JPH0730441Y2 - 樹脂製フューエルタンクのアース構造 - Google Patents

樹脂製フューエルタンクのアース構造

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JPH0730441Y2
JPH0730441Y2 JP11459790U JP11459790U JPH0730441Y2 JP H0730441 Y2 JPH0730441 Y2 JP H0730441Y2 JP 11459790 U JP11459790 U JP 11459790U JP 11459790 U JP11459790 U JP 11459790U JP H0730441 Y2 JPH0730441 Y2 JP H0730441Y2
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JP
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retainer
fuel tank
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inlet pipe
resin
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純一 杉本
禎二郎 後藤
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堀江金属工業株式会社
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は樹脂製フューエルタンクのアース構造に係り、
該タンクと一体成形した燃料補給用のインレツトパイプ
の燃料注入口に固着して嵌めた金属製リテーナを樹脂製
フューエルタンクの上面開口部に固着する金属プレート
を介してアースを施す構造を提供するものであつて、特
に金属製リテーナをアースのため改造せず、しかもアー
ス線の接続のためハンダ付けしたりその他の手段で傷付
けないでアースできるようにしたものである。
(従来の技術) 樹脂製フューエルタンクaの上面開口部bを密閉する金
属プレートcにボデイアース線dを接続することは既に
公知である。また第5図に示すように該タンクaと一体
に成形した樹脂製インレツトパイプpの外端の燃料注入
口fに固嵌してキヤツプを螺合するようにした金属製リ
テーナqに静電気が帯電するのを防止するため金属製リ
テーナをアースすることは普通であり、図示のようにイ
ンレツトパイプpの内部で金属製リテーナqにリテーナ
アース線hをハンダ付けなどで接続し、該アース線hを
インレツトパイプp及びフューエルタンクaの内部で前
記金属プレートcに接続して、前記ボデイアース線dに
より金属製リテーナqのアースを取つている。しかしな
がらリテーナアース線hをインレツトパイプp内及び樹
脂製フューエルタンクa内で弛ませて設ける配線は施行
が面倒であり、かつ燃料補充時の燃料通過を妨げる欠陥
があるの他、特に金属製リテーナqをアースのため改造
することなく、しかもリテーナアース線hの接続のため
金属製リテーナqにハンダ付けして傷付けたり、その他
の手段で傷付けたりしないでアースできるようにするこ
とは簡易でない。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はフューエルタンク、インレツトパイプが共に導
電性がない一体成形の樹脂製である場合、インレツトパ
イプに設ける金属製リテーナのアースを該リテーナを改
造することなく、また殆んど傷付けることなく施すこと
を解決しようとする問題点とし、本考案の目的とするも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の樹脂製フューエルタンクのアース構造は、前記
した目的に合致するものであつて、樹脂製フューエルタ
ンクの上面開口部に固着する金属プレートにボデイアー
ス線を接続すると共に、前記タンクと一体成形したイン
レットパイプの外端の燃料注入口に金属製リテーナを固
嵌してなる樹脂製フューエルタンクにおいて、インレッ
トパイプに添わせて配置した導電性ホースの先端部に設
けた導電性の鍔より先を前記リテーナに届かぬ長さとし
て、前記の鍔を樹脂製インレツトパイプのリテーナが存
在する外周に固着して該ホースを嵌め、その導電性の鍔
にリテーナの外周に弾接する金属ばねを設け、該ホース
の内端を前記金属プレートに通して電気的に接続して前
記フューエルタンク内部に臨ませたことを特徴とするも
のであつて、インレツトパイプに設ける金属製リテーナ
のフューエルタンクを介して施すアースの施行を簡易に
して大量製品の施行を容易にするものである。
(実施例) 添付図面は本考案の数実施例を示し、第1図は第1実施
例の断面図、第2図は同インレツトパイプ2の燃料注入
口6の部分の拡大断面図、第3図は第2実施例の一部の
拡大断面図、第4図は第3実施例の一部の拡大断面図で
ある。
図中1は樹脂製フューエルタンク、2は該タンク1に一
体成形して接続した樹脂製インレツトパイプである。フ
ューエルタンク1の上面開口部3に固着密閉する金属プ
レート4にボデイアース線5を接続すると共に、前記パ
イプ2の外端の燃料注入口6に主としてキヤツプを嵌着
するためと補強のため金属製リテーナ7を固嵌する。8
はインレツトパイプ2の外周に添わせて配置した燃料ガ
ス抜き作用の導電性ホースであつて、先端部にL形の導
電性樹脂製パイプ9を嵌め、その導電性樹脂製パイプ9
に鍔10を設け、その鍔10より先のパイプを直線的に前記
リテーナ7に届かぬ長さとし、その鍔10を金属製リテー
ナ7が所在する樹脂製インレツトパイプ2の外面に固着
して該インレツトパイプ2に導電性樹脂製パイプ9を嵌
める。導電性ホース8の内端にもL形の金属パイプ11を
嵌め、該パイプ11を前記金属プレート4に電気的に接続
させて水密に通す。
導電性樹脂製パイプ9には金属製リテーナ7の外周に弾
接した金属コイルばね等の金属ばね12を鍔10に掛け、
(第1実施例、第1、2図)、又は導電性樹脂製パイプ
9のL形の曲がり部分に内嵌した金属コイル等の金属ば
ね12を金属製リテーナ7に弾接し、(第2実施例、第3
図)、もしくは導電性樹脂製パイプ9のL形の曲がり部
分内部と金属製リテーナ7とに細い板ばねからなる金属
ばね12の両側を掛ける。(第3実施例、第4図)。
(作用及び効果) 本考案はインレツトパイプ2を一体成型した樹脂製フュ
ーエルタンク1のアース構造を、第1、2図の第1実施
例、第3図の第2実施例、第4図の第3実施例に例示し
た構成にしたものであつて、樹脂製フューエルタンク1
と一体のインレツトパイプ2に固嵌した金属製リテーナ
7のアースを、インレツトパイプ2に添わせて設けて内
端を金属プレートを介してボデイアース5に接続した導
電性ホース8により施すと共に、該導電性ホース8の先
端の鍔10より先のホースを前記リテーナ7に直線的に届
かぬ長さとして直接接触させず、前記の鍔10を金属製リ
テーナ7が存在するインレツトパイプ2の外周に固着し
て導電性ホース8を嵌め、その導電性ホース8と金属製
リテーナ7の間に金属ばねを介挿して金属製リテーナ7
と導電性樹脂製パイプ9の直接接触による摩擦で傷付く
のを避けて電気的に接続するアース構造としたから、金
属製リテーナ7の構造を変更したり傷付けることなくア
ースを取ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の数実施例を示し、第1図は第1実施
例の断面図、第2図は同インレツトパイプ2の燃料注入
口6の部分の拡大断面図、第3図は第2実施例の一部の
拡大断面図、第4図は第3実施例の一部の拡大断面図で
ある。第5図は従来例を例示した断面図である。 1……樹脂製フューエルタンク 2……インレツトパイプ、3……上部開口部 4……金属プレート、5……ボデイアース線 6……燃料注入口、7……金属製リテーナ 8……導電性ホース、9……導電性樹脂製パイプ 10……鍔、11……金属パイプ 12……金属ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 11/127 F16L 11/12 G

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂製フューエルタンクの上面開口部に固
    着する金属プレートにボデイアース線を接続すると共
    に、前記タンクと一体成形したインレットパイプの外端
    の燃料注入口に金属製リテーナを固嵌してなる樹脂製フ
    ューエルタンクにおいて、インレットパイプに添わせて
    配置した導電性ホースの先端部に設けた鍔より先を前記
    リテーナに届かぬ長さとして、前記の鍔を樹脂製インレ
    ツトパイプのリテーナが存在する外周に固着して該ホー
    スを嵌め、そのホースにリテーナの外周に弾接する金属
    ばねを設け、該ホースの内端を前記金属プレートに通し
    て電気的に接続して前記フューエルタンク内部に臨ませ
    たことを特徴とする樹脂製フューエルタンクのアース構
    造。
JP11459790U 1990-10-30 1990-10-30 樹脂製フューエルタンクのアース構造 Expired - Fee Related JPH0730441Y2 (ja)

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JP5321444B2 (ja) * 2009-12-25 2013-10-23 豊田合成株式会社 燃料供給装置
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