JPH07303305A - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JPH07303305A
JPH07303305A JP9266194A JP9266194A JPH07303305A JP H07303305 A JPH07303305 A JP H07303305A JP 9266194 A JP9266194 A JP 9266194A JP 9266194 A JP9266194 A JP 9266194A JP H07303305 A JPH07303305 A JP H07303305A
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JP
Japan
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box body
plate
facing plate
bottom plate
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JP9266194A
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English (en)
Inventor
Yuji Hirai
雄二 平井
Atsushi Nakamoto
篤志 中本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接地作業をし易くする。 【構成】 上下方向に配設した底板101 の上下両縁及び
左右両側縁から上下対向板102,103 及び側方対向板104,
105 をそれぞれ立設して箱型に形成され内部に機器20,2
1 が配設される箱体1 と、その箱体1 の開口部を塞ぎ得
るよう開閉自在に取着された蓋体3 と、箱体1 の内方面
に取着して接地される接地部材12と、を備えた分電盤に
おいて、接地部材12は、下方対向板103 又はその下方対
向板103 の周縁近傍に位置する側方対向板104,105 の少
なくとも一方に取着された構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーカ等を配設する
分電盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分電盤の第1例として、
上下方向に配設した底板の上下両縁及び左右両側縁から
上下対向板及び側方対向板をそれぞれ立設して内部に機
器が配設される箱体と、その箱体の開口部を塞ぎ得るよ
う開閉自在に取着された蓋体と、箱体の底板の内方面に
取着して接地される接地部材と、を備えたものがある。
【0003】このものは、箱体の底板の内方面に取着さ
れた接地部材に機器から配線された電気設備を接続し
て、その電気設備を安全な状態で設置するものである。
【0004】また、この種の分電盤の第2例として、上
下方向に配設した底板の上下両縁及び左右両側縁から上
下対向板及び側方対向板をそれぞれ立設して内部に機器
が配設される箱体と、その箱体の開口部を塞ぎ得るよう
開閉自在に取着された蓋体と、箱体の外方へ向かって導
出される導電性を有した導出部材が接続されるものであ
って箱体の底板下部の内方面中央近くに取着して接地さ
れる接地部材と、を備えたものがある。
【0005】このものは、箱体の底板下部の内方面中央
近くに取着された接地部材に機器から配線された電気設
備を接続して、その電気設備を安全な状態で設置するも
のであり、さらに、接地部材に接続されて箱体の外方へ
導出される導電性を有した導出部材を連設された接地し
ていない分電盤の接地部材に接続すると、その連設され
た分電盤に配設された機器から配線された電気設備も安
全な状態で接地される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した第1従来例に
あっては、接地部材が箱体の底板の内方面に取着されて
いるから、箱体の内部に機器を配設した状態では、接地
作業の一つであるところの接地部材に電気設備を接続す
る作業に手間がかかり、接地作業がし易いものとはいえ
ない。
【0007】上記した第2従来例にあっては、接地部材
が箱体の底板下部の内方面中央近くに取着されているか
ら、連設された分電盤の接地端子に接続する導出部材の
長さを長くしなければならず、接地作業の一つであると
ころの接地部材間を導出部材で接続する作業に手間がか
かり、接地作業がし易いものとはいえない。
【0008】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、接地作業がし易い分電盤
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、上下方向に配設した底
板の上下両縁及び左右両側縁から上下対向板及び側方対
向板をそれぞれ立設して内部に機器が配設される箱体
と、その箱体の開口部を塞ぎ得るよう開閉自在に取着さ
れた蓋体と、箱体の内方面に取着して接地される接地部
材と、を備えた分電盤において、前記接地部材は、前記
下方対向板又はその前記下方対向板の周縁近傍に位置す
る前記側方対向板の少なくとも一方に取着された構成と
している。
【0010】また、請求項2記載のものは、上下方向に
配設した底板の上下両縁及び左右両側縁から上下対向板
及び側方対向板をそれぞれ立設して内部に機器が配設さ
れる箱体と、その箱体の開口部を塞ぎ得るよう開閉自在
に取着された蓋体と、箱体の外方へ向かって導出される
導電性を有した導出部材が接続されるものであって箱体
の内方面に取着して接地される接地部材と、を備えた分
電盤において、前記接地部材は、前記側方対向板に取着
されてなるか又は側方対向板の周縁近傍に位置する前記
上下対向板若しくは前記底板の少なくとも一方に取着さ
れて構成としている。
【0011】また、請求項3記載のものは、請求項1又
は2記載のものにおいて、前記箱体を形成する底板、上
下対向板、側方対向板のいずれか2つが隣り合って形成
される角部の少なくとも1つに箱体を補強する補強部材
が設けられた構成としている。
【0012】
【作用】請求項1記載のものによれば、接地部材は、箱
体の下方対向板又はその下方対向板の周縁近傍に位置す
る側方対向板の少なくとも一方に取着され、従来例のよ
うに箱体の底板の内方面に取着されていないから、箱体
の内部に機器を配設した状態でも、接地作業の一つであ
るところの接地部材に機器から配線された電気設備を接
続する作業が容易になる。
【0013】請求項2記載のものによれば、接地部材
は、側方対向板に取着されているか又は側方対向板の周
縁近傍に位置する上下対向板若しくは底板の少なくとも
一方に取着され、従来例のように箱体の底板下部の内方
面中央近くに取着されていないから、連設された分電盤
の接地端子に接続する導出部材の長さを短くすることが
でき、接地作業の一つであるところの接地部材間を導出
部材で接続する作業が容易になる。
【0014】請求項3記載のものによれば、箱体は、箱
体を形成する底板、上下対向板、側方対向板のいずれか
2つが隣り合って形成される角部の少なくとも1つに補
強部材が設けられているから、箱体が補強されることと
なり、風等の外力で接地部分が変位することがなくな
る。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図4に基づいて
以下に説明する。
【0016】この分電盤は、箱体1 、補強部材2 、外蓋
(蓋体)3 、突張部材4 、中蓋5 、中蓋支持部材6 、中
蓋保持部材7 、被冠部材8 、フレーム9 、フレーム支持
部材10、保持部材11、接地部材12より構成されている。
【0017】箱体1 は、金属材料よりなり、底板101 、
上下対向板102,103 、側方壁板104,105 を有して形成さ
れている。詳しくは、長方形の底板101 は、上下方向に
配設されるものであって、上下両縁から上下対向板102,
103 がそれぞれ立設され、左右両側縁から側方対向板10
4,105 がそれぞれ立設して箱型に形成されている。その
底板101 及び4つの対向板102,103,104,105 は、補強部
材2 を介して強く結合され、開口部106 が形成されてい
る。
【0018】そして、上方対向板102 は、開口縁よりも
少し底板101 よりで側方対向板104,105 の間の略中央に
中蓋保持部材7 を取着する取着部102aが6ヶ所設けられ
ている。
【0019】また、下方対向板103 は、側方壁板104,10
5 よりの開口縁にそれぞれ6個の第1貫通孔103aが設け
られている。また、下方対向板103 は、開口縁よりも少
し底板101 よりで側方対向板104,105 の間の略中央に中
蓋保持部材7 を取着する取着部103bが6ヶ所設けられて
いる。
【0020】また、側方対向板104,105 は、上方対向板
102 よりに第2貫通孔104a,105a がそれぞれ一列に設け
られている。さらに、右の側方対向板105 は、その開口
部106 よりに外蓋3 を開閉自在に支持する支持部105bが
設けられている。
【0021】補強部材2 は、金属材料により、一方及び
他方片を有した断面略L字状に形成され、配設状態は詳
しく後述するが、上方対向板102 及び側方対向板104,10
5 により形成される角部に配設されるものには、箱体1
の第2貫通孔104a,105a と重合する貫通孔2a,2a が設け
られている。補強部材2 は、底板101 及び前述した4つ
の対向板102,103,104,105 により形成されるそれぞれの
角部に配設される。さらに詳しくは、補強部材2 は、そ
の一方及び他方片が隣り合う2つのものにそれぞれ重合
するよう配設される。
【0022】外蓋(蓋体)3 は、金属材料により、長方
形の底板の四周縁にそれぞれ壁板を配した浅い箱型に形
成され、その長手方向に平行な一方の壁板には前述した
箱体1 の右の側方対向板105 の支持部105bに開閉自在に
支持される支持部3aが設けられている。また、外蓋3
は、その短手方向に平行な一方の壁板の両端に貫通孔状
の係止部3bがそれぞれ設けられている。さらに、外蓋3
は、その底板において長手方向に平行な他方の壁板の近
くに、開閉するときに操作されるとともに閉められた状
態で箱体1 に係合するハンドル3cが設けられている。
【0023】突張部材4 は、金属材料により、両端部が
直角に折曲された丸棒状に形成され、その両端部の折曲
部分が、箱体1 の第1貫通孔103a及び外蓋3 の貫通孔状
の係止部3bにそれぞれ挿入されて係止した状態で突っ張
ると、外蓋3 が開いた状態で保持される。また、突張部
材4 は、その一端部の係止する第1貫通孔103aを替える
と、突っ張る状態が変わるから開いて保持される角度が
変わるようになる。
【0024】中蓋5 は、側方対向板103,104 の間に互い
に隣接する2つの蓋部材51でなっており、その蓋部材51
は、金属材料により、それぞれ略長方形状に形成されて
いる。それぞれの蓋部材51は、中蓋支持部材6 の後述す
る支持部6aに開閉自在に支持され、閉じたときには、フ
レーム9 に配設されるメインブレーカ(機器)20, 及び
分岐ブレーカ21(機器)のそれぞれの操作部20a,21a が
突出した状態になり、さらに閉じたときにはねじ状の保
持部51a が中蓋保持部材7 の後述する保持部7bに保持さ
れる。
【0025】中蓋支持部材6 は、金属材料よりなり、突
起状の支持部6aが設けられ、箱体1の下方対向板103 に
おいて、その取着部103bより側方対向板104,105 に近い
ところにそれぞれ取着されている。
【0026】中蓋保持部材7 は、金属板材により、中央
片及び両対向片を有した略コ字状に形成され、両対向片
には貫通孔状の被取着部7aが1つずつ設けられ、中央片
において両対向片よりのところには、ねじ孔状の保持部
7bが設けられている。この中蓋保持部材7 は、2つ設け
られているから、被取着部7aが両対向片にそれぞれ2つ
ずつ設けられていることになり、従って、箱体1 の上下
対向板102,103 にそれぞれ6ヶ所ずつ設けられた取着部
102a,103b は、この被取着部7aよりも数が多くなってい
る。
【0027】被冠部材8 は、金属材料により、長方形の
基板8aの四周縁に2つの台形の側板8b及び大小1つずつ
の長方形の側板を配した断面台形の箱状に形成され、そ
の台形の側板8bが箱体1 の側方対向板103,104 の第2貫
通孔103a,103a に対面する状態で、箱体1 の上方対向板
102 に被冠される。
【0028】フレーム9 は、金属板材により、中央片及
び両対向片を有した断面略コ字状に形成され、その両対
向片の先端がそれぞれ遠ざかる方向へ延設されている。
また、フレーム9 は、その中央片にメインブレーカ(機
器)20及び複数個の分岐ブレーカ(機器)21が配設さ
れ、その両対向片の延設部分がフレーム支持部材10にね
じ止め等で支持される。
【0029】フレーム支持部材10は、金属材料により、
フレーム当接材10a とフレーム取着材10b とボルト10c
とナット10d とを有してなっている。フレーム当接材10
a は、中央片及び両対向片を有して断面略コ字状に形成
され、その中央片にボルト孔(図示せず)が設けられて
いる。フレーム取着材10b は、中央片及び両対向片を有
して断面略コ字状に形成され、その中央片にはフレーム
9 がねじ止め等で取着され、その両対向片の先端がそれ
ぞれ遠ざかる方向へ延設されている。また、フレーム取
着材10b は、その中央片にボルト孔(図示せず)が設け
られており、その延設部分にねじ等の取着部(図示せ
ず)が設けらている。そして、フレーム当接材10a 及び
フレーム取着材10b は、それぞれのボルト孔にボルト10
c を通してからナット10d により固定され、フレーム取
着材10b の取着部でもって保持部材11に取着される。
【0030】保持部材11は、金属板材により、中央片及
び両対向片を有して断面略コ字状に形成され、その中央
片にフレーム支持部材10のフレーム取着材10b が取着さ
れ、その両対向片が箱体1 の底板101 に溶接等で保持さ
れる。そして、保持部材11は、フレーム支持部材10のフ
レーム取着材10b との取着面11a よりも箱体1 の底板10
1 との保持面11b の方が広いものとなっている。このよ
うにして、メインブレーカ(機器)20及び分岐ブレーカ
(機器)21は、箱体1 の内部に配設されることとなる。
【0031】接地部材12は、導電板材により、中央片及
び両対向片を有して断面略コ字状に形成され、その両対
向片の先端がそれぞれ遠ざかる方向へ延設されている。
また、接地部材12は、その中央片が導電性を有する被服
銅線等の導出部材(図示せず)がねじの締めつけ等で固
定される構成となっており、その両対向片の延設部分が
下方対向板103 及び側方対向板104,105 により形成され
る角部に配設された補強部材2 にねじ止め等で固定さ
れ、接地されている。かかる分電盤の分岐ブレーカ(機
器)21等に配線された電気設備は、この接地部材12によ
り接地される。さらに、この接地部材12から導出部材が
導出されて、この分電盤の左右に連設された分電盤(図
示せず)の接地部材に接続されると、その連設された分
電盤から配線された電気設備も接地される。
【0032】かかる分電盤にあっては、接地部材12は、
箱体1 の下方対向板103 及び側方対向板104,105 の隣り
合って形成されるそれぞれの角部に配設された補強部材
2 に取着されており、従来例のように底板101 に取着さ
れていないから、箱体1 の内部にメインブレーカ20及び
分岐ブレーカ21を配設した状態でも、接地作業の一つで
あるところの接地部材12に分岐ブレーカ21等から配線さ
れた電気設備を接続する作業を容易にすることができ
る。
【0033】また、接地部材12は、箱体1 の下方対向板
103 及び側方対向板104,105 の隣り合って形成されるそ
れぞれの角部に配設された補強部材2 に取着されてお
り、従来例のように箱体1 の底板101 下部の内方面中央
近くに取着されていないから、連設された分電盤の接地
端子に接続する導出部材の長さを短くすることができ、
接地作業の一つであるところの接地部材12間を導出部材
で接続する作業を容易にすることができる。
【0034】また、箱体1 は、箱体1 を形成する底板10
1 、上下対向板102,103 、側方対向板104,105 の隣り合
って形成されるそれぞれの角部に補強部材2 が設けられ
ているから、箱体1 が補強されることとなり、風等の外
力で接地部分が変位することがなくなるので、安定した
状態で接地することができる。
【0035】なお、本実施例では、箱体1 の下方対向板
103 及び側方対向板104,105 の隣り合って形成されるそ
れぞれの角部に配設された補強部材2 に取着されている
が、箱体1 の下方対向板103 及び側方対向板104,105 の
隣りあって形成されるいずれか一方の角部近傍に取着さ
れるならば、補強部材2 に取着されなくてもよい。
【0036】また、本実施例では、接地部材12は、箱体
1 の下方対向板103 及び側方対向板104,105 の隣り合っ
て形成されるそれぞれの角部に配設された補強部材2 に
取着されているが、接地することができない分電盤が連
設されていないときは、箱体1 の下方対向板103 又はそ
の下方対向板103 の周縁近傍に位置する側方対向板104,
105 の少なくとも一方に取着されるならばどこでもよ
く、そのときは接地部材12が取着される位置の設計の自
由度を大きくすることができる。
【0037】また、本実施例では、接地部材12は、箱体
1 の下方対向板103 及び側方対向板104,105 の隣り合っ
て形成されるそれぞれの角部に配設された補強部材2 に
取着されているが、箱体1 の内部に配設されるメインブ
レーカ20等が小さくて、メインブレーカ20等を配設した
後でも、接地部材12に電気設備を接続する作業がさほど
難しくないときは、側方壁板104,105 に取着されるか又
は側方対向板104,105の周縁近傍に位置する102,103 若
しくは底板101 の少なくとも一方に取着されるならばど
こでもよく、そのときは接地部材12が取着される位置の
設計の自由度を大きくすることができる。
【0038】また、本実施例では、補強部材2 が、箱体
1 を形成する底板101 、上下対向板102,103 、側方対向
板104,105 が隣り合って形成されるそれぞれの角部に配
設されているが、風等の外力で接地部分が変位する恐れ
がないときは設けられなくてもよく、そのときは組み立
ての手間を少なくすることができる。
【0039】また、本実施例では、補強部材2 が、箱体
1 を形成する底板101 、上下対向板102,103 、側方対向
板104,105 のいずれか2つが隣り合って形成されるそれ
ぞれの角部に配設されているが、風等の外力をさほど受
けないときは、いずれか1つの角部に設けられてもよ
く、そのときは組み立ての手間を少なくすることができ
る。
【0040】また、本実施例では、中蓋5 が設けられて
いるが、安全上特に問題のないときは設けられていなく
てもよく、そのときは組み立ての手間を少なくすること
ができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載のものは、接地部材は、箱
体の下方対向板又はその下方対向板の周縁近傍に位置す
る側方対向板の少なくとも一方に取着され、従来例のよ
うに箱体の底板の内方面に取着されていないから、箱体
の内部に機器を配設した状態でも、接地作業の一つであ
るところの接地部材に機器から配線された電気設備を接
続する作業を容易することができる。
【0042】請求項2記載のものは、接地部材は、側方
対向板に取着されているか又は側方対向板の周縁近傍に
位置する上下対向板若しくは底板の少なくとも一方に取
着され、従来例のように箱体の底板下部の内方面中央近
くに取着されていないから、連設された分電盤の接地端
子に接続する導出部材の長さを短くすることができ、接
地作業の一つであるところの接地部材間を導出部材で接
続する作業を容易にすることができる。
【0043】請求項3記載のものは、請求項1記載又は
請求項2記載のものの効果に加えて、箱体は、箱体を形
成する底板、上下対向板、側方対向板のいずれか2つが
隣り合って形成される角部の少なくとも1つに補強部材
が設けられているから、箱体が補強されることとなり、
風等の外力で接地部分が変位することがなくなるので、
安定した状態で接地することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にメインブレーカ等が配設さ
れ、中蓋が支持されていない状態の斜視図である。
【図2】同上にメインブレーカ等が配設され、外蓋が取
着されていない状態の正面図である。
【図3】同上にメインブレーカ等が配設された状態の側
面断面図である。
【図4】同上にメインブレーカ等が配設され、中蓋が支
持されておらず、外蓋が取着されていない状態の平面断
面図である。
【符号の説明】
1 箱体 101 底板 102 上方対向板 103 下方対向板 104,105 側方対向板 106 開口部 2 補強部材 3 外蓋(蓋体) 11 接地部材 20 メインブレーカ(機器) 21 分岐ブレーカ(機器)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に配設した底板の上下両縁及び
    左右両側縁から上下対向板及び側方対向板をそれぞれ立
    設して内部に機器が配設される箱体と、その箱体の開口
    部を塞ぎ得るよう開閉自在に取着された蓋体と、箱体の
    内方面に取着して接地される接地部材と、を備えた分電
    盤において、 前記接地部材は、前記下方対向板又はその前記下方対向
    板の周縁近傍に位置する前記側方対向板の少なくとも一
    方に取着されてなることを特徴とする分電盤。
  2. 【請求項2】 上下方向に配設した底板の上下両縁及び
    左右両側縁から上下対向板及び側方対向板をそれぞれ立
    設して内部に機器が配設される箱体と、その箱体の開口
    部を塞ぎ得るよう開閉自在に取着された蓋体と、箱体の
    外方へ向かって導出される導電性を有した導出部材が接
    続されるものであって箱体の内方面に取着して接地され
    る接地部材と、を備えた分電盤において、 前記接地部材は、前記側方対向板に取着されてなるか又
    は側方対向板の周縁近傍に位置する前記上下対向板若し
    くは前記底板の少なくとも一方に取着されてなることを
    特徴とする分電盤。
  3. 【請求項3】 前記箱体を形成する底板、上下対向板、
    側方対向板のいずれか2つが隣り合って形成される角部
    の少なくとも1つに箱体を補強する補強部材が設けられ
    たことを特徴とする請求項1又は2記載の分電盤。
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