JP2006185486A - ディスク装置 - Google Patents

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彰彦 青柳
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賢 早川
Koichi Takeuchi
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Abstract

【課題】
ディスクの回転にともなって生じる気流が発生させるディスクの振動を低減することができるディスク装置を提供する。
【解決手段】
本発明に係るディスク装置は、回転する磁気ディスク101と、磁気ディスク101を収納するベース102と、ディスク101をベース102内に密閉し、エンクロージャを形成するトップ・カバー107と、磁気ディスク101の外側に配置され、エンクロージャ内において塵埃を捕らえる循環フィルタ120と、循環フィルタ120から流出した気流を磁気ディスク101の外縁部分101aより中心側に導く気流ガイド131とを備えるものである。さらに、本発明に係るディスク装置は、磁気ディスク101の外縁部分101a付近に設けられ、その外縁部分101a付近に流出する気流を遮断する遮断部133を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ディスクの回転にともなう気流により生じるフラッタの低減を図ったディスク装置に関する。
情報記憶再生装置として、光ディスクや磁気テープなどの様々な態様のメディアを使用する装置が知られている。その中で、ハードディスク・ドライブは、コンピュータの記憶装置として広く普及し、現在のコンピュータ・システムにおいて欠かすことができない記憶装置の一つとなっている。さらに、ハードディスク・ドライブの用途は、コンピュータ・システムにとどまらず、その優れた特性により益々拡大している。例えば、動画像記憶再生装置、カー・ナビゲーション・システム、あるいはデジタル・カメラなどで使用されるリムーバブル・メモリなどにも使用されている。
ハードディスク・ドライブは、データを記憶する磁気ディスクと、磁気ディスクとの間のデータ読み出し及び/もしくは書き込みを行うヘッド、及び、ヘッドを磁気ディスク上の所望の位置に移動するアクチュエータを備えている。アクチュエータはボイス・コイル・モータによって駆動され、回動軸を中心として回動することによって、回転する磁気ディスク上でヘッドを半径方向に移動させる。これによって、ヘッドが磁気ディスクに形成された所望のトラックにアクセスし、データの読み出し/書き込み処理を行うことができる。
ところで、このHDDは、HDDのベースとトップ・カバーで密閉された機構部(HDA;Hard Disk Assembly)内において、ヘッドとディスクのインターフェースの信頼性を確保することが求められている。そのため、磁気ヘッドを駆動するアクチュエータから漏れ出る潤滑油や、駆動機構の摩耗によって発生する恐れがある微少な塵埃を除去する必要がある。したがって、この塵埃を捕集する循環フィルタがHDA内の圧力差が発生する部位に配置される。磁気ディスクが回転すると、ディスク外縁部分の外側でディスクの回転方向に気流が生じ、この気流が循環フィルタを通過することによって、気流に含まれる塵埃を除去することができる。
HDDの記録トラックの短ピッチ化が進むにつれ高精度のトラッキング精度が望まれるが、回転時の磁気ディスクの振動はこのトラッキング動作の精度に大きな影響を与える。HDA内においてはディスクの回転にともなって気流は、ディスクの外縁部分に沿って設けられる整流壁によりスムーズに流れる。この整流壁は、できる限り連続的なものが好ましく、これによって気流により生じるディスクの振動を抑制することができる。しかしながら、上述の循環フィルタは、例えばHDAの隅部などに配置され、通常、整流壁はこの隅部において不連続となる。これは、循環フィルタに気流を流入する流入口、循環フィルタから気流を流出させる流出口が設けられるからである。
そこで、特許文献1に記載のハードディスク・ドライブ装置においては、流入した気流をディスク間の高さになるように案内するガイド部を設けたものである。特許文献1に記載の技術におけるハードディスク・ドライブ装置が、図12に示されている。図12に示すように、このハードディスク・ドライブ装置では、ハードディスク901が回転できるようにハードディスク901の外縁部分901aと整流壁902との間には、間隙903が設けられている。集塵用フィルタ904を通過して流出した気流は、ハードディスク901の下面に沿って流出するとともに、ハードディスク901の外縁部分901aのエッジ面と間隙903との間を通って、ハードディスク901上面へと流出する。そのため、ハードディスク901は、この気流がハードディスク901上面へと向かうときにハードディスク901の外縁部分901aのエッジ面に当たることによって振動する。特許文献1に記載の技術によれば、この上昇する気流を確実に制御することができないので、その上昇する気流によって発生するハードディスク901に振動を確実に抑制することができない。
特開平05−347089号公報
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ディスクの回転にともなって生じる気流が発生させるディスクの振動を低減することができるディスク装置を提供することを目的とする。
本発明に係るディスク装置は、回転するディスクと、前記ディスクを収納するベースと、前記ディスクを前記ベース内に密閉し、エンクロージャを形成するトップ・カバーと、前記ディスクの外側に配置され、前記エンクロージャ内において塵埃を捕らえる循環フィルタと、前記循環フィルタから流出した気流を前記ディスクの外縁部分よりも中心側に導く気流ガイドと、を備えるものである。このような構成において、循環フィルタからの気流をディスク面に沿わせることができるので、ディスクの外縁部分付近において気流がディスクに接触するのを防止することができる。これによって、ディスクの回転にともなって生じる気流が発生させるディスクの振動を低減することができる。
さらに、前記気流ガイドは、前記ディスクの外縁部分付近に設けられ、前記外縁部分付近に流出する気流を遮断する遮断部を有する。これにより、ディスクの外縁部分付近において気流がディスクに接触するのを確実に防止することができるので、ディスクの振動を確実に低減することができる。
また、前記気流ガイドは、前記ディスクの外縁部分付近に配置され、前記ディスクの中心側に突出する案内部を有する。この場合には、循環フィルタからの気流をディスクの回転によって生じる気流に導くことができる。これによって、ディスクの外縁部分付近において気流がディスクに接触するのをより確実に防止することができるので、ディスクの振動をより確実に低減することができる。
またさらに、前記案内部は、前記ディスクの回転にともなって発生する気流の回転方向に湾曲する。この場合には、循環フィルタからの気流をディスクの回転によって生じる気流に向きに導くことができる。これによって、ディスクの外縁部分付近において気流がディスクに接触するのをより一層確実に防止することができるので、ディスクの振動をより一層確実に低減することができる。
好適には、前記気流ガイドは、前記ディスクの下面において前記循環フィルタから流出した気流を導いたり、前記ディスクの上面と前記トップ・カバーの下面との間において前記循環フィルタから流出した気流を導いたりする。
さらに、複数の前記ディスクと、複数の前記気流ガイドとを備え、前記複数の気流ガイドは、前記複数のディスクの間において前記気流を導くことができる。これにより、ディスクの回転によって発生する気流が複雑となる場合であっても対応することができる。
さらにまた、前記遮断部は、前記案内部と一体形成されている。これによって、循環フィルタからの気流を整流する気流ガイドと遮断壁とを安価に製造することができる。
本発明に係るディスク装置は、ディスクと、前記ディスクを収納するベースと、前記ディスクを前記ベース内に密閉し、エンクロージャを形成するトップ・カバーと、前記エンクロージャ内において前記ディスクの中心付近に配置され、前記ディスクを回転させるスピンドル・モータと、前記ディスクの外側に配置され、前記エンクロージャ内において塵埃を捕らえる循環フィルタと、前記ディスクの外縁部分付近に設けられ、前記外縁部分付近に流出する気流を遮断する遮断部と、前記遮断部より前記ディスクの中心側に突出する案内部とを有する気流ガイドと、を備えるものである。このような構成において、循環フィルタからの気流をディスク面に沿わせることができるので、ディスクの外縁部分付近において気流がディスクに接触するのを防止することができる。これによって、ディスクの回転にともなって生じる気流が発生させるディスクの振動を低減することができる。
本発明に係るディスク装置によれば、ディスクの回転にともなって生じる気流が発生させるディスクの振動を低減することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、例えば2.5型の高速回転かつ高トラック数(TPI;Tracks Per Inch)であるハードディスク・ドライブ(HDD)に適用したものである。
発明の実施の形態1.
まず、図1を用いて、本実施の形態にかかるHDD100の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るHDD100の概略構成を示すための上面図である。図1において、101はデータが記録されるディスクであって、磁性層が磁化されることによってデータを記憶する不揮発性の磁気ディスクである。102はハードディスク・ドライブ100の各構成要素を収容するベースである。ベース102は、図2に示すように、ベース102の上部開口を塞ぐトップ・カバー117とガスケット118を介して固定されることによってディスクエンクロージャを構成し、ハードディスク・ドライブ100の各構成要素を密閉状態で収容することができる。
特に、本実施の形態におけるベース102は、磁気ディスク101の回転によって生じる気流がスムーズに流れるよう、磁気ディスク101の外縁部分101aに沿って整流壁119がほぼ連続的に形成されている。具体的には、後述するように、整流壁119はアクチュエータ・アーム108が揺動する位置及び循環フィルタ120から気流が流出するための気流ガイド121以外は、磁気ディスク101の外縁部分101aに沿って形成される。循環フィルタ120は、ベース102の隅部に配置され、隅部に磁気ディスク101の回転に応じて生じる気流が流入される。循環フィルタ120はその気流に含まれる塵埃を捕集し、循環フィルタ120を通過した気流は気流ガイド121から排出される。すなわち、循環フィルタ120は、磁気ディスク101の回転方向に循環する気流に含まれた塵埃を捕集する回転循環フィルタである。なお、磁気ディスク101の外縁部分101aは、磁気ディスク101の外端面のことである。換言すれば、この外縁部分101aとは、薄い磁気ディスク101を囲む面の内、主面に対して幅狭い面のことである。従って、この外縁部分101aとは、磁気ディスク101のエッジによって主面と区別された面のことである。
103はスピンドル・モータ、104はスピンドル・モータ103に設けられているハブである。105は、ホスト(不図示)との間で入出力されるデータについて、磁気ディスク101への書き込み及び/又は読み出しを行うヘッドである。ヘッド105(磁気ヘッド105)は、磁気ディスク101への記憶データに応じて電気信号を磁界に変換する記録素子及び/又は磁気ディスク101からの磁界を電気信号に変換する再生素子と、記録素子及び/又は再生素子がその面上に形成されているスライダとを有している。上述の循環フィルタ120による塵埃の捕集により、ヘッド105と磁気ディスク101との間にゴミを巻き込むことによるヘッド・クラッシュを防止すること等ができる。
106はヘッド105を保持、移動するアクチュエータである。アクチュエータ106は、回動軸107に回動自在に保持されており、アクチュエータ・アーム108と駆動機構としてのボイス・コイル・モータ(VCM)109とを備えている。アクチュエータ・アーム108は、ヘッド105が配置されたその先端部から、サスペンション110、ヘッド・アーム111及びコイル・サポート112の順で結合された各構成部材を備えている。
113はフラットコイル、114はベース102に固定された上側ステータ・マグネット保持板である。尚、上側ステータ・マグネット保持板114は、主要部が便宜上切り欠いて図示され、外形が破線で示されている。図示されていないが、フラットコイル113の下側には、上側ステータ・マグネット保持板114との間においてフラットコイル113を挟むように、下側ステータ・マグネット保持板が配置される。VCM109は、フラットコイル113、上側ステータ・マグネット保持板114に固定されたステータ・マグネット(不図示)、及び下側ステータ・マグネット保持板に固定されたステータ・マグネット(不図示)を備えている。115は、磁気ディスク101の回転が停止するときには、ヘッド105を磁気ディスク101から退避させるためのランプ機構である。116はサスペンション110の先端部に形成されたタブである。尚、ヘッド105がデータ書き込み/読み出し処理を行わない場合に、磁気ディスク101の内周に配置されているゾーンに退避するCSS(Contact Start and Stop)方式に、本形態のアクチュエータ106を適用することも可能である。
磁気ディスク101は、ベース102の底面に固定されたスピンドル・モータ103のハブ104に一体的に保持され、スピンドル・モータ103により所定の速度で回転駆動される。ハードディスク・ドライブ100の非動作時には、磁気ディスク101は静止している。回動軸107に回動自在に保持されたコイル・サポート112には、コイル・サポート・アーム112a、112bが形成されている。コイル・サポート・アーム112a、112bは、回動軸107に対してヘッド・アーム111と反対側において、フラットコイル113を保持する。VCM109は、コントローラ(不図示)からフラットコイル113に流される駆動信号に応じて、回動軸107を中心としてアクチュエータ・アーム108を回動し、磁気ディスク101の上にヘッド105を移動する、もしくは、磁気ディスク101の外側へヘッド105移動することができる。
磁気ディスク101からのデータの読み取り/書き込みのため、アクチュエータ106は回転している磁気ディスク101表面のデータ領域上空にヘッド105を移動する。アクチュエータ106が回動することによって、ヘッド105が磁気ディスク101の表面の半径方向に沿って移動する。これによって、ヘッド105が所望のトラックにアクセスすることができる。ヘッド105は、磁気ディスク101に対向するスライダのABS(Air Bearing Surface)面と回転している磁気ディスク101との間の空気の粘性による圧力が、サスペンション110によって磁気ディスク101方向に加えられる圧力とバランスすることによって、ヘッド105は磁気ディスク101上を一定のギャップを置いて浮上する。
磁気ディスク101の回転が停止すると、ヘッド105が磁気ディスク101表面に接触し、吸着現象によってデータ領域の傷の発生、磁気ディスクの回転不能などの問題が起こるため、磁気ディスク101の回転が停止するときには、アクチュエータ106はヘッド105をデータ領域からランプ機構115に退避させる。アクチュエータ106がランプ機構115の方向に回動し、アクチュエータ先端部のタブ116がランプ機構115表面上を摺動しながら移動し、ランプ機構115上のパーキング面に載ることにより、ヘッド105ドがアンロードされる。ロードのときには、パーキング面に支持されていたアクチュエータ106は、ランプ機構115から離脱して磁気ディスク101表面上空に移動する。
ここで、磁気ディスク101は、1又は複数枚からなり、また片面又は両面記録のいずれであってもよい。両面記憶のときは各記憶面を走査するヘッドを保持するサスペンションを記録面に対応する数用意し、一の磁気ディスク101に対して、一方のサスペンション110と所定の間隔をおいて重なる位置でヘッド・アームを介してコイル・サポート112に固定する。また、複数枚の磁気ディスクを両面記憶する場合には、ハブ104によってスピンドル・モータ103の回転軸方向に所定の間隔で複数枚の磁気ディスクを一体的に保持する。それぞれ各記憶面を走査するヘッドを保持するサスペンションを記憶面の数だけ用意し、図1のサスペンション110と所定の間隔をおいて重なる位置でヘッド・アームを介してコイル・サポート112に固定する。
次に、図2乃至図5を用いて、本実施の形態のHDD100について更に詳細に説明する。図2は、HDDのエンクロージャ内の塵埃を捕獲することでその清浄度を維持するための循環フィルタ部分を拡大して示す斜視図である。図3は、この循環フィルタ部分の断面図であり、図1におけるIII−III断面図である。なお、図2においては、本実施の形態におけるHDD100の循環フィルタ部分が視認しやすいように、磁気ディスク101を省略している。
HDD100のベース102には、上述したように、磁気ディスク101が配置される磁気ディスク101の外形と略同形の凹部(格納部)122が設けられ、この格納部122に単数枚の磁気ディスク101が格納される。図2,3においては、この格納部122に単数枚の磁気ディスク101が格納されるが、これに限らず、複数枚の磁気ディスク101が格納されるように構成してもよい。
本実施の形態においては、図2の矢印の方向にディスクが回転する。ここで、格納部122の底面はベース102の底面であるが、アクチュエータ・アーム108が配置される格納部123の底面より高く形成される。これは、磁気ディスク101が配置される格納部122の底面が磁気ディスク101に近接しているほど、すなわち磁気ディスク101の最下面とこの最下面に対向する格納部123の底面との距離が小さいほど磁気ディスク101の回転によって生じる気流による振動が抑制されるためである。
また、磁気ディスク101の格納部122の側壁(整流壁119)は磁気ディスク101の外縁部分101aに沿って対向するよう形成される。この整流壁119により、磁気ディスク101の回転により、その外縁部分101aの周囲で主に発生する気流の乱れを抑制し、気流の乱れにより磁気ディスク101に生じる振動の影響を抑制する。したがって、この整流壁119は、磁気ディスク101の外縁部分101aの周囲で発生する気流をスムーズに流すために、磁気ディスク101の外縁部分101aの全域に亘って連続して形成されることが好ましい。
しかしながら、整流壁119が磁気ディスク101の回転を妨げないように、この整流壁119と磁気ディスク101の外縁部分101aとの間に間隙102aが設けられている。そのため、循環フィルタ120を通過した気流は、磁気ディスク101の下方から、この間隙102aを通過して磁気ディスク101の上面へと流入する。すなわち、磁気ディスク101の外縁部分101a付近の間隙102aを上昇する気流が発生している。この上昇する気流によって、磁気ディスク101の動作は上下に振動し、磁気ディスク101にフラッタが発生する。近時、磁気ディスク101の記録容量の増加にともなって、磁気ディスク101のTPIが狭くなってくると、この磁気ディスク101の振動の影響が大きくなり、少しでも振動を低減させることが望まれる。
これらの実情に鑑み、この上昇する気流をできる限り低減させるべく、本願発明者等が鋭意研究した。その結果、循環フィルタ120から流出した気流を磁気ディスク101の外縁部分101aよりも中心側(内側)に導く気流ガイド121を設けた場合に、このフラッタを抑制することができることを知見した。さらに、本願発明者等は、このように磁気ディスク101の外縁部分101a付近の間隙102aを上昇する気流を遮蔽したとしても、その流出量が実質上小さくなることによって流入する気流が減ることになるものの、その塵埃の捕集効果にそれほど影響を与えないことを知見した。
図4及び図5は、本実施の形態における気流ガイド121を示す模式図である。ここで、図2を適宜参照しながら、気流ガイド121について説明する。ここで、図4(a)は、図2と同様の方向から観察した斜視図であり、図4(b)は、図4(a)に対して背面方向(後方、あるいはベース102の外縁側)から観察した斜視図である。また、図5(c)は、図4に対して下方(ベース102の底面側)から観察した斜視図であり、図5(d)は、図5(c)に対して背面方向(後方、あるいはベース102の外縁側)から観察した斜視図である。
図4及び図5に示すように、気流ガイド121の案内部131は、アーチ状の形状を有し、このアーチ状の凹部が流出口132となる。すなわち、気流ガイド121は、図2に示すように、案内部131が直立してアーチを形成するようにベース102の底面上に固定されることで、案内部131の凹部によって流出口132が形成される。
図2に示すように、流出口132は、少なくとも磁気ディスク101の下面より下方に設けられる。詳細には、案内部131の上面が磁気ディスク101の回転を阻害しないように、案内部131の上面が磁気ディスク101の下面よりも下方に配置されるように設けられる。換言すれば、案内部131上面は、磁気ディスク101が固定された固定面とほぼ同じ、あるいはこの固定面よりも若干低く(ベース102底面に近く)配設されている。また、磁気ディスク101が複数枚の場合には、最もベース102底面側に配置される磁気ディスク101の下面(以下、最下面という。)より下方に設けられる。
案内部131は、アーチ状に窪んだ方向に対して垂直な方向に厚みを有する。すなわち、案内部131の窪み(凹部)によって形成された流出口132がトンネル状に延在している。図2に示すように、案内部131は、磁気ディスク101の記録面に対して略平行に突出するように、ベース102に固定されている。換言すれば、案内部131が磁気ディスク101の固定面に略平行に突出し、流出口132が磁気ディスク101の記録面(固定面)に沿って延びている。従って、案内部131は、循環フィルタ120を通過する気流を磁気ディスク101の下面に沿った気流に案内する。
図4及び図5に示すように、遮断部133は、略板状の形状を有する遮断壁であり、その狭い側面において案内部131の上部に固着されている。この遮断部133は、気流ガイド121は遮断部133が直立するようにベース102に固定されている。換言すれば、遮断部133は、アーチ状の案内部131の窪む方向に延在し、案内部131が突出する方向に略垂直な方向に延在している。図2に示すように、案内部131に設けられる遮断部133は、案内部131の上部において整流壁119へと繋がる整流壁を構成し、その上面は、整流壁119の上面に沿って配設されている。従って、遮断部133は、従来の流出口の上部を遮断し、案内部131によって形成された流出口132が所定の高さとなるように流出口132を塞ぐ。また、遮断部133の磁気ディスク101の外縁部分101aに対向する面は、この遮断部133によって整流壁119ができるだけ連続となるように、磁気ディスク101の外縁部分101aの形状に沿った滑らかな形状とされる。詳細には、遮断部133の全面は、整流壁119表面と滑らかに連結するように配設されている。
気流ガイド121の案内部131下端には、循環フィルタを挿入するフィルタ・ケース134が設けられている。このフィルタ・ケース134は、案内部131の流出口132の延在方向に対して突設され、詳細には遮断部133とは反対側に固着されている。フィルタ・ケース134内の循環フィルタはたとえば略矩形の板状のフィルタであり、ベース102底部に形成された貫通孔(不図示)から流入した空気が上下に通過することで上下方向の気流を形成する。このような気流ガイド121は、遮断部133、案内部131、フィルタ・ケース134を一体形成することができる。具体的には、鋳造等によって所定の型を用いて、一体形成された気流ガイド121を安価に製造することができ、気流ガイド121の製造コストを低減することができる。
また、図2に示すように、整流壁119には、気流ガイド121が嵌め込まれる嵌合凹部135が形成されている。気流ガイド121は、案内部131が磁気ディスク101の中心方向に突出するように、嵌合凹部135に嵌め込まれている。換言すれば、気流ガイド121は、遮断部133の背面において嵌合凹部135に嵌め込まれている。嵌合凹部135の端部で開口が形成され、この位置で不連続となる。そして、この開口が、流出口132から流出する気流が流入する流入口136となる。嵌合凹部135内の流入口136と流出口132の気流が流出する手前に循環フィルタ120が配置され、流入口136から流れ込んだ気流に含まれる塵埃を捕集する。この循環フィルタ120を両脇から挟持して支えるため、ベース102の側壁から突出された挟持突起137a,137bとが設けられている。
図6及び図7は、流入口136から流入した気流が循環フィルタ120を介して気流ガイド121から流出する様子を説明する図である。図6は、その断面図であり、図7は、その斜視図である。回転する磁気ディスク101によって生じた気流は流入口136から流入し、循環フィルタ120により塵埃が捕獲され、清浄化された気流が気流ガイド121の流出口132から流出する。このとき、気流ガイド121の案内部131上面が磁気ディスク101の下面よりも下方に配設しているので、流出口132は磁気ディスク101下面よりも下方に位置している。さらに、気流ガイド121の遮断部133によって、循環フィルタ120を通過した気流が磁気ディスク101の外縁部分101a付近の間隙102aに流出するのを防いでいる。そのため、気流が磁気ディスク101外縁部分101a付近の間隙102aを上昇するのを防ぐことができ、この上昇する気流によって磁気ディスク101が振動するのを抑制することができる。また、気流ガイド121の案内部131が磁気ディスク101の中心方向に突出しているので、流出口132から流出した気流は、磁気ディスク101の中心付近に導かれる。そのため、循環フィルタ120を通過した気流をこの磁気ディスク101中心付近の気流に容易に導くことができ、磁気ディスク101外縁部分101a付近の間隙102aにおいて上昇するのを防いでいる。従って、上昇する気流による磁気ディスク101のフラッタが抑制される。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態2における気流ガイド200が、図8に示されている。図8に示すように、この気流ガイド200の案内部201は案内部131に比べて、磁気ディスク101の中心方向に延びている。さらに、この案内部201は、磁気ディスク101の回転方向に向かって湾曲している。すなわち、気流が磁気ディスク101の回転方向に発生するので、案内部201は、気流の方向に曲がっている。これによって、この案内部201の流出口202に沿って気流をガイドし、磁気ディスク101の回転によって発生する気流の回転方向に導くことができる。また、遮断部203は、循環フィルタ120からの気流が磁気ディスク101の外縁部分101a付近の間隙102aに流出するのを防ぐ。
このように、気流ガイド200の案内部201を気流の回転方向に湾曲させることによって、循環フィルタ120を通過した気流を磁気ディスク101下面に発生する気流に導きやすくなる。これによって、循環フィルタ120を通過した気流が磁気ディスク101外縁部分101a付近の間隙102aを上昇するのをより確実に防ぐことができ、磁気ディスク101のフラッタをより確実に抑制することが可能となる。また、図8に示された案内部201の開口幅は案内部131の開口幅に比べて狭いように図示されている。アーチ状の案内部201の開口幅は、特に限定されないので、所望の気流の流出量、塵埃の捕集効果等に応じて設計される。
発明の実施の形態3.
発明の実施の形態1においては、気流ガイド121によって気流を磁気ディスク101の下面においてガイドしたが、気流を磁気ディスク101の上面においてガイドしてもよい。本実施の形態における気流ガイド210が、図9に示されている。磁気ディスク101上面においては、トップ・カバー117下面との間で、磁気ディスク101の回転にともなって回転する気流が発生している。この気流の回転方向は磁気ディスク101の回転方向である。図9に示すように、この気流ガイド210の案内部211は、磁気ディスク101の上面にガイドし、流出口212から気流を流出する。これによって、案内部211は、循環フィルタ120からの気流を、この磁気ディスク101上面とトップ・カバー117との間で磁気ディスク101の回転方向に回転する気流へと導く。このとき、遮断部213は、循環フィルタ120からの気流が磁気ディスク101の外縁部分101a付近の間隙102aに流出するのを防ぐ。
このように、磁気ディスク101の上面に気流を導く場合であっても、磁気ディスク101の外縁部分101a付近の間隙102aを気流が通らないので、この気流によって磁気ディスク101が指導するのを防ぐことができ、フラッタ抑制の効果を得ることができる。また、図9に示す案内部211の突出端は、発明の実施の形態2における案内部201と同様に、磁気ディスク101上面の気流の回転方向を向いている。従って、案内部211においても、案内部201と同様の効果を得ることができる。
発明の実施の形態4.
発明の実施の形態4における気流ガイド220が、図10に示されている。図10に示された気流ガイド220は、HDD100が複数枚の磁気ディスク(図10には図示せず)を備えた場合である。具体的には、この気流ガイド220は、筒状の複数の案内部221a,221b,221cを備え、これらは上下(ベース102とトップ・カバー117との間)に配置されている。筒状の案内部221a,221b,221cに流出口222a,222b,222cが形成されている。また、各案内部221a,221b,221cを連結する部分で、これら流出口222a,222b,222cを除いた部分が、遮断部として機能している。これらの案内部221a,221bの間、案内部221b,221cの間それぞれに、単数枚の磁気ディスクが配置される。また、本実施の形態における気流ガイド220には遮断部が設けられず、案内部221aが最上段に設けられているが、これに限らず、最上段に遮断部133と同様の遮断部を設けてもよい。
このように、複数の案内部221a,221b,221cによって各磁気ディスクの間に、循環フィルタ120を通過した気流を導くことができ、各磁気ディスクの外縁部分101aの間隙102aを気流が通過しないようにすることができる。これによって、複数枚の磁気ディスクであっても、磁気ディスクのフラッタを抑制することができる。特に、本実施の形態における案内部221a,221b,221cは、筒状の形状を有するので、循環フィルタ120からの気流を磁気ディスクの中心側へと確実に導くことができる。
発明の実施の形態5.
発明の実施の形態4における案内部221a,221b,221cは、筒状の形状を有したが、これに限らず、磁気ディスクの外縁部分101aよりも中心側に気流を導くことができる形状であればよい。本実施の形態における気流ガイド230が、図11に示されている。この気流ガイド230の案内部231a,231b,231cは、筒状ではなく、上面若しくは下面がないトレイ状のものである。トレイ状の案内部231a,231b,231cに流出口232a,232b,232cが形成されている。また、各案内部231a,231b,231cを連結する部分で、これら流出口232a,232b,232cを除いた部分が、遮断部として機能している。このような構造の気流ガイド230によっても、上記の各実施の形態と同様の効果を得ることができ、磁気ディスクのフラッタを抑制することが可能となる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態に係るHDDの概略構成を示すための上面図である。 本発明の実施の形態に係るHDDのベースにおける気流ガイドが配置される部位を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るHDDのベースにおける気流ガイドが配置される部位を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るHDDにおける気流ガイドを拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るHDDにおける気流ガイドを拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るHDDにおける気流ガイドの流入口から流入した気流が流出口から流出する様子を説明する模式図である。 本発明の実施の形態に係るHDDにおける気流ガイドの流入口から流入した気流が流出口から流出する様子を説明する模式図である。 本発明の実施の形態に係るHDDのベースにおける他の気流ガイドが配置される部位を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るHDDのベースにおける他の気流ガイドが配置される部位を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るHDDのベースにおける他の気流ガイドが配置される部位を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るHDDのベースにおける他の気流ガイドが配置される部位を拡大して示す斜視図である。 従来のHDDにおける流入口から流入した気流が流出口から流出する様子を説明する模式図である。
符号の説明
100…ハードディスク・ドライブ(HDD)
101…磁気ディスク
101a…外縁部分
102…ベース
102a…間隙
103…スピンドル・モータ
104…ハブ
105…ヘッド(磁気ヘッド)
106…アクチュエータ
107…回動軸
108…アクチュエータ・アーム
109…ボイス・コイル・モータ
110…サスペンション
111…ヘッド・アーム
112…コイル・サポート
112a,112b…コイル・サポート・アーム
113…フラットコイル
114…上側ステータ・マグネット保持板
115…ランプ機構
116…タブ
117…トップ・カバー
118…ガスケット
119…整流壁
120…循環フィルタ
121…気流ガイド
122,123…格納部
131…案内部
132…流出口
133…遮断部
134…フィルタ・ケース
135…嵌合凹部
136…流入口
137a,137b…挟持突起
200…気流ガイド
201…案内部
202…流出口
203…遮断部
210…気流ガイド
211…案内部
212…流出口
213…遮断部
220…気流ガイド
221a,221b,221c…案内部
222a,222b,222c…流出口
230…気流ガイド
231a,231b,231c…案内部
232a,232b,232c…流出口

Claims (9)

  1. 回転するディスクと、
    前記ディスクを収納するベースと、
    前記ディスクを前記ベース内に密閉し、エンクロージャを形成するトップ・カバーと、
    前記ディスクの外側に配置され、前記エンクロージャ内において塵埃を捕らえる循環フィルタと、
    前記循環フィルタから流出した気流を前記ディスクの外縁部分よりも中心側に導く気流ガイドと、
    を備えるディスク装置。
  2. 前記気流ガイドは、前記ディスクの外縁部分付近に設けられ、前記外縁部分付近に流出する気流を遮断する遮断部を有する、
    請求項1記載のディスク装置。
  3. 前記気流ガイドは、前記ディスクの外縁部分付近に配置され、前記ディスクの中心側に突出する案内部を有する、
    請求項1又は2記載のディスク装置。
  4. 前記案内部は、前記ディスクの回転にともなって発生する気流の回転方向に湾曲する、
    請求項3記載のディスク装置。
  5. 前記気流ガイドは、前記ディスクの下面において前記循環フィルタから流出した気流を導く、
    請求項1乃至4のいずれかに記載のディスク装置。
  6. 前記気流ガイドは、前記ディスクの上面と前記トップ・カバーの下面との間において前記循環フィルタから流出した気流を導く、
    請求項1乃至4のいずれかに記載のディスク装置。
  7. 複数の前記ディスクと、複数の前記気流ガイドとを備え、
    前記複数の気流ガイドは、前記複数のディスクの間において前記気流を導く、
    請求項1乃至6のいずれかに記載のディスク装置。
  8. 前記遮断部は、前記案内部と一体形成されている、
    請求項3又は4記載のディスク装置。
  9. ディスクと、
    前記ディスクを収納するベースと、
    前記ディスクを前記ベース内に密閉し、エンクロージャを形成するトップ・カバーと、
    前記エンクロージャ内において前記ディスクの中心付近に配置され、前記ディスクを回転させるスピンドル・モータと、
    前記ディスクの外側に配置され、前記エンクロージャ内において塵埃を捕らえる循環フィルタと、
    前記ディスクの外縁部分付近に設けられ、前記外縁部分付近に流出する気流を遮断する遮断部と、前記遮断部より前記ディスクの中心側に突出する案内部とを有する気流ガイドと、
    を備えるディスク装置。
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