダーを再度スクリーン印刷法を用い
て覆い、水系アクリル樹脂層が濡れている間に、飽和ポ
リエステル樹脂に白色顔料を配合し、エポキシ樹脂を架
橋剤として少量添加した混合物を冷凍粉砕した、0マイ
クロメートルから160マイクロメートルの粒度範囲の
微粉末である粉体塗装用パウダーを散布付着させ、乾燥
処理後余剰のパウダーを除去し、160℃で熱処理を行
うことにより遮蔽層6を形成した。
部に、エポキシ樹脂を1部架橋剤として添加したものを
耐熱弾性層7として、スクリーン印刷法により遮蔽層6
上の全面に加工すると共に、80マイクロメートルから
200マイクロメートルの粒度範囲の共重合ナイロンホ
ットメルトパウダーを耐熱弾性層7が濡れているうちに
散布付着させて接着層8とし、乾燥処理後余剰のホット
メルトパウダーを除去し、140℃で熱処理を行い熱反
転式転写捺染生地製品10を形成した。
例えば図11に図示しているように三角形状にカッティ
ングして転写生地片11とし、カッティングした三角形
状の転写生地片11を熱転写機の転写下台上に置いた赤
色及び黒色乾式転写捺染染色された赤黒ストライプ柄ポ
リエステル生地(被転写生地12)の上に設置し、15
0℃、圧力250グラム/ヘイホウセンチメートルで1
5秒間ヒートプレスを行い転写生地片11を熱接着した
後、基体シート3を剥離除去し、図12に図示したよう
に青色三角模様柄である転写捺染マーク13を形成し
た。
り赤黒ストライプ柄ポリエステル生地は、赤黒ストライ
プ柄に対する青色三角模様柄部分の隠蔽性は極めて大で
あり、接着性、耐洗濯性、貯蔵中昇華に対する耐昇華性
等の諸堅牢度も極めて優れたものであった。 <実施例3>基体シート3としてポリエステルフィルム
シート(基層1)の両面にアクリル樹脂マットコーティ
ング(剥離性樹脂層2)を施し、酸化チタン白色顔料を
含有する水系アクリル系樹脂白色バインダーを使用し、
スクリーン印刷法を用いて図14、図15に図示したよ
うに白色反転数字模様柄を(図柄模様兼白色隠蔽層9)
を形成した。
セルロースインキに黒色顔料を配合した印刷インキを使
用し、スクリーン印刷法を用いて遮蔽層6を形成した。
弾性層7としてスクリーン印刷法により遮蔽層6上に加
工すると共に、80マイクロメートルから200マイク
ロメートルの粒度範囲の共重合ナイロンホットメルトパ
ウダーを耐熱弾性層7が濡れているうちに散布付着させ
て接着層8とし、乾燥処理後余剰のホットメルトパウダ
ーを除去し、140℃で熱処理を行い熱反転式転写捺染
生地製品10を形成し、更に切断して転写生地片11を
形成した。
式転写捺染染色された青黒ストライプ柄ポリエステル生
地(被転写生地12)の上に設置し、その上にアイロン
を置き、150℃で15秒間ヒートプレスを行い転写生
地片11を熱接着した後、基体フイルム3を剥離除去
し、白色数字模様柄である転写捺染マーク13を形成し
た。
り青黒ストライプ柄ポリエステル生地は、青黒ストライ
プ柄に対する白色数字模様柄部分の隠蔽性は極めて大で
あり、接着性、耐洗濯性、貯蔵中昇華に対する耐昇華性
等の諸堅牢度も極めて優れたものであった。
り、この様にして得られた転写捺染マーク13を乾式転
写捺染生地である被転写生地12に適用すると、図1
3、図16に示したように移染した昇華性染料24は接
着層8の量と小さな拡散速度によって遅延され、更に遮
蔽層6によって遮えぎられるため、白色隠蔽層5又は図
柄模様兼白色隠蔽層9まで到達する昇華性染料24は非
常に微少なものとなり、視認は非常に困難なものとなる
ため実用充分な性能が発揮されるものである。
持たない粉末多孔性物質の散布による塗布を行わないた
め、大であると共に隠蔽力が極めて大で、接着性、耐摩
擦性、耐洗濯性、耐光性、耐熱性、貯蔵中昇華に対する
耐昇華性等の諸堅牢度が極めて優れた転写捺染模様柄を
得ることが可能となる。
時の加圧・加熱操作による生地表面の凹凸部分で発生す
る局所的な圧力差を拡散、吸収し、結晶性の高い結晶性
高分子樹脂層の断裂を防止するものであり、又遮蔽層6
を形成した結晶性の高い結晶性高分子樹詣は、水素結合
を行うための極性基を多量に有するため耐水性に劣るも
のであり、これらの樹脂を使用した場合に、裏面からの
水の浸透を防ぎ、耐洗濯性の低下を防止するものであ
る。
明確に分離したことにより、昇華汚染堅牢度を向上させ
たものである等の幾多の産業的効果を奏するものであ
る。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 上質紙等の基層1上に剥離性樹脂層2を
設けて基体シート3を形成し、該基体シーと3上に顔料
及び高分子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の図柄
模様層4を設け、更に図柄模様層4上の全面に白色顔料
及び高分子樹脂の混合物を含有して成る白色隠蔽層5を
設け、又更に白色隠蔽層5上の全面に結晶性の高い結晶
性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設け、且又遮蔽層6上
の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設け、又耐
熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着
層8を設けたことを特徴とする熱反転式転写捺染生地。 - 【請求項2】 上質紙等の基層1上に剥離性樹脂層2を
設けて基体シート3を形成する工程と、前記工程により
形成された基体シーと3上に顔料及び高分子樹脂の混合
物を含有して成る所望形状の図柄模様層4を設ける工程
と、前記工程で形成された図柄模様層4上の全面に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る白色隠蔽層
5を設ける工程と、前記工程で形成された白色隠蔽層5
上の全面に結晶性の高い結晶性高分子樹脂より成る遮蔽
層6を設ける工程と、前記工程で形成された遮蔽層6上
の全面に高分子樹脂よりなる耐熱弾性層7を設ける工程
と、前記工程で形成された耐熱弾性層7上の全面に熱可
塑性高分子樹脂よりなる接着層8を設ける工程より成る
ことを特徴とする熱反転式転写捺染生地の製造法。 - 【請求項3】 上質紙等の基層1上に剥離性樹脂層2を
設けて基体シート3を形成し、該基体シーと3上に白色
顔料及び高分子樹脂の混合物を含有して成る所望形状の
図柄模様兼白色隠蔽層9を設け、又更に図柄模様兼白色
隠蔽層9上の全面に結晶性の高い結晶性高分子樹脂より
成る遮蔽層6を設け、且又遮蔽層6上の全面に高分子樹
脂よりなる耐熱弾性層7を設け、又耐熱弾性層7上の全
面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着層8を設けたこと
を特徴とする熱反転式転写捺染生地。 - 【請求項4】 上質紙等の基層1上に剥離性樹脂層2を
設けて基体シート3を形成する工程と、前記工程により
形成された基体シーと3上に白色顔料及び高分子樹脂の
混合物を含有して成る所望形状の図柄模様兼白色隠蔽層
9を設ける工程と、前記工程で形成された図柄模様兼白
色隠蔽層9上の全面に白色顔料及び高分子樹脂の混合物
を含有して成る白色隠蔽層5を設ける工程と、前記工程
で形成された白色隠蔽層9上の全面に結晶性の高い結晶
性高分子樹脂より成る遮蔽層6を設ける工程と、前記工
程で形成された遮蔽層6上の全面に高分子樹脂よりなる
耐熱弾性層7を設ける工程と、前記工程で形成された耐
熱弾性層7上の全面に熱可塑性高分子樹脂よりなる接着
層8を設ける工程より成ることを特徴とする熱反転式転
写捺染生地の製造法。
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JPH07305281A true JPH07305281A (ja) | 1995-11-21 |
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JP11439794A Expired - Lifetime JP3593361B2 (ja) | 1994-04-30 | 1994-04-30 | 熱反転式転写捺染シート及びその製造法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE10125681C1 (de) * | 2001-05-25 | 2003-02-20 | Buelent Oez | Verfahren zum Übertragen von auf Druckvorlagen befindlichen Abbildungen auf farbige Unterlagen sowie hierzu geeignetes Vorlagematerial |
JP2006097180A (ja) * | 2004-09-29 | 2006-04-13 | Horaisha:Kk | マーク |
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1994
- 1994-04-30 JP JP11439794A patent/JP3593361B2/ja not_active Expired - Lifetime
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