JPH07304652A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物

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JPH07304652A
JPH07304652A JP10135794A JP10135794A JPH07304652A JP H07304652 A JPH07304652 A JP H07304652A JP 10135794 A JP10135794 A JP 10135794A JP 10135794 A JP10135794 A JP 10135794A JP H07304652 A JPH07304652 A JP H07304652A
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JP
Japan
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cation
coom
formula
acid
detergent composition
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JP10135794A
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English (en)
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Tomosuke Katsuyama
智祐 勝山
Keiichi Uehara
計一 植原
Toshio Fukuda
敏夫 福田
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 酸性〜弱アルカリ性(pH4〜8)でかつ、
起泡性がすぐれ、使用感触が良好で、安全性に優れる洗
浄剤を提供すること。 【構成】 一般式(A)で表されるカルボン酸塩あるい
はカルボン酸から選ばれた一種または二種以上と、N−
アシルアミノ酸塩から選ばれた一種または二種以上とを
配合した洗浄剤組成物。 (式中、Rは炭素数4〜34のアルキルまたはアルケニ
ル基である。X,Xの何れか一方は−CHCOO
Mであり、他方は水素原子である。Mは水素原子、N
a、K、Li、Mgなどのアルカリ(土類)金属、アン
モニウム、低級アルカノールアミンカチオン、低級アル
キルアミンカチオン、塩基性アミノ酸カチオン、または
アミノ糖カチオンである。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚及び毛髪の洗浄剤
組成物に関し、更に詳しくは、起泡性、洗浄性、使用感
触に優れ、かつ安全性に高い洗浄剤組成物に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、皮膚、毛髪等の洗浄剤には洗浄成
分としてアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両
性界面活性剤、ノニオン界面活性剤が使用されてきた。
このうち、酸性〜中性系の洗浄剤の方が、アルカリ性の
洗浄剤よりも皮膚生理的に好ましいと考えられ、アシル
グルタミン酸塩などのアニオン界面活性剤が使用されて
いる。
【0003】また、特開昭63−280041号公報、
特開昭63−280798号公報等に示されるカルボン
酸のように、アルカリ性〜弱酸性下で良好な界面活性剤
が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、起泡性が高く、
しかも使用感触などに優れている石鹸が洗浄剤に応用さ
れている。しかし、このものは酸性下では著しく起泡性
が低下するため、アルカリ側で応用されているのが現状
である。しかしながら、皮膚生理の観点からは、アルカ
リ性の洗浄剤よりは、酸性〜弱アルカリ性(pH4〜
8)の洗浄剤のほうが好ましい。酸性〜弱アルカリ性の
洗浄剤に使用されているアニオン界面活性剤としてはN
−アシルアミノ酸塩があり、特に、N−アシルグルタミ
ン酸塩が用いられている。このものは、安全性的に優れ
ているが、起泡性という面では物足りない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、酸性〜弱
アルカリ性(pH4〜8)でかつ、起泡性がすぐれ、使
用感触が良好で、安全性に優れる洗浄剤について種々検
討した結果、以下に記載の成分一般式(A)と一般式
(B)ないし(D)を組み合わせることによって上記目
的を達成することを見出だし本発明を完成するに至っ
た。
【0006】一般式(A)は、弱酸性〜アルカリ性にか
けて起泡性に優れ、使用感触も比較的さっぱりしている
といった特徴を持つ界面活性剤であるが、安全性に関し
ては石鹸と同程度で特に優れているわけではなかった。
しかしながら、一般式(A)とN−アシルアミノ酸塩す
なわち、一般式(B)ないし(D)との併用系では、安
全性に関しては、N−アシルアミノ酸塩だけを使用した
ときと勝るとも、劣らない評価が得られ、起泡性、泡
質、すすぎ性、しっとり感などの使用性に関しても、一
般式(B)ないし(D)を単独で使用したときと同等か
それ以上の評価が得られた。
【0007】このように、両者の特徴的な性質が混合に
よって弱まらずに、むしろ、強まったことは、従来の組
成物からは全く予想できない結果であった。こうして、
一般式(A)と一般式(B)ないし(D)との併用によ
って相乗的と考えられる効果が見出だされ、目的の洗浄
剤を得ることができたのである。本発明は、下記の一般
式(A)と一般式(B)ないし(D)とを含有すること
を特徴とする洗浄剤組成物である。
【0008】以下、本発明について詳述する。本発明
は、次の成分 一般式(A) (式中、Rは炭素数4〜34の直鎖もしくは分岐鎖のア
ルキルまたはアルケニル基である。X1からX2の少なく
とも一方は−CH2COOMであり、残りは水素原子で
ある。前記Mは水素原子、Na、K、Liなどのアルカ
リ金属、アンモニウム、低級アルカノールアミンカチオ
ン、低級アルキルアミンカチオン、塩基性アミノ酸カチ
オン、またはアミノ糖である。)で表されるカルボン酸
塩あるいはカルボン酸から選ばれた一種または二種以上
のものとともに、下記一般式(B)ないし(D)で表さ
れるN−アシルアミノ酸塩のうちから選ばれる一種また
は二種以上とを配合することにより、優れた使用性と高
い安全性を合わせ持つ洗浄剤を提供するものである。
【0009】一般式(B) R−CON(CH3)CH2COOMで表されるN−アシ
ルサルコシネート塩 一般式(C) R−CON(CH3)CH2CH2COOMで表されるN
−アシル−N−メチル−β−アラニン塩 一般式(D) R−CONHCH(COOM)CH2CH2COOMで表
されるN−アシルグルタミン酸塩 (一般式(B)ないし(D)中、Rは炭素数3〜33の
直鎖もしくは分岐鎖のアルキルまたはアルケニル基であ
る。Mは水素原子、Na、K、Li、Mgなどのアルカ
リ(土類)金属、アンモニウム、低級アルカノールアミ
ンカチオン、低級アルキルアミンカチオン、塩基性アミ
ノ酸カチオンである。) 一般式(A)において、Rの炭素数4〜34の直鎖ある
いは分岐鎖のアルキル基としてはブチル基、オクチル
基、デシル基、ドデシル基、テトラドデシル基、ヘキサ
デシル基、オクタデシル基、ドコシル基、2−エチルヘ
キシル基、2−ヘキシルデシル基、2−オクチルウンデ
シル基、2−デシルテトラデシル基、2−ウンデシルヘ
キサデシル基などが挙げられる。炭素数4〜34の直鎖
あるいは分岐鎖のアルケニル基としては、デセニル基、
ドデセニル基、テトラデセニル基、ヘキサデセニル基、
オクタデセニル基などが挙げられる。
【0010】Rのうち好ましくは、界面活性能の点で炭
素数8〜16の直鎖アルキル基であり、特に好ましくは
デシル基、ドデシル基である。また、Mで表わされるア
ルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム及びリチウ
ムが挙げられる。アルカリ土類金属としてはマグネシウ
ムがあげられる。低級アルカノールアミンカチオンとし
て塩を形成するアルカノールアミンは、モノ、ジまたは
トリのエタノールアミン、n及びisoプロパノールア
ミンなどが挙げられる。塩基性アミノ酸カチオンとして
塩を形成する塩基性アミノ酸は、リジン、アルギニン、
オルニチン、ヒスチジンなどがあげられる。また、アミ
ノ糖カチオンとして塩を形成するアミノ糖としては、グ
ルコサミン、N−アセチルグルコサミンなどがあげられ
る。Mのうち好ましくは、アルカリ金属及び低級アルカ
ノールアミンカチオンであり、特に好ましくは、ナトリ
ウム及びトリエタノールカチオンである。これらは二種
以上の混合物であってもよい。一般式(A)のX1及び
2中のこれらは二種以上の混合塩であってもよい。
【0011】一般式(B)ないし(D)においてRCO
−で表わされるアシル基部分はブタン酸、オクタン酸、
デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン
酸、オクタデカン酸、ドコサン酸、2−エチルヘキサン
酸、2−ヘキシルデカン酸、2−オクチルウンデカン
酸、2−デシルテトラデカン酸、2−ウンデシルヘキサ
デカン酸、デセン酸、ドデセン酸、テトラデセン酸、ヘ
キサデセン酸、オクタデセン酸などがあげられる。ま
た、ヤシ油脂肪酸、牛脂肪酸などの植物性油脂あるいは
動物性油脂由来のものを用いてもよい。アシル基のうち
好ましくはデカン酸、ドデカン酸及びヤシ油脂肪酸が挙
げられる。Mで表わされるアルカリ金属としては、ナト
リウム、カリウム及びリチウムが挙げられる。アルカリ
土類金属としてはマグネシウムがあげられる。低級アル
カノールアミンカチオンとして塩を形成するアルカノー
ルアミンは、モノ、ジまたはトリのエタノールアミン、
n及びisoプロパノールアミン、2−アミノ−2−メ
チル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−
1、3−プロパンジオールなどがあげられる。塩基性ア
ミノ酸カチオンとして塩を形成する塩基性アミノ酸は、
リジン、アルギニン、オルニチン、ヒスチジンなどがあ
げられる。Mのうち好ましくは、アルカリ金属及び低級
アルカノールアミンカチオンであり、特に好ましくは、
カリウム及びトリエタノールカチオンである。これらは
二種以上の混合物であってもよい。
【0012】上記成分の総配合量は、洗浄剤の剤形によ
って異なるが、液状の場合、組成物中の0.5〜40重
量%、ペースト状の場合0.5〜70重量%、固形洗浄
料の場合0.5〜95重量%が好適である。また、系の
pHは配合する活性剤の種類及び重量により異なるが、
pH4〜8の範囲が好ましく、pH6〜8に調製される
ことがより好ましい。
【0013】pHが4未満になると、泡立ちが悪くな
り、pHが8を超えると、褐変したり、匂いを発生する
など不安定となり上記範囲が好ましい。本発明の洗浄組
成物には、その他の界面活性剤、例えばアルキル硫酸
塩、アルキルスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキ
ル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシル
サルコシン塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、ア
ルキルリン酸エステル塩、アルファオレフィンスルホン
酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエー
テル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸
塩、等のアニオン性界面活性剤、脂肪酸アミド、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル等のノニオン界面活性
剤、イミダゾリン系、ベタイン系の両性界面活性剤等を
含有してもよい。
【0014】さらに、その他の添加物として、本発明の
構成に増粘剤、高分子などによる使用性向上剤、防腐
剤、金属イオン封鎖剤、香料着色料、酸化防止剤、多糖
類などを加えてもよい。本発明のカルボン酸塩あるいは
カルボン酸の一般式(A)について、以下に合成例を示
すが、合成は他の方法で実施してもかまわない。
【0015】
【表1】 *TEAはトリエタノールアミンを示す (合成例1)四つ口フラスコに1,2−ドデカンジオー
ル50.0g、ジオキサン250g、金属ナトリウム
5.7gを加え、窒素気流下昇温し、100℃で5時間
撹拌しアルコラート化を行った。70℃まで冷却後モノ
クロロ酢酸ナトリウム28.8gを徐々に添加し、添加
終了後更に3時間反応させ、表1に示した本発明の化合
物No.10を得た(粗収率:80%)。溶媒を留去し
た後、カラムクロマトグラフィーを行い未反応物、副生
成物を分離し、表1に示した本発明の化合物No.10
の精製物20.5gを得た。
【0016】以下に分析結果を示す。 カラムクロマト条件 シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200) 展開溶媒 クロロホルム/メタノール=10/1〜メタ
ノール 元素分析(単位;%) 分析値 計算値 C ; 59.8 59.6 H ; 9.6 9.6 0 ; 22.5 22.7 Na; 8.1 8.2 NMR(D2O)(δ) 0.86 (bt, 3H) 1.28 (bs,18H) 3.28〜3.61(m , 2H) 3.70〜4.10(m , 3H) IR(KBr)(cm-1) 3370,2960,2925,2875 2855,1600,1465,1455 1425,1375,1325,1115 1100, 720 弱酸価(mgKOH/g) 199.5 (計算値;
198.8) CMC(mol/l) 3.1×10-4 融点(℃) 45.3 (合成例2)四つ口フラスコに1,2−テトラデカンジ
オール50.0g、ジオキサン250g、金属ナトリウ
ム5.0gを加え、窒素気流下昇温し、100℃で5時
間撹拌しアルコラート化を行った。70℃まで冷却後モ
ノクロロ酢酸ナトリウム27.8gを徐々に添加し、添
加終了後更に3時間反応させ、表−1に示した本発明の
化合物No.16を得た(粗収率:78%)。溶媒を留
去した後、カラムクロマトグラフィーを行い未反応物、
副生成物を分離し、表1に示した本発明の化合物No.
16の精製物19.8gを得た。
【0017】以下に分析結果を示す。 カラムクロマト条件 シリカゲルカラム(ワコーゲルC−200) 展開溶媒 クロロホルム/メタノール=10/1〜メタ
ノール 元素分析(単位;%) 分析値 計算値 C ; 62.2 62.0 H ; 9.9 10.0 0 ; 20.4 20.6 Na; 7.5 7.4 NMR(D20)(δ) 0.87 (bt, 3H) 1.27 (bs,18H) 3.25〜3.60(m , 2H) 3.70〜4.08(m , 3H) IR(KBr)(cm-1) 3350,2960,2925,2875 2855,1610,1465,1455 1425,1375,1325,1115 1100, 720 弱酸価(mgKOH/g) 180.0 (計算値;
180.9) (合成例3)合成例1で得られたヒドロキシエーテルモ
ノカルボン酸ナトリウム5.0gを水50gに溶解し塩
酸で酸性としたのちエーテル抽出を行いヒドロキシエー
テルカルボン酸4.5gを得た。
【0018】以下に分析結果を示す。 元素分析(単位;%) 分析値 計算値 C ; 64.4 64.6 H ; 10.8 10.8 O ; 24.8 24.6 酸価(mgKOH/g) 216.0 (計算値;215.7)
【0019】
【実施例】本発明の実施例を具体的に説明するが、本発
明はこれにより限定されるものではない。まず、採用し
た試験法、評価法を説明する。 1.起泡力;ミキサー法試験 CaCO370ppm人工硬水で、試料濃度5%溶液4
00mlを調製し、温度30℃の条件下で、攪拌器付き
円筒形シリンダーを用いて起泡量(泡の体積)を測定し
た。
【0020】 ◎ 泡立ち非常に良好、泡量2100ml以上 ○ 泡立ち良好、泡量1800以上2100ml未満 △ 泡立ち普通、泡量1500以上1800ml未満 × 泡立ち不良、泡量1500ml未満 2.泡の持続性 上記の起泡量を測定の後、排液量が200mlとなるの
に要する時間を測定した。
【0021】 ◎ 持続性非常に良好、300秒以上 ○ 持続性良好、200秒以上300秒未満 △ 持続性普通 100秒以上200秒未満 × 持続性不良 100秒未満 3.官能試験;専門パネル10名に各洗浄料組成物を使
用してもらい、次の項目について 以下の評価表に基づいて5段階評価した。 各項目についてパネル10名が付けた点数の平均をとり
以下のように示した。
【0022】 ◎ 得点4以上 ○ 得点3以上4未満 △ 得点2以上3未満 × 得点2未満 4.蛋白質変性率;水系高速液体クロマトグラフィーを
利用し、卵白アルブミンpH7緩衝液に試料濃度1%に
なるように試料を加えた場合の卵白アルブミン変性率を
220nmの吸収ピークを用いて測定した。
【0023】 変性率(%)=((H0 −HS )/H0 )×100 H0 :卵白アルブミンの220nm吸収ピークの高さ HS :卵白アルブミン緩衝液に試料を加えた時の220
nm吸収ピークの高さ ◎:卵白アルブミン変性率 30%未満 ○:卵白アルブミン変性率 30%以上60%未満 △:卵白アルブミン変性率 60%以上80%未満 ×:卵白アルブミン変性率 80%以上 5.手荒れ試験;サーキュレーション法 各試料につき、男女各5名、合計10名のパネルを用
い、左右どちらか一方の手を、試料濃度5%、温度35
℃の水溶液に、他方の手を同温度の水に10分間浸漬す
る操作を1日あたり2回、2日間続けて行い、左右の手
の肌荒れ状態の差を肉眼で判定した。
【0024】 ◎:手荒れ性著しく弱い 10人中0〜1名 試料側に手荒れが認められた ○:手荒れ性やや弱い 10人中2〜4名 試料側に手荒れが認められた △:手荒れ性やや強い 10人中5〜7名 試料側に手荒れが認められた ×:手荒れ性著しく強い 10人中8〜10名 試料側に手荒れが認められた 6.安定性試験;0℃、25℃、50℃において保存
し、外観及び匂い等の状態の変化について評価した。
【0025】 ◎:状態の変化が全く認められなかった ○:状態の変化がほとんど認められなかった △:状態の変化がやや認めらた ×:状態の変化が明らかに認めらた (実施例1) 液状洗浄剤組成物 化合物No.10 12.5% N−ラウロイル−L−グルタミン酸カリウム 12.5% ジプロピレングリコール 5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH6 (比較例1) 液状洗浄剤組成物 ラウリン酸カリウム 7.5% ミリスチン酸カリウム 5% N−ラウロイル−L−グルタミン酸カリウム 12.5% ジプロピレングリコール 5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH9 (実施例2) 液状洗浄剤組成物 化合物No.8 15% N−ヤシ油脂肪酸アシル−Lグルタミン酸トリエタノールアミン 15% ミリスチン酸カリウム 5% グリセリン 5% カルボキシビニルポリマー 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH7.8 (比較例2)液状洗浄剤組成物 化合物No.8 15% ラウリン酸カリウム 15% ミリスチン酸カリウム 5% グリセリン 5% カルボキシビニルポリマー 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH9 (実施例3) 液状洗浄剤組成物 化合物No.4 10% 化合物No.27 5% N−ミリストイル−L−グルタミン酸カリウム 15% グリセリン 5% カルボキシビニルポリマー 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH6.5 (比較例3)液状洗浄剤組成物 N−ミリストイル−L−グルタミン酸カリウム 30% グリセリン 5% カルボキシビニルポリマー 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH6.5 (実施例4) ペースト状洗浄剤組成物 化合物No.3 5% 化合物No.27 5% 化合物No.30 20% N−ステアロイル−L−グルタミン酸カリウム 20% ジプロピレングリコール 5% カルボキシビニルポリマー 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH7.0 (比較例4) ペースト状洗浄剤組成物 化合物No.3 10% 化合物No.27 10% 化合物No.30 40% ジプロピレングリコール 5% カルボキシビニルポリマー 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH7.0 (実施例5) ペースト状洗浄剤組成物 化合物No.27 10% N−ステアロイル−L−グルタミン酸カリウム 10% ミリスチン酸カリウム 5% ステアリン酸カリウム 5% ビースワックス 1% グリセリン 5% ポリエチレングリコール 15% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH7.8 (比較例5) ペースト状洗浄剤組成物 ラウリン酸ナトリウム 10% N−ステアロイル−L−グルタミン酸カリウム 10% ミリスチン酸カリウム 5% ステアリン酸カリウム 5% ビースワックス 1% グリセリン 5% ポリエチレングリコール 15% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH8.5 (実施例6) 固形洗浄剤組成物 化合物No.33 70% 化合物No.35 10% N−ステアロイル−L−グルタミン酸カリウム 10% グリセリン 8% 砂糖 5% イオン交換水 残余 pH6 (比較例6) 固形洗浄剤組成物 化合物No.33 70% 化合物No.35 10% 牛脂・ヤシ油系ナトリウム石鹸 10% グリセリン 8% 砂糖 5% イオン交換水 残余 pH9 (実施例7) シャンプー組成物 化合物No.55 10% 化合物No.55´ 5% N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 10% ラウリル硫酸ナトリウム 5% ステアリン酸ポリエチレングリコール 2% ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH7.0 (比較例7) シャンプー組成物 ラウリル硫酸ナトリウム 30% ステアリン酸ポリエチレングリコール 2% ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH7.0 (実施例8) シャンプー組成物 化合物No.16 5% N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 5% ラウロイルメチルタウリンナトリウム 10% ラウロイルアミドベタイン 10% ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5% ステアリン酸ポリエチレングリコール 2% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH7.0 (比較例8) シャンプー組成物 ラウリル硫酸ナトリウム 10% ラウロイルメチルタウリンナトリウム 10% ラウロイルアミドベタイン 10% ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5% ステアリン酸ポリエチレングリコール 2% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH7.9 (実施例9) シャンプー組成物 化合物No.10 5% N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 5% ラウリルジメチルアミド酢酸ベタイン 10% ラウロイル−β−アラニンナトリウム 2% ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 3% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH7.0 (比較例9) シャンプー組成物 ラウリルジメチルアミド酢酸ベタイン 30% ラウロイル−β−アラニンナトリウム 2% ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 3% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH7.0 (実施例10) 液状洗浄剤組成物 化合物No.27’ 15% N−ラウロイルサルコシン酸ナトリウム 15% ジプロピレングリコール 5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH7.0 (比較例10) 液状洗浄剤組成物 ヤシ油脂肪酸カリウム 15% N−ラウロイルサルコシン酸ナトリウム 15% ジプロピレングリコール 5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH9.0 (実施例11) ペースト状洗浄剤組成物 化合物No.16 20% 化合物No.30 10% N−ステアロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム 30% ジプロピレングリコール 5% カルボキシビニルポリマー 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH6.5 (比較例11) ペースト状洗浄剤組成物 N−ステアロイル−N−メチル−β−アラニンナトリウム 30% ミリスチン酸カリウム 20% ステアリン酸カリウム 10% ジプロピレングリコール 5% カルボキシビニルポリマー 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH9.0 (サンプル1) 液状洗浄剤組成物 化合物No.10 15% N−ラウロイル−L−グルタミン酸カリウム 10% ジプロピレングリコール 5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH4.0 (サンプル2) 液状洗浄剤組成物 化合物No.8 14% N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン 16% ミリスチン酸カリウム 5% カルボキシビニルポリマー 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH8.0 (サンプル3) 液状洗浄剤組成物 化合物No.10 12.5% N−ラウロイル−L−グルタミン酸カリウム 12.5% ジプロピレングリコール 5% ヒドロキシプロピルメチルセルロース 1% 香料 適量 イオン交換水 残余 pH9 (サンプル4) 液状洗浄剤組成物 化合物No.8 15% N−ヤシ油脂肪酸アシル−Lグルタミン酸トリエタノールアミン 15% グリセリン 5% 香料 適量 クエン酸 適量 イオン交換水 残余 pH3.5
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】 表2から表5より明らかなように、これまで、高い安全
性と特徴ある起泡性を有しながらも洗浄剤の基剤として
は安定性及び使用性の面について問題のあったアシルア
ミノ酸塩をヒドロキシエーテルカルボン酸ナトリウムと
併用することにより安定性、使用性、安全性について、
いずれも良好な洗浄剤組成物が得られることを確認し
た。また、表5のサンプル1〜4の結果により、pHを
4〜8とすることにより、さらに高い効果が得られるこ
とがわかった。
【0030】
【発明の効果】上記試験及び評価の通り、本発明によれ
ば、前記一般式(A)のカルボン酸あるいはカルボン酸
塩とN−アシルアミノ酸塩すなわち、一般式(B)ない
し(D)との併用により、安全性に関しては、一般式
(A)または一般式(B)ないし(D)を単独で使用し
たときに比べ非常に高く、また、起泡性、泡質、すすぎ
性、しっとり感などの使用性に関しても、一般式(A)
または一般式(B)ないし(D)を単独で使用したとき
に比べと良好な評価が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:10)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(A) (一般式(A)中、Rは炭素数4〜34の直鎖もしくは
    分岐鎖のアルキルまたはアルケニル基である。X1から
    2の少なくとも一方は−CH2COOMであり、残りは
    水素原子である。Mは水素原子、Na、K、Li、Mg
    などのアルカリ(土類)金属、アンモニウム、低級アル
    カノールアミンカチオン、低級アルキルアミンカチオ
    ン、塩基性アミノ酸カチオン、またはアミノ糖カチオン
    である。)で表されるカルボン酸塩あるいはカルボン酸
    のうちから選ばれる一種または二種以上と、 下記一般式(B)ないし(D)で表されるN−アシルア
    ミノ酸塩のうちから選ばれる一種または二種以上とを配
    合したことを特徴とする洗浄剤組成物。 一般式(B) R−CON(CH3)CH2COOMで表されるN−アシ
    ルサルコシネート塩 一般式(C) R−CON(CH3)CH2CH2COOMで表されるN
    −アシル−N−メチル−β−アラニン塩 一般式(D) R−CONHCH(COOM)CH2CH2COOMで表
    されるN−アシルグルタミン酸塩 (一般式(B)ないし(D)中、Rは炭素数3〜33の
    直鎖もしくは分岐鎖のアルキルまたはアルケニル基であ
    る。Mは水素原子、Na、K、Li、Mgなどのアルカ
    リ(土類)金属、アンモニウム、低級アルカノールアミ
    ンカチオン、低級アルキルアミンカチオン、塩基性アミ
    ノ酸カチオンである。)
  2. 【請求項2】一般式(A) (式中、Rは炭素数4〜34の直鎖もしくは分岐鎖のア
    ルキルまたはアルケニル基である。X1からX2の少なく
    とも一方は−CH2COOMであり、残りは水素原子で
    ある。前記Mは水素原子、Na、K、Li、Mgなどの
    アルカリ(土類)金属、アンモニウム、低級アルカノー
    ルアミンカチオン、低級アルキルアミンカチオン、塩基
    性アミノ酸カチオン、またはアミノ糖カチオンであ
    る。)で表されるカルボン酸塩あるいはカルボン酸のう
    ちから選ばれる一種または二種以上と、 一般式(D) RCONHCH(COOM)CH2CH2COOM (式中、Rは炭素数3〜33の直鎖もしくは分岐鎖のア
    ルキルまたはアルケニル基である。Mは水素原子、N
    a、K、Li、Mgなどのアルカリ(土類)金属、アン
    モニウム、低級アルカノールアミンカチオン、低級アル
    キルアミンカチオン、塩基性アミノ酸カチオンであ
    る。)で表わされるN−アシルグルタミン酸塩のうちか
    ら選ばれる一種または二種以上とを配合したことを特徴
    とする請求項1に記載の洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 pHを4〜8に調製することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の洗浄剤組成物。
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