JPH07303567A - 漉し器 - Google Patents

漉し器

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Publication number
JPH07303567A
JPH07303567A JP6100040A JP10004094A JPH07303567A JP H07303567 A JPH07303567 A JP H07303567A JP 6100040 A JP6100040 A JP 6100040A JP 10004094 A JP10004094 A JP 10004094A JP H07303567 A JPH07303567 A JP H07303567A
Authority
JP
Japan
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strainer
mount
opening
cup
paper bag
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Application number
JP6100040A
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English (en)
Inventor
Noboru Ishizu
登 石津
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ISHIZU SEISAKUSHO KK
Original Assignee
ISHIZU SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 漉し器において、台紙1部分を簡単な形状に
して製作を容易にするとともに台紙材料のコストを低下
させ、さらに使用時におけるカップ上部へのセット作業
が容易に行えるようにする。 【構成】 台紙1の裏側に漉紙袋2の外周縁部22を止
着し、且つ台紙1に一対の折線4,4を形成して各折線
4,4部分よりそれぞれ外側の台紙部分を支持脚片5,
5とした漉し器において、各支持脚片5,5のそれぞれ
外端縁51,51を凹凸のない形状に形成するととも
に、台紙1を各折線4,4部分で使用位置まで折曲し且
つ漉紙袋2を膨らませた際に、該漉紙袋2の下面24が
各支持脚片5,5の外端縁51,51より下方に突出す
るように設定し、漉し器をカップ口縁上にセットしたと
きに漉紙袋2の下部25がカップ口縁高さより下方に差
し込まれて、該漉紙袋2の下部25で漉し器の水平移動
規制をするようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、例えばコーヒー粉等
の被抽出物を収容してコーヒー等の成分を抽出するため
の漉し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、例えば図15〜図18に示す
ような台紙つきの漉し器(コーヒーフィルター)が普及
している。この図15〜図18に示す従来の漉し器Z
は、中央部にコーヒー粉等の被抽出物投入用の開口部3
を設けた台紙1の裏面に、容器状の漉紙袋2の外周縁部
22を接着(接着部10)させて形成されている。又、
台紙1には、開口部3を挟んで一対の折線4,4(図示
例では短小長さのものが合計4本ある)を形成して、該
各折線4,4部分を山折りすることにより折線4,4よ
りそれぞれ外側部分を支持脚片5,5とし得るようにし
ている。台紙1は保形性を有する適宜の厚紙が使用され
ている。又、漉紙袋2は、不織布等の透水性材料からな
り、使用前は図15に示すように折畳まれているが、使
用時には図17に示すように折畳み部分を膨らませて袋
状にし得るようになっている。
【0003】又、この種の漉し器Zは、例えば図17及
び図18に示すように、各支持脚片5,5を下方に折曲
させた状態で、その両支持脚片5,5をカップCの口縁
Ca上部に載置して使用されるが、該漉し器Zを単にカ
ップ口縁Ca上に載置しただけでは漉し器が水平方向に
位置ずれして、該漉し器がカップ口縁Caから不用意に
脱落するおそれがある。ところで、図15〜図18に示
す従来の漉し器Zでは、該漉し器がカップCの口縁Ca
上から脱落しないようにするために、各支持脚片5,5
の外端縁51,51に外方に突出する突出片58(図示
例では3箇所づつある)を一体形成し、使用時(図17
及び図18)に該突出片58をカップ口縁Caに係止さ
せる(特に中央部の突出片58をカップ口縁Caの内側
に差し込む)ことにより、漉し器Zが一定範囲以上、水
平方向に移動しないようにしている。
【0004】図15に示す従来の漉し器Zは、例えば図
16に示すようにして連続して製造可能である(この漉
し器Zを製造するための連続運転式コーヒーフィルター
製造機として特願平5−306666号に特許出願済で
ある)。即ち、図16に示す漉し器製造方法では、図示
しない台紙ロールから連続して繰り出される帯状台紙1
Aと、同じく図示しない漉紙ロールから連続して繰り出
される帯状漉紙2Aとを使用している。帯状台紙1A
は、漉し器Zの最終製品幅W0(W0=87mm)よりやや
広幅W1(W1=100mm)のものを使用している。
【0005】そして、帯状台紙1A側においては、開口
部打抜き工程S1において、該帯状台紙1Aに等間隔L1
(L1=137mm)をもって順次開口部3を打抜くとと
もに折線4(合計4本)も同時に型押し成形する。尚、
最終製品Zにおける突出片58を含む最大長さL0は1
31mmであるが、符号S7で示す製品抜き工程後に、帯
状台紙の残余部分1Bを連続させた状態で処理するため
に、上記間隔(1スパーン)L1を製品最大長さL0より
6mmだけ長くしている。又、上記開口部打抜き工程S1
では、打抜き片3aが発生するが、その打抜き片3aを
そのままにしておくと製造ライン中に咬み込むというト
ラブルが発生するために、該打抜き片3aをバキューム
装置(図示省略)で邪魔にならない位置に吸引・排除す
るようにしている。
【0006】他方、帯状漉紙2A側においては、図示し
ない幅折り装置により幅方向に折畳んだ後、該帯状漉紙
2Aを漉紙切断工程S2において製品1枚分の長さM
0(台紙長さL0よりかなり短く、M0=94mm程度)づ
つ切断した後、ずらし工程S3において所定寸法M1(M
1=43mm)だけ前側にずらした状態で帯状台紙1A上
に載せる(重合工程S4)。尚、重合工程S4において
は、切断された漉紙21を帯状台紙1A上における開口
部3を被覆する位置に重合させる。
【0007】次に、熱接着工程S5において、漉紙21
の外周縁部を開口部3を被覆する位置において帯状台紙
1A上に熱接着させ(符号10で示すハッチング部
分)、続いて台紙打抜き工程S6において、漉紙21の
周囲の帯状台紙1Aを製品形状に切断した後、製品分離
工程S7において帯状台紙1Aから製品Zを分離させ
る。尚、分離させた製品Zは順次重ねた状態で1列に送
り出され、他方、製品Zが取外された帯状台紙の残余部
分1Bは、順次連続状態で排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図15に示
す従来の漉し器Zでは、使用時において図17及び図1
8に示すように各支持脚片5,5の突出片58をカップ
Cの口縁Caに係止することによって、漉し器Zがカッ
プ口縁Ca上で水平方向に移動しない(従って不用意に
脱落しない)ようにしているが、この従来の漉し器では
次のような問題があった。
【0009】第1に、使用時における漉し器の水平移動
規制用として、支持脚片5,5の外端縁51に突出片5
8を形成したものでは、台紙1の外形縁部に凹凸部分が
できて台紙1の外形形状が複雑となり、その分、台紙切
断のための刃物形状も複雑となって台紙切断装置が高価
となる。
【0010】第2に、突出片58によって漉し器の水平
移動規制をさせるようにしたものでは、漉し器Zのセッ
ト時に該突出片58をカップ口縁Caに係止させなけれ
ばならず、その突出片係止作業が面倒となる。
【0011】第3に、各支持脚片5,5の突出片58
は、漉紙袋2の接着部10より外方に突出していて、漉
し器使用時における脱落防止(所定範囲以上の水平移動
防止)のためにのみ形成されたものであるが、該突出片
58を形成するために台紙材料に無駄(図16の符号L
2の範囲)が生じて材料コストが高くなるとともに、台
紙の残余部分1Bが残ってその廃棄処理が面倒となる。
尚、この従来例の漉し器Zでは、突出片58形成用とし
て台紙材料が無駄になる長さL2(図16)は約36mm
となり、又製品Zを打抜いた後に残る両サイドの細帯部
分1Baも無駄になるため、台紙材料におけるかなりの
部分(約30%)が廃棄されるという欠点がある。
【0012】本願発明は、上記した従来の漉し器の問題
点に鑑み、台紙部分を簡単な形状にして安価な装置で製
作し得るようにする一方、台紙材料の無駄になる部分を
少なくする(あるいは無駄になる部分を無くする)こと
ができ、さらに使用時におけるカップ上部へのセット作
業が容易に行えるようにした漉し器を提供することを目
的としてなされたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願発明の漉し器は、中
央部付近にコーヒー粉等の被抽出物投入用の開口部を設
けた台紙の裏側に、該開口部を囲繞する如くして漉紙袋
の外周縁部を止着して構成されている。台紙の材料とし
ては、例えば適度の柔軟性と剛性とを有する厚紙やプラ
スチック製の薄板等が使用可能である。又、漉紙袋の材
料としては、不織布(透水性を有する)が採用可能であ
る。漉紙袋外周縁部と台紙との止着方法としては、熱接
着あるいは接着剤による接着等の方法が可能である。
【0014】又、台紙における開口部を挟む位置には、
一対の折線を形成して、各折線部分よりそれぞれ外側の
台紙部分をそれぞれ支持脚片とし得るようにしている。
この各折線は、例えば押型によって形成されており、台
紙を正確な位置で且つ容易に折曲し得るようにするため
のものである。尚、この漉し器は、製作完了状態では台
紙全面が平面状態で且つ漉紙袋が台紙裏面側に折畳まれ
ていて全体として薄板状になっているが、使用時には各
支持脚片を漉紙袋側に例えば角度70〜90°程度折曲
させれば、各支持脚片で漉し器を自立させることができ
るようになっている。又、そのとき、折畳まれていた漉
紙袋は、容器状に膨らませることができるようになって
いる。
【0015】各支持脚片のそれぞれ外端縁(折曲状態で
は下端縁となる)は、例えば裁断により凹凸のない形状
に形成している。尚、この支持脚片の外端縁は、直線状
に形成するのが好ましいが、図16に示す従来例の如
く、帯状台紙から最終製品を打抜きによって成形する場
合には、該支持脚片外端縁をごく僅かに円弧状になるよ
うに切断してもよい。
【0016】又、各支持脚片を各折線部分で使用位置ま
で折曲し且つ漉紙袋を容器状に膨らませた際に、該漉紙
袋の下面が各支持脚片の外端縁より下方に突出するよう
に設定している。尚、容器状に膨らませた漉紙袋の水平
方向外形は、コーヒーカップの口径より小さくなるよう
に設計されている。
【0017】台紙に形成した開口部は、その周囲を完全
に打抜いて開放させたものでもよいが、支持脚片に該開
口部を閉塞する蓋板を一体に連設して、支持脚片を折線
部分で折曲したときに該蓋板が支持脚片の平面部延長方
向に立ち起こされて開口部が自動的に開放されるように
したものを採用することもできる。この場合、該蓋板
は、開口部面積と同面積の1枚もので一方の支持脚片に
のみ連設してもよく、あるいは蓋板を2枚に分割して各
支持脚片のそれぞれに連設してもよい。尚、このように
蓋板を設ける場合には、台紙に開口部外周の一部を残し
て切断線を入れておくだけでよい。
【0018】又、上記蓋板を採用した場合には、該蓋板
における表面又は裏面の少なくとも一方に印刷又はシー
ル材貼着等による表示を施すことができる。この表示と
しては、宣伝用の文字やキャラクター等の図形、あるい
はそれらの組み合わせ等が採用可能である。
【0019】
【作用】本願発明の漉し器では、台紙の各折線部分で各
支持脚片をそれぞれ漉紙袋側に折曲した後、漉紙袋を容
器状に膨らませるだけで使用状態に成形できる。このと
き、支持脚片に開口部を閉塞する蓋板を連設したもので
は、該支持脚片を折線部分で折曲したときに該蓋板が自
動的に支持脚片の平面部延長方向に立ち起こされるよう
になり、特別に蓋板開放操作は不要となる。
【0020】この漉し器を使用するときには、使用状態
に成形した漉し器を、漉紙袋部分がカップ(コーヒーカ
ップ等)の口縁内に対応するようにして該カップ口縁上
に載置する。そのとき、各支持脚片の下端縁がそれぞれ
カップ口縁上に載置されて、漉し器が自立する。そし
て、開口部から漉紙袋内にコーヒー粉等の被抽出物を投
入した後、該開口部から注湯すれば該被抽出物から抽出
されたコーヒー等の抽出液体が漉紙袋で漉されてカップ
内に流下・収容される。
【0021】ところで、この漉し器では、各支持脚片の
外端縁(下端縁)が凹凸のない形状(直線状あるいはご
く僅かな円弧状)に形成されているために、漉し器をカ
ップ口縁上に載置した状態において各支持脚片のみでは
漉し器の水平移動を規制する作用はない。ところが、漉
紙袋を膨らませると、該漉紙袋の下面が各支持脚片の下
端縁より下方に突出するようになっているために、漉し
器をカップ口縁上にセットした状態では該漉紙袋の下部
がカップ口縁の上面高さより所定深さだけカップ内に差
し込まれるようになる。このように、漉紙袋の下部がカ
ップ内に差し込まれていると、漉し器全体がカップ口縁
上で水平移動したときにカップ内に差し込まれている漉
紙袋の下部外側面がカップ口縁内面に当接して、それ以
上の水平移動を規制するようになる。従って、各支持脚
片に凹凸等による水平移動規制構造を採用しなくても、
漉し器がカップ口縁上から不用意に脱落するのを防止し
得る。
【0022】このように、カップ口縁内に差し込まれる
漉紙袋の下部で漉し器の水平移動を規制し得るようにす
ると、各支持脚片の外端縁を上記のように直線状(ある
いはごく僅かな円弧状)に形成(裁断)しても何ら差し
支えがなく、従って台紙の形状を簡単にできるととも
に、各支持脚片の外端縁にカップ口縁係止用の突出片を
形成していた従来の漉し器に比して該突出片形成用とし
て必要な部分の台紙材料が節約できる。又、本願の漉し
器によれば、使用時に単にカップ口縁上に載せるだけで
セットでき、従来の突出片を設けたもののようにカップ
口縁上にセットする際の突出片係止作業が不要となる。
【0023】又、支持脚片に開口部を閉塞する蓋板を連
設したものでは、支持脚片を折曲した際に蓋板が自動的
に立ち起こされるようになり、該蓋板を漉し器セット時
あるいは使用後の廃棄時等においてツマミとして利用で
きる。又、この蓋板部分は、通常は打抜いて廃棄処分さ
れるものであるが、本願のように支持脚片に蓋板を連設
すると、打抜き片が発生しないのでその打抜き片の廃棄
処分の手間が不要となる。特に、漉し器を連続運転式の
製造機で製造する際に、開口部を完全に打抜く場合に
は、その打抜き片をバキューム装置で吸引・排除する必
要があるが、本願のように開口部に対応する部分を支持
脚片に一体に連設しておけば、蓋板部分を排除するため
のバキューム装置が不要となる。
【0024】さらに、上記のように、支持脚片に蓋板を
連設したものにおいて、該蓋板部分の少なくとも片面に
印刷やシール貼着等による宣伝用あるいはその他の適宜
の表示を施せば、蓋板を単にツマミとしての機能のほか
に表示板として有効利用できる。
【0025】
【発明の効果】このように、本願発明の漉し器によれ
ば、次のような効果がある。
【0026】(1) 台紙の各支持脚片の外端縁(下端縁)
を凹凸のない形状(直線状あるいはごく僅かな円弧状)
に形成しているので、各支持脚片の外端縁にカップ口縁
係止用の突出片を形成していた従来の漉し器に比して該
突出片形成用として必要な部分の台紙材料が節約でき、
台紙材料のコストを低減させることができる。
【0027】(2) 台紙の形状がシンプルとなって該台紙
の成形装置(例えば裁断装置)として比較的簡単な構成
のものが使用でき、安価な台紙成形装置を使用できる。
【0028】(3) 各支持脚片を折曲し且つ漉紙袋を膨ら
ませた状態において、該漉紙袋の下面が各支持脚片の下
端縁より下方に突出するようにしているので、この漉し
器をカップ口縁上にセットしたときに、該漉紙袋の下部
がカップ口縁の上面高さより所定深さまでカップ内に差
し込まれて、漉し器がカップ口縁上で所定範囲以上、水
平移動するのを規制するようになり、上記(1)に記載し
たように各支持脚片の外端縁を直線状(あるいはごく僅
かな円弧状)に形成したものであっても、漉し器がカッ
プ口縁上から不用意に脱落するのを防止することができ
る。
【0029】(4) 漉し器をカップ口縁上にセットする際
に、該漉し器を単にカップ口縁上に載せるだけでよく、
従来(図15〜図18)の突出片つき漉し器のように突
出片をカップ口縁部分に係止させるという作業が不要と
なるのでセット作業が容易となる。
【0030】(5) 支持脚片に開口部を閉塞する蓋板を一
体に連設したものでは、開口部形成用として打抜かれる
打抜き片の廃棄処分の手間が不要となる。特に、漉し器
を連続運転式の製造機で製造する際には、蓋板部分を吸
引・排除するためのバキューム装置が不要となって製造
機のコストを低減させることができる。
【0031】(6) 上記(5)のように、支持脚片に蓋板を
一体に連設したものでは、該蓋板を漉し器のツマミとし
て有効利用できる。
【0032】(7) 支持脚片に蓋板を連設したものにおい
て、該蓋板部分に印刷やシール材貼着等による宣伝用あ
るいはその他の適宜の表示を施せば、蓋板を単にツマミ
としての機能のほかに表示板として有効利用できる。
【0033】
【実施例】図1〜図14を参照して本願発明のいくつか
の実施例を説明すると、図1〜図5には第1実施例、図
6には第2実施例、図7〜図9には第3実施例、図10
には第4実施例、図11〜図12には第5実施例、図1
3には第6実施例、図14には第7実施例、の漉し器が
それぞれ示されている。尚、この各実施例の漉し器は、
主としてコーヒー粉からコーヒーを抽出する場合のコー
ヒーフィルターとして使用されるものであり、この漉し
器を直接コーヒーカップCの上に載置して使用し得るよ
うに構成されている。
【0034】まず、第1〜第7の各実施例の漉し器にお
ける共通部分について説明すると、これらの漉し器Y1
〜Y7は、中央部付近にコーヒー粉等の被抽出物投入用
の開口部3を設けた台紙1の裏側に、該開口部3を囲繞
する如くして漉紙袋2の外周縁部22を止着(接着部1
0)して構成されている。
【0035】各実施例における漉し器の台紙1は、一辺
が87mm程度のほぼ正方形状の外形を有している。台紙
1の材料としては、例えば適度の柔軟性と剛性とを有す
る厚紙やプラスチック製の薄板等が使用可能である。
又、台紙1の中央部に形成される開口部3は、四角形
(長方形、正方形等)や円形等の適宜の形状が採用可能
であるが、コーヒー粉等の被抽出物を容易に投入し得る
程度の面積(例えば直径が50mm程度)が必要である。
【0036】漉紙袋2の材料としては、透水性を有する
不織布が採用されている。漉紙袋2の外周縁部22と台
紙1とは、熱溶着によって接着させている。尚、漉紙袋
2の外周縁部22と台紙1とは接着剤を使用して接着さ
せてもよい。
【0037】又、台紙1における開口部3を挟む位置に
は、一対の折線4,4(各側2本で合計4本ある)を形
成して、台紙1における各折線部分よりそれぞれ外側部
分を支持脚片5,5としている。この各折線4,4は、
後述する開口部形成工程T1において押型によって形成
される。尚、この各折線4,4は、台紙1を正確な位置
で且つ容易に折曲するためのものである。
【0038】各実施例の漉し器は、製作完了状態では台
紙1の全面が平面状態で且つ漉紙袋2が台紙裏面側に折
畳まれていて、全体として薄板状になっているが、使用
時には図3、図9、図12に示すように各支持脚片5,
5を漉紙袋2側に例えば角度70〜90°程度折曲させ
れば、各支持脚片5,5で漉し器を自立させることがで
きるようになっている。又、そのとき、折畳まれていた
漉紙袋2は、容器状に膨らませることができるようにな
っている。
【0039】各支持脚片5,5のそれぞれ外端縁(折曲
状態では下端縁となる)51,51は、凹凸のない直線
状に形成している。尚、支持脚片5の外端縁51は、直
線状に形成するのが好ましいが、図16の従来例の如
く、最終製品を帯状台紙1Aから打抜いて成形するよう
にした製造方法(回転ロールの外周面に設けた刃物で打
抜かれる)を採用した場合には、該支持脚片外端縁5
1,51をゆるやかな円弧状にする方が切断し易くな
る。
【0040】又、各支持脚片5,5を各折線4,4部分
で使用位置まで折曲し且つ漉紙袋2を容器状に膨らませ
た状態では、例えば図4及び図5に示すように、漉紙袋
2の下面24が各支持脚片5,5の下端縁51より適宜
長さだけ下方に突出するようにしている。尚、容器状に
膨らませた漉紙袋2の水平方向外形は、コーヒーカップ
Cの口径より小さくなるように設計されている。
【0041】第1〜第7実施例の各漉し器では、例えば
図2、図6、図8、図10に示すように、連続して製造
される。即ち、図示しない台紙ロールから連続して繰り
出される帯状台紙1Aと、同じく図示しない漉紙ロール
から連続して繰り出される帯状漉紙2Aとを使用してお
り、次に示すようにして連続製造される。尚、帯状台紙
1Aの片面(繰り出し時の上面)には、加熱することに
よって接着作用を発揮する熱溶融樹脂をコーティングし
ている。又、帯状漉紙2Aの片面(帯状台紙1Aに接合
する面)にも、加熱することによって接着作用を発揮す
る熱溶着性をもたせている。
【0042】帯状台紙1A側においては、開口部形成工
程T1において、該帯状台紙1Aに等間隔(製品長さと
なる87mm間隔)をもって順次開口部3を形成するとと
もに折線4(合計4本)も同時に型押し成形する。他
方、帯状漉紙2Aは、その幅方向中央部において予め図
示しない幅折り装置で折畳まれている。尚、帯状漉紙2
Aにおける折畳んだ状態での幅は帯状台紙1Aの幅より
やや小さくなるようにしている(例えば台紙幅が87mm
であるのに対して折畳み漉紙21の幅が73mm程度とな
るようにしている)。
【0043】そして、重合工程T2において、折畳まれ
た帯状漉紙2Aを帯状台紙1A上に重合させ、次に熱接
着工程T3において、帯状漉紙2Aと帯状台紙1Aとを
開口部3の外周縁部から適宜幅だけ外方に離間した位置
において熱圧着により四角形の枠状(幅4mm程度)に接
着(符号10で示すハッチング部分)させる。この熱接
着工程T3では、図示例のように各接着部10を重合帯
状体Xの長さ方向に順次連続させてもよく、あるいは各
製品区分ごとに間欠的に四角形の枠状に接着させるよう
にしてもよい。又、各接着部10を重合帯状体Xの長さ
方向に連続させる場合には、重合帯状体Xの幅方向に向
く接着部10aの幅を両サイドの接着部10bの幅より
約2倍程度まで広くするとよい。
【0044】続いて、製品切り離し工程T4において、
接着済の重合帯状体Xを順次製品寸法(87mm)づつ切
断することによって、連続して製品(漉し器)を製造す
る。尚、この製品切り離し時には重合帯状体Xの幅方向
に向く接着部10aのちょうど中間部を切断するように
する。
【0045】このようにして製作された漉し器(Y1
7)では、例えば図3、図9、図12に示すように、
台紙1の各折線4,4部分で各支持脚片5,5をそれぞ
れ漉紙袋2側に折曲した後、漉紙袋2を容器状に膨らま
せるだけで使用状態に成形できる。そして、この漉し器
を使用するときには、使用状態に成形した漉し器を、漉
紙袋2部分がカップCの口縁Ca内に対応するようにし
て該カップ口縁Ca上に載置する。そのとき、各支持脚
片5,5の下端縁51,51がそれぞれカップ口縁Ca
上に載置されて、漉し器が自立する。そして、開口部3
から漉紙袋2内にコーヒー粉等の被抽出物を投入した
後、該開口部3から注湯すれば該被抽出物から抽出され
たコーヒー等の抽出液体が漉紙袋2で漉されてカップC
内に流下・収容されるようになる。
【0046】ところで、これらの漉し器(Y1〜Y7)で
は、各支持脚片5,5の外端縁(下端縁)51,51が
凹凸のない直線状に形成されているために、漉し器をカ
ップ口縁Ca上に載置した状態において各支持脚片5,
5のみでは漉し器の水平移動を規制する作用はない。と
ころが、漉紙袋2を膨らませた状態では、該漉紙袋2の
下面24が各支持脚片5,5の下端縁51,51より下
方に突出しているために、漉し器をカップ口縁Ca上に
セットしたときに、例えば図4及び図5に示すように該
漉紙袋2の下部25がカップ口縁Caの上面高さより所
定深さまで差し込まれた状態になる。このように、漉紙
袋2の下部25がカップ口縁Ca内に差し込まれている
と、漉し器全体がカップ口縁上で水平移動したときに、
カップ口縁Ca内に差し込まれている漉紙袋2の下部2
5の外側面がカップ口縁Caの内面に当接して、それ以
上の水平移動を規制するようになり、各支持脚片5,5
に凹凸等による水平移動規制構造を採用しなくても、漉
し器がカップ口縁上から不用意に脱落するのを防止し得
るようになる。
【0047】このように、カップ口縁Ca内に差し込ま
れる漉紙袋2の下部25で漉し器の水平移動を規制し得
るようにすると、各支持脚片5,5の下端縁51,51
を上記のように直線状に形成(裁断)しても何ら差し支
えがなく、従って台紙1の形状を簡単にできるととも
に、各支持脚片5,5の下端縁51,51にカップ口縁
係止用の突出片を形成していた従来の漉し器(図15)
に比して該突出片形成用として必要な部分の台紙材料が
節約できる。例えば、これらの実施例の漉し器(Y1
7)では、製品1つについて必要とする台紙材料の面
積が87mm×87mm=7,569mm2であるのに対して、図1
5〜図18に示す従来例の漉し器Zでは、製品1つにつ
いて必要とする台紙材料の面積が100mm×137mm=
13,700mm2となり、本願の漉し器の台紙材料が従来の漉
し器の台紙材料に比して約55%となって台紙材料を節
約できる。
【0048】又、これらの漉し器(Y1〜Y7)によれ
ば、使用時に単にカップ口縁Ca上に載せるだけでセッ
トでき、従来(図15〜図18)の突出片を設けたもの
のようにカップ口縁上にセットする際の突出片係止作業
が不要となる。
【0049】次に、各実施例の個別部分について説明す
る。
【0050】図1〜図5に示す第1実施例の漉し器Y1
では、台紙1の開口部3は完全に打抜いて形成してい
る。即ち、図2に示すように開口部形成工程T1では、
台紙1から開口部3用の打抜き片3aが分離される。
尚、この場合、該打抜き片3aが製造ライン中に咬み込
むのを防止するために、該打抜き片3aをバキューム装
置で邪魔にならない位置まで吸引・排除するようにする
とよい。
【0051】図6に示す第2実施例では、製品Y2の台
紙1の4隅をそれぞれ円弧状のアール部11としてい
る。この第2実施例では、まず開口部形成工程T1にお
いて、帯状台紙1Aにおける製品切り離し予定位置の両
サイド部分に順次アール部形成用の小片切除作業を行
う。尚、切除された小片11aは、図示しないバキュー
ム装置で吸引される。そして、重合工程T2及び熱接着
工程T3を経て製品切り離し工程T4において重合帯状体
Xの小片切除部分を幅方向に切断することにより、4隅
にアール部11つきの漉し器Y2を製造するようにして
いる。このように、漉し器の4隅にアール部11を形成
すると、取り扱い時に手が台紙1の角部に当たっても接
触感覚がさほど悪くならない。
【0052】図7〜図9に示す第3実施例の漉し器Y3
では、製造状態において台紙1に形成される開口部3を
蓋板6で閉塞している。この第3実施例では、該蓋板6
は、開口部3の全面積と同じ面積を有しており、さらに
該蓋板6は一方の支持脚片5に一体に連設している。即
ち、図8に示す開口部形成工程T1において、帯状台紙
1Aにおける開口部3を形成すべき位置に、一方の支持
脚片5が形成される側の一辺を残して残りの三辺に連続
する切断線12を形成して、その内部に蓋板6を形成す
るようにしている。
【0053】又、この第3実施例では、図8に示す製造
過程において、開口部形成工程T1に先立って帯状台紙
1Aの蓋板形成予定位置に印刷による表示61を施すよ
うにしている(印刷表示工程T5)。即ち、この第3実
施例では、開口部形成工程T1に先立って印刷表示工程
5を組み込み、該印刷表示工程T5において帯状台紙1
Aにおける蓋板形成予定位置の表裏両面に予め印刷によ
る表示61を施すようにしている。尚、この印刷による
表示61は蓋板形成予定位置の表裏いずれかの片面のみ
に形成してもよい。この表示61は、宣伝用の文字や適
宜のキャラクター等の図形等を採用できる。
【0054】この第3実施例の漉し器Y3では、図8に
示すように、その製造過程において開口部形成時に台紙
材料の打抜き部分が発生しないので、この漉し器Y3
製造する製造機には、打抜き片を吸引するためのバキュ
ーム装置が不要となるとともに、打抜き片廃棄の手間が
省ける。又、図7に示す漉し器Y3では、図9に示すよ
うに支持脚片5,5を折線4,4部分において下方に折
曲することにより、蓋板6部分を自動的に立ち起こすこ
とができるようになっているので、開口部3を開放させ
るために特別の蓋板開放操作は不要となる。尚、蓋板6
の裏面に表示(印刷)61を施しておけば、蓋板6を立
ち起こしたときに裏面側の表示61も見えるようにな
り、漉し器使用時においても表示効果が発生する。この
蓋板6は、本来打抜いて廃棄されるものであるが、漉し
器をカップ口縁Ca上にセットする際、あるいは使用後
において漉し器を捨てる際等にツマミとして有効利用で
きる。尚、図9に示す使用状態において、蓋板6が開口
部3の上方に立ち起こされているが、被抽出物投入時あ
るいは注湯時に該蓋板6がさほど邪魔になることはな
い。
【0055】図10に示す第4実施例の漉し器Y4は第
3実施例の表示61の変形例を示しており、この第4実
施例の漉し器Y4では、蓋板6部分にシール材を貼着す
ることによる表示62を施している。この表示62(シ
ール材貼着)は、第3実施例の場合(印刷による表示6
1)と同様に、開口部形成工程T1に先立ってシール材
貼着工程T6を組み込んで、帯状台紙1Aの蓋板形成予
定部分にシール材を貼着するようにしている。尚、この
シール材貼着による表示62も、蓋板6の少なくとも表
裏片面に設ければよい。
【0056】図11〜図12に示す第5実施例の漉し器
5では、開口部3を閉塞する蓋板部分にH状の切断線
13を形成して該蓋板部分をそれぞれ長方形状に2分割
し、その各分割蓋板6,6を各側の支持脚片5,5にそ
れぞれ一体に連設している。この第5実施例の漉し器Y
5も、図12に示すように各支持脚片5,5を下方に折
曲させることにより、各分割蓋板6,6をそれぞれ自動
的に立ち起こすことができるようになっている。
【0057】図13に示す第6実施例の漉し器Y6、及
び図14に示す第7実施例の漉し器Y7は、それぞれ第
5実施例における分割蓋板の変形例を示している。
【0058】図13に示す第6実施例の漉し器Y6
は、蓋板部分にZ状り切断線14を形成して該蓋板部分
をそれぞれ三角形状に2分割し、該各分割蓋板6,6の
一辺をそれぞれ各側の支持脚片5,5に一体に連設して
いる。そして、各支持脚片5,5を鎖線図示(符号
5′)するようにそれぞれ下方に折曲したときに各分割
蓋板6,6が鎖線図示(符号6′)するように自動的に
立ち起こされるようになっている。
【0059】又、図14に示す第7実施例の漉し器Y7
では、分割蓋板6,6として切断線15により魚(一例
である)をモチーフした形状に裁断するとともに、該各
分割蓋板6,6の少なくとも片面に魚の絵柄を印刷して
いる。尚、この図14の漉し器Y7も、図13のものと
同様に各支持脚片5,5を鎖線図示(符号5′)するよ
うにそれぞれ下方に折曲したときに各分割蓋板6,6が
鎖線図示(符号6′)するように自動的に立ち起こされ
るようになっている。このように、蓋板(分割蓋板)6
を図案化させると、使用時に楽しさを付与できる。
【0060】尚、上記各実施例では、帯状台紙1Aとし
て、最終製品幅(87mm)のものを使用しているが、他
の実施例では、製品を連続製造する際に、図16の従来
例の如く、最終製品幅よりやや広幅(例えば幅が100
mm)の帯状台紙を使用し、該広幅の帯状台紙から両サイ
ドに僅かな幅だけ残して最終製品を打抜くようにしても
よい。このように最終製品を打抜きによって成形する場
合には、回転ロールの外周面に刃物を形成した刃物ロー
ルで帯状台紙から順次製品を打抜くようにすると効率が
よいが、このように刃物ロールを回転させながら切断す
る場合には、製品台紙における支持脚片5,5側の外端
縁51,51をゆるやかな円弧状に切断する方が容易と
なる。この場合、打抜かれる前後の製品間に僅かな幅
(例えば2〜6mm程度)の連結片を残す必要があるが、
この連結片の幅は、支持脚片外端縁51に凹凸部がない
ので、図16の従来例に示す突出片形成用の幅L2(3
6mm)より大幅に短くできる。従って、このように最終
製品を打抜きによって成形する場合には台紙材料が若干
幅だけ無駄になるが、図16に示す従来例のものに比し
て台紙材料の無駄部分を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施例にかかる漉し器の斜視図
である。
【図2】図1の漉し器の製造工程図である。
【図3】図1の漉し器の使用状態を示す斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】本願発明の第2実施例にかかる漉し器の製造工
程図である。
【図7】本願発明の第3実施例にかかる漉し器の斜視図
である。
【図8】図7の漉し器の製造工程図である。
【図9】図7の漉し器の使用状態を示す斜視図である。
【図10】本願発明の第4実施例にかかる漉し器の製造
工程図である。
【図11】本願発明の第5実施例にかかる漉し器の斜視
図である。
【図12】図11の漉し器の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図13】本願発明の第6実施例にかかる漉し器の斜視
図である。
【図14】本願発明の第7実施例にかかる漉し器の斜視
図である。
【図15】従来の漉し器の斜視図である。
【図16】図15の漉し器の製造工程図である。
【図17】図15の漉し器の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図18】図17のD−D断面図である。
【符号の説明】 1は台紙、2は漉紙袋、3は開口部、4は折線、5は支
持脚片、6は蓋板、10は接着部、22は外周縁部、2
4は下面、51は外端縁、61は印刷による表示、62
はシール材貼着による表示である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部付近にコーヒー粉等の被抽出物投
    入用の開口部(3)を設けた台紙(1)の裏側に、前記
    開口部(3)を囲繞する如くして漉紙袋(2)の外周縁
    部(22)を止着する一方、前記台紙(1)における前
    記開口部(3)を挟む位置に一対の折線(4,4)を形
    成して、該各折線(4,4)部分よりそれぞれ外側の台
    紙部分をそれぞれ支持脚片(5,5)とし得るようにし
    た漉し器であって、前記各支持脚片(5,5)のそれぞ
    れ外端縁(51,51)は、凹凸のない形状に形成する
    とともに、前記台紙(1)を前記各折線(4,4)部分
    で使用位置まで折曲し且つ前記漉紙袋(2)を膨らませ
    た際に、該漉紙袋(2)の下面(24)が前記各支持脚
    片(5,5)の外端縁(51,51)より下方に突出す
    るように設定したことを特徴とする漉し器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の漉し器において、一方又
    は両方の支持脚片(5,5)に台紙(1)の開口部
    (3)を閉塞する蓋板(6)を一体に連設し、前記支持
    脚片(5)を折線(4)部分で折曲したときに前記蓋板
    (6)が支持脚片(5)の平面部延長方向に立ち起こさ
    れて開口部(3)が開放されるようにしたことを特徴と
    する漉し器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の漉し器において、蓋板
    (6)における表面又は裏面の少なくとも一方に印刷又
    はシール材貼着等による表示(61,62)を施したこ
    とを特徴とする漉し器。
JP6100040A 1994-05-13 1994-05-13 漉し器 Pending JPH07303567A (ja)

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Cited By (3)

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