JP2001112628A - 抽出器 - Google Patents

抽出器

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JP2001112628A
JP2001112628A JP29200599A JP29200599A JP2001112628A JP 2001112628 A JP2001112628 A JP 2001112628A JP 29200599 A JP29200599 A JP 29200599A JP 29200599 A JP29200599 A JP 29200599A JP 2001112628 A JP2001112628 A JP 2001112628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
cup
wrap
lid
coffee
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29200599A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunemasa Asai
経正 浅井
Takashi Shobu
隆 菖蒲
Masami Fukumoto
正美 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP29200599A priority Critical patent/JP2001112628A/ja
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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーヒーの抽出時に事前に必要とする品数を
最小限に抑え、且つ抽出時における手間を少なくしたも
のである。 【解決手段】 カップ1の上部にコーヒー粉Cを収容し
たフィルター7を備えた抽出ユニット4を重合し、前記
抽出ユニットをカップに重合した状態でラップにより一
体化品としたものにおいて、フィルターの上部に切り目
を入れた蓋部12と、この蓋部に重合するラップ13と
を接着固定した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカップの上部にコー
ヒー粉を収容したフィルターに注湯してコーヒー液を抽
出するようにした抽出器に関する。
【0002】
【従来の技術】簡単でスピーディに美味しくて風味のあ
るコーヒーを抽出する方法としてドリップ式がある。
【0003】この方法は最も手軽であり、且つ抽出後の
フィルターの掃除に手間がかからず家庭用として多く利
用されている。
【0004】最近は、さらに抽出後のフィルターを可燃
物として廃棄するようにした特公昭63−52888号
公報に示される使い捨て式のものが商品化された。
【0005】この使い捨て式のフィルターは、予め所定
量のコーヒー粉を収納した通水性の袋部を紙製のホルダ
ーによって固定し、外側を包装材により被包したもの
で、その使用方法は包装材を取り外した後にフィルター
の上部を引き裂いてコーヒー粉をむき出し状態としカッ
プの上部周縁に載置する。
【0006】その後、熱湯をフィルターの上方からコー
ヒー粉に注いで抽出するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の様な観点からす
れば確かにコーヒーの抽出やフィルターの処理が簡単で
あるが、抽出時にはフィルターとカップとを別々に準備
する必要があり煩しいと共に、抽出作業が簡単であると
言えどもフィルターの包装材を取り除くこととフィルタ
ーの上部を引き裂く作業が必要となる。
【0008】換言すれば、抽出後には廃棄する材料に多
くの手をかけて抽出作業を行っており不合理でもある。
【0009】本発明は、コーヒーの抽出時に事前に必要
とする品数を最小限に抑え、且つ抽出時における手間を
省くものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、抽出液を溜め
るカップと、このカップの上部側壁と重合しコーヒー粉
を収容するフィルターを備えた抽出ユニットと、前記抽
出ユニットとカップの一体化品を包装するラップとを有
し、前記フィルターの上部に切り目を入れた蓋部を形成
すると共に、前記蓋部と該蓋部の上方に重合するラップ
とを接着固定したものである。
【0011】また、前記フィルター上部の蓋部の直径
は、フィルター内に収納した規定量のコーヒー粉の周縁
の直径と略同寸法に設定したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の抽出器の全体断面図、図2は
同じく抽出ユニットとカップの重合状態を示す拡大図、
図3は同じくフィルターの上部外観斜視図、図4は同じ
くラップの取り外し時の動作説明図である。
【0013】(1)は下部から上部に向って拡開する側
壁(2)を設け、その上部周縁にカーリング部(3)を
形成した紙製のカップ、(4)は前記カップの側壁
(2)の上部と重合する側壁(5)を有したサポーター
(6)とコーヒー粉を収納するフィルター(7)を有し
た抽出ユニットで、フィルター(7)の内側には通水性
で円を描くような切り目(8)を入れた上材(9)と、
同じく通水性で該上板の下方にあり中央側を下向きに垂
設した袋部(10)を有する下材(11)とから構成
し、前記袋部(10)には抽出したカップ一杯のコーヒ
ー液を得るに必要な規定量のコーヒー粉(c)を収納し
ている。
【0014】前記切り目(8)は、例えば切り口が僅か
に見える程度の細かなものであり、図2に示す様に直径
(D)は前記袋部(10)に収納したコーヒー粉の周縁
の直径(H)と略同寸法に設定し蓋部(12)を形成す
る。
【0015】(13)は前記サポーター(6)の側壁
(5)をカップ(1)の側壁上部に重合して一体化品と
したものを外側から被包したポリエチレンフィルムの様
なラップで、図2に示す様に蓋部(12)の上方に重合
する被包部(14)は接着剤により前記蓋部(12)と
接着固定している。
【0016】このラップ(13)と蓋部(12)の接着
固定により接着部分を除く上材(9)の周辺上部とラッ
プ(13)との間は空気層(A)の領域が少なくなり湿
気がこもらない。
【0017】次にコーヒーを抽出する場合について述べ
る。始めに一体化品を被包しているラップ(13)を下
部から剥がし、引き剥し後の端を持って図4に示す様に
上方に引き上げると、ラップ(13)に接着固定してい
る蓋部(12)がラップ(13)の引き剥しと同時に切
り目(8)から引き裂かれてフィルター(7)の上部に
コーヒー粉(C)が露出する孔(14)が形成する。
【0018】この廃棄物となるラップ(13)の引き剥
しにより同じく廃棄物となる蓋部(12)とが一つの作
業で同時に取り除かれそのままゴミ箱等に捨てる。
【0019】蓋部とラップの接着固定は必ずしも接着剤
を用いる必要はなく、例えば両面テープで貼り合わせて
もよい。
【0020】また、切り目は円形に形成しているものの
蓋部の引き剥しを簡単にするためにジグザグ状に切り込
んで円形を形成するようにしてもよい。
【0021】このジグザグ状の切り目は、ラップをどの
方向から引き剥しても切り目の引き剥し始めの部分が無
理なくスムースに剥れ始める。
【0022】
【発明の効果】以上の様に本発明は、カップに重合する
抽出ユニットのフィルターの上部に切り目を入れた蓋部
を形成し、カップと抽出ユニットとをラップによって包
装した一体化品とし、前記蓋部とラップとを接着固定し
たものであるから、コーヒーを抽出する場合には一体化
品と湯があればよく、何品も事前に準備する必要がなく
簡単に抽出できる。
【0023】一体化品はラップによって被包されている
ため、湿気やホコリが入ることがないと共に扱いが簡単
となる。
【0024】特に、コーヒーの抽出時にはラップを取り
外す作業と同時に蓋部が取り除かれるため、作業が少な
くて済むのは勿論のこと不要となるものを同時に処分が
でき手間がかからず、即時に抽出作業に入ることができ
る。
【0025】また、フィルター上部の蓋部の直径はフィ
ルター内に収納した規定量のコーヒー粉の周縁の直径と
略同寸法に設定したものであるから、蓋部を取り除いた
フィルターの上部から注がれる湯はコーヒー粉の全領域
に行きわたりムラなくコーヒー粉を使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の抽出器の全体断面図である。
【図2】同じく抽出ユニットとカップの重合状態を示す
拡大図である。
【図3】同じくフィルターの上部外観斜視図である。
【図4】同じくラップの取り外し時の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
1 カップ 2 側壁 4 抽出ユニット 5 側壁 7 フィルター 8 切り目 10 袋部 12 蓋部 13 ラップ C コーヒー粉
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月29日(1999.11.
29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菖蒲 隆 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 福本 正美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4B004 AA03 BA22 BA26 BA42 CA17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抽出液を溜めるカップと、このカップの
    上部側壁と重合しコーヒー粉を収容するフィルターを備
    えた抽出ユニットと、前記抽出ユニットとカップの一体
    化品を包装するラップとを有し、前記フィルターの上部
    に切り目を入れた蓋部を形成すると共に、前記蓋部と該
    蓋部の上方に重合するラップとを接着固定したことを特
    徴とする抽出器。
  2. 【請求項2】 前記フィルター上部の蓋部の直径は、フ
    ィルター内に収納した規定量のコーヒー粉の周縁の直径
    と略同寸法に設定したことを特徴とする請求項1に記載
    の抽出器。
JP29200599A 1999-10-14 1999-10-14 抽出器 Pending JP2001112628A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29200599A JP2001112628A (ja) 1999-10-14 1999-10-14 抽出器

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JP29200599A JP2001112628A (ja) 1999-10-14 1999-10-14 抽出器

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JP2001112628A true JP2001112628A (ja) 2001-04-24

Family

ID=17776305

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JP29200599A Pending JP2001112628A (ja) 1999-10-14 1999-10-14 抽出器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022051635A (ja) * 2020-09-21 2022-04-01 正 泳 李 コーヒードリップバッグ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022051635A (ja) * 2020-09-21 2022-04-01 正 泳 李 コーヒードリップバッグ
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