JPH07302657A - 車両用空気調和装置のユニットケース - Google Patents

車両用空気調和装置のユニットケース

Info

Publication number
JPH07302657A
JPH07302657A JP9678594A JP9678594A JPH07302657A JP H07302657 A JPH07302657 A JP H07302657A JP 9678594 A JP9678594 A JP 9678594A JP 9678594 A JP9678594 A JP 9678594A JP H07302657 A JPH07302657 A JP H07302657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit case
vehicle
air conditioner
connecting portion
electrically connected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9678594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazushi Akasaka
一志 赤坂
Takahisa Nagatomo
貴久 長友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP9678594A priority Critical patent/JPH07302657A/ja
Publication of JPH07302657A publication Critical patent/JPH07302657A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室内に設けられた電気機器と電源ケーブル
との電気的な接続作業の容易化を達成し得る「車両用空
気調和装置のユニットケース」を提供する。 【構成】 車室内前方のインストルメントパネルPの下
方空間に配置される車両用空気調和装置10のユニット
ケース45であって、車載されたバッテリに接続された
電源ケーブル46と電気的に接続される第1接続部47
と、車室内に設置される電気機器Eに接続されたリード
線52と電気的に接続される第2接続部48と、第1接
続部47と第2接続部48とを電気的に接続すると共に
ユニットケース45の壁部内に埋設された第3接続部4
9とを有する。そして、当該ユニットケース45を、バ
ッテリから電気機器Eへ給電するための中継ボックスと
して機能させてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空気調和装置の
ユニットケースに関し、特に、車載されたバッテリから
電気機器へ給電するための中継ボックスとして機能させ
たユニットケースに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用空気調和装置は、周知のように、
車室内の空気と車室外の空気とを選択的に取り込むイン
テークユニットと、取り込んだ空気を冷却するクーラユ
ニットと、クーラユニットからの空気を適宜加熱して所
望の温度に調整した後に車室内に配風するヒータユニッ
トとを有している。そして、車両用空気調和装置10
は、図4および図5に示すように、車室内前方のインス
トルメントパネルPの下方空間に配置されている。
【0003】ところで、図4に示すように、インストル
メントパネルPやクラスターリッド55などには、車両
用空気調和装置の制御を司るコントロールパネル、ラジ
オ、カーステレオ、コンパクトディスクプレイヤあるい
は時計などの種々の電気機器Eが取り付けられている。
図5に示すように、電気機器Eに給電するための電源ケ
ーブル46の一端は車載バッテリ(図示せず)に接続さ
れ、他端は車室内とエンジンルームとを仕切るダッシュ
パネル56を貫通して、車室内に引き込まれている。図
中「57」は、ダッシュパネル56の貫通穴と電源ケー
ブル46との隙間を塞ぐグロメットである。
【0004】前記電源ケーブル46は車室内に引き込ま
れた後に個々のリード線58に分けられ、各リード線5
8が各電気機器Eの電源端子51に接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インス
トルメントパネルPの下方空間に配置されている車両用
空気調和装置10が邪魔になり、個々のリード線58を
インストルメントパネルPの内面側で電気機器Eに接続
する作業を容易に行うことができなかった。
【0006】そこで、本発明は、車室内に設けられた電
気機器と電源ケーブルとの電気的な接続作業の容易化を
達成し得る車両用空気調和装置のユニットケースを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、車室内前方のインストルメントパネルの下方空間
に配置される車両用空気調和装置のユニットケースであ
って、車載されたバッテリに接続された電源ケーブルと
電気的に接続される第1接続部と、車室内に設置される
電気機器に接続されたリード線と電気的に接続される第
2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部とを電気
的に接続すると共にユニットケースの壁部内に埋設され
た第3接続部とを有し、当該ユニットケースを、前記バ
ッテリから前記電気機器へ給電するための中継ボックス
として機能させたことを特徴とする車両用空気調和装置
のユニットケースである。
【0008】また、前記第1接続部は、前記電源ケーブ
ルに電気的に接続されたカプラとワンタッチで結合自在
なコネクタ構造を有し、前記第2接続部は、前記リード
線に電気的に接続されたカプラとワンタッチで結合自在
なコネクタ構造を有することを特徴とする車両用空気調
和装置のユニットケースである。
【0009】
【作用】まず、電源ケーブルを、インストルメントパネ
ルの下方空間に配置されたユニットケースの第1接続部
に電気的に接続する。次いで、車室内に設置される電気
機器に接続されたリード線を、ユニットケースの第2接
続部に電気的に接続すれば、バッテリと電気機器との電
気的な接続作業が完了する。このように車両用空気調和
装置のユニットケースが、バッテリから電気機器へ給電
するための中継ボックスとして機能することになるの
で、インストルメントパネル下方空間内で電気機器と電
源ケーブルとを電気的に接続する作業が容易となる。
【0010】また、第1接続部および第2接続部をコネ
クタ構造とすれば、電気機器と電源ケーブルとの電気的
な接続作業が、より一層、簡略化される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
【0012】まず、図3(A)(B)を参照しつつ、車
両用空気調和装置10のインテークユニット11、クー
ラユニット12、およびヒータユニット13の構成を説
明する。
【0013】インテークユニット11には、モータ14
により駆動されるファン15が設けられ、さらに、内気
導入口と外気導入口とを選択的に開閉するインテークド
アが開閉自在に設けられている。クーラユニット12内
には、図示しない冷房サイクルを構成して循環する冷媒
とインテークユニット11からの空気との間で熱交換を
行って、該空気を冷却するエバポレータ19が設けられ
ている。ヒータユニット13は、本体部20と、これに
接続されるディストリビュータ21とから構成されてい
る。各ユニット11、12、13からなる車両用空気調
和装置10は、図4に示したように、車室内前方のイン
ストルメントパネルPの下方空間に配置されている。
【0014】本体部20には、エンジン冷却水が循環し
て空気を加熱するヒータコア22が迂回路23を有する
ように設けられ、このヒータコア22の前面にはミック
スドア24が回動自在に取り付けられている。このミッ
クスドア24を回動することによって、ヒータコア22
を通過する空気量と迂回路23を通過する空気量との比
率を制御して、車室内に配風される空気の温度調整が行
われる。
【0015】ディストリビュータ21は、本体部20に
形成した空気流出口25に接続され、略箱形状のケーシ
ング26を有している。このケーシング26の一壁面に
は、空気流出口25に連通する開口部27が形成されて
いる。ディストリビュータ21内には、ヒータコア22
で加熱された温風と迂回路23を通過した冷風とをミッ
クスする混合室28が形成されている。また、ディスト
リビュータ21内の空気を取り出すために、ケーシング
26には、ベント口、デフロスト口およびフット口がそ
れぞれ開設されている。これら各口には、ベントドア、
デフドアおよびフットドアがそれぞれ回動自在に取り付
けられ、各ドアを適宜開閉することによって、空気の取
出位置が選択されると共に取り出される空気量が制御さ
れる。
【0016】ベント口にはベントダクト35が接続され
ており、このベントダクト35の下流域は、センターベ
ントダクト36とサイドベントダクト37とに分岐して
いる。センターベントダクト36及びサイドベントダク
ト37は、インストルメントパネルP内に配設されてい
る。インストルメントパネルPの車幅方向中央部分に設
けられるセンターベント吹出口38は、センターベント
ダクト36に連通しており、センターベント風を車室内
に配風するようになっている。また、インストルメント
パネルPの車幅方向両端に設けられるサイドベント吹出
口39は、サイドベントダクト37に連通しており、サ
イドベント風を車室内に配風するようになっている。
【0017】デフロスト口にはデフダクト40(図1参
照)が接続され、デフロスト口から取出した空気をフロ
ントウィンド42および図示しないサイドウィンドの内
面に向けて吹出すことによってフロントウィンド42お
よびサイドウィンドの曇りを除去するようになってい
る。
【0018】また、フット口にはフットダクト41が接
続され、フット口から取出した空気を乗員の足下に向け
て吹出すようになっている。図示しないが、フット口か
ら取出した空気の一部をさらにダクトで後部座席方向に
導き、後部の乗員の足下に吹き出すようにしても良い。
【0019】さて、本実施例では、図1に示すように、
ヒータユニット13の筐体を形成するユニットケース4
5に、車載されたバッテリ(図示せず)に接続された電
源ケーブル46と電気的に接続される第1接続部47
と、車室内に設置される電気機器Eと電気的に接続され
る第2接続部48とを設け、さらに第1接続部47と第
2接続部48とを電気的に接続する第3接続部49を当
該ユニットケース45の壁部内に埋設してある。
【0020】図2にも示すように、第1接続部47は、
電源ケーブル46の他端に電気的に接続されたカプラ5
0にワンタッチで結合可能なコネクタ構造となってい
る。また、第2接続部48は、各電気機器Eの電源端子
51に電気的に接続されるリード線52が接続されたカ
プラ53にワンタッチで結合可能なコネクタ構造となっ
ている。一方、第3接続部49は、第1接続部47と第
2接続部48とを電気的に接続するフラットケーブルか
ら構成されている。
【0021】前記ユニットケース45は、樹脂素材から
なり射出成形法により成形されている。そこで、第1お
よび第2接続部47、48を第3接続部49で接続した
ものを射出成形用金型に形成される成形空間内にセット
し、この状態で射出成形を行うことにより、第1と第2
接続部47、48はユニットケース45外表面の適宜位
置において当該ケース45に一体化され、第3接続部4
9はユニットケース45の壁部45a内に埋設される。
【0022】次に、本実施例の作用を説明する。
【0023】図1に示すように、まず、インストルメン
トパネルPの下方空間に車両用空気調和装置10を配置
する。次いで、車室内に引き込まれている電源ケーブル
46に接続されたカプラ50を、ユニットケース45の
第1接続部47に結合する。第1接続部47はコネクタ
構造であるため、カプラ50の結合作業をワンタッチで
行うことができる。次いで、リード線52が接続された
カプラ53を、ユニットケース45の第2接続部48に
結合する。第2接続部48もコネクタ構造であるため、
カプラ53の結合作業をワンタッチで行うことができ
る。そして、リード線52の端部を各電気機器Eの電源
端子51に電気的に接続すれば、バッテリと車室内に設
けられた電気機器Eとの電気的な接続作業が完了する。
【0024】このように車両用空気調和装置10のユニ
ットケース45が、バッテリから電気機器Eへ給電する
ための中継ボックスとして機能することになるので、イ
ンストルメントパネルP内面側での、電気機器Eと電源
ケーブル46との電気的な接続作業を極めて容易に行う
ことができる。
【0025】また、車両の組み立てにおいても、インス
トルメントパネルPに空調機器10や電気機器Eを設置
するとき、まず奥側(ダッシュパネル56側)に位置す
る空調装置10を組み付け、次ぎに表側に取り付けられ
る電気機器Eを取り付け、リード線を接続すれば良いの
で、組み立てが容易となる。さらに、各電気機器Eのコ
ードも短くて済むので、各電気機器Eの輸送も容易とな
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用空気調和装置のユニットケースによれば、車室内に設
けられた電気機器と電源ケーブルとの電気的な接続作業
の容易化を達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用空気調和装置のユニット
ケースを概略で示す図である。
【図2】 図1に示されるユニットケースの要部を一部
断面で示す斜視図である。
【図3】 図3(A)(B)は、車両用空気調和装置の
構成を示す正面図および平面図である。
【図4】 車室内前方のインストルメントパネル部分を
示す図である。
【図5】 従来のユニットケースを概略で示す図であ
る。
【符号の説明】
10…車両用空気調和装置 45…ユニットケース 45a…壁部 46…電源ケーブル 47…第1接続部 48…第2接続部 49…第3接続部 50…電源ケーブルに電気的に接続されたカプラ 51…電源端子 52…リード線 53…リード線に電気的に接続されたカプラ E…電気機器 P…インストルメントパネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内前方のインストルメントパネル
    (P)の下方空間に配置される車両用空気調和装置(1
    0)のユニットケース(45)であって、 車載されたバッテリに接続された電源ケーブル(46)
    と電気的に接続される第1接続部(47)と、 車室内に設置される電気機器(E)に接続されたリード
    線(52)と電気的に接続される第2接続部(48)
    と、 前記第1接続部(47)と前記第2接続部(48)とを
    電気的に接続すると共にユニットケース(45)の壁部
    (45a)内に埋設された第3接続部(49)とを有
    し、 当該ユニットケース(45)を、前記バッテリから前記
    電気機器(E)へ給電するための中継ボックスとして機
    能させたことを特徴とする車両用空気調和装置のユニッ
    トケース。
  2. 【請求項2】 前記第1接続部(47)は、前記電源ケ
    ーブル(46)に電気的に接続されたカプラ(50)と
    ワンタッチで結合自在なコネクタ構造を有し、 前記第
    2接続部(48)は、前記リード線(52)に電気的に
    接続されたカプラ(53)とワンタッチで結合自在なコ
    ネクタ構造を有することを特徴とする請求項1記載の車
    両用空気調和装置のユニットケース。
JP9678594A 1994-05-10 1994-05-10 車両用空気調和装置のユニットケース Pending JPH07302657A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9678594A JPH07302657A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 車両用空気調和装置のユニットケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9678594A JPH07302657A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 車両用空気調和装置のユニットケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07302657A true JPH07302657A (ja) 1995-11-14

Family

ID=14174297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9678594A Pending JPH07302657A (ja) 1994-05-10 1994-05-10 車両用空気調和装置のユニットケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07302657A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002087046A (ja) * 2000-09-11 2002-03-26 Furukawa Electric Co Ltd:The 車両用空調モジュール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002087046A (ja) * 2000-09-11 2002-03-26 Furukawa Electric Co Ltd:The 車両用空調モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5709601A (en) Dashboard assembly
US4232211A (en) Automobile auxiliary heater
JP2001180263A (ja) 車両用シート空調システム
JP3467448B2 (ja) 自動車の車室内空調システム
EP0713798B1 (en) Dashboard assembly
US20020153132A1 (en) Air conditioning system for automotive vehicles
JPH09267620A (ja) 自動車用空調装置
JPH07302657A (ja) 車両用空気調和装置のユニットケース
JP3877191B2 (ja) 車両用空調ユニットを含むユニットアセンブリ
JPH0479846B2 (ja)
JP2000190755A (ja) インストルメントパネル
KR20090066420A (ko) 차량용 공조장치
JP2001171333A (ja) 車両用空調装置
JP4264685B2 (ja) 移動車両用の空調装置
KR101467262B1 (ko) 차량용 공조장치
JP3799683B2 (ja) 車両用空調装置
JP3618469B2 (ja) 車両用空調ユニットを含むユニットアセンブリ
JPS6324844B2 (ja)
JP2000135922A (ja) 車両用エアコンユニット
JP3053852B2 (ja) 自動車の空調ユニット配設構造
JP2004114889A (ja) 自動車用空調装置
JPH1058939A (ja) 自動車用空気調和装置
JPH09188123A (ja) 自動車用空気調和装置
JPS63188515A (ja) 車両用空調装置の送風機
KR100366187B1 (ko) 차량용 공조덕트구조