JPH07304480A - スクータ型車両 - Google Patents

スクータ型車両

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JPH07304480A
JPH07304480A JP7070361A JP7036195A JPH07304480A JP H07304480 A JPH07304480 A JP H07304480A JP 7070361 A JP7070361 A JP 7070361A JP 7036195 A JP7036195 A JP 7036195A JP H07304480 A JPH07304480 A JP H07304480A
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JP
Japan
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helmet
storage case
opening end
section
seat
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JP7070361A
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JP2770288B2 (ja
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Tsuyoshi Iime
強 飯芽
Kouji Kitasei
康二 北清
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘルメットの出し入れが容易なスクータ型車
両を提供する。 【構成】 ヘルメット収納ケースとしての物入れ室形成
部材22の前端部に運転シート取付ヒンジ部26を形成
し、前記ヘルメット収納ケースの開口端側部を、ヘルメ
ット24が前記ヘルメット収納ケース内に収納された状
態でヘルメット24の一部が前記開口端側部より上方に
突出するように前記ヘルメット収納ケースの開口端前部
とその開口端後部とを結ぶ線より低くすると共に、前記
ヘルメット収納ケース開口端縁部を屈曲部22bとして
実質的に肉厚に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野)この発明は、スクータ型車両、特に
運転シート下のボディパネル内空間を前記運転シートを
開閉蓋とする物入れ室の設置部としているスクータ型車
両に関する。 (技術の背景)操向ハンドルと運転シートとの間に低床
式の板状の足置台を備えている所謂スクータ型車両にお
いては、前記運転シート下のボディパネル内空間にヘル
メット収納部を設置する傾向にある。このように運転シ
ート下のボディパネル内空間を利用することによりヘル
メットの収納も可能となる。一般に運転シート下のボデ
ィパネル内空間に設置されるヘルメット収納部には運転
シートが開閉蓋として利用されている。 (従来技術と問題点)従来、特開昭60−154964
号公報に開示されている通り、ヘルメット収納部は上部
が開口する収納箱で構成され、その開口端は車両側方か
ら見たとき略水平となっている。したがって、ヘルメッ
トを収納する際、若しくは一旦収納したヘルメットを取
り出す際、ヘルメット収納部内に手を入れにくく、略球
形状のヘルメットの出し入れが困難だった。 (発明の目的)本発明は上述のような事情に鑑みてなさ
れたもので、ヘルメットの出し入れが容易なスクータ型
車両を提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段)この発明では上記目的
を達成するため、操向ハンドルと運転シートとの間の下
方に配設された足置台と、この足置台の後部より斜め上
方へのびる後部フレームと、この後部フレームの下方に
配設された動力ユニットと、この後部フレームの上方に
配設された運転シート下面に開口した樹脂製ヘルメット
収納ケースとを備えるスクータ型車両において、前記ヘ
ルメット収納ケース前端部に運転シート取付ヒンジ部を
形成し、前記ヘルメット収納ケースの開口端側部を、ヘ
ルメットが前記ヘルメット収納ケース内に収納された状
態でヘルメットの一部が前記開口端側部より上方に突出
するように前記ヘルメット収納ケースの開口端前部とそ
の開口端後部とを結ぶ線より低くすると共に、前記ヘル
メット収納ケース開口端縁部を実質的に肉厚に形成した
ことを特徴とする。 (発明の実施例)以下、この発明の一実施例を図面に基
づき説明する。第1図はこの発明の実施例に係るスクー
タ型車両の一部切欠側面図、第2図は本実施例の要部を
示す拡大縦断面図、第3図は同要部を示す拡大平面図で
ある。図において、1はフレームパイプ2及びボディパ
ネル3から成る車体、4は操向ハンドル、5は運転シー
ト、6はエンジン、7は前輪、8は後輪、9はフロント
フェンダ、10はリアフェンダ、11はキャリヤ、12
はスタンドである。前記フレームパイプ2は所定間隔を
もって配置された左右のパイプ2′,2″から成り、こ
れら左右のパイプ2′,2″の前部はハンドルコラム1
3に沿った形状とされ、中央部は操向ハンドル4と運転
シート5との間に低床式の足置台14が形成される形状
とされ、後部は運転シート5に接近する形状とされてい
る。前記ボディパネル3は前部においてフロントカバー
15を構成し、中央部においては足置台14を構成し、
後部においてはボディカバー16を構成している。前記
エンジン6は前部をフレームパイプ2のクロスパイプ1
7に設けたハンガー17aに左右のリンク18,18を
介して連結し、かつ、後部をフレームパイプ2のクロス
ブラケット19に左右のサスペンション20,20を介
して連結している。前記運転シート5は後述するヘルメ
ット収納ケースとしての物入れ室形成部材22に保持さ
れるもので、該物入れ室形成部材22の上端に前部をヒ
ンジ26で結合し、該ヒンジ26を回転中心として矢印
イ方向に開被し得るように装着されると共に、矢印ロ方
向に回動しての閉鎖時にはキーロックし得るようになっ
ている。このようなスクータ型車両においては、ボディ
カバー16の前部と前記クロスパイプ17とエンジン6
の上面と前記クロスブラケット19とを結ぶ前記フロン
トカバー15内の空間21は略半円状を成している。該
空間21には上端に前記運転シート5が装着される樹脂
製の物入れ室形成部材22が設置されている。該物入れ
室形成部材22は下部壁22aが略半球状を成すと共に
運転シート5の前端部に対応する前部壁22cを後方に
下向傾斜(ボディfカバー16の前部壁16aに沿っ
て)させ、後端部に対応する後部壁22dを垂直に形成
して、内部の物入れ室23にヘルメット24をシールド
部24aが前側に置かれる倒立(装着口が上向きの状
態)状態で安定して収納できるようになっている。ま
た、物入れ室形成部材22は上部が開口した箱型をな
し、第3図に示すように車両上方から見ると略円形をな
している。車両側方から見たとき、物入れ室形成部材2
2の開口端側部を、ヘルメット24が前記形成部材22
内に収納された状態でヘルメット24の一部が開口端部
より上方に突出するように、前記形成部材22の開口端
前部とその開口端後部とを結ぶ線より低く形成し、その
開口端はなだらかな勾配の谷型形状をなしている。すな
わち、物入れ室形成部材22の開口端前部とその後部と
の間の開口端側部は、開口端前部及び後部よりも低くし
てある。このような物入れ室形成部材22は第4図に示
すように下部両側に形成された段部22aを左右のパイ
プ2′,2″に載せて、該接合部を固設することによっ
てフレームパイプ2に結合している。左右のパイプ
2′,2″には結合プレート2′a,2″aが溶着され
ており、物入れ室形成部材22はその結合プレート2′
a,2″aにボルト25結合される。また、物入れ室形
成部材22は設置時において、物入れ室形成部材22の
開口端の上縁部はU字状の折曲部22bとして形成さ
れ、該折曲部22bがフロントカバー15の上端15a
を覆う状態で接続するようになっている。U字状折曲部
(開口端側部)22bには運転シート5のベースプレー
ト5aの周縁(段部)5bが被される。物入れ室形成部
材22の開口端縁部を折曲部22bとして実質的に肉厚
に形成したので、ヘルメット収納ケースの剛性が向上す
る。このような物入れ室形成部材22の後部壁22dと
前記クロスブラケット19との間にはエンジン6の各部
に供給される潤滑油のタンク25が配設されている。該
タンク25は、空間21の物入れ室形成部材22の左右
後方部分に設置される別体の左右のタンク25a,25
bから成り、該左右のタンク25a,25bを連通接続
する部分25cが後部壁22dとクロスブラケット19
との間に介在している。タンク25は樹脂製であって、
供給口25dを閉塞する栓25eを一体に有している。
また、後方のボディパネル3内の空間には燃料タンク2
7が配設されている。該燃料タンク27のキャップ27
aは物入れ室23の開閉蓋となる運転シート5が閉じて
いるとき該運転シート5によって覆われ、運転シート5
を開くと外部に露出する。運転シート5は閉じた際、キ
ーで操作されるロック爪28をフック29に掛けること
でキーロックされる。前記ハンガー17aの構成部材で
あるブラケット17bは物入れ室形成部材22の底部壁
22eにボルト30にて固設されている。図中、31は
キャブレタ、32はマフラ、33は物入れ室形成部材2
2下の側部スペースに配設されたオイルポンプケーブル
やフューエルホース、オイルホース等の配線、配管類で
ある。上記の如き構成のスクータ型車両においては、フ
レーム2に固設されて運転シート5を開閉蓋とする物入
れ室形成部材22は、その構造上運転シート5の負荷
(乗員の体重)に対して充分な(座屈しない)剛性を有
するようになるので従来のようにサポート部材を用いず
に物入れ室形成部材22自体で運転シート5の保持が行
える。しかも、その剛性は前部壁22cと後部壁22d
の形状および開口端縁部の折曲部22bの構造によって
確保することができるので物入れ室形成部材22全体で
剛性を確保する必要がなく、壁厚が小さくて済み、ま
た、側壁形状も複雑化しない。また、車両上方から見た
ときに物入れ室形成部材22の開口端が略円形をなし、
車両側方から見たときになだらかな勾配の谷型形状をな
しているので、略水平に形成したものに較べ、物入れ室
形成部材22の開口面積が増え、ヘルメットの出入れの
際に手が入れ易くなる。 (発明の効果)以上説明したように、本発明は、操向ハ
ンドルと運転シートとの間の下方に配設された足置台
と、この足置台の後部より斜め上方へのびる後部フレー
ムと、この後部フレームの下方に配設された動力ユニッ
トと、この後部フレームの上方に配設された運転シート
下面に開口した樹脂製ヘルメット収納ケースとを備える
スクータ型車両において、前記ヘルメット収納ケース前
端部に運転シート取付ヒンジ部を形成し、前記ヘルメッ
ト収納ケースの開口端側部を、ヘルメットが前記ヘルメ
ット収納ケース内に収納された状態でヘルメットの一部
が前記開口端側部より上方に突出するように前記ヘルメ
ット収納ケースの開口端前部とその開口端後部とを結ぶ
線より低くすると共に、前記ヘルメット収納ケース開口
端縁部を実質的に肉厚に形成し、かつ、運転シートの側
底部には最外側部より内側で前記開口端側部に係合する
段部を形成した。従って、本発明によれば、下記の優れ
た効果が得られる。 (i)ヘルメット収納ケース内へのヘルメットの出し入
れが容易である。 (ii)ヘルメット収納ケース自体に運転シートを支承
させても、開口端前後部に生ずる集中荷重は開口端縁の
実質的な肉厚部分に発生する曲げ荷重及び開口端両側部
に発生する引張り荷重により吸収相殺されることから、
当該ヘルメット収納ケース自体のみで運転シートを支承
した場合の負荷に耐える剛性が確保できる。 (iii)前記剛性の確保と相俟って、運転シート側底
部の段部と前記開口端側部との係合により、ヘルメット
収納ケース内のシール性、運転シートの側方へのずれ動
きが防止され安定する。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を適用したスクータ型車両
の一部切欠側面図、第2図は同要部拡大縦断面図、第3
図は同要部拡大平面図、第4図は第2図のIV−IV線
断面図である。 3…ボディパネル、5…運転シート、21…空間、22
…物入れ室形成部材、22c…前部壁、22d…後部
壁、23…物入れ室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.操向ハンドルと運転シートとの間の下方に配設され
    た足置台と、 この足置台の後部より斜め上方へのびる後部フレーム
    と、 この後部フレームの下方に配設された動力ユニットと、 この後部フレームの上方に配設された運転シート下面に
    開口した樹脂製ヘルメット収納ケースとを備えるスクー
    タ型車両において、 前記ヘルメット収納ケース前端部に運転シート取付ヒン
    ジ部を形成し、 前記ヘルメット収納ケースの開口端側部を、ヘルメット
    が前記ヘルメット収納ケース内に収納された状態でヘル
    メットの一部が前記開口端側部より上方に突出するよう
    に前記ヘルメット収納ケースの開口端前部とその開口端
    後部とを結ぶ線より低くすると共に、 前記ヘルメット収納ケース開口端縁部を実質的に肉厚に
    形成したことを特徴とするスクータ型車両。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842939A (ja) * 1981-09-07 1983-03-12 Nitsushiyoo:Kk 医療用温度測定プローブ
JPS60154964A (ja) * 1984-01-23 1985-08-14 ヤマハ発動機株式会社 スク−タ型車輛の物入れ装置

Patent Citations (2)

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JPS5842939A (ja) * 1981-09-07 1983-03-12 Nitsushiyoo:Kk 医療用温度測定プローブ
JPS60154964A (ja) * 1984-01-23 1985-08-14 ヤマハ発動機株式会社 スク−タ型車輛の物入れ装置

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