JPH07302476A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH07302476A JPH07302476A JP11427994A JP11427994A JPH07302476A JP H07302476 A JPH07302476 A JP H07302476A JP 11427994 A JP11427994 A JP 11427994A JP 11427994 A JP11427994 A JP 11427994A JP H07302476 A JPH07302476 A JP H07302476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- magnetic head
- css
- disk medium
- data zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データゾーン半径エリア全域における磁気ヘ
ッドの浮上安定を確保して信頼性の高い磁気ディスク装
置を提供すること。 【構成】 磁気ヘッド２によって所定の情報が書き込み
又は読み出しされるディスク媒体１と、このディスク媒
体１を所定速度で回転駆動する駆動手段とを備え、ディ
スク媒体１の回転停止中に磁気ヘッド２がディスク媒体
１上の内径側に設けられたＣＳＳエリアＡに接触して休
止する方式の磁気ディスク装置において、ディスク媒体
１上にあって、磁気ヘッド２がディスク媒体１上で休止
するＣＳＳエリアＡとその外側に設定されたデータゾー
ンエリアＢとの間に、そのいずれにも属さない所定幅の
分離エリアＣを設けたこと。
ッドの浮上安定を確保して信頼性の高い磁気ディスク装
置を提供すること。 【構成】 磁気ヘッド２によって所定の情報が書き込み
又は読み出しされるディスク媒体１と、このディスク媒
体１を所定速度で回転駆動する駆動手段とを備え、ディ
スク媒体１の回転停止中に磁気ヘッド２がディスク媒体
１上の内径側に設けられたＣＳＳエリアＡに接触して休
止する方式の磁気ディスク装置において、ディスク媒体
１上にあって、磁気ヘッド２がディスク媒体１上で休止
するＣＳＳエリアＡとその外側に設定されたデータゾー
ンエリアＢとの間に、そのいずれにも属さない所定幅の
分離エリアＣを設けたこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクト・スタート
・ストップ（ＣＳＳ）タイプの磁気ディスク装置に関す
る。
・ストップ（ＣＳＳ）タイプの磁気ディスク装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の磁気ディスク装置は、記録
密度の増大をはるため、磁気ディスク、磁気ヘッド等を
容器内に密封し、外気塵埃の侵入を阻止し、密封容器内
の空気清浄度を保つことによってその信頼性を確保して
いる。この場合、塵埃の主な発生源は、磁気ディスク装
置が起動時に行うコンタクト・スタート・ストップ（Ｃ
ＳＳ）時のディスク媒体〜磁気ヘッドの摺動によるもの
となる。
密度の増大をはるため、磁気ディスク、磁気ヘッド等を
容器内に密封し、外気塵埃の侵入を阻止し、密封容器内
の空気清浄度を保つことによってその信頼性を確保して
いる。この場合、塵埃の主な発生源は、磁気ディスク装
置が起動時に行うコンタクト・スタート・ストップ（Ｃ
ＳＳ）時のディスク媒体〜磁気ヘッドの摺動によるもの
となる。
【０００３】図２に従来例を示す。この図２において、
ＣＳＳ時にディスク媒体５１上で磁気ヘッド５２が摺動
するエリアをＣＳＳ半径エリアａ，データの読み書きの
際のディスク媒体５１上で磁気ヘッド５２が浮上するエ
リアをデータゾーン半径エリアｂとする。
ＣＳＳ時にディスク媒体５１上で磁気ヘッド５２が摺動
するエリアをＣＳＳ半径エリアａ，データの読み書きの
際のディスク媒体５１上で磁気ヘッド５２が浮上するエ
リアをデータゾーン半径エリアｂとする。
【０００４】通常、磁気ディスク装置の起動時には、磁
気ヘッド５２がディスク媒体５１のＣＳＳ半径エリアａ
にて停止、回転数が定常回転に達するまでの間ＣＳＳ半
径エリアａに位置決めしている。さらに回転数が定常回
転に達した後、データゾーン半径エリアｂ上のいずれか
の位置に位置決めされ、その後にデータの読み書きが行
われる。
気ヘッド５２がディスク媒体５１のＣＳＳ半径エリアａ
にて停止、回転数が定常回転に達するまでの間ＣＳＳ半
径エリアａに位置決めしている。さらに回転数が定常回
転に達した後、データゾーン半径エリアｂ上のいずれか
の位置に位置決めされ、その後にデータの読み書きが行
われる。
【０００５】また、ＣＳＳ半径エリアａとデータゾーン
半径エリアｂは重複している箇所があり、そのエリア内
ではＣＳＳ動作及びデータの読み書き動作両方が行われ
ている。
半径エリアｂは重複している箇所があり、そのエリア内
ではＣＳＳ動作及びデータの読み書き動作両方が行われ
ている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気デ
ィスク装置では、ＣＳＳ時に磁気ヘッド５２とディスク
媒体５１の摺動によって発生した塵埃が複数回のＣＳＳ
動作でＣＳＳ半径エリアＡに付着した場合、磁気ヘッド
５２の浮上の安定性に支障をきたし、貴重なデータに損
傷を及ぼす。かかる状況は、ＣＳＳ半径エリアａとデー
タゾーン半径エリアｂの重複エリアに位置決めした場合
に比較的多く発生する。
ィスク装置では、ＣＳＳ時に磁気ヘッド５２とディスク
媒体５１の摺動によって発生した塵埃が複数回のＣＳＳ
動作でＣＳＳ半径エリアＡに付着した場合、磁気ヘッド
５２の浮上の安定性に支障をきたし、貴重なデータに損
傷を及ぼす。かかる状況は、ＣＳＳ半径エリアａとデー
タゾーン半径エリアｂの重複エリアに位置決めした場合
に比較的多く発生する。
【０００７】
【発明の目的】本発明では、かかる従来例の有する不都
合を改善し、とくにデータゾーン半径エリア全域におけ
る磁気ヘッドの浮上安定を確保して信頼性の高い磁気デ
ィスク装置を提供することを、その目的とする。
合を改善し、とくにデータゾーン半径エリア全域におけ
る磁気ヘッドの浮上安定を確保して信頼性の高い磁気デ
ィスク装置を提供することを、その目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明では、磁気ヘッド
によって所定の情報が書き込み又は読み出しされるディ
スク媒体と、このディスク媒体を所定速度で回転駆動す
る駆動手段とを備え、ディスク媒体の回転停止中に磁気
ヘッドがディスク媒体上の内径側に設けられたＣＳＳエ
リアに接触して休止する方式の磁気ディスク装置におい
て、ディスク媒体上にあって、磁気ヘッドがディスク媒
体上で休止するＣＳＳエリアとその外側に設定されたデ
ータゾーンエリアとの間に、そのいずれにも属さない所
定幅の分離エリアを設ける、という構成を採っている。
これによって前述した目的を達成しようとするものであ
る。
によって所定の情報が書き込み又は読み出しされるディ
スク媒体と、このディスク媒体を所定速度で回転駆動す
る駆動手段とを備え、ディスク媒体の回転停止中に磁気
ヘッドがディスク媒体上の内径側に設けられたＣＳＳエ
リアに接触して休止する方式の磁気ディスク装置におい
て、ディスク媒体上にあって、磁気ヘッドがディスク媒
体上で休止するＣＳＳエリアとその外側に設定されたデ
ータゾーンエリアとの間に、そのいずれにも属さない所
定幅の分離エリアを設ける、という構成を採っている。
これによって前述した目的を達成しようとするものであ
る。
【０００９】
【作 用】装置全体の起動時には、磁気ヘッド２はディ
スク媒体１のＣＳＳ半径エリアＡにて停止し、回転数が
定常回転に達するまでの間，ＣＳＳ半径エリアＡに位置
決めされている。更に回転数が定常回転に達した後は、
データゾーン半径エリアＢのいずれかの位置に位置決め
され、その後、データの読み書きを行う。
スク媒体１のＣＳＳ半径エリアＡにて停止し、回転数が
定常回転に達するまでの間，ＣＳＳ半径エリアＡに位置
決めされている。更に回転数が定常回転に達した後は、
データゾーン半径エリアＢのいずれかの位置に位置決め
され、その後、データの読み書きを行う。
【００１０】この場合、分離エリアＣの作用により、Ｃ
ＳＳ半径エリアＡとデータゾーン半径エリアＢとは明確
に分離されている。このため、磁気ヘッド２のデータゾ
ーン半径エリアＢ内における浮上時に支障となる障害，
即ち塵埃の堆積が、当該データゾーン半径エリアＢ上で
は有効に抑制されている。
ＳＳ半径エリアＡとデータゾーン半径エリアＢとは明確
に分離されている。このため、磁気ヘッド２のデータゾ
ーン半径エリアＢ内における浮上時に支障となる障害，
即ち塵埃の堆積が、当該データゾーン半径エリアＢ上で
は有効に抑制されている。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１に基づいて説
明する。この実施例において、基本的なレイアウトは従
来技術と同一となっている。
明する。この実施例において、基本的なレイアウトは従
来技術と同一となっている。
【００１２】まず、図１において、符号１はディスク媒
体を示し、符号２は磁気ヘッドを示す。ディスク媒体１
は図示しない駆動手段によって所定速度で回転駆動され
るようになっている。また、本実施例における磁気ヘッ
ド２は、ディスク媒体１の回転停止中は、ディスク媒体
１上の内径側に設けられたＣＳＳエリアＡに接触して休
止するように構成されている。
体を示し、符号２は磁気ヘッドを示す。ディスク媒体１
は図示しない駆動手段によって所定速度で回転駆動され
るようになっている。また、本実施例における磁気ヘッ
ド２は、ディスク媒体１の回転停止中は、ディスク媒体
１上の内径側に設けられたＣＳＳエリアＡに接触して休
止するように構成されている。
【００１３】そして、ディスク媒体１上にあって、磁気
ヘッド２がディスク媒体１上で休止するＣＳＳエリアＡ
とその外側に設定されたデータゾーンエリアＢとの間
に、そのいずれにも属さない所定幅の分離エリアＣが設
けられている。その他の構成は前述した従来例と同一と
なっている。
ヘッド２がディスク媒体１上で休止するＣＳＳエリアＡ
とその外側に設定されたデータゾーンエリアＢとの間
に、そのいずれにも属さない所定幅の分離エリアＣが設
けられている。その他の構成は前述した従来例と同一と
なっている。
【００１４】次に、上記実施例の動作を説明する。
【００１５】装置全体の起動時には、磁気ヘッド２はデ
ィスク媒体１のＣＳＳ半径エリアＡにて停止し、回転数
が定常回転に達するまでの間，ＣＳＳ半径エリアＡに位
置決めされている。更に、回転数が定常回転に達した
後、磁気ヘッド２は、データゾーン半径エリアＢのいず
れかの位置に位置決めされ、その後、データの読み書き
を行う。
ィスク媒体１のＣＳＳ半径エリアＡにて停止し、回転数
が定常回転に達するまでの間，ＣＳＳ半径エリアＡに位
置決めされている。更に、回転数が定常回転に達した
後、磁気ヘッド２は、データゾーン半径エリアＢのいず
れかの位置に位置決めされ、その後、データの読み書き
を行う。
【００１６】一方、ＣＳＳ半径エリアＡには、複数回の
ＣＳＳ動作で磁気ヘッド２とディスク媒体１の摺動によ
って発生した塵埃が堆積する。
ＣＳＳ動作で磁気ヘッド２とディスク媒体１の摺動によ
って発生した塵埃が堆積する。
【００１７】これに対して、上記実施例においては、分
離エリアＣを設けたことにより、ＣＳＳ半径エリアＡと
データゾーン半径エリアＢとは明確に分離されている。
このため、磁気ヘッド２のデータゾーン半径エリアＢ内
における浮上時に支障となる障害，即ち塵埃の堆積が、
当該データゾーン半径エリアＢ上では有効に抑制されて
いる。
離エリアＣを設けたことにより、ＣＳＳ半径エリアＡと
データゾーン半径エリアＢとは明確に分離されている。
このため、磁気ヘッド２のデータゾーン半径エリアＢ内
における浮上時に支障となる障害，即ち塵埃の堆積が、
当該データゾーン半径エリアＢ上では有効に抑制されて
いる。
【００１８】従って、データゾーン半径エリアＢ上にお
ける磁気ヘッド２の浮上領域では、塵埃の堆積が少ない
ことから、従来例に比較してより安定的な浮上安定性を
実現することができる。
ける磁気ヘッド２の浮上領域では、塵埃の堆積が少ない
ことから、従来例に比較してより安定的な浮上安定性を
実現することができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ＣＳＳ時のＣＳＳ半径エリアａとデータゾーン半径エリ
アを分離する分離エリアを設けたので、データゾーン半
径エリアへの塵埃の付着・堆積を有効に低減することが
でき、このためデータゾーン半径エリアにおける磁気ヘ
ッドの浮上安定を確保することができるという従来にな
い優れた信頼性の高い磁気ディスク装置を提供すること
ができる。
ＣＳＳ時のＣＳＳ半径エリアａとデータゾーン半径エリ
アを分離する分離エリアを設けたので、データゾーン半
径エリアへの塵埃の付着・堆積を有効に低減することが
でき、このためデータゾーン半径エリアにおける磁気ヘ
ッドの浮上安定を確保することができるという従来にな
い優れた信頼性の高い磁気ディスク装置を提供すること
ができる。
【図１】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図２】従来例を示す説明図である。
１ ディスク媒体 ２ 磁気ヘッド Ａ ＣＳＳ半径エリア Ｂ データゾーン半径エリア Ｃ 分離エリア
Claims (3)
- 【請求項１】 磁気ヘッドと、この磁気ヘッドによって
所定の情報が書き込み又は読み出しされるディスク媒体
と、このディスク媒体を所定速度で回転駆動する駆動手
段とを備え、前記ディスク媒体の回転停止中に前記磁気
ヘッドがディスク媒体上の内径側に設けられたＣＣＳエ
リアに接触して休止する方式の磁気ディスク装置におい
て、 前記ディスク媒体上にあって、前記磁気ヘッドがディス
ク媒体上で休止するＣＳＳエリアとその外側に設定され
たデータゾーンエリアとの間に、そのいずれにも属さな
い所定幅の分離エリアを設けたことを特徴とする磁気デ
ィスク装置。 - 【請求項２】 前記分離エリアの幅が、前記磁気ヘッド
の幅とほぼ同程度に設定されていることを特徴とした請
求項１記載の磁気ディスク装置。 - 【請求項３】 前記分離エリアの幅が、前記ＣＣＳエリ
アの幅とほぼ同程度に設定されていることを特徴とした
請求項１記載の磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11427994A JPH07302476A (ja) | 1994-04-30 | 1994-04-30 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11427994A JPH07302476A (ja) | 1994-04-30 | 1994-04-30 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07302476A true JPH07302476A (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=14633861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11427994A Pending JPH07302476A (ja) | 1994-04-30 | 1994-04-30 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07302476A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6927941B1 (en) | 1997-03-28 | 2005-08-09 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | Disk drive disk with landing zone having textured and untextured regions |
-
1994
- 1994-04-30 JP JP11427994A patent/JPH07302476A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6927941B1 (en) | 1997-03-28 | 2005-08-09 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | Disk drive disk with landing zone having textured and untextured regions |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970826 |