JPS63173285A - フロツピイデイスクドライブ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はフロッピィディスクドライブ装置（以下ＦＤＤ
と称する）に係り、特にフロッピィディスク（以下単に
ディスクと称する）の記録再生停止時における磁気ヘッ
ドによるディスクの損傷を防止するに好適なＦＤＤに関
する。

（従来の技術） 近年、電話交換装置のバックアップメモリ装置やワード
プロセッサなどにＦＤＤが広く使われるようになってき
ている。このＦＤＤは従来初期状態においては磁気ヘッ
ドがディスクの最外周に停止しており、記録再生の動作
の停止時にはその位置におけるディスクのトラック上に
停止した状態になっていた。このため特に高温高湿の状
態である時間放置しておくと、磁気ヘッドとディスクの
吸着現象が発生し、ディスクに記録された情報が破壊さ
れることがあるという問題があった。特に最近ＦＤＤが
小型化され、例えば直径３．５インチのディスクを用い
るＦＤＤでは、磁気ヘッドをディスクに対してローディ
ング及びアンローディングする機構がないため、記録再
生停止時には常に磁気ヘッドとディスクは接触しており
、ディスりに記録された情報が破壊される可能性はざら
に大きくなってきた。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は従来のＦＤＤで問題であった、情報が記録され
たディスクのトラック上に磁気ヘッドが長時間停止した
状態が続いたときに、吸着現象が発生して重要な情報が
破壊されるという問題を解決し、ディスクへの情報の記
録再生停止時においても、ディスクに記録された情報が
破壊されることを防止できるＦＤＤを提供することを目
的とする。

［発明の構成コ （問題点を解決するための手段） 本発明は上記の目的を達成するために、円盤状の記録媒
体に情報の記録、再生を行なう磁気ヘッドが搭載された
ヘッドアームと、−前記記録烹体を回転駆動させる第１
の駆動手段と、前記へラドアームを前記記録媒体の半径
方向に移動させる第２の駆動手段と、これら第１及び第
２の駆動手段をそれぞれ駆動制御する駆動回路を有する
制御ｌ装置とを具備してなるＦＤＤにおいて、前記記録
媒体への情報の記録再生停止時に、前記磁気ヘッドをこ
の記録媒体の最内周部に移動させるように前記第２の駆
動手段を駆動させる制御回路を設けたものである。

（作用） 上記の構成によると、ＦＤＤが記録再生を停止した信号
により、制御回路を介して第２の駆動手段を駆動する駆
動回路を作動させ、第２の駆動手段によりヘッドアーム
を記録媒体の半径方向に移動させて、このヘッドアーム
に搭載された磁気ヘッドを記録媒体の最内周部に位置さ
せることができる。この記録媒体の最内周部は情報が記
録されている割合が少ないので、情報の破壊を最小限に
おさえることができ、また磁気ヘッドと記録媒体との吸
着現象が発生した場合でも、第１の駆動手段の回転軸か
ら最も短い距離であるので、小ざいトルクで吸着状態か
ら離脱させることができる。

（実施例） 以下、本発明に係るＦＤＤの一実施例を図面を参照して
説明する。

第１図及び第２図に本発明の一実施例を示す。

第１図において、１は磁気記録媒体であるディスク２を
回転駆動させるディスクモータであり、３はこのディス
ク２の半径方向に移動可能に設けられたヘッドアームで
ある。このヘッドアーム３の先端には磁気ヘッド４が搭
載されており、ヘッドアーム３はステップモータ５によ
り前記ディスク２の半径方向に移動されるようになって
いる。上記各部材はＦＤＤの本体ケース６内に収納され
ており、この本体ケース６内には第２図に示すようにデ
ィスクモータ１及びステップモータ５をそれぞれ駆動さ
せる駆動回路７，８が設けられたマイクロコンピュータ
などの制御装置９と、前記ディスク２に対する磁気ヘッ
ド４による情報の記録再生が停止されたときの信号によ
り、前記ステップモータ５を駆動回路８を介して駆動さ
せる制御回路１０とが設けられている。

次に本実施例の作用を説明する。ディスク２がＦＤＤの
本体ケース６内にセットされた初期状態、及び１回の記
録または再生が終了して磁気ヘッド４がディスク２のト
ラック上に停止して待機状態にあるとき、すなわち記録
再生の動作時以外は、この不動作信号により制御回路１
０が作動して、駆動回路８を介してステップモータ５を
駆動し、ディスク２の最内周のトラックを検知してステ
ップモータ５を停止させる。

本実施例によれば、ＦＤＤがディスク２に対して情報の
記録再生を行なっていないときは、磁気ヘッド４は情報
が記録されている可能性の少ないディスク２の最内周部
にあるため、長時間この位置に停止して磁気ヘッド４と
ディスク２との吸着現象が発生しても、情報の破壊を最
小限に抑えることができる。特に外周部に記録されてい
るフォーマットなどの重要データの破壊は完全に防止す
ることができる。また磁気ヘッド４とディスク２との吸
着現象が発生しても、その位置がディスクモータ１の回
転軸から最も近い点にあるため、小さいトルクで吸着状
態から離脱させることができる。

［発明の効果コ 上述したように本発明によれば、ＦＤＤの記録再生停止
時に磁気ヘッドを記録媒体の最内周部に移動させるよう
にしたので、記録媒体に記録された情報の破壊を最小限
に抑えることができ、また磁気ヘッドと記録媒体とが吸
着した場合にも、この吸着状態から容易に離脱させるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るＦＤＤの一実施例を示す一部破断
斜視図、第２図は本実施例の制御装置を示すブロック図
である。 １・・・ディスクモータ（第１の駆動手段）２・・・デ
ィスク（記録媒体） ３・・・ヘッドアーム　　　４・・・磁気ヘッド５・・
・ステップモータ（第２の駆動手段）７．８・・・駆動
回路　　　９・・・制御装置１０・・・制御回路 代理人　弁理士　　本　１）　崇 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円盤状の記録媒体に情報の記録、再生を行なう磁気ヘッ
   ドが搭載されたヘッドアームと、前記記録媒体を回転駆
   動させる第１の駆動手段と、前記ヘッドアームを前記記
   録媒体の半径方向に移動させる第２の駆動手段と、これ
   ら第１及び第２の駆動手段をそれぞれ駆動制御する駆動
   回路を有する制御装置とを具備してなるフロッピイディ
   スクドライブ装置において、前記記録媒体への情報の記
   録再生停止時に、前記磁気ヘッドをこの記録媒体の最内
   周部に移動させるように前記第２の駆動手段を駆動させ
   る制御回路を設けたことを特徴とするフロッピイディス
   クドライブ装置。