JP2011170954A - ハードディスクドライブ用の、潤滑油制御ダムを備えたabs - Google Patents

ハードディスクドライブ用の、潤滑油制御ダムを備えたabs Download PDF

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Abstract

【課題】ハードディスクドライブ用の、潤滑油制御ダムを備えたABSを提供する。
【解決手段】ハードディスクドライブにおいて潤滑油を制御するための方法および装置である。ハードディスクドライブは、ヘッドスライダとの偶発的な接触からディスクを保護するために、ディスク上に潤滑油を含むことが多い。本発明の実施形態には、ヘッドスライダの空気ベアリング面(ABS)上の潤滑油制御表面またはダムが含まれる。ダムは、ABS上の空気流を方向転換し、かつ/またはディスクからヘッドスライダへ移動する過度の潤滑油を方向転換する。過度の潤滑油を方向転換することによって、潤滑油制御ダムは、潤滑油を除去または貯蔵し、潤滑油がABSまたはヘッドの読み出し/書き込み要素を妨害する結果として生じる可能性がある障害を回避する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、一般にハードディスクドライブの分野に関する。より具体的には、本発明の実施形態は、ハードディスクドライブのヘッドスライダにおける潤滑油移動を制御する方法および装置に関する。
ハードディスクドライブは、多くのコンピュータシステム動作において用いられている。実際に、多くのコンピューティングシステムが、ある種のハードディスクドライブと共に動作し、最も基本的なコンピューティング情報、例えばブーツ動作、オペレーティングシステム、アプリケーション等を記憶する。一般に、ハードディスクドライブは、取り外し可能であっても可能でなくてもよいが、それなしには、いくつかのコンピューティングシステムが動作できない装置である。
1つの基本的なハードディスクドライブモデルが、約40年前に開発されたが、いくつかの点でレコードプレーヤタイプの装置に似ている。例えば、ハードドライブモデルには、標準回転速度で回る記憶ディスクまたはハードディスクが含まれる。アクチュエータアームまたはスライダを利用して、ディスク全体に達する。アームは、ディスク上の位置からまたは位置へ情報を読み出し/書き込むために、磁気読み出し/書き込みトランスデューサまたはヘッドを有する。完全なアセンブリ、例えばアームおよびヘッドは、ヘッドジンバルアセンブリ(HGA)と呼ばれる。ディスク、HGA、スピンドル、ハウジング、およびハウジング内の他の部分からなるアセンブリは、ヘッドディスクアセンブリまたはHDAと呼ばれる。
動作において、ハードディスクは、中央ドライブハブを有するスピンドルモータアセンブリを介して所定の速度で回転する。さらに、ディスクの両端にわたって周知の間隔で、チャネルまたはトラックが離間配置されている。最新の実施形態は、同心円トラックに信号領域を配置するが、しかし螺旋状または不規則な閉鎖もしくは開放経路などの他の設計が、可能であり有用である。特定の部分またはトラックの読み出し要求が受信された場合には、ハードディスクは、アームを介して、特定のトラック位置上にヘッドを位置合わせし、ヘッドは、ディスクから情報を読み出す。特定の部分またはトラックへの書き込み要求が受信された場合には、同じ方法で、ハードディスクは、アームを介して、特定のトラック位置上にヘッドを位置合わせし、ヘッドは、ディスクに情報を書き込む。ディスクおよびヘッドの洗練によって、ハードディスクドライブのサイズにおける低減がもたらされた。例えば、オリジナルのハードディスクドライブにおけるディスク径は、24インチだった。最近のハードディスクドライブは、はるかに小さく、2.5インチ未満のディスク径を含む。
絶えず増加するデータ記憶の必要性が、いくつかのディスクドライブメーカーに、ドライブに記憶されるデータ量を着実に増加させてきた。機械的な考慮、放射される可聴ノイズの制限、所要電力および他の要因によって、単一ドライブに経済的に組み合わせることができるディスクの数が制限される。したがって、ディスクドライブ技術は、一般に、ヘッドを媒体表面により近く配置することによって、各ディスク表面に記憶されるデータ量を増加させることに集中してきた。しかしながら、ヘッドコンポーネントと動いている媒体表面との間の意図しない接触を回避するように、注意しなければならない。
典型的には、ヘッドは、軽くばねで留められている。ばね張力は、媒体平面に対して垂直であり、媒体表面に対して反対方向を向いている。空気ベアリングが、次のようにヘッドおよび媒体表面を離隔する。すなわち、媒体がヘッドに対して移動するにつれて、空気が、媒体表面に隣接するヘッドの表面における特に設計されたチャネルを通し、ディスク表面によって引き込まれる。ヘッドの表面およびそこに含まれるチャネルは、集合的に空気ベアリング面(ABS)と呼ばれるが、次のように設計される。すなわち、ヘッドを媒体表面との直接的接触から遠ざけ、事実上、媒体表面上にヘッドを浮上させる空気圧の増加した領域を、ABSと媒体表面との間に生成するように設計される。ヘッドABSおよび媒体表面の離隔は、一般に浮上高さと呼ばれるが、複雑な現象であり、主に、空気密度、ばね予負荷、ヘッドと媒体表面との間の相対速度、および媒体表面に隣接するヘッド空気ベアリング面に存在するチャネルパターンの関数である。特定のヘッド−ディスク組み合わせが、正確には所望の離隔距離で浮上しないことが、ヘッド−ディスクインターフェース設計の当業者には周知である。機械的許容誤差における差異、ばね張力および他の要因は、一般的には平均浮上高さを中心に、ほぼ正規の統計的な浮上高さ母集団分布に帰着する。さらに、ヘッドおよびその取り付けジンバルは、媒体表面に対して望ましい姿勢(例えば、静的および動的ピッチおよび回転)からヘッドを逸脱させる可能性がある機械的許容誤差、空気力学的な力、慣性力の影響を受ける。これは、空気ベアリング面のいくつかのエリアを、媒体表面のより近くに、またはそこからさらに遠くへ移動させる可能性がある。
本発明に関連する先行技術として、例えば特許文献1,2が挙げられる。
特開2004−164771号公報 米国特許第7230797号公報
したがって、必要なものは、潤滑油汚染の存在下であっても、極端に低い浮上高さで確実に機能し続ける空気ベアリング面(ABS)設計である。
一実施形態において、本発明は、ハードディスクドライブのヘッドスライダ上の潤滑油移動を制御する方法であって、このヘッドスライダが、前縁、2つの側縁、後縁、および空気ベアリング面(ABS)を有し、前縁、2つの側縁、および後縁が、ABSの周囲を画定する方法である。この方法には、ABS上に後パッドを設けることであって、後パッドが、後縁に隣接することと、ABS上に前パッドを設けることであって、前パッドが前縁に隣接することと、横方向に延びるチャネルを、後パッドと前パッドとの間に配置して設けることと、横方向に延びるダムを、横方向に延びるチャネルと前パッドとの間に配置して設けることであって、横方向に延びるダムが、上面および1つまたは複数の側壁によって画定され、横方向に延びるダムが、ABS上の空気流を方向転換すること、潤滑油流を方向転換すること、および潤滑油を貯蔵することの少なくとも1つを実行するような大きさおよび配置にされ、横方向に延びるチャネルのフロアが、基準レベルを画定し、前パッドおよび後パッドが、基準レベルより上の第1の高さにあることと、が含まれる。
別の実施形態において、本発明は、ハードディスクドライブのヘッドスライダである。ヘッドスライダには、前縁、2つの側縁、後縁、および空気ベアリング面(ABS)が含まれ、前縁、2つの側縁、および後縁が、ABSの周囲を画定する。ABSは、後縁に隣接する後パッドと、前縁に隣接する前パッドと、後パッドと前パッドとの間に配置された、横方向に延びるチャネルと、横方向に延びるチャネルと前パッドとの間に配置された、横方向に延びるダムであって、上面および1つまたは複数の側壁によって画定される、横方向に延びるダムと、を有し、横方向に延びるダムは、ABS上の空気流を方向転換すること、潤滑油流を方向転換すること、および潤滑油を貯蔵することの少なくとも1つを実行するような大きさおよび配置にされ、横方向に延びるチャネルのフロアが、基準レベルにあり、前パッドおよび後パッドは、基準レベルより上の第1の高さにある。
さらなる実施形態において、本発明は、ディスク、すなわちその上に潤滑油を含むディスクと、ヘッドスライダと、を含むハードディスクドライブである。ヘッドスライダには、前縁と、2つの側縁と、後縁と、空気ベアリング面(ABS)であって、前縁、2つの側縁および後縁がABSの周囲を画定する空気ベアリング面(ABS)と、が含まれる。ABSは、後縁に隣接する後パッドと、前縁に隣接する前パッドと、後パッドと前パッドとの間に配置された、横方向に延びるチャネルと、横方向に延びるチャネルと前パッドとの間に配置された、横方向に延びるダムであって、上面および1つまたは複数の側壁によって画定される、横方向に延びるダムと、を有し、横方向に延びるダムは、ABS上の空気流を方向転換すること、潤滑油流を方向転換すること、および潤滑油を貯蔵することの少なくとも1つを実行するような大きさおよび配置にされ、横方向に延びるチャネルのフロアが、基準レベルにあり、前パッドおよび後パッドは、基準レベルより上の第1の高さにある。
本発明の上記の特徴を詳細に理解することができる方法、上記で簡潔に要約した本発明の詳細で具体的な説明を、実施形態を参照することによって理解しうるために、実施形態のいくつかが添付の図面に示されている。しかしながら、添付の図面、本発明の単に典型的な実施形態だけを示し、したがって本発明の範囲を限定するように見なすべきではないことに留意されたい。なぜなら、本発明は、他の等しく効果的な実施形態も可能にするからである。
本発明の実施形態に従って、磁気ディスクと、アクチュエータに実装されたヘッドスライダと、を有する例示的なディスクドライブを示す。 本発明の実施形態による、図1のディスクドライブのヘッドスライダおよび磁気ディスクの側面図である。 本発明の実施形態による、ヘッドスライダの空気ベアリング面(ABS)を示す、図1および2のヘッドスライダにおける底部の平面図である。 本発明の実施形態による、隆起表面を含むヘッドスライダ空気ベアリング面(ABS)を示す、図1および2のヘッドスライダにおける底部の平面図である。 線5−5を通して得られた図4のヘッドスライダの一部の拡大断面図である。
以下において、本発明の実施形態に言及する。しかしながら、本発明が、説明される特定の実施形態に限定されないことを理解されたい。そうではなく、以下の特徴および要素の任意の組み合わせは、異なる実施形態に関連していてもしていなくても、本発明を実現および実施するものと考えられている。さらに、本発明の実施形態は、他の可能な解決法および/または先行技術に勝る利点を達成可能であるけれども、特定の利点が、所与の実施形態によって達成されるかどうかは、本発明の限定とはならない。したがって、以下の態様、特徴、実施形態および利点は、単に実例であり、特許請求の範囲に明示的に挙げられている場合を除いて、添付の特許請求の範囲の要素または限定とは見なされない。同様に、「本発明」への言及は、本明細書に開示されるいずれかの発明的主題の一般化として解釈すべきではなく、かつ特許請求の範囲に明示的に挙げられている場合を除いて、添付の特許請求の範囲の要素または限定と見なすべきではない。
上記のように、浮上高さは、多くの理由で変動する可能性がある。浮上高さを低下させることは、取り出される信号の信号対雑音比を有利に向上させる一方で、ディスクドライブ信頼性の低下に望ましくなくつながり得る。かかる信頼性低下は、粒子または潤滑油汚染の存在下で生じる可能性がある。粒子汚染には、ドライブコンポーネントからの摩耗粒子および/または周辺環境からの空気汚染を含むことができる。潤滑油汚染は、ディスク表面上の保護潤滑油がヘッドスライダ表面ヘ移動することから生じる可能性がある。かかる潤滑油汚染物質は、空気ベアリング面に蓄積する可能性がある。潤滑油汚染物質の蓄積は、空気流を乱し、かくして、ヘッドを所望より高くもしくは低く、または媒体表面に対して所望とは異なる向きに浮上させる可能性がある。潤滑油蓄積はまた、狭い浮上高さの空隙を埋める可能性がある。これは、ヘッドと媒体との間の付着物および接触につながり得る。結果として生じる接触は、ヘッドスライダヘのより多くの潤滑油の移動を引き起こす可能性があり、これは、さらに汚染を悪化させる可能性がある。これは、この方法で急速に発生し得るドライブ障害につながる可能性がある。
ヘッドスライダのABS上に拾い上げられた潤滑油は、ヘッドスライダがディスク表面の上方を「浮上」している間に存在する空気せん断応力ゆえに、ヘッドスライダの後縁の方ヘ移動する。さらに、後縁に堆積された潤滑油は、ABSへ逆に移動する可能性がある。往々にして、読み出し/書き込みヘッドは、後縁に近いパッド上にある。したがって、潤滑油蓄積は、読み出し/書き込みヘッドトランスデューサ要素近くに集中する可能性がある。トランスデューサ要素の多くのコンポーネントは、著しい強磁性を有する。したがって、ドライブ読み出し要素の磁気感度は歪められ低減される場合があり、これは、信号対雑音比の低下およびドライブ障害につながり得る。光ドライブでは、潤滑油は、光路を歪め、かつ/または塞ぐ場合があり、これは、貧弱な性能に帰着する可能性がある。
本発明の実施形態は、ハードディスクドライブにおけるヘッドスライダ用の潤滑油制御方法および装置を提供する。一実施形態は、ABSにおいて空気流を方向転換し、潤滑油流を方向転換し、かつ過度の潤滑油を貯蔵するかまたは閉じ込めるための1つまたは複数の隆起表面を有する空気ベアリング面(ABS)を提供する。したがって、本発明の実施形態によって、ABSにおける潤滑油蓄積なしに(または比較的少なく)、ディスク表面に対してABSを効果的に配置することが可能になる。付着物、ヘッド−ディスク接触、トランスデューサ信号対雑音比の低下、および潤滑油蓄積の他の有害な結果は、本発明の実施形態による1つまたは複数の凹部で防止される。
図1は、ハウジング12を含む磁気ハードディスクドライブ10の一実施形態を示すが、このハウジング12内では、磁気ディスク14がクランプによってスピンドルモータ(SPM)に固定されている。SPMは、ある一定の速度で回転するように磁気ディスク14を駆動する。ヘッドスライダ18は、磁気ディスク14の記録領域にアクセスする。ヘッドスライダ18は、ヘッド要素区分と、ヘッド要素区分が固定されるスライダと、を有する。ヘッドスライダ18には、磁気ディスク14上方におけるヘッドの浮上高さを調整する浮上高さ制御部が設けられている。アクチュエータ16は、ヘッドスライダ18を担持する。図1において、アクチュエータ16は、ピボットシャフトによって回動可能に保持され、駆動機構としてのボイスコイルモータ(VCM)17の駆動力によってピボットシャフトの回りを回動される。アクチュエータ16は、磁気ディスク14の半径方向に回動され、ヘッドスライダ18を所望の位置に移動させる。回転している磁気ディスク14と、磁気ディスク14に面するヘッドスライダの空気ベアリング面(ABS)との間の空気の粘性ゆえに、圧力が、ヘッドスライダ18に作用する。ヘッドスライダ18は、空気と、磁気ディスク14の方へアクチュエータ16によって印加される力との間のバランスを取るこの圧力の結果として、磁気ディスク14上方に低く浮上する。いくつかの実施形態では、ヘッドスライダ18は、ディスク14上方を「浮上する」スライダヘッドとは対照的に、実際にディスク14に接触する隆起領域または部分(パッドなど)を有してもよい。いくつかの実施形態では、ディスクドライブ10にはランプ19を含んでもよく、ヘッドスライダ18は、ディスクドライブ10が動作中でなく、ディスク14が回転していない場合には、このランプ19に置かれる。
図2は、図1のヘッドスライダ18および磁気ディスク14の側面図である。磁気ディスク14は、矢印Aの方向に移動しており、同じ方向に空気流を引き起こす。この空気流は、ヘッドスライダ18の空気ベアリング面(ABS)21上を流れ、上記のリフト圧力を生成する。一実施形態において、ヘッドスライダ18には、前パッド22および後パッド24などの隆起領域、ならびに横断または横方向チャネル23などの凹部領域が含まれる。この実施形態において凹部領域、すなわち横方向チャネル23は、ディスク14から最も遠いABSの表面であり、下記のようにABSの基準レベルを画定するフロアを含む。後パッド24は、一実施形態においてヘッドスライダ18の後縁26に隣接し、かつ後縁26に比べて中央に位置しているが、さらに、磁気ディスク14にデータを書き込み、かつそこからデータを読み出す読み出し/書き込みヘッドを含んでもよい。前パッド22は、一実施形態において、ヘッドスライダ18の前縁(図3の39)に隣接し、かつ前縁に比べて中央に位置している。ディスク14は、その上面上に潤滑油28を有して、ディスクドライブのヘッドスライダ18および/または他のコンポーネントとの接触からディスク14を保護する。動作中に、潤滑油28は、ヘッドスライダ18上に移動する可能性がある。28'のラベルが付けられた潤滑油など、ヘッドスライダ18の前部における潤滑油は、それが、ヘッドスライダ18のABS上を流れる空気によって影響されると、ヘッドスライダ18の後縁26の方へ移動する。潤滑油は、潤滑油28''によって示すように、横方向チャネル23を含むABSの様々な領域に集まる。ヘッドスライダ18の横方向チャネル23における潤滑油の28''は、後パッド24上に流れて、読み出し/書き込みヘッドの読み出しおよび書き込み要素または他の機能部分を妨げる可能性がある。
図3は、ヘッドスライダの空気ベアリング面(ABS)から、図1および2のヘッドスライダ18の底部の一実施形態を示す。ヘッドスライダ18には、前縁39、後縁26、ならびに側縁35および37が含まれ、これらが、ABSの周囲を画定する。ABSには、基準レベルにおけるフロアを有する第1の凹部表面23が含まれ、これらの第1の凹部表面23は、いくつかの実施形態において、(図2で見られる)ディスク14から最も遠い距離における表面である。第2の表面32は、凹部表面23(基準レベル)より上の第1の高さにあり、ディスク14により接近している。前パッド22および後パッド24などの第3の隆起表面は、第1の高さより上の第2の高さにある。いくつかの実施形態において、表面34は、第1および第2の高さの間の高さに含まれる。図3および4に示すような実施形態において、第1の凹部表面23は、ヘッドスライダ18の一側35から、ヘッドスライダ18の他側37へ横方向に延びるチャネルを形成する。横方向に延びるチャネル23には前面38が含まれ、前面38においてチャネル23は第2の表面32と出会う。
前パッド22および後パッド24など、最も高い第2の高さ(ディスクに最も接近している)における隆起表面は、空気支持面の役割をする。いくつかの実施形態において、側部パッド36など、第2の高さにおける他の空気支持面が含まれる。また、図3および4に示す実施形態において、アームが、後パッド24および側部パッド36を接続する。両方のアームには、縦方向に延びる部分33および横方向に延びる部分31が含まれる。図3および4に示すような表面の配置が、ヘッドスライダのABSに存在可能な隆起および凹部表面の単に1つの特定の配置であること、および本発明の観点から見て限定的と考えるべきでなく、単に例として本明細書に提示されているだけであることを理解されたい。空気がABS面上を流れるとき、ディスク14から拾い上げられた潤滑油の収集点としての役割をするある領域がある(図2を参照)。多すぎる潤滑油がこれらの領域で収集された場合には、潤滑油は、本発明の一実施形態では後パッド24に実装される読み出し/書き込みヘッド(図示せず)の読み出し/書き込み要素または他の機能部分に影響する可能性がある。
図4は、ヘッドスライダの空気ベアリング面(ABS)から、図1および2のヘッドスライダ18'の底部の別の実施形態を示す。図3のヘッドスライダ実施形態に関連して説明したように、図4におけるABSには、基準レベルにおける第1の凹部表面23が含まれるが、これらの第1の凹部表面23は、(図2に見られるように)ディスク14から最も遠い距離における表面である。第2の表面32は、凹部表面23(基準レベル)より上の第1の高さにあり、ディスク14により接近している。前パッド22および後パッド24などの第3の隆起表面は、第1の高さより上の第2の高さにある。いくつかの実施形態において、表面34は、第1および第2の高さの間の高さに含まれる。図3および4に示すような実施形態において、第1の凹部表面23は、ヘッドスライダ18の一側35から、ヘッドスライダ18の他側37への横方向に延びるチャネルを形成する。前パッド22および後パッド24など、最も高い第2の高さ(ディスクに最も接近している)の隆起表面は、空気支持面の役割をする。いくつかの実施形態では、側部パッド36など、第2の高さにおける他の空気支持面が含まれる。また、図3および4に示す実施形態において、アームが、後パッド24および側部パッド36を接続する。両方のアームには、縦方向に延びる部分33および横方向に延びる部分31が含まれる。
図4に示すように、ヘッドスライダ18'には、ABSにおいて空気流を方向転換し、潤滑油流を方向転換し、かつ過度の潤滑油を貯蔵するかまたは閉じ込めるような大きさまたは配置にされた、横方向に延びるダム40の形態をした隆起表面の一実施形態が含まれる。ディスク14から拾い上げられた潤滑油は、ABSの様々な領域に集まる可能性があり、かつ前述のように、パッド24へと後に移動して、潤滑油が、読み出し/書き込みヘッドの読み出しおよび書き込み要素または他の機能部分に影響する可能性がある。横方向に延びるダム40を設けることによって、横方向に延びるダム40が空気流(矢印Bとして示される)をヘッドスライダ18'の側部37に向けるという点において、この有害な結果を緩和し得る。矢印Bはまた、横方向に延びるダム40の前の潤滑油流を示す。横方向に延びるダム40は、潤滑油をABS面から離れるように導き、潤滑油がこの領域を通って前後に流れるのを防止する。
図4の実施形態において、横方向に延びるダム40は、横方向に延びるチャネル23に隣接する第1の細長い側部44、前パッドに面する第2の細長い側部42、および側縁35、37にそれぞれ隣接する2つの側部46、48を有する細長い隆起領域である。側縁35は、ディスク14の外縁に面し、一方で側縁37は、ディスク14の中心に面する(図1を参照)。ダム40は、幅wを有し、かつヘッドスライダ18'の側縁35および37の距離d内で横方向に延びる。横方向に延びるダム40の幅は、約2μm〜約100μmである。幅は、横方向に延びるダム40の長さに沿って変化してもよく、または代替として、横方向に延びるダム40の長さに沿って一定であってもよい。ヘッドスライダ18'の側縁35および37から、横方向に延びるダム40までの距離dは、(側縁と一列に整列した)0μm〜約650μmである。一方の側縁と、横方向に延びるダム40と、他方の側縁との間の距離は、同じであってもよく、または代替として、横方向に延びるダム40は、他方より一方に接近して延びてもよい。
実例では、図4は、ダム40を曲線として示す。しかしながら、いくつかの実施形態において、ダム40は、直線であってもよい。さらに、いくつかの実施形態において、ダム40は、前縁39および後縁26と平行であってもよく、一方で他の実施形態において、ダム40は、前縁39および後縁26に対して傾斜される。図4の実施形態において、ダムの第1の細長い側部44は、横方向に延びるチャネル23の前面38と一列に整列される。他の実施形態において、第1の細長い側部44は、横方向に延びるチャネル23の前面38より前縁39へより接近して、図5に関して以下で説明するように、第2の高さにおける第2の表面32のストラップが、第1の細長い側部44と、横方向に延びるチャネル23の前面38との間に延びるようにしてもよい。
図5は、図4の線5−5を通る断面図であり、ABSの様々な表面の相対的高さ(正確な縮尺ではない)を示す。高さは、基準レベル(図2に見られるように、ディスク14から最も遠い距離)にある第1の凹部表面23(横方向に延びるチャネル)を基準にして記載されている。第2の表面32は、ディスク14により近い第1の高さにあり、距離d1だけ基準レベルより上にある。一実施形態において、d1は、約10μm〜約20μmである。いくつかの実施形態において、前パッド22および後パッド24などの第3の隆起表面は、基準レベルより上の第2の高さd4にある。第2の高さは、第1の高さより上にある。一実施形態において、d4は、約10μm〜約20μmである。いくつかの実施形態において、表面34が、第1および第2の高さの間の高さd2において含まれる。一実施形態において、d2は、約10μm〜約20μmである。図3および4に示すような実施形態において、第1の凹部表面23は、ヘッドスライダ18の一側35からヘッドスライダ18の他側37への横方向に延びるチャネルを形成する。前パッド22および後パッド24など、最も高い第2の高さ(ディスクに最も接近している)における隆起表面は、空気支持面の役割をする。いくつかの実施形態において、側部パッド36など、第2の高さにおける他の空気支持面が含まれる。また、図3および4に示す実施形態において、アームが、後パッド24および側部パッド36を接続する。両方のアームには、縦方向に延びる部分33および横方向に延びる部分31が含まれる。
また、図5には、ダム40の相対的高さが示されている。ダム40には、第1の凹部表面23より上の高さd3にある上面50が含まれる。一実施形態において、d3は、10μm〜20μmである。ダムの側壁は、第2の高さd1から上面50へ延びる。いくつかの実施形態において、上面50は比較的平坦であり、一方で他の実施形態において、上面の高さd3は、ダム40の幅、ダム40の長さ、または両方に沿って変化してもよい。図5に示す実施形態において、ダム40の第1の細長い側部44は、横方向に延びるチャネル23の前面38より前縁39へより接近して、第2の高さにおける第2の表面32'のストリップが、第1の細長い側部44と横方向に延びるチャネル23の前面38との間に延びるようにする。一実施形態において、ダム40の第1の細長い側部44と、横方向に延びるチャネル23の前面38との間の距離は、約0μm(それらが一列に整列された場合)〜約200μmである。他の実施形態において、図4に示すように、ダム40の第1の細長い側部44、および横方向に延びるチャネル23の前面38は、互いに一列に整列される。図は、ダム40の側部42、44、46および48を、上面50に対して直角に示しているが、他の実施形態において、側部は、傾斜するか、または曲線であってもよい。
上記は、本発明の実施形態に関するが、本発明の他の、およびさらなる実施形態が、本発明の基本的な範囲から逸脱せずに考案可能であり、それらの範囲は、添付の特許請求の範囲によって決定される。
10 磁気ハードディスクドライブ
12 ハウジング
14 磁気ディスク
16 アクチュエータ
17 ボイスコイルモータ
18 ヘッドスライダ
18' ヘッドスライダ
19 ランプ
21 空気ベアリング面(ABS)
22 前パッド
23 横方向に延びるチャネル
24 後パッド
26 後縁
28 潤滑油
28' 潤滑油
28'' 潤滑油
31 横方向に延びる部分
32 第2の表面
33 縦方向に延びる部分
34 表面
35 側縁
36 側部パッド
37 側縁、ヘッドスライダの他側
38 前面
39 前縁
40 横方向に延びるダム
42 第2の細長い側部
44 第1の細長い側部
46 側部
48 側部
50 上面

Claims (18)

  1. ハードディスクドライブのヘッドスライダ上の潤滑油移動を制御する方法であって、前記ヘッドスライダが、前縁、2つの側縁、後縁、および空気ベアリング面(ABS)を有し、前記前縁、2つの側縁、および前記後縁が、前記ABSの周囲を画定し、
    前記方法は、
    前記ABS上に後パッドを設けることであって、前記後パッドが前記後縁に隣接することと、
    前記ABS上に前パッドを設けることであって、前記前パッドが前記前縁に隣接することと、
    横方向に延びるチャネルを前記後パッドと前記前パッドとの間に配置して設けることと、
    横方向に延びるダムを前記横方向に延びるチャネルと前記前パッドとの間に配置して設けることであって、前記横方向に延びるダムが、上面および1つまたは複数の側壁によって画定され、前記横方向に延びるダムが、前記ABS上の空気流を方向転換すること、潤滑油流を方向転換すること、および潤滑油を貯蔵することの少なくとも1つを実行するような大きさおよび配置にされ、前記横方向に延びるチャネルのフロアが、基準レベルを画定し、前記前パッドおよび前記後パッドが、前記基準レベルより上の第1の高さにあることと、
    を含む方法。
  2. 前記横方向に延びるダムが、前記ヘッドスライダの前記後縁とほぼ平行に延びる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記横方向に延びるダムの前記1つまたは複数の側壁が、
    前記横方向に延びるチャネルに隣接する第1の細長い側部と、
    前記前パッドに面する第2の細長い側部と、
    前記ヘッドスライダの前記側縁に隣接する2つの側部と、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記横方向に延びるダムが、前記第1および第2の細長い側部間の、2μm〜100μmの幅を有する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の細長い側部が、前記横方向に延びるチャネルの前面から、0μm〜200μm離れて配置される、請求項3に記載の方法。
  6. 前記第1の細長い側部が、前記横方向に延びるチャネルの前面と一列に整列される、請求項3に記載の方法。
  7. 前記2つの側部が、前記側縁から0μm〜650μm離れている、請求項3に記載の方法。
  8. 前記横方向に延びるダムの前記上面が、前記基準レベルの10μm〜20μm上にある、請求項1に記載の方法。
  9. ハードディスクドライブのヘッドスライダであって、
    前縁と、
    2つの側縁と、
    後縁と、
    空気ベアリング面(ABS)であって、前記前縁、2つの側縁、および前記後縁が、前記ABSの周囲を画定し、
    前記ABSが、
    前記後縁に隣接する後パッドと、
    前記前縁に隣接する前パッドと、
    前記後パッドと前記前パッドとの間に配置された、横方向に延びるチャネルと、
    前記横方向に延びるチャネルと前パッドとの間に配置された、横方向に延びるダムであって、前記横方向に延びるダムが、上面および1つまたは複数の側壁によって画定され、前記横方向に延びるダムが、前記ABS上の空気流を方向転換すること、潤滑油流を方向転換すること、および潤滑油を貯蔵することの少なくとも1つを実行するような大きさおよび配置にされ、前記横方向に延びるチャネルのフロアが、基準レベルにあり、前記前パッドおよび前記後パッドが、前記基準レベルより上の第1の高さにある、横方向に延びるダムと、
    を含むヘッドスライダ。
  10. 前記横方向に延びるダムが、前記ヘッドスライダの前記後縁とほぼ平行に延びる、請求項9に記載のヘッドスライダ。
  11. 前記横方向に延びるダムの前記1つまたは複数の側壁が、
    前記横方向に延びるチャネルに隣接する第1の細長い側部と、
    前記前パッドに面する第2の細長い側部と、
    前記ヘッドスライダの前記側縁に隣接する2つの側部と、
    を含む、請求項9に記載のヘッドスライダ。
  12. 前記横方向に延びるダムが、前記第1および第2の細長い側部間の、2μm〜100μmの幅を有する、請求項11に記載のヘッドスライダ。
  13. 前記第1の細長い側部が、前記横方向に延びるチャネルの前面から、0μm〜200μm離れて配置される、請求項11に記載のヘッドスライダ。
  14. 前記第1の細長い側部が、前記横方向に延びるチャネルの前面と一列に整列される、請求項11に記載のヘッドスライダ。
  15. 前記2つの側部が、前記ヘッドスライダの前記側縁から0μm〜650μm離れている、請求項11に記載のヘッドスライダ。
  16. 前記少なくとも1つの隆起表面の前記上面が、前記基準レベルの10μm〜20μm上にある、請求項9に記載のヘッドスライダ。
  17. ディスクであって、その上に潤滑油を含むディスクと、
    前縁と、2つの側縁と、後縁と、空気ベアリング面(ABS)であって、前記前縁、2つの側縁、および前記後縁が前記ABSの周囲を画定し、前記ABSが、前記後縁に隣接する後パッドと、前記前縁に隣接する前パッドと、前記後パッドと前記前パッドとの間に配置された、横方向に延びるチャネルと、前記横方向に延びるチャネルと前記前パッドとの間に配置された、横方向に延びるダムであって、前記横方向に延びるダムが、上面および1つまたは複数の側壁によって画定され、前記横方向に延びるダムが、前記ABS上の空気流を方向転換すること、潤滑油流を方向転換すること、および潤滑油を貯蔵することの少なくとも1つを実行するような大きさおよび配置にされ、前記横方向に延びるチャネルのフロアが、基準レベルにあり、前記前パッドおよび前記後パッドが、前記基準レベルより上の第1の高さにある横方向に延びるダムと、を含む空気ベアリング面(ABS)と、を含むヘッドスライダと、
    を含むハードディスクドライブ。
  18. 前記横方向に延びるダムの前記上面が、前記基準レベルの10μm〜20μm上にある、請求項17に記載のハードディスクドライブ。
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