JPH07305277A - ロープ状物 - Google Patents
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- JPH07305277A JPH07305277A JP6097374A JP9737494A JPH07305277A JP H07305277 A JPH07305277 A JP H07305277A JP 6097374 A JP6097374 A JP 6097374A JP 9737494 A JP9737494 A JP 9737494A JP H07305277 A JPH07305277 A JP H07305277A
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- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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Abstract
産資材分野で使用されるロープ状物を提供する。 【構成】 ポリウレタン、酸化ポリエチレン、フッ素系
樹脂、エチレン尿素及びオルガノポリシロキサンを主成
分とする処理剤が付着されてなるロープ状物。
Description
が改良された繊維ロープ状物に関する。ここにロープ状
物はコード、ロープ、紐状物等を含む。また、滑空用コ
ードはロープ状物等を含む。
ては、ポリエステル、ナイロン、ビニロン、全芳香族ポ
リエステル、超高分子量ポリエチレン、全芳香族ポリア
ミド(アラミド)などの繊維がある。
れる場合もあるが、通常は、使用繊維の特性を充分に発
現させるために糸状で適当な処理剤により処理された後
に、ロープ状に撚糸、編組、あるいは編組加工される
か、またはロープ状に撚糸、編組、あるいは編組加工さ
れた後に、適当な処理剤により処理され、それぞれの用
途で使用される。ロープ状物に対する市場の共通な重要
要求特性としては、耐摩耗性、屈曲耐久性、非吸水性等
がある。
在では各種処理剤による繊維表面被膜や含浸加工が多く
用いられており、かかる処理剤としては、ポリウレタン
系、シリコン系、ワックス系樹脂などが広く用いられ、
これらの剤で加工されたロープが陸上資材や水産資材な
どの市場で活用されている。たとえばポリウレタン系樹
脂を耐摩耗性向上剤として用いた技術としては、「ポリ
ウレタン、酸化ポリエチレン及びエチレン尿素化合物を
主成分とする混合物で処理されてなる繊維ロープ」(特
公昭62−60511号公報)、「ウレタンプレポリマ
ーブロック化物を主成分とする樹脂を繊維ベルト類に付
与し、加熱処理することにより耐摩耗性を改善する方
法」(特開昭60ー173174号公報)、「シラン系
カップリング剤を主成分とする第1処理剤で処理した
後、ポリウレタン、酸化ポリエチレン,およびエチレン
尿素化合物を主成分とする第2処理剤で処理する方法」
(特公平1ー29909号公報)、「フッ素系樹脂を用
いて、特定条件下で処理し、繊維表面に微粒子状フッ素
系樹脂を残存固着させた繊維構造物」(特開平2−21
0071号公報)、更に「合成繊維ロープにおいて、ロ
ープを構成する繊維にフッ素樹脂を含浸させたことを特
徴とする合成繊維ロープ」(実開平2−46895号公
報)などがある。
又は含浸処理されたロープは耐摩耗性、屈曲耐久性の改
善されることが認められている。しかしながら最近の陸
上及び水産資材分野における用途の細分化、技術の多様
化等に伴い、製品に対する要求性能は益々向上、拡大す
る傾向があり、上述の従来技術では耐摩耗性、屈曲耐久
性等がまだまだ不充分であり、用途によっては充分対応
することができない。例えばパラ系アラミド繊維は20
g/デニール以上の高強度を有する為、最近、この繊維
を使用した種々のコード、ロープが開発され、前記の分
野で活用されつつあるが、繊維/繊維間、繊維/金属間
などの摩擦により、フィブリル化し易く、これが主因と
なって強度劣化を生じ、繊維が本来有するすぐれた高強
度特性を充分に発現できないという欠点を有している。
この欠点を改善するために耐摩耗性の比較的良好なナイ
ロン系繊維等をロープの表層部に用い、芯部にアラミド
繊維を用いた複合体構造にするなどの工夫がなされ実用
化されている。しかし、これらの複合体構造の合成繊維
ロープ状物でもまだまだ不充分であり、特にアラミド繊
維の場合、コードやロープの内部における繊維のフィブ
リル化を完全に防止するには至っていない。すなわちア
ラミド繊維使用製品がくりかえし屈曲使用される過程で
芯部繊維相互間の摩擦により、繊維が部分的にフィブリ
ル化して、その結果、充分な製品強力を長期にわたって
維持できなくなるという問題を生じる。 さらに、最
近、陸上の電気工事関係分野で使用される繊維ロープに
は、感電防止の点から非吸水性が要求され、また漁網、
係留等の水産資材関連分野で使用されるアラミド繊維使
用ロープでは、吸水による重量増加の問題や吸水による
ロープ同志の耐摩耗性低下の問題があり、ロープの非吸
水性が重要視されつつある。また通常、パラグライダ
ー、スタントカイト、気球などのスポーツレジャー分野
で使用される滑空用コードに使用される素材は、ポリエ
ステル、ナイロン、ビニロン、全芳香族ポリエステル、
超高分子量ポリエチレン、全芳香族ポリアミド(アラミ
ド)などの繊維であるが、最近特にパラグライダー、ス
タントカイト、気球などのスポーツレジャー関連分野で
は、滑空用コードの吸水による重量増加や吸水によるコ
ード同志の耐摩耗性低下が問題視されており、そのため
に非吸水性が要求され、かつ、重要視されるようになり
つつある。
題、特に繊維と他物体との摩擦による繊維のフィブリル
化及び繊維と繊維との摩擦による繊維のフィブリル化を
防止することにより、繊維の耐摩耗性、屈曲耐久性を改
良せしめて、該繊維使用合成繊維ロープ状物の耐摩耗
性、屈曲耐久性、非吸水性等を向上させることを主眼に
おいて鋭意研究の結果、案出されたものである。
する為に種々の検討を重ねた結果、ポリウレタン、酸化
ポリエチレン、フッ素樹脂、エチレン尿素化合物及びオ
ルガノポリシロキサンを適切な比率で配合することによ
って得られた処理剤で含浸加工されたロープ状物、又は
含浸加工された繊維(糸)を用いて撚糸、又は編組され
たロープ状物が、従来技術における問題を解決し得るす
ぐれた耐摩耗性、屈曲耐久性及び非吸水性等を有してい
ることを見い出し、本発明に至ったものである。また、
編組され、ポリウレタン、酸化ポリエチレン、フッ素樹
脂、エチレン尿素化合物及びオルガノポリシロキサンを
適切な比率で配合することによって得られた処理剤で樹
脂含浸加工された滑空用コードが、滑空用コードとし
て、すぐれた耐摩耗性、屈曲耐久性及び非吸水性等を有
していることを見い出し、本発明に至ったものである。
レタン(A) 、酸化ポリエチレン(B)フッ素系樹脂
(C)、エチレン尿素化合物(D)及びオルガノポリシ
ロキサン(E)を主たる成分とする処理剤が付着されて
なるロープ状物。(請求項2) ポリウレタン(A)が
ポリカーボネートポリオールと脂肪族ポリイソシアネー
トからなり、酸化ポリエチレン(B)の分子量が100
0〜7000からなり、さらにフッ素系樹脂(C)が4
フッ化エチレン重合体、3フッ化塩化エチレン重合体、
4フッ化エチレン・6フッ化プロピレン共重合体、4フ
ッ化エチレン・パーフロロアルキルビニルエーテル共重
合体、4フッ化エチレン・6フッ化プロピレン・パーフ
ロロアルキルビニルエーテル共重合体、フッ化ビニリデ
ン重合体、エチレン・4フッ化エチレン共重合体からな
る群から選択された1以上のものを含み、さらにエチレ
ン尿素化合物(D)が下記一般式(化3)を満足する化
合物であり、
メチルポリシロキサン、又は下記一般式(化4)を満足
する変成ポリシロキサンである請求項1のロープ状物。
4〜0.70 (B)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=0.2
4〜0.60 (C)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=0.0
3〜0.20 (D)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=0.0
3〜0.15 (E)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=0.0
003〜0.1 である請求項1のロープ状物(請求項4) 引張強度が
18g/デニール以上、引張伸度が10%以下である高
強度低伸度有機繊維を15重量%以上含むコードにおい
て、繊維表面にポリウレタン(A)、酸化ポリエチレン
(B)、フッ素系樹脂( C)、エチレン尿素化合物
(D)及びオルガノポリシロキサン(E)を主たる成分
とする処理剤が付着されてなる滑空用コード。 (請求項5) 高強度低伸度有機系繊維がアラミド繊維
である請求項4の滑空用コード。 (請求項6) 高強度低伸度有機系繊維が芳香族ポリエ
ステル繊維である請求項4の滑空用コード。 (請求項7) 芯糸が高強度低伸度有機系繊維からな
り、鞘糸がポリエステル繊維からなる芯鞘構造の請求項
4の滑空用コード。 (請求項8) 芯糸が高強度低伸度有機系繊維からな
り、鞘糸がポリアミド繊維からなる芯鞘構造の請求項4
の滑空用コード。」である。
オールとポリイソシアネートとの反応、又はポリカーボ
ネートポリオールとポリイソシアネートとの反応により
得られる高分子重合体であるが、耐水性、耐熱性等の点
からポリカーボネートポリオールとポリイソシアネート
との反応により得られる高分子重合体が好ましい。ま
た、ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、トリフェニルメタント
リイソシアネート、ナフチレンジイソシアネートなどの
脂肪族または芳香族のポリイソシアネートを用いること
が出来るが耐候性の点から脂肪族ポリイソシアネートが
好ましい。
て低分子量化したものであり、水酸基及び/又はカルボ
キシル末端基を有するものが好ましい。更に好ましくは
高密度ポリエチレンの酸化物であって分子量が1000
〜7000のものである。エチレン尿素化合物は次に示
す一般式(化5)で表わされる。
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ト
リレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシア
ネート、ナフチレンジイソシアネート、トリフェニルメ
タントリイソシアネートなどの芳香族または脂肪族のイ
ソシアネートとエチレンイミンとの反応生成物があげら
れ通常水分散液の形で使用される。
重合体、3フッ化塩化エチレン重合体、4フッ化エチレ
ン・6フッ化プロピレン共重合体、4フッ化エチレン・
パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体、4フッ化
エチレン・6フッ化プロピレン・パーフロロアルキルビ
ニルエーテル共重合体、フッ化ビニリデン重合体、エチ
レン・4フッ化エチレン共重合体などである。フッ素系
樹脂は通常分散剤を用いて分散媒中に微粒子状フッ素系
樹脂を分散せしめた分散体あるいは乳化剤を用いて水系
媒体中に微粒子状フッ素系樹脂を乳化せしめた水乳化体
の形で使用するのが好ましい。
25℃での粘度が5〜200000センチポイズのジメ
チルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサンのほ
か、次に示す一般式(化6)で表される種々の変成ポリ
シロキサンなどである。
そのまま使用できるが通常のシリコンオイルを使用する
場合には、乳化剤等によりエマルジョン化したものを配
合するのが望ましい。
法など従来公知のいかなる方法を用いてもよいが、ポリ
ウレタン(A)、酸化ポリエチレン(B)、フッ素系樹
脂(C)、エチレン尿素化合物(D)及びオルガノポリ
シロキサン(E)のそれぞれの水分散液を混合した液に
糸状繊維、又は編組されたロープ状物を浸漬、含浸させ
たのち乾燥、熱処理させる処理法が最も簡単である。も
ちろん糸状の繊維形態で前述の方法により処理剤を付与
した後に、各種のロープ状物に撚糸もしくは編組せしめ
てもよく、ロープ状物に撚糸もしくは編組した後に前述
の方法により処理剤を付与してもよい。
0.34〜0.70 b)(B)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=
0.24〜0.60 c)(C)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=
0.03〜0.20 d)(D)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=
0.03〜0.15 e)(E)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=
0.0003〜0.1 であることが好ましい。前記a)の重量比が0.34未
満では処理後の繊維又はロープ状物の表面に形成された
処理剤被膜の強度が充分でなく、かつ、処理剤により形
成された被膜と繊維との界面接着性も不充分となりコー
ドやロープとして要求される充分な耐摩耗性、屈曲耐久
性が得られず好ましくない。また0.70を越えると被
膜の表面摩擦抵抗が大きくなり平滑性、耐摩耗性が不充
分となる。
後の糸状繊維又はロープ状物の表面に形成された処理剤
被膜の表面摩擦抵抗の低下が不充分で、目的とする平滑
性、耐摩耗性が得られない。さらに0.60を越えると
処理剤により形成された被膜の強度が充分でなくなるば
かりか処理剤により形成された被膜と繊維との界面接着
性も低下して耐久性が減少し好ましくない。
は処理後の繊維又はロープ状物の表面に形成された処理
剤被膜の表面摩擦抵抗の低下が不充分となるばかりでな
く、水による被膜の吸水、膨潤を防止できず、水の介在
下における耐摩耗性や屈曲耐久性を充分に発現できなく
なる。また0.20を越えると処理剤により形成された
被膜の強度が不充分となり、かつ、被膜と繊維との界面
接着力も低下し、充分な特性を発現できず好ましくな
い。
理剤により形成された被膜の強度が不充分となり、0.
15を越えると処理剤により形成された被膜の可撓性が
不足して処理後の繊維又はロープ状物の屈曲耐久性が低
下し、所期の目的を達し得なくなる。
は加工時における処理剤の発泡を充分に防ぐことが出来
ず、且つ、被膜の平滑性も不充分となり、繊維への剤の
付着量コントロールや糸ガイド部等での毛羽発生防止効
果、処理後の繊維やロープ状物の撥水効果等も期待出来
なくなる。また0.1を越えると被膜の強度が不充分と
なるばかりでなく、被膜と繊維の間の界面接着力も低下
するので好ましくない。特に0.001〜0.09の範
囲内に配合した場合が、処理剤の消泡、処理時の毛羽発
生防止、処理品の表面摩擦抵抗、耐摩耗性、耐屈曲疲労
性等の諸特性に関して最良の効果を示す。
e)に示した範囲になるように処理剤を配合し、各有効
成分の重量比をコントロールすることが好ましい。かか
る重量比範囲内で処理された繊維又は該繊維を用いて撚
糸もしくは編組されたコード状、又はロープ状で処理さ
れたロープ状物は、耐摩耗性、屈曲耐久性が大巾に向上
するばかりでなく、水が介在する場合における耐摩耗
性、屈曲耐久性の低下も少なく非常に良好である。
%が適当であり、更に好ましくは、5〜15重量%であ
る。乾燥温度は100〜160℃、乾燥時間は0.5〜
20分間が好ましい。乾燥温度が100℃未満では処理
剤による被膜の形成が不充分となり、また160℃を越
えると処理剤中の水分の蒸発が急速に生じるために良好
な被膜が形成されなくなる。
間は0.2〜10分間が好ましい。熱処理温度が160
℃未満では形成された被膜は架橋が不充分で良好な被膜
強度を発現し得なくなり、また240℃を越えると被膜
が劣化し、強度低下となる。
ている処理剤被膜の付着量(処理剤の固形分重量)は
0.3〜15重量%が適当であり、更に好ましくは2〜
9重量%である。0.3重量%未満では耐摩耗性、屈曲
耐久性の向上が不充分であり、ロープ状物としての実用
的効果が発現せず、また15重量%を越えると処理後の
繊維又はコードやロープは著しく粗硬となり、屈曲耐久
性が低下して実用上好ましくない。
発泡も少なく、且つ処理工程での毛羽の発生も少ないば
かりでなく、この処理剤で処理されたロープ状物は耐摩
耗性、屈曲耐久性に特に優れている。その理由は耐候
性、耐水性を兼備し、かつ、繊維との接着性が良好なポ
リウレタンに低摩擦係数の酸化ポリエチレン、フッ素系
樹脂及びオルガノポリシロキサンを併用することによ
り、柔軟で平滑性を有し、かつ吸水性が少なく耐水性を
有する被膜を繊維表面に形成させ、更にエチレン尿素化
合物の併用により、架橋反応を生じさせて被膜の凝集力
を向上させているためである。従って、この処理剤で処
理された繊維又はロープ状物は摩擦係数も小さく、単繊
維相互間の摩擦及び繊維/物体間の摩擦を減少させる効
果を有するので単繊維のフィブリル化が防止せしめられ
る結果、コードやロープの耐摩耗性、屈曲耐久性が向上
し、その結果、実用時の耐久性が伸びることになる。
泡量が少ない為に、粘度のコントロール、繊維への剤付
着量コントロールが容易である。 2)本発明の処理剤で処理された繊維又はロープ状物は
大気中及び水の介在下における耐摩耗性が極めてすぐれ
ている。 3)本発明の処理剤で処理された繊維又はロープ状物は
大気中及び水の介在下における屈曲耐久性が極めてすぐ
れている。
系アラミド繊維からなる撚糸コード及び編組ロープを一
例として取りあげ、本発明の効果について、実施例によ
り具体的に説明する。なお、耐摩耗性、屈曲耐久性及び
処理液の発泡性等の評価は下記方法に従って実施した。 1) 耐摩耗性評価方法A 評価装置を図1に示す。図1において1は直径0.8m
mの緊張したピアノ線、2は荷重、3は撚糸コード状形
態の評価用サンプルである。図1において、コード状評
価サンプル3の一端に0.2g/デニールの荷重を取り
付けた後、該サンプルの他端を往復運動させ、コード状
評価サンプルがピアノ線1との摩擦により切断するまで
の往復回数で比較判定する。 2) 耐摩耗性評価方法B 評価装置を図2に示す。図2において4は自由に回転す
る外径20mmのロール、5は同様に自由回転する外径
15mmのロール、6は撚糸コード状形態の評価用サン
プル、7はコード状形態の評価用サンプル6に水を介在
させるためのパット、8は水、9は荷重である。比較評
価はコード状評価サンプル6を1.5回ねじり、図2に
示すように一部を水8に浸漬されたロール4にかけた
後、コード状評価サンプル6の一端に、0.2g/デニ
ールの荷重9を取付け、該サンプルの他端を往復運動さ
せ、コード状評価サンプル同志がねじられた場所で相互
に摩耗し合って切断するまでの往復回数で比較判定す
る。 3) 屈曲耐久性評価方法A(主としてコード形態のも
のについての評価方法) 2対の自由に回転する外径30mmのロールによるS曲
げ方法により実施する。撚糸コード状評価サンプルを,
このロールにS字状にかけた後、引張力が2.5g/デ
ニールになるように設定し、撚糸コード状サンプルを往
復運動させて屈曲疲労させ、撚糸コード状サンプルが切
断するまでの往復回数で比較判定する。 4) 屈曲耐久性評価方法B(主としてロープ形態のも
のについての評価方法) 2対の自由に回転する外径30mmのロールによるS曲
げ方法により行う。ロープ状評価サンプルをこのロール
にS字状にかけた後、引張力が引張破断強力の1/3の
荷重になるように設定し、ロープ状サンプルを往復運動
させて屈曲疲労させ、ロープ状サンプルが切断するまで
の往復回数で比較判定する。 5) 発泡性の評価 処理剤を秤量して100ml取り、これを外径4.5c
mの250ml用メスシリンダ中に入れ、静置した後、
メスシリンダーの底面から処理剤液面までの高さ(H
1)を測定する。次に、最大長さ約1.5cmの2枚羽
根を有する攪拌機により3000rpmで約5分間、処
理剤を攪拌した後、約60分間、静置し、その後、処理
剤の発泡部分も含めた液面高さ(H2)を測定する。発
泡性は下記の式により発泡率(消泡性)を算出し、発泡
性判断の尺度とした。
た液面の高さ(H2)/攪拌前の液面高さ(H1)〕×
100 なお、発泡のしにくさも含めた消泡性については、上記
の計算結果を参考にして、発泡率が100〜115%未
満を◎、115〜130%未満を○、130〜145%
未満を△、145%以上を×で表示した。
イソシアネートとからなるポリウレタン(A)の水分散
液(有効成分35重量%)、分子量が約4500である
酸化ポリエチレン(B)の水分散液(有効成分25重量
%)、4フッ化エチレン重合体(C)の水分散液(有効
成分60重量%)、ジフェニルメタンジエチレン尿素
(D)の水分散液(有効成分25重量%)及びジメチル
シリコン(E)を主成分とする水分散体(有効成分40
%)を表1に示した固形分比率(重量%)になるよう
に、各水分散液を配合して、処理液を作成した。処理液
の固形分濃度は12重量%であった。この処理液につい
て測定した発泡率(消泡性)は表1に示す如く○印ラン
クであった。
ィラメントからなり、紡糸時に油剤を付与していないパ
ラ系アラミド繊維(テクノーラ、帝人株式会社製)を浸
漬して含浸処理した後、120℃で2分間乾燥し、更に
180℃で1分間熱処理して繊維表面に形成された処理
剤被膜の架橋反応を行った。この時の処理剤固形分付着
量は5.0重量%であった。得られた処理アラミド長繊
維を3本引き揃えて、Z方向に20回/10cmの撚数
で撚糸した後、さらに、この撚糸品を2本合わせて、S
方向に20回/10cmの撚数で合撚し、9000デニ
ールの撚糸コードを得た。この撚糸コードについて、耐
摩耗性AとB及び屈曲耐久性を評価した結果を表2に示
した。
た(A)、(B)、(C)、(D)及び、(E)の各水
分散液を表1に示した固形分比率(有効成分の重量%比
率)になるように配合して処理液を作成した以外は実施
例1と同様に行って、それぞれ目的とする撚糸コードを
得、それらについて耐摩耗性AとB、屈曲耐久性Aを比
較評価した。結果を表2に示した。また各実施例で使用
した配合処理液の消泡性について測定した結果も併せて
表2に示した。
わりに自己乳化型のシリコン(E)を主成分とする液を
用いて表1に示した固形分比率(有効成分の重量%比
率)になるように配合して処理液を作成した以外は実施
例1と同様に行って、それぞれ目的とする撚糸コードを
得、それらについて耐摩耗性AとB、屈曲耐久性Aを比
較評価した。結果を表2に示した。また各実施例で使用
した配合処理液の消泡性について測定した結果も併せて
表2に示した。
処理剤で含浸処理せずに、実施例1と同様の方法で撚糸
して、9000デニールの撚糸コードを得、これについ
て、実施例1と同様に評価した結果を比較例1として表
3、表4に示した。
分比率の最適範囲を実施例との対比で明確にするべく検
討したものであり実施例1で用いた(A)、(B)、
(C)、(D)及び(E)の各水分散液を表3に示した
固形分比率(有効成分の重量%)になるように配合して
処理剤を作成した以外は実施例1と同様に行い、それら
の撚糸コードについて実施例1と同様に評価し、処理液
の消泡性も含めたた評価結果を表4に示した。
(C)、(D)及び実施例11で用いた自己乳化型のシ
リコン(E)を主成分とする液を用いて、表3に示した
固形分比率(有効成分:重量%)になるように配合した
以外は実施例1と同様に行って、その結果を表4に示し
た。また処理液の消泡性観察結果も併せて表4に示し
た。
配合処理剤により処理されたパラ系アラミド長繊維糸を
用いて、実際に合成繊維ロープを試作し、そのロープに
ついて屈曲耐久性を評価し、その効果を確認した。
長繊維1500デニール/1000フィラメント(テク
ノーラ、帝人株式会社製)を用いて、表1に示した実施
例において耐摩耗性、屈曲耐久性、処理液の発泡性が比
較的良好であり、総合判定として◎であった実施例4と
同一の処理配合剤により、実施例4と同様に処理した前
記アラミド長繊維糸を24本引き揃えて芯部とし、さら
にその外部をポリエステル長繊維糸(1000デニール
/250フィラメントをZ方向およびS方向にそれぞれ
90撚り/m撚糸したもの)により編組(S撚り1本と
Z撚り1本とを引き揃えたものを16本打ち)して、芯
部が処理剤で処理されたストレート状形態のパラ系アラ
ミド長繊維糸からなり、その鞘部がポリエステル長繊維
糸により編組されてなる芯鞘構造のロープを得た。得ら
れたロープについて屈曲耐久性を評価し、その結果を表
6に示した。
パラ系アラミド長繊維糸を3本合わせてZ方向およびS
方向にそれぞれ60撚り/m撚糸した糸で編組(S撚り
1本とZ撚り1本とを引き揃えたものを4本打ち)した
ブレード状形態のものを用いた以外は、実施例13と同
様に実施して芯部がアラミド長繊維糸の編組形態からな
り、鞘部がポリエステル長繊維糸の編組形態からなる2
重編組構造の芯鞘構造ロープを得、これについて屈曲耐
久性を評価し、その結果を表6に示した。
例の中で特に水分が介在する場合の耐摩耗性が良好であ
る実施例10の処理剤で処理されたパラ系アラミド長繊
維糸をロープの芯部にストレート状の形態で用いた以外
は、実施例13と同様の方法により実施して、芯部がア
ラミド長繊維からなり、鞘部がポリエステル長繊維糸か
らなる芯鞘構造のロ−プを得、これについて屈曲耐久性
を評価し、その結果を表6に示した。
例の中で特に水分が介在する場合の耐摩耗性が良好であ
る実施例10の処理配合剤で処理されたパラ系アラミド
長繊維糸を3本合わせてZおよびS方向にそれぞれ60
撚り/m撚糸した糸を編組(S撚り1本とZ撚り1本と
を引き揃えたものを4本打ち)したブレード状形態のも
のを芯部に用いた以外は、実施例14と同様に実施して
芯部がアラミド長繊維糸からなり、鞘部がポリエステル
長繊維糸のブレード形態からなる2重編組構造の芯鞘構
造繊維ロープを得、これについて、屈曲耐久性を評価
し、結果を表6に示した。
ープを評価する前に、約1時間水中に浸漬し、その後、
屈曲耐久性評価時に水滴を付与しながら評価した場合の
屈曲耐久性評価結果を表6に示した。
鞘構造繊維ロープを評価する前に、約1時間水中に浸漬
し、その後、屈曲耐久性評価時に水滴を付与しながら評
価した場合の屈曲耐久性評価結果を表6に示した。
ド長繊維糸を処理剤で処理せずに、24本引揃えて芯部
にストレート状形態で用いた以外は実施例13と同様に
実施して芯鞘構造の合成繊維ロープを得、これについて
実施例13と同様に屈曲耐久性を評価し、結果を表7に
示した。
繊維糸を処理剤で処理せずに、実施例14と同様に3本
合わせて撚糸した糸を用い、実施例14と同様に行って
2重編組構造の芯鞘構造ロープを得、これについて実施
例14と同様に屈曲耐久性を評価し、結果を表7に示し
た。
ロープを実施例17と同様に水中に浸漬し、その後取り
出して、実施例17と同様に屈曲耐久性を評価し、結果
を表7に示した。
構造の合成繊維ロープを実施例18と同様に水中に浸漬
し、その後取り出して、実施例18と同様に屈曲耐久性
を評価し、結果を表7に示した。
Claims (8)
- 【請求項1】 ポリウレタン(A)、酸化ポリエチレン
(B)、フッ素系樹脂 (C)、エチレン尿素化合物
(D)及びオルガノポリシロキサン(E)を主たる成分
とする処理剤が繊維に付着されてなるロープ状物。 - 【請求項2】 ポリウレタン(A)がポリカーボネート
ポリオールと脂肪族ポリイソシアネートとからなり、酸
化ポリエチレン(B)の分子量が1000〜7000か
らなり、フッ素系樹脂(C)が4フッ化エチレン重合
体、3フッ化塩化エチレン重合体、4フッ化エチレン・
6フッ化プロピレン共重合体、4フッ化エチレン・パー
フロロアルキルビニルエーテル共重合体,4フッ化エチ
レン・6フッ化プロピレン・パーフロロアルキルビニル
エーテル共重合体,フッ化ビニリデン重合体、エチレン
・4フッ化エチレン共重合体からなる群から選択された
1以上のものを含み、エチレン尿素化合物(D)が下記
一般式(化1)を満足する化合物であり、オルガノポリ
シロキサン(E)がジメチルポリシロキサンまたは下記
一般式(化2)を満足する変成ポリシロキサンである請
求項1の合成繊維ロープ状物。 【化1】 【化2】 - 【請求項3】 各有効成分の重量比が (A)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=0.3
4〜0.70 (B)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=0.2
4〜0.60 (C)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=0.0
3〜0.20 (D)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=0.0
3〜0.15 (E)/〔(A)+(B)+(C)+(D)〕=0.0
003〜0.1 である請求項1のロープ状物。 - 【請求項4】 引張強度が18g/デニール以上、引張
伸度が10%以下である高強度低伸度有機繊維を15重
量%以上含むコードにおいて、繊維表面にポリウレタン
(A)、酸化ポリエチレン(B)、フッ素系樹脂(
C)、エチレン尿素化合物(D)及びオルガノポリシロ
キサン(E)を主たる成分とする処理剤が付着されてな
る滑空用コード。 - 【請求項5】 高強度低伸度有機系繊維がアラミド繊維
である請求項4の滑空用コード。 - 【請求項6】 高強度低伸度有機系繊維が芳香族ポリエ
ステル繊維である請求項4の滑空用コード。 - 【請求項7】 芯糸が高強度低伸度有機系繊維からな
り、鞘糸がポリエステル繊維からなる芯鞘構造を有する
請求項4の滑空用コード。 - 【請求項8】 芯糸が高強度低伸度有機系繊維からな
り、鞘糸がポリアミド繊維からなる芯鞘構造を有する請
求項4の滑空用コード。
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JP06097374A JP3137832B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | ロープ状物 |
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JP3137832B2 JP3137832B2 (ja) | 2001-02-26 |
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ID=14190742
Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1994
- 1994-05-11 JP JP06097374A patent/JP3137832B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3137832B2 (ja) | 2001-02-26 |
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