JP3353500B2 - ディスク装置における回動型アクチュエータの位置規制装置 - Google Patents

ディスク装置における回動型アクチュエータの位置規制装置

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JP3353500B2 JP26781194A JP26781194A JP3353500B2 JP 3353500 B2 JP3353500 B2 JP 3353500B2 JP 26781194 A JP26781194 A JP 26781194A JP 26781194 A JP26781194 A JP 26781194A JP 3353500 B2 JP3353500 B2 JP 3353500B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置や光
ディスク装置などの回転円盤型記憶装置に適用して好適
なディスク装置における回動型アクチュエータの位置規
制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ハードディスクとして用いられ
る磁気ディスク装置にはCSS(Contact・Start・Sto
p)方式とNCSS(Non・Contact・Start・Stop)方式と
がある。CSS方式の磁気ディスク装置は、ディスクの
回転が停止しているときにはヘッドがディスク上の内周
側に適宜な付勢力で押圧されている。そして、記録また
は再生時にディスクが所定の回転数で回転すると、ヘッ
ドが取り付けられているスライダにディスクの回転に伴
って移動する空気が当たって浮力が発生し、スライダと
ヘッドが浮上してディスクとの間に所定の間隔を保持し
ながら記録または再生処理が行われる。
【0003】一方、NCSS方式の磁気ディスク装置で
は、ディスクの停止中も回転中もヘッドがディスクに接
触しないようになっている。図11は、一般的なNCS
S方式の磁気ディスク装置10の構成を示す。この磁気
ディスク装置10は、ベース11上にスピンドルモータ
12が配置され、スピンドルモータ12の回転軸に磁気
ディスク13が装着されている。また、ベース11上に
は磁気ディスク13の半径方向に沿って回動可能な回動
型アクチュエータ14が中心軸15で軸支されている。
【0004】回動型アクチュエータ14は、アーム16
と、アーム16の先端に取り付けられたバネ性を有する
サスペンション17と、サスペンション17の先端部に
取り付けられたスライダ18と、スライダ18に固着さ
れた録再ヘッド19によって構成されている。サスペン
ション17の先端にはディンプル20が突設されてい
る。また、アーム16の後端部にはコイル21が取り付
けられ、その下側にマグネット22が配置されている。
コイル21に電流が流れると磁界が発生し、この磁界と
マグネット22の磁界が作用してアーム16が所定の角
度だけ回転する。これによって、録再ヘッド19が磁気
ディスク13の所定のトラック上に配置される。更に、
マグネット22上には、録再ヘッド19の図中反時計方
向、即ち磁気ディスク13の内周側への回転位置を規制
するIDストッパ(内周ストッパ)24と、録再ヘッド
19の時計方向、すなわち磁気ディスク13の外周側へ
の回転位置を規制するODストッパ(外周ストッパ)2
3が突設されている。このIDストッパ24とODスト
ッパ23にアーム16の後端部が当接して回転が停止す
る。これによって、回動型アクチュエータ14の外側へ
の暴走を防ぐと共に、スピンドルモータ12の回転軸に
衝突するのを防止して耐衝撃性の向上を図っている。
【0005】一方、ベース11には回動形アクチュエー
タ14の先端部に位置させてランプ25が配置されてい
る。ランプ25には、磁気ディスク13側に向かって下
り傾斜となる滑り面26が設けられ、磁気ディスク13
の停止中にはここに回動型アクチュエータ14の先端に
設けられたディンプル20が乗り上げるようになってい
る。したがって、録再ヘッド19が磁気ディスク13に
接触することはない。なお、回動型アクチュエータ14
が回転して録再ヘッド19が磁気ディスク13上に移動
することをロードといい、録再ヘッド19がランプ25
上に退避することをアンロードという。そして、このよ
うなNCSS方式をダイナミック・ロード・アンロード
方式ともいう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のダイ
ナミック・ロード・アンロード方式の磁気ディスク装置
10においては、ランプ25の滑り面26が磁気ディス
ク13の外周側にはみ出しており、これによって、スラ
イダ18が磁気ディスク13上に確実に降下(ランディ
ング)するようになっている。このランディングは、図
11中に斜線で示すように磁気ディスク13の外周側に
設けられたランディング専用のエリアであるランディン
グゾーン13Aにおいて行われる。ランディングゾーン
13Aでは、ディンプル20がランプ25の滑り面26
上に乗り上げているため、録再ヘッド19と磁気ディス
ク13間の距離が非常に大きくなり、データの読み書き
を行うことは不可能である。
【0007】このように、従来のダイナミック・ロード
・アンロード方式の磁気ディスク装置10においては、
データの読み書きに全く無関係なランディングゾーン1
3Aが必要であり、データエリアを広くすることが困難
になるという問題があった。このような問題は、磁気デ
ィスク装置に限らず、ダイナミック・ロード・アンロー
ド方式の光ディスク装置など回転円盤型記憶装置に共通
して発生する。
【0008】そこで、本発明は、上述したような課題を
解決したものであって、ディスクの記録エリアを広げる
ことが可能で、しかも回動型アクチュエータの暴走を防
止すると共に、耐衝撃性を向上させることが可能なディ
スク装置における回動型アクチュエータの位置規制装置
を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、回動型アクチュエータに取り付
けられた記録ヘッドまたは再生ヘッドがディスクに接触
することなく記録または再生が開始及び終了するダイナ
ミック・ロード・アンロード方式のディスク装置におけ
る回動型アクチュエータの位置規制装置において、記録
ヘッドまたは再生ヘッドをロード・アンロードさせるた
めの滑り面を有する移動可能なヘッド保持手段と、記録
ヘッドまたは再生ヘッドのディスク外周側への移動位置
を規制する移動可能な第1の位置規制手段と、記録ヘッ
ドまたは再生ヘッドのディスク内周側への移動位置を規
制する第2の位置規制手段とを備え、記録ヘッドまたは
再生ヘッドがヘッド保持手段から外れディスク上に移動
した後、ヘッド保持手段がディスクから外側に移動し、
第1の位置規制手段が回動型アクチュエータのディスク
の外周側への位置規制が可能となる位置に移動すること
で、記録ヘッドまたは再生ヘッドがディスクの外周側に
移動するときに、第1の位置規制手段により回動型アク
チュエータのディスク外周側への移動が規制される第1
の位置と、記録ヘッドまたは再生ヘッドがヘッド保持手
段の滑り面で保持される第2の位置を有することを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】図1に示すように、回動型アクチュエータ14
の下側に回転レバー30が回転軸31で回動自在に配置
されている。待機中は回動型アクチュエータ14のディ
ンプル20がランプ25上に乗っている。そして、磁気
ディスク13が回転すると、図2に示すように回動型ア
クチュエータ14がランプ25から外れて磁気ディスク
13上に移動する。このあと回転レバー30が時計方向
に回転し、ランプ25の先端が磁気ディスク13から外
側に移動する。これによって磁気ディスク13の記録範
囲を拡大することができる。
【0011】また、このときには、回転レバー30の上
端部にあるODストッパ23が磁気ディスク13側に移
動し、回動型アクチュエータ14の時計方向の回転を規
制する。したがって、回動型アクチュエータ14の暴走
を確実に防止することができる。
【0012】
【実施例】続いて、この発明に係るディスク装置におけ
る回動型アクチュエータの位置規制装置を磁気ディスク
装置に適用した場合の実施例について、図面を参照して
詳細に説明する。なお、上述と同一の部分には同一の符
号を付けて詳細な説明を省略した。
【0013】図1は、本発明を適用した磁気ディスク装
置1の構成を示す。この磁気ディスク装置1において
は、回動型アクチュエータ14の下側にL字状の回転レ
バー30が配置され、その角部が回転軸31でベース1
1上に軸支されている。回転レバー30は適宜な駆動手
段、例えばプランジャ等の電気的なアクチュエータや手
動によって操作される。回転レバー30の縦辺部32の
先端にはODストッパ23が固定されている。また、回
転レバー30の横辺部にはランプ25が形成され、その
端縁が磁気ディスク13側に向かって下り傾斜の滑り面
26となっている。滑り面26は回動型アクチュエータ
14の先端に設けられたディンプル20を乗り上げるこ
とが可能な位置に配置されている。上述した以外の部分
は図11に示した従来例と同様である。
【0014】この磁気ディスク装置1においては、駆動
時には、図2に示すようにまずスピンドルモータ12が
回転して磁気ディスク13が所定の角速度に達した後、
回動型アクチュエータ14が反時計方向に回転する。そ
して、回動型アクチュエータ14のディンプル20がラ
ンプ25の滑り面26から外れる(ロード)と、録再ヘ
ッド19がサスペンション17の弾性力により磁気ディ
スク13側に付勢される。一方、このときには、スライ
ダ18が磁気ディスク13の回転に伴って流れる空気を
受けて浮力が生じる。この浮力とサスペンション17の
付勢力とが略一致した位置に録再ヘッド19が保持され
る。この位置は磁気ディスク13から所定の距離だけ離
れており、録再ヘッド19が磁気ディスク13に接触せ
ず、しかも記録、再生が確実に行われる位置となるよう
に設定されている。
【0015】録再ヘッド19がランプ25から外れた
後、回転レバー30が回転軸31を中心にして時計方向
に所定の角度だけ回転する。これによって、磁気ディス
ク13の外周側に比較的広い範囲でかぶさっていたラン
プ25の先端が磁気ディスク13の外側に退避して、磁
気ディスク13には非常に狭い範囲しかかぶさらない
か、または、全くかぶさらなくなる。したがって、ラン
ディングゾーンにもデータを記録することができるので
磁気ディスク13の記憶容量を拡大することができる。
【0016】また、このときには回転レバー30の縦辺
部32の先端にあるODストッパ23が磁気ディスク1
3側に移動する。これによって、回動型アクチュエータ
14が磁気ディスク13から外側に暴走するのを確実に
防止することが可能になる。更に、回動型アクチュエー
タ14が磁気ディスク13の内周側に移動したとき、あ
る角度まで移動すると回動型アクチュエータ14がID
ストッパ24に当接してそれ以上移動できなくなる。こ
れによって、回動型アクチュエータ14が高速回転して
いるスピンドルモータ12の回転軸などに接触するのが
防止される。
【0017】図3は、第2実施例の磁気ディスク装置2
の構成を示す。この磁気ディスク装置2は、ランプ25
と別体のODストッパ23が回動型アクチュエータ14
のコイル21付近に配置されると共に、図示しない移動
手段で磁気ディスク13から離れる方向に所定の距離だ
け移動可能になっている。また、ランプ25は磁気ディ
スク13の停止中は、図11で示した従来例と同じ位置
に配置されているが、本例ではこれが適宜な移動手段
(図示せず)によって磁気ディスク13から離れる方向
に移動可能になっている。
【0018】この磁気ディスク装置2においては、起動
時には第1実施例と同様に磁気ディスク13が所定の角
速度になった後、回動型アクチュエータ14が磁気ディ
スク13側に回転し、ディンプル20がランプ25の滑
り面26から外れて磁気ディスク13上に浮上した状態
となる。この後、ランプ25が図4中に2点鎖線で示す
待機位置から図中に実線で示す磁気ディスク13と離れ
る方向に所定の距離だけ移動する。これによって、ラン
プ25が磁気ディスク13に全くかぶらなくなり、磁気
ディスク13の記録範囲を拡大できる。また、このとき
には、ODストッパ23が磁気ディスク13から離れて
回動型アクチュエータ14のアーム16の移動方向と同
一の方向へ所定の距離だけ移動する。そして、録再ヘッ
ド19が磁気ディスク13の最外周に配置されたとき、
アーム16がODストッパ23に当接するようになって
いる。これによって、回動型アクチュエータ14が磁気
ディスク13から外れて外側に暴走するのを確実に防止
することができる。
【0019】第2実施例の磁気ディスク装置2は第1実
施例の磁気ディスク装置1に比べて構成が複雑になる
が、ODストッパ23とランプ25をそれぞれ別に移動
させることができるので、設計の自由度が高くなる。
【0020】図5は、第3実施例の磁気ディスク装置3
の構成を示す。この磁気ディスク装置3においては、回
動型アクチュエータ14のコイル21と磁気ディスク1
3との間にODストッパ23が固定されてる。そし
て、回動型アクチュエータ14が磁気ディスク13側に
回転したとき、ODストッパ23とアーム16との間に
適宜な移動手段によって移動することが可能な第2OD
ストッパ33が、ODストッパ23の付近に配置されて
いる。これ以外は第2実施例の磁気ディスク装置2と同
様である。
【0021】この磁気ディスク装置3においては、図6
に示すように磁気ディスク13が回転して回動型アクチ
ュエータ14が移動し、ディンプル20がランプ25か
ら外れた後、ランプ25が磁気ディスク13上から離れ
る方向に移動すると共に、第2ODストッパ33が移動
してODストッパ23とアーム16の間に配置される。
これによって、回動型アクチュエータ14が磁気ディス
ク13から外れて外画に暴走するのを確実に防止できる
と共に、磁気ディスク13の記録範囲を拡大することが
可能になる。
【0022】上述したようにダイナミック・ロード・ア
ンロード方式の磁気ディスク装置では、録再ヘッド19
と磁気ディスク13が物理的に拘束されないので、録再
ヘッド19及び磁気ディスク13に傷を付けることなく
磁気ディスク13を着脱することが可能である。図7は
これを利用したもので、磁気ディスク13がカートリッ
ジ34に収納されている磁気ディスクカートリッジ35
を着脱自在にしたカートリッジ式磁気ディスク装置4
に、本発明を適用した場合の構成を示す。
【0023】このカートリッジ式磁気ディスク装置4
は、枠部36内にベース11が配置され、ベース11上
にスピンドルモータ12、回動型アクチュエータ14、
マグネット22などが配置されている。また、マグネッ
ト22上にはIDストッパ24が突設され、回動型アク
チュエータ14の下側にはL字状の回転レバー38が配
置されている。回転レバー38は、その縦辺部37の先
端が回動型アクチュエータ14の中心軸15に回転自在
に取り付けられている。そして、縦辺部37には回動型
アクチュエータ14の外側への移動を規制するODスト
ッパ23が設けられている。更に回転レバー38の横辺
部はランプ25となっていて、その片端部には滑り面2
6が設けられている。
【0024】このカートリッジ式磁気ディスク装置4に
おいては、磁気ディスクカートリッジ35を枠部36内
に挿入するとき、図8に示すように回動型アクチュエー
タ14と回転レバー38が同時にしかも同一角度だけ時
計方向に回転して退避する。これによって、磁気ディス
クカートリッジ35を挿入することが可能になる。そし
て、磁気ディスクカートリッジ35が挿入されると、こ
れが降下するか、またはディスク駆動部(図示せず)が
上昇して磁気ディスク13が適宜なチャッキング手段
(図示せず)でスピンドルモータ12の中心軸にチャッ
キングされる。次に、回動型アクチュエータ14と回転
レバー38が元の位置に戻される。この後、磁気ディス
ク13が回転駆動され、これが所定の角速度に達したと
き回動型アクチュエータ14が移動して、ディンプル2
0がランプ25の滑り面26から降下し、録再ヘッド1
9がカートリッジ34の開口50から磁気ディスク13
上に配置される。この後、回転レバー38が時計方向に
回転して退避する。
【0025】これによって、記録及び再生中はランプ2
5が磁気ディスク13にかぶらなくなるので、磁気ディ
スク13の記録範囲を拡大することが可能になる。ま
た、磁気ディスクカートリッジ35を挿入するときに
は、回転レバー38と共にODストッパ23も磁気ディ
スク13から離れる方向に移動するので回動型アクチュ
エータ14を退避させることができ、磁気ディスクカー
トリッジ35の挿入が容易になる。また、このカートリ
ッジ式磁気ディスク装置4は、回動型アクチュエータ1
4と回転レバー38が同一の中心軸15を中心に回転す
るようになっているので、ディンプル20やランプ25
など各部の移動軌跡が同心円となり設計が容易になる。
しかし、各部の配置などの問題で不都合がある場合に
は、回動型アクチュエータ14と回転レバー38の回転
中心を異なる位置としてもよい。
【0026】図9は、第5実施例の着脱可能ディスク装
置5の構成を示す。この着脱可能ディスク装置5は、図
1で示した磁気ディスク装置1の後端部に、信号線、電
線等を外部に接続するためのコネクタ39が設けられて
おり、これをスロット40に収納して使用される。スロ
ット40から着脱可能ディスク装置5を取り外す場合
は、スロット40のイジェクトレバー41を押す。これ
で押し出しレバー42が中心軸43を中心にして回転
し、その先端部の押圧部44で着脱可能ディスク装置5
が外部に押し出される。着脱可能ディスク装置5には、
第2実施例及び第3実施例の各磁気ディスク装置2,3
を用いることもできる。
【0027】図10は、第6実施例の着脱可能カートリ
ッジ式ディスク装置6の構成を示す。この着脱可能カー
トリッジ式ディスク装置6は、第4実施例のカートリッ
ジ式ディスク装置4にコネクタ39を設けたものであ
り、磁気ディスクカートリッジ35を使用することがで
きると共に、装置本体をスロット40に挿入して使用さ
れる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は回動型ア
クチュエータに取り付けられた記録ヘッドまたは再生ヘ
ッドがディスクに接触することなく記録または再生が開
始及び終了するダイナミック・ロード・アンロード方式
のディスク装置における回動型アクチュエータの位置規
制装置において、記録ヘッドまたは再生ヘッドをロード
・アンロードさせるための滑り面を有する移動可能なヘ
ッド保持手段と、記録ヘッドまたは再生ヘッドのディス
ク外周側への移動位置を規制する移動可能な第1の位置
規制手段と、記録ヘッドまたは再生ヘッドのディスク内
周側への移動位置を規制する第2の位置規制手段とを備
え、記録ヘッドまたは再生ヘッドがヘッド保持手段から
外れディスク上に移動した後、ヘッド保持手段がディス
クから外側に移動し、第1の位置規制手段が回動型アク
チュエータのディスクの外周側への位置規制が可能とな
る位置に移動することで、記録ヘッドまたは再生ヘッド
がディスクの外周側に移動するときに、第1の位置規制
手段により回動型アクチュエータのディスク外周側への
移動が規制される第1の位置と、記録ヘッドまたは再生
ヘッドがヘッド保持手段の滑り面で保持される第2の位
置を有することを特徴とするものである。
【0029】したがって、本発明によれば、回動型アク
チュエータの待機中と動作中におけるヘッド保持手段と
第1の位置規制手段の位置を変えることによって、待機
中は回動型アクチュエータをディスクから離れた位置に
保持すると共に、動作中は回動型アクチュエータが磁気
ディスクの外側まで暴走しないようにすることが可能に
なる。したがって、ディスクの記録エリアを広げること
ができるとともに、回動型アクチュエータの先端部分
や、ここに取り付けられているスライダ及び録再ヘッド
などが損傷するのを確実に防止することができるなどの
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク装置における回動型アク
チュエータの位置規制装置の第1実施例を示す平面図で
ある。
【図2】第1実施例の動作を説明する図である。
【図3】第2実施例の構成図である。
【図4】第2実施例の動作を説明する図である。
【図5】第3実施例の構成図である。
【図6】第3実施例の動作を説明する図である。
【図7】第4実施例の構成図である。
【図8】第4実施例の動作を説明する図である。
【図9】第5実施例の構成図である。
【図10】第6実施例の構成図である。
【図11】一般的な磁気ディスク装置10の構成図であ
る。
【符号の説明】
1〜6,10 磁気ディスク装置 13 磁気ディスク 14 回動型アクチュエータ 16 アーム 17 サスペンション 18 スライダ 19 録再ヘッド 23 ODストッパ 24 IDストッパ 25 ランプ 35 磁気ディスクカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−314695(JP,A) 特開 平4−125866(JP,A) 特開 平4−301274(JP,A) 特開 平4−149870(JP,A) 特開 平1−102782(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/02 G11B 21/12 G11B 21/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動型アクチュエータに取り付けられた
    記録ヘッドまたは再生ヘッドがディスクに接触すること
    なく記録または再生が開始及び終了するダイナミック・
    ロード・アンロード方式のディスク装置における回動型
    アクチュエータの位置規制装置において、上記記録ヘッドまたは再生ヘッドをロード・アンロード
    させるための滑り面を有する移動可能なヘッド保持手段
    と、 上記記録ヘッドまたは再生ヘッドの上記ディスク外周側
    への移動位置を規制する移動可能な第1の位置規制手段
    と、 上記記録ヘッドまたは再生ヘッドの上記ディスク内周側
    への移動位置を規制する第2の位置規制手段とを備え、 上記記録ヘッドまたは再生ヘッドが上記ヘッド保持手段
    から外れ上記ディスク上に移動した後、上記ヘッド保持
    手段が上記ディスクから外側に移動し、上記第1の位置
    規制手段が上記回動型アクチュエータの上記ディスクの
    外周側への位置規制が可能となる位置に移動すること
    で、 上記記録ヘッドまたは再生ヘッドが上記ディスクの外周
    側に移動するときに、上記第1の位置規制手段により上
    記回動型アクチュエータの上記ディスク外周側への移動
    が規制される第1の位置と、 上記記録ヘッドまたは再生ヘッドが上記ヘッド保持手段
    の上記滑り面で保持される第2の位置を有する ことを特
    徴とするディスク装置における回動型アクチュエータの
    位置規制装置。
  2. 【請求項2】 上記記録ヘッドまたは再生ヘッドの上記
    ディスク外周側への移動位置を規制する第3の位置規制
    手段を有することを特徴とする請求項1記載のディスク
    装置における回動型アクチュエータの位置規制装置。
  3. 【請求項3】 上記ディスク装置本体が筐体に固定され
    ていることを特徴とする請求項記載のディスク装置に
    おける回動型アクチュエータの位置規制装置。
  4. 【請求項4】 上記ディスク装置本体が筐体に着脱自在
    であることを特徴とする請求項記載のディスク装置に
    おける回動型アクチュエータの位置規制装置。
  5. 【請求項5】 上記ディスクがカートリッジに収納さ
    れ、上記カートリッジが上記ディスク装置本体に着脱自
    在であることを特徴とする請求項記載のディスク装置
    における回動型アクチュエータの位置規制装置。
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